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« オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞
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上杉隆×高野孟:ニッポンの怪談 ── 世にも奇妙な記者クラブ制度のおはなし »

岡田外相のアフガニスタン訪問、給油活動支援どうする?

9月20日のTV番組で「自衛隊を出すことはあり得ない!(下記参照)」と明言した岡田克也外相が、10月11日、自らの強い要望でアフガニスタンを訪問し、首都カブールでカルザイ大統領と会談した。

岡田外相は民生支援を強化する考えを表明し、その重要性では認識が一致しているが、インド洋での海上自衛隊の給油活動については双方言及していない。

具体的な支援策をどうするのか?...にはまだ届いていない。

オバマ米大統領の来日が11月12、13日と確定し、7日の記者会見ではギブス米大統領報道官も「首脳会談では、海上自衛隊によるインド洋での給油活動の継続」も議題になるとの見通しを示唆しているため、鳩山政権は早急に支援策を取りまとめる必要に迫られている。

岡田外相に関しては、応援メッセージが《THE JOURNAL》にも届いていますが、いくら遅くとも、来年1月の「給油活動の期限」が切れる前にはハッキリと結論が出る懸案だけに、注目してゆきたい。

参考記事
岡田克也外相、「自衛隊を出すことはあり得ない!」と明言(《THE JOURNAL》9/20)
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/09/post_372.html
岡田外相とカルザイ大統領の会談要旨(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091011/plc0910112136010-n1.htm

オバマ大統領アジア歴訪日程
11月12、13日:来日し鳩山首相と2度目の首脳会談
11月14、15日:シンガポールを訪れ、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席
11月15〜18日:中国の上海・北京を訪れ、胡錦濤国家主席と会談
11月18、19日:韓国のソウルで李明博大統領と会談

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コメント (32)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクの内容を必ずご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「実態を見て考えを変えた」という良いアリバイ作りが出来たんではないでしょうか。
選挙前のスローガンで自らの行動を束縛し、国益を損なうことは止めて欲しいと思っていたので、(支持はしてませんが)上手なパフォーマンスだと評価したいと思います。

カルザイ大統領も、日本から直接
「給油をやめたい、民生支援を行いたい」と言われても、とまどうのではないでしょうか。

アメリカの了解を得てから、言ってくれと、もし自分がカルザイだったら、そう思います。

岡田外相は、アメリカの軍司令官
とも会談してほしかったのですが、報道はされていませんでしたので、会っていないようですが、
会談すべきは、こちらだったのではないでしょうか。

外交・防衛の事は良く分かりませんが、「一言多い岡田さん」にはならない様にお願いします。

外交・防衛が有っての内政でしょうから・・・・。

外交は内政が安定しないと上手く進みませんよ。
なぜなら内政がダメなときは、外国と交渉しても足元を見られるからです。
前政権が良い例でしょう。

給油は実際のところは、各国軍隊も軍隊なワケですから補給するてだてくらいあるでしょう。
各国が日本が給油しないと困ると言うのはどうやら嘘っぱちに聞こえます。
 (タダで油をくれるスタンドが無くなると困るというのなら、そうかもしれませんが)
やはり国際協調だとか、アメリカ様のご機嫌伺いだとか、そのあたりにあるのでしょうね。

カルザイは日本がインド洋で代金の要らないガソリンスタンドをやっているとは知っていないんじゃないの、あるいは忘れてるんじゃないかな。アフガンやパキスタンの国会議員なんてほとんど知らなかったですよ。黙っていればいいものを、安倍首相が騒いだもんだから、日本も軍事に手を染めているんじゃないかということになったわけですが。
インド洋からテロリストが船でアフガンやパキスタンに入るなんてこと聞いたことないですね。麻薬運搬くらいでしょう。インド洋上の成果の一つも聞いたことがないのですがどうなんでしょう。
タダのガソリンスタンド誰だって止めててほしくないですよ。
日本は日本自身が何をやれるかを決定し、宣言すればいいのではないですか。日本にしかできないことがこの地域には山ほどあります。日本人が仕切ったDDR武装解除は成功しています。
タリバン(神学生や学生という意味)の壊滅など無理です。コアは運動体ですから。チンピラタリバンと区別しなければなりません。
タリバンがアフガンを統治していた時は、世界の90%以上を生産するといわれたケシの栽培を禁止させるほど統治能力があったんです。
「手打ち」を模索する、これしかないでしょう。手打ちの仲介は日本しかできないかも、日本にもタフな仕事をこなせる人材はいるんじゃないですか。

自国の考えを殆ど表明できなかったこれまでの外交に比し、わが国の意思を示すために、出来る限りの努力を懸命に尽くしている岡田外相の行動を、まずは評価します。
ただ、そろそろ自論を展開したくなる頃であろう岡田氏が、外務官僚の仕込むかも知れない“段取り”に嵌らないことと閣内協調を忘れないよう祈りつつ、不明朗な給油を一旦やめる方向で突き進んで欲しい、と私は願っています。
同時に、軍隊の海外派遣に国会決議を条件付けるなど、シビリアンコントロール体制を一日も早く確立して、もしも、アフガンでの支援がうまくいかなかった場合は、その時こそ、新たなルールの下に、方法を考えればいいと思います。

