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シリーズ小沢一郎論(9) ── 岡田幹事長を憐れむ小沢一郎の目線

日本一新の会 達増拓也
(岩手県知事)

 政倫審出席を求める岡田幹事長に対し、小沢一郎氏はそれが不当である旨文書で回答した。直接面談せず文書で回答する意図について、小沢氏周辺からいろいろ聞いた話によると、直接会うと情にほだされて言うべきことを言わないでしまうかもしれない、と小沢氏が考えたようである。小沢氏は「岡田もかわいそうだな、こんなことをさせられて」と言い、岡田氏を気の毒がっていたとのこと。

 一新会が民主党議員に配った文書の岡田批判の厳しさに比べると、小沢氏から岡田幹事長への回答文書は穏健なトーンに貫かれている。優しさを感じるくらいである。なお、一新会の文書はそれはそれでとても立派なので、念のため。

 小沢氏が見せるこの余裕に驚かされるが、文字通りの、「指導者」の目線である。小沢氏は「小沢一郎政治塾」で後進を指導し、若手議員に対しても師のように接するが、小沢氏が政治家たちや国民を見る目線は指導する者の目線である。相手に変革と成長を期待する目線である。

 小沢氏は他の政治家から攻撃されたり裏切られたりしても、ムキになって怒らないし、憎んだりしない。「無知のなせる業だな」と言って淡々としていたり、「本当にしょうがないな」と言って苦笑いしたりしている。未熟な政治家に対して感情的に反発している暇を惜しみ、そういう政治家はそういう政治家として、今、どういう役を負わせるのがよいか、どう動いてもらうのがよいかを考え、手を打っていく。好きだ嫌いだよりも、相手の意志と能力に注目して、働きかけていく(あるいは放っておく)。

 小沢氏は個人の自由意志を尊重する信念を持つ。だから、相手が自分の思い通りに動かないことを恨まない。相手の意志を前提にし、変えたいと思えば働きかけるし、変えられないと思えば、「去るものは追わず」である。偏執がない。そして、他人が自分をどう思っているかということで悩まない。

 この割り切りと淡々さがニヒルっぽく見えるかもしれない。しかし、政権交代に必要な多数を形成するために、多くの政治家たちを説得し、国民に訴えかけ、いろいろな団体にも働きかけてきた、その作業量の多さと一貫性は、圧倒的に群を抜いている。変革への強靭な意志がなせる業だ。そのホットさは誰にも負けない。

★   ★   ★

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コメント (27)

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http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

私は結局「そういう小沢さんが好きなのです」
そして、「指導者の鏡」としてあやかりたく思うのです。

四の五の「理屈」なのではありません。

私はこの強いられた「ロドス島」の世界で自分なりの小沢的なるものを模索してきたつもりです。

達増 様

達増様の岡田氏に対する見方が、小沢氏同様に暖かさが感じられ,救われる思いがします。岡田氏が、何故、菅、仙谷、前原などと手を組んでいるのか、よく分からない。小沢グループにいれば第一の首相候補であり、簡単になれるのに、前原の引き立て役になっているのか、本心が分からない。有為な人材であるだけに、残念でならない。

現在、地方では、大阪、名古屋に改革の動きが出ていて、有権者の絶対支持を得ている。あと東京に改革的な人が出れば、三大都市圏を改革派で固めることができる。大阪、名古屋と同じように、小沢支持の改革派で固めれば、達増様の岩手などと手を結んで、小沢改革が、地方から進んでいくのではないか。中央から地方に浸透するより、地方から中央に改革の狼煙が上げっていくほうが、基盤が固まり、後戻りできない方向付けができると思います。

小沢氏並びにグループの人たちに頑張っていただくことも大事ですが、達増様たち地方の人たちが、手を組んで中央の変革を成し遂げる支援をされることを切に願っています。

本当に小沢氏の阿弥陀さまのような広い心には感服します。
マスメディアの小沢氏に対する狂ったような感覚報道と毎度同じことを述べている岡田幹事長や官房長官に、日本の状況をきちんと把握している国民は憤りを感じてしまうのです。
参議院選で負け、地方選挙で負けているのに、責任を取らないばかりかその対策をしようとしないこと、ねじれ国会のたいへんさを小沢氏は充分しているのに、その力を借りることもしないで、わけの分からないことをばかり言っていること、それは民主党のためにもならなければ、日本を疲弊させていくばかりです。民主党幹部議員や内閣の方たちの目覚めを待つばかりです。

