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政府・マスコミ一体のテポドン大騒動のお粗末——「発射」誤報2回で日本の信用はガタ落ちに

takanoron.png 北朝鮮は5日11時30分頃、「人工衛星打ち上げ」用と称するロケットを打ち上げた。まだ正確な追跡データは公になっていないが、ロケットは、ほぼ事前予告通り、37分頃に秋田県の西の沖約280キロに第1段目を落下させた後、第2段目が39分頃に東北地方上空を通過、48分を過ぎて岩手県の東の沖2100キロ以上の太平洋に落下したものと見られる。第2段目の先端に本当に試験用通信衛星が装着され、実際に発射されたかどうかは今のところ不明である。

●ロケットかミサイルか

 同日夕の朝鮮中央通信は、「3段式の運搬ロケット『銀河2号』で人工衛星『光明星2号』を軌道に進入させることに成功した」として、要旨、(1)銀河2号は5日午前11時20分、咸鏡北道花台郡の東海衛星発射場で打ち上げられ、9分2秒後に光明星2号を軌道に正確に進入させた。(2)光明星2号は40.6度の軌道傾斜角で、地球から最短で490キロ、最長で1426キロの楕円軌道を1時間44分12秒の周期で周回している。(3)光明星2号からは「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」の旋律と観測データが470メガヘルツで電送されており、UHF周波数帯で中継されている——などと発表した。ロシア外務省筋は「周回軌道に乗った人工衛星を確認した」と語ったが、これは公式発言ではない。

 他方、同じく同日夕に米加合同の北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と米北方軍司令部は、北ロケットの「第1段目は日本海に落下し、残りの部分は先端部も含めて太平洋に落ちた」と発表、何も衛星軌道に入らず人工衛星打ち上げは失敗だったとの判断を明らかにした。またこの発射は「北米やハワイに対する脅威ではない」と判断し、ミサイル防衛による迎撃などの対応措置は取らなかったことを明らかにした。

 北は衛星が軌道に乗ったと主張するが、米国は打ち上げ失敗と断定するというのは、98年8月のテポドン1号による「人工衛星打ち上げ」の時の図式と全く同じである。米国でさえ捕捉できないものを他の誰かが捕捉できる訳もなく、北が強がりを言っているだけである可能性は高いが、それはともかく、日本にとって最大の懸念であった、本体もしくはその一部が日本領土に落下するといった事故もなく、従ってそれをはたき落とすための海上・陸上のミサイルが発射されることもなく終わったのは何よりだった。

 発射の瞬間、私はちょうど「サンデー・プロジェクト」出演中で、しかもこの日の番組はこの問題1本で、中川昭一前財務相(事件後TV初出演)、民主党の前原誠司副代表、田中均元外務審議官、田岡俊次=軍事ジャーナリスト、森本敏夫拓殖大学教授らをゲストに迎えた討論の最中というタイミングのよさだった。数分後、政府発表に基づいて「発射した模様」とのテロップが流れたので討論は中断、画面が報道局のニュースルームに切り替わって、アナウンサーが息せき切った様子で「北朝鮮が弾道ミサイルを発射した模様です。今のところ日本に着弾したという情報はありません」と述べた。もうほとんど番組時間が残されていない中で「一言どうぞ」と促されたので、私は「先ほどのニュースのように、初めからミサイルと決めつけて、まだ着弾していないというような言い方はよくない」ということだけを指摘した。

 事前に米国防総省筋は「あらゆる観察結果からして人工衛星打ち上げ用のロケットである」と断言し、韓国政府も「ロケットと呼ぶ」と呼称を統一しているというのに、日本だけは政府もマスコミも「ミサイル」と言い続け、しかもこのTV朝日のアナウンサーのように「まだ着弾していない」というような言い方をすれば、「核弾頭でも装着したミサイルが日本に向かって発射されたがまだ命中していない」かのような切迫感溢れる印象を醸し出すことになる。そこに、政府発表と一体化しながら、意図的なのか善意の無知ゆえなのか、不正確極まりない言葉を使って無闇に危機感を煽り立てるマスコミの馬鹿騒ぎぶりの一端が露呈していた。

●日本だけが騒ぎすぎ

 そもそもここに至るまでの日本政府の対応とそれと一体化したマスコミによる煽り立ては度が過ぎていて、ここでもまた西松建設事件でも見られた政府とメディアが一体となって大衆心理を操作しようとする大政翼賛報道のパターンが繰り返されてきた。

 第1に、北が発射しようとし、また実際に発射したのは「人工衛星打ち上げ用のロケット」である。米国も韓国もロシアも、監視データや内部情報に基づいて早くから「人工衛星打ち上げ」であるとの判断を下しつつ、それでもなお何らかの事故によって落下物が自国領土もしくは警戒区域に降りかかってくる事態に備えて事故防止策は怠らなかったものの、日本のように「迎撃だ!」などという大騒ぎは演じていない。宇宙ロケットの発射それ自体は、米国はもちろん、日本、イギリス、フランス、ロシア、中国、インド、イスラエルが繰り返し行っており、さらにイランも今年2月に通信衛星「オミド(希望)」を成功裏に打ち上げていて、北朝鮮だけが行ってはいけないという法はない。しかも今回、北朝鮮は予め、宇宙条約・宇宙物体登録条約に加盟した上、実験期間と予想落下地点を国際民間航空機関(ICAO)と国際海事機関(IMO)に通告するという国際ルールに基づく手続きを踏んでいる。

 第2に、人工衛星であったとしても使われるのはテポドン2もしくはその改良型と見られ、実質的にはミサイル実験であると言えばその通りである。しかし、宇宙ロケットの技術が軍用ミサイルに転用可能なのは当たり前で、それは何も北の場合に限ったことではない。例えば日本が宇宙ロケットの実験をしても軍用ミサイルに転用出来る技術を蓄積することになるのは同じで、ただそれを転用する政治的意図があるかないかの違いがあるだけである。

 第3に、仮に「人工衛星打ち上げ」というのが全くの偽装で、実際には衛星など装着されていないミサイル実験そのものであったとしても、ミサイル実験は、前米ミサイル防衛局長のヘンリー・オベリングによれば「昨年、米国を除き世界で100回ほどのミサイル実験が行われ」ていて(3月27日付朝日、それにしても米国やったのか?)、言わば日常茶飯事で、それ自体は国際法にも国際常識にも反することではない。北の場合、06年7月のミサイル連射(テポドン2は失敗、中短ミサイル速射は成功)に対して国連安保理が出した「ミサイル関連技術開発の禁止」決議への違反ではあるが。