アフガニスタン
昔からアフガニスタンはソ連を含めて西欧の利害激突の地であった。いずれもアフガンゲリラによって敗退している。日本が積極的に協力すべきだ、というアメリカの要求はしつこく行われているが、もし介入すれば、アラブイスラム世界からいまアメリカがあびている恐ろしいほどの憎しみと復讐を受けなければならない。アメリカがあれほど憎まれるのは、利権のために介入を繰り返し、散々利用するだけ利用した挙句に裏切る、騙す、始末する、武力で殺戮する、といった、非道があるからこそ「反米」を招いているのである。イスラムのテロは「打倒すべき相手側アメリカ」に向けられるものであって、まったく無関係な国には向けられない。だから対
テロ戦争といっても、アフガンはアメリカだけの戦争なのである。戦争好きなアメリカに任せればよい。
アフガン戦争は10月で9年目に入る。アフガニスタン人は厭戦気分で「戦争を終わらせて、仕事をくれるならばタリバンでも誰でもいい」という声がほとんど。そもそも、アフガン人はアフガン人が犠牲になっているこの戦争はアメリカのためのものであって、誰も自分たちのための戦争とは信じていない。アメリカは9.11のトラウマから核テロや生物テロの恐怖におびえてアフガニスタンで戦争をしつづけ、底なしの泥沼にはまっている。増派につぐ増派で、疲れ果て、途方にくれている。
もともとアラブイスラム世界は対日感情が良好だった地域である(岡本公三のおかげ?)。だからこそ日本人はイスラム過激派の「テロ」をほとんど心配する必要がなかったのだが、アメリカを世界だと勘違いしていた小泉首相のイラク派遣がその状況を変えた。派遣の結果として、日本人旅行者が拉致され首を切られた。イスラムはアメリカの子分を許さない。
アフガニスタンへの自衛隊派遣に関して、中村哲氏(ペシャワール会医師)が国会の参考人として「自衛隊派遣はNGO活動家が現地で築いた信頼関係を損ない、NGO活動の妨げになる」と証言している。
中村氏は広大な砂漠を小麦畑にする水路建設を成し遂げている。氏は日本の役割として、「戦争に加担してはならない」「生活支援に取り組んでいくこと」例えば職業訓練や農業支援など。ただし「これを日本単独でやらないで、韓国やイスラム諸国にも入ってもらうこと」と証言している。なぜならタリバンは民生援助をアメリカの亜流とみなしているので、攻撃しているから。「国土の9割でタリバンと争闘しているが、タリバン支配地域でも支援すること。カルザイ政権は腐敗が著しい。国民のアメリカ軍に対する反発は非常に強い」などと証言。
結論として、日本はアフガン問題に対しては、パキスタンを支援して、イスラム諸国間での解決を願うくらいしかない。

<中東問題をスタートにアメリカと対等な関係構築を>
まず、中東問題とは、アメリカ及びイスラエル問題と言い換えても過言ではありません。
その前提で考えないと、何も解決しません。
一、国内にマスコミを含む巨大なユダヤ資本を内包するアメリカは、イスラエルには核を供与する一方でイランの核開発の疑いを、声高に非難するダブルスタンダード行っている。
二、イスラエルは、国連決議に反して、侵略及びユダヤ人の入植を繰り返してきたが、アメリカは事実上、容認してきた。
三、ブッシュは従来民主党支持であったユダヤと結び、アメリカ国内の原理的キリスト教徒とともに、中東全体のイスラエル化を目論み、また、石油利権を得る為にイラクを攻撃する暴挙に出た。
国連の反対を押し切っての一国主義を打ち出した。
四、このようなアメリカには、到底中東問題を解決する事はできず、また、する資格もない。少々過激なもの言いをすれば、アメリカがイスラム教徒からテロの標的にされる事は、自ら招いているのであり、テロを容認する事はできないが、自業自得でもある。
五、わが国においては、この様なアメリカにお付き合いする言われもなく、アメリカのポチを続ければ、自国をテロの脅威に巻き込む事にもなりかねない。
六、まず、イラクはアメリカが勝手にメチャクチャにしたのであり、戦後の復興も含め、アメリカの国民の税金を投入して行われるべきものである。メチャクチャになって手に負えないから、後はよろしく!などと日本の金を注ぎ込む事は、国益を損なうものである。
どうしても、復興支援をするのであれば、石油の採掘・精製に関して一定の国益が見込める場合に限るべきである。
七.アフガニスタンにおいては、カルザイは、アメリカの傀儡であり、国民から支持されていないので、カルザイの意向など何の役にも立たない。カルザイが支配しているのは首都だけであり、他の多くの地区は地方の豪族が支配しているのである。タリバーンは、イスラム原理主義に基づく運動体であり、住民からの略奪やケシの栽培も許さない。タリバーンはテロ組織ではない。
八、アフガニスタン及びパキスタンはタリバーンの支配下の方が、住民にとっては幸せなのであり、日本はタリバーンの穏健派指導者との連携を強めていく必要がある。(アメリカには口も手も出させない事が大切です)
九、その上で、まずは、武装解除、生活再建の道筋をつけるお手伝いをする事しかない。
要は、イラクは自分で解決しろ!それ以外は、中東政策に口出し無用とアメリカに言えるかどうかだと考えます。

岡田さんの行動。主体性が強くアピールされて良かったと思います。

アメリカの顔色を伺うような、主体性のない行動はとるべきではないと思います。

友人としてのアメリカを思いやる気持ちは必要ですが、原則はあくまでも日本としての姿勢、あるべき姿をきちっと吟味して、国際的に日本の主体性を訴えることが大切です。そして、国際人としてのバランス感覚、強い意見を打ちだして解決すべきです。

