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« 《第4回》陸山会事件公判傍聴記 ── なぜ、池田元秘書は調書にサインしてしまったのか。なぜ、心が折れてしまったのか
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《第5回》陸山会事件公判傍聴記 ── 検事は作家!? 前田元検事が大久保氏についた重大なウソ

3月1日小雨。石川議員の証人尋問が終わったためか、今日は傍聴希望者が少ない。公判も第5回ともなると、報道関係者以外で毎回傍聴しているのも雑誌やフリーランスの記者がほとんどで、くじ引きまでの待ち時間や休憩中に雑談を交わす人も増えてきた。雑談のなかで裁判の行方が話題になることもあるが、媒体によって陸山会事件に関する報道スタンスは様々でも、今後の展開はまだまだ予測不可能という意見が多い。

10時開廷。第5回公判午前の部では池田光智元秘書が検事から反対尋問を受けた。

検事は、政治資金報告書の記載について石川氏や大久保氏と共謀があったとする質問を続けるが、池田氏はさらりと否定。どうも尋問のやりとりが噛み合わず、退屈である。

というのも、検察側の描いている構図は「小沢事務所は完全なタテ組織で、すべて上からの命令で動いている」というものだが、池田氏の証言では、現実の小沢事務所は会計業務の引き継ぎすら最低限の部分しか行われておらず、しかも、石川氏が小沢事務所を退職後に北海道で立候補したので、問題となっている4億円についても詳細は知らなかったという。一連のやりとりを聞いていると、第4回までと同じくように検察側の描いた構図と小沢事務所の実態の格差に驚く。

13時15分、午後の法廷が再開。

大久保隆規元秘書が証言台に立ち、弁護側から質問を受ける。ここでも大久保氏は石川氏や池田氏との共謀を否定。その後、水谷建設の裏献金について聞かれた大久保氏は「断じてありません」と回答。弁護人が「何か言いたいことがありますか」との問いかけに、「水谷建設の社長の尋問があると思いますので、それを聞いてからお話したいと思います」と答える。水谷建設関連については、検察側による水谷建設関係者の証言が終わった後に反論し、それまでは何も答えないようだ。

引き続き、大久保氏が2010年1月の逮捕時に受けた前田恒彦検事(当時)による取り調べの様子を語りはじめる。

ご存じのとおり、前田検事とは郵便不正事件で証拠資料であるフロッピーディスクの更新日付を改ざんして逮捕され、懲戒免職された検事だ。以下、大久保氏と弁護人のやりとり。
(──は弁護人、「」内は大久保氏の発言、※は筆者の補足)

※以下の概要は傍聴人のメモから主要部分のみを抜粋して再構成したものです。

── これまでの公判で石川氏や池田氏の調書を見てどう思いましたか?

「まったく私のときもそうだったなと思いました」

── 石川さんの供述に「大久保さんがそう言っているのであれば、そうかもしれない」とあるが、それを読んだとき、どう思いましたか?

「前田検事にだまされたなあと思いました」

── だまされたとは?

「私は1月30日の調書で石川氏が私に会計について報告していると言われ、前田検事に『その話を受けてあげないと』と言われ、私は石川氏がしのびないとおもって調書のサインに応じたわけです」

── 報告された事実はなかったのですか?

「私はまったく知りませんでした。しかし、(前田検事が)『大久保さんが受けてあげないと』と言われ、1月30日の調書になりました」

── 1月23日の取り調べ報告書には、午後8時〜9時まで中断されています。それはなぜですか?

「その日は、小沢氏の事情聴取がありました」

── (聴取後の小沢氏の会見の)テレビを見るために中断したということですか?

「はい」

── 午後9時から前田検事と何を話しましたか?

「怒気を持って『小沢さんは嘘をついた。小沢さんの無事を祈るよ』と言われました」

── それを聞いてどう思いましたか?

