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鈴木亘:厚労省組織改革で繰り出された「霞ヶ関忍法」

■明後日の方向を向く最終報告書

 相次ぐ厚労省や社保庁の失政・不祥事を受けて、厚労省の抜本的組織改革を話し合うべく、鳴り物入りで始まったはずの「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」であったが、何をしているのか国民によく分からないまま、3月末に最終報告書を提出し、いつのまにやら消滅してしまった。

 懇談会の最終報告書を報じた各報道の扱いは小さかったが、報告書を読むと、

1)局間のセクショナリズムを改善するための横断的統括部門(政策推進会議)の設置、
2)少子化対策部門の組織上の格上げ(少子化対策統括本部の設置)、
3)年金記録問題の早期解決のため人員・経費の増強、
4)非正規労働者対策の担当部を整備、
 
 といった内容が提言されている。

 報告書の内容自体は、いちいち「ごもっとも」といわざるを得ない内容であるが、私の正直な感想は、「アレアレ?、そもそも、そんなことを話し合うための懇談会だったっけ?」というものである。

>>続きは「THE JOURNAL×Infoseek」で

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コメント (2)

「注!国家的オレオレ」

(夏目漱石『漱石文芸論集』岩波文庫)より

「ただもう一つご注意までに申し上げて置きたいのは、国家的道徳というものは個人的道徳に比べると、ずっと段の低いもののように見える事です。元来国と国とは辞令はいくら八釜(やかま)しくっても、徳義心はそんなにありゃしません。詐欺をやる、誤魔化しをやる、ペテンに掛ける、滅茶苦茶なものであります。だから国家を標準とする以上、国家を一団とみる以上、よほど低級な道徳に甘んじて平気でいなければならないのに、個人主義の基礎から考えると、それが大変高くなってくるのですから考えなければなりません。だから国家の平穏な時には、徳義心の高い個人主義にやはり重きを置く方が、私にはどうしても当然のように思われます。」

漱石さんに敢えて一言申し上げれば、平穏時でも有事とされる状況にあっても、等しく「考えなければなりません」ね。

えっ、そんな報告書出てたんですか?(私は今のところ最もマシだと思ってる東京新聞の購読者ですが、記事が小さすぎたのか私が見落としたのか解りませんが…鈴木様のブログを拝読するまで知りませんでした。感謝と同時に不明を恥じます。)
…でしょう?っていうのも変な言い方ですが、官僚なんてこんなモンなんですよ。何の自責の念も、前記 akasaka 様の仰る低級な道徳心の欠片すらない、懲りない面々なのです。わたくしなりに捕捉させて頂くと、今の中央集権的な官僚制度は百害あって一利無し…役立たずの前世紀の遺物です。合わせて、行政官・政府のシンクタンクとしての官僚の皆様お一人お一人の才能と能力にも首を傾げざるを得ない体たらく。今でも官僚の方々の能力を少なからず評価する向きもあるようですが、彼等は、特にキャリアと称される人ほど専門知識に疎く、知っていることと言えば「六法全書」と「前例」だけ、あとは、受け売りか一夜漬けの浅薄な情報なのです。貴兄のような在野の専門家に比べれば、はるかに低いレべルの狐狸のエクスパートなのです。
ひと月程前でしたか、農水省が例の汚染米の事件を受けて、内部主導の「組織改革案」なるものを発表した時も、その無内容振り・能天気振りに思わず笑っちまったのですが、この厚生労働省のは、もっとタチの悪い開き直り。「霞ヶ関忍法」とは言い得て妙ですが、舛添氏や石破氏は今頃何をやってんでしょうねぇ?大見得を切った割にはシリスボミもいいとこ…ケツの穴が小さいか(失礼!)官僚に足元見られてるんじゃぁないのかな?
最後に蛇足ですが、 akasaka 様が取り上げていらっしゃる夏目漱石は、福沢諭吉同様、日本で初めて「近代的自我意識=私」に目覚め、当時の国体や世間と苦闘しつつ優れた作品を残した、当時としてはかなり風変りで偏屈なおっさんだったと尊敬しております。

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