鳩山由紀夫フォトアルバム(5/7)by 蛭田有一
ところで今回、民主党の予想を超える圧勝で私の生活のリズムはすっかり狂ってしまった。民主党の勝利が予想された投票日の一ヶ月位前から、メディアの取材が入り始め、投票日の翌々日、9月1日からは連日、テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌などの取材依頼の電話が昼夜鳴り続きました。
メディアが訊ねてくる内容はほとんどが鳩山家の家族についてであった。宇宙人と言われる鳩山さんは本当はどんな人とか、へんてこりんな言動だと取りざたされる幸さんは日本のファーストレディーとして大丈夫か、幸さんは家の掃除をするのか、他に息子さんのこと、母親(安子氏)のことと殆んどがファミリーに関することばかり。家族の一員でも下男でもない私に分かるはずもない質問が次々飛んでくるのには閉口した。加えてメディアから鳩山氏の写真集の中の写真の使用要請が続き、連日写真の貸し出し雑務にも追われた。
写真集がこれほど社会に注目され、重宝がられるのは著者として望むところであったし、報われたという気持も正直ありました。ただメディア側の取材を受けて共通して感じるのは取材の対象が政治家鳩山由紀夫ではなく、私的鳩山家に集中したということでした。
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『鳩山由紀夫―蛭田有一フォト・インタビュー集』
2002年4月、求龍堂
蛭田有一オフィシャルHP
http://www.ne.jp/asahi/hiruta/photo/
コメント (3)
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投稿者: 《THE JOURNAL》編集部 | 2009年9月22日 15:48
蛭田様
「メディア側の取材を受けて共通して感じるのは取材の対象が政治家鳩山由紀夫ではなく、私的鳩山家に集中した」
この最後の言葉に、今のメディアの精神的貧困を思いました。
写真から浮かび上がるその人間の個性とか人格を感じようとするメディアはいるのでしょうか?
こういう姿勢しかないメディアですと、第2の沢田氏やキャパは我が国からは育たないでしょうね。
投稿者: 山中閉居 | 2009年9月22日 16:27
「ファースト・レディー」
日本の首相夫人がこれだけ注目されるのは久しぶりではないだろうか。安陪首相夫人も少し話題になったが、私の記憶ではこれだけの注目は佐藤首相夫人まで遡るように思う。米国政権を見ても、ファースト・レディーが目立った政権(クリントンやレーガンなど)ほど評価が高いように思える。
今回鳩山首相と各国首相との会談があいついでセットされている。結局、国内政治で国民から権力を付託された政権でないと相手にされないという、当り前のことを確認したわけだ。外交とは戦争の一手段だそうであるから、鳩山首相には戦場にいるつもりで日本の国益のため戦ってきて頂きたい。
それと同じくらい、幸夫人がどれだけ国際社会に受け入れられるかも注目だ。鳩山夫妻が従来の悪い日本のイメージ(主に人権問題での遅れ)回復に多大な貢献をしてくださることを期待している。
とかく日本のメディアは自分で評価せずに、海外で評価されたものをそのまま輸入してくるきらいがある。ならば、この機会に海外メディアの高い評価を得て、国際的にも国内的にも新政権が従来の政権とは違うということをしっかりアピールしていただきたい。
投稿者: BB | 2009年9月22日 16:31