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シリーズ小沢一郎論(14)── 小沢攻撃をめぐる最終戦の行方 »

《第1回》陸山会事件公判傍聴記 ── 水谷建設からの5000万円は断じてありません!

2月7日晴れ。公判初日ということで、東京地裁前にはたくさんのメディアが集結。門の前では傍聴者へのインタビューも行われていて、テレビレポーターに呼びかけられて傍聴を希望する理由を聞かれる人も。ちなみに、筆者が耳にした50歳代ぐらいの女性の回答は、

「西松事件にはじまる一連の東京地検特捜部の捜査は何も証拠がないと思う。そのことをたしかめるために、傍聴にきました」

との旨でレポーターに話していた。冷静で説得的な回答だったけど、「放送では使われないのかなあ」と心配になりながら傍聴希望者の列に並ぶ。ちなみに、最終的に傍聴希望者は452人、開放された傍聴席は55席だった。

10時に開廷。石川知裕衆院議員、大久保隆規氏、池田光智氏の3人が入廷。

最初に罪状認否で発言したのは大久保氏。以下のように述べる。

「会計事務やその内容についてはまったく知りませんでした。西松建設の事件では会計への関与を認めていましたが、それは石川や池田に捜査が及ぶのを避けたかったためです」

そして、水谷建設からの5000万円を受け取ったとの疑惑については、

「断じてありません」

と力強く答え、発言を終える。

続いて石川氏。

「収支報告書には正しく報告したつもりです。陸山会の収支だから、小沢氏の4億円については、身内の間のやりとりにすぎず、寄付という認識はありませんでした。大久保さんとの共謀もありません。大久保さんは陸山会の経理に興味はなく、言っても関心はなかったと思います」

と語った後、

「水谷建設からの5000万円は断じてありません」

と強く主張して、発言終了。2人とも水谷建設のワイロに関する部分で語調が少し強くなったことが印象的だった。

最後に発言した池田氏も大久保との共謀を否定。3人そろって無罪を主張する。

■前田元検事の取調べが批判される

続いて冒頭陳述。こちらはすべてを記述すると膨大になるので、要旨は下記のリンクでご確認を。

検察側の冒頭陳述要旨
弁護側の冒頭陳述要旨

注目点は、大久保氏の冒頭陳述を朗読する弁護士が、大久保氏の取調べをした元大阪地検特捜部の前田恒彦氏の取調べ方法を批判したところ。

「大久保氏の供述の任意性には問題がある。大久保氏は、前田恒彦元検事から長時間の取調べを受けた。前田元検事は書記官を取調べに同席させず、時には号泣したり、《逆らえばどんなことになるかわからない》と脅したり、釈放をほのめかしたりするなど、脅迫・誘導的な取調べをした。また、《石川さんはオヤジ(小沢元代表のこと)を助けるためにしゃべり始めている。あなたが話さなければ石川さんも困るし、池田さんも困る。大久保さんも認めてください》とも大久保氏に話した。これらの調書は誘導であり、信用できない」

続いて、

「水谷建設の5000万円は本件とは関係なく、立証の対象とされるのは問題だ。検察側はその5000万円が(土地購入の担保を受けるために)りそなに入金した金だと主張するが、この件は期日間整理手続では《そうであるとも、そうでないとも主張しない》としたものだ。検察の主張は証拠にもとづかない空中楼閣だ」

ちなみに、前田元検事が大久保氏への聴取で取った5通の供述調書は、検察によってすべて証拠採用が取り下げられている。

ここで午前の部が終了。休憩へ。

■あなたの子どもは保育園でどうなるんだろうね

13時15分に午後の部が開廷。石川氏の弁護士による冒頭陳述がはじまる(要旨はコチラ)