 第4に、何で日本の上空を断りもなく通過するのかという素朴な怒りがあって、それが北朝鮮は危険な国だという前々からの反感をさらに増幅させている。確かに、断りもなく上空を通過させるのは無礼千万だが、一般に宇宙ロケットは、東回りに自転する地球の速度を利用して衛星を周回軌道に乗せるための秒速7.5〜8キロの速度を得るので、東向きに発射するのが普通で、日本も東向きに打ち上げる。またその場合に他国の上空を通過することがあったとしても、領空とは「高度100キロまで」とされていて、それより上を通過するのは国際法的に違法ではない。それにしても挨拶があってしかるべきだし、また思わぬ事故で日本に被害が及ぶ場合に備えて自己破壊装置を取り付けておくくらいの責任感はないのかという問題は残る。

 これらの点を冷静に検討すれば、米韓露がそうであったように、警戒感を持って厳しく監視しつつ、万が一の事故防止策は怠らないという態度をとれたはずである。ところが、発射準備の情報が伝わった途端に自民党のタカ派の中に「撃墜してしまえ!」という過剰反応が噴出、それに煽られる形で麻生太郎首相が率先、05年の法改正で盛り込まれた自衛隊法第82条2の3項に基づく「破壊措置命令」を発動する方向で検討を命じたために、事が大きくなった。麻生には恐らく、ここで毅然たる姿勢を示すことで支持率を回復したいという政治的狙いがあり、当初は迎撃と言われても自信がなく乗り気でなかった防衛省にも、まあ実際には万が一にも日本領土には落ちてこないし、それでPAC3やイージス艦によるミサイル防衛体制がPR出来て世論的に認知されるなら結構なことだという判断があったのだろう。両者の思惑一致にマスコミの面白がりが共振して、今にも北が日本に核弾頭か通常弾頭かを装着したミサイルが撃ち込まれようとしていてそれをどう迎撃するかのような報道や解説が懇切丁寧な絵まで添えて誌面や画面に溢れかえることになった。

 日本をターゲットに軍用ミサイルが撃ち込まれるのを迎撃するという話と、宇宙ロケットが太平洋をターゲットに発射されて万が一にその本体か脱落部品かが日本領土に落下する場合にそれをはたき落とすための事故防止策を取るという話とは、次元が全く異なる。しかも、発射後数分で日本に到達する北のミサイルを迎撃するのは、鴻池祥肇官房副長官が「政府筋」として匿名で語って問題になったように「(事前予告がなければ、ミサイル発射から)7〜8分たったら、浜田靖一防衛相から麻生太郎首相の所に報告に行ったら終わってる。鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか? 当たらないと思う。口開けて見ているしかない」というのが本当で、まことに難しい。発射直後に軌道や初速を瞬間的に計算して迎撃しようとしてもまことに難しいのに、それが軌道を外れたり事故を起こして不可測の動きをして降ってくるという場合に、それを空中で迎えて首尾良く粉々に破壊して地上に被害が出ないようにするなど、ほとんど神業に近いことで、実際には不可能である。現実には迎撃にせよ事故防止にせよほとんど難しく「口を空いて見ているしかない」のが本当であるというのに、マスコミは北朝鮮と日本が「開戦前夜」であるかの絵空事を勇ましく報道し続けた。

 笑えない実話として、地方に住む老人が本気で北のミサイル攻撃を心配して、市ヶ谷の防衛省に「しっかりしろ。国民を守るために頑張れ」と電話をし、その直後に東京にいる息子に「今防衛省に激励の電話をした。お前は大丈夫か、何も変わりはないか」と電話してきたという。マスコミの馬鹿騒ぎが国民の間にこういう迷走的な不安心理を作り出しているのである。

●世紀の大誤報の恥さらし

 この政府・マスコミ一体による大騒動の戯画性は、北朝鮮の発射予告期間の初日である4日に起きた世紀の大誤報事件によって一層浮き彫りになった。

 北朝鮮が4日には人工衛星打ち上げロケットを発射しなかったにもかかわらず、日本政府・防衛省の早期警戒・情報伝達システムが2度にわたって「発射された」との誤報を流すという大失態を演じた。この有様は即刻海外メディアにも報じられ、5日付日新聞に載った危機管理コンサルタント=浅利眞によれば「『日本は危機管理ができていない国だ。とても共同スクラムを組むことはできない』と、信頼を一気に失いかねないほど深刻な事態」となった。ロイター通信は「この失敗は低支持率にあえぐ麻生政権に困難をもたらすかもしれない」と指摘した。

 誤報の第1弾は、同日10時48頃に陸上自衛隊幕僚監部の指揮所がメールで全国の部隊の約900の端末に「発射」情報を流し、秋田県では県庁に詰めていた陸自の連絡官がそれを県側に伝え、一部地域では防災無線などで住民にも放送されたが、その後の県から陸自への確認で誤報と判明した。

 第2弾は、12時過ぎ、千葉県旭市の新型ガメラレーダーが別の飛行体(北の発射基地周辺のミグ戦闘機か?)をロケットと誤認して東京都府中市にある空自航空総隊司令部に通報、(たぶん同司令部が隣にある在日米空軍司令部に確認しないまま、もしくは米軍も衛星で発射を確認したと思い込んで?)12時16分に中央指揮所に通報、指揮所の担当官が「発射」とアナウンスし、それをモニターしていた首相官邸の危機管理センターの防衛省の連絡官も「発射」をアナウンス、官邸が直ちに「発射された模様です」と発表、数分後には誤報と訂正したが、すでに日本だけでなく韓国のテレビでも「発射か」の第一報が流れていた。

 第1弾のほうは単純なコンピューターの誤操作によるものと考えられるのでまだしも(しかしこんな時に誤操作を起こすな!)、第2弾のほうは、ロケット点火を赤外線探知で捉える米軍の早期警戒衛星システムも、より前線に配備された2隻の海自イージス艦のレーダーも、何も探知していないのに、それらとのクロスチェックも出来ないままに首相にまで誤報が届いてしまうという、まさにシステムとして欠陥だらけのものであることを露呈した。ここで止まったからよかったものの、そのままガメラレーダーが他の飛行体の航跡を追っていてそれに対して撃墜命令でも出ていたら取り返しのつかないことになった可能性もある。逆に北朝鮮はこの有様を見て、ロケットないしミサイル発射基地の周辺でミグ戦闘機などをダミーとして飛ばして日本の探知システムを攪乱することが出来るという教訓を学んだかも知れない。

 5日の本番ではシステムは順当に作動し事なきを得たが、大騒ぎの末のハイテク日本(?)の失態の傷は深い。

 今後、外交の焦点は国連安保理での非難決議採択に移るが、それ を何が何でも実現したいのは日本だけで、米国は口先だけ、中露は 慎重で、決議より1ランク下の議長声明さえまとまるかどうか見通しは暗い。▲

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コメント (45)

高野さん

分っているのになぜにだらだらとコメントを書くのですか

衛星打ち上げ用も大陸弾道弾も同じものでしょう先端に何を積んでいるかだけの違い

MDシステムが張子の虎なのはアメリカでさえも言っていること目新しいことではないですよね

反小沢をコメンテーターのメインに迎えた番組がどうしたのですか?