とにかく報道にみられるような、アメリカのご機嫌伺いの姿勢はうんざりです。

もともとアメリカやイギリスに暮らしていた人間として思うのは、西洋社会というのはこういったご機嫌伺いのタイプが一番嫌み嫌われます。

弱者であろうと、堂々と自分の立ち位置を表明し堂々と意見を述べる人が尊敬される社会です。

アメリカがどう思うか?を心配するのではなく、アメリカも含めた国際社会の中で、どのように日本の主体性を表明できるのか?・・・、これが、日本が国際社会で尊敬され、政治的にも一流の国になるために必要な事だと思います。

そういう意味で、過去に自民党がやってきたようなご機嫌伺いの外交姿勢からは、岡田さんは脱皮してくださっているのだと、期待をこめて思います。

歪な報道姿勢に振り回されないよう、頑張って欲しいです。

<em恵美さん>のコメント。
この問題をスッキリ整理されており強く同意し、支持します。
小沢幹事長が「テロとの戦い・疑問に答える」で民主党の基本姿勢を述べており、岡田外相も北沢防衛相も「インド洋給油活動特措法」の延長はない、と明言しているのは当然のことです。
同法は、第7条で首相が「活動の終了」を国会に報告すれば終わりと規定していますから、そうすればよいだけのこと。
アフガニスタンの安定には、タリバンに対する偏見を捨て、内政不干渉で人道支援を進めることで、寄与すべきです。

em5467-2こと恵美 | 2009年10月13日 11:48のコメントについて

米国に対するあまりにも過激な主張なので驚きました。
米国に対し、イラン・アフガニスタンは全てアメリカの自己責任で対処すれと要求すれば、米国は、それなら日本の防衛は日本自体で対処すれと言うだけでしょう。日米安保も米国側から解消されるのが落ちです。
 日本にそれだけの自覚と覚悟ができているのでしょうか?
日本は米国のポチ犬になる必要は無いのですが、平和のための国際協力はしなければならない。その為に、日本は何ができるかを考えるべきだと思います。要は、日米同盟の枠でイラク・アフガンを考えるのではなく、世界平和への貢献としてこの問題を考えるべきなのです。それが、小沢さんが言う”日本の世界で名誉ある位置の確立”につながるのだと思います。日本は米国と相対でこの問題の解決に当たるのではなく、もっと国連を活用して各国との連携を図るべきだと考えます。

<ashubetu様>
レスありがとうございます。
お言葉ながら、誤解されていませんか?
私は、勝手に戦争を起し、もともとCIAが重用したフセインを悪人に仕立て上げたイラクに関しては、アメリカに何とかしろ!他所の国の税金で復興支援をしようなんて、考えるな!
と、いう意見を述べました。日本は、金の面で頼られても、その様な事に税金を使うべきではありません。
アフガニスタンに関しては、国連決議もありますので、国連各国と協調も考えられますが、アメリカの差配の基での復興支援は、日本を危うくするとの思いです。
過激との評価ですが、私も過激だと思います(笑)。
でも、政権交代とは、過激な事もできるのがメリットで、根源的に中東問題を考えれば、復興支援(イラクを除く)は、アメリカ抜きが最もイスラムの人民に受け入れられる方法だと考えます。

第七艦隊だけで十分。
出来る事なら、それもいらなくなるのが望ましい。

鳩山氏は戦争大好きの世界の保安官きどりのアメリカを怒らせないように口先では日米基軸・日米同盟といっているが、鳩山論文では世界の支配者アメリカは没落し、代わって中国が支配者として台頭してきたため、米中両国のハザマで悩んでいて正三角形の関係にしたいとある。普天間も国外か最低でも県外と、鳩山の本心は米軍基地に出て行ってもらい第七艦隊だけかも。
アメリカの核の傘といっても、抑止力なんかは当初からありはしない。毛沢東の言うように核は張子の虎である。米中が何千発持っていても、もう戦争に核爆弾など使えないのである。使えば勝てたのに朝鮮戦争やベトナム戦争でも使わなかった。核の時代には人類は一つ屋根の下に暮らさねばならない。オバマも核廃絶と国連中心主義(小沢氏も言っていた)にすると言い出し、今後はもうアメリカに頼らないでくれと国連で言っていた。
アメリカは日本との経済摩擦ではアレほど居丈高に恫喝し制裁したのに、中国に対しては特別に寛大だ。中国のドル人民元の低い固定レートとか、チベットやウイグルの人権弾圧にも黙っている。それは、どこも買わない米国債を中国が買ってくれるからだ。今後もアメリカがぶっ倒れるまでもっともっと米国債を中国が稼いだカネで買ってもらうのが良い。
アメリカは金融危機で輪転機でバンバンとドル札を十数年分刷ったら、アラビア産油国が今後は石油をドルでは売らないと言ったため、次にイランの石油を狙って戦争するかも。イラクでは核隠匿のいいがかりをつけて戦争で原油を分捕ったから良いとした米国民も何の資源もない泥沼のアフガンからの撤退を51%が主張している。結論として、日本はアフガン問題に対しては、パキスタンを支援して、イスラム諸国間での解決を願って仲介をとるか、放っておくかしかない。「戦争だ戦争だ」とアメリカの子分になって出かけるとロクな結果しか待ってない。

em5467-2こと恵美 様

em5467-2こと恵美 | 2009年10月13日 11:48
のコメント拝読しました。
一~六までにはまったく異存ありませんが、七、八には違和感を持ちます。
少なくとも西側で報道されている(真実とは限りませんが)内容では、タリバンはバーミャンの仏像破壊や、女子の教育や娯楽を禁止した徹底的なイスラム原理主義者のグループで、仮に穏健派がいたとしても、日本との交渉のテーブルに一体乗ってくるとお思いでしょうか?
西側文化を否定する集団に日本がリスクを犯して交渉するというのは現実的とはとても思えません。
彼らを否定するものではありませんが、彼らに私たちを認めさせるには相当の譲歩とリスクが要求されるのではないでしょうか?また内政干渉しないとなれば、もし日本人の援助隊(文民)が派遣されても現地での生活も相当抑制(特に女性)されるのではないでしょうか?

