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小沢落語:「剛腕・小沢」は≪公共財≫だ
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« 速報:民主党の新代表に鳩山由紀夫氏
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鳩山民主党は「小沢院政」批判に惑わされるな!——戦術的後退と戦略的前進 »

小沢落語:「剛腕・小沢」は≪公共財≫だ

二見伸明氏(誇り高き自由人、元衆議院議員)

「ご隠居。民主党の新しい顔が決まったね」

「顔じゃない、頭が決まったのだ。天下分け目の一戦で勝てば、日本国の将軍になる人を、顔で選ぶバカがいると思うか。どこかの美人コンテストとは違うのだ。言葉遣いに気をつけろ。だけど、二人とも、いい顔、していたな。しかし、問題はこれからじゃ」

「小沢大将の扱いですか」

「そうよ。勝敗の分かれ目は、新代表を先頭に、小沢を核にした総合力をつくれるかどうかだ。自民党には、手練手管に長けた、百戦錬磨の古強者がいる。それに太刀打ちできるのは、小沢だけ。大阪の陣で、豊臣が負けたのは、臆病で嫉妬深い重臣たちが、眞田幸村、後藤又兵衛など英雄、豪傑をソデにしたからだ。幕府軍が最も恐れているのは、一声上げれば、「おー」と応える三百万、五百万の仲間がいる『剛腕・小沢』だ。幕府は瓦版屋と紙芝居屋を、またぞろ、抱き込んで、「小沢追出し」の陰謀を企んでくると思う。いやな言葉だが、選挙とは権力闘争そのものなのだよ」

「ご隠居。瓦版屋や紙芝居屋は『反小沢』『親小沢』って、騒いでいて、朝に晩に『詰め腹切らされた小沢大将が院政を敷く』と言い触らしているよ」

「それは、幕府が流している、どす黒い噂話だ。人気凋落の麻生幕府が狙っていたのは、民主党のお家騒動さ。そのために、瓦版屋や紙芝居屋を嘘っぱちのネタと脅しで抱き込んでいるのだが、最近の民草(注:人民)は賢いから、お上の思うようにはいかないだろうけどな」

「でも、どうせ宣伝するなら、民主党も二十日間くらい、お披露目興行すればよかったのに」
 
「歌舞伎役者や噺家とは違うのだよ。プロ野球の監督がシーズン途中に辞任した場合、後任の監督を決めるのに、十日も二十日もかける球団があるか。そんなことをすりゃ、最下位まちがいなし。まして、明日にも宣戦布告されるかもしれないときに、のん気なことを言っていられるわけがない。しかも、顔も気質も知っている仲間から大将を選ぶんだから、その気になれば二、三日で決められるはずだ。日にちをかければ、敵の密偵に入り込まれるだけだろう」

「だけど、専業の議員さんがブツブツ不満を漏らしているらしいよ」

「どこの党にも、不満分子は居るさ。決まるまでは、なに言ってもかまないが、決まった以上、従うのが、民主主義ってやつのイロハじゃ」

 アメリカの高級週刊誌・「タイム」は、小沢一郎を「マーベリック」と評価した。(注:マーベリックとは、十九世紀後半のテキサスの開拓者、サミュエル・マーベリックに由来する。昨年のアメリカ大統領選では、共和党の候補でありながら、ブッシュ政権を批判するマケイン氏をマスコミは「政治改革者・マーベリック」と呼び、「マーベリック」という名が有名になった。いい意味での「異端者」のことをさす)。

 中国は一、二年後には日本を抜いて、アメリカに次ぐGDP世界第二位になるとの予測もある。小沢の外交路線は、日米、日中等距離外交、いわゆる、二等辺(あるいは、正三角形)外交である。これは米中超二大国に挟まれた日本の国際戦略を考えた外交理念だろう。クリントン国務長官との会談のやりとりや「第七艦隊」発言は、日本がアメリカのポチではなく、対等に話し合うことの出来る存在であることを示す、アメリカからの自立宣言だと思う。小沢は、中国の要人には「一党独裁は破綻する」と平然として苦言を呈する。タイムは、小沢の率いる日本は、「アメリカにとって、やっかいな仲間」と述べているが、まさに、「マーベリック」の面目躍如である。