田中、田岡両氏はごまかしの手でしょうコメントの途中で田原が割って入って結論をが出たっと見せるいつもの手法

何で田原が結論出せるの?
わかんないな

これでまた、自民党の支持率が民主党を超えて復活したらしいですね。

ロケット発射と芸能人息子の大麻騒動で、沖縄での米兵によるひき逃げ事件が、消し去られようとしている。人が傷をおい、責任すらとらされず、国家主権そのもが明らかに踏みにじられているのはこの事件のはずなのに・・・

「ミサイル防衛(以下MD)」とは何か。
特定の目標を狙って発射される敵のミサイルから反撃力(限定されたエリア)を守る事で、敵の先制攻撃によるメリットをなくしてしまう「抑止力」の一つ。
だから、今回想定していたような「打ち上げに失敗した飛翔体(軌道を予測できず、どこに落ちるか分からない)」などには、ほとんど無効である。

とはいえ、何もしないでいて、万一何かあったら、国民は「何をしていた」と政府を袋叩きにするに違いない。だから、「万一に備え、あまり役に立たないとは思うが、持てる手段で対処だけはしておく」という説明の仕方であれば、了解できた。

それが、やたらと危機感を煽るようなアナウンスになったのは、一つには高価なMDの出番をつくりたかったのと、MDが軍事施設だけでなく、都市を守っているかのような幻想を壊したくなかったから、ではないか?
(今回は発射台の準備や液体燃料の注入という時間的余裕があったから、こちらもMDを移動できた。しかし、これが運搬車両に載せられた固体ロケットエンジンのミサイルであれば、そういう時間はない)

結局、さんざん騒いだ挙げ句に誤報のオマケまで付いて、「安全保障のイロハさえ、なってない日本」を世界にアピールする結果となってしまった。

今後の焦点は、衛星が狙った軌道に乗ったのかどうかに移る。反撃力の保持を抑止力とする考え方からすれば、狙ったところに当たらないミサイルなど、無視してしまえるからだ。

ただし、小型化でミサイルに搭載可能な核が開発されているなら、話は別だ。核兵器は正確な照準を必要としない。MDが迎撃に失敗したら、その時点でアウト。それがプルトニウム型であれば、迎撃に成功しても、猛毒のプルトニウムによる汚染が発生する。
問題は核弾頭の有無であり、その開発をどうやって止めさせるかだ。

それと同時に忘れてならないのは「今の時点で北朝鮮には日本に深刻なダメージを与える攻撃で得られるメリットはない」という事と、「大陸間弾道弾」は日本への直接的脅威にはならない、という事。
脅迫カードの積み増しに対して、どういう対処をするのが望ましいのか。

しかし、この問題は、どうもそういう方向の論議には進まないのではないか、と思う。

10の-10乗位の確立で落ちてくるロケットブースターに、ラプラスの悪魔もびっくりするくらいに正確にPAC3で迎撃するって。
それに推進燃料のガスで人が死んじゃうとかいうオヤジも出てきて。燃えてるっつ~の、落ちてくるまで。何で朝鮮半島専門家がミサイルの解説してんだよ。
軍事評論家とかも出てたけど、お前等ジェーン年鑑読んでから来い。日本狙ってるミサイルなんて、もう実戦配備してんだよね。山と森の中に隠してるの。今時、液体燃料3日もかかってシコシコ入れてる兵器あるか?スペースシャトルじゃあるまいし。撃たれたら、すぐ撃ち返すから戦略核兵器や戦域核兵器じゃないの?燃料注入してる間にF22一機で壊されてます。
世界中の笑いもの。
頭わる~いニュースキャスターと政治家が、国民の皆さん落ち着いて対応してください、お前が落ち着け。
マスコミってほんと素人以下だよね。

七誌さん
弾頭に搭載可能な小型化は既に実現し6個持っているそうですよ。キャニスター方式の子爆弾化しなければ、6本はやってくる、ということですか。
米国も本当のところ、核保有国と非公式に認めてる。
北朝鮮は核を絶対手放さないから、外交しかないのです。

私は高度成長期生まれですので、戦前の様子や個々の事件などは文献などでは知ることが出来ても、実際のところ、何故日本が戦争に突っ込んでいってしまったのかは実感としてよく分かりませんでした。

自分が実感できていないような事を他人に主張できるような人間ではありませんので、これまで、殊更戦争反対とか、あの時代を繰り返すななどと発言することはありませんでした。

しかし、西松の件や今回のミサイル騒ぎを見ると、文献を読んだだけでは分からない、実体験として戦前の世相や雰囲気が理解できます。なるほど、こうやって特高が生まれ、戦意高揚がなされ、日本は戦争に突入していったのかと。

また、あの時も主犯はマスコミであり、国民は真実を知らされずに踊らされていたのだというのもよく分かります。まあ論理的思考ができれば事の本質はすぐ分かるような話なので、この程度のことで踊らされる国民も国民ですが。

それにしても、この件、政府が大騒ぎするのは立場上、また選挙対策上いたしかたないとしても、マスコミの騒ぎようは異様なのもを感じます。

西松の件もそうですが、一連の流れの中で、これまでなんとなく理解しつつもハッキリとは捕らえ切れなかったマスコミの行動原理(売れればよい視聴率が取れればよい)が見えつつあるように思います。決してよく言われるような偏向報道とは少し違う、もっと個人的な理由や下衆なものが思考や行動を決定付けているのではないかと思われます。日本のマスコミに限って言えば、ジャーナリズムとかいうものは一部の個人を除き最初から存在しておらず、最初から最後まで幻を見せられていたのでしょう。

と割り切れれば話は簡単で、テレビや新聞を一切無視すればよいのですが、一方で本当にそうなのか?という疑問を持つ自分もいます。

おそらく偏向報道といわれる方々もたぶんそうだと思うのですが、果たして人間や組織というものがそこまで堕落できるものであろうか?マスコミ各社の普段の言説や一見知性があり真面目そうに見える立ち居振る舞い、また自分自身に照らし合わせてみてもにわかには信じがたい矛盾に満ちた言葉と行動。だから何らかの意図があってやっているに違いない。と思いたくなる気持ちは自然です。

まっとうな心を持つ人間ならば、無実の罪で人を陥れたりしてはいけないと思うのは当たり前だし、職業人であれば、自らの存在理由を否定するような行動(真実を報道するのが使命といいながら一方で嘘の情報を垂れ流す等)を取らないというのは自明のことであって、いちいち言うまでも無いことだと思います。しかし、マスコミはそれらを行っているどころか、自分達のことは棚に上げて他者に対しては、きれいごとを言って攻めたてるという二枚舌すらも具えている。客観的に見れば、とてもまっとうな人間のできる所業ではありません。しかし残念ながら、ここ数年(特に郵政選挙以降の)マスコミの動きを見る限り、職業人どころか人としての倫理観すら捨て去ってしまっているようにしか見えません。