大久保氏の冒頭陳述に続き、供述の任意性について主張するところで、弁護士の声が少し強くなる。

「石川氏の供述は、田代検事から《特捜部はおそろしい組織だ。何でもできる》と言われて恐怖し、調書にサインしてしまった。吉田正喜特捜副部長(当時)には水谷建設から5000万円を受け取ったと認める調書にサインするよう繰り返し迫られ、その際に贈収賄で別件逮捕できるんだぞ》と脅された。また、石川議員の女性秘書は民野健司検事から事情聴取を受けたときに《あなたの子どもは保育園でどうなるんだろうね》と言い、13時から23時まで拘束した」

続いて池田氏の冒頭陳述。ここでも取り調べの手法が批判される。

冒頭陳述終了後、裁判官が公判の争点を提示する。

(1)収支報告書の不記載・虚偽記載について
(2)被告人の認識および共謀

これらについて弁護側は供述の任意性を否定し、検察側が不記載の背景としている水谷建設の裏金についてもその事実性を否定し、今後の公判で争うことが確認された。

■石川氏が録音した再聴取の内容が朗読される

裁判長による争点の整理も終わり、第1回公判も終盤へ。検察側と弁護側がそれぞれ用意した証拠資料の概要を一つずつ読み上げる。検察側の証拠の読み上げ終了後に15分程度の休憩をはさみ、弁護側の証拠の読み上げから再開。

10時から公判が行われているので、傍聴者や記者にも睡魔に襲われる人がチラホラ。かくいう筆者もさすがに眠い。ところが、証拠を17〜18ほど読み上げたとき、突然、裁判長が発言する。

「その証拠は長くなるから、最後にしましょう」

一瞬にして頭の上に「?」マークが点灯する傍聴席の人たち。その後、「そうか。ICレコーダーの録音資料で、何か重要な説明があるんだな・・」ということがわかり、傍聴者の頭の上の「?」マークが、徐々に「!」マークに変わる。もちろん眠気もさめる。

そして、録音資料以外の証拠がすべて読み上げられた後、裁判長が指示する。

「それでは、28号証(=録音資料)をお願いします」

弁護団の一番後ろに座っていた女性が、5時間半の録音資料のうち、弁護側が抽出したICレコーダーの中身を朗読しはじめる。

朗読の主な内容は下記の通り。

the_journal110207_6.jpg
※画像をクリックすると拡大します。PDFをダウンロードしたい方は →コチラ←

弁護側の朗読終了後、検察側が抽出した部分を裁判官が読み上げる。検察側が抽出したものには、石川氏が検事に対して「無罪になるとは思っていません」と語ったことなども含まれている。が、それでも一方的に弁護側に不利になるような内容に感じさせないほど、様々な手段を使って調書を誘導しようとする検事の姿が再現されていた。


以上で第1回公判が終了。第2回公判は7日に開かれる。


(注)記事内にある発言部分は、傍聴時のメモから再構成したものです。

(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部 西岡千史)
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コメント (17)

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「前田検事は書記官を取り調べに同席させず、時には号泣したり、脅したり、釈放をほのめかしたりするなど、脅迫、誘導的な取調べをした」

大久保氏に対する聴取であるが、石川氏に対する聴取と何ら代わることがない。

こんな人間の弱みに付け込んだ卑怯なやり方でえられた供述調書などは、証拠採用できるわけがない。

勤め先とか、親族とか、家族などに、危害が及ぶような話が出てきたら、殆どの人は気が動転して、慌てふためき、調書にサインすることは十分ある。

そこから得られた調書などが、証拠採用できるわけがないと考えるのが、一般人の感覚であろう。それにしても、検察の聴取は、悪質である。

可視化、弁護士同伴がなければ、冤罪が防げない。現在の事件で冤罪につながる事件は、かなり多いのではないか。

西岡さん ポイントを外さぬ「傍聴記」有難うございます。
今後の裁判日程も立て込んでいるようですが、是非報告を続けてください。
秘書3氏の裁判の行方は小沢さんの審理に直結しています。マスゴミのフィルターのかかった公判報道(不利ならしないかもしれないが)でない、真実の情報を、多くの人が待っています。
よろしくお願いします。

""
自民、公明、たちあがれ日本の3党は8日、民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体による土地購入を巡り、政治資金規正法違反に問われた元秘書、石川知裕衆院議員に対する議員辞職勧告決議案を衆院に共同提出した。""

捏造も取りざたされている裁判中に石川議員に対し議員辞職を迫るとは何んと情けない・何んと勉強不足・何んと与太者の議員の集団であろうか?

