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シリーズ小沢一郎論(5)── 「小沢政治」待望の盛り上がり

日本一新の会 達増拓也(岩手県知事)

 今まで日本一新の会に寄せた拙文には個別のタイトルをつけていたが、今回から「シリーズ小沢一郎論」の共通タイトルをかぶせる。今までが1〜4であり、今回が5になる。

 文化の日、産経新聞の1面、東谷暁氏の「『小沢政治』は葬るべし」という見出しのコラムが目に留まった。スゴイ見出しだなー、と思って読んでみると、こう書いてある--「検察制度そのものに対する批判とともに、小沢氏の『政治とカネ』も、『でっちあげ』に過ぎないとの見方が有力になり、小沢氏への同情と期待が膨らんでいるのだ。」

 これを読んで、私は感慨を抱いた。引用で指摘されているような内容は、かねてから我々が主張してきたことだが、マスコミが形成する「世論」では市民権を得られない、声無き声ではないかと思っていた。しかし、いつの間にか、産経新聞がこういうコラムで対抗すべきと考えるほど脅威に感じるくらいに、「小沢政治」待望の「輿論」は国民の間に広がっていたのである。

 これは、世論に迎合しない言論活動を展開するジャーナリストや有識者の皆さん、その意見や情報をブログやツイッターで自分で確かめ、自分で考え、自分で発言する大勢の人たちのおかげである。11月3日にはインターネットのニコニコ動画に小沢氏が生出演し、視聴数が14万とも15万ともいうくらいに上り、多くのコメントやツイートが寄せられ、代表選時をしのぐ盛り上がりとなった。「オザワ現象」である。
(日本一新の会編集部註=メルマガ配信時では21万に届きそう)

 さて、東谷氏のコラムはその後、「小沢氏の問題は『政治とカネ』にとどまるものではない」として、対中姿勢(去年12月15日の天皇陛下と習近平氏の会見の話と、600人超の訪中団の件)と幹事長時代の党運営に対する批判を展開する。

 習近平氏については、例の一ヶ月ルールが破られた、けしからん、という話だが、私は、なぜそもそも一ヶ月ルールに抵触することになったのかが不思議であった。というのは、習近平氏がその頃に訪日することは、年初には決まっていた由である。そして、習近平氏の夫人が歌手として11月に日本公演しているが、それが10月中に日本で報じられた際、習近平氏本人が年内訪日予定である旨も報じられている。私もテレビでそう聞いた記憶がある。習近平氏訪日は、10月中には日本全体の知るところとなっていたのである。

 だから私は、12月に入ってから一ヶ月ルールの話が出てきた時、なんで事務方がそれ以前に日程を調整できなかったのか不思議に思った。訪日直前に小沢氏が介入したという話が本当かどうか私は知らないが、もしそうだとしたら、事務方(日中双方にそれなりの非があるだろうが)が日程調整し損ねたのを政権与党幹事長が泥を被って納めた格好になっているのではないかと推測する。同じ時期の大訪中団は、昔(自民党時代)からやっていた日中交流事業「長城計画」の第16回目が、参加者がうんと増えて行われたということに過ぎない。騒ぐなら、小沢氏の所属政党が変わっても、16回も同交流事業を継続してきたことに感心して騒いで欲しい。

 幹事長時代の党運営に対する批判については、そもそも、与党幹事長が政策に関与してはならぬ、という体制の異常さを問題にして欲しい。「小沢はずし」こそ問題の核心であり、小沢氏が真に実力をふるう体制であれば、あんな体たらくにはなっていない。ある意味、この部分だけ変に引用されても困るが、「小沢独裁」になっていればもっとましだったのだ。もっとも、小沢氏が閣僚人事とか政策形成なども仕切れる立場にいれば、むしろ適切に役割分担して、独裁にはならないであろう。実は小沢氏は、多くの仲間と一緒に仕事をしたい、というのが基本スタンスだ。

 それにしても、産経新聞は純情だ。素直である。そのへんは好ましい。あとは、よく勉強して欲しい。愛国心は、悪くない。悪いのは、排他主義なのだ。

★   ★   ★

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<日本の反中運動は中国諜報機関が裏で操っている?>

東京で3800人が参加した中国政府への抗議デモの様子をNHKが報じていたが、この抗議デモは、今ではモサドを抜いて世界最強といわれる中国人民解放軍の諜報機関(CIAも支援している可能性?)が裏で操っているといわれている。(ビデオ流出も彼らの仕業か?)

