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« 《第17回》竹中ナミの郵便不正事件公判傍聴記:自立支援法を通すため、という検察ストーリーの嘘
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岩上安身×高野孟:日本を破滅に導く検察とマスコミ »

喜納昌吉:ニライカナイの海から見えたこと

 民主党沖縄県連は4月11日、普天間基地移設候補先として取りざたされている勝連半島沖を船で視察し、地元住民との意見交換会を開催した。今から37年前、勝連半島はCTS(石油備蓄基地)建設反対運動で燃えていた。CTS誘致派の中心人物は、現在勝連沖移設案を平野官房長官に持ち込んだと言われている太田範雄氏(沖縄商工会議所名誉会頭)である。私は、反対派「金武湾を守る会」の安里清信氏からの「住民運動を頑張ってるおじいちゃんやおばあちゃんを歌で勇気づけてほしい」との依頼に応え、演奏に行った。これが私の住民運動参加へのスタートとなり、政治への関心を高めるきっかけとなった出来事だった。

 そもそも勝連沖移設は、私が3月10日に官邸を訪れ、平野官房長官から聞き出した案だ。長官は3月21日、うるま市議会議員4人を官邸に呼び、この案の受け入れを他の市議に説得するよう依頼したという。その経費は官邸側が持ち、ここでも官房機密費が使われた疑惑が生じている。官房長官も会見で、事務所費用や官房機密費などから拠出した可能性について問われると「そういう事実はどういうとこから導いてこられるのかわかりませんから、コメントは控えたい」と述べるにとどまり、否定しなかった。うるま市議会は3月19日に、「与勝会場沖への普天間飛行場の移設に反対する意見書(案)」を全会一致で可決している。その後の21日に平野氏と面談していることが事実とすれば議会軽視も甚だしいと、地元うるま市では、官房長官への批判の声があがっている。また、官房長官の選挙区である大阪のマリコン業者が、勝連沖の水域を調査に入ったという噂も流れている。民主党政権は、国民への情報の開示を掲げているのだから、長官は官房機密費の使途公開についても、普天間基地移設交渉についても、国民に開かれた形で堂々と行うべきではなかろうか。

 長官は勝連沖案の有効性について、「勝連沖のサンゴは死滅している。漁協も賛成だ」と言っていた。だが視察してみると、船の上からでも群生するサンゴがはっきりと確認できた。地元住民との意見交換会では、「大漁と島の発展を願う行事『サングヮチャー』の時に、祈りをささげるナンザ岩まで平安座島から歩いて渡れなくなる。埋め立てされる海域は、太陽が昇ってくる場所だ。沖縄には、東の海の彼方から五穀豊穣がもたらされるというニライカナイ信仰がある。我々に昇る太陽の代わりに、ヘリ基地から昇るヘリを拝めというのか」、「やっと若い漁民も増えてきた。東海岸は観光資源として活用すべきだ」、など様々な意見が出た。

 かつてCTS闘争当時誘致派だった人が、私に近づいてきてこう語りかけた。「CTS当時は、『島ちゃび(離島苦)』を抜け出すための海中道路建設という悲願があり、これを錦の御旗と受け止め賛成した。当時は、賛成反対に島が二分され、多くの島民が苦悩を味わった。しかし、今は経済効果という誘惑では錦の御旗は立たない。平野官房長官が現場を視察すれば、こんなきれいな海を埋め立てることはできないと思うだろう。私は、鳩山総理を信頼している。総理がこの埋め立てに反対してくれることを願っている」。

 鳩山総理にも島民の訴えを届けて、英断を下してもらえるよう、私も努力を続ける。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

鳩山首相がこんなばかげた案に賛成するようなことは決してないと信じます。

何を楽観的な、と思われるかもしれませんが、実際、このままいけば、鳩山氏の持論である「駐留なき日米同盟」の実現に限りなく近づいていけるのではないか、という気がしています。もちろん、そのためには、俎上に上った全ての「候補地」の住民が、あらゆる理屈をつけて全力で米軍基地化反対の声を上げ続けなければなりません。逆説的ですが、そうすることが、結果的に鳩山内閣を側面から支えることになると思っています。

