新年明けましておめでとうございます!
暗いニュースばかりが目立った2008年もようやく終わりを告げました。とはいうものの、一休みついたののつかの間、年始から国会は大荒れになることは必至で、なんとか通常国会を乗り切ったとしても、2009年は戦後政治史史上初となる二大政党を中心とした政権交代選挙となる可能性が高くなってきました。激動の2008年に引き続き、2009年も日本の進路を決する1年になることは間違いありません。はてさて、今年はどーなるニッポン!?
THE JOURNALでは、昨年末から引き続き、年末年始の特集として各ブロガー独自の視点で2008年を振り返ってもらい、2009年を展望してもらう「変な年2008回顧、大変な年2009展望」をお届けします。正月三が日も連日のようにブロガーが登場しますので、読者の皆さんも、2008年の重大ニュース、2009年に対する期待をコメント欄でお寄せください!
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【関連記事】
■暁玲華:2009年に込められた意味とは。(1/4)
■有田芳生:「世直し」宣言(1/2)
■石渡俊彦:謹賀新年(1/2)
■高野孟:元旦の新聞を読み比べる!――「100年に一度の危機」とは何か?(1/1)
■天野礼子:三知事の“ダム反対”(1/1)
■田原総一朗:麻生内閣は1月が限界(12/31)
■井上トシユキ:ネット社会の大人化が進んだ08年、09年はユーザーが主導権を(12/31)
■山口一臣:ダメだめ編集長の2008年日誌(12/30)
■甲斐良治:「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる(12/30)
■辺真一:2008年を回顧する(12/30)
■金平茂紀:極私的2008年重大ニュース(12/30)
■若林秀樹:2008年大統領選と金融危機を振り返る(12/29)
■財部誠一:敗北主義にお別れを(12/28)
■高野孟:2009年の世界(その1) ――これから始まるオバマの“大変”(12/26)
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暁玲華氏(スピリチュアルカウンセラー)
「2009年に込められた意味とは。」(1/4)
西暦2009年。まずこの数字に着目すると、2001年から続いてきた「00」と二つの0が並ぶ最後の年になります。「0」は存在が無いという現実的ではない数字なので、「00」は強い虚無感を感じさせ、混沌とした時代がまだ続くけれど、そろそろクライマックスだということがわかります。
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有田芳生氏(新党日本 副代表)
「『世直し』宣言」(1/2)
2009年1月1日。50年前のこの日、世界史に新たな1ページが書き加えられた。キューバでバチスタ独裁政権が崩壊したのである。メキシコにいたフィデル・カストロやチェ・ゲバラたち82人が定員8人乗りのヨット「グランマ号」でキューバに向かったのは1956年11月。ハリケーンで海が大荒れの日の出発である。それから2年。内部の裏切り、スパイ潜入、ジャングルという環境で発生した病気の危機、銃撃戦などで、一時はわずか12人にまで減ってしまった「キューバ解放部隊」。そんな苦境にあっても「われわれはきっと勝つ」と語っていたのがフィデル・カストロである。まさに「ドン・キホーテ」のような行動であった。しかも特筆すべきは、マルクスやレーニンの理論に依拠しない革命であったことである。現在の日本であれば、ただの傍観者によって、揶揄、嘲笑、冷笑の声が浴びせられたことであろう。それから半世紀。亡命キューバ人からは全体主義との批判を受けても、医療や教育分野での成果を否定することはできない。
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石渡俊彦氏(プロゴルファー&フィジカルトレーナー)
「謹賀新年」(1/2)
皆さん明けましておめでとうございます。
2009年はほんとうに“おめでとう”となるのか?
様々な業界で大きな再編・勢力分布の動きがある年になってもおかしくない情勢となりました。2008年春先までの景気が、わずか数カ月で世界的にここまで落ち込むと誰が予測したでしょうか?
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高野孟氏(THE JOURNAL主幹)
「元旦の新聞を読み比べる!――『100年に一度の危機』とは何か?」(1/1)
いつになく気分が晴れない重苦しい年明けで、主要各紙の元旦の紙面も、何とか暗鬱に陥らないよう苦心して編集しているようすが伺える。各紙の社説と1面トップ記事のタイトルは次の通り。
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天野礼子氏(アウトドアライター)
「三知事の“ダム反対”」(1/1)
2008年12月21日の朝日新聞朝刊には、“財務省「次年度以降もムリ」”、“国交省「補正予算 努力」”との見だしで、滋賀県の大戸川ダムについて、来年度予算の財務省原案では、事業費が一切認められず、「来年度の事業は休止」されることになったことが書かれています。前日の朝日夕刊では一面トップ記事で「大戸川ダム休止」とまず載っており、朝日は二日続き、他紙も同様の大きなあつかいです。
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田原総一朗氏(ジャーナリスト)
「麻生内閣は1月が限界!?」(12/31)
高野:日本の「変」な年の最大の理由が、福田さんが突然辞めて、麻生さんが総理になった。それですぐに選挙をやるのかと思ったら、やらない。となるとこのまま年越しとなるわけですが、いったい麻生内閣は来年どうなるのでしょう?