戦後から今日に至るまで、日本の外交政策は米国の意向を第一義とする対米従属であったといっても過言ではない。

旧自民党政権では誰一人、公には日本の外交政策に異を唱えなかったのではなかろうか。自民党政治家は外交政策もご多分に洩れず井の中の蛙の官僚に操られていた。官僚は従来どおりの対米追随こそ国益に叶うものと信じ込まされ、信じ込んできたのであろう。

米国の欺瞞に満ちたイラク戦争の失敗、またアフガニスタン戦争は泥沼化の様相を呈しはじめ、その露骨な行動真意は見え見えで、世界で反米感情を高めている。ブッシュ政権時の米国こそ世界の平和を乱す「ならず者国家」であった。今、オバマ大統領は間抜けなブッシュ政権の遺産処理とはいえ軍支援には頭を痛めている。

もはや、世界の潮流は米国内での単独覇権主義からオバマ大統領の誕生を機に多極主義へゆっくりと舵が切られ始めた。その兆候は10年前からG20が開催されるようになり、世界経済でも動き始めていた。日本の外務省官僚、自民党政治家も実にだらしなく自分で判断し意思決定が出来ず、追随外交以外は国益に沿わないとかの詭弁を弄しただけであった。

しかしながら、多極主義は一見、世界協調路線にも見えるが、残念ながらこれは一里塚であり、最終的には底知れぬ目標を秘めている。したがってこの新たな流れが正義路線とうっかり信用してはならない。日本は外交政策でも、もはや見本などなく、独自の創造的外交政策を形成していかなければならないのが実情である。このような時に上層部の固定観念の持ち主の官僚など助けになろう筈がない。大卒の官僚を一から育てるなら別だが。だから、政権が変われば官僚は一新されるべきなのだ。

岡田外務大臣は真に官僚主導から脱却し、政治主導で判断し、米国の旧来の勢力の意向(日本の官僚はこの手先となっている)に惑わされることなく、世界の協調路線の流れに沿いつつも流されることなく、世界平和のために日本独自の正義の貢献として何が出来るのか、今、第1号のアフガン問題で外交手腕が試されている。

<Tommy Sanada様>
レスありがとうございます。
さて、タリバーンが交渉のテーブルにのってくるか?との問いについては、タリバーンとの交渉しか他に選択肢がありません。
タリバーンが乗ってこなければ、アフガニスタンは地方のナラズモノ軍属に支配されたままになり、国とはいえない(カルザイは首都から外には出れず、地方は統治できていない)現状のままです。
軍属は、麻薬の栽培や略奪などを繰り返してきたナラズモノです。peacebuilder様がすでにご指摘の通り、>日本人が仕切ったDDR武装解除は成功しています。<
とは、地方の軍属を武装解除し、その後タリバーンが支配すると、国内は平穏を取り戻し、ケシの栽培も禁止しました。
確かに、女性は息苦しいイスラム原理主義ですが、イスラム教の内、スンニ派がいいか?シーア派がいいか?など、キリスト教徒やユダヤ教徒が決めるものではなく、アフガニスタンの国民が決めるべきものなのです。
いずれにしろアメリカが絡んでくれば厄介です。
石油利権が絡めば、相手がイスラム原理主義か否かには関係なく、平気で軍事力で支配しようとしては失敗を繰り返してきました。
事実、フセイン統治下のイラクは、イスラム教国の中では、最も女性に寛容で自由な国でしたが、フセインがアメリカの意向に(主に石油利権において)添わないと見るや先制攻撃をしました。
軍属が闊歩し内戦が続くアフガニスタンがいいのか?イスラム原理主義のタリバーンが支配するアフガニスタンがいいのか?決めるのは、アフガニスタンの国民ですが、国として立ち行く様にするなら、軍属を武装解除して平和な状況にしてから、農業や他産業を再整備するしか、出口は考えられません。その為には、アフガニスタンを実効支配できるタリバーンと交渉するしか方法は見当たりません。
また、武装解除はキリスト教徒でもイスラム教徒でもユダヤ教徒でもない日本しかなし得ないのだと思います。

em5467-2こと恵美さまのご主張、北朝鮮の国民全員がテロリストではないのと同様に、タリバーンイコールテロリストではないのはそのとおりと思います。
ただ、中東(イラクではありません)問題に関するご意見はいささか過激というか、ややオーバーラン気味かなと感じました。

ユダヤ系アメリカ人は、キリスト教原理主義者がもともと共和党支持であったように、ブッシュの時代もやはり已然民主党支持が多かったと思います。
また、ブッシュのとった行動は、ユダヤ系アメリカ人と手を結び、イスラエルに肩入れしたのではなく、むしろイスラエル不関与の政策をとり、前政権権の積極的な働きかけで近づいたイスラエル、パレスチナの関係改善をほったらかし、その結果、イスラエルの右傾化をもたらし、抗争を激化させたというものだったと思います。

そういう経緯からすると、中東の安定のためには、アメリカは今後イスラエルに対し和平に向けて軌道修正するよう、一層積極的に関与することが必要と思います。それをせずに、混乱だけを残し再びモンロー主義で北米大陸内に引きこもってもらっては、いくらなんでも無責任きわまります。