<嘉納様>
ご苦労様です。25日の県民集会に向けて、お忙しい毎日を過ごされているのでしょう。沖縄が伸るか反るかの一大事、頑張ってくださいね。
さて、連続投稿で平野官房長官を取り上げるのは、余程腹に据えかねていると推察いたします。
鈴木宗男さんは自身のblog「ムネオ日記」で平野官房長官をゆいまーる精神を知らない男だ、と断じています。沖縄の方々は、人の縁、人間関係を大切にしている。今まで沖縄の為に何ら汗をかいてこなかった人間が、地位を得たからといって、解決できるはずもない、と。
勝連沖の綺麗な海を埋め立てさせてはいけないと心に誓うと…。
大丈夫、外交委員長の宗男先生は、勝連沖埋め立ての予算や法案は、委員会で通さないでしょう。小沢さんも同じ思いでしょう。平野貞夫さんの記事によると、新進党時代から最初に普天間返還への道筋をつけたのが、小沢さんで、協力者が与謝野馨だったそうですね。
森蜃気楼総理の頃から、利権絡みの方向に動き出した、との事。
小沢さんも宗男先生と思いは共有していると確信しています。
この二人が味方につけば、内閣が何をしようが肝心の関連法案は国会を通りません。
それにしてもウチナンチュのうるま市議会議員さん、ここは官邸機密費を突っ返して地元「琉球新報」「沖縄タイムス」向けの記者会見でも開けば男を上げるのに!
さすがの鳩ポッポも平野切りに踏み切れるのに。
あんな平野みたいなカスが普天間問題を仕切っていたら、嘉納さん、邪魔でしょうがないでしょ。
全国紙はアメリカペンタゴンの機関紙だからダメです。
また、県民集会に合わせた動きとして、長崎大村九条の会なる組織が便乗しようとしている。
そうやって理想論を振りかざし、結果、何処も海兵隊を受け入れずに、沖縄に負担を押し付けている事に気づかないのだろうか?
思想信条とは切り離して、沖縄の負担を本土に受け入れ様とする心、人間性の問題だと思うのだが。

このサイトには久しぶりの投稿になります。この何ヶ月か体調が優れないので、ネットはただ見るだけだったのですが、この基地問題を沖縄の人と高野さん、そしてここに集う民主党支持の方に知って頂きたかったので、書き込みします。

『アメリカが今から60年前くらいに考えていたこと』・・・それは、あの風光明媚な’軽井沢’にも米軍基地を作ろうとしていたこと!!!!!!

今から、約20年くらい前に、私はある本を読みました。
それは、講談社刊「軽井沢物語」(宮原安春著)です。この本の最後の所あたりで目を見張りました。
それは、サンフランシスコ講和条約が結ばれた後、昭和28年4月に、日米行政協定委員会が軽井沢町役場を訪ねて「米軍山岳冬期学校に関する覚書」を町長に手渡したのです。
名称こそ「山岳冬期学校」だが、米軍による演習地だったのです。
これには、軽井沢に別荘を持つ人たちや林間学校を持つ東京の大学に、住民達が反対の呼びかけを精力的に行ったそうです。
そうして、軽井沢に別荘を持つ学者・知識人が基地反対の輪に加わっていったのです。
ついには、その年の7月に、米軍の浅間山演習地(山岳冬期学校の事)は正式に取り消されました。

以上なんですが、皆さん達は、今から60年ほど前に、軽井沢に米軍基地が作られよう、としていた事はご存知だったでしょうか?
沖縄の米軍基地が、米軍の為の「リゾート基地」である事は周知の事実ですが、まさか、日本の一大観光地の軽井沢をも、米軍の手に落ちようとは思ってはいなかったと思います。
でも、現実には60年前に起こっていたのです。
だから、アメリカは日本の心をも侵食しようとしていたに違いありません。
今から60年前に起きた軽井沢での米軍基地騒動をもう一度掘り起こす必要があると思います。

<マリアンヌ様>
お久しぶりです。また、戻ってきてくれてうれしい(^_^)v
さて、軽井沢米軍基地の件、初めて知りました。
もちろん、日本人の大切なリゾート地軽井沢が米軍の街にならないで、良かっと思います。
ただ、反面、何ともいえない不条理も感じてしまうのです。
軽井沢は、所謂日本のエシュタブリッシュメントが別荘を構える地です。
だから、アメリカ軍を排除できた。一方、沖縄は、対戦中、唯一の地上戦を戦わされた地域です。その上、占領されて米軍の好き勝手な場所を接収され、米軍の残りの場所に住まわざる得なくなったのでしょう。
今、在日米軍の70%が沖縄に集中していて、本土の人間は、押し付けてきたと言っても反論できません。
私は、軽井沢の様なリゾートや沖縄の海の様に環境アセスメントに引っ掛かる場所に新たな基地を作って差し上げる必要はないと思います。
だから、現実的に米軍基地を排除できないなら、東京や大阪など、大都会沿岸が引き受けるべきと考えます。
ゴルフ場は造れませんが、変わりに歓楽街があります。珊瑚礁もジュゴンの生息地でもありません。
沖縄の痛みを、本土も引き受けるべきと考えます。

米軍普天間の基地移設の問題は米軍を長い間、勝手気ままにさせてきた前自民党政権のつけが今きていると思います。

戦後、65年続いてきた米軍基地問題は、病的霞ヶ関村の組織の改革と同様に、一挙には難しいとは思いますが、せめて今、一人でも多くの国民に米軍基地問題を自分たちの問題として考えなければいけない機会が生じただけでも政権交代の意味があったように思います。自民党政権が続いていたら、このような思いはなかったわけですから。

国民が今日まで前自民党政治家にまかせきりできた結果が今の普天間問題でもあるわけです。ある意味で、国民にも責任の一端があるわけです。そしてその国民は騙され、自民党時代のデタラメ政治(核密約、日米同盟の密約等々)も結果的に国民は選挙でリセットできなかったわけです。

