アメリカ敗北 北朝鮮テロ指定解除!
ワシントンのアメリカ国務省は11日(日本時間12日)、北朝鮮のテロ支援国家指定を解除したと発表した。北朝鮮が中断していた各施設の無能力化を再度実施するとの表明を受け、その「見返り」として決定された。
アメリカ政府は「さまざまな制裁が残っており、指定解除による影響はほとんどない」(朝日新聞)と、テロ指定解除は象徴的な意味合いであることを強調しているが、アメリカと北朝鮮の核交渉が新たな段階に入ったことは間違いない。
ブッシュ政権時代はまもなく幕が引けるが、大統領選挙後の新政権が、次の段階として実際に経済支援を行うかどうかにも注目される。
なお、アメリカは北朝鮮を1988年にテロ支援国家に指定した。今回の決定により、残るテロ支援国家はキューバ、シリア、スーダン、イランの4カ国となった。
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辺真一氏(コリアレポート編集長)
「北朝鮮にとって核無能力化は暫定的な措置」(10/12)
今回の米朝交渉はブッシュ大統領と金正日総書記の最後のせめぎあいだったが、(テロ支援国家指定解除を勝ち取ったことで)北朝鮮、すなわち金正日の外交勝利となった。
いまだかつて、武力を背景にした強硬策の外交で核兵器を廃棄した国はない。中国、インド、パキスタン、イスラエルの核保有は、国際社会は止めることができなかった。
放棄できたのはウクライナと南アフリカとリビア。ウクライナの場合はロシア、アメリカ、フランスなどが安全保障体制と経済協力を約束して核兵器を手放した。リビアもテロ支援国の解除、国交正常化、安全保障を確約させてから核を手放した。北朝鮮も同じて、国際政治では見返りがなければ核を手放すことはないのだ。
一般的には、アメリカのテロ支援指定解除は暫定的で、もし北朝鮮が検証に応じなければアメリカは再度テロ支援国指定を復活させるという。しかし、それは一方的な見方にすぎない。
アメリカにとって暫定的な措置であるならば、北朝鮮にとっても今回の核無能力化の約束は暫定的な措置である。アメリカが約束を守らなければ、北朝鮮もそれに対応して検証にも無能力化にも応じない。
具体的には、北朝鮮は今後、国連の制裁決議を外すように中国に依頼するだろう。また、国際機関から融資を受けるためにIMF(国際通貨基金)や世界銀行などに加盟すると思われる。だが、アメリカはテロ支援国家指定を除外したために、この提案に反対できない。もし反対すれば、北朝鮮は「敵視政策をやめていない」として、検証や無能力化を放棄するからだ。
これが北朝鮮とアメリカが言うところの「行動対行動、約束対約束」である。「暫定的な措置」とはアメリカの一方的な権限ではなく、北朝鮮も同じ権限を持っているということなのだ。

コメント (1)
最初から、アメリカに頼ろうとしているのだから当然何もない。少なくとも、アメリカを利用しようとならなくては?自分では、何もやらなくて、金正日が悪いというだけでは更に解決が遠のく筈。普通の外務省の役人が少しぐらい真面目にやっても、何もない。それを家族の方は本音はどう見ているのだろう。まだ、圧力をと言うだけで本当に帰ってくると思っているのだろうか?でも、それしか出来ないのを見ていると、更にかわいそうに見えてしまう。
先日、アイスランド(国)がe-bayでオークションで出品されました(jokeで)。できたら、韓国がオークションで、それも、北朝鮮付きで出品された方が戻ってくるのが早いのかも知れない。
それにしても、変な写真を出して騙せると思っているのだろうか?そうだとしたら金永南も大した物ではない。しかし、逆にわざとその事をする事により、金正日が既に実質的にいなくなっていると全世界に悟らせるのなら大した者だ。偽者がまだいるのなら、遠くから動いているその人を映させると思うのだが?それをやらないと言う事は、事実上終わっていると言う事。だからこそ、本音の交渉ができる段階になっているような気がするけど…。
投稿者: おumaちゃん | 2008年10月15日 08:25