いつ自分に降りかかるか?いつ善良な市民に襲い掛かるか?人権を蔑ろにする人種に国を任せて良いのだろうか?

三野党にはそのあたりを理解する様な議員がいて、もっと政策で討論する事は出来ないのか?

お互いの政策を出し合い、より良い日本を創る事は出来ないだろうか?


これとは直接関係ない事ですが、自民党の与太幹事長が都知事に再び自分の父親を推薦するとは・・・・。もう少しマトモナ候補はいないのでしょうか?

まさにお笑い。
笑点の様な裁判だ。昇天してしまいそうだ。

この検事は、一体何を立件したのか?立証したいのか?
水谷からの5000万だか1億しか感じられないじゃないか。
しかし、それなら、なぜその事を起訴事実としないのか?
出来ないからに他ならない。

バカじゃないか?
いや、馬鹿としか言いようがない。
こんな事が、真面目に裁判所で扱われるとは?
本来なら、1日目で、検察側の起訴の意向を確認し、そのうえで、控訴は却下されるべきである。

とても、民主国家とは思われない。

民主党政権は、このような反民主主義的な出来事に、なんの批判も加えないのだろうか?

もう、民主党ではだめなのかもしれない。
心ある民主党議員は、脱党すべきである。
正義の名のもとに、民主党に三下り半を突き付けるべきだ。
それこそが、次期、下手すると間もなくあるかもしれない選挙に勝ちぬく、ただ一つの手段だ。

まさか、「民主党の+++です。」で、当選できるなどと考える、おめでたい議員は、そうはいないだろう。
菅、仙谷、枝野、岡田、現場、宮城のバカ…みんな落ちるのだよ。
今のところ、わけの解らないのは、前原だけだよ。

失業者になりたく無ければ、みんなで一緒に辞めることだ。
そのうえで、「自由党」でも立ち上げるのだな。

小沢さん復権のために一刻も早く無罪の判決を出してほしいです。
読売は子供まで洗脳しようとしている。小沢さんは完全な悪役です。何とかならないのでしょうか?こんなあからさまな「風説の流布」は取り締まれないのでしょうか?
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/weekly/20110207-OYT8T00538.htm
今までで一番腹が立った報道です。

 まあ、検察がバカだという事は当たり前のことと思えるようになりましたね。
 そんな奴らに税金使ってるんだ。許せねえなあ。

 西松の件が、すべての罪状冤罪証明の根幹だ。
 これを検証せずに、楯に取るとは、・・・・

hiroko 様

お怒りの子どもニュースウィークリー「市民の判断 検察決定覆す」を読みました。同じ怒りがこみ上げてきました。教えてくださりありがとうございました。

公共の報道機関が、小沢氏の裁判が始まるまえに、このような印象判断で、一方的な記事を報道することに、何ら良心の呵責を感じないのでしょうか。

小沢氏は犯罪者でなく、判決が下りるまでは、推定無罪の原則を勉強していない、また教育免許も持っていない無資格者の記事なのでしょう。

この無節操な報道機関のことを考えているうちに、戦前の開戦を支持し、戦争を煽っていった報道機関と同じ体質を垣間見ます。

この洗脳記事によって、マインドコントールする体制側のあくどさは、普通の感覚を持った人である限り怒りが収まらない。

特に、「政治と金」について、小沢氏は代表時代、丁寧に何度も説明していたが、マスコミが、報道しなかっただけであり、しかも西松事件は、立証証拠が立ち消えになり、事件そのものがどこかに消えてしまった。

一方的に報道した誤りについて謝罪することもなしに、「説明がない」などといっている欺瞞性は、断じて許せないことです。

公明党にも振られ、社民党も今更予算賛成はあり得ず、立ち上がれ、自民も合従連衡したいのが本音でもそうはいかず、立ち往生。
今日、菅が小沢に会談申し入れというのも恥の上塗り。
今更何を相談するのか??

