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スパコンで"世界一"になるとはどういうことか? ── 現行の「京速計算機」開発事業は見直して当然

takanoron.png 鳩山政権=行政刷新会議による事業仕分け作業の中で、理化学研究所が中心となって進めてきた次世代スーパーコンピューターの開発にストップがかけられたことに非難が集まっている。とりわけ、その仕分け人である蓮舫参院議員が席上、「(スパコンの性能が)世界一でなければならないのか」という趣旨の発言をしたことに対して、「科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」といった感情的とも言える非難が集中し、ついにはノーベル賞受賞者ら科学技術界の長老5人が揃って鳩山首相を訪ねて苦言を呈するといった騒動にまで発展した。

 が、一体これらの非難や反発は、日本のスパコン開発戦略のお粗末な実態を知った上でのものなのかどうか。日本が科学技術の研究開発を重視すべきであること、その特に基礎研究部門には試行錯誤も無駄も付き物であることは当たり前な話で、そのこと自体を否定する者は恐らく誰もいないだろう。それと、当該の次世代スパコン「汎用京速計算機」の開発計画をそのまま続けるべきかどうかは全く別次元のことで、スタート当初から在野の専門家によって「スパコンの名を借りた公共事業」「戦艦大和」(池田信夫)、「国費の浪費」(能澤徹)などと酷評されていたこのプロジェクトを、しかもそのアーキテクチャーの中心だったNECが経営不振を理由に今年5月に撤退を表明したことでこれまで2年間を費やした基本設計と詳細設計を見直さなければならなくなって、まさに戦艦大和が完成前に浸水して傾いてしまったような有様になっているものを、何が何でもがむしゃらに進めるべきかどうか。よほど落ち着いて考える必要があるのではないか。

※池田信夫:http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51293000.html
※能澤徹 :http://japan.cnet.com/blog/petaflops/

●日米スパコン競争

 スパコンとは、膨大なデータを扱う科学技術計算などに必要な超高性能のコンピューターのことで、一般的なコンピューターに比べて格段に演算処理能力が高い。どれほど格段かは、プロセッサー(CPU=中央演算装置)の処理能力をflops(秒当たり浮動小数点演算能力)という単位で計るのだが、開発史の初期を彩る金字塔とされた米クレイ社の1976年のCray-1では実効性能250M(=2億5000万)flopsだった。この性能は、それ専用にプロセッサーを独自開発するベクトル型という方式によって達成され、これがその後しばらくの期間、スパコン開発の標準となった。クレイ社は、83年には941M、85年には3.9G(39億)の速度を実現した。

 それに対し、日本のITゼネコンであるNEC、日立、富士通は、折からのバブルを背景に惜しみない投資を注いでクレイへの挑戦を開始、早くも82年には富士通がFACOM VP-100(250M)、日立がHITAC S-810(630M)の初の国産大型ベクトル計算機を発表し、続いて翌83年にはNECが同年のクレイ製品を上回るSX-1、SX-2(1.2G)を生んだ。以後、約10年間にわたって日米の開発競争が続き、93年の「TOP500」統計ではスパコンの設置台数で米国の226台に対して日本は126台。拮抗するまでには至らないが、欧州各国が(今日に至るまで)スパコンのハード開発に余り関心を示さず、目的に応じて日米のマシンを購入して自らはソフトの充実に専念してきた中では、まさに日米で世界市場を二分しようかという勢いだった。そのため日米スパコン摩擦が激しくなり、米政府が日本に圧力をかけてクレイ社のスパコンを買わせるといった事態も生んだ。なおTOP500は、スパコンに関する国際統計を93年以来、年に2回発表しているサイトである。

http://www.top500.org/

 しかしこの日米対抗状態は、そう長く続かなかった。1つには技術的な変化で、パソコンやワークステーションに搭載される汎用プロセッサーの能力が飛躍的に向上し、今のパソコンが動画を再生している時などは30年前のスパコンを上回るほどの演算処理を実行しているほどだという。そうなると、高性能にもかかわらず商用生産によって低価格を実現している汎用プロセッサーを多数、並列して用いることによって、遙かに安価に、電力消費も抑えて、スパコンに必要な性能を使用目的に応じて柔軟に生み出すことが可能になった。これをスカラー型と呼ぶ。もう1つは、政治的な理由で、日本勢の台頭に「国防政策上」の危機感を抱いた米政府が、軍事予算を含めて膨大な補助金を注いでスパコンにおける世界覇権を達成する戦略を採用した。90年代半ば以降のこの流れに乗って、一気に躍り出てきたのが米IBMとヒューレット・パッカード社で、これがたちまち世界を席巻して新しい標準となった。

●「世界一」の意味

 この時日本では、富士通と日立はさっさとスカラー型に切り替えたが、NECだけは従来のベクトル型に徹底的にこだわる姿勢を採り、98年に科学技術庁(当時)から600億円の巨費を得て国策スパコン「地球シミュレーター」を開発、2002年に35.86T(35兆8600)flopsのマシンを完成、TOP500で輝ける「世界一」にランクされた。しかしこの「世界一」は、世界中がベクトル型による大艦巨砲主義的なスパコン開発から安価なスカラー型へと雪崩を打って移行している時期だからこそ実現したもので、その当時から「ガラパゴス」とか「前世紀の遺物」とか揶揄された。やがてスカラー型でそれを上回る性能のものが登場して、2度と日本のベクトル型が世界一に返り咲くことはないだろうと言われていた。事実、NECの天下は2年半続いたものの、04年にIBMのBlue Gene/Lが倍する70.72Tの性能を持って登場したため、世界一を滑り落ちた。

 それでも、あくまでNECのベクトル型技術をベースに、それを富士通と日立のスカラー型技術と抱き合わせてハイブリッドにして、再び「世界一」の座を目指そうということで、地球シミュレーターの2倍の1200億円という途方もない予算で始まったのが、次世代スパコン事業なのである。ちなみに、現在、日本国内で最速のスパコンは、長崎大学工学部が開発したもので、市販のGPU(画像処理装置)を760個並列して158T(=158兆)flopsを実現したが、その開発費用は何とわずか3800万円である(地球シミュレーターはその後、200億円近い追加予算でNECのSX-9ベースにシステム更新されて122T)。

 問題は、多くの人々が指摘するように、もはやスカラー型が普遍化している世界でいつまでもベクトル型にこだわって(今ではベクトル型を作っているのは世界でNECだけ!稼働しているベクトル型は世界のトップ500台のうち地球シミュレーター1台だけ!)、それを使って何を----どういう科学技術における世界最先端の成果を----成し遂げようとするのかのソフト戦略も定かでないままに、たった1台だけ突出的に世界最高速のマシンを作ろうというのが、ハード優先のハコモノ行政でないとすれば何なのか、ということである。

 もちろ大艦巨砲型のマシンも目的によっては有用であり、金さえ湯水の如く費やせば作って作れないことはないし、そのためにベクトル型のNEC技術も(スカラー型とのハイブリッドなどの形で)役に立つこともあるかもしれない。が、ITゼネコンNo.1のNECへの遠慮か配慮かは分からぬが、文科省がそれにしがみついたことが戦略的混迷をもたらし、世界の技術潮流に乗り損なう結果となったのは事実である。

 しかも、こんなことをしているうちに、上述のように93年には設置台数で米国に拮抗するかの堂々第2位を誇った日本は、04年には米国264台に対して30台にまで急落、今では米277、英45、独27、仏26、そして中国の21にも抜かれて世界第6位の16台、シェア3.2%のスパコン二流国にまで凋落した(09年11月のTOP500国別ランキング)。ベンダー(販売業者)別で見ても、ヒューレット・パッカード209台、IBM185台など米国勢が圧倒的で、日本は3社合わせて10台、円グラフでは富士通がシェア1%で世界第8位と表示されているがNECと日立は「その他」扱いである(同ベンダー別)。

 ケニアが五輪の他の競技などどうでもいいからマラソンだけは金メダルを取りたいと夢見るのは理解できるが、一時は米国を脅かすほどの力量を持った日本のスパコンがこんな惨状に陥ってしまったのは、偏に産官学複合体のハコモノ主義のためであり、その意味で能沢徹が「計算基礎科学コンソーシアム」やノーベル賞学者らのスパコン予算縮減反対の声明について「あなた方に言われたくないよ」と言っているのはその通りである。

「自分、乃至は、自分の属する組織が、税金を無駄に使い、世界の第2位から瞬く間に第6位などという体たらくな状況に転落させてしまっておきながら、この転落の原因には目をつぶって、次世代スパコンの見直しは『我が国の科学技術の進歩を阻害し、国益を大きく損なう』などというのは、それこそ『臍で茶が沸く』ほど可笑しないいがかりなのである。いいかえると、そもそも既に『あなた方』によって『我が国の科学技術の進歩は阻害され、国益を大きく損ねてしまっている』のである」と。

 ハコではなく中身で日本の科学技術が世界をリード出来るようになるにはどうしたらいいか、国の予算が頼りのITゼネコン、退廃した文科官僚、苔の生えた学者のもたれ合いに任せておかないで、真剣に考えるべき時である。▲

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この一覧は、次のエントリーを参照しています: スパコンで"世界一"になるとはどういうことか? ── 現行の「京速計算機」開発事業は見直して当然:

» 【事業仕分け】来年度は残る全事業を対象にし、経験を生かしたアップグレードに務めるべき【終了】 送信元 ステイメンの雑記帖 
 昨秋のリーマンショック以降、日本経済の失速が一段と進むなか、昨今の急激な円高も相まってデフレスパイラルに陥りかねない情勢にある。  そしてそれを奇貨とし... [詳しくはこちら]

» 【事業仕分け】一旦立ち止まって、種々の問題を再整理するべき時期だ【次世代コンピューター】 送信元 ステイメンの雑記帖 
 シロアリジミン政権時代に野放図に無駄遣いされていた税金の無駄遣いを一掃すべく、行政刷新会議による「事業仕分け」の第2ステージが行われている。  そんな中... [詳しくはこちら]

コメント (109)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクの内容を必ずご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

たぶん、この問題は京速コンピュータの単に縮減という結論ではダメで、このプロジェクトの細かい細目までみていって、これはよい。これはダメという議論をしていかないといけないのだと思います。

行政仕訳の本来の目的は、限られた予算を有効的に使うところにあるのではと思います。
予算の中身を他者から見て疑問に思うこと、何故そこに必要なのかと疑問に思うことで一次的な篩にかける作業は非常に有効ではないかと思います。

こうしたものがなければ、スパコンの予算は従来どうりに、技術立国日本の印籠の下に素通りしていたのではと考えます。これこそ聖域を設けずに仕訳を行うべきでしょうね。

それにしてもステレオタイプのメディアは相変わらず酷いですね。
2番というワンフレーズの切り取りと、ノーベル賞集団の意向の大写しの繰り返しには癖癖です。彼らには少しでも中身に入ろうとする意思はないのでしょうか。

今日の日刊ゲンダイだけは、これと関連して統括をしている理研の天下り体質を強く批判をしております。教育、科学はこの国の礎には違いありません。であればこそ限られた予算を有意義に有効的に使用されるべきで、科学といえども特別扱いせずに問題を提起した仕訳の意義は大きいと考えます。

次は早く、特別会計の見直しを行い大胆な一般、特別の横断的な仕訳に取りかかっていただきたいものです。

■高野論説に大拍手■
スパコン予算擁護は『退廃した文科官僚、苔の生えた学者のもたれ合い』

私は生体工学という分野ですが,長年,コンピュ-タシミュレーションの研究を行なって来た者です.
こうした経験から,高野論説は歴史的,科学的に正当な内容であり,「ノーベル賞級」のすばらしい論説だと思います.
したがって,今回東大学長や,ノーベル賞受賞者が雁首並べて,「削減反対」と騒ぎ立てている現状に義憤を感じていました.彼らの論旨は単に,「科学とか研究とかは我々の専売特許で,素人が文句を言う筋合いは無い」言っているだけで,そこには何の論証も有りません.まさに「利権集団そのもの」です.
そしてまた,鳩山総理,菅副総理など工学部出身者にもかかわらず,彼らの「陳情」に,「仕分け作業による見直し」の旗を降ろしたような物言いで,「お二人は研究の本質が分かっているのか」と,大声を上げたい気分でいました.
このままだと,世論が間違った展開になるのでは,と危惧していました.そして,及ばずながら,本ジャーナルにも,この点を少し書かないといけないと思っていた処です.という次第で,今回の高野論説は,本当に「我が意を得たり」で,有り難いです.
高野様に改めて感謝致します.
国民の皆様は,官僚の醜悪さについては,ほぼ理解が行き届いて来た様ですが,今回の件で,東大学長とかノーベル賞受賞者と言う肩書きを持つ人々の醜悪さについても,理解すべきであります.
ただ,あえて彼らを弁護するとすれば,この舞台回しは文部科学官僚で,官僚からの呼び掛けが有り,「日頃お世話になっている官僚へのご恩返し」あるいは「今後のことも考えて」,「力を貸しただけ」なのかも知れません.

「国内最速」スパコン3800万 開発のあり方めぐり議論は必至
2009/11/27 20:36

http://www.j-cast.com/2009/11/27054947.html

こういう論説が読めるところが、The Journalの値打ちですね。
 この事実を押さえて、きちんと展開された論旨に対して、有名大学学長だとか、ノーベル賞科学者だとか、肩書きだけにぶら下がって、何の説明も無く「科学技術の発展の阻害」だとか「国益を損なう」とかの、ワンフレーズをばら撒く似非学者の言動を、何のチェックも無く垂れ流したマスコミの人たちの反論を聞いてみたいものです。
 
 今回の事業仕分けは、要するに、戦後40年ほどは上手く機能して、夢の国日本を作り上げた仕組みが、30年ほど前に働かなくなったのに、それに頼って、意味の無い成長率とか景気対策の大義名分で日本を財政破綻国家に落とし込み、格差社会を作り上げてしまった、政、官、財、報、学及び国民の頭をキャンセルし、新しいパラダイム(国家戦略)を造る第一歩でしょう。
 科学技術立国は大いに結構ですが、それを30年かけて、作れなかった原因を先ず反省して、それから提言をするのが本来の学者なり言論人のあり方ではないでしょうか。

 高野さん何時も勉強させられています、ありがとうございます。
 知らないニュースがここにあります。

追記
 田中宇氏の配信メールによるとオバマ大統領がアジア歴訪から帰っての演説で、「米国は従来のような借り入れ(ローン)による消費で経済を回してはならず、代わりにアジア諸国への輸出で経済発展しなければならない、米国民は消費を控えて貯蓄を増やし、政府も財政赤字を減らさねばならないと強調した。米国からアジアへの輸出が5%増えるだけで米国の失業はかなり減る、とも述べた。」ということです。
 アメリカの経済戦略も変わろうとしているのでしょう。
 日本も頑張らなければばいけませんね。
 

まだ、ベクトル型をやっているとの、池田信夫と同じ事実誤認をやってませんか?

