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シリーズ小沢一郎論(12)── 民主党よ、統一地方選にもっと真剣に!

日本一新の会 達増拓也
(岩手県知事)

 春の統一地方選、知事選はあと9週間、県議選はあと10週間でスタートだ。民主党はもっと地方の問題に目を向け、地方に関する政策をアピールすべきではないのか。豪雪被害にも、もっと目を向けて欲しい。

 地方分権、地域主権のためにも、地方選挙が決定的に重要だ。伝統的に、日本の地方議員は、オール与党的に、国政に従属していた。無所属を名乗っていても、政権与党の選挙マシーンとなり、その代わり、農業施設や商店街の整備など、地方のあらゆる分野に国会議員を巻き込み、国の予算をつけてもらうことを求めた。政治が高度に中央集権的なので、行政の地方分権が進むはずがなかった。

 日本以外の国で、国と地方の権限争いの話を、あまり聞かない。それは、ほとんどの国では、地方自治にも政党政治が浸透しており、国と地方の役割分担が与党の中で決められているからではないか。

 日本では、分権問題は、中央と地方の役人同士の権限争いの構図となる。不毛なイメージが漂う。それを政治家は横目で見つつ、地方の細かいことも国の予算や法律で対応する、高度中央集権に精を出していたのだった。私がつらつら思うのは、与党の国会議員団と地方議員団(首長団も)で話し合い、ここまでは地方支部の政策範囲、ここからは党本部の政策範囲、と決めてしまえば、地方分権問題は一夜にして解決するのではないか、ということだ。

 そういう、まさに政治主導の分権化を成し遂げるためにも、民主党は地方議員団(首長団も)を強化しなければならない。というか、多くの(できればほとんどの)自治体において、議会の過半数を得て、首長も民主党系、というふうにならないと、国政との仕切りを確定させた上で地方自治を地方の自由に進めることは、まず、できない。国政と地方政治の両方で民主党が与党でないと、国と地方の役割分担を双方納得づくの政治主導で決めることは、そう簡単にできない。

 だから、民主党が日本を本質的に改革しようとするなら、地方選挙にもっと真剣にならなければダメなのだ。私は衆議院議員時代、自分が選対本部長になっていた地方選挙で、決起大会の会場の席が半分も埋まらなかった時、ステージ上で土下座したことがある。改革を志す国会議員ならば、そのくらいの覚悟を持って地方選挙に臨むべきだ、と思う。

 地方こそ、暮らしの現場、仕事の現場である。草の根の政治は、地方でしかできない。政治は本質的にローカル。世界は地方でできている。それぞれの地域の共同体の価値が互いに共存でき、その集合体がグローバルスタンダードとなる、というような世界秩序の再構築が必要なのではないか。それが民主党の生きる道ではないか。

 民主党よ、地方に目を向け、地方から再生せよ!地方から、真の改革を実現せよ!と、言いたい。

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コメント (17)

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

達増様

私は小沢氏が総理になっているのなら、民主党の躍進を願うが、今の増税、国民負担第一の民主党はなくなってほしいと思っている。
恐らく菅総理も自民党といずれ連立するつもりで、やりたい放題するのであろう。
選挙前に増税したうえ、その前後に大連立すれば、歴史的偉業で大総理である。
こんな党が地方でも躍進してもらっては困るのである。
私は地方選大惨敗を期待している。そして民主党が崩壊してなくなることを期待している。
小沢氏には国民生活第一党を立ち上げてほしい。
今の民主党は自民党と同じで国民には選択できない。
二大政党は保守対革新でなく、官僚第一、国民負担増党と民権第一、官僚リストラ、国民生活第一派で良い。
達増様申し訳ないが今の民主党はなくしましょう。

達増 様

別人のようなご投稿、同じ人の投稿なのかと、3度読み直しました。はっきり申し上げるならば、純粋に民主党に要請するのであれば、内容に具体性がないし、陳情する迫力もありません。

達増氏に共感する気持ちが全然わいてこないのです。知事候補としての民主党推薦がぶら下がって、中途半端な気持ちでご投稿するのであれば、達増氏に幻滅を抱く人が多くなるのではないかと、懸念しています。

~寒いですが、新たなスタートを切りました~

http://hiroseto.exblog.jp/14037787/

~被選挙権行使に伴う「さらば民主と言おう」について・・わたしの信条と心情~

http://hiroseto.exblog.jp/13993669

(中略)形式上は離党届をだすことになるでしょうが、実質的には、わたしが党を離れるというよりは、党がわたしを離れていってしまった、というべきだと自分を納得させざるを得ません。

どうか、この方に激励を!この方の想う、民主党に戻れ!