名古屋の選挙が象徴しているのは既成政党ではこの局面は解決できないという常識的な選択が現在の国民の意志である事。
また、小沢裁判もジワッと検察捏造冤罪認識が国民の間に広がって来ている。
声高に小沢悪と叫んでいたバカコメンテータ、政治記者連も一段とトーンが落ちて、情けない状態。

小沢無罪は事実上確定なので、検察、マスコミに代表される既得権益集団がどう凶弾されるかに興味は移っている中での、衆議院解散必至の流れと思われるが、小沢党がどことどう組むか。

都知事選挙もあり、目が離せない。

週刊紙も裁判の行方よえいそちらの方にシフトしてほしい。

投稿者: hiroko | 2011年2月 8日 23:33 へ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/weekly/20110207-OYT8T00538.htm
アクセスが多すぎて繋がりにくいとのメッセージが出ますね。

いろいろと問題点のある検察審査会の説明をこのような漫画を用いて我々B層・一般市民を小学生と同じ目線で説明し小沢を悪と決め付けるんですよね~・・・「前田検事」と同じ世論の誘導操作がアリアリで、気分が悪いっすね。(苦笑)

この冤罪を晴らす裁判が一筋の光でした。そしてもう一つの強い希望の光がこのニュース。

http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/813.html

私は、今の執行部こそが総辞職して民主党を出て行くべきで、その後小沢派が新政権を作り直すのがベストだと思っていた。

しかし、1%でも辞めないと言いはり権力の甘味と豪遊の魅力・既得権益の誘惑で、改革を投げ捨てた菅執行部が このまま任期いっぱいまで引き延ばす最悪のシナリオが強いと思い直してます。

次期選挙で大敗しようが、この残り任期さえ楽しめれば良いかのような政権が、民主党支持者を裏切る愚策の発表を繰り返す。

だったら、元株やさんのいう「自由党」でも河村市長との連携で「減税党」でも良い。

本当の【改革政党】が今の日本に無いのなら作らねば成らない。

小沢派はこのまま民主党に居座り、次期選挙で消える現状よりも、真の改革を訴えて勇気ある決断をした方が彼らにとっても、疲弊した国民にとっても一番良い選択肢なのではないのかな?

国民は今、国政選挙に愛想を尽かしだしている。期待した民主党が裏切り者だったと。そして総選挙では入れる党がないとの不平不満が蔓延してしまっている。

既得権益側の国民は、喜びやっぱり自民党しかないと言いだしそうで、総選挙の結果がそうなれば、また改革は十年は遠のくだろう。

真の改革者が努力していた事実も国策事件を背負わされている事実もマスコミは裏手に使い、民主党全てをひっくるめて悪者にしたてている。

だったら、その立ちふさがる既得権益側の検察官僚・マスコミと戦うことを宣言し勇気を以て立ち上がって欲しい。

今、小沢さんは動きにくいが、証拠や事実関係を推定すれば100%無罪です。その事実を盾にして批判している菅執行部こそ、改革者をつぶす国民の敵だと認識させ行動を取る。