今は、富士通のヴィーナスというプロセッサーによるスカラー型スパコンですよ。

基本情報をきちんと押さえてほしいです。

まだ、ベクトル型をやっているとの、池田信夫と同じ事実誤認をやってませんか?

今は、富士通のヴィーナスというプロセッサーによるスカラー型スパコンですよ。

基本情報をきちんと押さえてほしいです。

この記事って、「菅科技大臣」がスパコン予算を復活させることを予想して書いてますよね。復活時に「だから菅はアホなんだ」と言うために。でも、その通りだと思います。

新聞、TVメディアの劣化はとまりませんね。(元々劣化していましたねw)

マスコミが「世界2位ではダメですか」という発言と、ノーベル賞受賞者の会見を抱き合わせて騒ぎたてることに違和感を感じていました。
スパコン開発元が理研であり、野依良治氏がそこの理事長であることも胡散臭いなと思いました。
ノーベル賞受賞者の意見が全て”善”とは考えにくいです。

まさに、理研の利権だったのですね。

科学技術振興は正しい事です。
が、正しい事に寄生する悪い勢力を仕分けしなくてはいけません。
また、マスゴミによってなされる、間違った世論形成にも注意しなければいけませんね。

次回はマスゴミも仕分けていただきたいです。

高野さんに一票。それにしても大臣、副大臣、政務官などともなると椅子の座りごちがよろしく先生様先生様とあがめられ、官僚の話によしゃよしゃと鼻の下を長くしているようですね。仕分けの翌日になると必要なな物は必要だ撤回させるなどとの紙と電波で報道の乱舞、総理、大臣,副大臣、政務官はじめマイクをむけられたことがなかったものだから嬉々として軽々し易発言、原口大臣、馬渕副大臣をはじめとしてもう自民党の今まで通りでいこうぜ、みんなで行こうぜとなりつつありますね、政権交代ではなく与党の党名が変わっただけ、来年の参議院選は危ない状況に傾きつつある。小沢さん新人議員だけの勉強会だけでなく全員の勉強会お願いします。

どこかで見たことがある報道だと思ったら、群馬県のダムの反対報道と同じつくりになっていますね。一般市民のふりをした建設業者とか市会議員とか(笑)

高野論説に一票いれます。
戦前は軍事官僚、戦後は財務官僚を筆頭とする高級官僚・官僚学者・政治家(地方のボスも含めた)などお上とか権威と云われる印籠組に日本はしゃぶり尽くされてきて、再び国家破たんの縁にきています。日本航空の問題はさらに労働貴族がからんでしゃぶり尽してしまいました。
そういう意味で今回の事業仕分けは予算がどういう風に出来てゆくのかが分かって大変意味のある事でした。縮減額が3兆の半分にも
達していないと早速今朝の新聞にはでていますが、事業仕分けの意味を矮小化する意図が見え見えです。
大事な事は今後は国民目線の政治を続けさせるという国民の意識・意思でしょう。印籠を有難がるのは時代劇の中だけにしたいものです。
高野さん今後は最後の聖域である大手マスコミに切り込んで下さい。
期待しています。

経産省の将来技術に関するプロジェクトも業界団体とのもたれ会いで計画されているものが多いですね。沢山のお金(予算)が使えるなら、こんな研究もあんな研究もやってみたいという安易な発想のものが多いですね。プロジェクト終了後、経産省は成功したと報告してますが、業界内では関係者以外、誰も成功したと思っておりません。そう言う意味では、今回の業務仕分けが公開されたことにより、誰が正しく、誰が間違っているのか段々明らかになってくると思っています。東大学長やノーベル賞学者がうかつなことを言うと後で命取りになりますよ。

高野さんの論説に接して、胸のすく思いがしました。
事業仕訳のなかで、表現の強弱はあるにしても蓮舫議員の的を射た質問はこれまでの技術開発という名を利用した利権や無駄に切り込むもので、称賛こそすれ非難されるべきものではありません。
多くのメディア、学識家とされる人たちが一斉に反発したのは、隠しておきたい利権の仕組みや特権に触れられる恐怖を感じた人たちの煽りがあると思います。
もし日本の科学技術が大変なことになると純粋に危機感でのみマスメディアの前に並んでとしたら、無駄という概念を持ち合わせない特権階級意識でしか物を見ない人たちでしょう。原子力で例をあげれば、原子力商船開発、高速増殖炉開発など、どれだけ多くの先端技術開発という名のプロジェクトに莫大な国税が投入され続けてきたことか。先行き成果が見込めないにもかかわらず表題だけは立派なものを掲げて継続して、そこでのうのうとぬるま湯に浸かっている輩が多くいたし、今でもいるのです。
プロジェクトには常に見直す仕組みが必要です。事業仕訳をパフォーマンスだと言う人もいますが、そうだとしてもこれほど素晴らしいパフォーマンスはこれまでありませんでした。プレスリーの真似をした小泉のアホなパフォーマンスがありましたが、良いパフォーマンスもあるのです。
政府には、今後も対象にならなかった事業についても順次国民の前で議論をしてもらいたいし、恣意的なマスメディアの批判に対し、高野さんほか多くの方の良質な議論をなんとかもっと多くの国民の目に触れるようにしたいものです。

スパコンについての無知な私てすが、ノーベル賞受賞者などらの非難騒動をテレビで見ていて、強い違和感を感じました。
「科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」という感情的な叫びを見ていると、なるほど、昔の「戦艦大和」、大和魂、旧海軍などが想起されますね。

せっかくの名誉も、一般大衆のひとりである私から見れば、一気にがた落ちしてしまった感じがして、浮世離れまるだしであると見えました。

税金はもっと大事なところに優先して使ってほしいというのは国民の多くの思いであるでしょうし、科学研究はどうでもいいとは思ってもいないでしょう。無駄のないものであれば、国民は理解するはずです。
そのような説得力のない非難をし、科学大国日本、と突撃らっぱを鳴らされても、国民はしらけるだけで、戦艦大和のように沈んでしまうことは、御免蒙りたいと思ってしまいます。

高野論説にスタンディング・オベーション!
漠然と抱いていた違和感がすっきり解消されました。

イチロー選手のプレーのように、一流プロの仕事には、一種の芸術性というか気品がありますね。うまく表現できませんが何か心に迫るものがあります。

怒りも感じました。科学技術という日本の誇りにさえ、ここまで埃にまみれているのかと。誇りを利権にさえ利用しているのかと。

そして、御用学者や御用評論家がいかに世の中に跋扈しているか、あらためて思い知りました。願わくば、高野さんのようなジャーナリストが世に増えて欲しいものです。

民主党はこれから様々な圧力団体と対峙することになると思います。安易な妥協は自民党政治となんら変わらない結果をもたらすでしょう。「和」をもって貴しとなすよりも、まずは「理」をもって貴しとなして欲しい。「理」なき「和」など無意味だ。

スーパーコンピュータについて、「興味深い」記事が見付かりました。

以下のURL参照;
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/136999

もし、この様な「別な視点」で新しい事が見付かり、「これまでの事」が使い物に成らなくなる「更新」を要する場合、現行の「京速計算機」にそれを受け容れる体質があれば良いのですが、いつまでも「現行」に拘っていれば、「既得権」にしがみ付いている印象を持たれて、科学技術への信用を落とすばかりです。

地方の大学でも、「意外な新発見」が在る事は十分あります。

問題は、「そうなった場合」、関連する日本の科学技術界が、「そこの良さ」を認めて、「現行で、こうしたらもっと良くなるのでは」と言う柔軟性・開放性を持つ事だと思いますが、未だ「象牙の塔」の状態の日本には、その「道」が開けれるのでしょうか・・・。

「事業仕分け」の第一幕が、終りましたね。
さて、ここに一億円があります。

この一億円で、従来の処理能力の100倍早い計算機を開発・製造する要望があります。
スピード社会であり、一分一秒社会に与える影響が、大きくなっています。
同じ時間で、これまでのシュミレーションを100個演算できることで、将来の社会に多大なる貢献に与える「かも」しれない。

もう一方で、明日の生活に困っている人がいる。その人達に100万円ずつ、100人に分配して欲しいと要望がある。
上記と同様にその人達が、将来社会に多大な貢献をしてくれる「かも」しれない。

さて、この「事業仕分け」私は、どう選択するかと考えています。
①、計算機に全額投入する。
②、救済費用に全額あてる。
③、一律半分づつにする。
④、6対4とか、7対3とかに按分する。
⑤、実は私には、子供がいて一億円の借金があります。その返済に充て子供に負担が、かからないようにし、両方供にあきらめてもらう。
⑥、もしかして、私ががんばれば更に一億円借金しても、存命中に2億の借金も返済できる可能性もあるので、両方分配する。

極端な例です。
十人十色いろいろな考え方をもって、その価値観に基づいて選択すると思います。
どれが正しいとは、言い切れない面がある。
その中で、私は人の可能性を信じてみたいと思っています。

この後の、第二幕。
政権与党は、どの選択をするのか?
今、私は、慌てずに「それ」を楽しみに待っています。


<科学者批判は的外れ>

スパコン予算についてノーベル賞学者や国立大学の学長らが「スパコンの予算を切るべきではない」と発言したことに対し、誤解と思えるような文脈もあるので敢えてコメントしたい。

ノーベル賞学者や大学の学長といえどもITについて彼らが素人であることは疑いの余地は無い。今回の彼らの発言は予算を復活させたい役所からの依頼(スパコン予算が削られれば、あなた方の研究予算も削られますよと耳打ちする役所の常套手段)で行っていることは間違いないだろう。

科学者の方は特定(オンリーワン)技術分野における専門家であり、マネージャでもないし、行政官でもない。今回の発言で問題なのは、天下り先を作ろうとしたりピンはねなどのマネジメント(運営)をやろうとした役人の下心に無垢な科学者が利用されてしまったことにある。

「世界一」の計算能力が欲しいなら、東大のT2Kや東工大のTSUBAMEの拡張でいい。
「世界一」のスパコンを作る技術が欲しいなら(インターコネクト周りの革新技術の開発とか)なら、どう売り出すかのビジョンを示す必要がある。

どっちも示さないんだから「世界一」の看板が欲しいだけじゃないですか、と。

現在の世界一のスパコン、米国オークリッジ研究所の「Jaguar」で120億円ほどの予算で構築してるわけで、その10倍もかけて何をやるつもりなんですか、と。

一旦ゼロベースに戻して、予算の割り振りを考え直すべきですね。

 ノーベル賞受賞者が壇上で一列に並び感情的に非難している様は、日本が現在置かれている経済的状況が理解出来ていないと思わせる知的レベルの低さと、自らの研究活動に対して税金の恩恵を受けてきたことへの感謝の無さが露呈されている姿を見た。ガッカリさせられました。
 だいたい利権(おっと理研が正しい!)の理事長さんが「歴史の判定に耐えられるか?」と叫んだ場所が自民党の部会とは恐れ入った。何故中立的な場所で発言しないのだろう。旧政権側の圧力によるやらせかな?大学の学長さん達も文部省の官僚に頼まれて雁首揃えて抗議させられたのかな?
 その中でも久しぶりにご尊顔を拝した江崎玲於奈さんがお昼のテレ朝に招待されてコメントしていました。低姿勢な態度で科学者サイドの反省の必要性も合わせて、「科学と技術」の違いを丁寧に説明していたのが印象的。税金の恩恵を受ける側(科学者)からの今回の出来事では唯一のましなものだと思います。
 科学者と呼ばれる人たちは、経済的支援が必要であれば、「国家援助は当たり前だ」ではなくもっと謙虚になるべきと思う。刷新会議の結論を非難する場でも一言最初に「国民の皆様にはいつもご支援感謝します」ぐらいは発言しても良いのでは?全部見てないんでどこかで言っているかもしれないが。。。

 物理・化学・生物が全く理解できなかった北アルプスの爺

私は、科学技術に限らず競争者がいる社会において、トップグループに身を置き続ける為には、常に1番を目指す努力・姿勢が必要と考えております。その意味で無用な摩擦を生むような2番でも良いのではと云うような仕訳委員の安易な指摘の仕方には疑問を感じます。

しかし、別スレで、高野氏のご指摘と同趣旨の事を教えて頂き初めて現状を認識し見直し・凍結止む無しと理解しました。まさに、事業仕分けの成果と思います。
ただ別スレでは、スカラー型による並列処理技術も行き詰まりつつあるようにも教わりました。
とすれば、その先の技術を開発する試みは必要だと思います。巨額の研究開発費を要するプロジェクトにはやはり国費の投入が必要であり、その予算を獲得するために研究者達が、ロードマップを発表し定期的に解り易く国民に説明する必要もあると思います。

最後に、本当に必要な事なら理研はスパコン開発の有用性を何故国民に解り易く説明も出来ぬまま仕訳結果に対する批判を繰り返すのでしょうか?巨額の予算を使用する事業主体として今回の事業に依り想定されていた効果・派生的に生まれてくるであろう技術などを例示し国民に研究の必要性を説明する義務があると思います。

高野 様

すばらしい論説でした。これからもお願いします。

 科学技術研究の必要性は強く認識しています。研究が結果を出すことなく挫折することも多々あり増すがその経費が無駄だとは認識していません。新しい計画に経費をつぎ込むことにも反対していません。
 但しこの世界最速を狙ったスパコン事業には反対です。既に当初の計画は破綻しています。
 市販の器材を利用し3800万円で日本最高速の演算システムを長崎大学の研究者が完成させています。
 この事業(現在の計画)を続けていく価値があるのでしょうか。
 八ツ場ダムと同じ構造です。いったん始めた事業は中止できない官僚の思考そのままです。
 仕分け人が破綻した研究の内容を知らないまま財務官僚の手のひらで踊り、同じく事業中止できない文科省の官僚が面子のため事業継続を意図する不毛の議論でした。
 科学技術予算削減という言葉に激昂した門外漢がノーベル賞受賞者である権威をかさにきて口を出す全くおかしな話です。
 権威を持ってお話になるのであれば研究の重要性についてです。研究にはお金も時間もかかるが必ずしも全ての研究が成功するとは限らないということです。これは無駄ではありませんし 実情を知らないスパコン事業の仕分けに口を出す話ではありません。
 この破綻したスパコン事業は当然中止し、これまで得られた成果を転用すべく研究者に公表すべきでしょう。
 新たにこの種の事業を始める際は新規開発のためのコンテストを開き米軍が戦闘機等の発注の際に行うように2つか3つぐらいのグループに競い合わせ最終的に優秀側を採用する等柔軟な発想をとるのが良いと思います。この面から言うと補正予算での研究開発事業は金額の面で見直しされましたが研究内容ごとに実施者を一人(グループ)でなく複数のグループに競わせる等再検討させる処置が必要です。