「今回は小沢先生は逮捕されませんでしたけど、これから逮捕されるのではないかと思いました」


ここで検事が異議申し立てをする。

検事:前田検事の調書は証拠採用されておらず、任意性を争うことになっていません。

弁護側もすかさず反論。

弁護人:これまでの証言にあるように、「切り違え尋問」が行われています。最低限、明らかにしないといけない範囲で認めていただければと思います。

捕足。「切り違え尋問」とは、たとえばAとBの両方が否認しているのにAに対して「Bは認めてるぞ」と嘘を言ってAの供述を取り、その後にBに「Aは認めたぞ」といって供述調書を取ること。こういった手法を用いて得られた供述調書は証拠能力が否定される。弁護側は大久保氏、石川氏、池田氏の事情聴取のなかで切り違え尋問が行われていたと主張。大久保氏に前田検事の事情聴取の様子を明らかにさせ、石川氏、池田氏の「切り違い尋問」によってサインを迫られたもので、任意性がないと主張するつもりのようだ。

その後、弁護人と検事の応酬が続く。

そこで裁判官が「いったんお待ち下さい」と言って、裁判官3人が退廷する。検事の異議について協議するつもりのようだ。少しざわつく法廷。

5分後、裁判官3人が法廷に戻ってくる。全員起立し、裁判官に一礼。着席後、裁判官が検察官の異議について発言。

「異議を棄却します」

裁判官は、公判前整理手続きに提出されていた資料でないことをふまえ、最低限の範囲で前田検事の調書について質問することを認めた。

引き続き、大久保氏と弁護人の尋問。

── 小沢氏への捜査を避けたかったのは、どんな理由からですか?

「我々秘書が小沢先生から任されたいたにもかかわらず、こういう事態になったことを申し訳ないと思いました。小沢先生が逮捕されれば重大なことになると思いました」

思わず大きな声になる大久保氏。それに対して弁護人が「ちょっとテンションを抑えて・・」と注意。

── 前田検事の取り調べの時、事務官は同席していましたか

「事務官は席を外していました」

── 前田検事と1対1で事情聴取をしていたのですか

「はい。1対1です」

── びっくりしたことはありましたか?

「ご自身でPCを使って、『これ作家の時間だから』『司馬遼太郎みたいなものだよね』と言っていました。その時に突然『ここで大久保さん登場!』『これはあなたの発言!』と、私の方を指さして発言しました」

前田検事が調書を一人で造りあげていたことを証言する重要な場面なのだが、大久保氏がジェスチャーを交えながら証言するので、法廷に笑いをこらえる声がもれる。大久保氏を最も近い位置で見ていた石川氏も池田氏も、笑いをこらえているようだ・・。一方、裁判官は冷静に「このしぐさが記録に残るようにしてください」と書記官に指示する。

── そのほか、あなたは前田検事にどのようなことを言われたのですか

「『石川さんは大久保さんに累が及ばないようにと話しているのに(大久保氏への報告・了承を認めているということ)、あなたもそうしないといけないでしょ』と言われました」

── 石川さんが大久保さんへ報告したことを認めた調書にサインしたのは2月2日です。大久保さんは、1月30日に調書にサインしたときに前田検事からはそう言われたのですか

「はい。間違いありません」

── 1月30日の調書では、平成17〜19年の報告書については、東京に行った折りに、もしくは盛岡にいたときにFAXなどで池田さんから報告を受けたとなっています

「そのような事実はありません」

── そのような事実がないのに、なぜ調書にサインしたのですか

「『池田さんがそう言っているのであれば、そうなんでしょう』と言いました」

捕足。大久保氏が収支報告書について石川氏と池田氏から報告を受けていたとの調書にサインしたのは1月30日。一方、池田氏は1月29日に「大久保氏に報告していた」との旨の調書にサインしているが、このとき、池田氏は「石川も大久保も報告していたことを認めている」と言われ、サインしていた。つまり、池田氏が調書にサインした時点では、実際には誰も共謀について認めておらず、池田氏の担当検事がウソをついていたということになる。