愛知・名古屋を見れば強ち国民は正しい判断が出来ることを教えて頂きました。当然、ネット社会が真実を広めたこともある。

しかしネットをしない国民までもがちゃんと改革者が誰なのかが理解出来ている。

後は小沢派議員が団結し、自分たちの政治理念・信念と決意で支援団体・後援会をも説きふせて行動できるかでしょう。

『これが、陸山会事件の真相です。【冒頭陳述完全解明版】』


『日本経済新聞(共同)_2011.02.08』による弁護側冒頭陳述の内容には、収支報告書を『まるで見ていない』と思われる記述が多々あります。
まるで、検察ストーリーを正当化するような発言なのです。
とりあえず、その点を指摘します。

ただ、先に申し上げたいのは、『何が本当なのか』は、りそな銀行に入出金記録を提出させれば、直ぐ解かる事なのに、検察側も、弁護側も、裁判官も、そうしないのは何故なのだ?
また、虚偽記載を争点としているのに、誰も、収支報告書の記載を明示しようともせず、【現金と普通預金の年末残高の計算式】に言及しないとは、何なのだ!

『これじゃあ、まるで、阿呆の集団だ!』

★★★ 【4億円の不記載】 ★★★
(石川)『2004年分政治資金収支報告書には収入と記載しなかったが、借入金として「10月29日、金4億円、小澤一郎」と記載し、不記載の事実は存在しない。』

⇒「162頁の 3 本年収入の内訳 借入金 小澤一郎 400,000,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 491,478,416円」
と、2004年分政治資金収支報告書に、ちゃんと、両方共、記載されています。

★★
これは、ゆゆしき事態です。これひとつで、弁護士の他の冒頭陳述も信頼性は、まったく無くなりました。これは、検察ストーリーを正当化するものであり、弁護人として、背任行為だと言わざるを得ません。
★★

(石川)『陸山会名義の定期預金4億円が設定され、これを担保とした形式で借り入れた同額が元代表の口座から陸山会の口座に振り替えられた。』
(池田)『07年5月2日に元代表に4億円を返還したが、そもそもこれは元代表の個人資産。』

⇒収支報告書の記載では、2005年と2006年に、それぞれ、2億円ずつ定期預金を解約して、小澤一郎個人に返済していることから、収支報告書に記載されている定期預金は、担保に充てた陸山会名義の定期預金4億円では無いことが解かります。
理由は、担保として差し入れた定期預金証書は、2007年の返済期日まで、銀行が保管することになるので、2005年と2006年に解約することは出来ないからです。

★★
また、池田氏の冒頭陳述により重大なことが解かりました。
2005年と2006年に、2億円ずつ定期預金を解約して、小澤一郎個人に返済したことは収支報告書に全て記載したが、解約金の入金については、小澤一郎個人名義の普通預金通帳に入金せず、陸山会名義の普通預金通帳に入金していたことが解かります。
これは、当該入金時点で、陸山会は、小澤一郎個人から預り金を受領したことになります。
尚、池田氏の『07年5月2日に元代表に4億円を返還した』との表現は、非常に誤解を生みやすい表現で、『返還』と言う言葉は、『預り金を返還した』ことを意味するのであるが、検察側は、これを『借入金を返済した』と解釈しているようです。

従って、2007年の返済期日に、陸山会名義の普通預金通帳に入っている上記の『小澤一郎個人からの預り金』の中から、銀行に4億円を返済し、担保に差し入れした定期預金証書の返還を受け、当該定期預金を解約して、小澤一郎個人名義の普通預金通帳に入金したと言うのが、正しいストーリーです。

当然ですが、『小澤一郎個人からの預り金』は、収支報告書に記載してはいけないことに成っております。

従って、【4億円の不記載】の件は、全て、収支報告書の記載が正しい事に成ります。


★★★ 【土地取得代支出の不記載】 ★★★
『仮登記だけして本登記を先延ばしにする方法を司法書士に教えられ、報告書への支出の記載もその時でよいと判断した』

⇒仮に、陸山会が2004年に土地代金を支払った場合においても、「本登記日2005年1月7日」でありますから、「資産等_土地」については、2005年の収支報告書に記載することに成ります。
次に、「支出_事務所費(土地代金)」については、陸山会名義の普通預金通帳から、2004年に「342,640,000円」の支出が無い事は、「現金・普通預金繰越額138,551,380円」であることから明らかです。


