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【第9回】竹中ナミの郵便不正事件公判傍聴記:何を明らかにし、何を裁こうとしているのか »

郵便不正事件で次々に覆る供述調書 ── 大阪地検特捜は壊滅状態に

takanoron.png 偽の障害者団体が郵便料金割引制度を悪用するのを助けたとして、厚生労働省の村木厚子局長(当時)を逮捕したいわゆる郵便不正事件は、1月27日以来、すでに第9回まで公判が開かれてきたが、回を重ねるごとに検察側主張を裏付ける供述調書の中身が次から次へと覆されるという稀に見る展開となっている。

 もちろん、検察の自白強要による冤罪のデッチ上げは稀でも何でもないが、これほどまでにずさんなケースは前代未聞と言えるだろう。東京地検による小沢一郎幹事長と鳩山由紀夫首相に対する「政治とカネ」攻撃と競い合って、何としても石井一選対委員長に一太刀浴びせようと功を焦った大阪地検が、その邪悪な意図と自らの貧弱な捜査能力との裂け目に落ち込んで墓穴を掘った形である。

 第8回公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子が「江川紹子ジャーナル」2月25日付で「こうした事件を見ていると、そもそも特捜部を今後も存続させる意味はどこにあるのだろう、という疑問も湧いてくる」と書いているように、これで村木が無罪となれば(なるに決まっているが)、単に大阪地検の恥というだけでなく、特捜そのものの存廃論議に火を着けることになりかねない、検察にとっての重大事態である。

●検察の描いた構図

 今更繰り返すまでもないとは思うが、検察側冒頭陳述を要約すれば、事件の概要はこうである。

 年金生活で生活費に窮していた河野克史は、福祉団体向けの低料第3種郵便制度を悪用してダイレクトメールの発送請負事業で不法に収益を上げることを思い立ち、石井一参議院議員の元秘書である倉沢邦夫を会長とし、元新聞記者の木村英雄他と共に実体のない障害者団体「凜の会」を平成15年に設立した。低料郵便制度の適用を受けるには厚生労働省の公的証明書が必要であるため、河野は倉沢に石井に口添えを頼むように指示、倉沢は木村と共に平成16年2月、石井を訪ねて依頼した。石井は承諾し、その日に旧知の塩田幸雄渉外福祉部長に電話をかけ、証明書の発行を要請した。

 塩田は、有力国会議員の機嫌を損なうことなくこの案件を処理すべきであると考え、部下の村木企画課長がその件を担当する旨を石井に伝えると共に、村木に対して、証明書の発行に向け便宜を図るよう指示した。やがて倉沢が村木を訪れ、村木は塩田に倉沢を引き合わせる一方で、部下の社会参加推進室の村松義弘係長(当時)らを呼んで実務的な説明をさせた。倉沢が帰った後、村木は村松に「ちょっと大変な案件だけど、よろしくお願いします」と言った。

 4月1日付の異動で村松の業務を引き継いだ上村勉は、発行手続きを先送りしていたが、6月上旬に河野や倉沢から督促を受け、その団体に実体がないという問題点があるのに証明書を発行していいかと村木に指示を仰いだところ、村木は「先生からお願いされて部長からとりてきた話だから、決裁なんかいいんで、すぐに証明書を作ってください。上村さんは心配なくていいから」と告げた。上村は翌早朝までに書面を作り、企画課長の公印を押して村木に手渡し、村木は部長に発行を伝え、部長は石井に電話で報告すると共に、受け取りに来た倉沢に「なんとかご希望に添う結果にしました」と言ってこれを交付した......。

●覆る証言の数々

■石井一

 私がかつて石井一に直接聞いた限りでは、

①倉沢は、83年に当時衆議院議員だった石井の下で数カ月間、私設秘書を務めたことがあるだけで、その後どこで何をしているかもほとんど知らないという程度の仲である。

②ましてこの件で倉沢の要請を受けて厚労省の塩田に電話をすることなどありえない。

 とのことだった。石井は、報道によると、2月25日に大阪で開かれた講演会の会合の席上、「口添えなど何の覚えもない。厚生労働省なんて関係したこともない。何で私が電話をかけるのか」と語っている。石井は3月4日の第11回公判に出廷する予定なので、そのような趣旨のことを述べるだろう。

 政界の裏側では「元秘書業界」とも言うべき世界があって、何かの縁で一時期、有力政治家の私設秘書の肩書きを得たことがある人物が、「何々先生の元秘書だが」と名乗ったり、「元」さえもぼかした名刺を出したりして役所に働き掛けて許認可を受けたり小利権にありついたりするのは、よくあることで、この場合も恐らくそういう類のことだと推測される。何しろ倉沢が石井のところに身を置いたのは事件から20年も前のことである。

 塩田は、検察側冒陳によると「同国会議員とは、平成7年に発生した阪神淡路大震災に関連して,被災事業者を救済するための金融政策の陳情を受けた際に面識を持ち、以後、個人的に懇意にしていた」となっているが、本当に個人的に懇意な関係かどうかは疑わしい。だいたい「被災事業者を救済するための金融政策」をなぜ議員が厚労省に陳情するのか意味不明である。

 なお、検察の主張通りであれば、厚労省側の主犯は村木でなく石井と個人的に懇意であるはずの塩田である。が、村木が主犯、その部下の上村が共犯として起訴され、塩田が見逃されているのは異常である。そのことは弁護側の冒陳も指摘しているとおりである。

■河野克史

 河野は第1回公判に証人として出廷し、実体のない障害者団体を作って厚労省に働き掛けて不正に証明書を受けようと謀ったことを認めながらも、肝心の証明書交付当日の経緯について極めて曖昧なことを言った(複数の報道や知人である竹中ナミ=社会福祉法人プロップ・ステーション理事長の公判傍聴記などから私が独自に要約。以下同じ)。

①厚労省から証明書を交付するという連絡があり、その電話を自分が受けたのか誰か他の者が受けて自分に伝えたのか分からない。ただ倉沢にお礼の電話をしたことは覚えている。

②自分は証明書を受け取りに行っておらず、それが郵送されてきたのか、誰かが受け取りに行ったのか、また事務所のどこにどう置かれていたものかについては、全く分からない。ただ、それを自分でコピーしたことだけは明確に覚えている。

 待ちに待った偽の証明書が手に入るという、このインチキ団体にとって生死に関わる大事だというのに、連絡を受けたのが誰かも、取りに行ったのが誰かも分からないなどという馬鹿な話がある訳がない。推測するに、検察としてはどうしても、村木が直接、倉沢か河野に手渡したことにしたかったのだが、後述のように上村は河野に厚労省近くの喫茶店で渡したと言っているので、河野が受け取りに行ったことにすると辻褄が合わなくなるので、河野が倉沢に電話をして取りにいかせたのだがその経緯を河野は忘れてしまったというお話にしたのではないか。どちらにしても辻褄は合わないのだが。

■倉沢邦夫

 倉沢は第3回・第4回公判に出廷し、村木との関係について次のような趣旨を述べた。

①調書では、自分が村木に証明書発行を要請し、村木が「困ったな、これは難しい」と言ったことになっているが、自分が要請し説明を受けたのは村木ではなく村松係長である。自分は村松に「凜の会会長」ではなく「石井事務所」の名刺を出して「石井事務所の者」と名乗った。「これでは認可が難しい」と言ったのは村松である。その際、村松が「村木課長に挨拶するか」と言われたので、村木の机に行って名刺も出さずに「石井事務所の者ですが」と言うと、村木は「ああそうですか」と言い、それだけで自分は退出した。

②調書では、証明書が交付される以前の5月中旬、自分が村木のところに赴いて、村木から日本郵政公社東京支社に電話をして「厚労省から近々証明書が発行される」予定であることを伝えて貰おうとし、その際に村木は「一応連絡してみますが、相手が(証明書発行以前の手続き進行について)応じてくれるかどうかは分かりませんよ」と言いながら、直接に「日本郵政公社」の「森代表」に電話をかけてその旨伝えたことになっている。が、実際には、村木に挨拶するつもりで机の側で待っていたが、村木が電話中で3分待っても終わらなかったので、声を掛けることなく退出した。その時、村木の電話の会話の断片が聞こえ、その中に「森」という名前があったと事情聴取で話したら、検事から「それは日本郵政公社の森代表で、村木のダンナの知人であり、村木はその森に電話で(低料郵便適用の)審査を進める依頼をしたのだ」と言われ、調書もそのようになっていた。

③村木から証明書を受け取った際に、調書では、村木から「大変だったが何とか希望に添えるようにした」と言われたことになっているが、そのようなことを言われていないと何度も事情聴取で言ったが聞き入れて貰えず、最後は体調不良にもなったので投げやりになってサインした。

 倉沢は、証明書を村木の机で村木から交付されたことについては一貫して認めているが、その日付や状況については曖昧であり、また③のように調書に描かれた村木とのやりとりは否定した。それに対し、もちろん村木は否定しており、上村は自分が夜中に書類を作って翌朝に課長公印を押し、その日の内に厚労省近くの喫茶店で河野に会って渡したと述べている。

■木村英雄

 木村は第7回公判で、平成16年2月に倉沢と共に石井議員を訪ねたことになっていることについて、その事実はなく、自分が石井に会ったという調書は検事の作文だと断言した。

①私は行っていないと申し上げたが、調書には「河野の指示で行くことになった」とか、「口添えしてほしい」と要請し議員から「厚労省に知り合いがいるから電話して置いてやる」と言われたとか書かれている。その年には、岩国議員、羽田議員の事務所に行ったことは明確に覚えているが、石井事務所は全く記憶にない。石井議員のところに行って首実検してほしい、それで石井議員から「お前、来てたな」と言われれば腹を切る、とまで言った。

②また「身体障害者団体定期刊行物協会」に加盟するため同協会の佐藤三郎事務局長と面談した際「石井代議士からお墨付きもらっている。石井議員からも厚労省に電話してもらっている」と話したことになっているが、その事実はない。

③ではなぜ調書に署名したのかと言えば、これが事実だと始めから押し付けられて、お前が間違っていると否定される。検事が声を荒げて立ち上がったり机を叩いたりして、圧力を感じた。「いいんだ、いいんだ、これにサインすれば」と言われ、夜の8時を回っていたので仕方なく署名した。

■塩田幸雄

 塩田元部長は第5回公判で「この事件は壮大な虚構だったと思う」と言い放って法廷を凍り付かせた。

①石井議員から電話があったという記憶はなく、あったと検事から言われると、国会対策は自分が対応していたから電話に出たとすれば自分しかないだろうと思い込んだだけで、記憶とは違う。

②証明書が出来たと石井議員に電話で報告したとされている件は、密室の取調室で検事から「4分数十秒の電話交信記録がある」と言われ、あるのは本当か?本当なら見せてくれと頼んだが最後まで見せてくれなかった。私は(自分も検察官も)お互いにプロの行政官であるという信頼感を持っていたので、それが嘘だとは思わなかった。それならばきっと、自分の記憶にはないが、その電話はしたのだろうと思い込んでしまった。だから、裁判が始まってから公判検事に「交信記録はない」と聞かされた時のショックはとても言葉では表せない。

③最後の石井への報告電話が本当なら、最初の石井議員からの電話も受けたのだろうし、受けたのであれば、通常このような対応は課長に指示するものだから当然、村木にお願いもしたのだろうと思ったのであって、自分の記憶では指示していない。

④村木さんには本当に申し訳ないことをした。

■村松義弘

 上村の前任係長である村松は、第6回公判で「村木さんは冤罪だと思う」と言明した。

①2月下旬に企画課長補佐から呼ばれていくと村木課長と北村企画課長補佐がいて、倉林が「国会議員の石井一の事務所の者だ」と自己紹介した。場所を変えて倉林に手続きについて説明し、凜の会の説明が今ひとつ要領を得ないので、大丈夫かなと疑問を持ち、しっかり書類を出してほしいと言った。

②通常の仕事で、課長から社会参加室長を飛び越えて係長である自分に直接指示があることはなく、この件についても指示はなかった。村木が後任の上村に指示したとされているが、それなら前任の自分にも指示があって当然だったろう。それがなかったので、村木は冤罪だと思う。

③村木から「ちょっと大変な案件だけどよろしくね」と言われたと調書にあるが、そのような事実はなく、自分からは検事にそのようなことを言っていない。

■上村勉

 極めつけは、証明書を実際に作成して凜の会側に渡した上村で、彼は第8回・第9回の公判を通じて、検察側主張をことごとく覆した。

①村木は企画課長だから顔は知っていたが、仕事の話をしたことはない。この件について指示を受けたこともない。検事はどうしても自分と村木をつなげたいらしく、偽の証明書を作成したことについて反省文を書かされた際、村木から指示があったことを具体的に書けと迫られ、「それは書けません。弁護士に相談したい」と言ったが、「弁護士に相談なんかしてどうするんだ」と言われ、また検事から「他の人はみな村木の関与を認めていてお前だけが嘘を言っていることになる」「村木逮捕は検事総長も了解している」などと言われて心理的圧迫を感じ、いつまでも勾留されたままになるのが嫌なので保釈という誘惑に負けて書き直した。

②前任の村松から凜の会の件について引き継ぎを受けた記憶はなく、4月中旬に河野からの電話で初めて証明書の発行を求められていることを知った。4月は係長になり立てで、予算の仕事に忙殺され、その件は先送りにしていたが、河野らから督促があったので、面倒なので独断で証明書を作って河野に渡した。

③調書では、自分が文書を作って村木に渡し村木が倉沢に交付したことになっているが、自分が河野に交付したと検事に言っても嘘だと言われどうしても訂正して貰えなかった。

④証明書を交付するため河野と会った際、河野から河野の名刺と倉沢の名刺を貰った。その倉沢の名刺に手書きで「石井一事務所」と書いてあったので、その時初めて石井先生が絡んでいるいるんだなと思った。

⑤全ての調書は、一般的なことを言ったり断片的に話したりしたことを検事が補った作文だ。

■村木厚子

 村木は一貫してこの件と何の関わりもないことを表明していて、第1回公判の被告人意見陳述で次のように語った。

「私は無罪です。上村さん、河野さん、倉沢さんと共謀した事実も、上村さんに内容虚偽の公文書の作成を指示したことも一切ありません。私は、公訴事実第2の内容虚偽の証明書を発行したことについては、一切関わっておりません」

「私は、これまで、公務員という自分の職業に誇りを持ち、また、公務員として国民から信頼を得ることを大切にして、仕事に従事してきました。そうした中で、与党であれ、野党であれ、有力議員といわれる方であれ、国会議員から依頼を受ければ法に反することも引き受けるなどということはありえません」

  *        *  

●特捜は要らない?