最近、親小沢派の方々からはすこぶる評判の悪い岡田克也氏ではあるが、私の想像ではあるけれども、党内で、おそらく氏が誰よりも孤独で四面楚歌なのではないかと思う。
岡田氏の特徴はグループというか派閥を作らないことにあり、それはイコール味方を作らないことと同意語なのだろう。
人望はあるのに、群れることを好まないのか、あるいは派閥を嫌うのかは分からないが、それが今、裏目に出ている気がする。
ゆえに外務大臣を更迭させられたことで自棄になっているようにすら感じるこの頃の言動だ。
岡田氏は今ここで、小沢氏の政倫審出席要望を取り止めればいいと思う。
そうすれば、小沢氏、鳩山氏、民主党参議院は全て、味方についてくれるし、党が分裂したとしても、小沢氏、鳩山氏が、岡田氏を代表として擁立してくれるのではないか。


鳩山政権時代、閣僚の中では、誰よりも頑張り、誰よりも情報開示に意欲的だった氏を小沢氏、鳩山氏は支援すべきだろうし、岡田氏は小沢氏、鳩山氏と供にあってこそ光る逸材であると思うから、そういう行動に出てもらいたい。
マスゴミのバッシングからは小沢氏が全て、文字通り身をもって盾になってくれる。
最近の岡田氏の行動は本当に残念でならない。しかし、それが本心からの行動とも思えないのだ。あまりに表情が焦燥感に包まれ過ぎている。
岡田氏以外の執行部が圧力をかけているのだろうか。
管、仙石、前原あたりと関係を今こそ断ち切るときだろう。
その結果、幹事長を解任させられるかもしれないが、それでもいいじゃないか。
そのときこそ、岡田氏を代表に立てて、小沢氏、鳩山氏が党を分裂させるときだ。

私には 岡田さんはすでに「過去の人」だ。
まっすぐはいいが、猪突猛進では大政党を束ねることなどできない。
「小沢さんとカネ」について我々の知らないことを知っていての行動ならともかく、「世論」云々でそう言っているのでは話にならない。
世論は 検察リークに踊った大手マスコミが作り出したものということを忘れているか忘れたふりで小沢叩きに狂奔する勢力に負けた岡田氏に期待するものはゼロだ。
それよりも、本稿の筆者 達増氏の広く深い視野はどうだ。

この人にこそ 知事職を1期勤め上げて中央に復帰し、小沢さんの路線を継承発展させてほしいし、有力なポスト小沢さんと思う。

>小沢氏は他の政治家から攻撃されたり裏切られたりしても、ムキになって怒らないし、憎んだりしない。「無知のなせる業だな」と言って淡々としていたり、「本当にしょうがないな」と言って苦笑いしたりしている。未熟な政治家に対して感情的に反発している暇を惜しみ、そういう政治家はそういう政治家として、今、どういう役を負わせるのがよいか、どう動いてもらうのがよいかを考え、手を打っていく。好きだ嫌いだよりも、相手の意志と能力に注目して、働きかけていく(あるいは放っておく)。<

最後の(あるいは放っておく)は本当だろうと思うが、それ以外は納得できない。小沢氏に忠告したりすれば、すぐにプッつんして連絡もとれなくなる、ということを新聞で読んだことがあるが、それは全てマスコミが小沢氏を悪く言うための誤報だと言うのだろうか。過去において何人の有望な人が小沢氏から離れていったか。最近では渡辺元衆議院副議長、藤井元財務相などの例がある。大体、68歳で政治家としての先が長くない年齢になっても次期民主党代表=首相を目指せる有力者を育てることができなったことがが、何よりの証拠ではないかと思う。

そうですね。不思議と流れが前原さんだけが何かに守られているようですものね。その癖、前原さん自身はそんなに強く前に出るわけでもなし。米国のアジア担当者からみると、前原さんって、入口としては便利なんでしょうね。でも前原さんは日本のリーダーにはなれないと思いますよ。米国もそれは理解してるのではないかな。