高野様

素晴らしい論説です。
よくわかりました。
納得です。
民主党からもこんな説明をしてもらいたいものです。


私はスパコンの立地の神戸市在住ですが、500億で建物が完成しています。
スパコン利用ということで、国立、県立、私立の三大学がスパコン周辺にスパコン関連の学部、大学院の立地も計画しています。
世界一のスパコン目当てで企業進出も計画されています。
大学も企業も気の毒です。
これではまるで政府による詐欺ではないですか。

何かこの国は悲しいですね。
どこか狂っています。
全てを役立たずの大規模公共投資にするのですね。

政府も自民党も。
そして民主党も。

民主党はなぜもっとアドバイサーとして外部の人間を使わないのか不思議です。
今回のスパコンについても、経済についても同様です。
まったく素人です。
素人の発言だから、利権ノーベル賞専門家につつかれるのでしょう。

今回の事業仕分けについても、財務省主導で進めるからで、民主党が専門家に問題点を抽出させていたら、連妨氏の発言も変わっていたし、菅大臣や総理の発言も変わっていたのでしょう。
国民をもっと説得できたのです。
利権ノーベル賞専門家も恥ずかしくて会見などしなかったのです。

マニフェストそのものについても民主党に専門家はいなく、党内でも必ずしもコンセンサスはとれていません。

だから全てに国民に対して説得力がないのです。
その上、政府首脳が信念を持って国民に説明するのでなく、あっちにこっちにとぶれてしまうので、政権運営能力がないと烙印を押されるのです。政権後の民主党は情けないです。
経済についても財務規律一本やりで、恐竜時代のやり方はだめだと言っているが、世界は民主党の知恵を認めておらず、スピート感も感度も鈍く、責任のなすりつけ政権に飽き飽きしている。
全くの素人政権である。
今におたおたしなければよいが。


今回のスパコンの件ではっきりしたのは日本政府は全く駄目だということですね。
一度解体する以外にないですね。
出でよ平成の信長。

無辜の人を虐殺し自分も部下に殺された人を、持ち上げすぎです。信長を引き合いに出されるたびにうんざりします。

朝のワイドショーコメンテーターがレンホウ参議院議員を何時からお前はそんなに偉く成ったのか?なんて言っていたけど、彼女は偉い。政治家に成ったら偉い偉くないじゃあなくて仕事をキッチリこなす事だろう。井の中の蛙の学長、ノーベル賞学者らも現実からかけ離れた存在、悪どい文科省官僚の意向で利用された。これでノーベル賞貰ったからと言って評価されなくなった学者、官僚はやはり悪だ。人間の価値とは、そう云う利害に利用されずに勇気を持って自分の発言をする人だ。役職も、名誉も人間の差を作る物ではない。高野さんは素晴らしいジャーナリストです。我々に正しいコメントを提供してくれます。スパコンの問題も明快に説明頂き、心がはれました。人間はいつも自分の考えの正当性を求めて情報探索をしていますが、The Journalは読者の期待に応えて呉れますし、安心を与えて呉れます。有難う御座います。

本日(28日)の読売朝刊の総合2面に次のような記事があります。

>スパコン予算を優先推進で調整-総合科学技術会議 
 行政刷新会議の「事業仕分け」で事実上凍結と判定された「次世代スーパーコンピュータ技術」について、科学技術予算の優先度を検討している政府の総合科学技術会議(議長・鳩山首相)が推進の立場で調整していることが27日わかった。同会議の優先度判定は科学技術予算の査定の基準とされるもので、凍結見直しの可能性が高まった。
 有識者議員らが参加する同会議の全体調整会議が同日開かれ、国家基幹技術として推進する方針が示された。優先度判定は12月10日、菅副総理を含む有識者会合で決定し、同会議本会議に報告される。<

会議のメンバーに高野氏の論説を読んでもらいたい。

熱烈な自民党支持者 2009年11月28日 10:33様「無垢な科学者が利用されてしまったことにある。」
では済まないのです。
科学技術が悪用され原子爆弾や細菌兵器、大陸間弾道ロケット等人類の生存や地球までが危機にさらせれているのですよ。
社会性のない学者バカに道ずれにされ挙句に「一億総懺悔」の中に国民の一人として括られては堪りません。

スパコン騒動の原点は仕訳人の、「何故世界2位では駄目なのですか」との質問に明確に論破出来なかった担当官僚に有るのではないでしょうか。
予算は復活しそうな雰囲気ですが総予算が幾らなのか知りませんけど3800万の長崎大学のスパコンの何倍速くなるのか楽しみです。
スパコンは科学の研究と言うより
工業製品の研究でしょうから費用対効果も考える必要が有ると思います。

若者よ、真の研究者、科学者たらんとするならば、海外を目指せ。

これでまた、大学の権威が落ち、ノーベル賞そのものの価値が下がった。
日本のアカデミーの最高位と目されている主要大学の学長さんの「オツム」がこの程度であり、目指すべき目標があれ、じゃあ、やる気もなくなる。
研究に意欲のある学生は、こんな日本の学術環境に早急に決別し、海外を目指すべき。
いくらあがいても、日本の科学研究の行き着く先は、「あれ」でしかない。

こういう意味で今回の「仕分け」は大きな意義があった。日本の大学やら研究機関、ノーベル賞学者の情けなさが、「科学研究」という錦の御旗の裏で蠢く、「金権学術研究機関」の存在様が見事に浮き彫りにされた、という意味で。反面まじめな研究者には同情の念を禁じえない。

そもそも「頭脳流出」うんぬんというのも、元から怪しい。

中国では、小学生の頃から全国規模で理工系のコンテストを国家規模で行い、優秀者は国が北京の迎賓館に招いて、数日間の歓迎パーティまで催し、未来の科学者に相当な肩入れを始める。そして精華大学あたりへの入学を約束され、そのまま米国に留学し、博士号を獲得し、いつでも母国に復帰すれば最恵国待遇で処遇するという、お墨付きが出る。

結果として、軍事も含めて、建国50周年で、日本に追いつき、凌駕するだけの技術を手中にした。

そもそも学者が金に目がくらんだ時点で、学者失格、なのである。そうならないように、それなりの身分保障を税金で保証しているというのに、「欲に目がくらむ」と守銭奴の学者に様変わりしていく。まじめな研究者は割りを食って、税金パラサイトや〇〇賞受賞のみがマスコミやらにもてはやされ、肩書きを振りかざして税金獲得の手腕を通じて自己権威の確立に汲々としていく。そのための邪魔な分子は「科研費横領」などで内部告発し、文部科学省の官僚と結託し、「排除」しながら、教授ポストの安定や奪取を目指し、学長選に向けて、あるいはノーベル賞受賞を賭けて、億単位の金を注ぎ込む。

こんな日本のアカデミーには、特に理工系学生たちは、さっさと愛想を尽かし、日本脱出を試みるべきだ。そしてもし将来、帰国の価値があると認められたときには、是非日本のために蓄えた知恵と力をそのときにこそ発揮してほしい。

すでに科学技術の世界でもあるいはビジネスの世界でも国境は消滅している。日本にいようと海外にいようと科学技術が人類に貢献する役割や使命は不変であり、ボーダレスでの産業貢献はいくらでも可能である。

しかし、虫の息のNECにしてみれば、防衛省に排除されて以来、経済産業省からも見放されたと思っていたら、こんな文部科学省の世界で、税金を狙っていたのか、と思う。「奢れるもの久しからず」「おぼれるもの税金にしがみつく」哀しいかな、日本トップ企業の現代の落日の姿。

単純に、技術に対する投資を怠ってはいけないなどと記述したことを恥じております。
(さすがに高野さんはプロだと思った。)

門外漢は、専門分野には、下手に口出ししてはいけないものなのか・・・?

しかし、だからと言って、「スーパーコンピューターなどはいらない」という議論になってはいけないのだと思う。

やはりそうでしたか。学者達が確かな根拠に基づいて論理的に政治家を説得しようとせず、マスコミを使って脅しをかけている姿をみて何かがおかしいと感じていました。高野様、大変良くわかりました。ありがとうございます。それにしても昨今なにかと批判されている民主党政権ですが、まだ予算案は出来てもおらず、まだ一度も民主党の予算は施行されていません。その過程を公開しているだけです。政策についても実際に施行されなければ効果を検証することさえ出来ません。マスコミが何を騒いでいるのか私にはさっぱりわかりません。

本田 勉 | 2009年11月28日 10:27様
鳩山総理の専攻はオペレーション・リサーチですからきっと最適解を見つけてくれると信じていますし信じたい気持です。

高野さん

ホント、いつもながらスッキリさせてくれて有難うございます。蟠りを全て拭い去るこのように明快な解説を読めば、誰もが納得行くと思います。

こんな解説が読むことが出来るからこそ、ここに集まる常連様は このサイトが好きになり、気に係り、毎日数回も訪れる。もう離れられない存在場所と成ってしまっているのでしょう。

まだまだ無数に蔓延らせた、前政権と官僚の作り上げた柵に隠された無駄使いをあぶり出し、マスコミの罠に陥る国民の目を覚まさせる、素晴らしい切り口の解説で、ズバッと太刀切り続けて下さい。これまで以上のご活躍を期待しています。

スパコンの抱えるさまざまな問題点に関しては理解できたのですが、その原因を産官学の癒着に求めるなら、やはり主犯は国家権力を行使している官であり、その端的な現象である天下りは日本の国益を損ねる国賊行為として糾弾されるべきでしょう。ところが、高野さんは以前の論説でその天下り(渡り)官僚の象徴ともいえる斎藤氏の郵政社長就任を肯定しています。論説の内容によって天下り(渡り)が社会悪になったり、そうでなかったりと、一人の人間がそういう使い分けをしてもよいのですか? そもそも民主党は法案を一日に何本でも強行採決できるだけの権力を国民から与えられたのだから、スパコンに限らず国益の関わる事業において、役に立たない研究者やタダ飯ぐらいの天下り官僚など即時に排除するような根本的な改革を実行すればよいだけの話です。しかし、実際には事業仕分けのパフォーマンスでそれらをムダ使いの問題だけに帰して改革者を気取るだけです。改革の全体像を一向に示そうとしない民主党については明治120年以来の改革だから4年待てと高野さんは言う。スパコンに対しては舌鋒鋭く糾弾するのに、権力者のやることに文句を言うなでは、完全に御用ジャーナリストになり下がったと言われても文句は言えませんね。
事業仕分けに異を唱える理系の研究者がやり玉に挙がっているようですが、へ理屈ばかりで国益にまったく寄与せずむしろ損ねている文系の人間(官僚や司法)よりはるかにマシだと言いたい。むしろ一本気な職人気質の研究者たちをどうおだてて国益に寄与させるかが技術立国の政府の義務というものでしょう(結果が出せなければ容赦なく叩けばよい)。米国、中国、韓国は科学技術の分野においては明確な「敵」であり、友愛なんて通用しません。せっかく国家戦略局なんて作ったのだから、「ライバル国は科学予算にこれだけ使っているんだから、わが国はもっと計上しろ」ぐらいの方針を出してほしいものです。まあ、これまでの民主党の行動を見た限りではほとんど期待できませんが。

 数年前、GKグループの関係者の話を聞く機会があり、その時の話を思い出しています。
 例えばバスストップのような、ストリートファニチャーのデザインを依頼するときに、日本の自治体などでは「メンテナンスの必要のないデザイン」を依頼され、ヨーロッパ(たしかドイツあたり)では「メンテナンスのしやすいデザイン」を依頼される。180°考え方が違うというのです。
 つまり日本では作りっぱなし、ヨーロッパは使い続けることが前提。日本は作っておしまい、ヨーロッパは完成したときがスタート。日本では造ることが目的化してしまっているということで、そのレベルではスパコンやダムも同じかとおもいます。
 それともうひとつ、20年以上前にある学校でデザインのプロジェクトに係わっていたとき、「終わりよければ全て良し」ということをドイツからきたデザイナーに話したら即否定されました。デザインはプロセスの結果であって、結果が最初にある訳ではない、何のために造るのかという目的を明確にしてその目的を実現するプロセスを重視して進めなければならない。(考えるまでもなくあたりまえのことなのですが、これがなかなかできないところが日本人ではないか)
それらを思い出して、事業仕分けは結果ではなくプロセス、このようなプロセスが顕在化されて初めて結果を判断できるのだと思いました。KYですみません。

科学・工学分野への投資をケチってはいけないのは当たり前だとして、今回問題なのは、税金の投入先が「科学技術の皮を被った官僚の財布」という張りぼてだったということです。

官僚は詐欺師です。官僚は、この「科学技術」という張りぼてをノーベル賞受賞者達に見せて騙し、不安を煽った挙句に表舞台に引きずり出したのです。

学者連中をペテンにかけるのが目的なのですから、皮を剥いで中身(=官僚の財布)を見せたわけではないでしょう。中身を見ていたら、いや中身を見ていなくとも、仕分け作業の内容を観ていたら、学者連中は、今回のような間抜けな言動はしなかったはずです。

「学者連中は仕分け作業に興味など持っていないだろう。」と見透かした詐欺師に、学者連中はまんまと嵌められたのです。

官僚としては、学者は面目丸つぶれになる一方で、自身は傷つかないという、典型的な悪の親玉的手法を使ったわけです。

これで民主党がスパコン事業の見直しもさせずに、そのまま事業を継続させたら、官僚に「民主党は権威に弱いみたいだ。今後の戦い方が解かった。」と、心底馬鹿にされるでしょうね。

民主党の議員達が、ここを読んでいればいいのですが。

「科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」と云うノーベル賞受賞者らの話も『日本のスパコン開発戦略のお粗末な実態』と切り離して考えるとちょっと軽い気もするが違和感なく聴ける。
マスコミの問題提起の仕方がおかしい!
きちんと分けて議論しないと議論がかみ合うわけがない、マスコミは事業仕分けを歓迎してないんじゃないだろうか?そんな感じがした。
マスコミの世論に対する姿勢は面従腹背?…反民主党政権ってことですか。