 民主党の旗印「霞ヶ関改革」「年金の一元化、基礎年金の財源は消費税」「地方分権、補助金を一括して地方に交付」などは、新進党時代、小沢一郎のもとで議論し、小沢自由党の基本理念、政策になり、民主・自由合併で、新しい民主党の基本理念・政策に昇華したものである。国の在り方を抜本的に組み替える小沢構想は壮大すぎて、理解されず、猛反撃を受けた。にもかかわらず、ひたむきに、その実現を目指し、自由党時代には、自自連立をしたが、自民党に騙された。自由党が連立を離脱するとき、小渕恵三総理が「イッちゃんの『改革」』は良く判るし、イッちゃんと一緒にやりたい。しかし、自民党がそれを許さない」と語ったことが、私には忘れられない。
 
 小沢は「剛腕」である。それも決められたルールの中での剛腕であって、マスコミが言うような横紙破りではない。彼は国の根幹に関わるような議論は大好きである。元外務総括政務次官の東祥三氏が、かつて、小沢に安全保障問題で論戦を挑んだことがある。小沢の論理は理路整然としていて「名人が豪刀を振りかぶる、ド迫力があった」と、東は語っている。若手政治家は小沢に、胸を借りるつもりで論戦を挑み、政治家としての力量を養うといい。

 2004年、民由合併直後の参院選のとき、小沢は無冠の一議員として、山間僻地、過疎中の過疎の大分県千歳村でビールケースに乗って応援演説をした。目撃した私の友人は「ヒトが五百人ほど、地から湧いてきた」と言った。訥々とした岩手弁が心に沁みたそうである。

 パフォーマンスは心に残らない。政治家は、演説の「技術」を身につける前に、心に残る真実の叫びを心がけるべきだ。

 小沢ほどポストに執着しない政治家はいない。民主党内の反小沢派は「政権交代こそ我が生命」を額面どおり受けとめる度量をもつべきだ。

 私は、小沢を、「古く腐ったものを壊し、新しいものを創る」ための≪公共財≫だと思っている。「改革」が出来なければ、政権交代が実現しても、意味がない。

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コメント (20)

さすがに二見さんは、小沢氏の影響を身辺で受けた政治家の臭いが新鮮に臭って来ますね。私も以前小沢氏に関する事を書いた事がありますが、仰る通りで御座います。小沢氏は演説が下手だとマスコミでも評価が悪いですが、東北人は口が重いと言われます。しかし小沢氏の演説は胸に突き刺す響きが有りますね。先日の辞任会見も小沢氏の拙なる想いを感じます。検察によって小沢氏の毎日は小沢氏の性格を考えますと、心痛大きいはずですが、明るく振舞えと党首になってから言われた周りの言葉を守っていた。マスコミは涙を流せば批判し、ニコニコすれば批判し、しかし昔佐藤栄作辞任会見で新聞記者はウソ書くから出て行けと追い出しました。が小沢氏は嫌われる、また偏向報道しているマスコミを一度も責めずに、原稿にして淡々と読み上げました。これはかなりの感情を抑えたものだと思います。そんな想いを無視した日本テレビの記者の質問に一瞬感情的に成りそうだけど押さえました。いまのマスコミこそ人情を察する事が出来ない。これからも小沢氏の強さをマスコミは砕き続けるでしょう。マスコミは自民党に乗せられ議員辞職まで追い込む報道を続けるでしょう。この国のもっとも国民を思う力のある政治家を自民党は潰したい、官僚もしかり。マスコミの責任は重大です。国民には自由に選ぶ権利があります。清き1票を自民党の手管に手をかして、この平等な1票を奪ってはいけません。国政は国民の総意を持って動かものです。官僚の利権維持にマスコミが手を貸すのは悪です。中立独立のマスコミであってこそお金を払って購読したり視聴(NHK)するのですから。

<二見様>
小沢さんは公共財ですか。なるほど、です。しかし、素晴らしい公共財が目の前にあるのだから、手放してはいけない。という当たり前の考えがどうして民主党のオバカな議員には判らないのだろう。
歯痒くてしかたない。敵に廻したらこれ程、恐ろしい男はいないし、味方につければこんなに頼もしい男はいない。それが小沢さんでしょ。いい年した大人なんだから、いい加減、「政治文化を変えたい」なんて、空中遊泳してるみたいなフワフワした言葉に酔っている彼らに喝を入れる方法はないものだろうか。
しかも、小沢氏に反論があるなら党内で堂々といえばいいのに、テレビカメラの前で語ったり、月刊誌に寄稿して文句をいう。ウジウジと卑怯で女の腐ったような奴ら。私は女だが、たとえ腐っても今どきの女は、そこまで卑怯じゃない。