鳩山首相の真意は別として、「今の、一見、なすすべ無しと見える状況を結果的に醸成」はある意味で、国民に考えさせる時間をとっているとも考えられる。国民が支援しなければどうするのだとなりましょう。

ついに前原・岡田小泉ネオコン路線、内閣主流派と党主流派、生活第一路線の全面対決へ

今度はキャンプシュワブ浅瀬案が取りざたされだした。総理の徳之島案や平野の勝連沖案が米側の反対で、消滅し、キャンプシュワブ浅瀬案やV字案の修正案が急浮上してきた。
普天間に関しては完全に主導権が岡田及び外務省に移ったと推測する。

外務省の総理・平野つぶしが成功したとみる。

そして仙谷が総理退陣を前提に、衆参同日選をぶち上げた。
大臣が総理退陣を前提とはビックリ仰天である。

しかし、いくら米側がOKしようと沖縄が反対であり、民主党内もまとまるわけがない。

前原がぶち上げた高速料金上限制が、小沢了解のもと国交委員長の川内博史の反対で立ち往生である。
なんで無料化でなく、東京の高速道路建設かである。
建設路線の超目玉は小泉シンパの猪瀬審議会がつくった金ぴか石原慎太郎道路東京外環である。
※民主党は選挙前東京外環建設は反対していた。

前原は航空審議会でも中条潮という小泉シンパを入れ、羽田への集中投資とパブ化推進、地方空港切り捨てを推進している。

岡田の辺野古沖といい、前原の道路、空港行政といい、完全に自民党小泉路線の継承、すなわち官僚主導の政策の推進である。

党から反発が出るのは当然であり、高速道路無料化を期待していた我々地方の人間には納得いかない。
道路建設を辞めれば上限1000円にはできる。無料化路線をもっと増やせる。

それ以上に深刻なのは沖縄である。県民が民主党に投票したのにいつの間にか自民党だったでは。

総理の腹案は徳の島ではなく、グアムという情報もあり、県内、県外色んな案を出させ、全て駄目となればというより予測して最後はグアムとの腹づくりとのこと。

これなら岡田、前原も、日本を支配する最強の権力集団 外務官僚も反対できない。
加賀藩主ではないが鳩山は角栄のように外務省につぶされたくないので、バカ殿を演技していると考えたい。

後は米のみとなる。
そのための期限が5月末、5月末に発表し、選挙に臨むのではないかと期待している。

それまでは党内、党外、官僚、マスコミ、米の一部利権とぐちゃぐちゃの攻防である。

総理・小沢はネオコン路線を退け、最強の権力集団 外務官僚の網の目をかいくぐり、最終的には沖縄の負担軽減で決着すると期待したい。


ジャーナル編集局の皆様、日頃のお仕事お疲れに存じます。

関係ない投稿ですみません。
早速ですが、山奥のその山奥に住んでいますが、
不慣れなパソコンで時々コメントさせて貰っております。
山あり谷ありの地形のせいでしょうか?
>4月13日の《録画放送中!》片岡晴彦×仙波敏郎×高橋玄:ウソつきは警察のはじまり!?のページを開く際、パソコンの立ち上がりの時間が遅く、どうしてなのか原因が分かりません。当方のパソコンは古い品物で容量も小さく光でもないです。他のジャーナルブログページは普通に起きてくれますが、4.13の日付だけが覚醒に時間が掛かります。
どうしてでしょうか?
宜しければ教えてくださいまし。

民主党の閣僚(平野、仙石、前原、枝野、岡田他)には、昨年の総選挙で国民が民主党に何を託したか理解できてないね。

一番期待したのは、明治以来続いてた官僚システムの崩壊ですよ。普天間問題や事業仕訳で国民が納得すると思ったら大間違い。

以前、多くの国民が小泉氏に期待したのは、自民党の崩壊だけでなく官僚システムの崩壊だったんですよ。だが、結局、自民党は崩壊したが、官僚システムはむしろ強化された。

そのしっぺ返しが昨年の総選挙に反映されただけで、国民は民主党に一度任せてみて、様子を見ているだけなんですぞ。

民主党には労組出身議員が多くいることは判っているが、裏取引とか衆参同一選挙だとか、どさくさにまみれてコソコソ何かをやる輩が多いね。今は国民に約束したことを真正面から着実に実行することしか無いんだよ。

国民は、民主党政権に替わって、また騙されたら、もう、完全に国を信用しなくなると思うな。


沖縄の痛みを、本土も引き受けるべし、賛成します私は横浜市民ですが、小泉親子を世襲させた横須賀はどうでしょう。あの眼つきの悪い息子に誰か耳打ちすれば、英雄気取りで賛成するんじゃないか

普天間基地移設問題は, ついに小沢幹事長の出番となった。 結論として, グアム移設をオバマ大統領に突きつけるしかない。 ほかに何にもない。

~「鳩山叩き」から「鳩山降ろし」の段階に入った日米マスコミ共同作戦~

 かつてCTS闘争当時誘致派だった人のおっしゃる【平野官房長官が現場を視察すれば、こんなきれいな海を埋め立てることはできないと思うだろう。私は、鳩山総理を信頼している。総理がこの埋め立てに反対してくれることを願っている】