このまま、また、再び戦前の過ちを繰り返すのか、踏みとどまるのかは分かりませんが、あの時とは決定的に違うことが一つあります。インターネットです。このサイトもそうですし、今回の件で、ネット上の情報を求める人、発信する人が格段に増えたように思います。新聞の時代は既に過ぎ去り、地上波デジタルの切り替えを契機にテレビを捨てる人もいるかもしれません。(私自身はテレビも新聞も見ていません)

時代が大きく変わりつつあるのは確かでしょうが、後は間に合うかどうか。

私も新聞は読むのを止めたし、テレビもニュースバラエティーだけじゃなくて報道も見てませんね。
テレビはもともとが、娯楽用の媒体なので、ああなるのは仕方が無いですが、新聞(特に最近の朝日)は、唖然とするしかないです。魂売っちゃった感ありですね。まあ、広告料の問題だとは思いますが。論調を産経に合わせとけば、金入ってくんじゃねえか位なところでしょ。
だいたい自分達は新聞配達員に過酷な条件で働かせといて、オテアライの悪口は言えないですものね。

このサイトの読者の方々には、是非とも新聞やテレビの報道を見続けていただきたいと思います。

白百合のような民衆が、新聞やテレビで何を見せられているか、それを常に観察していなければならないと思うのです。

〓麻生政権の政治的扇動と化したミサイル発射騒動〓

麻生首相は「国民が冷静だったのでよかった」などと感想を述べましたが、「麻生氏自ら恐怖と憎悪を散々煽っておいてこの発言ですか?」と思いました。本来、国民が不安感を持っているときに「政府かきちんと対応しているので国民は平常どおり、安心して生活してください」と呼びかけるのが国民に対して責任ある政府の役割だと思います。

しかし、今回は全く逆でした。拉致問題でも同様ですが、安倍政権と麻生政権に共通した現象として「北朝鮮憎し」を煽るファシズム(政治的挑発行為)の宣伝工作と化した感があります。 

たぶん安倍氏や麻生氏は、本当に北朝鮮が憎くて憎くて仕方がないのでしょう。しかし、憎んだって北朝鮮が消えてなくなるわけではありません。どんなに憎くても、うまくやってゆくしかないのです。麻生政権のファシズム扇動に対して北朝鮮は挑発に乗る国です。「今後、アメリカより日本を主敵とする」という大きな政治的軌道変更を行った可能性があります。

NYT紙東京特派員は、「ワシントンやソウルの冷静さに比べて、日本は騒ぎすぎた。拉致問題もあり敏感になるのは分かるし、政治家は総選挙前で国を守っているところを見せたかったのだろうが、北朝鮮に攻撃の意図がないことは分かっていたはず。バランスに欠け、パフォーマンスに負けたと言える」と分析しています。私も全く同様に感じました。

結局、麻生政権は国民を守るというより、麻生政権と北朝鮮の対立構造に国民を巻き込もうとしているだけのように感じました。北朝鮮同様、非常に危険な思想を持った政権である事を痛感する事件でした。

さてさて、北のロケット発射日時が事前に公式に発表されていたことの他に、さらに詳細に米・露・中に北より伝えられていたと読売が伝えております。韓国からの情報のようです。韓国も事前に米国より伝えられていたようだとのお話でした。そうなの?じゃあ、麻生内閣も事前に知っていたんだ?と考えるのが普通でしょ?詳細な日時とは5日の午前中ってこと?
みんなで防災訓練をやってたってことでよろしいでしょうか。だとすると5日の誤報騒ぎも防災訓練の一環かな。日本だけが本当に知らなかったのだとすると、北・米・露・中・韓でもって、日本をターゲットにシミュレーションしてたんだ?ちゃんと説明してもらいたいんだよね。読売さん、そこんところまで解説よろしくお願いします。

防災訓練にもならんでしょ。
制服さん達がが笑ってる。
こいつら馬鹿じゃね、という点と、おもちゃもっと買ってもらえるという点で。
よそ様の国は、『シメシメあの幼稚な国は犯れる(やれる)。大丈夫』とヨダレたらしただけかと。
極東の仔猫ちゃんですから。
ご存分に、可愛がってやって下さい。

仁科明さん
核の小型化されたかどうかはまだわからないですよ。

小型化に向けた核実験しておらず、嘘という見方もあります。前の核実験が小型化された核だったという見立てもあります。わからないというのが実情でしょう。

でも北朝鮮としてはこれで十分なんですよね。
持ってるかもと言う情報だけでほとんど目的は達しているんですよね。

そもそも核というのは政治目的の道具であり、実際軍事目的に使う事は北朝鮮とはいえほぼないのですから。

36年間の日本帝国による朝鮮支配の補償を話し合い、朝鮮も早く建設的な路線にシフトしてほしい

「アンテナは自在に張って、自己の判断を確立することが重要では?」
仁科明さんは『私も新聞は読むのを止めたし、テレビもニュースバラエティーだけじゃなくて報道も見てません』とおっしゃり、BTさんは『私自身はテレビも新聞も見ていません』とおっしゃる。
個々人の判断は自由です...が、私は新聞・TV報道・雑誌(+特定読者対象の限定出版を含む)を幅広くチェックしています。
ご指摘のとおり、新聞1~2紙を読んで判断するのは極めて危険です。しかしながら、各紙を読み比べTV報道、情報誌、ネットで裏を取っていくと真実は見えてくるとの確信は持っています。つまらないバラエティー番組でも、時折、真実が伝わってきます。(私はこの現象を“風の囁き”と思っています:直感に伝わる真実です)。

ネットでは全国の新聞の社説を読み比べることができます。各ニューズメディア等々のコメントも確認できます。
私は上記に述べられたような、各種報道が全て偏向しているかのような見解は持っておりません。
むしろ、日本の民主主義は(まだ)健全だと思っています。
もっとも、その資質の低さには思わず溜息が出ますし、特定の新聞社には“軽蔑”を感じざるを得ません。
(個人としてはY新聞・S新聞は心底から軽蔑していますが、読むことはやめていません)。
実態の不備は別として、とりあえず、虚無的になるのは如何なものでしょうか?