ちなみに、石川氏が調書にサインするのは2月2日で、前田検事が大久保氏に語った「石川も認めている」という言葉もウソだったということだ。これが、冒頭の大久保氏の発言である「前田検事にだまされた」につながる。この後、さらに前田検事の奇行が証言される。

── 前田検事の聴取で、記憶に残っていることはありますか

「いつもは朝から取り調べがあるのですが、刑務官の呼び出しが遅い日がありました。11時すぎに呼ばれた日のことです。その時、前田検事は目が真っ赤で、お酒に酔っているような感じだったので、『検事さん、どうしたんですか』と聞いたら『朝5時までやっちゃった』と。『大阪から一緒に応援に来ている若い検事と虎ノ門の寿司屋で朝5時まで飲んでいた』と言っていました」

── その後輩とは(池田氏の取り調べをしていた)花崎検事のことですか

「後輩とは言っていましたが、花崎検事とは言いませんでした。大阪から一緒に来た検事ということでした」

── その時、何を言われましたか

「『あなたも大変だね。あなたの子どもも犯罪者の子どもということで、結婚もできないかもね』と」

── そのほかの話は?

「身の上話を始めて、『私もやっちゃいけないことをやってしまいました。私はこの事件で検事を辞めようと思っています』と話しました」

捕足。村木事件での前田検事のフロッピーディスク改ざんが大阪地検内で最初に問題になったのは2010年1月のちょうどこの頃。前田検事は陸山会事件の応援で東京にいるとき、上司から改ざんについて問い合わせがあった。この日の深酒の理由がそこにあるかどうかはわからないが、大久保氏の証言は注目に値する。

続いて、2009年3月に大久保氏が逮捕された西松事件に尋問が移る。

── 西松事件で逮捕されたとき、調書にサインしていますね

「平成21年3月3日に逮捕されて、こういうことになった。何とか私だけで終わらせたいということで、調書にサインしました」

── 裁判官調書にはどう答えたのですか?

「西松建設から(違法な)献金を受けたのではなく、西松建設に関連する政治団体に寄付を受けたと話しました」

── それなのに、検察官の調書ではそうなっていません

「私は、他の人に事件が広がることを避けるため、本当のことが言えませんでした」

── 調書には「西松側」から献金を受けたという言葉があります。この「側」とは何ですか

「(西松建設に関連する)政治団体も含まれているので、西松建設ではなく、西松建設側の『側』という字を入れるよう、山本検事に言ったためです」

── 「側」という字にこだわった理由は

「『側』というところを強調して、調書のなかにある『やましいところ』という部分は後でわかってもらえると思いました。西松建設からの献金であれば、企業団体献金を受けることのできる政党支部で受ければいいからです」

大久保氏は、事件が他の事務所関係者や小沢氏に波及することを怖れ、検事が望む調書にもサインしたという。だが、大筋では検事の調書を受け入れながらも、『側』という一字に自らの本心を残し、裁判で証明するつもりだった。

そのほか、西松事件での大久保氏の調書では、収支報告書の署名を自分で行ったと証言するものもあるが、大久保氏は否定したにもかかわらず、最後にはサインしてしまった。こんなものは検事が筆跡鑑定をすれば、大久保氏以外のサインだとすぐにわかりそうなものだが、検事はそういった基本的な捜査もしてなかったようだ。

弁護人の尋問が終わったところで休廷。休憩をはさんで、15時25分再開。続いて、検事が大久保氏に反対尋問を行う。

大久保氏は石川氏や池田氏に比べて声が大きく、饒舌な印象。秘書寮のための土地を購入した理由については「若い秘書が結婚適齢期になり、家族と一緒に住まわせることがないということで、(小沢氏の自宅の近くで)条件に合う土地が見つかった」からだという。また、水谷建設に関する質問には、弁護人からの質問と同じく、「公判前整理手続きで弁護士が話された最低限のレベルで、話をしたいと思います」と回答を拒否。水谷建設関係者の証言の後で、話をするものと思われる。