まったくそのとおり。同感です。

【鳩山総理にも島民の訴えを届けて、英断を下してもらえるよう、私も努力を続ける。】

喜納さん、ぜひとも、がんばってください。強く応援しています。
私も東京で、ヤマントンチュの一人として、沖縄県民の願いを叶えるべく応援していきます。集会やデモにすべて参加し、政治を動かすように努めていきます。

ところで、
【米海兵隊駐留「沖縄でなくても良い」 前太平洋軍司令官】(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0415/TKY201004150462.html
在沖海兵隊の駐留が【「より好ましいが、絶対に必要というわけではない」】と。
【「沖縄は訓練の機会、(すでに投入して回収できない)埋没費用を考えると(駐留場所として)都合が良い」と指摘。しかし「関東平野など他に受け入れ先があるのなら、どうしても沖縄でなければならないとは思わない。海兵隊が(日本に)前方展開できるのであれば、太平洋軍として異存はない」と語った。】
【「計1万8千人の海兵隊を、日本のどこかに移すのに必要な費用は、日米いずれも負担できないと思う」と述べ、現実問題として、沖縄県外に移転することは不可能との見方を示した。】

以上のように、絶対に沖縄でなければならないことなどないことをキーティング前米太平洋軍司令官は述べています。

世間で盛んに言われる抑止力が最大の理由とする主張はまやかしであることがはっきりしました。

【関東平野など他に受け入れ先】でもいいんじゃない、といってまね。【関東平野など他】といってますけど、【関東平野】がいいんですけど、といいたいのでしょうかね。


あと、【日本のどこかに移すのに必要な費用】のことも口に出していますね。日本はお金出さないから無理でしょ?ということなのでしょうけど、それは、日本がお金出せば、OKです!!といっているじゃないですかね。

喜納さんが以前よりいっているように、やはり、お金なのでしょうか。

それと、沖縄は居心地の良い場所だけど、他にもそれがあれば、それでもいいよ、ということなんでしょうね。

アメリカはやっと、しっぽを出したという感じです。
そろそろ、いってくるじゃないかと思っていましたが、やはり、です。


マリアンヌ さん

おかえりなさい。軽井沢の件、勉強になりました。ありがとうございます。アメリカはきっと「リゾート基地」がほしいんでしょうね。
お体、お大事に。

18000人がすでに嘘でしょ

>18000人がすでに嘘でしょ

ではなくて、18000人が間違いでしょ、ではないのかな?

<パン様>
アメリカは嘘をついていません。朝日新聞社の田岡氏によると実数約12000人、内8000人がグアムに移ります。残り4000人が残る計算です。最終的には約800人しか残らないと言われています。
18000人は、田岡弁によると日本の外務省の捏造の可能性大との事です。

あっ!そうか。実数を嘘ついているという意味か。

連続投稿失礼します。

< em5467-2こと恵美様>

おっしゃるとおり、18000人というのは、3MEFの定数ですね。実数約12000人。
伊波市長の調べでは、グアムにその実数のうち10600人が移転するこになっていますね。
ということは、1000~2000人が残るということなのでしょうか。

【最終的には約800人しか残らないと言われています。】も、だいだいにそれにあっていることになりそうですね。

北朝鮮有事、台湾有事に即応するために3MUEが沖縄に居ることが抑止力として絶対に必要なんだ、と評論家、学者、政治家がよくいっていますが、その3MUEの人数は2200人であるようです。

キーティングさんが3MEFの定数の18000人と先の記事で言っているを読んで、あれれ、間違いじゃないの?18000-8000人=10000人じゃないの、と思いました。
単なる凡ミスかな、と思いましたが、いま、ちょっと考えてみると、冗談ともとれるし、駆け引きのためのハッタリなのかもしれないし、そのほかのこともあるのかも、と思ったりします。

伊波市長の調べでは、現行案移設を想定したアメリカの計画によると、グアムに移転した部隊がまた戻ってくるとあります。

なぜ、アメリカが沖縄にこだわるのかは、抑止力ということではなく、居心地の良さと、お金を出してくれるということが、その理由なのではないか、と思ってしまいます。

だからこそ、キーティングさんはあのように言っているのではないかと思います。
これがアメリカの本音だと思います。
日本政府のなんだかわからない動きにじらされて、それに耐えかねて、ようやく、しっぽを出したのだと私は理解します。

