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『朝日ジャーナル』が怒りの復活!
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『朝日ジャーナル』が怒りの復活!

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朝日ジャーナル(週刊朝日緊急増刊) 定価:490円(税込)
発売日:2009年4月14日

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 60〜70年代にかけ、若者を中心に支持を集めた超硬派週刊誌『朝日ジャーナル』が、週刊朝日の臨時増刊として「怒りの復活」をする。
 
 復刊号では格差や貧困などの日本を取り巻く問題を取り上げ、鶴見俊輔、柄谷行人、堀江貴文、赤木智弘など多彩なメンバーが評論を展開しているのが特徴だ。
 
 『論座』や『諸君』が休刊に追い込まれるなど、オピニオン誌をめぐる環境は年々厳しさを増すばかりだが、復刊計画を推進した山口一臣週刊朝日編集長は「売れ行き次第では定期化も考えている」という。
 
 ビジネスハウツー本のような軽い内容の本ばかりが売れ行きの中心である現在の出版業界で、社会問題を正面から掘り下げる『朝日ジャーナル』がどこまで売り上げを伸ばすことができるのか。豪華執筆陣による内容とともに、出版業界の将来を占う復刊企画として注目されている。

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山口一臣氏(週刊朝日編集長)
「この国への強い危機感 『知的虚栄心』と『知の復権』を」
─朝日ジャーナル 創刊50年怒りの復活号の巻頭コラムより─

「朝日ジャーナル」(1959年3月創刊、92年5月休刊)の復刊計画は当初、ほんの2、3人の飲み屋話から生まれた。

 ただでさえ入手不足の週刊朝日編集部を母体に通常の業務をこなしながら、さらに別の雑誌をつくろうという、いまから思えばあまりに無謀なことだった。

 実際の作業では「言いだしっペ」のデスクを先頭に、「ジャーナル」を知らない世代の若い記者たちが率先して動いてくれた。だが、校了が近づくにつれ、「右手に『ジャーナル』、左手に「マガジン』」ならぬ、「右手に『ジャーナル』、左手に『週刊朝日』のゲラ」を持って、関係者が部内を駆けずり回るはめとなった。

 そうまでして「『ジャーナル』を復刊させたい」と思った理由は何かといえば、(ちょっと偉そうに聞こえるが)この国への強い危機感だ。

 政治の機能不全、官僚や経営者の利己主義はもはや話にならないところまできている。年金崩壊、貧困、格差、非正規雇用の激増など、近年顕在化した問題は、この国の社会システムが崩壊していることを示している。

 そして何よりも見過ごせないのは、就職や内定取り消しなどで受難が続く若者たちが、この国の将来に「希望」を見いだせないことである。「展望のない国に、希望を持てない若者たち」。この国はいったいどこへ行こうとしているのか。いまこの時代に「ジャーナル」があったら、どんな論陣を張っていただろう。そんな思いが日に日に強くなっていった。

 この復刊号には、「今の日本を、将来の日本を、もう一度じっくり考えてみませんか?」との思いが込められている。日本が極端な「カネ至上主義」に陥る一方で、人が根源的に備えていなければならない徳目などの価値を無視し、否定し続け、人を単なるモノとして扱ってこなかったか。未曽有の経済危機に見舞われているいまだからこそ、立ち止まって考えてみるチャンスではないか。

 世間では、「成功者」によるノウハウ本、ポジティブシンキング本がよく読まれ、「手っ取り早いわかりやすさ」が求められる風潮がある。確かに「わかりやすさ」は大切だが、世の中はそんなに単純ではない。むしろ複雑でややこしいことばかりだ。そのややこしさの海を泳ぎ切るのに必要な「何か」が欠けてはいまいか。それはいったい何なのか。