初めて書き込みします。

>マスコミの問題提起の仕方がおかしい!
きちんと分けて議論しないと議論がかみ合うわけがない、マスコミは事業仕分けを歓迎してないんじゃないだろうか?そんな感じがした。


スパコン計画のお粗末な状況を見たら計画見直しという事業仕分けの結論はごくまっとうだと考えます。マスコミは間違いなく事業仕分けを歓迎していません。
 マスコミは本当に状況が変革されるのを心底恐れている。

[外務省] 外交官の「ベラボー手当」、「見直し」じゃ甘い!今すぐ削るべし


見直し判定じゃ、手ぬる過ぎるんじゃないか。
事業仕分けで俎上に載せられた外務省の「在外公館の維持・運営に関する経費」。
全員一致で「見直し」に決まったが、
1211億5200万円もの予算が要求されていた。いったい何に使うのか。
「大使館などの在外公館に関する経費で、諸々手当なども含みます」
(外務省会計課)


木で鼻をくくったような説明だが、
これには在外公館のテニスコートやプールの設備費なども含まれている。
そんなものに予算をつける必要はないから、バッサリ削減すればいい。


元レバノン大使の天木直人氏も、こう言う。
「これまで国民の目が届かなかった外務省のムダな経費が白日の下にさらされたのは、
大きな一歩だと思います。しかし、見直しといっても、
政府としてキチッと数値目標を示し、
オンブズマンを置くなどしてその後の経過を監視していかないと、
結局ウヤムヤにされてしまう可能性がある。
したたかな外務官僚が、特権をみすみす手放すはずがないからです」


俗に「大使を3年やれば都心に豪邸が建つ」といわれる。
それほど、外交官の厚遇はベラボーだ。
「赴任先やキャリアによって差はありますが、
大使の基本給が150万円とすると、
非課税の在外勤務手当が別途100万円くらい付く。
さらに家族手当などの諸手当もテンコ盛り。
夫人が同行すれば、配偶者手当が一般サラリーマンの月給と同じくらいもらえます。
トータルでは年間4000万~5000万円になる。
しかも、これらはほとんど手付かずで、まるまる残るのです。
公邸に住み、専属のコックやメイドが付く大使は、生活費がほとんどかからない。
衣食住すべてを経費で賄う外交官もいて、
中にはため込んだ手当で家を何軒も買った者もいるほどです」
(外務省関係者)


特別待遇は大使だけではなく、ノンキャリアだって同じ。
在勤手当や住宅手当、家族手当で、国内勤務の3倍近い収入を得ているという。
諸手当で、せっせと蓄財に励んでいるのだ。
さらに、在外公館には“裏金”もある。


「01年の機密費問題以降は厳しくなりましたが、
領収書のいらない外交機密費は、いろんな用途に使える。
パーティーや外交官夫人の食事会は、もちろん機密費からの支出。
美術品を買ったり、高価なワインを買い込む外交官もいますよ。
機密費をプールして、組織ぐるみで裏金をつくっている在外公館もあります」
(外務省関係者=前出)


国民の税金をむさぼって私腹を肥やすだけの外交官こそ、ムダの極み。
「在外公館の維持・運営に関する経費」なんて半減でもいいくらいだ。


ネットから。


悔しかったら外交官になって税金の無駄使いしてみろ!と
輩からは言われたらおしまいですけどね。


[事業仕分け] 天下り法人<理化学研究所>と巨額スパコン利権


科学のためなら許されるのか!


科学者や大マスコミから猛烈批判を浴びている「スパコン凍結」問題。
鳩山首相はきのう(26日)、
ノーベル賞受賞者の野依良治(のより・りょうじ)氏らと会談し、
「自分も理工系だ」「科学技術は重要だ」と
予算削減の見直しも言い出したが、早合点は困る。
最新技術の足元で、
旧態依然の“壮大なムダ”が垂れ流されているのを首相は知っているのか。


日本が世界一を目指す次世代スパコン開発は、
総額1154億円の巨大プロジェクトだ。
統括しているのは、文科省所管の独立行政法人「理化学研究所」(以下、理研)。
「歴史の法廷に立つ覚悟はあるのか」と仕分け人を非難した野依氏は、
そのトップ、理事長を務めている。
実はこの理研という組織、
野依氏を含む役員8人のうち4人が
霞ヶ関官僚OBという典型的な天下り法人なのだ。


「役員名簿を見ると驚きます。
常勤役員の大熊健司氏と藤嶋信夫氏は科学技術庁出身。
常勤監事の桝田太三郎氏は農林省、廣川孝司氏は大蔵省OBです。
ほかは野依氏ら元国立大教授や、電機メーカー出身者で占められている。
給料は理事長が月最大121万円、理事99万円、
監事84万円といった具合です。
これはあくまで本給で、ほかに期末手当、地域手当など“お手盛り”もある。
年収は2000万円を超えているのではないか」
(霞ヶ関事情通)


理研の関係2法人にも、霞ヶ関官庁や理研からの天下りがズラリだ。
百歩譲って、本気で科学研究に励んでいるならいい。
だが、2500人を超える理研職員の中には、勘違いした連中がゾロゾロいる。


元理研職員A氏がこう告発する。
「理研の研究者は大学教授と比べると、至れり尽くせりです。
学生に講義をしなくていいし、研究費は国が潤沢に出してくれる。
給料もずっといい。官僚の天下りや出向組は課長クラスからいるが、
研究員は『役所とのパイプが太くなる』と喜んでいた。
派閥を気にしたり、役人の視察に右往左往したりと、
まるで政治家みたいな動きをしている人もいます。
金銭感覚もおかしくて、出張の飛行機はビジネスクラス。
“半官半民”なので、国民の監視の目は届かないのが問題です」


こういう体質だからか、
9月には主任研究員ら2人が研究用の物品を架空発注し、
1100万円を横領する事件も起こしている。


スパコンをめぐっては、こんな声もある。
「理研は07年にスパコンの設計開発を
NEC、日立、富士通の3社に共同発注しました。
これが随意契約だったばかりか、
スパコン開発のプロジェクトリーダーは文科省から理研に移った元NEC社員。
総費用のうち800億円は、開発費としてメーカーに割り当てられているため、
当初から疑問視されているのです」
(業界関係者)


ちなみに、スパコン開発には巨大なハコモノも付いてくる。
200億円超を投じて神戸市に建てたスパコン設置施設だ。
電気代だけで年間億単位ともいわれている。
人件費も含めるとベラボーな金額になる。
「科学」をタテに「何でも聖域化」は許されない。


ネットから。


自民党と自民党支持者が駄目にした日本の闇は奥が深いようです。


もっと徹底的に事業仕分けをやるべきですし、
文句があるなら辞めてもらっても結構、
代わりはいくらでもいるのだから。

横丁の永田 | 2009年11月28日 16:06様

私は、残念ながら「最適解」があるとは思っていません。
「どの道を選ぶのか?」それは、人それぞれの価値観や判断基準で異なるはずです。
大切なことは、亡き筑紫哲也氏が、唱えた「異論反論」が大切だと思っています。
そうした意味で、このサイトの投稿者皆さんの意見が、述べられている。
これは、「事業仕分け」にも通じています。
多くの人の意見を聞き、その中で責任感を持ち決定する。
「最適解」があるとすれば、そこにある気がします。

スパコン事業の見直の建前で、開発中の業務を中止したり、逡巡として減速させることは、取り替しがきかないダメージを与える。
この20年間を見ても、厳しい競争下のDRAM、LCDなどの薄型テレビなどが、経営的に厳しいとかすぐに採算がとれないとかの理由で経営管理部門が逡巡した結果、創業者がリスクを取った韓国企業にことごとく遣られたではないか。
内容がわからない、政治家、マスコミ、評論家、官僚などが、競争の本質と将来の展望なしに拙速に
見送りを求めることは数年の内に決定的な禍根を生じせしめよう。
 ちなみに、私は先端技術製品(ビデオ、カメラ、パソコンなど)の研究開発及び事業展開を40年以上行い、今はデジタルコンテンツの制作とサービス事業の会社を創業し10年になります。
 米国のエレクトロニクス産業が
撤退に追い込められた原因も短期的利益の極大を優先して開発競争と事業化を行わなかた事にある。
民主党の諸君、世界に向けて技術立国を構築して下さい。
蛇足、NECがスパコンの開発から撤退せざるを得ないのは平成に入ってから事業及び技術開発の選択と集中を誤ったからと思います。

投稿者: 本田 勉 | 2009年11月28日 19:30様
本田さまの意見に異議を唱えた訳ではありません。
何れにしろ最終的には鳩山総理が責任を持って判断し結論を出すはずだと云う意味でのコメントです。鳩山総理に期待を込めてのコメントでした。

要するに、「研究部門の本体」は残し、「ピンハネ部門」はばっさり残せば良い事。

「ピンハネ部門」は天下りの官僚OBが人件費などで搾取している、そういう分野です。小柴さんがおっしゃっているように、こういう事に9割も取られるとか。
これをなくせばいいことで、スーパーコンピューター開発は続けていかなけけばいけない、と思う。
元宇宙飛行士の毛利さんが館長を勤めている所だって、毛利さんが運営には直接タッチできない事を今回初めて知りました。だから、こういう事も大いに改善の余地があると思います。
理研の事ですが、これをなくしてはいけない、と思います。戦後、仁科博士達のやっている研究、つまり、放射性同位元素の研究がGHQによって潰されて以来、やっと近年になって再建してきたなあ、と感じ始めた矢先でした。理研のような研究に打ち込める組織は日本にとって必要だし、なにしろ、ここは学生がいない、という環境が素晴らしいと思います。研究者が学生に教える時間がなくて済んでいる、そういう環境は大事だと思います。
今回の事は、自民党政権の頃から始まっているわけで、新聞を丹念に読んでいたら、自民党政権が科学関係の予算を徐々に削ってきた事がよくわかります。皆が大騒ぎにならないよう、科学関係の予算の削除は新聞の片隅で毎年のように報じられてきていましたからね。
その科学関係の削った予算で、八ッ場ダムのようなダム建設を50年だらだら工事を続けてきたのです。だから、結局は前政権の自民党のやってきた事の大掃除を民主党はやっているわけです。仕分け作業で浮いたお金で、教育(科学関係も含む)・文化・福祉関係に回して頂きたい、と思います。

本田 勉は自分は先端技術者だから、僕のの考えは正しいのよっ と言いたいのかい。40年も50年もやってても先端技術というのかなぁ。。

久しぶりに高野さんの論説を読み、胸がすく思いです。
また、長崎大工学部の浜田剛助教の快挙に拍手です。

さて仕分けされたスパコン予算がノーベル馬鹿達の騒ぎで復活するとして、浜田助教授の何倍速のスパコンを作るのでしょうか?
1200億の予算を投じるなら、やはり少なくとも浜田教授の3800万と比べて国民が満足できるスパコンを作ってもらいたい。しかも1年で。
浜田マシンの3157倍速のスパコンを実現できるなら良しとします。
出来なければ、かかった費用全額を返してもらいましょう。勿論国民に対してです。野依先生もその他のノーベル学者氏もその覚悟で発言されたのでしょうから。
100歩譲って、1桁小さくして315倍速のスパコンすらも出来ないようなら、その1200億の大部分は関係者が呑んでしまったと見ます。

スパコンなんて言葉は、スーパーで使うコンピューターと勘違いする程度の庶民感覚での意見ですから、「専門家」が突っ込んでも受けますよ。

質問です。

右のツィッターを読んでいたら、池田信夫さんが興味深い事を書いておられました。
この「事業仕分け作業」、海外メディアが取材に来ていた、と書いてあったのですけど具体的には、この日本の民主党がやった試み、海外にはどんな反響があったのでしょうか?

山中閉居さん

長崎大の3800万のスパコンは、スパコンを作る目的のために作られたスパコンですから比較対照にならないと思います。

比較すべきは実際に研究・業務用に運用されている米国製のスパコンですね。
米国製のものはトップクラスのもので1億ドル程度らしいです。
日米でのスパコン普及率、受け入れ側の運用態勢の整備、ノウハウの違いなどもあるでしょうから、日本の事業としての1200億円(約12倍)は流石に少し高いとは思いますが法外に高いわけではないと思います。
いくら削ってもせいぜい900とか1000億円くらいに落ち着くのが妥当ではないでしょうか。


高野さんの論説の中でハードばかりでソフトがないから、といった記述が見られますが、それは間違いです。
この事業はそもそもハード面での推進が大きな目標であるし、ソフト面の構想はすでに充実し(すぎ)ています。

問題は幾人かの方も述べられていますが、ハードソフト両面での意義を明確に説明できなかった文科省のアホ役人と、「2位ではダメなんですか?」などというありえない質問をしたレンホウ議員(させた財務省役人)、双方のバカさ加減ですね。

――「科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」といった感情的とも言える非難――
どこが「感情的」なのかしら?矛盾をついた理性的なコメントだと思いますけど。
――一体これらの非難や反発は、日本のスパコン開発戦略のお粗末な実態を知った上でのものなのかどうか。――
それとこれとは話が違うでしょ?国のビジョン/方向と各論/細部をごっちゃにして「議論のすりかえ」をしてるように見えますけど。‘2位じゃだめでなんですか?’ってコメントの方に理性を感じませんね、わたしは。世界一の定義と方向性に異議アリって言えないよーじゃ非難されてもしょーがないでしょ、民主は。
ttp://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/11/post_198.html#comment-32048
田中さんとこですけど、このコメントがずば抜けてますね、わたしもこーありたい。ここの記事とみなさんのコメントは事の本質からはずれてると強く思います。

ニューススパイラル様

 単なる一位・二位などという低次元の問題ではなく、最高の品質と最低の費用で社会に貢献するという崇高な理想と目的の実現を可能とする科学技術の水準を『世界一』と見做し、『世界一』の水準を実現させるために必要とする予算を要求する前に、崇高な理想と目的の達成に向けて日夜努力して知恵を出すのが研究者・技術者のあるべき姿だと、私は思量します。

 30年ほど前に、或る製品の設計開発を担当していたころ、アメリカ人の顧客に“貴方たちの開発した製品の品質水準は、「業界第二位」だ”といわれ続けたことがあります。

 競合他社と比べて劣ってはいないことを自負していましたので、或るとき、“一位は何所ですか?”と質問したところ、その人は、“今のところ一位は存在しない。私の欲望をすべて満足させることができる製品を開発すれば一位と評価する”とのことでした。