 無茶苦茶である。発端は、「元秘書業界」の怪しい実態に丸っきり無知な大阪地検特捜が、本当に石井議員が厚労省に圧力をかけて不正な証明書発行を無理強いしたものと信じ切ってこの一件に飛びついたことにある。そうであるとすれば、部長〜課長〜室長及びその他中間管理職〜係長という厚労省組織ぐるみで議員先生の要請に応じようとしたという図式を仕立ててオオゴトに見せなければならず、そのためにまず塩田にありもしない石井との電話のやりとりを自供させた形にしてその代わりに起訴しないことを約束するという一種の司法取引を行ったのだろう。しかも、すでに独法に天下っている塩田よりも厚労省花形の現職局長を逮捕した方が世の中的には衝撃度が大きい。そこで主犯の役回りは村木に被せることにして、女性でもあることだし、責め立てれば泣き伏して検察の言うなりの調書に署名するだろうくらいに甘く見てシナリオを創作したのだが、案に相違して村木は毅然として否認を貫き、すっかり予定が狂って支離滅裂になってしまったということだろう。

 これは、小沢の元秘書らに対する冤罪事件と同様、いやそれ以上に粗雑かつ稚拙だという意味ではなおさらあくどい検察テロであって、こんなことがまかり通るなら国民は誰でもいきなり検察に襲われて社会的に抹殺されてしまいかねないことになる。これらのデタラメ事件を機に、江川の言うように特捜って何なんだという根本的な批判が湧き起こるのは必定で、民主党政権は「脱官僚支配」の改革の一環として真正面から検察改革に取り組むべきだろう。

 その第一歩として、こういう場合に公判検事を間に挟まずに、取調に当たって調書を作った検事を法廷に引っ張り出して証人と直接対決させて真相を明らかにすることが出来れば、それこそ可視化が大いに前進するのではないか。

●ボロボロの歴史

 そもそも戦前日本の軍国体制下で、裁判所と警察を足下に従える司法の頂点として絶大な権力を振るった検察は、戦後GHQ支配下で、警察が捜査した事件を裁判所に取り次ぐだけの単なる「刑事検察」的な存在に一気に弱体化させられそうになった。それに危機感を抱いた検察は直接GHQに働き掛けて、建前レベルでは「米国にもFBIという巨悪追及の組織があるではないか」と言い、裏取引としては、当時社会的に大問題となっていた旧日本軍や特務機関の隠匿物資の摘発を専門に扱う特別の部門を作らせてくれないかと擦り寄った。隠匿物資は、旧軍人組織や児玉誉士夫機関の生き残りや小佐野賢治のような闇商人たちに食い物にされていたとはいえ、元はと言えば国民の財産である。それを摘発してGHQの管理に献上するという、言ってみれば"売国行為"を約束して1947年に発足した「隠退蔵物資事件捜査部」が、後の東京地検特捜部の前身である。この発足時のGHQとの癒着から、在米日本大使館の一等書記官を経験することが特捜でエリートになる条件の1つとなったとも言われる(私は検察の恣意的捜査における米国ファクターを過大に見ることには賛成でないが)。ちなみにこの間、特高警察と並んで戦前の治安維持法体制の柱だった「思想検察」もちゃっかり生き残り、52年には「公安検察」として正式に復活している。

 この特捜検察と公安検察という特別の存在が、検察がなお戦前の天皇直下の体制の番人という異常なまでのプライド意識をそのまま維持している実体的根拠となっている。またそれをさらに裏打ちしているのが、検事総長、次長検事、8高検の検事正の何と計10人が今も形式的に天皇から任命状を受け取る「認証官」とされていることである。法務省(に限らず)事務次官は認証官でないのに、行政組織としてはその下にある検察に10人も認証官がいるというのが、検察の増長の心理的背景であり、こんなものは、裁判官のそれ(最高裁長官以下判事の15人と8高裁の長官)と併せてこの際全て剥奪したらどうなのか。

 と言うか、認証官という制度そのものを止めるべきではないか。戦前の天皇制国家では当然、むやみやたらに認証官がいた。戦後どういう経緯でこんな遺制が中途半端に続くことになったのかは知らないが、今では(総理大臣を除く:総理大臣は「国権の最高機関」たる国会によって直接に選ばれるのでその後に別の権威によって認証される必要はない?)大臣、副大臣・官房副長官、検査官3人(うち1人が会計検査院長)、人事官3人(うち1人が人事院総裁)、公正取引委員長、宮内庁長官・侍従長、外務省関係では特命全権大使・公使、それに上述の検察官と裁判官である。こういう人たちはどうしても、国民の税金で飯を食わして貰っている雇われ人だという意識を持ちにくく、お上意識むき出しで国民や国民が選んだ政治家を上から見下すような態度をとりがちである。官職に特別なものなど何もなく、お前らみんなただの雇われ人だという風にハッキリした方がいいし、そうすると天皇が無用な国事行為の形式的儀式で疲れ果てるということも軽減できる。

 ちなみに、このうち大臣と公正取引委員長は総理大臣が任命権者で、他は内閣が任命権者である。他方、「国会同意人事」というのがあって、これには検査官、人事官、公正取引委員長・委員が含まれるほか、日銀総裁、NHK経営委員会委員、主要な行政委員会や審議会の委員長・委員など36機関が該当する。このあたりは全体として整理すべきだし、その際には、やはり戦前遺制が中途半端に生きている「勲章制度」も抜本的に改めるべきである。

●検察から身を守る

 閑話休題。その東京地検がまだ隠退蔵物資事件捜査部の時代、48年に戦後最初に手掛けた大型汚職事件が「昭和電工事件」で、来栖赳夫経済安定本部長官、西尾末広前副総理、野党の大物=大野伴睦、大蔵官僚だった福田赳夫らが続々逮捕され芦田均内閣が瓦解、やがて芦田前首相自身も逮捕されたものの、裁判結果は来栖以外の政治家は全員無罪で、戦前、1934年の帝人事件での全員無罪に匹敵する検察史の汚点となった。しかしこの事件で新聞は大騒ぎして世論は沸騰し、それに乗じて隠退蔵物資事件捜査部は49年、「東京地検特別捜査部」に昇格した。昭和電工事件の裁判が最高裁で結審したのはそれから13年後の62年のことだから、その頃になって国民が「アレッ?」と思ったところで、とっくに特捜の組織は出来上がってしまっていた(大阪地検特捜部は57年発足、名古屋は96年)。そんなふうにしてずる賢くスタートして、その後も炭鉱国管事件、造船疑獄はじめ、騒ぎを起こしては竜頭蛇尾に終わり、その度に「検察ファッショ」と批判される特捜のボロボロの歴史が続く。

 そこからようやく脱するきっかけとなったのがロッキード事件による田中角栄前首相逮捕で、ここでまた国民の検察幻想は大いに膨らんで、社会党・総評が「角栄御用」「検察頑張れ」という提灯を掲げてデモをするといった馬鹿げた事態になったが、この事件もまた、ロッキード社からのP3C対潜哨戒機100機を政府に購入させるべく児玉誉士夫が秘密代理人として動いた重大防衛疑獄という疑惑の本体を隠すために、全日空の次期旅客機トライスターの輸入問題にすり替えて検察が架空ストーリーを仕立て上げた、一種の冤罪と言って言い過ぎならば別件逮捕事件である。さらにリクルート事件も冤罪、ライブドア事件や村上ファンド事件も冤罪......。もういい加減に国民が特捜幻想を断ち切って、この法の番人面をしたテロ組織を国民の管理下に組み敷く方策を立てなければならない。▲

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《資料》郵便不正事件・検察側冒頭陳述
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 どこでも入手可能ではあるが、検察の退廃を示す記念碑的な駄文なので、ここに再録して熟読をお勧めする。

《検察側冒頭陳述要旨》

・事案の概要

 被告は当時、厚生労働省障害保健福祉部企画課長として、障害者団体の申請に基づき低 料第三種郵便に関する公的証明書の発行に従事していた。共犯の上村勉は同課社会参加推 進室係長、河野克史は「凛の会」発起人、倉沢邦夫は会長だった。凛の会は障害者団体と しての実体はなかった。

・身上経歴等、低料第三種郵便の概要および厚労省による証明書の発行状況(省略)

・犯行に至る経緯

 河野は低料第三種郵便を悪用し不法に収益を上げようとしたが、正規に証明書を得る見込みはなく、平成16年2月下旬、国会議員秘書の経歴を持つ倉沢に、国会議員へ口添えを依頼するよう指示した。国会議員は承諾して当時の障害保健福祉部長に電話をかけ、証明書の発行を要請した。

 部長は国会議員と懇意で有力政党の重鎮だったことから、国会で紛糾することなく予算や法案を成立させるためには、機嫌を損なわずに依頼を処理する配慮が必要と考えて了承した。

 部長は被告に便宜を図るよう指示し、被告は企画課長補佐に「秘書の倉沢さんが団体の新聞を低料第三種郵便で発送したいみたいなの。担当者を紹介してあげてください」と指示した。2月下旬、倉沢と面談し説明を受けた被告は、凛の会が障害者団体でないと理解して困惑しながらも、倉沢を部長に会わせた。倉沢が帰った後、社会参加推進室の室長補佐と係長に「ちょっと大変な案件だけど、よろしくお願いします」と告げた。以後、被告ら担当者間では、実体がどうあれ発行が決まっている「議員案件」と位置づけた。

 上村は4月1日付で係長となったが、凛の会から審査資料はまったく提出されていなかった。上村は発行を先送りしていたが、5月中旬、河野らから電話で催促され、時間稼ぎのために、手続きを進めるという虚偽の稟議書を作成し凛の会にファクスした。

 日本郵政公社に実体がないことを気づかれると危惧した河野は、厚労省から近く証明書を発行する予定だと伝えてもらおうと考えた。5月中旬、倉沢が企画課に赴くと、被告は「一応連絡してみますが、相手が応じるか分かりませんよ」と言いながら、面前で公社東京支社に電話した。

・犯行状況

 河野は6月上旬、日本橋郵便局から証明書の原本を至急提出するよう要請されたため、上村につじつまが合うよう日付をさかのぼった証明書を無審査で発行するよう要請した。

 倉沢も企画課で被告にそう求めた。被告は少し考え込んだが、部長の指示があった議員案件だったことから了承した。

 6月上旬、上村は被告に問題点を伝えた上で、それでも発行していいか指示を仰いだ。

 被告は「先生からお願いされて部長からおりてきた話だから、決裁なんかいいんで、すぐに証明書を作ってください。上村さんは心配しなくていいから」などと告げた。

 上村は6月上旬、深夜に書面を作り、翌早朝ごろ企画課長の公印を押して5月28日付の虚偽の証明書を作成し、被告に手渡した。

 被告は部長に発行を伝え、部長は国会議員に電話で報告した。被告は証明書を受け取りにきた倉沢に「何とかご希望に沿う結果にしました」と言いながら証明書を交付した。

 上村は稟議書だけでも残した方が言い訳しやすいと考えたが、被告は「もう気にしなくていいですよ。忘れてください」などと告げた。その後も凛の会は資料を提出せず、6月10日ごろ不正に入手した証明書を提出して行使した。

・その他情状 (省略)

《検察側冒頭陳述 全文》

第1 本件事案の概要等

1 被告人及び共犯者等

 被告人は、本件犯行当時、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長であり心身障害者団体の申請に基づき、内国郵便約款により、同団体が同約款料金表に規定する心身障害者用低料第三種郵便物に関する郵便料金の割引を受けることができる心身障害者団体であることなどを認定する旨の同課長作成名義に係る証明書の発行の職務に従事していたものであった。

 共犯者上村勉(以下「上村」という。)は、同課社会参加推進室社会参加係長、同河野克史(以下「河野」という。)は、自称福祉事業支援組織「凛の会」の発起人、同倉沢邦夫(以下「倉沢」という。)は、上記「凛の会」の会長であった。

 「凛の会」は心身障害者団体としての実体がなく、内国郵便約款料金表に規定する心身障害者団体ではなく、同会の発行する定期刊行物「凛」は心身障害者の福祉の増進を図ることを目的とせず、郵便料金を不正に免れることを目的としたものであった。

2 本件事案の概要

 本件は、被告人が、前記共犯者3名と共謀の上、「凛の会」が内国郵便約款料金表に規定する心身障害者団体であり、前記「凛」が心身障害者の福祉の増進を図ることを目的とするものであって、しかも、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長が平成16年5月28日に「凛の会」に対して前記証明書を発行した事実がないにもかかわらず、同日に同証明書を発行したかのように装うため、作成日付を同日とし、「凛の会」が国内郵便約款料金表に規定する心身障害者団体であり、当該団体の発行する「凛」が心身障害者の福祉の増進を図ることを目的としているものであると認める旨の同課長作成名義の内容虚偽の有印公文書1通を作成した上、日本橋郵便局郵便窓口課申請事務センターにおいて、同証明書の内容が真実であるかのように装って提出して行使したという虚偽有印公文書作成・同行使の事案である。

第2 被告人の身上経歴等

1 経歴

 被告人は、大学在学中の昭和52年11月に当時の国家公務員採用上級試験に合格し、昭和53年4月、いわゆるキャリア官僚として当時の労働省に人省した。

 被告人は、労働省において、主として女性労働問題に関する業務を担当し、職業安定局高齢・障害者対策部障害者雇用対策課長、女性局女性政策課長、省庁再編後の厚生労働省(以下「厚労省」という。)において、雇用均等・児童家庭局雇用均等政策課長等を経て、平成15年8月、社会・援護局障害保健福祉部企画課長になり、同課長在任中は、同年4月に施行されたばかりの障害者支援費制度を円滑に実施するための予算確保や、その後の障害者自立支援法成立に奔走した。

 被告人は、本件後、厚労省大臣官房政策評価審議官、大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭担当)を経て、平成20年7月、雇用均等・児童家庭局長に就任した。

2 家族関係

 被告人には、厚労省大臣官房総括審議官を務める夫と2人の子どもがいる。

3 前科

前科はない。

第3 低料第三種郵便物制度の概要及び厚労省による証明書の発行状況等

1 低料第三種郵便物制度の概要

 郵便物については、郵政事業民営化の前後を問わず、第一種(通常の手紙類)、第二種(通常のはがき類)、第三種(新聞、雑誌類)等に区分され、それぞれにつき郵便料金が規定されており、第三種郵便物については、毎年4回以上、号を追って定期に発行するものであること、1回の発行部数が500部以上であること、その80パーセント以上を有償購読者に発送するといった要件を満たすことで、通常の定形外郵便物(重量50グラムまでのもの)の正規料金1通120円が1通60円となるところ、この第三種郵便物の中には、更に低額な料金の適用を受けられる低料第三種郵便物があり、その中でも、心身障害者団体が障害者福祉を目的として月3回以上発行する新聞等の定期刊行物については、心身障害者用低料第三種郵便物として1通8円という極めて低額な料金が適用される。

2 厚労省における証明書の発行及び低料第三種郵便物の料金適用等

 心身障害者用低料第三種郵便物の料金の適用を受けるためには、厚生労働省等の公共機関の発行する証明書(以下「公的証明書」という。)が必須であった。

 すなわち、心身障害者用低料第三種郵便物の料金の適用を受けるためには、まず、刊行物の発行所所在地における郵便物の配達を受け持つ管轄郵便局(本件では日本橋郵便局)を介して、当該郵便局を管轄する日本郵政公社の支社(本件では東京支社)に対し、第三種郵便物の承認請求をする際、当該団体が心身障害者(児童又は知的障害者である場合は、その保護者を含む。)を主たる構成員とする団体であること及びその刊行物が心身障害者の福祉を図ることを目的として発行されるものであることをいずれも証明する公的証明書を提出する必要があった。

 そして、当該支社においては、公的証明書等に基づいて、当該団体に対し承認書を発行し、これを受けて、実際に管轄郵便局から当該刊行物を心身障害者用低料第三種郵便物として極めて低額で差し出すことができるようになっていた(なお、心身障害者団体が管轄郵便局以外の郵便局から当該刊行物を差し出そうとする場合には、公的証明書を提出した上で、別途、前記支社発行に係る証明書の交付を受け、当該刊行物の差出を希望する郵便局に対し、同証明書等を提出して差出承認を得る必要があった。)。

 そして、この公的証明書は、全国的組織団体については厚労省が、その他の団体については当該団体の主たる事務所を有する都道府県等が発行することとされており、厚労省においては社会・援護局障害保健福祉部企画課(以下「企画課」という。)がこれを所管し同課において、団体による証明書交付願、団体から提出を受けた会則や規約、過去2回程度の刊行物等の審査資料に基づき、客観的な観点から、団体の実態を的確に把握して団体の主たる構成員が心身障害者であるか否か及びその刊行物が心身障害者の福祉を図る目的のものであるか否かを審査し公的証明書の発行権者である企画課長の事前決裁を了した上で、申請団体に対し公的証明書を発行してきた。

 もっとも、心身障害者団体は都道府県や市区町村単位で草の根的に活動している団体がほとんどであり、全国的組織の心身障害者団体ということになると、厚労省に公的証明書の発行申請をした段階で既に長年の活動実績があるような団体に限られていて、その数も少なく、厚労省において、そうした心身障害者団体から申請を受けて公的証明書を発行することは、多い年でも年間2~3件程度で、発行がない年もあった。

3 特定非営利活動法人障害者団体定期刊行物協会(以下「障定協」という。)について

 障定協は、昭和41年に「身体障害者団体定期刊行物協会」との名称で発足し昭和46年に、当時の郵政省との間で、前記第三種郵便物の要件のうち、年間の発行回数や1回の発行部数等の要件を充たせない心身障害者団体であっても、加盟団体それぞれが発行する刊行物をまとめて一種の刊行物と扱い、障定協から発行されるという形を取ることにより、低料第三種郵便物制度を利用できるようにするとの合意を獲得した団体である。

 障定協は、加盟団体に関して低料第三種郵便物制度の適用を受ける要件が整っているか否かを自ら判断しているが、厚労省も独自に同様の判断をしており、障定協への加盟は厚労省からの公的証明を得るための必要条件ではなく、心身障害者団体が障定協を介することなく独自に厚労省と折衝をして公的証明書を得ることも可能であった。

4 本件犯行前後における公的証明書の発行状況等

 被告人は、本件犯行前の平成15年11月、「東京女子医大移植者の会」に対する公的証明書の発行について、部下で企画課社会参加推進室社会参加係長であった村松義弘(以下「村松」という。)から、稟議書に添付されていた証明書交付願、同会の規約、刊行物及び会員名簿等の資料を示されて、公的証明書を発行するには、当該団体が心身障害者を主たる構成員とする団体でなければならず、かつ、刊行物が心身障害者の福祉を図る目的としているものに限られ、これらの要件は、会則や規約等のほか、過去2回程度の刊行物に基づいて客観的に判断することになっている旨口頭で説明を受けたほか、同会が設立から既に相当年数を経過した歴史のある全国的組織の障害者団体であることなどについても口頭で説明を受けた上で、その決裁を了した。