 実は、「朝日ジャーナル」の復刊を企てたのは今回が初めてではない。2007 年3月16日号の「週刊朝日」で、綴じ込みのブック・イン・ブックという形で24ページだけの「ジャーナル」をつくった。そこに収録した対談で、元編集長の筑紫哲也さんが評論家の宮崎哲弥さんを相手に、「昔は自分の知的虚栄心を満たすためにジャーナルを持っていた学生もいました」と語っていた。筑紫さんが強調した「知的虚栄心」という言葉が印象深く耳に残っている。

「知的虚栄心」を満たすための雑誌ーーそんなものがいまの時代に売れるのかどうかはわからない。ただ、この復刊号が「知の復権」を目指し、将来を考えるうえでの「羅針盤」の一つになればいいという願いで生まれたことは間違いない。

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» 朝日ジャーナル 週刊朝日緊急増刊発売 送信元 政治,経済,社会ニュース
若い頃よく読んだ週刊誌が臨時増刊として「怒りの復活」とか。 当時は単なるスタイルだけで読んでいましたが、今なら深読み出来そう。 あの堀江貴文氏の名前も... [詳しくはこちら]

コメント (14)

もう1つ、講談社の月刊『現代』も昨年廃刊になって、それを弔って3月末に「現代と私たち」という月刊誌スタイルの冊子が出た。「雑誌ジャーナリズムに未来はあるのか」というテーマで、同誌の主な執筆陣だった69人が論を寄せている。その中で、本サイトのブロガーの二木啓孝も寄稿しているので、ぜひ彼にもこれについてコメントしてもらいましょう。

我が親愛なる高野様。
貴兄の諸々のご努力とご配慮、頭が下がる思いです。
私は山口編集長氏に対してイロイロと感じるままに好き勝手言わせた頂きましたが、そのことは今でも変わりはありません。
でもでもねーぇって、「こはるちゃん」様の文体をお借りすれば、ナントカお互いにヤリクリしていきましょうよ、先は長いんだから…。こんなところでよろしいんでしょか、「こはるちゃん」様?

知は手段でしかないのに目的となりがちです。カネも知も手段、では、生きる意味とはなんでしょう。

「現代の眼」は買ってたけど、ジャーナルは読んだことなかった。
でも「怒りの復活」というキャッチに痺れた。

今から買ってきて味わってみます。週朝と同じように。

昨日買いに行ったら売り切れてました。

<山口氏の怒りに同感です>
薄々ですが、朝日ニュースターでの山口氏の言葉の端々から、ジャーナリズム、中でも所属するA社への怒りを抱いていらっしゃる事は感じていました。
朝日ジャーナル復活いいじゃないですか!
ぜひ、ゴリゴリした往年のジャーナリズム魂にあふれた雑誌にしてください。
山口氏は、西松問題に関して、先週の朝日ニュースター「やまちゃんのジャーナルしちゃうぞ」内で、郷原氏に山崎氏(山口氏は付き添い)が質問するカタチで、検察の異常なやり方をやさしく、判りやすく伝えていましたね。
(A社に配慮して所々に堀田力氏のインタビューを挟みながらも、あくまでもメインは、郷原氏へのインタビューによる構成)
中々工夫の後が見え、少し感動しました。山口さん、親会社に逆らう言動、あまりムリをしないようにね。
山口さんや川村さんなど、今回の検察のやり方に異を唱える良心的なジャーナリストがいなくなると、いよいよ日本の民主主義も終わってしまいます。それにしても、彼らをメインストリームから、系列会社へ飛ばし、曽○○のように、麻生の論文の代筆をしちゃうようなヤツを論説委員にするA社は救いようがないですね。
業界再編の話も進んでいるようですので、その内、Y新聞に飲み込まれるかもしれませんね。

長年購読してきた朝日新聞の購読をやめることに決めた。危機感がなく、真の言論魂のある記者がまったく見当らなくなってしまっている。 冗長な記事ばかりで、一般国民の関心と市民的な視点が、すでに微塵もなく、言論的な主導性も既に失われてしまっている。これは、経営者や主筆のトップの責任である。 やがて、購読者は減少していくことであろう。
 そのなかで、朝日ジャーナルが復刊されることに大いに、期待したい。反骨魂の言論を早く拝見してみたい。