 研究部門を含みあらゆる部門において、製品の品質や等級と費用の継続的な改善および創造的な改革の端なき循環を繰り返すために、徹底的な無駄を削減することは経営の基本的な原則であり、その原則を遵守することが世界に通用する組織を造り上げる道であり、徹底的な無駄の削減なくして、研究の継続は不可能だと、私は思量します。

 そもそも『事業仕分』は無駄を削減することを目的とするものであるから、例えば、≪スーパーコンピュータに代表される先端科学技術は『世界一』でなければならない≫という漠然とした理由で、科学技術振興事業の支援予算の無駄の削減を厭い『聖域化』したがる科学者や技術者の向上心は退化していると見做すべきだと、私は推察します。

 因みに、戦後の日本経済をどん底から復興させた軌跡を支えた要素は、実務家にとって会社や職場は自分自身の一生を決める『往く所無き場』であったことが第一であり、資金力は二の次、三の次であることは紛れもない事実であり、100年に1度といわれる大不況から脱却するのも、個々の国民が『往く所無き場』を自覚する以外になく、崇高な理想と目的の達成に向けて、部下や自分自身を『往く所無き場』に投ずるのが、一流の経営者・科学者・技術者であり、単なる一位・二位などという低次元の競争や資金の多寡に現を抜かして次々と『往く所』を作るのは、二流・三流以下だと、私は思量します。

 文部科学省の主導で進める「次世代スーパーコンピ ュータの開発利用事業」は、そもそも、2006年に開始し、『ベクトル型』と『スカラー型』という2つの演算方式を複合することを特徴として、毎秒1京(1兆の1万倍)回の計算能力を持ち『超大型高速電子計算機』を2012年度に完成することを目指す国家事業として、当初は理化学研究所を中心に、NECと日立製作所および富士通の共同で、総事業費約1150億円の計画で開始され、そこから、2009年5月にベクトル型演算器の開発を担当するNECが参加を見送ると発表し、NECに協力してきた日立製作所も参加を中止してベクトル型の部分がなくなり、富士通のスカラ型の部分だけ残り、理化学研究所は「スカラー型で世界最速を目指し、システム全体を早急に見直す」と説明し、神戸市での研究棟などの建設もいったん停止する考えを発表したのは公知の事実だと、私は認識しています。

 ここで、『スカラー型の超大型高速電子計算機』は、原理的には汎用の中央演算装置(CPU)を多数つなぐだけであり、長崎大学工学部助教の浜田剛さんらが、市販の画像処理装置(GPU)760個を使い、380基を並列に繋げて、1秒間に158兆回の計算ができる国内最速の『超大型高速電子計算機」を、開発費用3800万円かけて3年間で完成させ、米電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」(価格性能部門)を受賞した、2009年11月26日にと発表したのは、公知の事実だと、私は認識します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000003-maiall-soci
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/136999

 一方、文部科学省の主導で進める『スカラー型の超大型高速電子計算機』は、計算速度が63倍教だが、開発総予算は増額されて1230億円と3000倍強であり、国家予算の概算要求額は約267億円であり また、今、価格が1億ドル(90億円)程度といわれている世界でもっとも高価な『超大型高速電子計算機」に比べても、文部科学省の主導で進める『スカラー型の超大型高速電子計算機』は格段に高いことになりますから、それが完成しても『知的産業』の世界での競争力には大きな疑問があると、私は思量します。

Leaf様
素人に分かる説明はやはり出来ないのですな。
専門分野は専門家に任せろですか?
何がどう違うのかと言うことが誰でも分かるように説明しない限り溝は埋められないでしょう。
こんな爺さんでも、前に確か遺伝子解析だったと思うが、自分のパソコンの空き時間を提供して解析に利用してもらおうという動きに参加したが、今思うとあれこそが「クラウド」の原型ではなかったかと思う。
「伽藍とバザール」という古典があるが、今のスパコンの事例も全く昔喝破された問題ではなかったか?

しっかり山の中で隠居している老人でも理解できるように、「世界1でなければいけない理由」を話してもらいたい。
勿論「実は文科省天下り官僚と理研とメーカーの利権で必要なのです」と書かれるならそれで納得できるが。

追伸:例の科学者達の会見で、誰だか忘れたが「女の子」という言葉で非難していた、偉い学者がいた。
それこそ時代遅れで唯我独尊の固まりを告白したような会見だろう。
これで我が国の科学分野の発展を求めるとは、嘆かわしい。
それとも世界の科学者は皆あのように「女の子」と侮蔑するのがマナーなのか?
これも懇切丁寧に教えてもらいたい。

世界一を目指すことは素晴らしいことですが、スパコンと言う既存記述の延長戦でなく、もっと意味のある分野に投資してほしい。

汎用のスーパコンピュータと言うことは、裏返せば使い方が決まっていない、使い道がないという結果になりかねないと思います。

誰も目指していない分野、誰も使わない分野で世界一を取っても、単なる自己満足の税金の無駄遣いとしか思えない。

蓮舫議員の事業仕分けでこんな無駄遣いが白日の下にさらされたことは意義深いことです。

長崎大学のスパコンはこの問題に一石を投じる上で非常に重要だと思います。
官僚組織ともたれ合っているマスコミが、ゴードン・ベル賞受賞、を報道するか、握りつぶすか注視したいですね。

スーパーコンピューター(以下スパコン)の開発歴史は古く、子細を述べると長くなるので省略するが、高野様がスパコンの現在のおおよその問題点を専門外でありながら、よくまとめておられるのは流石である。

2005年に文科省が打ち出した次世代スパコン計画(ベクトル型とスカラー型のハイブリッド)がどうも胡散臭い。

これまでの日本はどちらかというとスカラー型よりベクトル型が強い。また、そのソフトの新規開発には多くの期間と莫大な経費を要するためベクトル型のソフトを引き継ぐことは、これまでのスパコンの開発の常識でもあった。文科省は日本の特徴を生かしつつ、世界競争に勝てそうな計画として、ベクトル型をなんとしても残したかった。一見よさそうに見えるこのハイブリッド計画は中途半端で落とし穴が待ち受けている。

一つは性能的にベクトル型はFLOPS(毎秒1000兆回の浮動小数点演算をする速度単位)評価をすると、すでにスカラー型に桁のオーダー遅いという惨敗を喫している。そして2005年時点でベクトル型は世界のTOP500(超高速コンピュータの上位500位)の10%未満となり、将来的には1%以下になるといわれている。これでは輸出もままならず、コンピューターメーカーも二の足を踏むのではないだろうか。NECの撤退も莫大な持ち出し経費負担もさることながら、この性能差に愕然としたことが原因であろう。

日本のコンピューターのソフト技術は米国より20年超は遅れているといわれたことがある。最近では少しは縮まったのだろうか。米国ではCPUに精通した一人の設計者が約200人程度を束ねているといわれるが、日本で、そのような天才的設計者を期待できないのは、私は日本の教育制度にも大きな一因があるのではないだろうかと危惧している。そして、このことはスパコンに限らずあらゆる分野で日本の教育の有り様の根幹が問われているように思えてならない。

いまだに続く縦割り省庁下で、文科省官僚の日本の技術支援も結構であるが、世界的スパコン技術の潮流の見誤らない正しい把握と国全体として継続的になすべき支援の本質は何かをよく考えて貰いたい。誰のための国策かということである。見直しは当然でしょう。

<人をバカ呼ばわりすべきではない>

コメントで立派?なことを述べておられる方が、特定の人の名前を挙げてバカ呼ばわりしたり、独善的に批判だけしているコメントを見ると「お前はそんなに偉いのか」と人格を疑いたくなる。

ネットの匿名性が原因だと思うが人前で普通に論議するようにコメントしてもらいたいものだ。普段でも独善的な方は「主権者の会」にでも行かれたら如何か。

[事業仕分け]
ノーベル賞受賞者はそんなに偉いのか、これは予算の問題ではなく大学の問題


ノーベル賞受賞者はそんなに偉いのか。ホント、日本人は権威に弱い。
行政刷新会議の事業仕分けで、「効果が国民に見えない」と、
凍結されたスパコン事業が、あっさり「復活」することになった。
江崎玲於奈(84)、利根川進(70)、野依良治(71)、小林誠(65)
といったノーベル賞受賞者たちに、「歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか」
「人材流出が進む」と凄まれたからだ。


日本を代表する「頭脳」に恐れをなした鳩山首相は、
ノーベル賞受賞者6人を首相官邸に招き、
「財政難だからといって、科学技術予算が切られるのは、
見るに見かねるというお気持ちだと思う。私もその思いを共有している」と
平身低頭、科学技術予算を削減しない約束をしてしまった。


確かに、技術立国を目指す日本は、
科学技術研究に多くの予算をつぎ込むのは当然だ。
世界中が開発にしのぎを削る「スパコン」も、世界一を目指すべきだろう。
なにしろ、日本のスパコンは02年には世界一だったのに、
2年半で抜かれ、いまや31位というテイタラクだから、話にならない。


しかし、ノーベル賞受賞者に批判されるや、
たちまち予算が復活するなんて、こんなバカなことはない。
科学技術の天下り団体のトップを全員ノーベル賞受賞者にしたら、
予算は言われるまま満額なのか。


言っておくが、日本の科学技術が世界に後れをとっているのは、
なにも予算が足りないからだけではない。
スパコン開発の総事業費は、1230億円という巨額なものだ。
科学研究費補助金は、10年で1.4倍に増え、
96年度に始まった「科学技術基本計画」では、
「5年間で25兆円」という政府の投資目標が掲げられた。
科学技術予算の中心である「科学技術振興費」は、
緊縮財政のなか、例外的に年1.1%ずつ増やされてきた。
社会福祉が容赦なく削られるなかで、
科学技術に予算を付け替えてきたのが真相だ。


それでも「スパコン開発」が世界31位に落ち込むなど、
日本の科学技術が遅れてしまった原因は何か。
ズバリ、研究の現場である「大学」の質が低いからだ。
どんなに予算をつぎ込もうが、ドブにカネを捨てるようなもの。
成果が上がるはずがない。
学閥がはびこり、閉鎖的な日本の大学は、
ハッキリ言って、優秀な人材を殺しているのだ。


「日本の大学の研究室は、教授、准教授、講師、
助手と序列が歴然としています。徒弟制度のような世界。
大学院生や助手が研究しても、
論文は教授の名前で提出するということがまかり通っている。
手柄を横取りされてしまうのです。
これでは若手が嫌気を差して当然。
なにより、この研究をやりたいと思っても、
教授が許可してくれないと研究費も出ないから、諦めざるを得ない。
能力ある若手ほど、日本の大学に飽き足らなくなるのが確実です」
(科学ジャーナリスト・渡辺雄二氏)


将来を期待された優秀な若手研究者が、日本の大学を飛び出し、
次々とアメリカに渡っているのもそのためだ。
アメリカの大学は、中国人だろうが、インド人だろうが、
優秀ならば研究費がつき、しがらみなく研究に没頭できる。
ノーベル賞受賞者も、利根川進・米マサチューセッツ工科大教授や、
南部陽一郎・シカゴ大名誉教授など、若い頃から留学した研究者が多い。


「消える大学 残る大学」の著書があり、
日米の大学に詳しい桜美林大教授の諸星裕氏はこう言う。
「日本はもっと教育に税金を使うべきだと思うが、国立大学は無駄が多い。
例えば私大文系は、学生60人に対して教員1人という割合の学校もあるが、
国立大は学生7人対して教員1人です。
なぜ、こんなに非効率なことになっているのか。
ほとんどの国立大が、東大をモデルにして、
“研究機関”と“教育機関”という2つの顔を持とうとしているからです。
本来なら、旧帝大は研究機関、地方の国立大は教育機関と、
大学ごとに色分けされるべきなのです。
アメリカの大学は、名門私大は研究機関、
州立大は教育機関と役割分担している。
だから、日本の研究者が留学するのは、ほとんど私大の名門校です。
少ない財源を効率良く使って日本の科学技術を高めるなら、
研究機関に特化した大学に研究予算を投じるべきでしょう。
研究と教育の2つを目指し、虻蜂(あぶはち)取らずになっています」


「事業仕分け」に異議を唱えたノーベル賞受賞者たちの背後に、
予算獲得を狙う文部科学省がいるのは間違いないが、
正すべきは文科省の“三流”からの脱皮である。
権威に屈して、そのまま予算を認めても、
担当官僚と大学が現状のままでは、
日本の科学技術の向上など半永久的に望めない。


ネットから。


自民党政治の不の遺産はあまりにも大き過ぎますね。

みちのく様
>権威に屈して、そのまま予算を認めても、
担当官僚と大学が現状のままでは、
日本の科学技術の向上など半永久的に望めない。

 といっても、財務省の振り付けどうりに科学予算を総切りするのもまずいのも明らかです。
 仕分けという予算全体の細かいところを公開で見ていく作業が始まって、中途半端な公開での議論で紛糾が生じているわけですから、これはさらなる細部を公開・議論を進めることによって決着をつけていく方向しかない問題だと思われます。

ノーベル賞受賞者たちが異議を唱えたのは、科学技術関連事業全般のほぼ一律の拙速な削減に対してであって、スパコン事業を特に擁護しているのではありません。この点、多くのweb論壇の方々には誤解があるように思います。

スパコン事業に問題が多いことは、ノーベル賞受賞者ご本人たちも理解はしているのでしょうが、当事者である理研トップの野依さんが同席の手前、また文科省にお願いされた手前、あの席でスパコンは切っても良いとは言えなかっただけでしょう。

問題の多いスパコン事業があたかも科学技術事業の代表のように注目されて、大臣や政治家、ノーベル賞受賞者たちのコメントが全て、ほとんどそれだけに関係するものとして解釈されて、この高野記事へのコメントのように世論の大勢となっていることは、つくづく不幸なことだと思っています。

大学、研究所への天下りの排除、多すぎるプログラムの統合など、見直すべき点はあるにしても、若手の研究費や若手研究者の雇用を可能にしている研究関連予算の削減が本当によいことなのか、スパコンと切り離してもう一度よく考えてください。

私は理研のスパコン事業の結末は大した問題ではないと思っています。しかし、他の科学技術関連事業がスパコンと一緒に沈没してしまっては、大変な事態になると、皆さんのコメントの動向を私は重大な危惧感をもって見ています。SPring-8を始め、他の事業はもう記事にもなりません。もっと、研究関連予算が何にどう使われているのか、先端研究を実際に担っているのは誰なのか、若い研究者がどう思っているか、にぜひもっと注目してください。