ところで中国の諜報機関は中国国内の反日運動も操っているといわれているが、何故彼らが今回のような日本での反中運動まで操るのであろうか。実は人民解放軍は江沢民派と通じており、軍事委員会のトップである親日派の胡錦濤と対立関係にある。例えば過去に彼らは胡錦濤に無断で潜水艦を日本近海に出没させ日本を挑発したこともある。

ところでネオコン(米国右派)のシンクタンクであるハドソン研究所の日高義樹は「近い将来、米中は軍事同盟を結ぶとともに米国はグアムより東を中国に任せる方向で話し合っている」といっており、中国は最終的にアメリカから日本を譲り受け属国化することが狙いのようだ。

先日の5中全会で江沢民一派は仲間の習近平を2年後に中国のトップに祭り上げることに成功した。次の狙いは(今回の反中デモを扇動したように)日本の右翼を操って日本国民の反中感情を高めようとしている点だ。

米国のお墨付きを貰った(=日米同盟は発動されない)江沢民派は恐らく、2年後以降に日中間の軍事衝突で日本を脅し属国化することを狙っているのだろう。我々日本人はは中国の江沢民一派の策謀に乗らないよう、十分注意する必要がある。そのためにも親日派の胡錦濤と太いパイプを持つ小沢氏の存在は欠かせないのである。

 外交は 外務省が行うものではありません。
外務省が得た情報が 何故にきちんと菅直人首相に伝わらないのか。
その辺りが問題でしょう。
総理大臣は どなたでも真摯に日本のために ”あった”と存じます。

 現在ロシアは 現大統領とプーチン氏による権力闘争が始まっております。
中国も次期主席が決まりかけておりますが、大どんでん返し あるかも・・・・
 対外的に 譲り合う外交を展開する余裕など どこにも見えません。
 対日強行外交 の内情は、その程度のもんです。
 内政的に 不安定きまわりないロシアにしても中国にしても、
日本のように”大人な”外交が出来る精神的な余裕は 指導者にあるはずないのです。
長期的には 別な問題です。

 首を傾げたくなる。
 腑に落ちない。
 なぜか?
 ザジャーナルのブログオーナーは 我々よりも 小沢一郎氏に近い立場にある。

 何故 彼が自民党を捨て去り、民主党政権を産出して、今回幹事長を辞してでも 参議院選挙の必勝を選んだのか。。
参院で過半数さへ獲得できれば 戦後続いた自民党政権を とりあえづ 完全に終わらせることが出来たのです。。
 ところが 菅直人氏が 早速に財務官僚に絡め取られ 消費税増税を リップサービスして 終わりました。
 小沢一郎氏は この点では、なに一つぶれてない様に見受けられます。
 申し訳ありませんが、取り巻き&その周辺の方々が 一番小沢一郎氏を理解されていないのではないか。。。
彼は 戦後政治を清算することが、直近の未来日本に必要である。
それを達成するためには、安定過半数を 手にすることが第一義である。
そのためには あらゆる政治手段を使う。


 それが 本来”瞬間芸”の要求される「外交」であり、
国内的にも 政治というもんではないのでしょうか!

投稿者: 太郎 様 | 2010年11月 8日 22:57
 
御指摘の通りだと思います。小沢さんは参院選に全てを賭けていたのだと思いますが、二つ勘違いをされてたのではないでしょうか?
 一つは昨年の西松事件があっても民主党が衆院選で大勝したことによる、国民がある程度政治的に成熟してきており今回もマスコミに振り回されることなく民主党を応援してくれると思ったこと。
 もう一つは、菅さんがここまで仙谷、前原チームに乗っ取られることはないと考えたこと。


 凌雲会が最悪離脱しても民主党で衆参過半数を獲得することが理想像ではあったはずですが、それに拘り過ぎたことにより、最悪の事態になっているような気がします。
 又、民主党支持者も未だにマスコミ情報を鵜呑みにしている人が殆どで、真実に気が付いているのは多くても2~3割だという現実を直視しなかった。自民党支持者には説明しても仕方がないが、民主党支持者、無党派層にはTV、新聞で垂れ流されているプロパガンダに対し、戦略的広報を全くできなかったことが今日の混沌を生み出していると思います。
 今からでも遅くは無いので先日のニコ動よろしくネット、ミニコミに頻繁に出演して、平和ボケの人々を取り込む努力が必要だと考えます。

達増知事 様  ご高説いつも拝聴しております。東谷暁氏に比べて、同じ産経でも。山際澄夫元記者ときたら、以前の朝ナマでも、小沢氏のことを口汚く罵っていたが、何とも品位のない胡散臭い人物でした。彼が、東京第5検審会への申立人であることも頷けました。9月14日の『強制起訴』議決が、20日遅れの発表(憲法第40条違反の疑い)といい現検審会は人権に関わる大問題だ。毎日の朝刊でも、元東京地検特捜検事の高井康夫弁護士は、さる定例会でも今の検察審査会は「起訴の判断基準が下がり、冤罪が生まれる可能性がある」と述べておられる。 各地で始まっているデモは、検察、マスコミへの糾弾である。「政治とカネ」の虚構がバレて困るのは誰か。小沢一郎氏の冤罪もどのみち国民は知ることとなるのだ。立法府は、与野党とも、民主国家にそぐわないこの法律は、真剣かつ早急に改正、廃止すべきである。

JUN氏 2010年11月 9日 13:37
> 二つ勘違いをされてたのではないでしょうか?

感覚的な物言いになります。 

> それを達成するためには、安定過半数を 手にすることが第一義である。
> そのためには あらゆる政治手段を使う。


 政局とは どこから出るのでしょうか?
 ご自分の観点から 唯々諾々 すること。
 

小沢一郎氏は 生涯掛けて 身体張って やってられる。

身内的な部分が 政局を作っては 先に進めないのでは ないでしょうか?

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