中東およびイスラム諸国とアメリカの確執は、パレスチナ問題を解くことが必須科目です。
中東問題も、そもそも論でいえば、ことの発端はイギリスにあったわけで、そのイギリスが第三者みたいなポジションにいることも釈然としませんが、とにもかくにもいまや主役(悪役?)はアメリカなので、アメリカに正しい汗をかいてもらわなくてはなりません。
欲を言えば、日本の外交がアメリカにイスラエルを抑え、中東和平に資する行動をとるよう後押しするものであってほしいと思っています。

また、国の負担のことですが、イラクにせよアフガンにせよ、だれがやったかはともかく、わが国もアメリカに協調した以上、一定の責任は負う必要があるのではないでしょうか。すくなくともイラクやアフガニスタンの人はそう見るだろうと思います。

em5467-2こと恵美 様

ご丁寧にありがとうございました。私の懸念は

>タリバーンとの交渉しか他に選択肢がありません。
タリバーンが乗ってこなければ、アフガニスタンは地方のナラズモノ軍属に支配されたままになり、国とはいえない(カルザイは首都から外には出れず、地方は統治できていない)現状のままです。

おっしゃるとおりで、タリバンにとって日本との交渉など必要なく、親切ぶった西側諸国(いや一切の他国?)をアフガンから追放することにしか彼らの究極目的はないのではないかと思われます。

em5467-2こと恵美 | 2009年10月13日 11:48

の九つまり
>その上で、まずは、武装解除、生活再建の道筋をつけるお手伝いをする事しかない。

しかし彼らの価値観では武装解除など到底ありえないし、他国の手伝いも要らない。もちろんカルザイ政権もアメリカ同様打ち滅ぼす相手でしかなく、このような原理主義者の集団と日本の交渉などまったく非現実的ではありませんか?
それでいいとは思いませんが、それが現実ではないでしょうか?
先日奈良の唐招提寺で平山郁夫画伯が奉納したバーミャンの壁画を見ましたが、石窟の中に仏像はありませんでした。すみません、余計なことで・・・。

映画“シリアナ”にもなった「CIA は何をしていた?」という、元CIA工作員ロバート・ベア著の本を読んだ方も多いと思いますが、ストーリーに多少脚色があったとしても、西側諸国が勝手に引いたあの曖昧な国境を見るだけで、中東問題は如何に意地汚い既得権益者達によって、更に悲惨極まりないことになっているのかは周知の事実であるのに、これ以上「見ざる・聞かざる・言わざる」でいる事に、一体何の意味があるのだろう?
岡田さんは野党時代から「何故、こうなったか?」という事をずっと訴えています。本当にそこが一番大事なポイントなのですが。

ただ、今までの世界経済は、愚かにも戦争で儲けることを「是」としてきたワケですので、ようやくやっと「核廃絶」を叫んでもいい時代は来たものの、世界中が戦争放棄するに至るのは(至らないかも知れないし)気が遠くなるほど先のことでしょうね。ノーベル平和賞受賞のオバマさんが、一体アフガンをどうするのか見物ですが、アメリカから戦争を取ったら今のアメリカ経済は即死でしょう。それでなくともアメリカ経済が世界のお荷物になりつつある今、それでもアメリカに対し勇気を見せられるかどうか、岡田さんの頭の中の今後のデザインがどうなっているのかを具体的に知りたいです。

復興支援と言っても、今現在タリバン勢力はアフガニスタンの80%を占めています。イスラムに対しての西側諸国からの暴力と偏見の流布にはとても同情していますので、乱暴な言い方をすれば、ふとタリバンを応援したくなる気分の時もありますが、反面、バーミヤン破壊の事も忘れてはならないと思います。例え仮に一部のタリバン兵が単独でやってしまったとしても、あの行為は全世界に宣戦布告と捉えられても仕方ない程、愚かで残酷なことでした。
元々、部族が点在していただけの「国」とは到底言えない地域で、タリバンといえども統治が成されているとは思えません。事実盗賊もいますので、今の時点では復興支援と言っても、危険度は想像を超えるものだと思います。ジハードについても然り。
ですが、それでも日本が本気で「平和」への役割を果たそうと思っているかどうか、岡田さんに、民主党に、明確な「アメリカ抜き」の展望があるのなら、相当の覚悟の上で大胆に且つ慎重に突き進んでもらいたいと思っています。世界が動き始めている今、チャンスだとも思います。
民主党が行動力と知恵を駆使し、出来れば無血でアフガンへの人道支援が出来れば、アメリカに“Show the Frag”とはこういう事を言うんだと言ってやりたいのが、私の本音でもあります。

日本人の道徳心を忘れてはならないが、平和や国際貢献など大儀名分をそのまま受け止めているメデタイ政治家は日本だけだ。
あるのは国益だけだ。
平和とは、どの角度の平和なのか?
国益という国々の利害関係の上に保たれ、冷戦構造の中で人権や経済が発展していった。
日本の安全や経済は、アメリカの軍事力の上に成り立ってきた。
現在は、日本にとって負担になっている部分が多い。
アメリカとの関係は長期的な視野にたって、あらゆる角度から分析し、もう、おひとよしでは済まされない、民主党政権には一円も無駄にしない国家国民の国益に添う外交をし、戦略的な国際貢献をして頂きたい。