はじめまして、牧野弘幸です。

◆管理人様

>政倫審出席を求める岡田幹事長に対し、小沢一郎氏はそれが不当である旨文書で回答した。

 政倫審出席を拒否する小沢一郎議員も小沢一郎議員だけど、小沢一郎議員に除名処分(少なくても離党勧告)処分を下さない岡田克也幹事長も岡田克也幹事長。
 このまま放っておいた場合、岡田克也幹事長も同罪だと思います。

◆Revolution様

>岡田氏は今ここで、小沢氏の政倫審出席要望を取り止めればいいと思う。
>そうすれば、小沢氏、鳩山氏、民主党参議院は全て、味方についてくれるし、党が分裂したとしても、小沢氏、鳩山氏が、岡田氏を代表として擁立してくれるのではないか。

 小沢一郎議員の政倫審出席要望を取り止めてしまうと、野党との連携が困難になってしまいます。
 参議院で過半数に達するパターンは以下の5パターンしかありませんが、何れにしろ、小沢一郎を処分しないと連携が困難です。
 ◇民主党(106) + 自民党(84)
 ◇民主党(106) + 公明党(19)
 ◇民主党(106) + みんなの党(11) + 国民新党(3) + たちあがれ(3)
 ◇民主党(106) + みんなの党(11) + 国民新党(3) + 改革クラブ(2)
 ◇民主党(106) + みんなの党(11) + たちあがれ(3) + 改革クラブ(2)

以上です。

私には最近、小沢氏が坂本龍馬とだぶってみえてきている。ほめすぎだろうか。もしこのまま第一線からいなくなったらきっと昭和平成の歴史に天才政治家として彼の名は残ると思う。

  おはようこざいます。

 達増さん、少し達観した書き振りに、先の暗澹たるを感じ、この国の奇形を今更ながら確認しています。

 コメントの中に幾つか気になることがありますので、書かせていただきます。

1.小沢氏は、自身に纏わる全ての所謂「政治とかね」問題について、今後、一切のコメントが出来ない。
 何故なら、自身に纏わる全ての所謂「政治とかね」問題が関連する事案として、それが司法府裁判手続きに入り、自身は完全無罪を主張して戦うことを以って憲法第38条を理由に立法府政倫審への出席を断わったのだから、今後、どのような機会であっても、自身に纏わる全ての所謂「政治とかね」問題について、一切のコメントが出来ない。TVやネットなどで小沢氏持論の説明を求めるコメントはナンセンスである。

2.国会審議正常化のためだけの、新たな合従連衡の可能性は殆ど無い。
 最大野党自民党は、(来年~4月)統一地方選挙勝利確実な状況を受けて、その後(来年5月~)の解散総選挙を画策し、既に、仙谷由人官房長官等の問責を勝ち得て、国会審議拒否を明確に公言し、菅政権を追い詰める手を着々と打っている。他の野党も、落ち目の民主党と今組むメリットは殆ど無い。有り得るとすれば、民主党が割れてその何れかが現野党のどこかと組むことである。現有勢力の足し算引き算はナンセンスである。実は、秘中の手があるのだが、その披瀝はまだ早い(笑。

3.小沢氏と現民主党執行部は、既にコリジョンコース上にある。
 仙谷由人官房長官問責議決と、岡田克也幹事長が「小沢氏の国会招致を議決してでもやる。」と語った段階で、小沢氏と現民主党執行部の正面衝突は避けられない道筋に入った。小沢氏には無罪立証、現民主党執行部には菅政権死守の至上命題が予め公然とされているのだから。

4.民主党内には相反する2つの価値観存在が明確になった。
 「信頼と、裏切りの無い政治によってあるべき政治状況が生まれる」と考える小沢一郎思想の価値観と、「信頼や裏切りは、共に政治の方便である」と考える菅直人氏、仙谷由人氏、・・等所謂「さきがけ」人脈に多く内在する価値観(武村正義的不潔さ?笑)である。小沢氏が挙党態勢といえば、親小沢、反小沢派の分け隔てなく人材を執行部に登用してきた言行一致実績に反し、菅直人氏、仙谷由人氏、・・等所謂「さきがけ」人脈に内在する「信頼や裏切りは、共に政治の方便である」とする価値観の下では、406人内閣と公言しながら「脱小沢」という排除の原理に基づいた政権正統性(Legitimacy)を主張してしか、未だ菅政権の存在価値(レーゾン‐デートル【raison d'tre】)を見出し得ないでいる。