さて、日本はこれから、どうするかです。

<パン様>
貴重な情報をありがとうございます。まず、グアムから米軍が戻ってくるか?ですが、私は戻ってこないと思います。
駐留海兵隊の大半(12000人中8000人が移動)がグアムに行くなら、広大な埋め立てなど必要ないとの世論になりますから、イラクやアフガンに行っている兵隊まで込みの人数18000人にして、半分以下しかグアムに行かないと偽りの数字にした。
さらに、戻ってくる事にして、何としても辺野古沖埋め立ての利権を確保したのでしょう。
それより、アメリカの意図は、オスプレイの訓練地の確保かと思います。グアムは意外と狭く、オスプレイの訓練滑走路の確保が厳しい。オスプレイは、騒音が酷い為、アメリカが出来るだけ沖のフロート滑走路を提案したのは、環境被害を考慮しての提案でした。
それを、わざわざ埋め立てにしたのは、日本サイドの提案でした。
アメリカが日本に求めているのは、第一にオスプレイの訓練滑走路、第二に巨大な両翼機オスプレイの格納庫です。
それを考えれば、辺野古陸上案など噴飯モノです、あの森本教授でさえ騒音をどうするんだ!といっています。
海兵隊の通常部隊が去り、変わりにより騒音が激しいオスプレイが配備される。これ以上、沖縄に我慢させるのはあまりに不条理です。
アメリカが、関東でいいなら、羽田沖をオススメします。
羽田がある太田区は、民主党内最右翼松原仁の選挙区です。よもや、アメリカ様の軍を嫌とは言えないでしょう。どうせ、周囲をドンチャンドンチャン埋め立てているのですから、アメリカ用に沖を埋め立てても大丈夫。

奥野さまの、『総理の腹案は徳の島ではなく、グアムという情報もあり、県内、県外色んな案を出させ、全て駄目となればというより予測して最後はグアムとの腹づもりとのこと』に、ふかく共感します。ここまできたら、沖縄県でもなく県外でもない、としかいいようがありません。

最近の鳩山さんの表情をテレビで見ていたら、おどおどした部分が消え、心が座ったような瞳をしています。覚悟を決めたような気がします。
どう転ぶかは別にして、日本としてはグァム!と、すっぱり言い切ったらどうなんでしょう。あたしは、甘いかもしれないけど、いまのいまでも鳩山さんを信じたい。小沢さんとも、きっちりコミュニケーションをとっていると信じたい。


こと恵美さまの『アメリカが、関東でいいなら、羽田沖をオススメします。
羽田がある太田区は、民主党内最右翼松原仁の選挙区です。よもや、アメリカ様の軍を嫌とは言えないでしょう。どうせ、周囲をドンチャンドンチャン埋め立てているのですから、アメリカ用に沖を埋め立てても大丈夫。』についてですが、もしアメリカが関西でいいというのなら、関空でいかがでしょう?
あたしの家からバスで40分。かの橋本知事も、要請があれば検討の用意はあるといったはずですから。

ともかく、沖縄ばかりに基地の痛みを押し付けるやりかたは、許すことができません。


みんなに寄付をつのってアメリカの新聞一面を買い取り、米兵の沖縄での性犯罪を載せるとか何かできませんかね、大真面目で正義の軍隊と思ってるからねアメリカ人は

< em5467-2こと恵美様>

いえいえ、戻ってくるというのは、現行案が実現を見越してのアメリカの望ましい配置計画のようです。
宜野湾市のHPにその資料が掲載されてありますので、よかったらご覧下さい。
<「普天間ヘリ部隊のグアム移転の検証について」_平成22年2月18日>
です。

このまま代替移設先が決まらなければ、グアム移転は先延ばしになる、とアメリカはいいかねません。アメリカは日本政府はこんな短期間で、移設先を県外で探せるわけない、と思っているのではないでしょうか。

アメリカにはぜひとも諦めてもらって、グアム、テニアン移転でお願いしたいものです。

アメリカが沖縄は諦めるが、日本国内でどこかに居させて、何が何でもということになると、時間をかけて話し合うよりほかなくなるのではないでしょうか。

伊波市長の調べでは、3MUEもグアムに移転することになる、とあります。
それを乗せるのに役立つオスプレイ配備もグアムとなっています。
ところが、「III MEF Command Brief日本語資料」によると、3MUEは沖縄となっており、オスプレイはグアムとなっています。
これでは一体利用できないことになり、どうやらヘリを使うことになるようです。

ご存知の通り、オスプレイを日本で使用するとなると、環境アセスをクリアしなければならなくなります。
この前、国会中継を見ていたら、米軍基地内の建設となれば、環境アセスを短縮してクリアできる可能性についての質問があり、政府はその答弁はあいまいにしていました。普天間基地の米軍基地内仮移設というアイデアがある専門家によって考えられたものらしいです。

つい最近、アフガンでオスプレイが墜落したと記事にありました。原因は調査中とのこと。

【騒音が激しいオスプレイが配備される。これ以上、沖縄に我慢させるのはあまりに不条理です。】

まったく同感です。
危険で、騒音の激しいオスプレイを沖縄の配置することなど、絶対にあってはなりません。

長島防衛政務官は『Voice』五月号の論説で、中国の軍事戦略に対抗するために、在沖海兵隊の存在が不可欠であるといい、沖縄の人にそれを理解してほしいなどと戯けたことをぬかしています。どこの国の政府高官なのか?といいたくなります。

前米太平洋軍司令官のキーティングさんが、あのような発言をされていますので、抑止力としてきわめて大事などという主張を打ち砕くのに、役立ちそうです。

高野さんもおっしゃていたように、これをはっきりさせないと、交渉のしようがないのでしょう。
ここから、出発してほしいですね。政府は。国民の見えないところでは、どうなのかはわからないですけど。