我々にしか我々の未来は決められません。
私もしばしば、投げ出したくなりますが、我々が投げ出したら我々の将来はどうなるのですか?
火炎瓶闘争などは(多分)もう出来ないのですから、我々は“Pen”と“言論”を使って戦うしかないと思うのですが、如何でしょうか?
アンテナは自在に張って、自己の判断を確立することが重要だと、私は思います。

日本の官僚組織はもうダメだ…

検察も劣化していれば、自衛隊も劣化している。

一度解体してゼロから作り直さないと何に対しても何の対応も出来ない。


ということが良く分かりました。

まんまさん
まあ北朝鮮当事者以外の人間がその目で「これです」と見せてもらったわけでもないし、そうとも言えますね。
IAEA、米国の調査関係者筋(この筋も微妙ですが)、パキスタン、ロシアの技術者から流れてくる情報によれば、小型化実現の可能性が極めて高いという見方があるそうです。現在ではコア圧縮用の火薬量が格段に少量で済むし、起爆計算も既知の為、小型化の技術自体はそれ程高次のものでないと言われています。
まあ、これが単にブラフなのか否かを知るすべは無いし、もし保有していたとしても、直径70cm以下程のものであれば、IAEAが探せるわけが無いですし。イラクの場合は査察団にオープンでしたからね。
となると結局、存在するのかしないのか分からない亡霊が私達の前にいて、それに怯える我々がいるというところに戻ってしまいますね。
まあそれはそれとして、今般の日本の有様は頂けない。

 祝 先週に続いてホームラン
丁寧な解説。感謝、感謝.又一つ真実を知る事が出来ました。

先端に衛星だとロケット(先端が丸い)
先端に弾頭だとミサイル(先端が尖っている)
確認出来なければ飛翔体
今回、アメリカの衛星から撮影された写真2枚(真上から、斜め上から)で先端が丸い
と解析されていたのに、殆どのマスコミで報道されないのが疑問でした。
高野氏の解説で良く解りました。

田原氏の「報道は死んだ」が聞けるか楽しみで、昨日のサンプロ拝見致しました。
ゲスト御一同様、ミサイル、ミサイル連呼の中、高野氏の一声お見事としかいい様が
ありません。
司会者様、ゲストの皆様、口あんぐりでフリーズしていました。
今思い出しても、白犬の尻尾(尾も白い)、可笑しくて、泣けちゃうぐらいです。

来週も御出演される予定でしたら、次は場外ホームランお願い致します。
(2塁打でも結構です)
御多忙の中、お身体ご自愛下さい。 

Mitsuru Mr. Naraさん
確かに仰る通りであります。
そうあるべきとは思います。
くだらない論説を敢えて排除するっ、とかいう強靭な意志ではなく、どちらかというと見るに忍びない、読むとムカッとしてしまう、というヘタレ的な意味で遮断しているのだと思いますね。少なくとも私に関しては。

民放の各社が一斉に、一糸乱れずこの問題を放映し続ける有り様は
彼の国の国営放送を非難できないのではとふと思いました。

何事も過剰反応によい例しはなく過剰の連鎖で行き着くところにろくなことはないのでは。

政治の世界では内政に手詰まりになれば外交に目を向けさせる手法が多用されますが、麻生さんにとっては絶好のテーマで思いっきりお化粧をさせて送り出したような気がしますね。

選挙まではこのテーマと小沢問題の両輪で支持率の回復を目指すのではないでしょうか。

万万が一の可能性など想定しだしたらキリがない。
それに今さら驚くまでもないことだが、国営放送は自身では一切調査や判断をすることなく、ただ政府の動きやら発言をタレ流しにしている。
こうした社会に害毒をバラまくだけの報道は「皆さまのNHK」ヅラした「大本営発表」である。
これだけ騒ぎまくったのだから、おエラいさんの首の1つや2つ刎ねてもらわないと、こちらの腹の虫が治まらない。

この問題に関して詳しい方がいらしたら解説宜しくお願いします。
オバマさんが核の削減の話をする一方で、迎撃ミサイルシステムのセールスをおやりになっているのは何故なんですか?軍事兵器も当然、製品である以上、テレビや車とは異なった市場原理が働いているのは理解出来るとして、日本は何故わざわざ、高コストで低性能のミサイル迎撃システムにお金を出さなければいけないのでしょうか?核を持たない代わりの代用品論では論理的に説明がつかないと思うのですが。米国の核にかんする理屈は極めて手前勝手で、なんでオバマの方針を核反対派が喜んでいるのかも理解出来ません。一方で核を容認し、一方で核を持つことを禁じつつ、政権の維持の為に核の削減でポイントを稼ぎつつ、イランや北朝鮮のミサイルの影響下にある国にはちゃっかり迎撃ミサイルシステムを売り込む。
本当に頭の良いやり方だなあと関心します。麻生政権の方針が国内の支持率回復以外は特にこの問題での方針変更なしで当たり障りのない方向で進めていると理解してよいのですか?民主党の方針と核容認派の議論も含めて突っ込んだ解説を宜しくお願いします。外交で頑張ろうという意見だけでは具体論にかけていてよくわかりません。

高野さんのおっしゃる
「一般に宇宙ロケットは、東回りに自転する地球の速度を利用して衛星を周回軌道に乗せるための秒速7.5〜8キロの速度を得るので、東向きに発射するのが普通で、日本も東向きに打ち上げる。またその場合に他国の上空を通過することがあったとしても、領空とは「高度100キロまで」とされていて、それより上を通過するのは国際法的に違法ではない。」
は、私は全く知らなかったので、大変勉強になりました。
なぜ、それをマスコミは国民に知らせないのでしょうか。これはきわめて重要なことではないでしょうか。

私は以前より、タカ派の迎撃論には全く反対で、ロケット問題で、マスコミが主導する過剰な騒ぎにつよい疑問を感じていました。
PAC3はそもそも基地を守ることを想定した機能を持つものなのに、それを配備して、迎撃に備えるなど、国民に対するパフォーマンスにすぎないと冷ややかに思っていました。
予想どおり、MD拡充キャンペーンがはじまりつつあります。そのことを、中露は黙っているわけもないでしょうに。
安保理の非難決議に関して、高野さんがおっしゃるように、「日本だけで、米国は口先だけ、中露は 慎重で」とのようですね。日本の今後の対応が、さらに孤立していくことのないように、適切なものとなるように切に望みます。

米露が核軍縮への協調をはじめようとしている現在。昨年、フランスがアメリカのMD計画に対して、ヨーロッパに緊張を高め、不安定をもたらすものとして反対を表明している現在。
日本はMD拡充は何を意味するかをよくよく考えてもらいたいです。

マスコミの大騒ぎに関して、イヌに例えるとわかりやすい。
イヌが盛んに吠え立てる時は、2つのケース。
ひとつは、狩りで獲物を追い詰める時。このときはご主人様(権力者)の忠実な切り込み隊長として、懸命に吠えながら突っ走っていきます。
もうひとつはご主人様と一緒に築いたテリトリー(権力構造)に危険が及びそうな時。
前者を小沢攻撃と考えれば、後者は、危険を回避する(都合の悪いことを隠す)ために必死に吠えている。
それはおそらく、西松問題の自民側への波及、森田県知事問題、米国兵の事故問題、さらにかんぽの宿問題など、ご主人様に都合の悪い問題(可能な限りニュース化したくないこと)が次から次と出てくるので、とにかく吠えっぱなしなのである。