 また、被告人は、本件犯行後の平成17年9月、「全国遷延性意識障害者・家族の会」に対する公的証明書の発行についても、上記同様に、部下で企画課障害認定係長であった佐藤清和から資料を示されつつ口頭で説明を受けた上で、その決裁を了した。

 しかしながら、後記のとおり、「凛の会」については、上記のような決裁手続や資料が全くないまま、公的証明書が発行された。

第4 本件犯行に至る経緯

1 「凛の会」の発足経緯等

 河野は、平成14年ころから年金暮らしで生活費等に窮していたところ、平成15年秋ころ、福祉事業支援組織の名目を使って「凛の会」を設立し「凛の会」が発行する刊行物「凛」が心身障害者の福祉を図ることを目的とするものであるかのように装って、低料第三種郵便物制度の適用を受け、広告主を募った上、同制度を悪用し、安価な郵便料金で、いわゆるダイレクトメールを発送する業務を行い、不法に収益を上げようと考えた。

 しかし「凛の会」は、低料第三種郵便物制度を不正利用する目的で設立するもので、何ら実体のない団体であったことから、公的証明書を発行してもらう前提条件を欠いており、正規の方法で公的証明書を得られる見込みはなかった。

 そこで、河野は、知人の倉沢が国会議員の秘書の経歴を有し、その後も同国会議員の議員会館事務所に出入りするなどしていたことから、これを利用した厚労省への働きかけ等を期待し平成15年秋ころ、倉沢に対し、「凛の会」の代表者としての名義貸しを依頼しその承諾を得た。

 そして、河野は、倉沢を会長に据えて、広告業を営んでいた黒木洋一(以下「黒木」という。)や通信販売業を営んでいた山本隆のほか、元新聞記者の木村英雄(以下「木村」という。)らとともに、「凛の会」を設立し、その事務所を木村が関与していた有限会社ハードルの事務所が置かれていた東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目15番9号202に置くこととした。

 そして、河野らは、平成16年2月20日、「凛の会発行人木村英雄」名義で、日本橋郵便局を介し、日本郵政公社東京支社長に対して第三種郵便物承認申請を行った。

2 「凛の会」の国会議員に対する口添えの依頼状況等

 河野は、平成16年2月下旬ころ、厚労省から公的証明書を得るためには、自分たちが頼むよりも、倉沢が秘書をしていた前記国会議員からの口添えが効果的であると考え、倉沢に対し同国会議員に厚労省への口添えを依頼するように指示した。

 そこで、倉沢は、その後の平成16年2月下旬ころ、刊行物「凛」の発行人となっていた木村とともに、同国会議員の下を訪れ、同国会議員に対し、厚労省からの公的証明書の取得に向けた口添えを依頼した。

 同国会議員は、その依頼を承諾しその日ころ、当時の障害保健福祉部長であった塩田幸雄(以下「塩田」という。)に電話をかけ、同人に対し公的証明書を発行することを要請した。

 塩田は、同国会議員とは、平成7年に発生した阪神淡路大震災に関連して、被災事業者を救済するための金融政策の陳情を受けた際に面識を持ち、以後、個人的に懇意にしていた上、同国会議員が有力政党の重職にあったことから、国会において紛糾することなく予算や法案を成立させるなど円滑な行政運営を実現するためには、常日頃から有力国会議員の機嫌を損なうことなくその依頼案件を処理するという配慮が必要であると考え、前記要請を了承し、その際、被告人が担当する旨を伝えた。

 なお、企画課における当時の正式な公的証明書の発行手続は、企画課社会参加推進室担当者が決裁文書を起案し同室調整係長、同室補佐、同室総括補佐、同室長、同課総務係長及び同課総括補佐の決裁を経て、最終決裁権者である同課長の決裁を経た後、文書を発出するための番号を取得し、その番号を記載した証明書に、同課内に保管されていた同課長印及び契印を同担当者が押印するという取扱いになっていた。

3 前記口添え後の厚労省内における指示

 塩田は、その後、障害保健福祉部長室に被告人を呼び、前記国会議員からの依頼であることを伝えた上で、その依頼をうまく処理することの重要性を告げて、「凛の会」が低料第三種郵便物制度の適用を受けられるように公的証明書の発行に向けた便宜を図るよう指示した。

 被告人は、社会参加推進室にきちんと対応させる旨を述べて、塩田の指示を了承した。

 被告人は、その後、企画課の課長補佐であった北村定義(以下「北村」という。)に対し「先生の事務所から問い合わせがあって、今度先生の秘書の倉沢さんという人が障害者団体の新聞を郵便料金が安くなる低料第三種郵便を使って発送したいみたいなの。今度うちに倉沢さんという秘書が来るらしいから担当者を紹介してあげてください。」などと、倉沢が来庁した場合の対応を指示した。

4 倉沢からの厚労省担当者に対する要請

(1) 倉沢から被告人に対する要請
 倉沢は、平成16年2月下句ころ、公的証明書の交付願や「凛の会」の規約や名簿、刊行物「凛」等の「凛の会」の実態が分かる資料を何も持たずに企画課を訪ね、被告人と面談し「凛の会」に対する公的証明書の発行に向けた便宜供与を要請した。

 これに対し被告人は、塩田から事情を問いている旨告げてその要請を了承した上、「凛の会」の詳細について尋ねたところ、倉沢から、「凛の会」が平成15年秋に立ち上げたばかりの団体で、特段の活動はしておらず、「凛の会」の新聞に広告を募集して資金集めをし将来的にはその資金で障害者支援を行うことを考えていること、数名の知人と共に立ち上げたものの、発起人の中に障害者はいないことなどを告げられた。

 その説明を受けた被告人は、「凛の会]が障害者団体そのものではないと理解して困惑しながらも、その要請を了承し、倉沢を塩田にあいさつさせるべく、倉沢を塩田のいる障害保健福祉部長室に連れて行くこととした。

(2) 倉沢と塩田とのやり取り
 倉沢は、被告人の案内で障害保健福祉部長室に行き、塩田に対し、「凛の会」に対する公的証明書の発行に向けた便宜供与を要請した。

 塩田は、倉沢に対し担当課長である被告人に事情を伝えてあるので、遠慮無く相談するように告げて、その要請を了承した。

(3) 倉沢と社会参加推進室のやり取り及び被告人の指示
 その後、倉沢は、企画課長席で、被告人から、担当の社会参加推進室の室長補佐であった田村一(以下「田村」という。)及び村松らの紹介を受けた上で、社会参加推進室で、田村や村松から、公的証明書の発行手続や審査に必要な書類等について説明を受けた。

 その際、倉沢は、田村や村松から「凛の会」の設立時期や活動内容を尋ねられ、平成15年秋ころに設立し障害者支援のために寄附をするなどの様々な活動をしていこうと考えている旨のあいまいな返答に終始した。

 田村や村松らは、倉沢の返答から、「凛の会」の実体に疑念を抱き、その活動内容が分かる資料を提出するように同人に要請した。

 被告人は、倉沢が帰った後、企画課長席で、田村及び村松から、「凛の会」について、平成15年秋に立ち上げたばかりで、今後障害者を支援する活動をしていく団体である旨の報告を受けた際、「ちょっと大変な案件だけど、よろしくお願いします。」と言って、心身障害者団体としての実体に疑念がある「凛の会」に対し公的証明書を発行することを指示した。

 その指示を受けた田村や村松らは、「凛の会」については、その団体の実体がどのようなものであれ、公的証明書を発行せざるを得ない案件だと認識し障定協名義の証明書交付願が提出されれば、少しでも書類の形が整うだろうと考え、「凛の会」側に対し、とりあえず障定協に行って手続等を相談してもらいたい旨要請した。

 以後、被告人や北村、田村、村松ら「凛の会」に関する案件の担当者の間では、「凛の会」の案件は、有力国会議員の要請を受けた塩田から被告人に指示がされたもので、「凛の会」の実体がいかなるものであれ、「凛の会」に対し公的証明書を発行することが決まっている「議員案件」と位置付け、その対応に当たることとなった。

5 「凛の会」と障定協との間のやり取り等

 河野及び木村は、倉沢が厚労省へ訪問した後の平成16年2月下旬ころ、障定協に電話をかけ、さらに、その後、障定協の事務所を訪ね、事務局長の佐藤三郎(以下「佐藤」という。)と面談した。

 その際、佐藤は、「凛」に政治家のインタビュー記事が大きく掲載されていたことや会員に障害者が含まれているかどうか不明であったことなどから、「凛の会」が、営利目的等で障定協に加盟し低料第三種郵便物制度を悪用しようとしているのではないかとの疑念を抱いた。

 そこで、佐藤は、平成16年2月下旬ころから同年3月上旬ころにかけて、厚労省に電話をかけて、村松に対し、「凛の会」が真摯に活動しようとしているか疑わしく、売名目的か商売目的のいずれかであると思われる旨伝え、これを聞いた村松は、田村にその旨伝えた。

 また、村松は、実体の疑わしい「凛の会」に対し公的証明書を発行するということは、虚偽の公的証明書を発行することになるため、そのようなことはしたくないと考え、「凛の会」への対応を先延ばしにすれば、近々予定されていた異動により、「凛の会」に対する公的証明書の発行事務を担当しなくて済むと考えていた。

 被告人は、その後の平成16年3月中旬ころ、田村に対し「凛の会」の案件の進ちょく状況を確認したが、同人から、公的証明書の発行申請はおろか、規約や名簿等の資料の提出すらされていない旨の報告を受けた。

 他方、障定協の佐藤は、前記のとおり、「凛の会」が売名目的か商売目的のいずれかではないかとの疑念を抱いていたため、障定協との折衝をしていた河野及び木村に対し「凛」の内容が営利目的や売名目的のものであると認められたときは、障定協からの発行を拒絶されても異議がない旨等を記載した念書を障定協に提出するよう求め、河野及び木村は、平成16年3月29日付けで、その旨等を記載した念書を障定協に提出し、また、同年4月8日には、障定協への加盟申込書を提出するなどして、障定協から、同念書の記載内容を順守することを条件に、同月14日付け証明書交付願の交付を受けるに至った。

6 平成16年4月の村松から上村に対する引継ぎ状況

 上村は、平成16年4月1日付けで、企画課社会参加推進室社会参加係長に異動となり、前任者であった村松の業務を引き継いだ。

 その引継ぎの際、上村は、村松から、「凛の会」に公的証明書を発行する案件の説明を受け、「凛の会」の心身障害者団体としての実体には疑念があるものの、国会議員から口添えのあった議員案件であり、上司である障害保健福祉部長や企画課長から直接下りてきた案件であるため、早急に対処して公的証明書を発行する必要がある旨の引継ぎを受けるとともに、田村からも、「凛の会」に対する公的証明書の発行手続を進めるように指示された。

 しかしながら、その時点で、「凛の会」からは、公的証明書の交付願はおろか、規約や名簿等の審査資料も全く提出されておらず、また、上村も、村松から公的証明書の発行期限を告げられておらず、しかも、異動当初の平成16年4月中は社会参加係長として慣れない予算要求の原案作りや大臣官房会計課予算班との折衝に忙殺されていたことから、「凛の会」の案件については手つかずのままとなった。

7 「凛の会」による上村に対する公的証明書発行の要請状況

 河野は、平成16年4月上旬ころ、自ら障定協に電話をかけて確認し「凛の会」のように月3回以上新聞を発行する場合、障定協を経由せず、直接厚労省と折衝すれば足りると知った。

 当時、「凛の会」は、柔道整復師関係の専門学校を初めての広告主として確保していたところ、同広告主との間で平成16年6月末までにその広告を心身障害者用低料第三種郵便物として差し出すことが決まっていた。河野は、同広告を掲載した「凛」を発行し、不特定多数の第三者に送付すべく、既に「凛」の製作作業を進めていたことから、同月末までに心身障害者用低料第三種郵便物の料金の適用が受けられる承認が下りなければ、製作に要した費用がすべて無駄となるばかりか、大事な広告主を取り逃がしてしまう事態にもなりかねない状態に陥った。

 そこで、河野は、平成16年4月中旬ころから同月下旬ころまでの間、上村に対し数回にわたって電話で公的証明書の発行を要請するとともに、面談したい旨申し入れた。

 上村は、実体に疑いのある「凛の会」に対して公的証明書を発行する件で、同会関係者の河野と面談するには後ろめたい気持ちがあったことから、あえて社会参加推進室を避けて、厚労省地下1階で待ち合わせをすることとし、同月下旬ころ、同所で待ち合わせをした後、厚労省1階の喫茶室で同人と面談した。

 その際、上村は、河野から、できる限り早く公的証明書を発行してほしいと催促され、「分かりました。」と返答するとともに、上司の指示を受けて公的証明書の発行手続を担当している旨明かした。

8 上村による厚労省が公的証明書の発行手続を進めている旨の内容虚偽の棄議書の作成に至る経緯及びその作成状況等

 上村は、心身障害者団体としての実体に疑いがある「凛の会」に内容虚偽の公的証明書を発行することにためらいがあり、また、河野から発行期限を告げられておらず、他方、予算要求の原案作りは期限が決まっていたので、これに忙殺される中で、ひとまず「凛の会」の案件を先送りにしていたところ、河野らから、平成16年5月中旬ころ、電話で、公的証明書の発行を催促された。

 また、上村は、そのころ、田村から「凛の会」の案件の進ちょく状況を確認された際、「凛の会」から、公的証明書の発行申請はおろか、規約や名簿等の審査資料の提出すらされておらず、まともに資料を出せないような実体の疑わしい団体であり、形だけであっても決裁に上げることができない旨答えた。

 そこで、田村は、被告人に対し「凛の会」の案件について、公的証明書の発行申請の書類や規約、名簿等の審査資料がきちんと提出されておらず、決裁に上げられるような状態ではない旨報告したところ、これを受けた被告人は、田村に対し「なんとかならないんですか。もう少し調整を進めてください。」などと言って、「凛の会」に対する公的証明書の発行手続を取りやめることなく、逆にこれを進めるように指示した。

 被告人の指示を受けた田村は、上村に対し被告人の指示内容を伝えた。

 このように、上村は、公的証明書の発行について「凛の会」から催促されるとともに、上司からもその旨の指示を受けたものの、「凛の会」からは、公的証明書の交付願はおろか、規約や名簿、刊行物といった審査資料の提出もなく、形だけの審査・決裁すら行えないような状態であったことから、時間稼ぎのために、厚労省が公的証明書の発行手続を進めているという内容虚偽の稟議書等を作成し、「凛の会」関係者に送付しておこうと考えた。

 そこで、上村は、平成16年5月中旬ころ、社会参加推進室において、「東京女子医大移植者の会」に対する公的証明書の発行に係る稟議書の写しを利用し、修正液で決裁印の一部を消去するなどしてコピーを取り、ゴールデンウィーク前に起案をしたかのように装うため、起案日を「平成15年11月10日」から「平成16年4月26日」に書き換え、氏名欄に「上村勉」と記載するなどして内容虚偽の稟議書を作成し、「『凛の会』に係る低料第三種郵便物の許可申請手続きについては、近日中に滞りなく進めることとなっております。」などと印字した書面とともに、「凛の会」あてにファックス送信した。

 そして、河野らは、そのころ、佐藤が「凛の会」に対して疑念を抱いていたことから、これを払しょくすべく、上村から送付を受けた稟議書等の写しを障定協に郵送して提出し電話で厚労省との折衝の進ちょく状況を報告した。

9 「凛の会」から被告人に対する要請及び被告人の対応の状況等

 河野は、日本橋郵便局を介して日本郵政公社東京支社に対し第三種郵便物承認請求書(なお、低料第三種郵便物の場合であっても、その承認請求は通常の第三種郵便物と同一の書式でなされ、その承認請求に公的証明書が添付された場合に心身障害者低料第三種郵便物の料金の適用を受けられる承認請求として取り扱われていた。)を提出し同郵便局の担当者に対しては、厚労省から近々公的証明書が発行される予定である旨伝えていたものの、厚労省がなかなか公的証明書を発行しないため、同担当者が、「凛の会」に実体がないことに気付いてしまうのではないかと危惧した。

 そこで、河野は、厚労省側から、同郵便局を管轄する日本郵政公社東京支社に対し、厚労省が、近々、「凛の会」に対し公的証明書を発行する予定であることを伝えてもらおうと考え、平成16年5月中旬ころ、倉沢に対し近々厚労省から公的証明書が発行されると日本郵政公社に伝えて欲しい旨被告人に申し入れるように指示した。