グアム、テニアン移設でいいんじゃないですかね。アメリカも。
それに見合ったお金を日本は出せばいいのでは?と思います。

喜納様へのお願い

沖縄県民の政権に対する不信は充分わかります。
特に平野の言動は許せません。

しかし、お願いは大手マスコミが問題のすり替えを図り、煽っていますように、普天間県内移設反対が、鳩山総理退陣運動にならないようにお願いします。

どうも鳩山総理退陣運動に変わるのではと心配しています。私の心配が杞憂に終わることを願っています。
党内の路線対立はどんどんやっていただくとしても、5月末までは鳩山を信用してください。ぜひお願いします。

始めて投稿させていただきます。
フォーリン・アフェアーズをご存知の方も多いと思いますが、久しぶりにサイトを覗いてみると、米国政府の有力シンクタンクから米国政府へ大胆な提案がなされていました。それは「沖縄の前方展開兵力の削減」
詳しい内容はフォーリン・アフェアーズのページをご覧下さい。
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201004/Ohanlon.htm

基地をどこに持っていくとかどうとかではなく日本はそろそろ自国の国防について真剣に考えるべきだと思います。
アメリカにしてみれば、日本を守るためにアメリカ人は血を流すのに、逆にアメリカを守るために日本人が血を流すことはないという歪んだ同盟関係が続いていること自体がおかしいと思います。まあ、ホントに血を流してくれるかという問題もありますが、とりあえずいままで矢面にたってきてくれました。
その間、日本国民はすっかり平和ボケしてしまい、平和はタダであると勘違いしているひとが多くいます。
日本はロシア、中国、アメリカという強大国3国にはさまれていることを十分に認識し、自国の防衛と同盟について一から考えるべき。

<今こそ日本自立のチャンス>

世界は多極化時代を迎え、それにともない日米関係も劇的に変化し始めている。この変化はブッシュ政権後期から始まった。その兆しは米中の急速な接近とともに、日本の頭越しに米国が北朝鮮の「テロ支援国家」指定解除をしてきたことからも窺い知れる。この米国による日本素通りの傾向はオバマ政権になり益々鮮明になっている。

確かにオバマは日米同盟の重要性について口では強調するが、麻生前総理との会談も殆んど短時間で儀礼的なものに終始し、その後、日本に民主党政権が誕生しても鳩山総理との間で熱のこもった会談はされていない。一方、オバマは胡錦濤やプーチン、アフガニスタンのカイザルに対しては自ら相手先にまで乗り込み交渉を進めている。

恐らくオバマにとって金融危機対策や医療保険制度改革などの国内問題と、対中国や中東和平、ロシアとの核軍縮交渉で頭が一杯であり、日本に対する関心は無いといっても良いのかもしれない。このようなオバマの日本に対する無関心はオバマ政権誕生の時から、政権内部に知日派がいないということからも危惧されていた。

しかし逆に今こそ日本は米国従属の状態から逃れられるチャンスでもある。今までの日本は「米国がポケットに手を入れるとピストルが出てくるのではないかと腰を抜かし、財布を取り出し差し上げますと懇願する間抜け野郎」であった。当然、米国からはバカにされ、鴨ネギにされてきたのは間違いない。

インド洋派遣給油艦の撤退問題でも自民党やマスコミは「国際社会から非難される」と大騒ぎしていたが、オバマはこの件について全く無関心であり、この問題は結局全てカラ騒ぎであった。今回の普天間問題もマスコミが「日米同盟を揺るがす」と騒いでいるが懸念を示すのは米英主義者だけでオバマ政権は何の関心も持っていない可能性が高い。

かつて米国が「世界の警察官」として中国や北朝鮮を危険な国家とみなし監視していた時代には、米英主義者が主張するように日本や沖縄の基地は戦略的に重要であったのだろう。しかし米中の絆が強まり相互不可侵条約や米中軍事同盟へと進んでいけば米英主義者の主張は形骸化する。

いまやオバマ政権のスタンスは「東アジアは中国に任せ、北朝鮮についても暴発しないように中国に監視させる」方向性を明確にしつつある。そのため朝鮮半島や日本など中国の覇権内に米軍基地を置くより、むしろ東アジアと少し距離を置いたグアムこそが戦略的に最適だと考えているようだ。

ところで鳩山総理や小沢氏はこのような情勢変化を読んで、普天間問題を考えているはずだ。現在の駐留米軍基地を将来、自衛隊の一部を分離した国連待機軍の基地とすることを念頭に移転先の選定をしていると思われる。もしそうであれば日本もやっと「米国従属」から自国としての国際戦略をもてる国へと脱皮できるのだが。

日本人が自国の首相を蔑視し、アメリカの大統領を擁護するとは日本人として情けない。
そんな意識しか持っていないマスコミだから、いわゆる「普天間移設問題」の本質を捉えることができないのでしょう。