田原:麻生さん自身もよくわからないんじゃないかな。もともと麻生内閣というのは選挙をやるための内閣だったんで、閣僚も党三役もいいかげんなんですね。
高野:軽量ですね。
田原:軽量というよりも、すぐに解散するつもりだった。解散のつもりが長くやってる。官房長官の河村さんなんて、とても長く務める人ではない。麻生さんも秘書ぐらいにしか思ってないんじゃないかな。もともといいかげんな内閣だった。
高野:それが長くやってるから、余計にボロが出ちゃう。
田原:福田さんがそもそも何で辞めたかというと、理由は一つ。福田さんはジェントルマンだから。ただし、闘志がまったくない。だから、選挙が嫌い。
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井上トシユキ氏(ITジャーナリスト)
「ネット社会の大人化が進んだ08年、09年はユーザーが主導権を」(12/31)
2008年のネットを振り返ると、2つの大きなことが明らかになったと思う。
ひとつは、ネット利用のマルチ世代化、つまり生活インフラとしての定着だ。「情報通信白書2008」によれば、04年から07年にかけて、50代から70代のネット利用が軒並み10%以上も増加している。若年層にはもはや普及の余地そのものがないから、これはかなり高い数字である。
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山口一臣氏(週刊朝日編集長)
「ダメだめ編集長の2008年日誌」(12/30)
■メタミドホス
最初聞いたときは「痛み止めッス」(イタミドメッス)かと思いましたよ。でも、いまでは日本中で知らない人はいないほどの超有名農薬(殺虫剤)に……。日本では使用禁止です。
■橋下徹大阪府知事
とにかく、この人の人気には驚きます。以前、テレビ(スーパーモーニング)で橋下さんとバトルになったことがあって、視聴者からはまるで2人がケンカしているように見えたらしく、テレビ局には「早くあの男(私のこと)をやめさせろ」っていう電話が殺到したらしい(爆)。さらに、番組が終わって編集部へ戻ると、なんと編集部へも抗議の電話が入っていたんです。人気者を相手にすると、恐いなぁと。そんな橋下さんもアッと言う間に大阪府知事に。いろいろ物議をかもしているようですが、大阪府民の圧倒的な支持で勝ったのだから、しがらみにとらわれず思い通りにガンガンやって欲しいです。
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甲斐良治氏(増刊現代農業 編集主幹)
「「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる」(12/30)
■「100年に一度」の危機
世界を震撼させている現在の金融危機は、「100年に一度」の危機だという。ならばただ不安におののくだけでなく、新年を迎えるにあたって100年の単位で歴史を見直してみてはどうだろう。
ちょうど100年前の1909(明治42)年2月から7月にかけ、日本、朝鮮、中国の農村を旅した米国人土壌物理学者F・H・キングは、東アジア農業の自給力と永続性に驚嘆するとともに、自国の農業・文明をふり返って「人間は、この世の中で最も法外な浪費の促進者である。
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辺真一氏(コリアレポート 編集長)
「2008年を回顧する」(12/30)
今年(2008年)1年、朝鮮半島を振り返ると、前進したかと思うと、後退するという「一進一退の年」だったというのが正直な印象です。
昨年(2007年)は、7年ぶりの南北首脳会談の開催、6か国核合意、53年ぶりの南北鉄道連結などの明るいニュースが相次ぎましたが、今年は、韓国の政権交代を機に南北関係が冷え、また、核問題も、6か国で合意した核無能力化が完了しませんでした。
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金平茂紀氏(在京テレビ局記者)
「極私的2008年重大ニュース」(12/29)
今年は、6月まで日本にいて、あとの半年はNYに移ったので、ニュースをまとめて概観するのがとても難しいが、それでも今現在の記憶だけに従って列記してみると、以下のようになる。
① 新大統領に選ばれたオバマのシカゴ演説
② 経済危機を呼号する人々の立ち位置の無自覚
③ 秋葉原・無差別殺傷事件での「派遣社員」という呼称
④ 漢字の読み書きが不自由な日本の首相
⑤ 防衛省幹部のトンデモ史観
⑥ 二代にわたり続いた「政権」放り出し
⑦ テレビ製作者における灯火の消滅
⑧ 日本における集会・デモ表現の不自由
⑨ 光市母子殺人事件と三浦和義氏の自殺
⑩ ブッシュに靴を投げつけた記者
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若林秀樹氏(戦略国際問題研究所 客員研究員)
「2008年大統領選と金融危機を振り返る」(12/29)
今年1年を振り返り絶対に外せないニュースは、何といってもアメリカ建国200年間で初めて黒人の大統領が選挙で選ばれたことであり、そして100年に一度と言われている金融危機の勃発です。どちらもアメリカのみならず世界に与えたインパクトは計り知れず、その起きた事実が歴史となり、好むと好まざるとにかかわらず、新たなアメリカを形づくっていくことになりましょう。
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財部誠一氏(経済ジャーナリスト)
「敗北主義にお別れを」(12/28)
「米国がくしゃみをしたら日本が風邪をひく」
日本の大人たちはそう信じ込んできた。日本人の対米依存症は政治、経済を超え、精神性そのものにまで染みこんでいる。アメリカン・スタンダードをグローバル・スタンダードに仕立て上げようという米国の思惑に、多くの日本人はなんの疑いも抱くことなくアメリカン・スタンダードこそが絶対正義と信じ込んできた。
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高野孟氏(THE JOURNAL主幹)
「2009年の世界(その1) ――これから始まるオバマの“大変”」(12/26)
バラク・オバマは1月20日に第44代米国大統領に就任する。2年間近い激しい選挙戦で彼に最終的勝利をもたらしたのは「チェンジ」というシンプル極まりないスローガンで、それが日本で“変”がこの年を象徴する漢字に選ばれた有力な理由の1つともなったのだが、ブッシュの8年間への米国民の余りに深い絶望に“変”の1字を以て希望の火を点したのはそれで大成功だったとして、さて実際に大統領となって現実に直面して、その希望に具体的な政策で裏打ちを与えて行くとなると、これはもう“大変”である。なにしろ彼が引き受ける米国は、建国から2世紀余りを経て世界最強の帝国として栄華と驕慢の頂点を極めたその瞬間に、アッという間に全世界からの非難と侮蔑の中へと転げ落ちて、行く先も定かならずオロオロと衰弱に向かうことになるかもしれない老大国なのだから。
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