 そこで、倉沢は、同月中旬ころ、企画課に赴き、被告人に対し、急ぎの事情があるので、企画課長である被告人から直接日本郵政公社に電話をして、「凛」を低料第三種郵便物と承認しても大丈夫であると伝えて欲しい旨依頼した。

 これに対し、被告人は、「一応、郵政公社の方には連絡してみますが、相手が応じてくれるかどうかは分かりませんよ。」と言いながら、倉沢の面前で、企画課から日本郵政公社東京支社の「森」に電話をかけて、その旨伝えた。

10 日本郵政公社東京支社からの承認書の交付

 その後、日本橋郵便局を介して「凛の会」の第三種郵便物承認請求書の提出を受けていた日本郵政公社東京支社は、公的証明書の提出がなかったことから、「凛の会」の定期刊行物「凛」について、心身障害者用低料第三種郵便物の料金の適用を受けられる承認請求として扱わないまま、同支社長森隆政名義で、第三種郵便物として承認する旨の平成16年5月31日付け承詔書を発行し同年6月4日、木村が、日本橋郵便局を介して、同承認書の交付を受けた。

第5 犯行状況等

1 倉沢からの最後の要請

 河野は、前記のとおり、厚労省の企画課長である被告人から直接日本郵政公社東京支社に連絡をしてもらっていたことから、公的証明書の原本を提出しなくても、心身障害者用低料第三種郵便物として取り被われるものと考え、平成16年6月上旬ころ、日本橋郵便局に対しその差出承認請求をしたところ、同請求にも公的証明書が添付されていなかったため、同郵便局の担当者から、至急公的証明書の原本を提出するように要請された。

 河野は、黒木からその旨を伝え聞き、予想外の事態で早急かつ確実に公的証明書を人手する必要があると考え、急きょ、平成16年6月上旬ころ、厚労省に電話をかけ、上村に対し既に日本郵政公社から第三種郵便物の承認を得たこと、広告主が決まっているため心身障害者用低料第三種郵便物として発送できなければ大きな損失になることを伝えた上で、日本郵政公社東京支社長名義の同年5月31日付け承認書とつじつまの合うように、作成日付を5月中に遡らせた公的証明書を無審査で至急発行するように要請した。

 また、河野は、上村に電話するだけでなく、その上司の企画課長にも要請をしておいた方がよいとの考えから、倉沢に対して、厚労省に直接赴いて5月31日以前の作成日付の公的証明書を発行してもらってくるように指示した。

 これを受け、倉沢は、その直後ころ、急きょ企画課に行き、被告人に対し以前にしてもらった日本郵政公社への連絡だけでは足りず、書面の公的証明が必要であるとして、「凛の会」に対する公的証明書を早急に発行すること、その際日付を遡らせて5月中の目付にすることを要請した。

 これに対し被告人は、倉沢から、「凛の会」が心身障害者団体そのものではない旨聞かされていた上、田村から、「凛の会」から公的証明書の発行申請の書類や規約、名簿等の審査資料がきちんと提出されておらず、決裁に上げられるような状態ではない旨の報告も受けており、しかも、発行日付を遡らせるという要請であったため、少し考え込んだものの、「凛の会」に対する公的証明書の発行に向けた便宜を図るよう塩田から指示を受けた議員案件であったことから、倉沢に対し、その要請を了承し、公的証明書ができたら連絡をする旨告げた。

2 倉沢の要請を受けた被告人からの上村に対する指示

 倉沢の要請を了承した被告人は,平成16年6月上旬ころ、上村に対し5月中の日付で公的証明書を作成して被告人のところに持参するように指示した。

 これに対し、上村は、被告人に対しそれまでの「凛の会」の関係者との接触状況や審査資料が未提出であることから、「凛の会」に心身障害者団体としての実体があるか疑わしく、また、「凛の会」の刊行物も福祉目的とは思えない旨告げるとともに、「凛の会」からは発行申請や審査資料の提出がないため、形式的な決裁すらできないことや、日付を遡らせるのであれば発番号の問題も生じることを伝えた上で、それでも公的証明書を発行して良いか、その指示を仰いだ。

 被告人は、上村に対し、「先生からお願いされていることだし塩田部長から下りてきた話でもあるから、決裁なんかいいんで、すぐに証明書を作ってください。上村さんは、心配しなくていいから。」などと告げ、早急に公的証明書を作るように指示した。

 上村は、被告人に対し、その指示を了解し「凛の会」に対する公的証明言を作成次第被告人のところに持参する旨答えた。

3 本件公的証明書の作成及び交付状況等

 上村は、平成16年6月上旬ころ、社会参加推進室の職員が帰宅した後の深夜の社会参加推進室で、「凛の会」あての「上記団体は、国内郵便約款料金表に規定する心身障害者団体であり、当該団体の発行する『凛』は心身障害者の福祉の増進を図ることを目的としているものであると認めます。」などと記載した書面を作成し、翌早朝ころ、同書面に企画課長名の公印を押捺し、厚労省社会・援護局障害保健福祉部企画課長作成名義で、同課長の公印を押捺した同年5月28日付けの内容虚偽の本件公的証明書を作成し、これを被告人に手渡した。

 その後、被告人は、障害保健福祉部長室で、塩田に対し「凛の会」に対する公的証明書を発行することになった旨報告した上で、倉沢に対しては被告人から連絡するので、前記国会議員に対しては塩田から報告をしてもらうように依頼した。

 塩田は、同国会議員からの依頼案件を処理することができたと分かり、被告人をねぎらった上、同国会議員に対し、電話で、「凛の会」に対する公的証明書の発行を行うことになった旨報告した。

 そして、被告人は、「凛の会」に対して本件公的証明書ができたことを伝え、これを受け取りにきた倉沢に対し「何とか、ご希望に添う結果にしました。」などと言いながら、本件公的証明書を交付した。

 また、上村は、そのころ、田村に対し「凛の会」の案件を遂げた旨報告し、田村も、北村に対し、その旨報告した。

4 本件直後における被告人から上村に対する指示状況

 上村は、被告人の指示に従って実体のない「凛の会」に対する内容虚偽の公的証明書を発行したものの、後付けで「凛の会」から何らかの資料を出してもらい、形だけでも審査をしたかのように装って稟議書等の書面だけても残しておいた方が後々言い訳がしやすいと考えた。

 そこで、上村は、平成16年6月中旬ころ、被告人に対し、「凛の会」に対する公的証明書の発行に当たり、稟議もなく、「凛の会」から何らの資料も提出されていなかったことについて、後付けではあるが、一応審査をしたという書類を形だけでも整えておく必要があるのではないかなどと言って指示を仰いだ。

 これに対し被告人は、「今から資料を取り寄せて稟議書を作ったりする方が、かえって大事になって大変でしょうし、部長も了解してくれていることだから、上村さんは、もう気にしなくていいですよ。もうこのことは忘れてください。」などと言って、後付けで「凛の会」から審査資料を取り寄せて決裁の形を整える必要はない旨告げた。

 その結果、その後においても、企画課が「凛の会」に対して証明書交付願や規約及び名簿等の資料の提出を求めることはなく、「凛の会」がこれらの資料等を提出したこともなかった。

5 「凛の会」による本件公的証明書の行使状況等

 黒木は、平成16年6月10日ころ、日本橋郵便局郵便窓口課申請事務センターにおいて、同センター総務主任に対し厚労省から不正に人手した本件公的証明書を手渡して行使しさらに、同担当者を介して、日本郵政公社東京支社へ回付させた。

 そして、日本郵政公社東京支社長森隆政名義に係る平成16年6月21日付け証明書が発行され、「凛の会」は、同月24日ころ、日本橋郵便局担当者を通じて、同証明書の交付を受けた。

 その上で、河野らは、平成16年6月下句ころから、一般広告主から手数料を得た上で、低料第三種郵便物制度を不正に利用して、広告主の広告に「凛」を同封したダイレクトメールを日本橋郵便局から大量に送付するなどして、不法に収益を上げるようになった。

6 平成18年における「凛の会」内紛時の厚労省の対応等

 本件の約2年後である平成18年に入った後,収益の分配をめぐって「凛の会」に内紛が生じ、河野と倉沢が対立関係に至った結果、同年6月ころ、河野が厚労省に対して「凛の会」の解散届と本件公的証明書の写しを提出するなどした。

 これを受けて、担当室である企画課地域生活支援室(従前の企画課社会参加推進室が平成18年4月に名称変更等されたもの)が本件公的証明書に対応する決裁文書を探すこととなり、同決裁文書が企画課内に見当たらないことが判明した。

 そこで、同室の担当者が、その上司の指示を受けて、本件当時の担当者で他局に異勤していた上村に対し本件公的証明書発行事実の有無等を問い合わせた。

 これに対し、上村は、「『凛の会』に対する証明書は、企画課長まで了解をもらって、きちんと企画課で発行した。」などと説明した。

 その結果、厚労省においては、同室室長の判断により、公的証明取消し等の特段の措置がとられることはなかった。

第6 その他情状等

以 上

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コメント (84)

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http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

<危機感のない鳩山官邸>
村木氏の件は、西松事件で脚光を浴びる東京地検特捜への嫉妬から功を焦った大阪地検特捜が石井一議員を狙った構図であるが、調査能力からいっても、特捜へ誰かの指示もしくはタレコミがあったものと推察される。それが、JCIA(自民党の調査機関)かは判らないが、野党民主党を狙ったものだから、情報元はおのずと旧権力絡みあることは間違いないだろう。
江川氏をはじめ多くの識者が特捜への危機感を抱き、また、一般人にも、ネットメディアを通して危機感が共有されようとしている。
しかるに、肝心の鳩山官邸に危機感は見えない。
内閣人事局による幹部官僚の人事の政治任用に関しても、見事に検察と宮内庁長官人事は外された。
また、今回の小沢政治資金の記載ミスについて、水谷絡みの絵図を描き、「必ず小沢を共犯であげる」と主戦論を展開していた大鶴最高検検事は本人からの失地挽回の強い意向により「東京地検特捜次席検事」に収まった。これに対し、鳩山官邸が異議を唱えた痕跡は全くない。
失地挽回=小沢再捜査も念頭にあるだけに、危うい人事である。
大鶴は、冤罪製造機で福島県元知事佐藤栄佐久氏を「社会の害悪だから排除する」として、周囲の人間を自殺に追い込んだ人間である。彼の様な、自身の歪んだ正義感を良しとし、何よりたとえ無理やり描いた絵図であっても、自供を強要すれば何とかなると考えていて、自身の出世の為には、人が何人死のうが気にしない人物が東京地検特捜の次席となって、いつまた牙をむいてくるか判らない。
本当に鈍感な鳩山官邸・・・。この危機感のなさは、罪である。国民は検察に怒るだけ損である。
攻撃を受けた党の代表は、全く危機感など持っていない。石川氏にも離党を促して、火の粉を防げば終わりである。人の命を守りたいといいながら、平気で人の命を奪う検察には寛容である。
自身が選んだ政権が、全く信じられなくなった今、日本という国に私は絶望している。
http://www.e-hoki.com/affairs/index.html

検察(官)による犯罪だ。
なぜ検察官は逮捕されないのか、不思議だ。

こうやって民主党の熱狂的シンパが、現検察体制壊滅まで目指して盛り上がってるけど、権力中枢である民主党はそこまで覚悟してるのかな?

上手に手打ちして共存する方がメリット大きいと思ってると思う。
現に内閣からはこんな批判出てきてないしね。

幕末の赤報隊みたいな結末が待っていたりして・・・

高野さん

凄い力作ですね。これまでで最長!?おかげで、石井議員と民主党を狙ったこの事件の大枠を理解できました。

かなりかっ飛ばして読んだ為、繊細をまだ理解できてませんが、今晩じっくりと読み直して見ます。

それよりも高野論説が一ヶ月掲載されなかったことに、出演しているテレビ関係での、裏の圧力があるのではないかと心配していましたが、違ったみたいでホッとしました。

これからも、マスコミが報道しない真実を掲載して、ズバッと切り込んでください。

あいかわらず一事象の本質を語らず、シンパかアンチかという二元論でしか語らない(語れない)、野党第一党と同じくレッテル貼りに腐心する「おやおやさん」は典型的なネットナントカと思考が一緒ですね。
そんなんで議論が深りますか? 当然深まりません。

特捜でない検察じゃダメなんでしょうかね?
ここまでミス連発するようでは本当に存在する意味はないように思えます。
と言っても事件の度に知らない間に捜査チームが組まれそれが実質特捜になってしまったら意味が無いわけで、やはり検察の組織改革そのものが必要なんじゃないかなぁと思います。

<八誠様>
おっしゃる通りなのですが、特捜のみに捜査・逮捕権があり、他の検察は一義的に警察が逮捕・捜査するという違いがあります。
全般的な検察改革はやらなくてはなりませんが、特捜解体は必要です。
警察と検察は必ずしも一体ではなく、お互いに反目していますから、村木氏の事件や西松事件などは、特捜がなければ起きなかったと思われます。

このJournalの板に投稿する人間が複数名いるようだが、某組織、某氏に対抗する論考にすばやく、いつも金太郎飴の幼稚で枝葉末節な短い意見をしつこく投稿することを商売にしている。高尚な根拠ある論をはってくれば別だが、いやはや、論理的でない酷い短文章であり、論議は時間の無駄になる。

なるほど特捜のみが有する権限があるのですね。
ということはやはり特捜解体は必要でしょうなぁ。

先般の「小沢幹事長に対する検察の仕掛け」そして、今回の「村木さんに対する検察の仕掛け」は、検察の単独仕掛けではなく、検察の裏に民主党を陥れるために動いている勢力があるように思われてならないのですが、高野さんはどう思われますか?青年将校気取りの検事を操っている勢力の解明をお願いいたします。それにしても、危機感のない総理と、他人ごとのような官房長官は退陣されたほうがよさそうですね。「真の議院内閣制を望む国民」 合掌

高野さん

この事件とか西松事件を取り上げる報道が殆ど無きに等しい事にこの記事を読んで嬉しかった。

小沢問題や民主党vs検察については多方面からの切り込みがなされていますが、私は村木事件・西松事件・そして今回の不記載事件それぞれの裁判における公判記録を丹念に辿り報道する事が、どのような言葉よりも被告人当事者たちはもとより民主党や小沢幹事長の信頼回復につながるがると思います。

これらの事件の経緯を事件発生時のマスコミのヒステリックな報道と公判で明らかにされた事実のギャップも併せて時系列で知らせる事ができたらマスメディアの頽廃ぶりも際立ってくると思います。

検察が何故こんなにもずさんな捜査で繰り返し冤罪を生むのか?
本来、公権力の監視をする立場であるはずのマスメディアが検察のポチに成下ってしまったからだと思います。マスメディアが正常に機能していれば検察との間に緊張感が生まれ、とてもずさんな捜査など出来なくなるはずです。
検察とマスコミの慣れ合いが冤罪を生んでいる事は確かだと思います。
検察改革はもとよりメディア改革の必要性も大いに感じます。

em5467-2こと恵美様の、
<危機感のない鳩山官邸>に同感です。
ただ、ここまで危機感がないのは、
何か弱みを握られて動けないのではないかと危惧するものです。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ではないかと考えております。
捨て身の行動がとれれば、
支持率の回復などは容易なことではないでしょうか。

検察、現政権批判の皆々様へ

冤罪は一刻も早く晴らす必要はありますが、なんでも憎しは却って効果を損なうのではないでしょうか。
冷静に・・・・

前政権の数々の疑惑もありますし・・・・。

特捜解体は今しばらく待ったほうが賢い選択ではと思っております。

このコメントは高野論説に関係ない事を先に謝って書き込みます。

今日のミヤネ屋の酷さときたら、吐き気を催すほど凄まじい民主党バッシングを番組冒頭から37分間,繰り広げた。

司会の宮根、春川、松尾、高木女史の4人が、代わる代わるに国民を代表している発言として、小沢問題、新しい政治と金、マニフェスト・子供手当ての必要性が無い等と判ったかのような発言を繰り返す。

「借金までして子供手当てや高校授業料無償化しなくても良いと回りは言ってるんですよね。」と高木発言。

いつ誰々が何人、そんなことを言っていてそれが国民の何%に当たるというのだろうか?