 新聞の見出しで多用される「普天間問題」の扱われ方には憂えるばかりです。「普天間」という地域名を用いて、日本の領土内の基地だから日本の政府が解決できるものだという錯覚を読者に与えてしまいがちです。せめて「米軍海兵隊の飛行場移設問題」というふうに見出しの表現を改めてくれれば、違った印象を与え日米二国間の安全保障の問題だという本質論に議論が展開されていくのではないでしょうか。

 新聞が掲げる世論調査と称するものでは、基地の県外・国外移設に60%が賛成。しかし地域を特定し、その方向で交渉を進めると、そこの住民は反対が70%です。徳之島に限らず、ほとんどがそうでしょう。世論調査では国民の本音は引き出せません。「自分の地域に基地が来るのは反対、どこかよその県で面倒見てくれよ」これが本音です。
しかし、一方で日米安保体制には賛成する。矛盾するではありませんか。もっと国民の間で議論を深める必要があります。その好機だと思うのです。

 やがてアメリカの海兵隊は行き場を失うのではないでしょうか。アメリカが置き続けたい海兵隊を日本の首相が拒否し続けたからといって、日本の首相が辞任する必要はありませんし、そんな前例を作るべきではありません。アメリカのいうことを聞かなかった首相は辞任する。おかしな話です。むしろ、「ゲーツ国防長官こそ辞任せよ、そして次期長官は海兵隊は撤退させよ。」そう考える国民がいても不思議ではないのですが、マスコミは扱わない。それは日本のマスコミが本質を理解していないか、問題意識が薄いことの証左でもあると思います。

おっしゃる通り、なんだか米軍に守っていただいていると勝手に錯覚しているというか、米軍の抑止力なんて実際よくわからないところが本音でしょう。そのよくわからないために1900億もの思いやり予算で彼らに沖縄でのリゾートライフをサポートしないといけない。しかも犯罪を犯しても捕まらないという特典付き。

ゴミ焼却場は本当に必要ですが、基地は本当にいるかどうか分かりません。台湾有事などあくまでも推測の域を出ないリスクに対して膨大な税金の負担と、沖縄の皆さんの危険を考えれば当然、米国に帰ってもらうのが筋でしょう。

24万人自衛隊員と5兆円弱の国防予算はいったいなんなんでしょうか。米軍がいないと何か丸腰になるかのような錯覚もへんてこな話です。警察(=自衛隊)が頼りなく、強盗(=中国、北朝鮮)に入られる可能性があるといっても敷地内に主人(=日本人)の住居をより立派な住居を、いくら腕っ節が強いからといっても主人をレイプしたりひき逃げしたりするならず者(=米軍)のためにに建てる人などいないでしょう。

この時期に移転先が決まっていない状況では、沖縄県内はもちろん県外であろうと国内に受け入れを理解してくれる所なんて何処にもないでしょう。既に国外で決定しているか危機的な状況に本当に気がついていないか、二つに一つに思えます。

「沖縄の抱えてきた負担を国民の皆さん全員で分かち合おう」という首相のメッセージは国内の特定の地域に移転することを意味しているのでしょうか。それでは特定の地域と人に負担がかかることに変わりはなく「国民全員で」分かち合うとは言えません。全員でというのは海外移転費を日本が一定の負担をする(国民の税金から)という意味合いなのかなと前向きに考えたいです。

普天間問題は望まざると政権の命運を掛けた問題に発展してしまっているので、相当レベルの高い結論が求められていますが、そのプレッシャーの割には首相の答弁はなんとも余裕たっぷりな感じがします。首相が見事な結論を用意しているのか? はたまた本当に宇宙人なのか? どちらかしかなさそうです。

いろいろと不確定情報が飛び交っていますが、もはや心配してもしょうがないので首相を見習ってのんびり5月の結論を待ちたいと思います。そして朗報を期待しています。

揺光 (M.Yanagida) 様のおっしゃるとおりですね。 「待ちましょう  待ちましょう  やがて来る  その日まで」 ♪♪♪♪♪

<不思議な徳之島騒動>

先週末、徳之島では基地移設反対の運動が盛り上がり、マスコミは「これで5月末決着は不可能になった」と報じている。しかし不思議なことに政府や鳩山首相は徳之島案なるものを今まで一言も口にしておらず、どっかの報道機関が徳之島に政府関係者が来島したという非公式情報だけで勝手に大騒ぎしているという印象が強い。

反対運動に対し鳩山首相はぶら下がり記者会見で「民意を重く受け止める必要がある」と述べるとともに、再度「5月末にきちんと決着します」と自信を持って強調していた。はったりを言わない鳩山首相の性格からして「民意を重視」「必ず決着」という言葉からも、かなり実現性の高い鳩山腹案の存在を感じさせる。

首相の本意とは別に一人歩きしている今回の徳之島騒動を省みると、今までマスコミが候補地として挙げてきた徳之島はじめ勝連沖やキャンプシュワブ陸上案などは本質の部分をジャパンハンドラーや防衛族の目からそらさせるための官邸側による高度な陽動作戦である可能性が高い。

では本質の部分とは一体何なのか?どう考えても首相官邸が候補地に対し4月になっても地元との話し合いはそっちのけで米国との交渉を最優先していることからも移転先はどうやら沖縄や本土ではないのかもしれない。そうなると移転先は国外となり、恐らく米国との間でかなり深い交渉が進んでいるのかもしれない。