 今どうあろうと、そのそれぞれの正邪は、必ず歴史の中で証明される。
 埋もれた正義は必ず見出され、隠蔽した邪悪は必ず暴き出される。
 
 私は、小沢一郎氏に正義があると確信する。

 願わくば、今月20日にあるだろう小沢-菅会談において、菅直人氏が小沢氏に離党を勧告する愚挙だけは避けて欲しい。切に願うばかりである。

私は、岡田氏を全く評価していません。政治家としての資質はないのだと、最近の言動を見て感じます。もし、いましている事が本意でないのであれば、はっきりと自分の意見を述べるべきです、それが、政治家として最低限することです。
代表選の時に、地元の意見を聞いてから決めるという議員の多い事に愕然としましたが、政治家ならば、ご自分の考えを世に問い、支援者を増やすべきであって、多数の意見に従うのであれば、政治家の資格無しと思います。
小澤氏に変ることのない支持者の多いのは、彼が変ることのないしっかりとした考えを持っており、その根本に日本の国と日本人の為に、よりよい政治を行いたいと言う信念が有るからだと思います。それこそが政治家としての原点だと思うのですが、いまは本当の意味での政治家がほとんどいない事が、この国の現状を表しているように思います。それも、私達国民の責任ですね。

投稿者: 牧野弘幸 様| 2010年12月18日 00:21

すばらしいご見解ですね。
自民党は総選挙なら勝利するので民主党と連立は組まないし、公明も学会の反対で組まない。
※自民は谷垣総理なら連立を組む。今や民主党はその程度だ。
菅政権では予算を組めないのはみえている。近いうちに選挙があるとみるのが自然である。
社民は仙石米軍基地甘受発言で引いたし、みんなの党は連立の意思は示していない。
そもそも連立とは強い党に対して弱い党が数を提供して過半数確保するか、対等に近い党が組んで過半数を確保するということであるが、いまや図体はでかくてもよれよれの菅政権と連立を組む党など、小沢処分しようが、仙石切りをしようがあり得ないのだ。
茨城県議選でも民主党の選挙対策は風任せ、風が逆風だから大敗という無策選挙、候補者は本部が厳選して、政策と組織と戸別訪問で支持者を固めた小沢選挙とは対極である。
自民党はじめ野党は小沢がいなければ万々歳である。
みんなの党は第二党もあり得ると考えている。茨城県議選では取手市で民主党県議がみんなの党から出て民主党候補を破り当選している。
菅内閣の菅・仙石は風を吹かすのに小沢切りを画策しているのだが、もうそんなことで支持率回復などあり得ない。仮免総理、暴言長官のもと、企業減税と米軍思いやり予算の5年間据え置きの一方、マニフェストの放棄、個人増税路線への回帰をみれば自民党政権と何の違いもない。その上、TPPと中国敵視の防衛大綱に至っては噴飯ものである。
今や存在価値すらないのである。
小沢問題は小沢の問題でなく、小沢を利用した民主党の路線切り替えである。国民生活第一派を切捨て、米国、大企業、官僚第一への切り替えを宣言しているのだ。
完全に党内クーデターである。
岡田は外務大臣になった時官僚に操られ、普天間では何の力どころか障害となった。総理に逆らう駐米大使を処分どころか注意も与えられず、鳩山を潰す一翼を担った。この時点で岡田は終わっている。幹事長としても選挙対策は上記記載のごとく無策である。
イオンという三重県地盤の大組織に支えられ、苦労なく政治家になったボンボン丸出しで、堅物でも何でもなく、排官僚の典型的日本の自民党的政治家である。海千山千の仙石に何かをつかまれ、脅されているか、総理のイスをにおわされたのかで、小沢切りに邁進しているのであろう。小沢氏が哀れみでみるのも当然である。

kobamitsu | 2010年12月17日 21:57

>過去において何人の有望な人が小沢氏から離れていったか。

離れていった人で有望な人がいたか?
渡部、藤井が有望と言うなら小沢さんじゃないけれど、それは見解の相違だ。(笑)