高野編集長ご指摘の通りテポドン騒動での日本政府及びマスコミのお粗末さを今度は世界中にばら撒いてしまいました。腰の据わらない日本の政治家達であり、マスコミであり今度は国民までもが世界の笑い者扱いになりかねない、眞に由々しき事態になりました。
しっかりしろ日本人!と叫びたくなりますね。
政府、特に麻生首相の対応は此の時ぞとばかりに国民全員にけんか腰になれと煽って政治的パフォーマンスをしている姿は、まともではないし、見苦しいと言うか、はっきり言ってもう悲しいです。安っぽいヤクザ映画の喧嘩に向かう一場面を見せられているようで気が滅入ります。
本日は時間がないので北朝鮮問題における当方見解は別途しっかり論じることとして、
昨日のサンプロで高野編集長の最後の一言はこれまた圧巻でした。
先の投稿者ソークラテースさんも感心したようですが、番組終了間際の10秒間?位でしたか編集長が若い司会者に向かって一言「初めからミサイルと決め付け、未だ着弾していないという言い方は良くない」と。司会者は直ぐ理解を示した感はあったが、果たして肝心の田原総一郎氏は自分の愚かな討議進行に気づいただろうか? 

高野編集長は田原総一郎氏とは基本的スタンスが違う処を大いに強調すべきと思います。しかし90分の番組の中で、何時、何秒間、何のテーマでマイクを振られるか分からない状況で的確にコメントするのは大変難しいとお察ししますが、此のところ兎に角、編集長は大変冴えていると思います。
あの数秒間の高野編集長の一言で視聴者はハッと我に返りました。今後のご活躍を大いに期待するものです。日本の健全な民主主義の実現の為に頑張って下さい。
頑張れ高野! 

小沢秘書逮捕で、特捜リークを大本営発表のごとく垂れ流して、メディアが権力の広報機関化し始めていることを露呈したが、この間の「テポドン騒動」の危機感を煽りまくった報道で、いよいよ憲法にも保障された報道の自由を、自ら押し殺そうとしつつあるように思える。
そもそも、すでにノドンミサイルの射程に収まっている日本にとって、テポドンはいかなる新たな脅威なのか?
アメリカでさえ開発途上と認め、日本の政府高官さえ「当たらない」と漏らすミサイル防衛システムを巨額な税金を使って装備するばかりか、今回、実戦配備に使うリスクはどれだけあるのか?
誤報と誤射は紙一重だったはずだ、誤射によって北朝鮮が韓国や日本への無謀な開戦に踏み切ることにつながったかも知れないシステムの不備をMDの装備中止も含めどうするのか?
外に敵を作って、指導力を示し、政権浮揚を狙った麻生政権の魂胆だろうが、メディアは、憲法に保障された自由を行使し、しっかりと国民の知る権利に向き合って欲しい。
「平和」であることは、「平和」であることが稀有な世界で、ボケていてはできはしない。「平和ボケ」と揶揄する勢力は、戦争で利得を得るために「平和飽き」しているのだろう。そんな勢力が、社会の前面に出てくることに対して、「騒動」などと言う言葉で終わらせてはいけないと思う。
メディアは闘うべきだ。

ここへ来てとうとうこんな議論も始まりました。
「敵基地攻撃力」保有議論を=北ミサイルで意見相次ぐ−自民部会
(時事通信社 - 04月06日 23:01)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009040600796

とてもじゃないけど今の政治体制下で「敵基地攻撃力」をまともにコントロールできるとは思えません。

私が学生の頃(1980年代)、北朝鮮の原子力潜水艦が日本へ向かって来たという事件が起こった記憶があります。今思うとあれは北海道の日本海側に住む人しか知らなかったことなのでしょうか?そういえばテレビで騒がれなかったのが不思議です。友人の自衛隊のお父さんが阻止をしに深夜に海に出たとかも聞いてました。当時は、北朝鮮や中国、ロシアなどから原爆を積んだ潜水艦がやって来るので夕方は海で遊ばないように親達にもよく言われてました。あれは何だったのでしょう。子供たちは騙されていたのでしょうか。不思議な感覚です。

なんと危機感のないお花畑な記事なんでしょうか?
もっと現実的かつ前向きになりましょう。
貴方の頭上にミサイルが落ちる事を祈ります。

皆様のご意見を拝読してきて、たまたま最後に拝読したのが前記・匿名氏のご意見ですが、「危機感のない」「現実的且つ前向き」って、殆ど自民党・外務省・防衛省のいう妄想・スリカエ論理。
アメリカは北朝鮮の喧嘩の実力を見切っています。だから、それがミサイル実験だろうが人工衛星打ち上げだろうが、どうってことはないのです。日本の心もとない自衛隊だってその程度のことは解っているのです。だから、地震予知レベルのイイカゲンな情報がまかり通っても、まぁしょうがないかって、それこそお花畑レベルのお話。
高野編集長様の仰っていることは正論だと賛同は致しますが、やや力が入り過ぎ。もう少しジャブをかわして、ボディにアッパーカット!ってのはいかが?

匿名さん
自分のコメカミに44マグナムを突きつけられていて、それがもっと射程距離のあるアサルトライフルに変わった、というだけのことです。
既に俺達はノドンを突きつけられている。何百発も。
そこで、もっと飛ばせるICBM級のロケットが1発実験で飛ばされたところで、少なくとも俺達には意味がないということです。(相手にとっても、日本列島越えてっちゃうんだから)こっちにとっては、逆にありがとうぐらいなもんでしょ。
危機感がないのは、むしろ既にノドンで狙われているという方を知らないこと。こちらこそ、俺達にとってブラフではなくて、今そこにある危機ですよね。
逆に超長距離ミサイルは、俺達には危険なものではなく(俺達を殺すにはなーんも意味の無い兵器ですから)、
アメリカ向けのブラフです。
アラスカよりも奥までいっちゃうよっ、ていう。
オバマが怒っているのは(こちらもブラフかもしれませんが)、日本の上空を飛んでったからではなく、アメリカに向けての北からのメッセージだったからだけです。
皆さんも高野さんも、北が危険じゃない国だなんて思ってないでしょう。今回のは、その危険のポイントから外れてるし、逆に騒げば国際的に、おバカ扱いされるよってことです。
隅田川の花火の音にびくついてんじゃねーよ、タコってことですね。

ミサイルじゃない、ロケットだ、ってテレビは何故云えなかったのかねー
新聞テレビだけ見る人は完全に嵌められちゃいます。悪質だね。マスコミって、こんな奴等ばっか?
マスコミが当てにならないなら政権交代しかないね。こりゃ。