選挙で信認された目玉政策が、予算が通った今日、そんなことを言って何の意味があるんだろう。

そして定番の、世論誘導された日テレ調べの支持率調査で下がったことを喜び、笑顔でのバッシング。

生活に行き詰まり、政権交代を選んだ国民を馬鹿にした態度で、何も変わらないなどと虚偽の風説を流し続けた。本当に何も変わっていないと?予算の組み替え、使い道の割合、そして法改正後に行われる改革と仕分け、天下り団体の削減。

「政権が変わっても何も実感がないというんですよね。」
あんた等が言わないからだろ!国の政策は予算通過が重要で、今予算が通って4月から徐々に始まる。
実感はそれを受けてから感じるものなのに、それをワザと隠し、悪評だけを流す番組つくり。

そんなことが前政権に出来るはずも無いことも全て無視した態度で。


高野さん、毎週出られてガツンと言ってください。朝ズバ以上の不快さ120%の政治バラエティ番組でしたよ。

戦中赤狩りされた共産党は何故黙ってるんだろう。
特捜の擁護までしている。
共産党は冤罪の専売特許だろうに、いつから自民党の2軍に成り下がったのか。

こうなるとすべての政策を後回しにしても特捜解体をしてもらいたいぐらいだ。さもなくばこの邪魔者がいつ牙をむいて襲いかかって来るかわからないのだから。国の安全保障と同等以上の注意をもって対処する必要がありそうだ。これが有る限り落ちついて施策も実行出来ない。
本当に困ったことだ。

投稿者: 匿名 | 2010年3月 2日 15:09

戦中赤狩りされた共産党は何故黙ってるんだろう。
----------------

共産党は本心から特捜が怖いと思っているのだと思いますよ。

(昨日の江川紹子さんのツイッターより)
外国特派員協会で舛添要一さんの記者会見。政治に関する質問が出尽くしたところで、私が村木厚子さんの裁判について質問。村木さんが逮捕された当時の大臣だった舛添さんは「彼女はとても優秀であり、いい人だ」述べ、「個人的に」としたうえで「無実と思う」と言いました。

投稿者: あやし | 2010年3月 2日 15:17 さん
のコメントに関連しての意見です.

完璧な「腰抜け共産党」です.機関紙「赤旗」は,確か共同通信と受信契約をしており,その記事を鵜呑みにして,というか,「これ幸い」と検察に擦り寄った記事で「赤旗」埋めています.
政治組織の「官僚/特権階級」が自民党と共産党だと思います.民主党政権で既得権が奪われることを恐れているのでは無いでしょうか.
この点では,自民党も共産党も,検察と共闘している気分でしょう.そうなれば検察もこれらの党は,狙いません.
本格的な戦いは,今から始まるのだと思います.

14時55分ころに投稿したモノが載っておりません。
何か「禁止語」のようなものを使ったのでしょうか?
お答えいただければ、以後の参考にします。

「認証官」などと云うモノは、廃止されるべきだ。
本来、この国の主権者たる国民による選挙で選ばれた「総理大臣」が、なぜ天皇により「認証」されねばならないのか?
奇妙奇天烈なことである。
まして、たかだか公務員風情を、「認証官」などと云うモノに祭り上げる。まるで、階級、位階の世界ではないか。
彼らは、我々一般国民より一段高いところにいるのだろうか?
はなはだ疑問である。

検察については、今更言うまでもあるまい。
数々の「冤罪」。
さらに繰り返す冤罪の製造。
民主党政権が、無血革命を行っているならば、検察の構造改革は、何をおいても取り組まざるを得ないテーマだろう。
ここジャーナルの投稿者にも疑いをもたれる、鳩ポッポの検察との取引。
もし、自身を守るため検察の組織への不介入などという恥ずかしい噂を消し去りたいのなら、しかるべく早急に「検察の組織改革」に乗り出すべきだろう。

<おやおや>さん
これまでは、一種のアンチテーゼとして見てきたけど、
今回の冒頭の書き込みはいただけない。
恥を知るべきだろう。

これ英訳して海外にも配信して欲しいですね。マイケルムーア監督にこれネタにして映画作ってもらうとか!?
普通のマスコミしか普段信じない人も、海外から逆輸入される情報は比較的信じてもらえるかもしれないですし、如何でしょう?
The Journal 英語版?!

つまり、「地検特捜部」というのは、終始一貫して、事件を捏造し、時の、真の権力にとって、都合の悪い政治家や人間を葬る為の、「国策捜査機関」という事ですね、こんなものが存在する限り、日本は民主主義国家とは、言えないし、法治国家ですらない。

その上オマケに、胡散臭い事に、今回の村木さんの捏造事件は、民主党石井一議員を狙ったものと言われているが、石井議員と言えば、当然、反公明党・創価学会の一人、つまり、ウラに、公明・学会系検察官が、東京地検の小沢・民主党攻撃にあわせ、今がチャンスと、慌てて動いたものと見るべきかも? だから余計に、杜撰となったわけだろう。

検察の悪行については多く書かれていますが、私個人的な学習の為イクスキューズです?

国民のほとんどが特捜の存在の経過と中身について知らないと思う。私もここ暫くの小沢氏への集中パッシングで国民にとって特捜は有難い存在なのか逆なのか考えるきっかけになった。The journal を通して詳細を知りましたが既存のメディヤが特捜のあり方に論議しない、伝えない現実があります。
国民が選択した国会でもなく、議員でもなく強権の捜査権を持つ特捜が君臨・存在する世界です。権力の二重構造が行政の中に時間をかけて作られてきたのを感嘆します。
へー・・・・の驚嘆です。

権力は金だけではなく、他者を拘束・捜査・逮捕できる独特の組織に特別の権力が誕生する司法の化け物を知りました。特捜にお勤めする人間が出世と国のトップにいる正義感を都合よく拡大するのも当然でしょう。批判も無ければ首を切られる恐怖も無い特別職なのです。そのような世界では冤罪や自殺は単なる結果なのでしょう。まったく・・・・

検察の正義への傲慢・自意識過剰は国益と民益にとって末期癌である。国民は小沢を追い込んで欲しいと、民主の政権交代・改革の最中に検察へ依頼したことは一度も無い。
世論調査の世迷言はメディヤによる偏った情報操作が先行している。

>指揮権発動という"抜けない宝刀"が検察を暴走させている。
小沢を好き嫌いでは判断する前に検察・マスコミが執拗に小沢を追い回すのかを問題にすべきである。検察と大マスコミが公正さを欠いた点を理解しないことには、検察捜査のどこに問題があり、国家の仕組みとして何が必要かは見えてこない。

>ロッキード事件以後、政治家の力は検察に及ばなくなり、国会でも検事総長に代わって法務省刑事局長が答弁するようになった。検事総長は国民や国会への説明さえしなくなった。
誰の許しを得て検事組は動いたのか、雇用主は国民であるのを知らないのか。守旧メディヤ・爺さんの渡邊でもなければ、ご隠居翁中曽根でもない、当然野犬化したアメリカのポチ自民党でもない、浪費癖のついた対費用効果を無視した検事局の愚者の行動を厳に慎むべきである。国民は捜査に費やした金額さえも知らされていない。

小沢は、
検察組織は内閣の管理下に置かれるべきと主張し続けてきた。小沢氏はさらに検事総長を国会承認人事にすることも提案している。
そいで・・小沢氏が、まるで狙い撃ちされるように執拗に検察の捜査対象になっている。検察は小沢氏が裏金で土地を買ったと主張する。仮に裏金をもらったなら、裏で使うはずだ。裏金を表にするバカは永田町には絶対にいないのが常識らしい。
メディヤは報道しないが
>政治家の多くは政治資金で自宅を買っている。
>小沢を批判する町村信孝や江田憲司も政治資金で不動産を買った。
メディヤはことさら小沢だけが不動産を買ったかのように報道する。
メディヤは小沢をどうしたいのか。追放したい?キャンペーンを煽る真意を国民に公正を説明すればよい。

小渕内閣の中村正三郎・法務大臣は
安易に指揮権を発動はないが検察庁は大臣の指揮下にあることを心に置いていきたいと「政治の優位」を宣言したらしい。司法制度改革審議会の設置を決め、議論の準備をすすめた。
そいで・・些細な醜聞をマスコミに流され、中村氏は辞任に追い込まれた。

>推定・・有罪を貫く大マスコミは、
自ら悪事の証拠を示すわけでもなく、ただ世論調査に頼って「国民の声」を武器に小沢退陣を迫っている。検察は世論を気にしている「フシ」がある。マスコミが本来の権力の監視装置としての役割を果たしていれば、こんなに検察が暴走することはなかっただろうし、冤罪はもっと少なくなっていただろう。

多くの国民、読者がこんだけ・・検察や大マスコミが疑惑ありと言うのだから、小沢氏には問題があったはずだ・と感じるのも当然である。
水谷の建設屋のおっちゃんから仕入れた二束三文の危ない証拠で、検察は見込み捜査を開始した。強権に溺れる慢心の>バクチ捜査である。無理筋の検察仕込みの福島県の佐藤栄佐久知事の収賄事件の判決では、東京地検が主張した利益供与の図式は否定され冤罪となった。しかも、当時の特捜副部長が、今回の小沢事件を担当した佐久間達哉・現特捜部長である。
佐久間も一介の検察官僚組織の下僕である。上役の許しを請うて動く図式は民間のトップダウンシステムと一緒である。いったい検事総長の外野で糸を引く密室グループは誰でしょう?個々人検察官僚の力は大したことはないが、一部組織集団の謀略は強権を使いながら、民益に反する主観の正義論をメディヤと共同脚本化する。
マスコミはそのからくりの真実を絶対に国民に伝えない。情報を平等に流してもらえば国民は自由にいずれが悪事かインチキか判断できます。常識以前の道徳です・コモンセンスです。

検察と大マスコミは、自分たちが言い続けた水谷裏献金についての捜査・取材結果を説明する責任があるのではないか。同棲をやめて検察とメディヤは別棟に住まないと救いようがない。メディヤも監視能力はゼロである。

>検察は国民から選ばれた政治家の指揮監督下でチェックされるべきです。

・・・日々坦々ブログを読みながら国民と一線を置く、検察の不謹慎な行動?お粗末さを認識しました。感謝です。
高野氏の長文の論説に感謝です。

小沢氏は検事局の人事権を内閣府のしたに置くべきだといった。
政治主導を目指した。
指揮権発動は封印されているが検察庁は小沢から横槍が入るのを嫌った。
地検特捜の捜査にゴーサインを出した取巻きの背後に黒幕がいた。
後押ししたのは検察地検を含む反民主・反小沢の謀略グループであった。
懐柔しやすい自民党復権を多くの官僚たちは望んだ。
検察官僚・霞ヶ関の守旧派官僚・自民残党国会議員・財界人とメディヤ人が手を組んだ。
いずれも既得権益の共通の利害で一致した。
国民の存在は二の次無視で、私欲私益を優先する国を食いものにする暴挙です。
国民益を損なう検察官僚の呆れた行動です。
自民党の国会議員を見逃します。
警察・検察・裁判所に始まる裏金の世界、国家・地方公務員の裏金の世界を捜査しなくて小沢を狙う本音は見え見えである。
公正を欠いた矛盾が明確です。
官僚の手元にある既得権力を手放したくないからです。
国民の世論、正義の捜査などと軽々しく使うべきではないでしょう。
言うべきではないでしょう。
国民は怒っています。覚醒します。
メディヤは国民を飛び越えて危ない情報を喧伝します。
国民が判断力の無い下衆に納まるように不平等の情報を流すのです。
小沢は悪い人だと?・・・・・
左右・裏表の情報を取材しすべて開示すべきです。

高野さん

すごい長文、後でゆっくり読みますね。

【私は検察の恣意的捜査における米国ファクターを過大に見ることには賛成でないが】
自分も同感します。

【この特捜検察と公安検察という特別の存在が、検察がなお戦前の天皇直下の体制の番人という異常なまでのプライド意識をそのまま維持している実体的根拠となっている。またそれをさらに裏打ちしているのが、検事総長、次長検事、8高検の検事正の何と計10人が今も形式的に天皇から任命状を受け取る「認証官」とされていることである。】
【認証官という制度そのものを止めるべきではないか。】

激しく同感します。

【社会党・総評が「角栄御用」「検察頑張れ」という提灯を掲げてデモをするといった馬鹿げた事態になったが、】

そういえば、石川さんら逮捕で、右翼や保守市民と自称する勢力千人が「検察頑張れ」と声を挙げたデモをするといった馬鹿げた事をしましたね。

【もういい加減に国民が特捜幻想を断ち切って、この法の番人面をしたテロ組織を国民の管理下に組み敷く方策を立てなければならない。】

熱烈に賛成します。
特捜検察がまったくアホアホ、お笑い組織で、この法の番人面をしたテロ組織にほかならないことが、今回のふたつの事件で明らかになりましたね。

特捜のまったくのデタラメというか、むちゃくちゃというか、ありえないほどの横暴を、今回の件で、われわれ国民はネットを通じて、多く知るようになった。
われわれ国民は、こんな組織を絶対に許さない!解体させてしまうのがいちばんいい。

これから、怒れる国民・市民たちがこの狂ったシステムをぶっ壊す運動がはじまる。
市民による無血革命がはじまる。
この市民の力がすべてを変えていく根本であると思います。

そういえば、この前、本屋に行ったとき、女子高生たち数人がフランス革命に関する本を手にとって、フランス革命って「すごいよね」「かっこいいよね」とわいわいと盛り上がっていたのを偶然、見ました。おお、すごい!女子高生たちが関心をもつまでになったのかと驚きました。すごいことです!
これはいけます。未来に希望が持てます。市民は変わりつつあるのです。

確定申告も無事済ませた。
これからは、今年度の作付などの準備に入ります。
最初の作業として、納屋の奥にしまいこんで埃まみれの道具を引っ張り出すことから始めないといけません。鼠の糞(汚い表現ですみません)にまみれていますので、雑菌の巣窟です。
そこで、徹底的に消毒します。
でないと、こうした悪玉菌のせいで、今年の収穫に影響します。

予算も確定しました。
仕事をしない雑菌(官僚・毒立法人・公益法人)など無駄を省く前に、もっと悪質なウイルスを退治して欲しいものです。
過激な揶揄ですが、強力な殺虫剤・殺菌剤の販売先をご存知の方がおいでになりましたら、ご一報のほどよろしくお願いします。

村木女史が冤罪であること、検察特捜部が無用の長物であることは、当然の意見です。
ただ、ライブドア事件が冤罪だという意見には賛成しかねます。
堀江は見事な詐欺事件の首謀者です。被害者も大勢居ます。
ライブドア関係者が儲けた分が被害金額です。膨大なもんです。
小泉・竹中同様に、経済事件には無知なのかもしれませんが・・・

 いやはや、「認証官」に派驚きました。そんなものが残っていたのですね。
かつて「もはや戦後ではない」という言葉がはやりましたが、「戦後」どころか「戦前」も終わっていなかったのです。
 昨年3月3日以来の検察とマスコミ共犯の暴挙について、「民主主義国のはずの日本にあるまじきこと」と非難する人は多いと思いますが、どうやらその考えは「半分間違っている」と言えそうです。
丸山真男氏の「日本の思想」の中にこう書かれています。
「民主主義というものは、本来制度の自己目的化(物神化)を不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し、批判することによって辛うじて民主主義でありうるような、そうした性格を本質的に持っています。」
 確かに氏が指摘するように、日本国憲法第十二条には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」とうたわれております。
 私は今まで漠然と「日本国憲法」により「民主主義が保障されている」と勘違いしていました。「憲法」は「民主主義を求める権利」を保障しているのです。われわれ日本人はその「権利」に長らく安住し、「権利の行使」を怠って来たのではないでしょうか。
 一連の「検察の暴挙」は、そのことを日本国民に再度知らしめる「神様の警告」であると思っています。

路傍の石さん

堀江の事件
証券取引法違反は、冤罪です。
間違いありません。

あれは、あなたもおっしゃるように「詐欺罪」です。

しかし、詐欺でやろうとすると、共同正犯で、
「東京証券取引所及びその関係者
証券会社及びその関係者
会計事務所及びその関係者」」
あたりまで広がりかねない悪質な事件でした。
未必の故意かもしれません

そんでもって、軽い冤罪がしつらえられたと云うように、わたしゃ解釈しております。

鳩山政権に期待するものは大きい。しかし、人の命を、と連発した鳩山首相は、石川議員をはじめ今検察の民主党攻撃に、小沢氏関連の大鶴検事の栄転にも何の危機感も無い、小白川様のコメントに賛同ですが、鈴木宗男氏の度重なる質問主意書への回答も何故か検察擁護、すでに千葉法務大臣も省に取り込まれてしまっているのか?鈴木氏の質問主意書に対してどれだけ調査を政治家がしているのか何も見えません。結局政治主導はお題目で、検察を筆頭に官僚主導で攻撃を受けているとしか見えません。鳩山首相は官僚に何か文句を言っています?まるで自分の問題で検察と取引したかの様に人事にも何も口を出さずに、勝手に決めてしまった様に思えます。特捜が今だに日本に存在させる事に我々及び高野、江川様までが疑問を持つのに手が出ない政権には国民の安心できる未来は期待できませんね。

新聞・TVなど既存マスコミの売上がどんどん下がってきている。
そりゃこれだけ嘘ばっかりついていれば愛想を尽かされるのも当然の報いだ。
週刊朝日やTheJournalの如く切り込む会社が一社でもいいから出て欲しい。泥船にみんな乗っていても沈むだけだ。まともな報道を行えば「信頼」は戻ってくる。信頼を取り戻した報道会社が業績のV字回復すればなお分り易くてよいのだが。

いま夕方のテレビでは北海道の話ばかりで大阪の話はぜんぜん出てこない。マスメディアとインターネットで2つの別の国みたいになってる。そのまま流れやすい記者会見や国会答弁でインターネット側の情報をベースにしたコミュニケーションをすべき。総理大臣が「西松、大阪、水谷で今度は北海道ですか。またですか。大阪の様子をみると法廷になるまではなんともねえ。マスコミはワンパじゃないか」くらい言っちゃあいけないのかと思う。

高野様
>戦後どういう経緯でこんな遺制が中途半端に続くことになったのかは知らないが、
高野さんは知っている筈だ、と言うか推測していると思う。
敗戦後マッカーサーと天皇裕仁が11回も会談していたという記事に、裕仁の生き残りの交換条件に反共の砦として沖縄を戦後も統治を進めたと。この時、天皇を守護する認証官も残ったと推測できる。
先ごろ亀井大臣が平成天皇(呼び方に拘りたくない)に”京都か広島にお住みに・・・”と言われた記事があり正に当を得た言葉と理解しました。天皇守護の認証官制度を無くして初めて主権在民の議会制民主主義が実現できます。
高野さんもそう思いませんか?