最近、日米間でグアム移転経費の日本側負担を増やすための交渉が続いていることが報じられていた。 また米側が海兵隊本隊のグアム移転後、上陸作戦の訓練が困難なキャンプシュワブからテニアン島に移す方針を官邸に伝えたようだ。これは確かに維持経費のかかる駐留米軍基地を(安価に)グアムへ集約したい米政府の方針とも合致する。

まさにこの「グアム移転案」は米政府、ならびに「常時駐留なき安保」を実現したい鳩山総理、米軍基地反対の国民感情を全て満足する案かもしれない。どうやら米政府とグアム移転で話が進んでいることが鳩山首相の「5月末決着」の自信につながっているのだろうか。

鳩山首相の言動を, 成人の常識的な物の考え方で, 判断したり, 推測したりして, いいものなのかどうか, いよいよわからなくなってきた。 やっぱり待つしかないのか?

仮に既に国外移転で決まっているのであれば、水面下で凄まじく高度な駆け引きが行われていることになります。そうであれば現時点で首相は手の内を「見せてはいけない」はずです。首相の「ゆるさ」の裏にイメージするのはとっても難しいですが、能ある鷹が爪を隠している可能性があります。そして迷走している?今の状況(結論を見せていない、国内移転候補地で反対の声が大きくなっている、メディアに叩かれまくっている)は完璧に事が進んでいる証ということになります。実は能も爪もなかったって結論もあり得ますが(この場合は手遅れ)、結論が出るまでは支持を続けます。

「馬毛島」 ?

今週号のサンデー毎日が「鳩山腹案は国外移転だ」との関係者発言を取り上げていた。確かにここ半年の政治状況を丁寧に観察すると次のような推測が成り立つ。

<普天間を巡る日米秘密交渉を推理する>

昨年の8月、日本で政権交代が確実な情勢の中で、小沢は米国の友人でありオバマに強い影響力を持つ米民主党のジェイロックフェラーと新政権の取り組みについて情報交換をしたようだ。その際、小沢は鳩山政権の重要な外交課題になるであろう普天間基地問題について「海兵隊のグアム移転と移転費用の日本側負担」などを話し合った可能性がある。

もともと小沢は「駐留米軍は第7艦隊だけでいい」と主張しており、辺野古への移設には反対であった。また米政府も経費のかかる海外駐留は減らす方向で考えていたので小沢の提案は歓迎されたようだ。問題は米軍基地の利権に深く関与していたジャパンハンドラーや軍産複合体の反対を如何に抑えるかであっただろう。

オバマ政権はブッシュ前政権内で大きな顔をしていた知日派といわれるジャパンハンドラーを政権中枢から追い出すとともに、鳩山新政権との交渉を担当する駐日大使にジャパンハンドラーのジョセフ・ナイではなくオバマが最も信頼するルースをあてようとした。しかし日本利権を失うことを心配した共和党右派の反発もあり、ルースの就任は遅れた。

最終的にはオバマの強い意向もあり、鳩山政権誕生とほぼ同時期にルースが駐日大使に就任する。これ以降、ルース、鳩山、小沢による普天間問題への対応が水面下で行われたようだ。詳細は不明だがこの時期に「5月末にグアム移転で決着」という方向性が決められたのかもしれない。ところでこのロードマップを実現するためには様々な妨害を撥ね退けなければならない。

そこで鳩山は最側近の平野を官房長官に据え(県内、県外のダミー候補地をマスコミにリークするなど)様々な陽動作戦を展開した。勿論、関係閣僚達にも官邸の隠された意図は今年の3月末まで全く伝えられなかった。そして4月になってやっと官邸の極秘情報を知らされた岡田外務大臣とルースによる正式な外交交渉が本格化している。

さて日米交渉の最大の課題は日本が負担する移転費用だろう。これが大きすぎれば自民党やマスコミは大騒ぎすることは容易に想像がつく。さらに親米派の議員やマスコミ、評論家から「米軍がいなくなると日本の安全保障はどうするのか」という論議が沸き起こるだろう。そして間近に迫る参議院選挙では、日米安保条約のあり方が争点にもなるのかもしれない。

「日経」 によると, 海兵隊と地上部隊の距離は約120キロ以内にするよう, アメリカ側は条件を出しているようだから, これが事実なら, 「馬毛島」 も駄目, という事になる。 【吉田健正 : 『沖縄の海兵隊は グアムへ行く』 (高文研)】 等の資料を参考にするならば, このブログで希望的観測を述べてきたように, 沖縄県民には申し訳ないが, 時間がかかるけれども, グアム・テニアン全面移設しかない, と思われる。 党首討論における鳩山首相の毅然たる態度と明言から, 「徳之島」 は問題外であるにしても, 「馬毛島」 なら, 可能性がある, とも考えられたが,  距離的に条件に合わない。 いずれにしても, 鳩山政権は普天間基地問題で, 躓かないよう, 処理すべきである。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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