熱心なコメントの数々、勉強になります。

●向徹さん
「分っているのになぜにだらだらとコメントを書くのですか」はないでしょう。あなたはすべてを分かっておられるかもしれないが、私たちは、自分もよく分かっているとは言えない日々新たに生起する出来事について、最大限のプロフェッショナリズムを動員して分かった限りのことを、それでも間違っているかも知れないという不安と畏れを抱きつつ勇気を奮いながら、しかもマスコミに毒されて間違った見方をしている可能性が高い大多数の人々に誤解や反感を呼ばないよう出来るだけ丁寧に書いて、提供するのが仕事であって、皆々様が「分かっている」のなら私たちの仕事はないのですね。
それから「何で田原が結論出せるの?わかんないな」というのは、どうですかね。雑誌は編集長の、番組は司会者の、独裁が正しいんですね。それが気に入るか入らないかは読者・視聴者の側の選択で、嫌なら買わない・観ないだけのことです。

・仁科明さん
「液体燃料3日もかかってシコシコ入れてる兵器あるか?」、その通りで、そんな兵器はないです。だから今回米国も落ち着いている。軍事目的の疑いがあるなら米戦闘機が事前に爆撃します。発射軌道もミサイル的ではなくてロケット的で、それを瞬時に判断したから米国は迎撃態勢を取らなかった。サンプロで田岡がちょっと言っていたように、ロシアの潜水艦搭載の中距離ミサイルの中古を北が買って改良したものは、液体燃料ではあるがカプセル方式なので、パコッと填めれば10分間で発射準備OKだそうで、これは潜在的脅威にはなります。

・まんまさん
核弾頭の小型化はまだ出来ていないという説に私は賛成です。最大の理由は、そのための実験が行われている気配がないと米国の専門筋が見ていることです。小型化の技術自体はそれほど難しくはないが、実験を繰り返して精度を上げないと怖くて実戦配備は出来ないと言います。だから心配ないという訳ではありませんが。

・中尾友次郎さん
「このサイトの読者の方々には、是非とも新聞やテレビの報道を見続けていただきたいと思います」には賛成です。既存マスコミはかなり酷いですが、大多数の人々はそれを読んだり観たりして世の中を判断している訳で、その人たちに向かって何を言うかが私たちの仕事であって、そりゃあ読みも観もしなければだいぶ気分は楽でしょうが、そうはいきません。一般の皆さんにとっても、マス報道の洪水からは逃れようもないのですから、その玉石混淆の中から真実を見極めながら、直接(抗議や投書など)間接(ネットでの論評など)に批判もして少しでもマシなものにしていく努力をする必要があるのではないでしょうか。

ノドンミサイルは移動式のもので、移動させる輸送機器の数がうんぬんなどの話はわかりました。
田母神さんが、ノドンの最初の数発は打ち落とせるが、いっぺんにたくさん打たれたら打ち落とすのは無理ですってお話もよくわかりました。一方で、北は日本のお金が欲しいのであって、ノドンは日本に発射することを実際の目的になんぞしておらず、ノドンも当然外交用カードだとの話もよくわかりました。で、日本も核ミサイルを持つことが手っ取り早いというお話もよくわかりました。オバマがロシアとの話し合いを持って議論をリードしようとしている今、今後の冷戦崩壊後の世界で、ブッシュ以降、今後の枠組みがどのようなものになってゆくのか、日本はその中でどうしたいのかに、議論をシフトして行きましょう。安保の問題だけでなく、当然、全ての物事もそうであるように。特に今朝の朝日の社説では、きちっとした現状分析・認識の下での提案だとは思えませんでした。特に日本の場合は憲法問題も含めて議論しなくてはならないのに、その点が朝日の社説に抜けております。また、北の物理的脅威をどうように理解してゆくのかの議論もされておらず、中国の物理的脅威の問題についてもしかりです。極東の安全保障のあり方は、その点での認識のあり方と整合性を取らなくてはいけないわけでしょ?また、国連の要請で行う外国での軍隊の活動のあり方が、米国の要請に引きずられていくだけでよいのかどうかの議論も、あらたな枠組みの中でされなくてはいけませんよね。麻生総理はどういう認識なのか、選挙用にしては経済政策だけの小出し打ち上げ花火でがっかりです。自民は自民としてしっかりとしたメッセージを出して欲しかった。外交の麻生というにしては、米国の要請でドイツをいじめたようにしか見えませんでした。別にドイツの政策に異議を唱えるのをよしとして、ドイツにいやみをいうのが、外交上手なんでしょうか?麻生政権下では、世界の動きの中で、日本はどうして行くのか見えてきませんでしたし、現状では当たり障りのない政策が精一杯なのでしょうね。選挙前なのに小沢秘書逮捕以降、日本のこれからをどうするのかの議論が小出しすぎて困ります。自民も民主も包括的な議論をリードし、国民に呼びかけてください。東京地検特捜部はさっさと大久保秘書を釈放してください。後始末は、後で誰かに考えてもらいましょう(笑)

北朝鮮の映像出ました。
あれはロケットです。
どう見ても。
ミサイルではありません。
チンパンジーが乗ってた頃は、分かりませんが。
21世紀ですものね。
町村さん、「これで核攻撃を受ける可能性が大きいことが証明された」?
意味が分かりません。
政権交代ですね。

北朝鮮の脅威は何か
彼らの保有する中距離弾道弾で弾頭は核、生物、化学兵器また通常弾頭でもアル面脅威となっていますが問題はそのようなハードに対する防御の方策は限られており一部特定の重要拠点しか防御できない現状です。人口の大半にある程度の効果的な防御を施そうと思えば膨大な費用がかかることは言わずもがなのことであろう。
最も安上がりなのは自民内部等で言われていることであるが相手の攻撃拠点を先制攻撃でつぶすことであるがすでにノドンの一部は移動式にまた防御能力は相当強化しており全てを破壊することはできないし、自衛隊にはその能力は殆んど無いことは周知の事実である。
全うな軍事知識がなく対北強攻策をよしとして大言壮語する政治屋が無知な国民を欺き危機感を煽り世論誘導する姿は国家の指導者としては問題でそこに真の危機がある。
日本がとるべきは相手の意図をしっかり情報収集し、何を目的としているかを掌握し、軍事的な行動に追いやることなく平和裏に解決する努力を行い相手の信頼を勝ち取ることが脅威の漸減につながると思う。そのためには相手と真摯な話ができる人物(政治家でも外交官でも)を早急に準備することが第一歩である。
また、相手は主席の一言が全てを決定する国であり、相手から見たわが国の意思決定の主体が脆弱なためかつ、無責任な発言のため信頼をすることができない状況が続いている現状であろう。こうした中で首相の日朝間に関す真摯な発言が相手から交渉相手に足るとの確信を得、トップ同士の信頼感の醸成が必要ではないか。
アメリカの対する発言のように北にも強圧でなく一歩へりくだりながらも毅然とした態度が求められる。
国民に対し人気取りだけでは解決は困難であろう。