パンチの効いた小噺でございます。
もっと政治を知りたい・・・民主と自民の間に政策の違いは殆どないと言う。
違いがないと言うのにどうして別々の政党として存在するのだろうか。
烏合の衆、単なる好みの問題でしょうか。
独立する政党政治が米国では民主党と共和党と上院・下院に棲み分けしている。
翻って日本は官主主義と言われながら?多数の政党が混在している。
思想信条が保障されているので一向に構わないいが政権交代のための二者択一を
迫られるといずれの政党がいいのか馬鹿なのか少々判断にまごつきます。

民主中心のすり合せの野党の政策は民主党が幹事役でオブザーバーに
国民・社会が飛び入り参加するようだ。共産は極まれな非常勤でしょうか?
多数党の寄り合い所帯は住み辛いと言いますが・・・
自民党は温室育ちの馬鹿な世襲議員が蔓延しながらそれなりの頭数を
キープしております。付録にしか見えない公明党が必要以上に張り切るので、
多人数の自民党がいつの間にか不・公明な外野お邪魔党に、政策をかじられつつ
少人数に牛耳られて翻弄されているような印象があります。
キャスティングボードなどとハイカラに表現するが妙にソウ教?団体に
日本の政治が横やりを入れられているようです。
自公政権と言いますがグローバルの時代、対外的な日本国の主体的な政策論が見えず
長年に渡り政権にしがみ付いた悪しき腹芸のテイクアンドテイクの不謹慎な金権
馴れ合い政治でしょう。権益の甘味を知った居座る為の談合政治にしか見えません。

といろいろ考えましたが・・・国民のためには、日本国のためには
政権交代は必要です。国民にとって見えるもの、感じるもの全てに今政治は鮮度を
失っています。新しいものに置き換えないと腐ってしまいます。
既に朽ちているかも知れません。
アイは?まだ間に合っています。政権交代が必要です。
話題はずれますが >説明責任 傀儡政権 院政 日本語のいやらしさが
如実にでています。誰が使い始めメディヤが喧伝に走ったのだろうか。
猫も杓子も使い始める・・・・
自民の多額の企業献金を受けている厚顔無恥の自民議員輩の腐れた喜びの
言い逃れコメントを網羅してみたい。
ア・ホウにではなくて法に則ってチョメチョメは聞き飽きた。
大衆迎合主義、ポピュリズム、政治は面相でもなく歌舞伎政治ではありません。
地方に、社会の底辺に行き渡るきめの細かい政策政治を渇望いたします。
取り敢えず、ではなくて取り急ぎ、民主党に躍進しいて欲しいです。

 公共財・・・本当ですね。
本日の愛川欣哉氏のパックインジャーナル(民主党の党首選の前に朝日ニュースターで放送)の再放送を見ましたが、シビレました。The Journalの中でも共感できるコメントが沢山ありますが、いつもイライラ感が残ります。しかしパックインジャーナルのコメンテイターのコメントは本当に小気味良い。今日の元通産官僚の石川氏のお話などを聞くと小沢氏が如何に貴重な「公共財」であることがよくわかりました。また愛川欣哉氏はいつも言って欲しいことを言ってくれるので1週間に1度のお楽しみです。 2時間の長い番組なのでアップするのは難しいと思いますが、もっと広がると良いですが。
なお番組の中で「ネットの世論は若いヒトからが多い」と三反園氏が言っていましたが、本当にそうでしょうか?ちなみに私は50台です。

二見様 私の小沢一郎感とピタリです,今回の辞任には歯噛みする思いです、しかし小沢一郎は必ず国民が必要とします時間の問題です、私は今回の小沢バッシングでいろいろのことを勉強しましたし考えさせられました、私だけではなく多くの国民が感じていると確信しています、私は小沢一郎をこれからも応援します、そして小沢総理でなければ日本は変えれませんし、変わることもないと思います。公共財まったくそのとうりです。