<本多様>
ユダヤとブッシュについてですが...。WIKI情報ですみません。
>ネオコンは元々は革新、左翼出身であったが、アメリカの消極的な対外政策に失望した集団である。ユダヤ系が多いのも特徴で、これはアメリカの消極的(つまり民主主義国家であるイスラエルに不利)な中東政策に革新派のユダヤ人の多くが失望したことによる。アメリカの伝統的な保守主義は対外政策は「現実的」な外交を重視し、他国の人権問題には関心を示さない、あるいは自国の利益のためには(中国などの)独裁国家とも同盟を結ぶとの姿勢であったが、ネオコンの場合は民主主義、ひいては自由主義の覇権を唱え、独裁国家の陥落を外交政策の目的に置くという極めて革新的な思想および外交政策を標榜する。中東においては、唯一の近代民主国家であるイスラエルを基盤に周辺の独裁国家を滅ぼすことが中東問題の解決策であると主張する。<
アメリカのイスラエルへの関与ですが、「お前ら、やり過ぎるなよ!」と抑えてもらえるなら、良い事です。しかし、中東和平に不十分ながらも道筋をつけようとしたラビンイスラエル元大統領は、ノーベル平和賞を授与されながらも、暗殺されました。アメリカがイスラエルに言うことを聞かせられるかは、非常に不透明と言わざるを得ません。
また、イラクの復興については、賛成した日本にも責任があるとの事ですが、日本は政権交代しました。イラク戦争に反対した民主党が政権を獲ったのですから、小泉プレスリー氏とは一線を画した対応で良いと考えます。
外交の一貫性などとの尤もらしい言葉に絡めとられて、日本が一番復興支援に金を注ぎ込むなんて事は断じて賛成できません。
それでなくとも、日本の国連への拠出金は世界トップです。(名目上はアメリカですが、支払っていません)すでに、アメリカ軍撤退後の復興については、緒方貞子さんが、イラク政府と話しあっていて、国連を通して考えるなら日本はすでに復興支援に貢献しています。
なお、イラク国民は、日本を戦争の責任がある国と思っているとのお考えですが、日本は一人のイラク人も殺しておらず、水を配っていただけです。また、イラク復興における学校や病院の建設などの業者指名権はアメリカにあり、残念ながら日本の企業はスポイルされています。日本のODAで建てられた学校や病院や橋が多数あったのですが、戦争で破壊されました。本多様は、これでもアメリカに従順たれとお考えですか?

無料ガソリンスタンドは、産油国がやればいいのであって、日本がわざわざやることではありません。
こんな、他の国にもできるようなことをしても、世界に日本の存在意義は示せません。ただの、金のある便利屋くらいにしか見てくれないでしょう。

資源が乏しい日本が貢献できるのは、愚かな戦争を仕掛け、その報いとして被爆を初めとした大きな損害を被る結果を招いてしまった苦い体験と、戦後復興を果たした智恵を駆使した平和支援であると考えるのは、ごく自然だと思います。
また、戦争を起こしたことへの反省の姿勢を示すというのは、そういうことだと思いますし、日本が、アジアをはじめとする各国の信頼を取り戻し、世界へ日本の存在意義を示す王道だと思います。

この問題を含めての日米関係を語る時の「NHKクローズアップ現代」の国谷裕子キャスターについて

誰も彼女の事書かないので、あえて書かせてもらいます。
今日の「クロ現代」、新駐日大使のルース氏に対するインタビューでした。
これを見て思ったのですが、はっきり言って、国谷さん、アメリカの「回し者」ではないのか、という疑念をますます強くしました。
いつも、彼女が日米関係の事を語る時、どうも、アメリカそれもアメリカ国内の保守派的な考え方で話しているような気がしてならないのです。
これは、フジの安藤優子キャスターにも言える事なんですが、国谷さんも、日米の事を発想の転換的な考え方で考える事、できないのでしょうか?今までどおりの「方程式に則った」あるいは「予定
調和的に」考えるのではなく、政権交代があったのだから、もう少し別の考え方できないものでしょうか?
国谷さんは、安心して見ていられるキャスター、との評価を得ているけれど、時には偏った物の見方をする時もありますよね?

文闘春潮 編集長9/x 様

私が上の投稿した長々とした文の中途あたりの一部を、簡潔に書いて下さいました。

ただ、素人ですら「平和や国際貢献など大儀名分」をそのまま情緒だけで受け止めてはいない昨今ですので、さすがに政治家が経済無視の脳天気でオメデタイ事はありえないのではないか?と思います。ですので、私も是非岡田さんが頭に描く具体的なビジョンを示してもらいたいのです。

次の経済を考えた場合、例えば素人考えですが、外国に行って帰国した時にいつも真っ先に感じるのは、日本の抜群のインフラの高度さ(交通だけでなく、通信、電気、ガス、上下水道に至るまでの)です。この技術提供だけでもかなりの国益になりうるし、こういう面での支援なら、相手国の宗教・文化・人種の形態を損なうことなく、平和的な貢献になるのではないでしょうか?