私に言わせればダメな奴がみんな離れて行く。
船田、熊谷、二階、小池それに最近では岡田が加わるだろう。

薩長同盟に一役買った坂本と似ている点もあるがより上の気がする。

坂本は政商で、幕末混乱期にいろんな紐づるを見つけては海援隊を作ったり、政治家同士の話し合いの場を設定したりしたが、歴史の中ではそれほど大きな役割はしていない。

一方、旧田中派の大御所なのに小沢氏は新しい政治の理念を作って日本の左右を解体したり、政治制度を変革したり、野党民主党を政権に就けたり、すでにその活動そのものが歴史を変えている。

小沢問題をみるにつけ、小泉政権期の自民党と比べてしまいます。もちろん、小泉自民党を支持するものではありません。
小泉が自身の年金問題で勤務実態のない会社から厚生年金支払いを受けていたということで、開き直ったあの事態ですが、少なくとも自民党は党として小泉を守った。そのことによって疑惑追及は腰砕けとなり、マスコミは話題として取り上げなくなった。

そのことの是非はともかく、今回に限らず、民主党は党としての最低限の対応すらしていない。小沢氏の疑惑といわれているものが、疑惑の名に値しないということは脇に置くとしても、少なくともまとまりのある政党としては、司法において審議されるものであるから、国会マターではないと上から下まではっきりと言い切ることが必要だろう。

<そういう小沢さんが大好きだけれど>
やはり、世代間の考え方の違いでしょうか。私は正直申し上げて、小沢さんはご自分の身をもっと守ったほうが良いのではとおもってしまう。正直、ここまで慈愛を降り注いでくれる、小沢さんに対して、公然の裏切り行為をした岡田と、自分の欲望のために、小沢さんに対して、不当かつ理不尽で執拗ないじめ行為を続ける菅、仙谷をはじめ、一連のグループ議員は絶対に許せません。ああいう人種は本当は人間の心を持っていないのではないかとしか私にはどうしても思えない。たとえ小沢さんが許しても私は許せません。正直こんな人たちに情けをかける小沢さんが歯がゆくてなりません。私なら絶対に容赦しないでしょう。小沢さんは、小沢さん個人ではなく、多くの支持者が背後にいるのです。もう、ご自身を大切にされてもいいのではないでしょうか。また、逆に小沢さんを支持している人間は、ああいう薄汚い手法を臆面もなく続けるあの人たちにもつ恨みが、なおさら深くなるような気がします。「権力を持てば何をしてもいいのか?」こんな問いかけは使い古された言葉だけれど、昨今、これを目の当たりに表現してくれた政権は菅政権以外に見当たりません。

今回の騒動が、いまや悪名高い検察の特捜部でさえ起訴をためらった事案を勇敢にも起訴相当とした検察審査会の決定に端を発していることを忘れてはならないと思います。検察審査会制度というのは戦後にGHQの指示で取り入れられた制度。起訴・不起訴を決める予審の段階に陪審制を組み入れる米国の制度の変形でしょうか。陪審制には国民の権利保護(自由)、司法参加(民主)というような目的があると思いますが、検察によって不当にネグられた不起訴事案を国民の目で審査・起訴して正義を実現するという検察審査会設置の目的は、権力の恣意性から国民を守るという陪審制(国民の司法参加)の趣旨とは微妙に異なります。国民目線などと言いながら、無実の人をムリヤリ法廷に引っ張り出して「裁判の場で黒白をつけるのを見てみたい」ということも起きかねません。せめて検察審査会が「公開される」か「弁護人がつく」という制度設計であれば、陪審制(国民の司法参加)の利点も生きるかもしれませんが、相手の言い分も聞かずに素人が一方的に判断するのでは、却って接触する一部の専門家による暗示を受けるようなことにならないでしょうか。検察審査会制度がそのようなものである以上、そのようなものとして扱うことが必要ではないでしょうか。「政治とカネ」と鬼の首でもとったみたいに騒ぐことには疑問を覚えます。ましてや、それを根拠に政敵を倒そうと、同じ政党に属する議員がはしゃぎまわるのはあまりにみっともない。戦後GHQのサジェスチョンで作られた制度には、大陸法制が軸の日本に、歴史的な事情を無視してムリヤリ米国の制度を持ち込んでいることがあり、理念どおりには巧く機能していない場合が多いように思います。政治家ならば、むしろそこらの制度のありかたのほうをよく考えて欲しいなと思います。