ブログより転載してみました。

小沢一郎が、

ここまで徹底的にメディアに叩かれているもとは、

竹下元首相の指示で、1996年に三宝会という秘密組織 がつくられ、

新聞、テレビ、週刊誌、政治家、官僚、評論家が集まり、

その中で、自民党にとって最大の脅威だった小沢一郎を、

メディアの力で抹殺する作戦が行われたためであるということだ。

会員名簿の中には、例のTBSの7時台のニュース番組の

キャスターをやっている後藤謙次の名前も世話人としてある。

2004年に政界引退の意志を固めたときの

小沢一郎氏とのやりとりである。

---

年末年始に私は、小沢一郎が「日本一新」の改革を民主党の

中で実現するためには、どういう方策をとればよいか、

真剣に考え抜き、平成16年(2004)1月5日に、

小沢邸で約二時間、二人で徹底して議論した。

出馬辞退を思い直すよう説得する小沢一郎に、私は本音で話した。


「現在の民主党は、自分のことしか考えない人たちが多い。

 自由党を解党した意味が失われています。

 仮に私が当選しても、小沢の諜報役の異端議員として

 トラブルメーカーになるだけです。

 小沢自由党は解党しても、『日本一新』の実現は必要です。

 このままだと永田町の『日本一新』にすぎません。

 それでは日本は変わりません。


 日本国民の『日本一新』にしなければ、小沢構想は生きません。

 国会議員のバッジをつけたままなら、誰も耳を傾けないほど

 国民は政治離れをしています。

 それに国会の外で小沢構想を理解する有識者は少なく、

 メディアの多くも反小沢です。

 

 私は辻立ちをやってでも、永田町でどんな馬鹿な政治を

 やっているのか、これでよいのか、国民市民に訴えたい。

 『市民による日本一新の会』をつくります。

 国会議員という立場を捨てます。

 『得るは捨つるにあり』を、もう一度、実行します。」

 すると、

「わかった。僕も議員を辞めて国民に訴える」

と、とんでもないことを言う。

「これは分業です。辛いでしょうが貴方には国会議員を続けて

 もらいたい。小沢一郎が平成五年六月に自民党を出て、

 真の改革を標榜してきたが、これまで同じやり方の

 繰り返しだった。

 今日ほど国会が国民から無視された時代はない。
 もはや内部からだけの改革は無理です。

 私は小沢構想を国民市民の立場で主張します」

と説明して、快く理解してもらった。

----


つまり、平野氏は舞台を国会から論壇の場に移して、

いまだに戦っているのである。

二見さん、お久しぶりです。今はすっかり自由人だそうで、これからも本サイトにどんどん寄稿して下さい。

思い返せば、94年12月に公明党が新進党に合流した時に、公明党は終わっていた。あの時、創価学会には「もう公明党は要らない」という判断があったと思います。だから、97年12月に新進党が解党され翌98年1月に自由党が結成された時に二見さんらがそれに参加し、同年11月に公明党が復活した際にも二見さんはじめ権藤恒夫、東祥三の3人が公明党に戻らずに自由党に残留して小沢への忠誠を貫いたのは正しかった。その後の公明党は何のための存在かも分からなくなって、この10年間、ただ自民党の官僚屈従政治の延命装置の役目を果たしてきただけでした。

おとなしく公明党に戻っていれば、代表にまで上り詰める道もあったかもしれないのに、身の安泰を顧みず政治改革の大義についた二見さんらの姿勢を、当時私が大いに評価していたことを、たぶん覚えて頂いていると思います。政権交代目前、本サイトを通じての言論に是非ともご参加下さい。

ところで東さんはまだ民主党の東京15区衆院候補者として頑張っておられるのですね。小沢の安保論を理論面から支えたのは東さんでした。自民現職の木村勉がなかなか強いのに加えて、故柿沢弘治元外相の長男で元民主党東京都議の柿沢未途が「渡辺喜美新党」から出馬することになり、民主票が割れかねない大変な選挙になりそうですが、鳩山政権に必要な人材ですので、是非浮上してきて貰いたいものです。