「雑誌は編集長の、番組は司会者の、独裁が正しいんですね。それが気に入るか入らないかは読者・視聴者の側の選択で、嫌なら買わない・観ないだけのことです。」

これが,田原批判に対する高野さん(親しげにお呼びして失礼します。)のお答えですね。 でも,テレビ(ニュース報道番組)や大新聞は違うはず。だから,このサイトを作られたのですね。
4/5のサンプロで,田原氏が高野さんにコメントを求めた時,田原氏は答えをあらかた予想されていたように見えました。ですから,終りかけの短い時間にだけ時間を確保したそのやりかたに,現在のテレビ業界にあるらしい,「圧力」をなおさら想像しました。

次の衆議院選挙では,少なくとも自公の2/3議席はなくなると思われます。
選挙後には,「圧力」が更に強まって今よりもっと恐ろしい?状態になるのでしょうか。
小沢代表が,企業団体献金の全面禁止を打ち出そうとされていることは,マスコミ報道の公正化のためにも影響が大きいことなのかと思いますが如何でしょうか。

ロケットが飛ばせれば、ミサイルも飛ばせる。ゆえに迎撃という威嚇を見せることが重要。
騒がないでこのまま平和ボケを放置してある日突然攻撃されるなら、威嚇ぐらいの騒ぎは許容範囲だろう。
北朝鮮がノドンを準備している以上、こういった機会に迎撃できるポーズを示すのも戦略だというのにそれを批判して誰が得するのか。

結構前から日本が射程に入っているのに騒がず、どうでもいい時に子羊のように騒ぎ立てることが、逆に平和ボケと思われるのです。
ノドンもしくはSSN-6の技術移転型弾道ミサイルが100の単位で向かってきた場合に果たしてミサイル防衛システムで迎撃できるか疑問です。数百発のうち、核が実装されているのは数発だとしても、どれに入ってるか判別できないのであれば、その数百発すべてを完璧に(1基たりとも逃さず)打ち落とさなければならないわけで、誰が考えても無理です。
もし、それをやろうとするならば、先制攻撃で北朝鮮を核で殲滅することぐらいですが、これはこれで現実的ではありませんよね。

今回のイージス艦、PAC-3の展開が「迎撃できるポーズ」という意味ではそもそもがまったくの手遅れ、すなわち戦略的に行えたとはとうてい思えません。

いえ、むしろ我が国ではこの種のことを戦略的に行えるような体勢には何から何までがなっていないことがあらわになっているわけです。

「迎撃できるというポーズを見せることによる威嚇」を戦略的になどまともには活用できない国=日本、ということを改めて国際的に露呈させたのが今度の件でしょう。まさにこれこそが平和ボケの標本になってはいないでしょうか。

我が国がイージス艦を持ってはいる、PAC-3を持ってはいる、ということをそもそもが北朝鮮は百も承知でしょう。北朝鮮を「迎撃のポーズで威嚇」しようとするのなら、このたびの北朝鮮のロケット打ち上げ通告よりずっと以前、ノドンの存在が明らかになった直後より、PAC-3に似せた張りボテやイージス艦もどきでも日本海に向けて無言の内にも展開しておいた方が百倍ましと思われます。

いえ、北朝鮮にとってみれば、ノドンやテポドン、今回の飛翔体など国家戦略の中の細かい戦術です。

都合のいいときだけ海外メディアの論調を引用して持論の権威付けですか。なんかお笑いですね。
「世紀の大誤報、恥さらし」って日本政府を罵ってますけど、あなたはいったい誰に頼まれて日本を貶めているんですか?日本を馬鹿にして悦に入るなんて薄汚いですね。

何が笑えない実話ですか?ご老人が何百人も拉致した国を疑い警戒するのは当然じゃないですか?

 doubleyさん、以前に高野氏が海外メディアの論調を引用した記事等を紹介していただけますでしょうか。果たしてそれが、高野氏に対して都合がよいものなのかどうをかを、読んでみたいと思います。
 あなたの論調ですと、かつて自国を占領していた日本に対して、ミサイルでもって威嚇、警戒する北朝鮮の政策も当然のことということになるのでしょうか。

高野さん

申し訳ありません口が過ぎました

(今日旅行から帰ってきましてコメントが遅く無し申し訳ありません)

高野さんのコメントに対するお詫びはお詫びとしてお願いがあるのですが
対北朝鮮との戦争になったときのノドンなどのミサイルのによる被害

通常弾頭や化学兵器及び細菌兵器の弾頭も考えられると思われますが

その場合の日本の被害(人的物質的)を高野さんの知りえるもので結構ですので教えていただきたいと思うのですが

当然私はどの程度の被害があるのかを分っておりませんので教えていただきたいのですが?

脅威脅威というよりも冷静な分析に酔うる被害想定をしていただいたほうが分りやすいと思うのですが

尚私は通常弾頭の被害は戦争の被害と捕らえるのならば許容範囲ですむのではないかと思っています(人的被害で数百人)これは冷静に数値的に考えたものではないので

高野さんに調べてもらって教えていただけたらと思うのですが
田岡氏のご意見もお聞きしたいですね

被害想定が無ければ方針も考えづらいと思うのですが?
いかがでしょうか

プルトニウム6kg級だと100万人レベルといわれています。
生物をミサイル弾頭に格納し飛翔させた場合、大気圏突入時に弾頭部が受ける摩擦温度は2000度に達し死滅します。スカッド程度のミサイルであれば分かりませんが。スカッド級だと日本には影響はないでしょうが。
Chemicalの場合は、知りません。(サリン、VX、マスタード等を想定していらっしゃると思いますが)、高温での科学変化等については、有識者の知識を待ちたいですね。
ていうか、死んでいく人数って関係があるんですか。殺される命が100人であろうが、1千万人であろうが、イクサで自国民が殺される悲劇に関係ないような。

<日本を武力で防衛する事はできない>
高野様、以前田岡氏がCSの番組内で、日米安保条約上、アメリカは日本が他国から攻撃された場合、アメリカが日本に代わり、反撃する条文にはなっておらず、一義的には自衛隊が反撃することになっている。
従って、日本は、基地を提供し思いやり予算を渡し、その上なんらメリットがなく、アメリカに守ってもらっていると考えているのは日本人だけである。
と、語っておられました。本当なのでしょうか。
だとすれば、植民地そのものではありませんか。
武器に関しても日本が独自に開発する事を極端にアメリカは阻止しています。小型飛行機のYS11でさえ(非常に優秀な出来栄えでしたが)後継機をつくる事をアメリカの反対で断念したと聞いています。
今回のPAC3にしても、開発段階から効果に疑義があるといわれていました。確か共同開発という名目で、開発費を大分負担させられた記憶があります。
アメリカはイージス艦をはじめ、日本を武器の市場としては(しかも他国より高く買わされている)いいお客さんだと考えていても、日本が本気で防衛力を高める事には反対である。核武装なんて、とんでもない。なぜなら、アメリカが日本を好き勝手に操れなくなるから・・・。
いつまで、ポチなんでしょうかね。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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