なかでも大久保氏の声が大きくなったのは、検事に「あなたが罪をかぶることのメリットは?」と聞かれたとき。大久保氏は怒気も交えながら返答する。

「私としては、罪をかぶるという気持ちはありませんでしたが、たとえ無実であっても、次々に関係者が逮捕されれば、小沢先生だけではなく国会議員の先生や支持者の方々に多大な影響を受けますので、私だけで止めたいと思いました。無実なのに、どういうわけなのかこういう事件になった。政権交代のためにがんばってきたのに、なぜこんなことになるのか。これは謀略だと思いました。だから、私だけで止めたいという気持ちでした」

だが、大久保氏の饒舌が続いたのはここまで。検事が東北ゼネコンの小沢事務所担当者を事情聴取した際に集めた調書をもとに、大久保氏による政治資金を依頼したときの様子を聞かれると、一転して声が小さくなる。以下、検事と大久保氏のやりとり。
(── は検事、「」内は大久保氏の発言、※は筆者注)

── 平成16年のパーティー券のことで、前年より購入額を減らしたA建設の担当者に「手のひらを返すのか」と大声で言ったのか

「そういうことを言った覚えはないのですが、「今まで通りお願いします」ということを言ったと思います」

── 『たったの20万円ですか』ということは言いましたか?

「『たった』という言い方をしたかどうかは覚えていません」

 
一問一答では伝わりづらいが、実際の大久保氏の回答は、あっちにきたり、こっちにきたりで内容もあいまい。検事にも「できるだけ《はい》か《いいえ》で答えてください」と促されるも、声は小さくなり、「え〜」や「あの〜」といった言葉が急に多くなる。記憶を探っている部分もあるのだろうが、強い態度で政治献金を要求していたことを聞かれる部分については歯切れが悪い。引き続き、検察から複数の建設会社に献金要求をしていたことを追及され、談合への介入についての尋問に移る。

── B建設の担当者の供述に、談合では小沢事務所の意向に従ったとの供述がありますが

「そういった事実はないと思います」

── 担当者がウソを言っている?

「事実と違うところがあります」

── 西松建設から陳情を受けたことは?

「あります」

── ダムの発注についての力添えについて依頼されましたか?

「そういう主旨のことは話されたと思います」

── 『西松にしてやる』ということは言いましたか?

「そういう虚勢をはって言ったことはあるかもしれません」

── わからないように献金を受けていたのはなぜですか

「そういうことではないと思います」

── ゼネコンの下請け業者から50万円ずつという方法で献金を受けていた理由は

「そういう献金をしてくださる方が、そういう形の献金の形を希望されたのでは・・」

── どうしてそういうことをしていたのですか?

「どういう形でお願いをすれば献金していただけるのではということで、そういうお願いをしていました」

法廷ではじめて証言台に立った大久保氏は、前田検事の取り調べの様子を明らかにすることで、特捜部の捜査手法の問題点を浮き彫りにさせた。もちろん、この証言は弁護側の尋問で明らかになったことであり、検察側はまだ反論を行っていない。第7回公判以降で取り調べ検事が出廷することになっているので、その際にも「切り違え尋問」について弁護側は追及する可能性が高い。

一方、攻守変わって、検察から東北ゼネコンについて聞かれた大久保氏は、守ることで精一杯。これまでの公判で精彩を欠いていた検察側にとってみれば、はじめて攻勢に出ることができたともいえる。

とはいえ、東北ゼネコンに関する事実は本裁判の罪状である政治資金規正法とは直接関係なく、あくまで背景事実にすぎない。それでも検察が繰り返し背景事情に言及するのは、背景事情と小沢事務所の政治資金管理の複雑さを五月雨式に示すことで、裁判官に3人の被告人に対する心証を悪くする狙いがあるようだ。