国家権力の化権として検察があるが、検察官は国家試験を通過した性質を持った人が、国民の選挙を通過することなく、定年まで保持するので、こんな危険な制度は封建制度といわざるを得ない、つまり軍国政治時代の憲兵のままだよな

村木さんは無実だと思う。

重要なのは、なぜこのようなでっちあげの事件を作ってしまったのか検証し、どうすれば今後それをなくせるか検討し、実践すること。
検察解体だとか、関係者の処分だとかはいらない。真実解明の邪魔になるだけだ。

陸山会の政治資金規正法違反(?)事件に衆目の集まる中、この「郵便不正事件」はなかなかスポットライトが当たりませんでした。
何度か『The Journal』上のコメントで、この事件に関し東京地検特捜部と同じ構図で冤罪でっち上げがあることを訴えてきましたが、裁判も進み公判維持も怪しくなる証言が検事側証人から得られ、ようやくここに来て大阪地検の悪質性が皆さんの認識するところになり到達感を感じているところです。

この事件で、何故石井一民主党参議院議員がねらい打ちされたのかは、皆さんある程度感じていらっしゃることだと思いますが、石井議員が「P献金疑惑追求」や「池田大作名誉会長証人喚問」を積極的に求めている、創価学会にとっての「仏敵」だからでしょう。

検察、警察、司法に関わる公務員に宗教の自由がないわけではありませんが、その公務員に“国益より宗益を重んじる”人物はいないでしょうか?・・少なくともそういった行為が散見されるとは思えないでしょうか?
そういった背景があるか否かはどうやったら確認できるのでしょうか?
また、もし事実そういうものがあるとしたら、どのような手段と方法でそれを排除できるのでしょうか?


高野論説後半の「天皇認証官制度」は、明らかに行政の抜本的な見直し論議のひとつに掲げるべきだろうと思います。
小沢氏の問題含め、あらゆる国家権力暴走の根源には日本会議を象徴とする尊皇攘夷勢力が働いていると考えるからです。
江戸末期の討幕運動より更に千年遡る、律令制度の成立から脈々の流れる天皇制と官僚制度が築いた中央集権統治体制護持にその原初があると思う次第です。

政府と行政の長は、あくまで民主的な手続きを踏んだ任官制度であることを担保すべきと考えます。

 元株やさんの意見に賛成します。 
 
 日本国憲法の一つの柱が主権在民で国権の最高機関は国会(立法府)。それに対するものとして象徴天皇制があり天皇の国事行為が憲法で詳しく定められている。しかし主権在民に対して大きな矛盾があることを、特例会見の問題が起こった際、皆さんの意見を聞きたいと思い「よろんず」に投稿した。
 しかしながら下手な文章と天皇制に関する問題であるためか「よろんず」コーナーに乗ることが出来なかった。
 この時の主旨は次の通りです。
 なぜ天皇が認証する必要があるのか。
 国権の最高機関である国会の長である衆参両院議長は認証官ではありません。これが全てです。
 当然総理も大臣も副大臣も最高裁判所長官及び同判事も検事総長以下検事長も特命全権大使、公使も宮内庁長官も認証を象徴天皇が国事行為として行なう必要はない。
 仮に行なうとしたら衆院の優位性を根拠として衆議院議長が国会の議決を経たものに対しては行なうべきである。
 総理大臣は国会が指名します。
 大臣等は任命権者総理大臣が副大臣政務官は所轄の大臣が、
 最高裁判所長官同判事は議長が高等裁判所所長は最高裁長官が
 検事総長は議長が次長検事以下検事長は行政であるので法務大臣が、
 特命全権大使公使は総理大臣(外務大臣が代行)
 宮内庁長長官は内閣官房長官が、
 侍従長は天皇家の執事なので天皇が私的に任命すればよい。
 憲法で規定されている陛下の国事行為による認証(任命)については憲法第4条第2項に示されている代行規定を利用し、法律で定めればよい。
 陛下の行事を減らすことが出来るうえ主権在民の精神を徹底することができる。
 総理以下行政官は天皇の住僕ではなく国民のための公僕なのだから。

天皇の官吏認証は日本国憲法の第7条、5で明確に規定されています。ただどの範囲まで認証するのかの規定はありません。
 ここで一々引用しませんから気になる方は検索してください。
 日本国憲法は前文があって1~8条まで言わば天皇の権利と義務を規定したモノでそのあとに有名な第9条となる訳で
 私に言わせると完全な折衷主義で戦前の軍国主義と戦後の平和主義のバランスをとったモノです。
 そこには相反する二つの顔が潜在的にあります。
 今の社民党なんかが言っているようなものはなぜ、いきなり前半の1~8条までが天皇制規定なのか、この流れで9条になるかその政治的意味を語っていないので本当の戦いの武器にならないのだと考えます。
 この憲法は民主主義の戦いがなければ、必ず空洞化する論理的必然性があります。

 

《THE JOURNAL》編集部 さま

文中に名前の記載間違いが数カ所あります。
理解するために名前をノートに整理していて気づきました。
村井、倉林はそれぞれ村木、倉沢の間違いかと思います。それと、チョックはショックの間違いかと思います。出来れば修正おねがいします。

「小林千代美議員陣営を巡る政治資金規正法違反事件」。またまた民主党です。よくぞ 次から次へと見つけるものです。誰が見つけるのか こう民主党議員絡みばかりでは 不謹慎ながら笑えてきます。

「天皇認証官制度」こそ主権在民の概念からはほど遠いものですね。いまだに、こんな者が存在し、国民が養っていると思うとがっかりですね。知らぬ間に公務員上級試験に合格し、国民の前には決して現れず、自分の出世しか考えない。まるで国民にたいしては詐欺同然では無いですか。民主主義は確かに憲法で求める権利にとどまり。官僚によって、また自民党政治によって形骸化されてきました。民主党に国民が期待した小沢幹事長の求める民主主義の確立、今の検察、官僚は民主党に利権維持の戦いを挑んでいる。これに対抗できるのは小沢幹事長しかいない。現に、検察はすでに3月付けで人事異動を終わらせた。鳩山政権は彼らに相手にされていない。何故検察の人事をはずしたのか?内閣は国民に説明すべきではないのか。

これは既得権組織による、新勢力(民主)に対するネガキャンでしょ。いつ総選挙になるかわからない状況で、小沢秘書の大久保を逮捕したけど結局保釈になり(たしか5月)、他にネガティブなニュースが欲しくて6月にこれをでっちあげて「ある野党議員が関与」という狡猾な表現でイメージ悪化を狙った。どうせ裁判が始まるまでに総選挙があるから、真実がどうであれリークしてマイナスイメージが宣伝できればいいや、と。アホマスコミはこぞって大々的に取り上げてましたよね。

「村木厚子 厚労省元局長冤罪事件」の仕掛け人は「日本版CIA」http://www.janjannews.jp/archives/2780836.html

毎度のことながら、旧来体制や既得権益を批判する主権国民の立場に立つ真摯な論考内容をインターネット上で見つけては、あちらこちらの掲示板に出没し、板を荒らすことを商売にしている人間がいる。

本Journalでも数名いる。また本板でも一人いる。いつも論考の最初にすぐに反応するところが共通している。

すっかり洗脳され、時代錯誤となり、世界から取り残されているガラパゴスのネトウヨといわれている。

特徴的な非論理的投稿文をみれば、すぐに誰かは判別できる。

~亀井さんの「天皇陛下は京都」論に賛成~

検事総長、次席検事、検事長、は認証官
国会議員は平民
だから、検事総長、次席検事、検事長、から見れば国会議員はゴミだという事になるのでしょう。
その他の国務大臣や副大臣以外の認証官は同様の意識を持っていると思う。

谷川や大鶴が最高検検事や東京地検特捜次席検事におさまったままでは検察なんて何にも変わりはしないじゃないですか?
恵美さんじゃないですが、本当に鳩山政権はどういう風に考えているのかな?
民間人を起用するのではなかったのですか?
まー、そんなすぐに適任の方が見つかるはずもないし、またたった一人民間人を投入したところで悪の巣窟である検察の改革なんてできるわけでもないですが。
すべては参院選で勝ってからで
それまではあえて、検察を泳がせてるだけなのかな?
政治は化かし合いなんだろうけど
鳩山総理と民主党の真意はどこにあるんだろう。まあ、それが私みたいな一般市民にわかってしまうようなヘマはしないんだろうけど
今後の動向を見続けるしかないですよね。いつまでたっても、検察改革・捜査の可視化をする気が見えないようなら、私たち国民がなんらかの行動を起こさないといけない時がくるかもしれませんね。

高野様の論考の根源の一つに行政人事権掌握問題が潜在していることは周知のことと思います。

話題の「天皇による官吏の任免の認証」(日本国憲法第7条第5号に規定の国事行為の一つ)による認証官は憲法または個別の法律で規定されています。

行政関係の対象は周知のように検事総長、次長検事(最高検察) 、検事長 (高等検察庁の長) 、宮内庁長官、侍従長、さらに国務大臣(内閣総理大臣を除く)、内閣官房副長官、副大臣、検査官(会計検査院)、人事官(人事院)、公正取引委員会委員長、特命全権大使、特命全権公使、
一方、司法関係では最高裁判所判事、高等裁判所長官となっています。

はっきりいって、主権国民の民主主義社会を目指しているわけですから、国民によって選ばれた国会議員からなる立法府の最高位に属する内閣で一元的に行政人事が何故統括できないのでしょうか。自明のようにも思いますが。同じ認証官で、検察と宮内庁人事だけが、なぜ聖域化したのか、国民は到底納得出来ないですよ。国民への政府の説明がまともに出来ないようでは主権国民の政治主導なんて覚束無いのではないでしょうか。

形骸化した形で残る認証官制度による指揮統一の混乱を招いている現実を明確に認識し、そのために認証官制度廃止の憲法改正か、あるいは法律改正か、または人事の運用上で対処できるのか、内閣官邸は俊敏な意志決定が求められています。現内閣官邸の基本的な意志決定には多くの問題があるように思えてなりません。

民間会社でいえば、専務取締役、常務取締役がその使命を果たしておらず、社長があたふたしているようなもので、取締役会議でさしずめ専務取締役、常務取締役の罷免動議がすぐに可決になろうというものです。

現内閣官邸の人的体制では残念ながら政権交代した意味を自ら潰しているように見えます。あまり好みませんが、このままずるずるよりは適当なタイミングで人的新体制を望みたいと思うのは私だけでしょうか。

一連の書き込みを観て思い出しましたが、今年の1月27日の東京新聞朝刊の「本音のコラム」に精神科医・斎藤学氏の以下の文章が載っていました。

 任免に天皇の認証を要するポストを認証官というそうだ。大臣と副大臣もこれに当
たるが、彼らは選挙で国民に選ばれている。しかし、検察庁には国民の知らぬところ
で認証された「天皇直轄」の官吏が検事総長以下十名いる。
 今回、検察が政治家・小沢一郎の追い込みを図った動機には、おそらく天皇会見が
関与していると思う。中国政府幹部の訪日に際して、小沢氏は
「天皇ご自身は必ず、会いましょうとおっしゃると思う」と忖度した。
 これらに敏感に反応するのは右翼、右より報道機関、そして検察。特に検察は民主
党政権が検事総長ポストを国会承認人事とすることを恐れ「窮鼠猫を喘む」心情だろ
う。一部世論の小沢叩きを好機とみて「小沢汚し」に踏み切ったと思う。
 だからこその強引さだ。今回の捜査は小沢氏の収賄や斡旋利得の証拠など狙ってい
ないと思う。狙いは冤罪承知での小沢逮捕、そのものだ。
 今や「官報複合体」と称されるようになった「記者クラブ・マスコミ」は、委細承
知で、この「小沢汚し」に加担している。だがホリエモン騒動の時とは違う。新聞も
週刊誌も一色に染まってはいない。特に週刊誌では週刊朝日が「検察の狂気」と表紙
に大書し、週刊ポストもこれを追った。テレビは「小沢汚し」に夢中だが、電脳空間
では「検察に勝ち目なし」が衆論だ。

凄い洞察力ですねえ・・・。

ちなみに本日は水曜日、斎藤氏の「コラム」が読めます。

東京新聞は、他の全国紙と違って、「雇用破壊」シリーズを社会面に掲載し、生活面でも貧困問題を積極的に掲載しています。

TV芸能欄でも、視聴者からの番組の率直な感想が心地良く、「からむ二スト」は必読です。

小泉・竹中路線を支持する人々に
とっては「嫌な新聞」とは思いますが・・・。

まあ村木局長については冤罪なんだろう、と思いますね。しかし民主党による被害者かも、とも思う次第です
石井選対委員長に関しては、最近の発言は強権もあらわに逸脱しまくりで、一年生議員の「ヒトラーユーゲント」どころかゲッペルスかよ、と突っ込みたくなります
この程度の人物に打撃を与えるために、村木氏を犠牲にするのはひどすぎる、という意味においてですがね。
同じ官僚がやってるのだからよく分かりませんね

■『村木厚子元局長冤罪事件』の仕掛け人は飯島勲氏とのこと,驚きです■

投稿者: koenakikoe | 2010年3月 2日 23:03 さん
からご案内頂いたJanjanのニュースのポイントは
 「どらえもん」のペンネームで政・官・財の裏情報をtwitterで精力的に発信している松田光世氏は、2月27日に「『村木厚子元局長冤罪事件』の仕掛け人はあの男で郵政利権の引き剥がしに動いたのは竹中平蔵と菅義偉だった」という衝撃的な情報を発信しています。「あの男」とは「日本版CIA」の司令塔の一人である飯島勲氏です。」(以上Janjanニュース引用終わり)
 です.驚く内容ですが,村木事件の異様さからすると,とても納得行きます.
小沢の西松事件及び4億円虚偽記載事件,鳩山の政治献金事件,そして郵便不正の今回の事件,更には北海道の小林議員事件,どう見ても,「道端での立ち小便」の事件です.
自民党議員など調べれば,ゾロゾロだと思います.
現在も,これらの事件を,裏で指揮しているのが安倍晋三(元総理)と飯島勲(小泉元総理秘書官)が元締めの「日本版CIA」との事です.

先日の「小沢対検察」の集会で,講師の安田弁護士から提唱された「検察首脳の民間登用,全ての押収物の開示と取調べの可視化,特捜解体」を国民の力で実現しましょう.