 
 
>投稿者: yamadataro |2011年1月24日 16:58

さん


達増知事の今回の投稿も至ってまっとうなご意見と拝見しましたが。

知事職の多忙の中、ジャーナルにこうして情報発信して下さってる。
ジャーナル全ての欄に真先に投稿コメントする我々の様な暇はないはず、時間も限られてるはず。
うんちくの前に行動ありきでは。

達増知事の、いまの民主党への批判を憂慮されたか、小沢氏は急遽地元入りして統一地方選のてこいれをしている。

原口さんが地方主権に対して現執行部を痛烈に批判しています。

ウィキリークスが米国による政治介入を公開した以上、菅政権は無効だ。

journalとしても
この大きな事実が出てきたことを受けて、改めて民主党政権のあるべき姿を高野論説で論じてほしい。

 小沢氏は,地元入りという自らの行動によって,統一地方選に臨む候補者とそれを支援する国会議員にこうやって動くのだ!ということを示されているのでしょう。さすがです。

 でも,小沢の心,これ通じず。今の菅政権・執行部は統一地方選での惨敗はすでに織込済で,かえって余計な地方議員がいなくなっったほうが,せいせいするくらいにしか考えていないのではないでしょうか。たぶん,地方と国政は違うという昔ながらの訳の分からない理由を述べて,責任なんか感じず,とらないでしょう。もちろん,自分たちの選挙になれば,その時は手のひら返しで支援を要求してくるでしょう。

 地方議員の皆さんも,本当に菅執行部のままでよいのか,本気で考えた方がよいと思いますよ。

<政治に対する根本姿勢の違い>
 現民主党執行部が統一地方選挙も含めて、選挙にほとんど無関心なのは彼らの政治に対する認識にあると私は思います。
 彼らは官僚と同じようにマクロ的にしか国民を見ていませんし、政治を権力掌握ゲームとしか考えていないように私の目には映ります。
 権力ゲームですから、その時点で力の強いと思うところに擦り寄るのです。昨年の正月は小沢氏が強いと思い年頭の小沢邸での乾杯の音頭とり。
 アメリカと検察が鳩山、小沢潰しに走ったと知れば、率先してその片棒を担ぐ。
 突然のTPP参加推進、増税路線への方向転換、政権公約の見直し表明と、そこには政権交代を実現した「国民の生活が第一」という理念を少しも感じることができません。
人はそれぞれの地域で、様々な環境のもとで生活しているのです。
政治は誰の為にあるのか?
全てこの認識のなせる業と私は思っています。

地方と国政はちがう。と、
すでに逃げる言葉を、菅とその仲間たちは用意していると思う。そう言わせない方法を我々は考えるべきだ。また、ジャーナリストもそう言わせないための質問をしておくべきだ。参議院選挙では、うまく逃げられたが、今度は逃がしたらダメだ。本当に日本が沈んでいく。

こんにちは。

民主党の地方選大負けこそが国民の願いですし幸せですよ。私も票稼ぎで尽力します。うそをついたらダメ!とくに民主党のウソの付き方は最悪です。

小沢もその信仰者も可笑しい。管を総理に押し立てたのもその消費税増額の政策を支持しているのも小沢でしょう、民主党員みんなでしょう。こんな単純なことも判別できずに政治に口出すの資格失格
です。小沢のマッチポンプにごまかされないことです。ずーとそうなんだから。