面白く含蓄のある内容を拝読しました。小沢さんは公共財であり又民主党の知恵袋である事を再認識しました。さしずめ小沢さんは政治に長けた弁慶、鳩山さんは牛若丸として今後を乗り切るのでしょうか。岩手の鈍牛の「田舎なればよぉー」と南部牛追い唄を聞いてみたいものです。

勤務医A様

「パックインジャーナル」は十年ほどかかさず観ている番組です。
愛川氏の「政権交代熱望番組」といってもいいかと思います。あなたがご覧になったのは再放送ではないと思いますが・・・。余計なお世話ですが、土曜日午前11時からが生放送、夜7時から(ほか何度もあり)が再放送です。
三反園さんの発言、ちょっと違いますよね。私も50歳代ですから。

 暢朗さん

 枢要な語句が落ちていますので、僭越ですが加筆しました。悪しからず・・・。

キャスターをやっている後藤謙次の名前も世話人としてある。

『平野貞夫が』2004年に政界引退の意志を固めたときの小沢一郎氏とのやりとりである。『』内加筆

<勤務医A様、うらわっ子様>
私もパックイン欠かさず(朝日新聞元社会部の田岡氏が出席した時を除き)観てます。ちなみに私も50代です。
それにしても愛川さんがインターネット政治サイトが好きとは...。このサイトも観ていてくれたらウレシイのですが...。
三田園さんはインターネット=若い人しか使えないはず、という安易な前提かとおもわれます。

em5467-2様は女性でしたか。私もです。私は今後の日本政治が蘇るかどうか、は女性たちが政治的に覚醒するか、も大きいと考えています。今回の小沢騒動で、マスコミはネガキャンの嵐でしたが、それに耐え抜いた小沢さんは、稀有な男性です。今は否定的な見方も多いですが、今にこれが180度変わりますよ。ただ、小沢さんがなくなってから英雄にされても困るので、私は身近な女性たちを、小沢ファンは無理でも、せめてニュートラルにするよう頑張っています。そういう意味で、二見さんの投稿はありがたいです。今後ともよろしくお願いします。

二見さま

今回の小沢一郎公設第一秘書の逮捕起訴事件による小沢代表の辞任を見て1995年96年の政治状況を思い返しています。創価学会の一地区部長としては、公明党が一部解党して新進党へ参加したことは、学会員の政党支持の自由と公明党出身の政治家の政党支持の自由を両方ともかなえる英断だと考えていました。
94年に結党した新進党への国民の期待は大きく、95年の参議院選挙の比例区で新進党は自民党を上回る得票を得、次の衆議院選挙では選挙による政権交代かと思わせるムードがありました。この流れをどうしても変えたい自民党は標的を創価学会に向け、オウム真理教対策に名を借りた宗教法人法改正によって創価学会攻撃を開始しました。その時池田名誉会長の国会証人喚問要求を阻止したピケの先頭に立ったのは小沢一郎でした。翌96年の衆議院選挙では、自民党は選挙ポスターに「ひとつの宗教団体による政治支配をあなたは支持しますか」というデマを掲げる破廉恥な行動にでました。新進党は有効な反撃を打てずに敗れました。その後、創価学会公明党は新進党解党後、自民党との連立に動きます。98年の参議院選挙の応援に来た太田昭宏氏に私は自公連立について質問をしました。彼はこう言った。「自民党は創価学会を殺し屋と思ったから、学会を殺しにかかった。今は引くしかない。私は中道左派だから戦いたいが今はその時ではない。」
政権交代は戦場。一番の急所を相手はついてきます。新進党の急所は創価学会、今回の急所は小沢一郎でした。

歴史は繰り返す。過去を忘れないことが勇気だ。

説明責任とは何か。
本来は会計責任と言う意味なのだが、最近では政治や行政などの情報開示にたいする説明責任としてやたらに求めらる。もともと日本には責任をとって自殺したり辞職したりしてしまうレスポンシビリティ(自己責任・行動責任)があっても、政治的行政的説明をしようとするアカウンタビリティ(対外的な説明責任)などない国である。だから、そもそも説明責任を日本の政治家に期待するのは無理なのだ。仮に、何かを政治家が説明したところで、誰も納得しないしマスコミも納得しない。それは、日本人は説明するための準備をもって行動しているのではなく、説明ができないから行動しているのである。私はなにも反西洋崇拝・反西洋蔑視ではないが、日本は経済的打算と安全保障でアメリカに従属してきたが、この半世紀のアメリカニズムの弊害を身をもって味わった。これからは、各国の歴史的習慣や習俗伝統を大切にし、独断専行のアメリカから少し離れ、ヨーロッパには日本と同じく共同体に配慮したり物事を多面的に考える習慣が残っているからヨーロッパと連絡する。アジアに近づき、(小沢さんの言う)国連を中心としつつ、愛のある福祉国家日本(医療・教育の無料化)に少しづつ帰還することのが望ましい。

