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和田等:初の女性首相下の豪議会は「初づくし」─初のイスラム教徒議員、先住民議員、緑の党議員

 オーストラリア議会は初の女性首相、ジュリア・ギラード政権下で9月28日に開会するが、首相だけでなく新議員にも「初」の顔ぶれが続々誕生、話題を呼んでいる。マレーシアの国営通信ベルナマによれば、そのひとつが初のイスラム教徒の国会議員が選出されたことだ。

 8月21日に行われた下院総選挙では、与党・労働党と野党・保守連合とも単独過半数を制することができず、70年ぶり「ハング・パーラメント」(中ぶらりんの議会)状態が現出した。保守連合との息詰まるような綱引きの結果、無所属議員2人の協力をとりつけた労働党が多数派工作に成功、ギラード首相が引き続き政権を担うことになった。

 初のイスラム教徒国会議員となったのは、シドニー西郊のチーフライ選挙区で当選を果たした労働党のエド・フシック氏。
 フシック新議員の両親(イスラム教徒)は、1960年代に旧ユーゴスラビアからオーストラリアに移住したが、当時は英語を理解できず、専門的な技能や知識を持つわけではなく、まさに「庶民」と呼ぶにふさわしい存在。ただただ、子どもたちがよりよい生活を送れるようになることを夢見て移民した。フシック氏はそんな両親の夢をかなえたのだ。同氏の母ハシバさんは「私はこんな日のために生きてきたのよ」とわが子の当選を喜んだ。

 また先住民アボリジニが国会議員に選出されるのも同国初だ。初のアボリジニ議員となるのはケン・ワイアット氏(自由党)。1970年代にはアボリジニの上院議員が存在したが、議会(下院)ではワイアット氏が初の議員に就任する。

 緑の党の国会議員が誕生するのも初めて。メルボルン選挙区で当選を果たしたアダム・ブラント氏が同党初の議員となる。

 さらにブリスベン北郊のロングマン選挙区では、弱冠20歳のワイアット・ロイ候補(自由党)が当選を果たし、同国最年少の国会議員が誕生することになった。豪州の議会には、「新しい風」が吹き込んできたようだ。

(この記事は「日刊ベリタ」から許可を得て転載しました)

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オーストラリアといえば、かつて教科書で白豪政策を習ったことを思い出すが、同じ英連邦の南アフリカのアパルトヘイトが終了してから何年も経ってもいるのに、オーストラリアがここにきてようやく白人以外にも政治参加が認められたことは、オーストラリアの民主主義にとっては大変良いことだと思う。もちろん政治的には他民族の意見が反映するようになるので、多少の国内の混乱もあるのかもしれないが、今回議員となった少数の方々にとっては、オーストラリアでの地位の向上に大いに寄与するであろう。

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