話が検察庁や検察審査会に及ぶと「指揮権発動」だ何だと言われるのが怖いのか、すぐに口をとざしてしまう政治家が多いのが残念です。小沢さんの個別事案はともかく、検察庁のあり方や検察審査会制度については、政治家が考えないと当事者が自分で始末をつけられる問題ではありません。松戸のヨーコさんに賛成です。

◆奥野様

>小沢問題は小沢の問題でなく、小沢を利用した民主党の路線切り替えである。
>国民生活第一派を切捨て、米国、大企業、官僚第一への切り替えを宣言しているのだ。

 あ~、小沢グループも「米国、大企業、官僚第一」に近い考えですよ。
 小選挙区制偏重、二大政党制偏重。
 所得税減税、住民税減税、農業自由化、損保自由化、高速道路無料化、ガソリン税減税等、新自由主義(新保守主義)政策のオンパレード。
 子ども手当は前原グループの小宮山洋子議員が考案したものだし、戸別所得補償制度は農家へのベーシックインカムではありません。

以上です。

「小沢氏の時代」は、
もう終わったのですよ

皆マジメに日本の未来を
考えなければならないときなんです

金権政治家の動向や意向など、どうでもいいのです

小沢氏の最大の失敗は、民主党が
いかに無能だったか気づかなかったことでしょう

タレントや柔道バカ女に国民の生活を任せるわけにはいきません。次の総選挙を経て、民主党は落ちぶれるでしょうね。ここまで国民を敵に回してしまったのですから

選挙区は自民、比例は「みんな」という投票パターンが多くなると予想してます。民主に投票する理由が全くありませんから。鳩山氏だって元総理と言えどヤヴァイでしょうね

 おはようございます。

 チョッと気になるコメントがあったので、再び参考資料をアップしておきます。

 今、日本国は

「皆、マジメに日本の未来を考えなければならないとき」⇔
「主権者たる国民が、皆、真面目に政治を考えるとき」⇔
「小沢一郎氏が唱える自立した国民が支える民主主義国家」

だから、今こそ「小沢一郎氏を最も必要とする時期」なんです。そして、今となっては、小沢一郎氏、或いは、小沢一郎氏の思想信条を受け継ぐものだけが日本国を救えるのだ。

《参考資料》

1.小沢氏の冤罪は無知から生じた?
小沢氏の政治資金報告書を会計士が見ると・・・
http://www.youtube.com/watch?v=tctnJxM8k54&feature=related

2.小沢氏が唱えるデスクロージャーの真意と国民参加
【宮台真司】小沢一郎は国会招致に応じる必要なし【神保哲生】
http://www.youtube.com/watch?v=1OjAZGwwlb8&feature=related

3.小沢氏の思想信条を求める時代背景、日本国が自立国家であること。
ⅰ)(動画版)ウォルフレン教授講演 2010年12月5日TKP東京駅日本橋ビジネスセンター 
http://iwakamiyasumi.com/archives/5115
  (文字起こし版)ウォルフレン教授講演 2010年12月5日TKP東京駅日本橋ビジネスセンター 
http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/645.html
ⅱ)(動画版)岩上安身氏ウォルフレン教授ustインタビュー 2010年12月11日
http://iwakamiyasumi.com/archives/5163

4.小沢氏の思想信条が貫かれた道程、権威やメディアに阿ないこと。
(動画版)岩上安身氏渡辺乾介氏ustインタビュー 2010年12月15日
http://iwakamiyasumi.com/archives/5233
(文字起こし版)岩上安身・渡辺乾介対談 2010年12月15日
http://www.yshimizu.com/IWJ-temp/Watanabe.html

