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トヨタ、3月期決算は3500億円の赤字に転落

 トヨタ自動車は6日、09年3月期の連結決算が税引き後利益で3500億円、営業利益で4500億円の赤字に転落する見通しだと発表した。営業赤字としては日本の上場企業として過去最大である。そのため08年度当初の世界全体での生産計画の2割に当たる179万3000台を減産する。世界No.1自動車メーカーであり、日本を代表するトップ企業のこの転落ぶりが産業界に与えるインパクトは計り知れない。

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高野孟氏(THE JOURNAL主幹)
「時代逆行的な経営判断に原因があったのではないか」(2/7)

米国では1月の新車販売が前年同月比で4割も減っているが、世界全体でそれほどの市場縮小が起きているわけではない。なのにトヨタがここまで業績を悪化させるのは、北米市場に重点を置いて大型のしかも高級車に力を入れすぎたという時代逆行的な経営判断に原因があったのではないか。6日のトヨタ社長会見でその点を厳しく突っ込む記者はいなかったようだ。また、同社はこれに先だって内外にわたる大幅な人員削減を発表している。素早いと言えばそうだが、経団連会長も出してきたような日本を代表する企業で、しかもほんの1年前、08年3月期には「過去最高の税引き後利益1兆7178億円」を出していて誰よりも体力のあるはずの会社が、「首切りの嵐」の先陣を切るような行いに出るのはどうも納得がいかない。歯を食いしばって、少なくとも1年間は社員・労働者の生活を守る覚悟を示すのがトップ企業の矜持というものではないのだろうか。

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コメント (1)

ここで、紙版「INSIDER」02.01号2ページの、高野氏の言葉を引用する。
「~それに便乗してお手軽にコスト削減を図ろうとする経営者の短視・軽薄・無能ぶりの現れという一面がある」

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