参考サイト:
http://www.chaoticshore.org/blog/2009/11/21-005804.html

http://mitsuhiro.exblog.jp/13011570/

http://mitsuhiro.exblog.jp/13032169/


米国空軍は、研究用スーパーコンピュータ(スパコン)を拡張する目的で、2200台のソニー製ビデオゲーム機「プレイステーション(PS)3」を追加購入する計画だ。
米空軍はニューヨーク州ロームの空軍研究所(Air Force Research Laboratory)情報局でPS3を336台つないだシステムを既に稼動しており、新規購入分はそれに追加される。
という記事がありました。
米軍はCellに注目しているようです。

教育、科学、医療、これらはいずれも、OECDの統計で対GDP比が低位の分野です。皆さん、この点を、けっして忘れてはいけません。

科学・教育は28か国中最下位、医療は21位なんです。

その、元々少ない予算を、官僚と天下りが横取りして、更に減らして来た。

総枠では倍増して当たり前の分野です。同時に横取りを一掃できれば、現場に回る予算は3倍にはなるでしょう。

これこそが、民主党政権に期待された事です。12月末の予算案作成過程で、期待に答える政治が行われることを希求します。

予算を削減する事が主目的の事業仕分けに適さない分野を混ぜこぜにしたのは、官僚の罠だと思います。

元々不満が渦巻いている分野で、ばっさり削減すれば、騒然とした仕分け批判が起きるのは当然。他の仕分けはかすんでしまう。今まで働いてきた悪事がばれても批判は軽くなる事が期待できます。

しかし、塞翁が馬。教育、科学、医療分野に対する今回の非道な仕分け結果は、関連分野の人々に政治参加の強い圧力を生み出しました。いちど生まれた政治参加の意識は習慣となって残るでしょう。

これらの分野の関係者に自律を強く促したとすれば、今回の乱暴な仕分け作業も、それなりの意義は残せたのかも知れません。

今回の論説を注意深く読むと,高野氏は科学技術全般については述べておらず,スパコンについてしか触れていない。

スパコンのことはよくわからないが,投稿者のコメントの流れを見ていると,スパコンの一件を日本の科学技術全体に置き換えている意見が散見され,非常に危ない感じを受ける。流されないでほしい。

<ジャーナルの功績>

本論説で多数の優れたコメントを拝見させて頂いたが、多くの方が共鳴できる意見として「日本は科学技術予算をもっと増額すべき」であり「スパコン予算については仕分け人たちが主張したように、開発のやり方や戦略を抜本的に見直すべし」といったところでしょうか。

さらに「天下り」や「ピンはね」を批判する仕分け人の指摘には殆どの方が賛同しているようです。(意見に対する賛否は別として)私も含め多くの方が意見交換による知見の深化が出来るようになったのも「事業仕分け」や「ジャーナル」のような場が大きく寄与していることは間違いないですね。

==教育、科学、医療、これらはいずれも、OECDの統計で対GDP比が低位の分野です。皆さん、この点を、けっして忘れてはいけません。==
==科学・教育は28か国中最下位、医療は21位なんです。==
こーゆー理性的なコメントこそ有益ですね。
==今回の論説を注意深く読むと,高野氏は科学技術全般については述べておらず,スパコンについてしか触れていない。==
ちょっと、わたしのコメント読んでるの?本記事は「すりかえ」の疑いがあるんじゃない?
――科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」といった感情的とも言える非難が集中し、ついにはノーベル賞受賞者ら科学技術界の長老5人が揃って鳩山首相を訪ねて苦言を呈するといった騒動にまで発展した――
って、misleading してるでしょ。高野氏マンセーもいい加減にしたらどうなの?
==多くの方が共鳴できる意見として「日本は科学技術予算をもっと増額すべき」==
多くの方?最初からコメント読み直すことをお勧めします。事の本質がわかってらっしゃる方々だけでしょ、「日本は科学技術予算をもっと増額すべき」って主張されてるのは。

スパコン(という言い方はあまり好きではありませんが)のことでは言いたいことがたくさんあり、何をどうまとめていいか判りませんが、計算性能について一言。(というには長すぎるかもしれません)

性能の尺度であるFLOPS(FLOating point operations Per Second)は一秒間に何回<浮動小数点>演算ができるか、という単位です。浮動小数点に関しては長くなりますので割愛しますが、要は一秒間に何回<足し算、かけ算>ができるか、ということで計算機システムの性能を計ります。MFLOPS,GFLOPS,TFLOPSはそれぞれ10の6乗回、10の9乗回、10の12乗回を基準にした単位です。次世代スパコンではそれのさらに上のPFLOPS,10の15乗回の足し算、かけ算を一秒間に行うことのできる計算機を目指しています。
システムのかけ算、足し算の能力は、一回の演算あたりにかかる時間を短くすること、およびそのシステムに何個の演算器を搭載するか、という二つのファクターで決まります。ご存知のように前者の、一回あたりにかかる時間(基本クロック)の短縮はここ数年技術的な限界で、まったく頭打ちです。ということは現状、性能を上げるためには、搭載する演算器の数を上げるしかない、ということになります。次世代であれ米国製であれ、現在のスパコンと呼ばれる計算機は数万〜数十万の演算器を搭載しなければ実現できません。
こういうシステムは、使う側から言わせると、大変厄介な代物です。数十万個、下手をすると百万個以上の演算器を<同時に>動かして、やっとカタログ性能が出る、というものですので、プログラムを作り、実行する側にものすごい重圧をかけるシステムです。これが今のスパコンと呼ばれるものの実体です。
(カタログ性能はすごいけれど使い物になるの?)
例えは悪いですが、車の最高時速は、エンジンの最高回転数とギヤ比とタイヤの大きさで決まります。速い車を作ろうとおもったら、なるべく高回転のエンジンをつくる、シャフトを軽く丈夫にしてギヤ比をなるべく1に近づける、タイヤをできるだけ大きくする、という三つのことを行えばいいわけですが、エンジンもシャフトも強度に限界がある(計算機の場合は基本クロックに限界がある)場合、タイヤを極端に大きくする(演算器をできるだけ多くする)道しか残っていない、ということです。でも極端にタイヤの大きい車がまともに動くとは思えないです。
長崎大学の先生が3800万円でスパコンを超える(?)システムを作った、ということが話題になっています。GPGPU(general purpose graphic processor unit)一個には256~512の演算器が載っていて比較的安価です。したがってこれをたくさんシステ
ム内に積み込めば、安価にカタログ性能の高い計算機が出来ます。(ちなみのCellもGPGPUと基本的に同じです。)ただし、GPGPUを使いこなすのはまた少し次元の違った難しさがあり、現段階では<使える>システムをは言いがたいです。(タイヤが大きすぎます。)
長くなりましたが、最後に、GPGPUは<使える>システムでない、と言いましたが、それはあくまで現段階の話です。演算器の数、という点ではGPGPU(Cellも同じ)は大変有利ですので、これをなんとか<使える>ように、GPGPUのハードの変更や使い方の研究を積極的にすることが、計算機の性能を次の次元に上げるための、いちばん確実な道(というより現状で見通せる技術での唯一の解)だと思っています。次世代プロジェクトもそういう方向で軌道修正してくれると、諸手を上げて賛成出来ます。
ただ計算機というのは、足し算、かけ算だけのものではなく、もう少し違った面での研究も面白いとは思うのですが。。。

冥王星様>>「投稿者のコメントの流れを見ていると,スパコンの一件を日本の科学技術全体に置き換えている意見が散見され,非常に危ない感じを受ける。流されないでほしい。」

私のコメントの趣旨も同様です。問題の多すぎるスパコンの一件をもって科学技術全体の扱いを決めてしまうような乱暴な意見が多勢を占めている事に重大な危惧を持っています。科学技術全体に関して述べられたノーベル賞学者の意見も、スパコン事業に関する意見ということになってしまっている。


ハレー彗星様>>「Spring-8が受益者負担で使えるとはとても思えません。」

これも同感です。科学研究費としての支援、特にSPring-8は大型事業の中の良い成功例だという意味であげました。SPring-8を受益者負担にしようとするのは間違っています。悪例としてのスパコンと科学技術全体が同列に見られたとしたら、こんな不幸な事はありません。

中国の政治家などは日本が自滅・脱落への道を歩み始めたのかも知れないと思って、興味深くみているのではないでしょうか?

ただでさえ、若い研究者にとっては大変な状況です。研究者の雇用がどこからの経費でなされているかよく見て下さい。くれぐれもRAやPDの雇用を切って、比較的わかりやすい物の購入費用だけになるというような、馬鹿げた最悪の結末にならないことを切に願っています。

スパコンのノーベル賞を受賞した長崎大の浜田助教と理化学研の方々との研究成果が報じられていてスパコンとやらに全く疎い年寄りには金が安いのが良いと思うのですが、時期的に的を得た発表と受賞で喜んでいるのは私だけでしょうか。
大企業の言いなりになる官僚の銭の使い方に一石が投じられたんではないでしょうか。

長く外国を経験した研究者

『ノーベル賞受賞者たちが異議を唱えたのは、科学技術関連事業全般のほぼ一律の拙速な削減に対してであって、スパコン事業を特に擁護しているのではありません。この点、多くのweb論壇の方々には誤解があるように思います。』

私は、科学技術の事は解りませんが貴方と同じように彼らの発言を聴きました。この問題については、意図的であるのかどうかは解りませんが、メディアが論点を整理することなく垂れ流すような報道を繰りかえしていましたから評価が混乱していますが確かにノーベル賞学者たちの意見は科学技術全般についての発言でスパコンに偏ったものではありませんでした。
ノーベル賞科学者の方々の発言をもってバカ呼ばわりされている方がおられますが寂しい話です。
途方もない能力と労力を注ぎ込んで、尚且つ認められる人は僅かで、その僅かな人の中の更に一握りの人にだけ与えられる栄誉を得た人達なんです。その功績には敬意を払うべきだと思います。それは彼らの陰に隠れた、多くの無名の研究者達に対する敬意でもあると思います。私は彼らのことを誇らしく思う。
自由な議論の場ですから非難批判はもちろん良いですが、実りある議論の場にするためにも言葉遣いにはお互い注意しようじゃありませんか。

sirokuma様

何に不満なのかわかりませんが、私はこんな技術を持っておられる方々の活躍こそ税の無駄遣いが無くなるのではと申したのです、貴方の最後の言葉は私が喧嘩を打っているようですので、全く違いますよ、こういう方々ががいらっしゃる事を大企業、役人に知ってほしいんです。

以下は毎日新聞の言葉です、年寄りは報道が正しいと思っておりますので内容に誤りがあるんでしたら。浅墓なジジいと言ってください。

東京・秋葉原でも売っている安価な材料を使ってスーパーコンピューター(スパコン)を製作、演算速度日本一を達成した長崎大学の浜田剛(つよし)助教(35)らが、米国電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。政府の「事業仕分け」で次世代スパコンの事実上凍結方針が物議を醸しているが、受賞は安い予算でもスパコンを作れることを示した形で、議論に一石を投じそうだ。

【関連記事】事業仕分け:スパコン「事実上凍結」…世界一でなくていい

 同賞は、コンピューターについて世界で最も優れた性能を記録した研究者に与えられ「スパコンのノーベル賞」とも呼ばれる。浜田助教は、横田理央・英ブリストル大研究員、似鳥(にたどり)啓吾・理化学研究所特別研究員との共同研究で受賞。日本の研究機関の受賞は06年の理化学研究所以来3年ぶりという快挙だ。

 浜田助教らは「スパコンは高額をかけて構築するのが主流。全く逆の発想で挑戦しよう」と、ゲーム機などに使われ、秋葉原の電気街でも売られている、コンピューターグラフィックス向け中央演算処理装置(GPU)を組み合わせたスパコン製作に挑戦した。

 「何度もあきらめかけた」というが、3年かけてGPU380基を並列に作動させることに成功。メーカーからの購入分だけでは足りず、実際に秋葉原でGPUを調達した。開発費は約3800万円。一般的には10億~100億円ほどかかるというから、破格の安さだ。そしてこのスパコンで、毎秒158兆回の計算ができる「演算速度日本一」を達成した。

sirokuma様

何に不満なのかわかりませんが、私はこんな技術を持っておられる方々の活躍こそ税の無駄遣いが無くなるのではと申したのです、貴方の最後の言葉は私が喧嘩を打っているようですので、全く違いますよ、こういう方々ががいらっしゃる事を大企業、役人に知ってほしいんです。

以下は毎日新聞の言葉です、年寄りは報道が正しいと思っておりますので内容に誤りがあるんでしたら。浅墓なジジいと言ってください。

東京・秋葉原でも売っている安価な材料を使ってスーパーコンピューター(スパコン)を製作、演算速度日本一を達成した長崎大学の浜田剛(つよし)助教(35)らが、米国電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。政府の「事業仕分け」で次世代スパコンの事実上凍結方針が物議を醸しているが、受賞は安い予算でもスパコンを作れることを示した形で、議論に一石を投じそうだ。

【関連記事】事業仕分け:スパコン「事実上凍結」…世界一でなくていい

 同賞は、コンピューターについて世界で最も優れた性能を記録した研究者に与えられ「スパコンのノーベル賞」とも呼ばれる。浜田助教は、横田理央・英ブリストル大研究員、似鳥(にたどり)啓吾・理化学研究所特別研究員との共同研究で受賞。日本の研究機関の受賞は06年の理化学研究所以来3年ぶりという快挙だ。

 浜田助教らは「スパコンは高額をかけて構築するのが主流。全く逆の発想で挑戦しよう」と、ゲーム機などに使われ、秋葉原の電気街でも売られている、コンピューターグラフィックス向け中央演算処理装置(GPU)を組み合わせたスパコン製作に挑戦した。

 「何度もあきらめかけた」というが、3年かけてGPU380基を並列に作動させることに成功。メーカーからの購入分だけでは足りず、実際に秋葉原でGPUを調達した。開発費は約3800万円。一般的には10億~100億円ほどかかるというから、破格の安さだ。そしてこのスパコンで、毎秒158兆回の計算ができる「演算速度日本一」を達成した。

民主党のマニフェストでは、全く薔薇色の未来を思い描けません。
科学技術立国として世界に冠たる
地位を築いてきた日本が、自公政権の失政によりその地位を失なおうとしている(いや既に失っている?)この時に何の施策も打ち出せないのでは、取り返しのつかないことになってしまいます。
ノーベル賞学者や各大学の学長は民主党の科学技術関連に対する姿勢に危機感を持ち、警鐘を鳴らしたのであり、スパコンがどうのこうのという話とは次元が違います。
本論説は殆ど的外れではありますが、唯一、産官学の癒着について
の指摘は頷けます。

■大規模研究は国家意思として,社会的あるいは政治的に決定されるべき■

研究には一人あるいは小さな研究室(10名程度)単位で行う小規模研究と,人と資金を大量に投入して,社会的要請の高い大規模研究(例えば,温暖化対策,農業の再生等)がります.
小規模研究は,研究者の自由意志を尊重することが大切で,このことが新発見にもつながります.
一方,大規模研究は国家意思として,社会的あるいは政治的に決定されるべきものと思います.開発期間を定め,そこに一気に人件費及び設備費の資金を投入する.様々な組織に所属する,関心のある研究者をジョイントベンチャー的に大量の召集する.勿論その人選は,コネや利権を排除した透明性の高いものとする.