まだ他にも多数挙げるべき資料はありますが、今日のところはこのくらいで(笑。
 

堀口様 

「ひとの道に反する」なんていう倫理は、当事者には埒外なのでしょうね。
まがりなりにも、少し永く生きて、人の道、世間を知るようになってみると「ひとの道に反する」輩というのはどこにでもいるもので、「思想哲学に基づく政治の世界」にさえそういう「輩」がいるとほとほとうんざりするものです。結局いくら奇麗事を並べて聖人君子のようなご託宣を述べていても、やっていることが「下賎な輩」であれば、その高邁な思想なるものも全ては「下賎なもの」でしかないのです。
 その種の要素がかの日本の「サヨク」に深く根ざして存在していることを本当に恥ずかしいと感じるし、数十年前に組織の内部から実感した「感覚」が間違いでなかったことを、仙、菅グループの言動を目撃するたびに、幻滅しながら再確認する日々です。

 たしかに、小沢氏が「もーいいや」と言えばそれまでの話で、その後はたいした罪状にもならない法廷闘争を繰り広げるだけでも、小沢氏にとっても楽な選択であるでしょう。そういう「楽」を選択させない、民主党及び日本の政治の世界、そして我々国民はなんと残酷な「ひと」たちなのでしょう。

「ひとの道に反してはいけない」そんなことまでいぶかい、否定しかねないような「政権与党の政治家たち」に、つける薬もなくなってきた気がします。

◆ばろんでっせ様

>今こそ「小沢一郎氏を最も必要とする時期」なんです。そして、今となっては、小沢一郎氏、或いは、小沢一郎氏の思想信条を受け継ぐものだけが日本国を救えるのだ。

 もしかして、1993年以降の小沢一郎氏は反面教師を演じてたかもしれません。
 小沢一郎氏の「日本改造計画」は良くない見本と言われてますし、小沢レジームから脱却したものだけが、小沢一郎氏の思想信条を受け継ぐものかもしれません。

岡田は従米思想の持ち主だと言うことだろうね。

小沢氏は囲碁好きらしいが、将棋を指してもなかなか強いのではないか。自分も含めて盤上の駒と捉え、戦略を練っているように思われるからである。

彼にとっての王将は政策実現そのものであって、そのために必要であれば、代表であれ、幹事長であれ、辞する。今回の政倫審に関しても、国会運営に資するならば出席すると言っている。

達増氏ご指摘の小沢一郎という人物像からは、敵駒を自駒として使いこなし、歩をと金として活躍させる、将棋指しが連想される。

このような人物であるならば、一度は自由に勝負させたいものである。

 おはようございます。
 
 牧野弘幸さん、コメントをありがとうございます。遅くなりましたが、レスさせていただきます。

 40年有余、小沢氏が貫き、育んできた思想が何なのかは、皆さんそれぞれが当たる資料への接し方で異なるとは思いますが、それを静的に捉える悪弊を廃し、動的に捉えることが不可欠と思います。

 そこで、別コメントでお示しした例以外で、そのことが解り易いものを、若干引用転載して、例示しておきます。これぞ保守思想の真髄と思います。

2006年4月7日民主党代表選挙、小沢氏政見演説
 ・・・・・・・
 最後に、私はいま、青年時代に見た映画『山猫』のクライマックスの台詞を思い出しております。イタリア統一革命に身を投じた甥を支援している名門の公爵に、ある人が「あなたのような方がなぜ革命軍を支援するのですか」とたずねました。バート・ランカスターの演じる老貴族は静かに答えます。「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。英語で言うと We must change to remain the same. ということなんだそうです。」確かに、人類の歴史上、長期にわたって生き残った国は、例外なく自己改革の努力を続けました。そうなのだと思います。よりよい明日のために、かけがえのない子供たちのために、私自身を、そして民主党を改革しなければならないのです。

 まず、私自身が変わらなければなりません。そして、皆様に支えていただきながら、民主党を改革し、さらに日本を改革しようではありませんか。私はこの闘いに政治生活の全てを注ぎ込み、ひたすら目標に邁進し続けることをお約束いたします。皆様のご理解とご支持をお願い申し上げます。ありがとうございました。

http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/06_0417_00.htm

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