やっと買えた!3軒目の本屋で、最後の1冊だった。
最初の感想は、「なっ、なつかしい~。」高校生の時、はじめておこづかいで買った朝日ジャーナルは、アカデミックな香りにあふれ、1ぺーじ目から難解で、使われている言葉すらチンプンカンプン。用語を調べるため、図書室に駆け込んだ事を覚えています。(今でも知的レベルは変わらないので、だいぶ難解で読み解くのに苦労あり)
でも、これがいいんですよね。読めない奴は読まなくていい!っていうスタンス。
私の実感では売り切れ続出なので、定期刊行(せめて年4回とか)になればいいんですけどね。
山口さん、今週の週刊朝日もよかったですよ。後付けの目立たないページに、イギリスの議員の不当逮捕に関して、与野党一丸となり司法と戦ったお話・・・翻って日本は、どうだろう。小沢代表の秘書逮捕に対して、何ら反応しないメディアや国会について書かれていました。朝日ジャーナル臨増号とともに進行した週刊朝日、さぞ多忙であったと思いますが、今後も日本のジャーナリズムの為、民主主義の為によろしくおねがいします。

朝ジャ読みました。

柄谷行人氏はさすが。見田宗介氏の分析も読みごたえがありました。
あと若い平野さんの見方にも、こんな表現があるのかとかつ目。

赤木智弘さんに、私も若い頃、銀座でニコニコと笑ってる連中を片っぱしから殺したかった思いが蘇りました。
なんでこの時代、お前らは笑えるのかと。

社会人は問題外。大学生は怖くない。中高生のみ恐怖だった時代が懐かしい。

若い狂気に期待します。

いまだに「朝日○○、○○朝日」なんてもんがあることが信じられんよ。
北朝を「平和の楽園」と絶賛し、ソ連の「条約違反参戦」を正当化し、中共の「プロパガンダ」を垂れ流し、ありもしない事実を裏も取らずあおり続け、大火事にした。
靖国参拝も(従軍)慰安婦も歴史教科書も全てあんたらの捏造が原因では無かったか。。。
事実がわかってもダンマリ決め込んで、「訂正」も「謝罪」もしないからマスメディアのモラルも地に落ちたんでしょう。
好きなんですよね「偽写真」とか「嘘つき」が、まずは自省しなさい!他批判はそれからです。

>右手に『ジャーナル』、左手に「マガジン』」

山口編集長
このフレーズ懐かしいですね

小沢氏秘書逮捕後暫くしてからの編集長の怒りは本物のようですね

以前は批判コメントを書いていましたが少しずつ見尚してきておりましたが口幅ったいですが今回のブログで認めさせていただこうと
感じております

懐かしい「朝日ジャーナル」今回は旅行中のため発売も知らず買えませんでしたが次回購入いたします

しかしながら以前ブック・イン・ブックにて対談されたという"評論家の宮崎哲弥さん"はご勘弁いただきたいのですが


3回めの増刷が決定したとの報を受け、大変うれしく思います。10万冊突破の勢いだそうで、良かったですね。
定期刊行も夢ではありませんね。
ご苦労さまでした。

今週号の週朝もよかったですよ。
上杉氏の署名原稿、民主党は今こそ一丸となり、法務省と戦う姿勢を見せよ。そうすれば、来る総選挙で過半数の突破もできるのではないか・・・。
昨日の渡辺 恒三議員の発言を聞くにつれ、夢もの語ですけど・・・。
最近、民主党支持者の真の敵は民主党議員なのではないかと、思うに至りました。

<編集長ダメダメじゃないですよ>
週朝ゴールデンウィーク号、すごいです。
タイトル『続・検察の劣化 徹底検証小沢秘書逮捕とマスコミ』朝ジャの刊行といい絶好調ですね!
ありがとう。

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