★★★ 【寄付不記載】 ★★★
『民主党岩手県第4区総支部と小沢一郎政経研究会からの計1億4500万円を報告書に記載しなかったが、』

⇒「民主党岩手県第4区総支部」は、2004年に「150,000,000円」、2005年に「130,000,000円」の記載があり、「小沢一郎政経研究会」は、2005年に「150,000,000円」の記載があります。

これは、弁護士の調査不足で、2005年に記載されているものを2004年に記載しなかったとの検察側の巧みな『犯罪事実のすり替え』に、ダマされてしまったのではないかと思います。

また、収支報告書への『不記載等』があれば、即、【現金と普通預金の年末残高の計算式】に影響しますから、『翌年への繰越額』と、翌年の『前年からの繰越額』が一致しないことと成ります。(もしかして、弁護士は、収支報告書が読めないのか?)

早い話、収支報告書においては、『虚偽記載は出来ない』性格のものだと言う事です。


--------------------------
収支報告書への『重要な記載事項』等は下記をご覧ください。
【ブログ名:陸山会事件の真相布教】
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
『【第1回】陸山会事件の基礎資料』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201101/article_1.html

 前田検事の取り調べ「供述書」は証拠採用されない、と当り前田、とシャレにもならない。
 村木厚子さんの冤罪がなかったら?(証拠偽造)なかったら、前田検事の誘導、恫喝「供述書」が証拠として採用されていたかもしれない。それを考えると恐ろしい。
 検察が「不起訴」で水谷建設のわけあり献金が消滅したはずなのに、また蒸しかえすのは、どういうことだろう。マスコミも妄想の類いを犯罪あるがごとく報じる。また村木厚子事件と同じ。証拠あるなら「検察審査会」という幽霊会議の疑いのある議決前に、検察起訴になったのではないか。
 幽霊会議やら消滅証拠がゾンビの如く生き返ったり?
石川知裕議員を選んだ有権者として、八百長裁判を監視してゆきたい。野党などは議員辞職を迫ったようであるが、石川議員は自ら辞職してはならない。
 立法府は、ネット情報以下の認識で口を挟まないでほしい。

ジャーナルさん、こんにちは(いま2月9日2:00頃です)

ありがとうございます。
特に(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部 西岡千史)さん。

僕が望んでいたのはこの傍聴記です。
この裁判がどういう審議内容なのかわからせてくれるレポートです。
村木さん裁判のときも、エミ?さんのもの、江川詔子さんのものを即日アップしていた。すごく臨場感があり、説得力が高かった。
それと同じような意味で、このレポートはとても貴重なものだと思います。
多少、客観性が落ちたとしても、その速報性・信憑性に勝るものはない。
裁判とは時間がかかり、率直性がない。疲れると思います。
でも、がんばってください。
ほんとうの司法改革の一環として、このレポートはひとつの財産である思います。

石川知裕秘書の取り調べについて内優外患が詳しく取材している。http://opinion.infoseek.co.jp/article/1174
それにしても酷いな。

裁判所がなぜ証人申請留保しているのヵ??
やはりグルとしか思えんな。

特捜の違法性の高い取り調べは、裁判と並行して凶弾していかなければいけない。
この秘書さんが訴えた場合、検察は起訴しないだろうが、それを検察審査会なるものが[起訴相当]と出来なければ終わっている。
秘書さんが訴えるのが先だが、検察審査会への申し立ては秘書さん自身でなくて良い訳だから、担当弁護士なり、「市民団体」が代わりに出せば済むでしょう。

陸山会だって良いのでは?

第二回目の傍聴記はいつ掲載されるのでしょうか

これを報道しない、意図的に「編集」した形でしか報道しないマスコミが恐ろしい。

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