小沢が「対米」と「対中」を非ゼロサムで捉えているのは、「部分最適の総和より全体最適」という政治家的資質の現れだと思います。
そういう観点で「国益」と「世界益」を考えれば、小沢の国際貢献論が分かり易くなるのでは?
小沢は日本の首相より、米国の大統領の方に向いているような気がします。

二見様 含蓄深い論説ありがとうございます。
人は言葉だけでも生きていける生き物だと、改めて感じ入っています。

私は武道を子供たちに教える立場の人間ですが、
私がもっとも大事にしているのは「生きる力=エネルギー」の実感化です。

「頭」でなく「心」でもなく、「気」。それがないと人間は、人間社会(日本)は、
失速し瓦解すると私は危惧しています。

小沢には「気迫」がありました。
また鳩山の街頭演説に実際に触れ、それまでの「鳩山には『パワー』がない」との認識が覆されました。
人は変わるものですね。

民主党には「頭=論理/政策」だけでなく、
国民の目線に成りきり、「生き抜く力、生き残る力」を醸成してくれるような
気迫溢れる顔つきを見せてもらいたいと思います。

二見様、
「公共財」とは正に言い得て妙です。切り口の小噺そのものの出来はイマイチ(失礼!)ですが、あんまりギスギスしないでじんわり行こうよって、大人の感覚、好きだなぁ。
「歌舞伎役者や噺家とは違うのだよ。プロ野球の監督が…」以下の比喩はお見事!マスメディアに対する皮肉一杯!そもそも「誰が首相にふさわしいと思いますか?」なんて世論調査の項目設定のイイカゲンサ(前にこのサイトでどなたかが鋭くご指摘なさっていました)の本質をついています。日本は大統領制ではないんですからねぇ。

私はこのサイトから教えられることがいっぱいあります。知らなかったこと…忘れていたこと…< 元地区部長>様はじめ皆様に感謝致します。

七誌様。
いつも貴兄の論説のシャープな切れ味には驚かされていますが”小沢が「対米」と「対中」を非ゼロサムで捉えているのは、「部分最適の総和より全体最適」という政治家的資質の現れだと思います。”というご説、なんとなくそうであろうなぁ…とは思いますが、もう少し解りやすく解析頂けると嬉しいです。

最後に、「三田園何某氏」については、あれですよ、二見様に倣えば「油紙に火・油紙に水」男…
ペラペラしゃべるだけで人の言うことはナーンニモ聞いてない…社内出世願望だけのスーダラタイプ。例えば「山本一太氏」が典型的な例。

暢朗さん
「三宝会」に寄生していた腐敗記者たちの名前を教えてください。
後藤謙次は問題外にヒドいですが、それ以外に時事やTBSにも小遣い稼ぎをしていた人々がいたでしょう。

暢朗さん
三宝会のこと検索してみたら出ていました。10年程前にどなたかがUPしているもので、法人会員企業名簿が載っています。
要は、年1,2回集まりマスコミを政・財界側に取り込もうというもの。企業側の思惑は当然ともとれるが、マスコミ会員はどのような判断でここに参加したのか、ジャーナリストとしてこれを問われることになるのでは―と書いてあります。びっくりです、

部分最適と全体最適の話はよく経済学などで論じられることで、「合成の誤謬」などといわれるものです。個々の最適の積み上げが全体にとっての最適には必ずしもならないということで、例えば経済不況から家計を守るため個人が消費を控えて節約するのは各家庭にとってはよいことですが、マクロ経済でみるとデフレとなってしまい各個人の所得が減ったり、失業が増えて負のスパイラルに陥ってしまうような状態です。非ゼロサムのゲーム理論では「囚人のジレンマ」などが有名です。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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