高野さん、分かり易く整理された記事をありがとうございます。

西松事件の大久保氏の有罪根拠が崩れた二審の直後に、そのことを国民の目から隠すかのように、東京地検特捜部は石川氏らを逮捕し、同時に大久保氏の訴因変更まで行いました。
二審で大久保氏の無罪は確実となったと思いますが、陸山会の政治資金疑惑事件が引き起こされたため、予定されていた、次の公判は延期になり、いつ開かれるのかも不明になりました。
村木さんの事件では、ボロボロと真実があきらかにされてきました。これで、村木さんが有罪になるわけがない。
しかしまた、それをごまかすように、今、小林氏の事件を北海道で検察は立件しています。
検察は、バカのひとつ覚えのように、民主党議員に狙いをつけ、自分らに都合が悪くなると、その時点でまた民主党議員を狙った別の事件をでっちあげて国民の目をそらし、それがまたうまくゆかなくなると、(でっち上げですからうまく行くわけがない)、また、別の民主党議員の事件を、というわけで、これは、どうも永遠に繰り返す気でいるようです。
マスコミは、検察の広報しかしませんから、検察は、政治に介入し続け、わが国は、検察の思惑のままに、統治されるというわけです。
主権在民なんて真っ赤な嘘。
主権在検察です。

実はわが国は検察主権国家である,ということが明らかにされたのは、政権交代のおかげと言えます。
しかし明らかになっただけでは意味がない。民主党内閣のやるべきことは、この主権在検察を主権在民に、変えることです。
私たちは、私たちの主権を民主党内閣に託したのですから、そのおかげで、政権交代が出来たのですから、自分たちが拠って立つ、国民の主権を、検察からとりもどさなくては、内閣の存在の根拠がありません。
内閣が検察と戦うのは、決して小沢氏のためではなく、国民のため、民主国家を作るため、さらのいうなら、自分たち民主党内閣の正当性の証明のためなのです。

わが国は、先進国どころか、いまだ民主主義が確立されていない、未開の国です。
小沢氏は、そのことをよく理解していたからこそ、『わが国の民主主義の確立」を生涯の政治活動の目的にかかげているのだと思います。
小沢氏の妹のような田中真紀子氏は、かつて、叙勲制度の廃止を口にしていました。
叙勲制度と天皇の認証官制度は、対象の公務員に、国民の公僕ではなく、天皇の臣下であることを強烈に印象付けるものです。
これをなくさなくては、主権在民は、絵空事です。
民主国家であるのなら、検察は行政官として法務省に属し、法務大臣の指揮のもとにおかれるのは当然のことです。
法務大臣は、検察官の人事権と行政および捜査の指揮権を持つのは、当然のことです。
そして、その法務大臣の任命権が内閣総理大臣にあるのも、当然のことです。
それを実現できないのなら、鳩山内閣は、民主主義を放棄したということです。
脱官僚をマニフエストにかかげながら、官僚中の官僚である検察から、その不当な権力を奪えないのであれば、なんのために、我々は、民主党に政権をとらせたのでしょうか。
民主党の支持率が下がっているのは、民主党が国民の期待に応えていないように見えるからです。
民主党よ、政権交代の原点にもどれ!
なんのために、国民が300議席を与えたたのか、を謙虚に思いだせ!
それが、参議院選挙でも勝つための、唯一の方法だということです。


元株や様
>>14時55分ころに投稿したモノが載っておりません。

僭越ですが、同様の経験がありますので、書き込みします。
「14時57分の平 国造様」の投稿と近い時間ですね。ほぼ同時刻に投稿がかち合うとどちらか一方が消えてしまうのです。 原稿も消えてしまいますので、必ずコピーを残しておいた方が良いと思います。
長文の時は本当にがっかりしますよね。


<ねこのしっぽことsumiko 様>

一昨日の法務省人事で、検察クーデターの主犯たちが落語の「三軒長屋」よろしくインチキ異動で居座っているのを知り暗澹としていましたが、久々にまっすぐな文章を読んで元気が出てきました。

まったくそういうことです。相次ぐ地方選の惨敗も、マスコミに乗せられ「政治とカネ」で小沢さんのせいにせず、民主党は、実行力に欠けた内閣に対する国民の厳しい審判と受け取るべき。

今や国民への主権奪還を忘れ、誤魔化しと驕りばかりが目立つ鳩山内閣の罪は重い。

村木氏が逮捕された当時の「赤旗」の記事

「郵便割引不正事件
 癒着のトライアングル
 厚労省 国会議員 日本郵便
 “福祉食い物”くっきり」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-08/2009060815_01_1.html

「郵便不正 厚労省局長逮捕
 政治圧力の有無は
 疑惑の「議員案件」」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-16/2009061601_03_1.html

赤旗は完全に検察情報を鵜呑みにしてます。ネットでは当時から、村木氏逮捕は民主党を狙った国策捜査の可能性があることを指摘していました。

つまり、赤旗に記者も分析力はほとんどないということです。検察をあまりにも信頼し過ぎているところが立花隆氏と同じ。

産経も読売は言うに及ばず完全に村木氏の件を民主党議員に結び付けてネガティブキャンペーンを張ってました。

この時点でこれらメディアは信頼できないことが証明されてます。

ネットの住人のほうが彼ら記者よりもはるかに分析力があると思いますが、何故彼らはミスリードしてしまうのか?そこが不思議でなりません。

常識的に考えれば村木氏がわざわざリスクを犯してまで自分とほとんど面識のない一業者のために便宜をはかるはずないことは明らかです。良くありがちな罪のなすりつけだと多少人生経験のある人なら判断がつくところを彼らは何故ミスリードしてしまうのか?

それだけ大手マスメディアの記者のレベルが著しく劣化している表れなのでしょうか?

むしろ、真実に近い考察や分析を期待するならこのジャーナルの諸氏のほうがはるかにまともだと思いますね。

そういう意味でもジャーナルは”真実を追究する場”になっているんじゃないでしょうか?

それだけ価値がサイトだということです。

[GON]さん

だから, 有料可, なのですよ。

投稿者: ねこのしっぽことsumiko | 2010年3月 3日 02:35様の意見に全面的に賛同します。
民主党は先の選挙の国民の付託に真摯に応えなければならない。

ねこのしっぽことsumiko 様
>二審で大久保氏の無罪は確実となったと思いますが、~~~次の公判は延期になり、いつ開かれるのかも不明になりました。

この件について検察は、西松事件での大久保被告に対する訴因変更を申し立てていましたがどうなったのかその後の報道はありません?

私には、陸山会事件で大久保被告まで逮捕したのは、大久保被告無罪判決が濃厚となった西松事件の訴因変更を狙ったもので、無罪判決を阻止しウヤムヤにする為だったとしか思えません。
だからこそ、西松事件⇒村木さん事件⇒陸山会事件と民主党を標的としたと思われる、あまりにも露骨で政治的色合いの濃い、この3つの事件を時系列的に検証して行くことが大切です。公判の中で浮かび上がる事実を基に検察・マスコミの在り方を広く国民に問う試みをぜひ行って欲しいと思います。

一連の事件における検察の捜査手法の諸問題をウヤムヤにさせない為にもこれらの裁判の詳報を今後ともお願いしたいと思います。

ねこのしっぽことsumiko | 2010年3月 3日 02:35様の
「叙勲制度と天皇の認証官制度は、対象の公務員に、国民の公僕ではなく、天皇の臣下であることを強烈に印象付けるものです。」
のご意見に賛同します。
国家に貢献した方々に名誉を与えることや賛美することに異論するものではありませんが、その制度のあり方や認定方法に問題ありと感じています。叙勲制度は、団体ごとの推薦により、認定を受けますが、これも予算と同じように、定数割りの配分が見受けれる。
宮内庁という、見えない組織で裁定している。寧ろ、「国民栄誉賞」制度を幅広く活用し、開かれた名誉叙勲制度とするほうが良いと思う。
認証官制度においても、行為行動に違和感を覚えている一人です。
天皇の下に、認証されたという行為を表現していると受け取られる。国事行事であるなら、代表された者が、祭殿なりに報告する(玉ぐしを奉げるなど)行事行為にできないものかと思っています。
伝統ですと言う壁があるでしょうが・・・。
こうしたことが、象徴天皇の意味合いを不明瞭にしており、個人の陛下の存在を危うくしており、陛下自身がいつも心を痛めておられる要因でないかと思っています。

又、主旨違い投稿ですね。

半藤一利さんの「昭和史」には、昭和初期の「統帥権干犯問題」がわかりやすく書かれています。
「統帥権」は「天皇の指揮権」であり、軍部はそれを盾にとって、内閣であろうと誰であろうと軍部に反対するものを退けるようになっていったといいます。
 まさか「認証官」たる検察のトップは、「統帥権」を意識して、やりたい放題をやっているのではないでしょうね。まったくぞっとします。

「俺たちがその気になれば白いものも黒くできる」

このようなほとんど思い上がりと言ってもいいような愚かな過信はいつかは崩壊するものです。
自業自得ですね。

おそらくこの事件を一番早く、投稿で取り上げたのは私だと思います。それも本体の記事とは関連のないかたちでした。自慢しているのではなく、このことは投稿の後半で取り上げます。
 私が取り上げたのは確か第二回目でですが、事件の公判日程の余りの過密さに違和感を覚えました。
 想像ですが裁判員制度の導入と引き換えに裁判のスピード化が実現されているモノと考えます。
 これをやられると係争裁判において被告側の対応が後手にまわる可能性が出てきて十分な審理が尽くされない可能性が出てきます。
 当然、有能な弁護士に依頼が集中し、対応できなくなる可能性も出てきます。
 昔だと真っ向からの係争する裁判の日程はもっと緩やかな公判日程が組まれていたはずです。
 それから、問題は検察側が多分控訴するというところです。
 検事側の調書が厳然とあるのですから、彼らはその内容が裁判で客観的に否定されても後ろには引かないはずです。裁判所も自白を重視しています。
 上級審で審理されるような事態になるとまた被告側は重い負担を強いられます。
 このような構造が日本の有罪率99%の国家権力の恐怖を支えています。
 この実態をしっかりと見据えなければなりません。
 変えて行くのは国民の力しかないと思います。
 現状、鳩山政権に国家権力機構の構造に手をつける力はないと考えます。
 ここらあたりも踏まえて議論しなければ、単なる浮動的意見の開陳に終わってしまい、結局次期参議院選挙における国民の政権に対する表層雪崩のような不支持に加担することになります。
 もちろん、そのような意見が出る根拠も分かりますが、元々確固としたモノが変質したのなら弾劾に値しますが、民主党の政策総体が全国民的規模の要求を曖昧に集約したようなものですから、現実に政権運営していく過程の力関係や状況によって実行できなくなるのは当たり前のことです。
 単純化すると、「力は数」に集約されるしかない。自分たちの意見を反映させていくため方法は結局、この一点に絞り揚げて行った方が生産的ではないでしょうか。
 もちろん普天間基地問題の展開を想定すれば鳩山首相が政治責任をとることも十分考えられますが
 次に。
事件の公判のネタ元はJANJANのさとうしゅいちさんの記事でした。
 ところが、一貫して裁判情報を伝えてくれたJANJANサイトが今月いっぱいで休止になります。
 <さとうしゅういち>さんはまだ若い方ですが、
 1、立場を鮮明にしている。
 民主党員の地方公務員。
 2、自分の足元からの戦いをし ている。
 労働運動を踏まえている。
 3ボランティアを実行している
 一貫して社会的弱者の立場に立 とうとする高い志があり実行し ている。
 4理論的展開能力がある。
 常に読みやすく内容もあり、誰
 が読んでも説得力のある記事が 書ける。彼の書く記事は実践を 踏まえているので地に足が付い
 ており、浮ついたところがない 
 彼の様な貴重な方の記事をこのサイトでこれから読めるようにするとありがたいのですが。
 多分読者はもっと増えると思いますよ。
失礼ですがここの常連の寄稿者には記事をスルーし、もちろんコメントを一切拒否する内容しか書けない方が複数おられます。だいたい観察していると常連でコメントを寄せている方も同じ気持ちだと思います。

大阪地検のHPの「ご意見」が送れないようになっています。抗議が多いための処置でしょうか。

国家論の基本文献を熟読することを勧めます。どういったものかはあなたが選んでください。私は一切関知しません。
確かあなたは以前、指揮権発動すべきとの論旨を展開し、多くの支持者を得たことがありましたが、権力問題の基本を押さえてない、とその時、思いました。
 しかし当時の状況下ではそのような勇ましさも民主党支持者には必要と考えあえて反論は差し控えました
 ただしこれからはそいうい安易な思考は避けるべきです。
 今あなたが問題にしておられるのは、国家権力つまり、暴力装置の根幹に手をつけるかどうかの事です。
 これはあなたが考えているほど生易しくできることではないです。 
 要するにいろいろな客観情勢が整って初めてできることです。
 だからその情勢をあなたなりに正面から分析してみてください。その際には国家論の必読文献は必要と考えます。。基本視座を与えてくれるものです。
 尤も国家権力と対峙した経験があればその実態は感覚的に解っているののですが、これがなければ学ぶしかありません。
 あなたの意見は一見具体論に聞こえますが、今現在は実行できるはずのない抽象論の域を出ていません。
 失礼を承知でいえば井戸端会議の議論を出ていません。
 多分、井戸端会議レベルではあなたの様な方向性に議論が流れ、
民主党政権への失望と自民党の衛星政党にすぎない<みんなの党>なんかの支持が高まっているものだと推察します。
 従って、以前の段階のあなたは勇ましい意見の開陳であってそれなり有益だったものが、情勢が変わった今は政治反動に加担するところに変わりました。
 酷な書き方ですがこれが政治の事実です。
 私は他者の批判は滅多にしないつもりですが、この際は必要になってきていると考えあえて書きました。
 御気持ちは非常によく分かります。またそれぐらいの戦闘性が民主党支持者には必要なのも事実です。
 何もかも解ったようなことを書くことは慎まなくてはなりませんが、「継承性」というものがないと戦いの進歩はありません。

郵便不正事件は高野氏が詳しく論じられ全体の輪郭がはっきりしてきた。私も大阪に住んでいて枚方の副市長の冤罪もあり、この事件も大阪地検の質に多いなる疑いを抱いていて以前にジヤーナルに2度ほど意見を述べさせていただいた。
冤罪は冤罪でも、これはもっともひどい部類ではないかと感じていたのは間違っていなかったようである。そしてこんな事件を作り上げる司法界で裁判員裁判制度なんてちゃんちゃらおかしいと言っておきたい。こんな無能で質が伴っていない検事の免許を剥奪すべきだ。庶民は5年ごとにわずらわしい自動車免許更新をさせられているというのに…
検察もこんな恥ずかしい事件を隠すため今後はマスコミ対策やまた民主党への攻撃で国民に向けて目眩ましをしかけてくるだろう。政権として司法との微妙な問題もあろうが、こんな検察を野放しにしていく状況は何より国民のためにならず、鳩山総理、千葉法務省は特に何らかのアクションをとる必要がある。もっとも彼らにどれ程の危機意識があるかが最大の問題ではあるが、
ところで郵便不正事件はひとまずおいて、他でもない週刊朝日で上杉隆氏(フリーナジヤーナリスト)は立花隆を見事なまでに切り捨てた。だいいち、田中、金丸、小沢ラインでしか思考出来ない立花隆こそがもはや死んだ存在であろう。私は以前、彼の書いた「臨死体験」なる本を読んだあたりから、完全にいわゆる文化人リストから立花隆を外した。彼の言葉をどう解釈しても、何の知も得られなかったからである。それでもマスコミは一流文化人扱いし、彼の言葉に何の疑問も呈さず、言論人としての偽善を追及しなかった。オーム真理教事件でも信者の早川を元学生運動の前歴があるなどと何の根拠もないのに、イメージだけで言い放つていたのである。事実は全く違っていたが、故筑紫哲也氏も何故か頷いていた。まるでオーラの何とかの江原某氏みたいな占い事を恥ずかしげもなくやっていたのだ。まだ若かりし私をして、こいつはいい加減な推論をするなと感じた記憶が残っている。今回の小沢氏の件でも、各社の世論調査を羅列して論を展開したり、大久保秘書の犯罪は最初の裁判での検察の冒頭陳述で国民は雪崩れをうって小沢離れを起こすだろうなどと断言した。
結果、出てきたのはカルト信者もびっくりのあの有名なる「天の声」だっただけ。別に国民はその奇妙な言葉に雪崩れをうたなかったのである。週刊朝日で上杉氏がこと細かく立花隆の論のいい加減さを指摘しているが、もうずっと前から伏線としてあったわけで彼は田中角栄の錬金術を書いて脚光を浴び、以後はその遺産で飯を食ってきたただの評論家に過ぎない。
佐藤優氏との対談本の中でも佐藤氏が「言論も権力ですよ」にあるべき反応は無かった。2万冊の本が地下にあるとか言っていたが、人は一冊の本で真理を観る事もあるし、知識の吸収だけの多読は人間の存在の本質を見い出さない。最後に週刊朝日に苦言(笑)として言う。おそらく購読者の気を引くためにだろうが「知の巨人」の形容詞ははなはだいかがわしい。例えば日本人でいうなら故人だが埴谷雄高、小林秀雄あたりが「知の巨人」にふさわしいのではないか、好き嫌いはあろうかと思うが、その思考の深さは秀逸である。
間違っても立花隆ごときにつける形容詞ではない。ただその形容詞とのギヤップを上杉隆氏の論はものの見事についていた。週刊誌としては秀作であろう。

wacwacさん
仰るとおりですね。
政権交代から100日間は政権批判しないしかし、…云々と言う方々もおられますが、そもそもいくら優れた人材がいても、GDP世界第2位の大国である日本の政治・行政システム中枢に初めて接した民主党政治家たちだけで、それを短期間に制御できるわけが無いのです。まだまだ政権交代事業は緒に就いたばかりです。そして小沢幹事長が以前から繰り返してきたように参議院を取ってからが本当の始まりだと思います。