では。

達増さま
民主党員でもない私でも、統一地方選挙で民主党は闘えるのか心配です。
小沢氏の政治の心や理念から、離れるばかりの民主党には、本当にがっかりしています。この時期に達増さんがこのような投稿をしなければならない心情がよく分かります。
中央の政治改革は、地方の草の根の政治が機能して、政治に対する正しい情報が市民に発信されて、市民の意識が変わらなければ、成し遂げることは難しいのです。真実を報道しない・できないメディアに対して、選挙運動期間は、候補者は真実を発信するチャンスでもあります。
一例ですが、わが地域でも、政治資金法に違反していると指摘もされているXXX党が党結成以来、立派な看板を無数に建て、しかも企業からの献金が多いのに、企業献金は受けてないなどと、誤報がでまわり、クリーンな党として住民の取り込みをしています。
本当の闘う相手はどこなのか、仲間の粛清などと悦に入っている場合ではないのです・・。
達増さんも、どうぞこれからも小沢氏共々その政治理念の実現に向けてがんばってください。

いまのところ民主党に投票する理由が全くない

どうしろと?

<週刊文春に小沢氏登場>
驚いた!あれほど小沢叩きを繰り返してきた「週刊文春」明日発売(地方によっては明後日)の巻頭に上杉氏の小沢一郎インタビューが載る。
小沢支持者の雑誌仕分けが功を奏した格好だ。
週刊朝日買いからスタートし、悔い改めた週刊ポストは買い(広告会社にいる私には、週刊ポストの売り上げがここの所堅調に推移していると報告が来ている)、他は様子見だったが、遂に文春よ、お前もか?
明日は缶ビールを一本我慢して、文春を買ってください。m(_ _)m
今後の編集方針に影響します。小沢を叩けば売れない。小沢をフューチャーすれば売れる。
この流れをつくりましょう。

こと恵美 様
了解です!(^O^)v

明日は本屋で、週刊文春を買ってみますね!

閉塞感と言うが、考えてみるといつもそんな気分のなかにいた。自民党と万年野党の社会党が馴れ合いの国対政治を繰り広げていたときがそうだった。何代にもわたって「選挙の顔」という名目で精神病理学の対象のような首相が続いた時もそうだった。そうした、どうしようもない状況を変えて新しい地平に国民を連れ出してくれたのが、(どんなに嫌いであっても、事実として)いつも小沢一郎だったことは思い出したほうがよい、と私は思っています。口先が事実に優先するのは、おかしい。三度めの閉塞感の打破を、また小沢さんに頼むのは情けないような、申し訳ないような気持ですが・・・

達増知事様  いつも明晰な解説ありがたく拝読しております。このシリーズ(12)こそ、与党となった国会議員への根本的な危機感欠如を指摘された警鐘であると存じます。 昨年の党代表選での勝ち馬・・・現象を見せ付けられ、不吉を感じたものでしたが、どうやら悪い予感が当たってきたようです。  早い話。「あの政権交代は何だったのか」民主党を選んだ国民のいまの気持です。政権発足の国民との約束をいとも安易にやぶり、年初からは事もあろうに露骨な「小沢切り」表明と増税路線にまで舵を切る暴走には、ほとほと愛想を尽かしました。更に通常国会が始まるや自民党の攻撃に防戦一方で、早や解散・総選挙まで求められる見苦しい様を見るにつけ。四月の統一地方選を控えた酋長、地方議員方々の心中を察すると党サポーターのひとりとしてもやりきれない心境です。この儘では地方選挙も惨憺たる結果が想定され、民主党崩壊も現実問題として危惧されます。民主党よ えぇ加減にせんかい!!   今となっては、地方から地元国会議員を叱咤し、菅内閣の総辞職を促すことが窮余の策であると進言したい。   人材はある・・今度こそ正当な代表選をすればよいだけのことである。

日本ではまだ「東西冷戦」が終わっていない。冷戦の終結を日本史は織り込んでいない。この見えない戦争は、いまや日本の内戦になって、毎年3万人が亡くなっている。これが統計上「自殺者」としてカウントされている。
このばかばかしい冷戦を終わらせることができるのは小沢でなくて、オザワ的でありたいと願う名もなき私たちだけなのだ。全国のオザワよ、まずは内なる決起をせよ。このままでは、いつか見えない弾丸で撃たれる。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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