この度のスパコンは,大規模研究にもかかわらず,こうした観点が欠落しています.開発目的も不明確で,特定の研究者(実際に関係する研究者を知っていますが,私から見ると,非常に限られた特定のグループが仕切っています)の発想で,プロジェクトが進められています.

なお,コンピュータに関しては,ハード(機械)よりもその上で走るソフトの方が開発が遅れています.
計算機で注意しなければならないのは,「一般的に膨大な計算を行なうと,計算結果の信頼性は低下する」のです.複雑な問題はそれだけ不確実性が増します.
例えば人間とコンピュータが将棋や囲碁の試合をしてもコンピュータが負けることが良くあること見ても,お解り頂けると思います.この場合はハード(計算機)が問題なのではなく,ソフト(プログラム)が不十分だからです.すなわち,高速計算機が出来たからといって,懸案の問題が解けるわけでは無いのです.
社会的に有用なソフト開発のテーマはたくさん有りますが,日本発のソフトは非常に少ない(実質ゼロ)と思います.個人的は,こちらに力を注ぐべきだと思っています.

あの~、まだずれてるみたいなんですけど、ポイントが。国家ビジョン=本質とスパコン=重箱の隅がごっちゃになってます。この記事と賛同コメントへの批判は、重箱の隅をネタに本質を誤誘導するのはおかしくないかってことなんじゃない?

スパコンネタで今後につながる議論があるとすれば、意思決定のプロセスとか評価方法の杜撰さへの反省じゃないかしら。「バカだったから間違えた/騙された」みたいな総括は何も生まないと思います。

==唯一、産官学の癒着についての指摘は頷けます。==
癒着とか予算の使われ方の問題は科学分野に限ったことじゃないでしょ?そこに切り込むことができない民主は、ほとんどの分野で期待はずれってことです。何のための政権交代?って思い始めてる方々が多いんじゃないかしら。

>そこに切り込むことができない民主は、ほとんどの分野で期待はずれってことです。何のための政権交代?って思い始めてる方々が多いんじゃないかしら。


 民主党政権が癒着を根絶してくれるとは思っていませんが(人間のすることなので)、政見発足後数か月でどこまでの成果を求めるかってことでしょう。少なくとも私は「何のための政権交代」とは思っていません。今後、「この担当者(総理含む)ではダメか?」と思うことはあっても、「こんなことなら癒着アリでも自民党政権のほうが良かったな」とは到底思えないからです。事業仕分けのやり方にも問題はあるでしょう。首相の資金関連にも、「またかいな」と思います。最近では民主支持者の中にも政権運営等に批判的な意見が多くなってきたように思われます。期待値が大きかった分の反動でしょうか。それでも、「政権交代」そのものを批判的にはとらえていないのではないでしょうか。

 

==「こんなことなら癒着アリでも自民党政権のほうが良かったな」とは到底思えないからです。==
そんなこと誰もいってないでしょ。「すりかえ」ないでくださいな。
==最近では民主支持者の中にも政権運営等に批判的な意見が多くなってきたように思われます。==
でっしょ~。
==「政権交代」そのものを批判的にはとらえていないのではないでしょうか。==
ですから「政権交代」そのものを批判してなんかいませんってば。期待はずれの民主とその取り巻きにガックリきてるんです。

すいません、連投です。
==民主党政権が癒着を根絶してくれるとは思っていませんが(人間のすることなので)==
新しい癒着の発生は許容しますので、いままでの癒着を根絶してほしいものです。これが癒着に関して「政権交代」に求めることですね、わたしは。
==政見発足後数か月でどこまでの成果を求めるかってことでしょう。==
成果以前のビジョンが問題なんじゃないでしょうか。この件以外にも、普天間とか、JALとか、外国人参政権とか、経済政策とか、ビジョンが見えない、あるいはおかしいんじゃないのってことです。

 すいません、すりかえてたつもりわないのですが、「何のための政権交代」にこだわってしまいました。期待値が大きかった事に対するがっかり感が大きい分を差し引いても、「政権交代」の意義は大きかったといいたかったのです。

 大筋では、気持ち悪いさん(このネーム何とかなりませんか)に同意。ただ、何十年かけてつくられた癒着を簡単には清算できないでしょうね。

投稿者: 1077様へ

政権交代には賛成です。
私は民主党支持です。
自民党ではほとんど闇の中で、何もわかりません。
だから国民も関心を持つことはなかった。
問題は民主党の政権運営能力のなさです。
①スパコン
 世界一か世界二かということのみで、仕分け人連妨議員はテレビで世界一になる決意を聞きたかったといったのみで、この高野氏の論説を話していれば、国民は納得したのです。
連妨議員はどこまで知っているのか、知っているのならなぜ国民に説明しないのか。
菅大臣や鳩山総理は実態を知っていて政策判断しているのか?
※マスコミは一番お粗末であるが。

あまりにもお粗末である。
皆さんはこの点どう思われますか。知りたいです。

②普天間問題
選挙で約束したのだから、アメリカを説得して、県外に移すべきである。
地方空港、たとえば佐賀空港や関空、神戸空港等いくらでも移す空港はある。
民主党として調査して、候補地を想定して、色んな与件を調査していたのかどうか。
ただ単にリップサービスであったのか。
沖縄県民にとっては深刻である。
野党癖か非常に軽すぎるのである。
それともふらふらして県外への流れを作っているのか。
高野氏は擁護しているが、とても対等な外交ではない。

③景気対策
現実の景気をどう見ていたのか。
非常事態であることを認識していたのか。
補正を3兆円削って、すぐに民主党のマニフェストを先行実施すればよいものを何もせずに政治空白を作り、株価は世界で独歩安、デフレという歓迎されないお客様まで招いてしまった。
アメリカも欧州も日本に学んだのはいかにしてバブル崩壊後のデフレを避けるかであった。
日本は過去から何も学ばなかったのか、お粗末である。
自民党も同じというが、補正は削らず、選挙後更に追加補正をしていたので、こんな事態にならなかった。この点は自民のほうが長年の政権党として感覚的に優れていたし、専門家リチャード・クーをアドバイサーとして活用していた。
政権交代のおかげで相当長期間日本のみ不況に苦しむことになる。
以上が私の見解です。

民主党への批判も当然です。

国民はこれまでの政治と同じで、科学技術も同様、煩わしいことはすべて専門家や行政官にお任せであった。

旧自民党政権時代に根付いた閉鎖的な政官の中央集権システムそのものがそのように仕向けてきたことも事実である。

省庁の行政官が国税を使うという意識が薄く、しっかりと国民に説明をする努力を怠ってきた。

もちろん科学技術立国に向けた重点基礎研究への継続的投資は積極的に推進する必要があることは論を待たない。

問題対象は多額の予算を使うプロジェクト開発計画であり、中立の委員によるしかるべき事前評価が必要だ。いうまでもなく基礎研究の結論の帰結と矛盾するような強引な開発はあってはならない。

今回の政官業により閉じられたスパコン計画問題が良き契機となり、今後、基礎研究を除く各種科学技術分野の開発計画推進の科学的根拠に関し、開かれた且つ十分な説明責任が問われることは必至である。

科学技術振興の論旨に普天間基地・景気対策・民主党支持・JAL・国人参政権・・・・

ずれてるのは誰だ!!!
うんざりだ!!!

奥野様へ

確認ですが、気持ち悪いさん=奥野さんではないですよね。

やはり、実際に政権を担当するのと、野党として外から見ているのとでは勝手が違うのでしょうね。背景には自民党政権および官僚組織の隠蔽体質があったにしても(これは民主党が言えば言うほど幼稚に見えてくる)、ある程度はマニフェスト作成時に調査・想定しておくべき案件が、あまりにもお粗末にあつかわれている感がぬぐえませんね。

気持ち悪いさんがおっしゃる「ヴィジョンが見えない」にしても、本来ヴィジョンとはすなわちマニフェストであるわけですから、正確には「見えなくなった」といったころでしょうか。

それでも世論調査等で「マニフェストにこだわる必要はない」という意見が多いところを見ると、民主党というよりも「政権交代に一票」という性格が浮き彫りになっていますね。

==地方空港、たとえば佐賀空港や関空、神戸空港等いくらでも移す空港はある。==
==高野氏は擁護しているが、とても対等な外交ではない。==
根っこは国内問題じゃないの?臭い物を沖縄につっこんで蓋をしてきたし、さらにそれを続けようとしてる。あからさまな差別ですね、どれだけみなさんが自覚してるかはわかりませんが。
==気持ち悪いさん=奥野さんではないですよね。==
私はへーきですが、誤解された方は結構ショックじゃないかしら。
==それでも世論調査等で「マニフェストにこだわる必要はない」という意見が多い==
騙しのテクニックのひとつでしょーね、世論調査って。本件、普天間、etc、今回も騙されちゃいそうですね、みなさん。

民主党のマニフェストは、絶対にやめてはダメだ。どんなことがあっても実行すべきだ。いまマスコミは、あの手この手で甘い誘惑を振りまいているところだ。「財源がないから、マニフェストは後から実行してもいいんでない?」。「そ、そうかな。そうしたら少しだけハードルを下げようかな」。などと考えたら、マスコミの格好の餌食になる。そんなのは、見え透いた手だ。
マニフェストは、実行あるのみだ。選挙で勝った、文句は誰にも言わせない。

sirokuma様お元気ですか
改めて高野さんの問題提起を読みましたら的は得ていたように感じました。
要は研究者は国内に一杯いてマタ潜在的に多くの人がいらっしゃるんですね。
その方々を陽の目に出ていただけるように政府が手を貸すべきなんですよ。科学の発展を否定しては日本人として恥ずかしい事です。
たまたま民主党が政権をとったから自民党時代より足早にやってくるでしょう。
最低でも銭が少ないほうが年金者として歓迎しますので「科学の巣くう」連中とは決別して真の発展を願いませんか。
禍根を残さないように・・・・・

s-u-chiba 様

コメント有難うございます。
誤解があるようですが、私はこのスレの最初の方にも投稿していますが、高野氏の問題提起には、すでに納得していますし本件については事業仕分けの成果の一つと評価しております。
ただ私が問題視したのは、ノーベル賞受賞者たちを俎上に挙げ批判する書き込みが多かったことそして削除されたみたいですが”バカノーベル賞受賞者達”と云うストレートな表現があったことについて上記のような書き込みをしたのです。

また、匿名となってましたがこれも私の書き込みです。
”「科学技術立国を目指す日本が世界一を目指さなくてどうするのだ」と云うノーベル賞受賞者らの話も『日本のスパコン開発戦略のお粗末な実態』と切り離して考えるとちょっと軽い気もするが違和感なく聴ける。
マスコミの問題提起の仕方がおかしい!
きちんと分けて議論しないと議論がかみ合うわけがない、マスコミは事業仕分けを歓迎してないんじゃないだろうか?そんな感じがした。マスコミの世論に対する姿勢は面従腹背?…反民主党政権ってことですか。”

私が危惧したところは、マスコミの報道姿勢がノーベル賞受賞科学者を楯として、事業仕分け批判へと世論を誘導しているような感じがした事、そのことへの国民の反応の一部が科学技術全般への批判にすり替わって行った事です。
因みに私は、この度の事業仕分けについて疑問点も多々持っていますが、予算決定の過程と各種事業の中味を白日の下に曝したと云う一事だけでも大成功だと考えております。

投稿者: 1077 様へ
奥野は気持ち悪いさんではないです。
二つも投稿名を使う人がいるのですか。
奥野は奥野です。
変なことを書かないでください。

■スパコンへの投資は無駄金■

本欄へのコメントとして
大規模研究は国家意思として,社会的あるいは政治的に決定されるべき
(投稿者: 大野保志 | 2009年12月 1日 00:09)
を投稿した者ですが,先程,テレビ朝日のニュースステーション(夜10時から)で風力,太陽光などの自然エネルギーをネットワークとして構築する「スマートグリッド」構想について,アメリカの取り組みが紹介されていました.これこそ国家が総力を挙げて取り組むべきテーマです.残念ながら現時点での日本政府には,こうした観点での科学技術開発を構想する能力が無いのです.

その裏返しが,スパコンやスプリング8という,個人研究に近い研究テーマに,大きな予算を付けると言う,無駄遣いに近い科学研究予算と成っているものと思います.スパコンは計算機が世に出た時に,誰でも思いつく,「大量の計算を高速で行なう」という,言ってしまえば,化石みたいなコンピュータの利用法です.それに国家の大金を投入する必然性はまったく無いと思います.
更に言えば,理研という組織も,実際には東大の別働組織です.母屋で「おかゆをすすり」,離れで「すき焼きパーティー」の構図で,東大に突出して予算を付けられない分を,別法人とした理研に大量資金投入する仕組みです.恐らく「東大卒が官僚のステータス」という神話を側面から補強する為に,官僚により巧妙に仕組まれたもので,当事者を含め,周辺の研究者の常識となっています.