【追記】
第6回公判は3月2日に行われました。傍聴記は近日中にアップします。

←前回(第4回)を読む

〈構成・文責:《THE JOURNAL》編集部 西岡千史〉
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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

公判傍聴記を非常に丁寧な形でアップしてくれたことに感謝を申し上げます。

裁判である以上、検察と弁護側で駆け引きが行われるのは当然ですが、素人の私が感じるのは検察という組織が如何にメチャクチャな調書を取ってきたかと言うことです。

一般の国民としては本当に「怖い」の一言です、これで一部可視化にされて検察の都合の良いように切り貼りされたなら今より恐ろしいことになるのでしょう。

検察は解体するしか方法がないように思えます、新たなる冤罪を防ぐためにも。

西岡 様

大変丁寧で、公平な傍聴記読んでいて考えさせられることが多いです。

政治資金規制法の問題とは別に、その背景である東北大手ゼネコン西松建設との関係は、真っ黒といえないにしても、真っ白とは断定できない。西松の政治団体からの政治資金寄付の背景を、具体的に指摘されており、今回の事件の根深さを実感しました。

政治資金規正法に抵触することはなくても、マスコミ報道によって、多くの国民が西松建設との癒着を疑ってもいたし方のないことであったかもしれない。

小沢氏自身の関与はなくとも、また法に抵触することはなくても、秘書の主体性はなくとも、好ましくない西松建設との接触は、最低でも国民に説明謝罪したほうが良かったのではないか。

事件でもないのに、背景を憶測することによって事件化した責任は、検察、マスコミにあるが、そういう行動を取らざるを得ない立場に追いやった小沢氏にも、法とは別に、社会的には自ずから多少の責任が求められるのではないか。

前田氏がどのような発言をし、どのような行動をしたか、一方の発言だけでそれを事実と思いこむことがないようにしたいものです。
例え、それが自分が信じたい内容であっても。

もちろん、大久保さんがうそをついているといっているわけではありません。

検察の目的は被告を有罪にすることではなく、小沢一郎氏とゼネコンの関係を白日のもとに晒して小沢氏の評判を貶めようとしているとしか思えない。
西松問題はこの裁判と何の関係もない。
弁護士は異議を申し立てるべきではないか。

私の知る限り、当時は日本中で談合があったはずです。談合の仲間に入るためには、地域の有力な政治家に献金するというのも、当たり前の話。しかし、数年前にゼネコンが談合終結宣言をして以来、なくなったと聞いています。ただ、ゼネコンと関わりがあったということだけでもダーティだというのであれば、政治に理想を求めすぎていやしないでしょうか?.理想を求める余り、かえってひどい政治が行われてしまうのは、20世紀の共産国家を見れば、明らか。何でもガラパゴス化しやすい日本において、「政治とカネ」というイデオロギーが、特殊に先鋭化しているように思えてなりません。

この裁判はすでに破綻しています。
なぜなら、例え全ての罪状が真だとしても、所詮微罪でしかないにも拘わらず、あたかも重罪犯罪のような扱いをされてきたからです。
他愛もない献金事件であっても、日本国籍を持たない者からはした金を貰い続けた前原のほうが、明瞭に罪を犯していたのです。
細かい所であ-でもない、こ-でもないと言ったところで何も始りません。原則は原則として固辞し、視点を逸らされてはいけません。
ここに書きこんでおられる識見の皆さんにも、事象のスケールについては、常に岡目八目の冷静さをもって対処されるよう、お願いします。

この裁判の話ではないが、改めて、インターネットの凄さを実感する。
インターネットが無い時代では、それこそ、傍聴しなければ得られない情報を、ネットを通じてここまで知ることが出来るを見ると、エジプト等で起こっている(決して反政府運動ではないと思う)市民革命の原動力になっていることを実感せざる得ない。