今、円が高くなったわけでもユーロが高くなったわけでもなく、ただただひたすらドルが疲弊し、下がり続けています。自業自得だと言うのは簡単ですが、アメリカを破綻させるわけにはいきません。かといって、冷戦は終わっても構造はそのままの軍事経済も見過ごしていい筈もありません。シオニズムによる都合のいいシナリオももう沢山です。アメリカとの長期的付き合いは、そこを指摘することから始まるような予感がします。

>民主党政権には一円も無駄にしない国家国民の国益に添う外交をし、戦略的な国際貢献をして頂きたい。

仰る通りだと思います。盗人のような国益ではなく、本当に新しい目に鮮やかな外交を期待します。

はっきり言ってしまえばカルザイに力はありません。
カルザイが目指しているものは一にも二にもタリバンとの和解であり、取り込み(穏健派)です。
アフガンについて言えばもう決着はついています。
アメリカを始め、国連ISAFの敗北であり、兵士間から聞こえてくる厭戦の声です。
現地の軍司令官は勝ち目がないと本国に向け発信しているし、米軍も増派を求めているがこれは撤退のシグナルと見たほうがいいかもしれません。
弱気を見せないために、強気に出て裏で退く工作に出るセコさという。
イラクの例を見ましょう。
電撃的に侵攻し1ヶ月でバグダードを陥落し、それとほぼ同時期にフセイン政権は瓦解しました。
3月に始まり、5月にブッシュは軍艦の上でイラクに於ける大規模戦闘は終わったと宣言しましたが、そのすぐ後、バグダードの街中で米兵が射殺されイラク中部を始めとしてイラクレジスタンスの都市ゲリラ戦が始まりました。
これは主にイラク軍の残存勢力と大統領警護隊、サダム・フェダイーンやバース党の地下細胞によってアメリカの侵攻に備え、何年も前から組織されていたものでした。
彼らの攻撃で有効だったのはIED路肩爆弾といわれる簡易爆弾で、第二次大戦のレジスタンスがナチに対し用いたり、IRAがこの攻撃を得意としていた古典的なものです。
IEDはイラクを経てアフガンにも飛び火し、容赦なく米軍やISAFの車両を吹き飛ばしています。
イラクではバース党の資金が底を尽き組織的抵抗の勢いは以前に比べて際立って落ち込みましたがそれにも増してスンニ派とシーア派の反目、クルド人の独立志向とイランの伸張などが複雑に絡み合い、米軍はスンニ派懐柔のため、部族の長たちに金を握らせ、過激な原理主義の跳ね返りたちを彼らに追い払わせて米軍の負担を減らし、一時的に良好な関係をつくった時期もありますが、ここが問題でしてこの原理主義の跳ね返りが今日言われているアルカイダですがこれはアメリカが言っているだけで現地ではあくまで過激派であり、国を危うくする危険な分子とフセイン政権では逮捕、投獄処刑の対象になっているゴロツキどもで要するにブッシュたちはアルカイダ予備軍を捕縛し牢に放り込んできたフセイン政権を潰してしまったので権力の真空地帯になったイラクで彼らが野放しになり、穏健で世俗に慣れたスンニ派住民を銃で脅して回る無法を作り出してしまったに過ぎないのです。
これは今のアフガンでもまったく同じです。
タリバンの定義はいろいろありますが要するに秩序を乱さぬようにイスラム法に忠実で厳格な神学生が担ぎ出された。
問題は彼らがパキスタンと民族的に近いパシュトゥン人であり、北部同盟と折り合いが悪いということであり、北部同盟が宗教的寛容や世俗を認めていたわけでもなんでもない。
ソ連と友好関係にあった頃のアフガンは世俗主義を取っており、イスラム色の薄い今の西側の望むような体制でした。
アフガン戦争でソ連が侵攻して後、いわゆるアフガンゲリラといわれる連中は世俗体制を打倒しイスラムに厳格な社会をつくろうと戦い、それに共鳴しアラブから跳ね返りがどんどん送り込まれた。
10年後にソ連が負けを認め出て行くと、北部同盟がつくった政府はメチャクチャなものでした。
タリバンはいわば揺り返しの中から出てきた秩序統制派だったわけです。
つまり書くのも馬鹿馬鹿しいのですがイラクやアフガンでアメリカがやってきたことは秩序破壊を増長させ、開かれた世俗主義を潰し、逆に過激な原理主義をますます生み出してしまっただけなのです。
今、これらはアフガンからパキスタンに目標を変え、政権打倒に戦術展開し始めていますが、はっきり言いまして処方箋はありません。
ムシャラフ前政権がブット元首相を赦し、国民議会選挙に出馬するため帰国したブットは殺されてしまった。
クーデターで大統領になった軍人出身のムシャラフが軍内部の統制に力が及ばず、ブットがパキスタンに帰れば必ず殺すと過激原理主義者たちが脅迫していた通りにブットは殺されたにもかかわらず、誰がやったのか未だにわからない。
ムシャラフもまたトルコのケマル・アタチュルクを信奉し、宗教色を配し、世俗主義を目指した西側の歓迎すべき人物だったのです。
アメリカは至るところで本当ならば自分たちの味方となる政権や人物をに濡れ衣をきせ、言いがかりをつけて自分たちで潰していったのです。
アフガン撤退は時間との戦いでしょうが、実は一番厄介なのはパキスタンであり、インドとのカシミール領有問題が根底にあることも踏まえ、核管理をどうするのかテロ問題がどうのこうのより、現実的に突きつけられた国際的な問題になっていくことでしょう。

<em5467-2こと恵美様>がご指摘されているように、穏健派タリバンとの対話を進めていくしか解決の方法はないと私も思います。

武装解除もやり方次第で可能であると思います。
日本こそ、その役割を担うべき最適任国であると思います。

NGO活動によって、アフガンの人たちから信頼の厚い日本。戦争しない平和な国。アメリカに加担せず、軍も送っていないと思われている日本。伊勢崎賢治さんのいう「美しき誤解」がある。だからこそ、中立的立場で、紛争の仲裁の役割が果たせる。過去の成功した実績もある。