==有能な若者が学歴で冷遇され、クズ東大卒でも威張っいます。==
ですから予算の大小=国のビジョンと、予算の使われ方=行政とかシステムは別の問題じゃないんでしょうか。国のビジョンが不明、あるいは言ってること(科学技術立国)とやってること(他国に比べて低い科学に対する予算がさらに低くなりそう)が矛盾していることを批判しているのです。

予算の使われ方やシステムは、きちんと別の場所で絶えず議論されてほしいのですが、その機会がない、あるいははっきりしていないのが問題なのではないでしょうか。ご指摘の研究費の振り分けは米国のようにフェアになってほしい、と思っている方が現場には多いとおもいますし、また、フェアでないことが米国へ人材が流出している原因のひとつではないでしょうか。
==どうして『愚民に何が判るか的な発言』をするのでしょうか。==
そんなこと誰も言ってないとおもうんですけど。具体的なコメントをあげてくださいな。

気持ち悪い様

 有人宇宙開発への途轍もない無駄遣いを見てきました。
『きぼう』とか『ノーベル賞』とか『スパコンNo1』とか
ネオコンには国民の人気取りが必要なのです。
益川先生は『35年も前の論文でノーベル賞は嬉しくない』と仰いましたが、
政治家には『賞』が必要であり嬉しいのです。
勲章は受章者の為ではなく為政者の為にあるのでは無いかと思います。


==具体的には野依良治先生の『歴史の法廷に立つ覚悟でやっているのかと問いたい』発言です。私にはこの発言が彼らの研究レベルを理解できない人間には予算に口出す資格がないと聞こえました。==
解釈がまちがっているとおもいます。
――「科学技術振興や教育はコストではなく投資。コストと投資を一緒くたに仕分けするのはあまりに見識を欠く」――
――「(スパコンは)世界一でなくともいい」と発言したことに関しても「中国やアメリカから買えばいいというのは不見識だ。科学技術の頭脳にあたる部分を外国から買えば、その国への隷属を意味することになる」と糾弾した――
という発言と併せて聞くと、この方は日本の将来を心配してるんじゃないかしら。だって、ただでさえ少ない予算をさらに減らされようとしてるんでしょ?「科学技術立国」なんて言っときながら。
<<科学・教育は28か国中最下位、医療は21位なんです。>>
ここからさらに減額してホントにいいんでしょうか?しかもネタはスパコンっていう重箱の隅ですよ。
==歴史的発見の実証よりも明日の実用技術への投資が先です。==
両方大事じゃないかしら。
==現状の産官学共同体を密室から引き出さなければいけません。==
‘密室’=アンフェアと理解しました。どのようにアンフェアなのかご解説をくださいますと助かります。
==普天間基地・景気対策・民主党支持・JAL・国人参政権(ママ)などは余り関係ないと思います。==
問題をずらしたつもりはありません。民主のビジョンのなさや言ってることとやってることが違うことを説明・強調するのに必要だったからであり、この問題の本質だとおもうからです。

==投資はリターンを期待する物。コストは必ずしもリターンを伴わない物です。==
そのとーりです。投資はリターンを期待しますが、絶対ではないことが前提です。少々のリスク(無駄を含む)は覚悟の上ってことです。コストは物を生産するのに必要な費用、原価です。使い方は間違ってないと思います。
==(発言2)に付いて==
申し訳ありませんが、何をおっしゃってるのかよくわかりませんでした。
==気持ち悪い様は『民主のビジョンのなさや言ってることとやってること・・・』を言いたいだけじゃないんですか==
何度もいっているように、わたしはそれが本件の本質だとおもいます。申し訳ありませんが、逆に何を本質ととらえられているのかがよくわかりません。
==歴史的発見の立証から、明日の実用技術へ少しは舵を切るべきです。==
べきべき言うのはやめてくださいな。あなたは神ですか?

投稿者ご本人の希望もあり、この記事に対するコメントを5件削除いたしました。

ご自身の見解をぶつけていただくのは大歓迎ですが、「らくがき」に利用するのは謹んでください。

ユーザーの方々には、時間とエネルギーを使って投稿いただいてます。

登録制にせず、解放している意味をくんでいただき、有意義なコミュニティが展開されることを願います。

おかえりなさい、が、すみません、なにをおっしゃっているのかよくわかりません。あの方の言いたかったことは、科学を育てることは単に物を作ることとは違う。費用(コスト)削減の観点で論ずるのはおかしい。将来への投資という観点で対処しないと国を誤るのではないかってことでしょ?
==社会的責任のコストはリターンを期待しない出費です。==
言葉遊びしてるようにみえます、わたしにはね。

==喩え話にすると、私はニュートリノの質量の有無の検証に『投資』はしません。
なぜなら経済的投資効率≒0だからです。==
いい加減に重箱の隅をネタにmisleadingする手法はやめませんか?<<科学・教育は28か国中最下位、医療は21位>>のようなデータを出してくださいな。あと、予想される研究成果だけからリターンを考えるのは短絡的に過ぎると思いますよ。意図したものとは別の意外なところで瓢箪から駒ってことが結構あるんじゃないの、この分野では。
==納税者に説明できずに、==
わたしは言わんとすることが理解できましたけど。ただ、マネージャみたいな説明のプロが切磋琢磨して予算を取りっこしていないのは我が国の欠点でしょうね、すべての分野で。
=賞を『葵のご紋』と翳す=
んなこたないでしょ。ひがみに見えますよ、ご用心。

すいません、連投です。
==1200億円を『重箱の隅』と言える納税者がいるとは信じ難いです。==
ちっぽけなもんでしょ、日本の将来に比べたら。

御論旨の通り
普通のフォートランかC++で書け稼働率90%以上100Gflops/万なら1000億は端金ですね。

すいません、2009年12月 4日 06:17はわたしです。
ところで、‘密室’に関するご解説はいただけないのでしょーか?待ってるんですよ、これでも。それともこれも「陰謀説」なんでしょうか、民主党信者さんたちの。
ttp://www.the-journal.jp/contents/jimbo/2009/12/post_35.html#comment-32631

すいません、2009年12月 4日 08:49もわたしです。

投稿者から依頼がありましたコメントについて、ご自身の分を一部削除いたしました。

ユーザーの方々が議論を深められるよう、有意義なコミュニティづくりへご協力下さいますようよろしくお願いします。

文部科学省が計画の見直しをするみたいですね

スパコン、「世界一」の目標断念し予算折衝へ 文科省
http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110519.html

計算速度10Pの目標は維持するかわりに完成年度を遅らせることでCPU製造ラインの拡張が不要になり、事業費の大幅な圧縮が可能になると判断したようです。
またその代わりにアプリケーションの開発に力を入れて利便性の向上を目指すとのこと。

[政治(民主党政権)]
<独立行政法人>税金食い尽くしのヒド過ぎる実態


「デタラメ三昧」が有識者会議で判明


国民が仰天する数字が判明した。
総務省の有識者会議「政策評価・独立行政法人評価委員会」が
独法職員の諸手当と福利厚生費を調べたところ、
全101法人のうち84団体から不適切な支出が出てきたのだ。


なかでも特徴的なのが住宅手当。
国家公務員の月額上限が2万7000円なのに対し、
沖縄科学技術研究基盤整備機構は約6倍の16万円。
日本貿易保険は10万円だ。
原子力安全基盤機構は住宅ローン残高が500万円以上ある職員に
月額6000~1万3000円を支給。
国家公務員にも同じ制度があるが、こつらはわずか2500円だ。


通勤手当にも大きな差が出ていて、国家公務員の上限は5万5000円なのに、
経済産業研究所や日本貿易保険など10万円と高額である。
単身赴任手当は国家公務員の場合、月額2万3000円~6万8000円。


ところが日本スポーツ振興センターの場合はこれで済まない。
「毎月もらう2万3000円以外に、帰省の際に往復交通費をもらえる仕組みです。
たとえば東京と福岡を飛行機で往復したら、割引を使っても6万6600円。
これをプラスしたら8万9600円に膨らみます」
(市民オンブズマン)
クビをひねってしまうのが理化学研究所の報奨金だ。
優れた業績をあげた職員に1人あたり上限1000万円が与えられる。


先日の事業仕分けで次世代スパコンの開発事業などが凍結され、
同研究所の野依良治理事長は
「科学技術分野の振興や人材育成は将来の投資だ」と政府を批判した。
報奨金がなければ人材が育たないのだろうか。


また、高齢・障害者雇用支援機構の転居手当も問題あり。
異動で転居した職員に扶養家族の人数に応じて5万~15万円が支給される。
いやはや、なりふりかまわぬ「お手盛り」ぶりには呆れてしまう。


独法に詳しいジャーナリストの北沢栄氏が言う。
「以前、独法は国家公務員より給料が7%ほど高く、
これが批判されたため、人目につきやすい本給を下げた。
その代わり、給与のほかの手当をもぐりこませて減った分を穴埋めしたのです。
今回の調査でその手当の厚さがばれてしまいました。
理化学研究所の報奨金は研究員が対象でしょうが、
公的機関で1000万円もの大金を与える必要があるのか。
どれもこれもおかしなカネばかりです」


税金を食い尽くす独法。
鳩山政権は彼らの汚れた手口を徹底的に洗いなおしてほしい。


ネットから。

Webで参照できる資料の一覧を挙げておきます。
但し、一番欲しい資料が3つ足りません。
(1)『京速計算機の最終プレゼン』
資料⑤が最終プレゼンであるなら余りにお粗末
(2)その後のNEC・Intelの詳しい動向
(3)松井孝典先生・金田康正先生のスパコンに対する直接の見解
---------------------------------------
資料URL一覧

①文部省の情報科学技術委員会 議事要旨・議事録・配付資料のルート
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/006/giji_list/index.htm
②情報科学技術委員会(第57回) 配布資料一覧
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/006/shiryo/attach/1260048.htm
③NECのプレゼン(てんこ盛りで眉唾な部分も)
http://www.psi-project.jp/images/event/tadashi_watanabe_20051219.pdf
④NEC丸写しのプレゼン
http://hss.iic.hokudai.ac.jp/WS04/slide_hoshino.pdf
⑤NEC離脱後のプレゼン(余りにお粗末)⇒他③に匹敵するプレゼンはないのか??
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2009/06/25/1259940_4.pdf
⑥NECのその後の動向
何が『日の丸スパコン』なのか判らなくなる。
NECの基礎技術は無価値ではない。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20091124_330515.html
⑦牧野淳一郎先生の頁
GRAPEの開発実績があるからこの様な意見も述べられるのだろう。
この様な資料は他に無いだろう。
http://grape.mtk.nao.ac.jp/~makino/articles/future_sc/face.html#TOC
せめて『76.濱田君・似鳥君 Gordon Bell C/P 賞』くらい読んで欲しい。
⑧松元亮治先生の意見
http://74.125.153.132/search?q=cache:LTV9g0M5c3wJ:www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~astromhd/proceedings/1_matsumoto.ppt+%E6%9D%BE%E5%85%83%E4%BA%AE%E6%B2%BB*%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B3%E3%83%B3&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
⑨『TUSBAME』に関して少し詳しい記事
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/01/08/tsubame/menu.html
⑩能澤徹氏の論説
http://japan.cnet.com/blog/petaflops/?pageid=3#entrylist


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追伸1
京速計算機とIBM/BlueGeneとのコスト差が注目されているが、『京速計算機』は開発費を含む1台のみの値段でありBLはASCIの初期投資後の量産?価格で比較できない。
民生品と違いイニシャルコストが低くなければ量産効果につながらない。
設置台数で『スパコン二流国にまで凋落した』と『国産スパコンは高価』は同じ問題の二つの側面でしかない。
ASCI:Accelerated Strategic Computing Initiative

追伸2
IntelはNECの実装技術を利用して来るだろう。
要するに目的意識・コスト意識と決然とした政策の差であろう。
トロン計画の挫折と同じ経過を辿っている様に思える。
-------------------------------------------------------------

資料もれ
⑪理研スパコン
http://www.nsc.riken.jp/library.html
------------------------
追伸
『日の丸スパコン』とは何なのだろう
①京速計算機から脱退したNECはIntelと共同開発に合意した。
②IBM BG/Lは自体は理研BNLの浮動小数点ユニットを使っている。
トロン計画が同時期のGNU/Linuxと連携しなかった様に、『日の丸xxx』は国際協調(主導権の把握)をする気な無い様に思われる。

高野様

忙しく読み逃していましたが、理研のスパコン開発が仕分けされたことに対して、あまりに一方的なメディアのバッシングが横行し、歯がゆく思ってきたところに痛快な論考で、一挙に溜飲が下がりました。

でも、日本のスパコン技術が取り残された、とのご認識については一言あります。

ご指摘のとおり、膨大なCPUをつないで計算を並列処理させるスカラー型スパコンが、もはやグローバルスタンダードですが、そのCPUにプレイステーション3用にソニーと東芝とIBMが共同開発したCPU「Cell」が多用されていることは、最近知られるようになってきました。去年まで世界一だったスパコンのロードランナーにもCell改良版が使われていました。

米空軍もつい最近、プレイステーション3を2200台購入したとのニュースがありましたが、考え方によっては、世界一のスパコンベンダーは、実はソニーコンピュータエンタテイメント(SCE)かも知れませんね。

そう考えると、理研のこれまでのスパコン開発は、ますます非効率で税金の無駄だったと言うことになりそうです。

でも、アメリカはもっぱら核兵器開発のために国家プロジェクトとしてスパコン開発を進めているのに対して、家庭用ゲーム機が、軍事を凌駕するというのも痛快であり、力でねじり伏せるのではなく、人々を楽しませることで、世界をよりよくできる象徴的なことにも思えます。

追伸
 私が『京速計算機』に抵抗したのは『日の丸XXXX』の独り善がり+センスの悪さが原因です。
スプートニックショックとまで言われた地球シミュレータが横浜にしかないのはなぜでしょう。
台湾新幹線のゴタゴタはなぜでしょう。
私には『全て国産に拘る 日の丸XXXXの独り善がり』としか見えません。
先方の都合に拠っては、螺子一本でも供給し、納得できる理由があれば、採算は無視しするのが協力です。
そして『日の丸xxx = ガラパゴス的な日本』は文部官僚にしか残っていない様です。
スパコンはとても良い例です。
CPU/クラスタを構成するネットワーク/並列コンパイラ等、どの要素技術についても協力を惜しまない、逆に言えば世界の動向の中で、どのレベルであれ主流に参加することが必要です。
スパコンでの1200億は法外な額ではありません。
Blue Geneも BG/L以前のBG等は悉く失敗し、投資額は1200億円を下らない筈です。


根拠としては、バランスの乗り物なのでその感覚を働かせることに より脳が活性化するとのことです。

以前自転車通勤に関す[url=http://www.cutepumps.net/christian-louboutin-boots-クリスチャンルブタンブーツ-c-5.html][b]クリスチャンルブタン[/b][/url]るテレビ番組を見[url=http://www.uggshop-jp.com/][b]ugg 店舗[/b][/url]たのですが、15キロくらいの自転車通勤は、脳が活性化し、仕事 の能率も上がるというデ[url=http://www.cutepumps.net/christian-louboutin-boots-クリスチャンルブタンブーツ-c-5.html][b]christian louboutin[/b][/url]ータがありま[url=http://www.cutepumps.net/tory-burch-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81-c-21.html][b]Tory Burch [/b][/url]した。

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