だから、日本マスゴミは以前、ツイッター利用がアメリカで減少しているとか、ブログ利用者は減っていると報道して、なんとかネットを押さえ込もうとしたのだろう。
最近でも、「そんなに騒ぐことか?」としか思えない入試カンニングを大々的に取り上げたり、(廃案になったと思うし、名前も違うけど)ネット情報規制法を強引に押し通そうとしたりして、インターネット抹殺を図ろうとしているが、それは世界から日本は孤立し、開国(笑)どころか鎖国するつもり満々じゃないかとしか思えない。

投稿者: bog | 2011年3月 8日 23:44 様

『例え全ての罪状が真だとしても、所詮微罪でしかない・・・』
⇒『冤罪だ』と言い切ってください。

★本裁判は、子供の学芸会より幼稚な『茶番劇』にしか、私には見えません。

5回もの公判が行われているにも係らず、『【売買契約書(※1)】の特約事項の「6」』や、収支報告書の記載内容(※2)が一度も示されず、『訴因(起訴理由)』も明確に示されず、一体何の裁判をやっているのか、サッパリ解からない。
(※1) 【売買契約書】
http://deisui.sakura.ne.jp/data439.gif
特約事項の「6」に、『本物件引渡日(※3)である本登記日(2005年1月7日)までに、農地法の許可を売主さんの責任において、取っておいてね。もし、取れていない時は、本登記出来ないから、この土地売買契約は、白紙解約としますからね。』と記述されています。
(※3)社会通念上、建物の引き渡し日は『鍵の引き渡し日』ですが、土地の引き渡し日は『本登記日』とされています。

(※2)
★『2007年に小澤さんへの返済 4億円』との『訴因』は、既に2006年迄に、返済が完了していたことが収支報告書に記載されており、陸山会名義の通帳に入っていた、帳簿上、小澤さんからの「預り金」を、単に小澤さん個人名義の通帳に振り込んだ、というだけの話なのです。
これは、池田氏の『この証言』からも、窺えます。
◆(池田)『07年5月2日に元代表に4億円を返還したが、そもそもこれは元代表の個人資産。』◆

私の『HN』をクリックすれば、真実が見えますよ。

西岡様
皆 様

 公正で分かり易い裁判の傍聴記録を有難うございました。

 このには不思議なことがいくつかありますが・・・、
多くの方は
『土地取引のがどうしてそんなに問題があるのだろう』
と疑問を持たれていることと思います。
 私もずっと疑問でした。
それは収支報告者の中でのだとばかり思っていたからです。
 
 朝日新聞の記事からあっそうか!!と閃いたのですが、
 検察、いえ前田元検事の考えた

*平成4年10月12日に銀行からの借入れを収支報告者に記載したこと。
*平成4年10月15日水谷建設が小沢氏側に5000万円渡したと前田元検事が思い込んだ件。

 この間3日ほどずれている。
これを崩せれば4億円の中に
5000万円が混入していることが証明できる・・・と<妄想>したことからすべてが始まったのではないかと・・・。

 これは前田元検事が厚労省の村木さんを有罪に持ち込もうとして日付の辻褄を合せるためにフロッピーデイスクを改竄した発想方法と実に良く似ています。
 
 これなら、しきりに<期ずれ>を期にした理由も理解できます。

 しかし、このことを理解しない
指定弁護士側が 平成4年10月12日は崩せないとして、15日の件を<立証不要>としてしまいました。
 すでに懇談会で水谷建設と4億円の関係はなくなったはずですか
ら<期ずれ>は何の意味もなさなくなったはずです。

 もうひとつ不思議なことは
なんで15日の件を<立証不要
>としてしまったかです。

 15日の件を<立証>できれば
<期ずれ>も何もなくストレートに企業献金の有無がはっきりするはずです。なぜその正攻法を取らずに訳の判らないことをするのでしょう!?
 