アフガンのみならず、パキスタンのネオ・タリバンの問題もあります。そこで考えられたのが以下の案です。

民主党の犬塚さんは、9日、カルザイさんと面会し、日本主導の和平構築の一案を伝えたそうです。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901000684.html

上記より引用。
「(1)アフガン・パキスタン国境の一部から米軍や国際治安支援部隊(ISAF)を撤退させ、停戦地帯をつくる(2)そこに日本も加わる国連停戦監視団を送り、停戦地帯を広げていく―との構想・・・」

この犬塚案を、私は、強く、強く支持します。

武装解除は可能であるはずです。これ以上、泥沼化させてはなりません。

給油の継続については社民党の強い反対があるそうで、実際、福島瑞穂さんが「給油はおかしいので」と発言している所もテレビで見ました。どこがどういう風におかしいのか詳しい説明がなかったのでわかりませんが、あれだけ感謝され、継続も望まれているものを中止するのはもったいないように思えます。替わりに何をやるのか知りませんが、どっちにしろ国民に十分な説明が必要だと思います。

05年から07年の治安悪化による撤退までアフガン国境に近いパキスタンSWAT(当時ビンラディンが潜んでいるとも言われていました)で仕事をした。残念ながら単独インタビューとはいきませんでしたが。

98年当時はヨルダンのイスラエル国境沿いで仕事をしていた。知り合いにはイラク人技術者もいた。
彼等は皆口をそろえて「日本が中東紛争の仲介者になってほしい」と語っていたことを忘れない。

アフガン、パキスタンにおいても同様の意見は良く耳にした。

しかしながら日本はこの立場をあまりにやすやすと葬り去った。

アフガン、パキスタン国境地帯では
国連は信頼されていません。むしろ信頼度は下がったとはいえ日本としての立ち位置の方が、まだ信頼を勝ち取れるだろうと想像します。

SWATはパキスタンで最も保守的な地域とされ、スンニー派パシュトゥン人の皆さんが住み、タリバンの故郷とも言われている地域です。
一方、07年6月まではパキスタンでは最も治安のいいところとされ、日本を含む世界中から多くの旅人を温かく迎い入れていた地域でもあります。さらに北西部アフガンと国境を接するチトラル地域は過去100年間一件の殺人事件も起きていないと、地元の皆さんが誇っていました。

問題はネオタリバンとも言われる、外国人勢力が入り込んでいるグループであり、勝手にタリバンを名乗るものも多いのです。
当時SWATは多くの皆さんがタリバンを支持していました。そして「女性を差別などしないし、女性や異教徒に対する暴力も容認などされていない、民主主義は多様であっていいはず」と主張しています。また「テロの後ろにはアメリカがいる、アメリカには戦争が必要なのだ」との主張であった。

タリバンを単純に理解した行動は反発を招く。難しいことであるが、本来の運動体としてのコアのタリバンとネオタリバンと言われるものとを区別する必要がある。
少なくとも私はSWATの皆さんに本当に大事にしていただきSWATではすべての地域を安心して訪問することができました。また部族長や村長等のリーダーとも何でも話すことができていました。

アフガンへの民生支援は可能です。方法はさまざまあります。
その一つは現に私の働いていた農業試験場は積極的にアフガン支援を行っていたように、パキスタン側からパシュトゥンの皆さんの力を借りて支援を行うことは十分可能だと思います。あらゆる分野でこうした支援は可能であろう。またパキスタン側を安定させることが極めて重要であると考えます。

特に貧困対策は、金で自爆攻撃に利用される子供や貧困農民を救うには欠かせないし、最重要課題である。

私は手打ちと申し上げました。残念ながらきれいごとでは事は進みません。少なくとも子供たちがテロと言われるものに利用させないためにはあらゆる戦略とタフな根回しや資金も必要です。そしてこれにはきれい事ではいかないんだというリアリティーをバックにした日本国民の了解が必要です。表だけでなく裏の作業も必要です。

中東、ペルシャでは本来日本は独自の外交戦略を持っていたはず。まだ遅くないと信じたい。今一度日本はこの地域のために多くの皆さんの「美しい誤解」とも言われる日本に対する期待に応えるべきだと思います。

後方支援などよりはるかにタフな危険も伴う役割です。
このミッションはアメリカやEUにはできません。残念ながら国連でも無理だろうと想像します。

peacebuilderさん、すごいです。
大変勉強になりました。

きれい事ではいかない、あらゆる戦略とタフな根回しや資金も必要なんですね。そのことを日本国民の了解ができるかどうか、ですね。

このようなタフな危険も伴う役割を日本は果たすべきであると日本の一国民として強く思います。

>今一度日本はこの地域のために多くの皆さんの「美しい誤解」とも言われる日本に対する期待に応えるべきだと思います。

きっと、そうなんだろうと思います。他の国や国連にもできない。日本にしかできないこと。

ところで、
先の犬塚さんの和平構築の国境案に関係することですが、私の考えは以下のものの受け売りですが、参考のために、以下を紹介しておきます。

伊勢崎賢治さん、アフガニスタンとパキスタンの柔らかい国境を提案
http://www.youtube.com/watch?v=UX6ce0ceSgU&hl=ja
「アフガニスタン緑の支援法」について語る犬塚直史議員
http://www.youtube.com/watch?v=BB9FzmQuhRw&feature=player_profilepage

犬塚直史さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ti_uneps4japan/e/ecc780c7dfe8a8c640990fe1b600706b

産油国でもない日本が、給油活動を続ける事は、素朴に「オカシイ」と私は思います。

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2009年11月、日刊工業新聞社

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