だから私は、しっかりじっくりと民主党を支持して行きたいと思います。
政権交代の先に待っているモノが自身の意図するモノとは違っていたとしても、国民が政治の場に本当の緊張感を与える事が出来るそんな政権交代を可能とするシステムさえ確立出来たらこの政権交代は成功なのだと思います。

その為には、先ずは自民党という形で現れていた権力構造をを徹底的に壊すことが最重要だと思います。

それが出来たら政界再編となるんじゃないでしょうか?批判はそれからで良いと思います。

国家論については、山崎行太郎氏が、本日のブログでその功績を最大限評価しつつ、郷原氏批判を展開しています。郷原氏批判には違和感を覚える方も多いかもしれませんが非常に解り易いと思います。

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/


賛成です。
認証官制度はやめてもらいたい。
民主党政府、検討お願いします。

投稿者: sirokumaさん | 2010年3月 3日 17:27

>民主党政治家たちだけで、それを短期間に制御できるわけが無いのです。まだまだ政権交代事業は緒に就いたばかりです。

>先ずは自民党という形で現れていた権力構造をを徹底的に壊すことが最重要だと思います。

まったく同感です。
しっかり腰を据えて、現政権を応援していくよりほかないと思います。
既成の権力システムをぶっ壊していくには国民の強い後押しが不可欠なのであって、うまくいっていない現状に対し、だらしないとか、情けないとか、やる気がないとかの類の批判は、現政権の不支持や政治不信を高めることに加担することになりかねません。

政治任せから、市民が主役の政治へと変えて、それをはじめていこうとするのであれば、単に批判するだけでなく、自ら主体的に動いて、政治を変えていく努力をすべきです。

市民社会の実現は、市民のそのような主体的な活動によってこそ可能となるはずです。

wacwacさん | 2010年3月 3日 13:21  (CC:恵美さん)

初めまして・・多分(笑)。

1.引用【酷な書き方ですがこれが政治の事実です。】
自らご認識がある通り、【酷な書き方】だと私も思います(笑)。
然し、この特定の高野論説に関してはご指摘の略々全てに同感しますし、ご意図が「非難」ではなく「批判」であり、私が常に意識している「健全で厳しい批判」の範囲に収めておられる点を含めて、共感し敬意を表します。
実は、私も今回の此の高野論説には「大いに食い足りない」と感じていたので、尚更なのでしょう。

2.私の「食い足りなさ」は、「また、同じ脈絡かつ同じ終着点か!!」から発しているのだと考えています。起承転結の脈絡に引き当てれば、「起・承」の段階に踏み止まっているだけ、「転・結」の「案出し・検討・決定」への一歩二歩が観えない。
即ち、
1)検察や各種の国家権力が抱えている多種多様な「反民主主義的問題点」を暴き出し、市民に訴えることの意味も意義も大きい訳であり、事態が改善されるまで繰り返されることは、適切にプラス評価されるべきですが・・、
(この脈絡では、今回の高野論説は評価に値する。)
2)同じ場所で、同じ聴衆観衆を相手に、「大きな脈絡」も同じでは、議論や批判に進展が期待できないという点から発しているのだと考えています。

3.端的に申し上げれば、解決策(今の事態を打破して局面を切り拓く戦略・戦術・作戦)の提案ないしせめて示唆に欠けているからなのだと。
こう言うと「言うは易く、行うは難(かた)し」などというご意見が何処かから出るでしょうが、創造的破壊に於ける「創造過程」には巨大な困難に直面するのは当然であって、その困難に取り付いて突き崩す意識もなく英知を絞り出す志しもなく覚悟もなければ、「現在の忌まわしい事態」は変わらない。
課題が国益に係わる重大問題であれば其れだけに、国民の一人一人がこの問題解決策の案出しに知恵を絞りたいものです。国会議員達がその最先頭に立って侃々諤々の議論を遣るべきなのだが・・・、未熟な者達が多い実情では、国民の一人一人が問題解決策の案出しとその成熟を進めるしかない。真に其処にこそ、理知に長けた高野さんなど「評論家『先生方』」の存在意義も存在価値も有るのだと確信します。

蛇足:
1. 上記の「解決策の提案もない、示唆さえもない」という思考は、日本人の殆どが嵌まり込んでいる状況であり、当然に一人高野さんだけの問題ではない。
2. 因みに、私の「此の局面での問題解決策」への示唆(仮説段階=精緻さの無い乱暴なもの)は、挙国的(大時代な表現ですが)「政界再編」、民主・自民を見渡しても有為な政治家の頭数が限られる以上(政党を跨いでいるが、存在はする)、政党の乱立は回避して、「期間限定・職責限定の実質一党独裁」なのですが・・。「乱暴なもの」になっているのは、例えば「喪われた20年」が30年、40年になって行く自体に現実性と危機感を持っている「焦り」なのでしょう、多分。然しながら、この危機感は、的外れとは決して思っていませんが・・。恵美さんが何処かの板で書かれていた「絶望しておられる(言葉の綾とは承知です(笑))」訳ですが、私は「絶望の以前で!」踏み止まっています、鳩山如きに絶望していては日本国家が廃(すた)る! 日本国民が廃ります! その必然性は皆無です、絶望している場合ではない!!!

wacwac様

国家論を勉強しろですか。恐れ入りました。私は一応、20歳代後半、60年代末から70年代初にかけて共産党系メディアで論客としてもてはやされながら、不破哲三の「人民的議会主義」路線を「国家論が欠如している」と批判して同党から追われた人間でして、それについてそれなりの一般教養は持っているつもりです。

私も国家的暴力装置としての検察権力の解体が簡単にできるような「生易しい」ことではないことは百も承知ですし、今の民主党にそんなことが達成可能だなどという幻想は抱いていませんが、それでも具体的なあれこれの手立てを論じることを通じてそれを挑発し続けることに意味があると思ってやっていることで、それを「井戸端会議」レベルと言われたのでは身も蓋もないですね。

貴殿が言っているのは結局、国家権力は強大なものなのだからそれを解体できる「客観的情勢」が整うまではそんなことを言うのはむしろ反動に与することになるということに尽きるでしょう。ならば、あなたの国家論はどういうもので、どうしたらその国権力を解体できるような「客観的情勢」を作ることが出来るのか、具体的に提言してくれればいいのであって、こんな風に高飛車に「お前は教養が足りない」というような物言いをされることに何ら建設的なものが感じられません。

書き手はいつも、限られた条件や時間的な制約の下で精一杯書いている訳で、その1割でも2割でも評価できる部分があればそこに着目して、ここはもっとこう考えたらいいんじゃないかという具合に議論を前向きに発展させる論争マナーを共有していけば、このサイトももっと発展するのではないかと思います。

高野孟さん | 2010年3月 4日 02:08

熱いですね、これだけの熱さをお持ちなら・・と、安心しました。

高野孟さん | 2010年3月 4日 02:08

さすがです!かっこいい!
心から尊敬しています!

高野孟氏が日本共産党から追われたのは, 不破哲三氏の 「人民的議会主義」 路線を 「国家論が欠如している」 と批判したためだ, という事実を初めて知った。 筆者 「良心派」 は, 以前このブログで, 高野孟氏の理想とする 「江戸時代のコミュニティ」 を, 第二次産業の資本主義社会が第三次産業の高度資本主義消費社会へと変貌した日本の現実を認識しない, 過去の遺物である農本主義者の超アナクロニズム的戯言 (たわごと) と 「罵倒」 したせいで, 「お前の思想は日本共産党の昔の講座派だ」 と的外れも甚だしい罵詈雑言を受け, 「お前が2ch的言辞を続けるなら, このブログへの出入りを禁止する」 と宣告されて, 高野孟氏の党派的官僚的言辞から, 高野孟氏の日本共産党脱党の理由は何なんだろう, と疑問を持った。  

ちなみに, 60年安保闘争を, 全学連・共産主義者同盟は, アメリカ帝国主義と岸内閣, および日本共産党のスターリン主義打倒をスローガンに掲げて, 闘った。 従って, 70年代の日本共産党員の学生など, 「遅れてきた青年」 以外の何物でもなかったのである。 当時の青年達にとっては, 政治状況に対して, どういう思想的立場に立つかは, 生き方だけではなく, 生死に関わる深刻な問題だった。 


高野孟氏の「良心派」への誤解は, このブログの「良心派」の幾つかのコメントを読んでいなかったせいであり, 「良心派」は「良心派」で, 高野孟氏ともあろう大学教授・論説者が, 「江戸時代のコミュニティ」 などという陳腐な未来図を持っているとは, 思いもしなかったからである。 なお 「お前は教養が足りない」というような物言いがあったとしたら, まともな議論ができない事だけは確かで, お互いの思考が深まる事はない。


 

昨日の石井議員の証言で、検察側が更に苦しくなったのでしょうね。

「名誉が傷つけられた」とする石井氏の発言、マスメディアは重く受け止めないといけません。

<高野様>
高野青年が民青だった時代、私は反代々木の高校生だった。民青と代々木系の教師により、多数友人が退学処分になった過去を経験しているものです。
そこには、教師・生徒の関係はなく、思想対立の激しさだけがあった。
そんな私が、元共産党員高野さんのサイトの恩恵に預かり、心から感謝しているのも、時代の変化を感じています。
そこで、リクエストです。現在の日本共産党考をお願いしたいのです。戦前・戦中~戦後のレッドパージに至るまで、国家権力の弾圧を受けつづけた共産党が、検察と歩調をあわせている実態は、革命政党の看板は何処へ行った!と言いたくなります。
元共産党論客の高野さんと、例えば路線対立で党を追われた筆坂さんの対談なり、現役共産党員の方なりとの対談はお願いできないでしょうか?スレ違いで申し訳ありません。

[恵美] さんの発言に水を差して, 悪いけど, 日本共産党なんか, ほっとくんだな。 政党として, 何の存在理由もないね。 どうして消えてなくならないのか, 不思議でならない。 フランス共産党から, 知識人の党員達 (思想家や文学者達の行動は文献に出てくるから, わかるけど, それ以外の党員達の事は知らない) が脱党していったのは, 1930年代だ。 スターリン主義の本質が暴露され始めたからだろう。 この方面の専門的な知識がないので, 間違っているかも知れないが, 日本では, 反スターリン主義を掲げる左翼結社として, 共産主義者同盟や革命的共産主義者同盟が公然と日本共産党を批判して, 活動を開始したのは, 1958年頃ではないか, と思う。 全学連の幹部が, 日本共産党の指導者を, 代々木の党本部でぶん殴った, とかいう噂が広まったりしたらしい。 それ以降の事は, [恵美] さんのほうが詳しいだろうね。

しかし、近年のケース
①小沢氏・大久保秘書(西松)
②石井一氏・村木局長
③小沢氏・石川議員
④北海道・北教組

 これだけのものが、総選挙前後に検察によって摘発されている。しかも、①③④は、検察がなんとキャンペーンをはろうと、ほとんど「形式犯」。②は、ほとんど確実に冤罪。さらに、いずれも職務権限の「ない」野党議員がらみ・・

 きちんとした証拠を私自身はもちあわせていませんが、これだけ並ぶと、旧政権の中枢(もちろん、警察出身で、公安というか謀略組織との関係が指摘され、なぜ調整力のないこの人物を・・といわれた麻生政権の官房副長官・漆間)がなんらかの形でからんだ「謀略」の線が、濃厚なのではないかと「推測」せざるを得ないと思います。麻生自身が「指示」したとはさすがに思いませんが・・

 「国策捜査」と考えらるものには、2種類。①「政権上層部の(広い意味での)指令」が関係している。②「検察の現場の(ゆがんだ正義感による)暴走」。で、西松の時には、いずれにしてもこれは「国策捜査」だろう、と予測できました。(そして、それが正しい分析であることは、いずれ歴史が証明すると思います)

 しかし、これだけ同種の(怪しい)捜査が、(当時の)野党を標的に続けてなされたとすると、「現場の暴発」だとしても、なぜこれだけ、という疑問がわきます。そこで、現象的には、②「現場の暴走」なのだが、その「餌」を何らかの形で、政権中枢の黒幕が「現場」に(それと気づかぬよう)ちらつかせ、「暴走」を各所で誘発させる(もちろん、それを検察上層部一部が容認・促進する)、という構造なのではないか、という「仮説」も浮かび上がってきます。そして、この「謀略」の首謀者(達)は、検察組織の在り方やメディア構造を含めた従来の政治過程について、(真に悪い意味で)きちんと理解している。政権交代後の検察の「暴走」は、一旦動かした自組織が「誤った」もしくは「乗せられていた」といえない組織体質、(醜い)組織防衛と、政治的取引を目指した活動、で説明するべきである(もちろん、仮説です)ような気がします。

 私自身は、「謀略」で事象を説明することには、最大限慎重でいたいですし、「アメリカの謀略」といった、なぜかネット上で流れているオハナシには、ほとんど興味がわきませんが、このケースは、どうにも(漆間かその関係者の)「謀略」の臭いが、どうしてもぬぐえないと感じます。

 本当に不愉快な事例ですが、ジャーナリストの皆さんの真価が問われる事例でもあります。頑張って下さい。
「謀略やテロは、歴史を前向きな方向に変化させることはできない。しかし、停滞させることはできる。」(ある小説でのセリフより)

 国家の暴力装置である「軍隊と警察・検察」を、「自由な選挙により選出された国民の代表」が民主的・適切にコントロールすること、それこそが「民主化」の本質的要素です。よって、民主政下において、むき出しの暴力を保有・行使する「軍隊と警察・検察」は、断じて「政治的活動」「政治介入」を行ってはならない。これは、民主主義の「イロハのイ」です。ただし、自民党一党優位の55年体制下では、強力な自民党に対する「対抗権力」として、民主政として極めてイビツながら、検察の活動にも一定の意義を認めることも可能でした。日本が選挙による「政権交代」が可能である、「世界標準で普通の自由民主政」に移行しつつある現在、民主主義の「イロハのイ」を本当に確立しなければなりません。

 高野氏やジャーナルではおなじみの田中良昭氏、週刊朝日の山口一臣氏、元検事の郷原信郎氏らの、ほとんどそういった(適切な検察批判の)ジャーナリズムの活動がなかったころからの、勇気ある言論活動とネットメディアの新しい動向によって、状況は少しずつ「変化」していると感じます。しかし、一般世論には、まだまだ届いていませんし、極めて残念なことに本来検察と本当にきちんと対峙しなければならない国会議員ですら、その意義に気が付いていない(もしくは、怖くてできない。または戦前の軍隊に迎合した議員よろしくそれを「政治的に」利用しようとしている)人物も多いと思います。(なお、このサイトでは反小沢として誹謗する方もいる、枝野議員などは決してその種のタイプではありません。「検察リーク」を「国家公務員法の守秘義務違反である」と大手メディア、確か’サンプロ’で発言したのは、私の知る限り議員では彼が最初です。ちなみに、彼は弁護士として野党時代からそのように主張していました。)

 高野さんには、是非「日本の民主政の歴史」をまっとうなものにしていくジャーナリストとして、色々大変だと思いますが、気概と矜持をもって、頑張って欲しいと思います。

 当面の政策目標
①検察首脳の民間登用
②全ての押収物の開示と取調べの可視化
③特捜解体
いずれも、日本の民主政を「まとも」なものとするために、今や不可欠です。頑張りましょう。

加えて、
④「政治資金法」及び「公職選挙法」において、検察の捜査・告発権の排除、恣意的解釈の余地をなくす条文改正

 が、緊急に必要です。「自由な選挙」によって選出される「議員」の地位が、「検察の恣意」により左右されるようでは、民主主義の基盤は極めて危ういことを自覚するべきです。

 そして、それは「与野党を問わず」の(むしろ、野党にとりより重要である)はずです。

文面にメリハリがなくて、要点区分け等が少ない。
全体として長々としていて、読みにくい

内容は、傾聴に値する。

>●検察の描いた構図

>低料郵便制度の適用を受けるには厚生労働省の公的証明書が必要であるため

ここも間違っています。
都でも市区町村でも障害者が数人でグループを作って申請すれば、簡単に証明書はとれます。
証明書自体は、極めて簡単に取れるのです。

無罪でしたね。
また歴史が繰り返されるだけなのかな

大阪地検特捜の不当捜査にはあきれましたね。
もうこれでは日本も暗黒時代に戻ったようなものです。
特捜の存在自体否定しなければなりませんね。
いまの民主党政権に期待したいがどうかな?

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