 水谷建設は5000万円渡したと言っているのですから、どう考えても水谷建設の起訴も同時にあってしかるべきです。
 それを<立証不要>とは納得がいきません。
 それが当然のことのように受け入れられているということは<立証不要>つまり、立証する必要が
ないことだと、検察、指定弁護士
、朝日をはじめとする大手マスコミが全く同じように考えている・・・という奇妙なことになっているのです。


とにかく、一人の検事の<妄想>が国家を危うくさせる程の力を持ってしまったということです。

 国民の信託を受けた議員を引きずり下ろすことに精根を傾けて一体何が得らるというのでしょう!!

 前田元検事本人も結果として何も得るものはなかったではありませんか!?膨大な無駄な時間と費用が費やされただけで、外国から馬鹿にされるのが落ちでしょう!? 

 つまらないことに力を尽くす
のはもういい加減に止めにしたいものです!!
   つくば市佐藤m(_ _)m
 

西岡さんご苦労様です。

大久保さんの取り調べの様子がリアルに再現されていますが、こんなにも人を馬鹿にした取り調べが、正義の名の下に行われている事に吃驚です。

被告人は、その取り調べに人生が掛かっているそれほど重い場面で、人の人生を掌に載せて、転がし・茶化し・弄ぶ、これは常人の行為ではありません。まるで調べる側が犯罪者のようにさえ思えます。

これが、かつて正義(法)の番人と呼ばれた日本最強の捜査機関の取り調べの実態とは情けない限りです。
弁護士同席及び全面可視化は必須だと思います。

ジャーナル編集部さん、こんにちは
(いま3月10日pm1:15頃です)

極力、恣意性は取り払おうとするジャーナルの姿勢がとても好感が持てます。
公平に努めた傍聴記の今回のポイントは3つだろう。
①池田検事の取調べについて
②大久保さんの本裁判でのスタンス
③岩手における建設業界での献金について

①についていえば、取調べのときは検察にとって怖いものはない。はばかることは何もないことがわかる。
常識とか、社会通念といったことは度外視。自分たちのストーリーに合わせるためなら、きのうの飲み会での失敗も使う。恥も外聞もないのだ。
なるべく自分と近いところに来させて手なずけるという、一種の手口といえるだろう。
その落とし方は、詐欺師である。

②大久保さんはこれを言うためにきたともいえるだろう。
このままでは、小沢先生に及ぶかもしれない。そのほかの人たちにも。
だから、自分ひとりで罪をかぶるつもりだったと。

③薄々は知っていたが、有力政治家と関係業者の関係が見えて興味深いのもがあった。もちろん、裁判との関連はきわめて薄いのだが、こんな感じなんだろうと思う。
献金しないと、仕事をもらえなくなるんじゃないか、という業者さんの気持ちもよくわかる。
献金⇒仕事を請負う。
ではなくて、
献金しない、あるいは少ない⇒仕事が回ってこない
という恐怖。

そういうことがあるのだということは
裁判になってみないとわからない。
そういう意味でも、この傍聴記は価値あるものだと思う。
気を使うことも多く、大変でしょうが、
これからもよろしくお願いします。

たまたまですが、こんなの見つけました。

「(談合を)日本の風土からは減らすのは難しい」by 自民総務会長(当時)
「(談合の)習慣を一挙になくすことは難しい」by 経団連会長(当時)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1942673.html

談合は、日本にとって「しょうがない」こと(だったん)ですね?!
だから、自民党が「政治とカネ」を追求するのが不思議でしょうがないんですよね。皆さん記憶喪失なの?...みたいな。

今回また方々で守られているお方暴かれちゃいましたけど。。。
辞任の翌日、毎朝聞いているラジオから流れてくる朝日新聞ニュースを聞いて笑って目が覚めちゃったんですけど、「世論調査で人気の高かった、、、」という枕言葉がついていたんですよ!
47ニュースでも各地で"美談"として特集されてるし。。。
http://www.47news.jp/47topics/e/198306.php


このお方は、なぜこんなにマスコミに愛されてるんですか...?

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