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報道されない4号機の危機的状況について »

被災地からの手紙(5)

 宮崎学である。

 友人からの手紙5通目が届いたので、本人の了解を得てこれを紹介する。

 避難指示が出された各地では、牛、馬、鶏、合ガモ等、餌をやれずに骨、皮までに痩せいく。検問を突破してでも逮捕されても、ワシは行かねばなんねえ。牛馬は家族だと言う。ダメなら処分してくれ、とも言う。

 米も野菜も葉たばこ、漁もダメ。ワシらどすりゃええだと大の男が泣く。女房、子供が項垂れる。見てる私らも下を向く。こんな時に気安くガンバレ等と言わんでくれや。

 東電からの仮払金100万円を断る人が居る。東電の言うことを聞いたみたいでイヤだと語る。

 いわき市が空きアパート、県営、市営住宅を一年間借り上げました。家賃はタダでも電気(東北電力です。)水道、ガス代、生活費が要ります。確かズーと昔失対事業てのあって、炭鉱閉山等で仕事を失くした人々の救済に役立ったはず。忘れたかな?このままではムシロ旗に牛馬、魚の絵書いて東京さ行くど。

 4月3日の朝日新聞に東電が工事物品代を保留する通知出したとあります。東電他各発電所は払いがいいのが身上であるはず。注文書で借り入れが出来る程の信用を誇ったはず。地元と周辺住民に安穏を約束したはず。

 電力マンの使命感、誇りはどこに忘れた?
私の父も長く地元の火力発電所にその大半の人生を捧げました。エンピツ一本紙一枚必ず地元で買えなければ少し遠く、もう少し遠く買いに行く。それが地元へのご恩返しの始まりである。東京から大量に仕入れば安くつくなどと愚を言わぬ様にと諭したと偉そうに申して居りました。所詮我々は他所者であるとも。

 だから他所者がフクシマに来て札束で面張って挙句にトンデモナイゴミを置いてちゃいけません。

 ゴミはお持帰りなされる様、切に切に拙はおねがい致します。

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副島隆彦氏という評論家が、今の日本の現状は【ショック・ドクトリン】の罠に陥ってしまっている。そして、それが日本の復旧復興への精神のパワーを半減させ、警戒区域設定という現象を起こさせ、結果、東京電力福島第一原発事故により、避難者となってしまった住民達をもっとも苦しめることになるのだと鋭い指摘をされています。このパニックによる思考停止・判断能力の半減が、政治的な背景のコントロールに乗せられ、避難者達へのあるべき補償賠償への視点を誤魔化され、日本人みんなが、時間の経過とともに諦めて行く流れを作ってしまっているのだと。政府が年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに基準を代えたことの根拠と是非・何故、唐突にレベル7発表をしたのかの科学的な根拠と政治的な背景・小沢派の若手議員までもが、罠に填められている現状等が書かれていますので、読まれて下さい。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
そろそろ、新聞テレビにも呼び掛けて科学的な根拠と政府対応の是非についての両論、原発事故被害者にとっての補償賠償とは、どれくらいの規模で誰が負うべき責任なのかの明確な主張がなされなければなりません。

<宮崎様>
国って何なんでしょうね。オリンピックではこんな私でも燃えて日本人を応援しちゃいますけど・・・。
国は国民の生命と財産を棄損する為に存在している様ですね。
全員が無理なら一人でも多くの民を助ける為に寝食忘れて仕事するのが、内閣じゃなかったっけ。
代議士は、国民の代わりだから代議士だったんじゃなかったっけ。いつから労働貴族や財界やキャリア官僚の代議になったんでしょうか。
復興の設計図は学者に丸投げ、国民が僅かな金でも役立てて欲しいと出した義援金の分配に元東電の人間が関与して、30キロ圏内の住民の為に使うと決めた。そりゃ、30キロ圏内の方々にはもっと、もっと手厚くあるべきと思いますが・・・100万円の東電からの仮払いの後をどうする!との問いに、東電清水社長があいまいな答えをしたのは・・・国民が被災者の為に作った金を流用する腹づもりなのでしょうか?
もう、メチャクチャだ。これ以上、被災者にどう頑張れというのか?頑張るのは都会の人間と中央官僚と、とりわけ政治家でしょう。
民主党の政治家、中でも松下塾系列とエセ左翼政治家は、国民というヒト括りで物事を判断する。これじゃ、あなたたちは政治家ではない。代議士ではない。
国民はヒト括りの存在じゃない、ひとり一人、家族があり、仕事があり、友がいて、生活がある。
どうか、辞めてください。グラスルーツの民を理解できない、いや、理解しようとすらしない、これがあなた方の限界です。
選挙区の支持者の家族構成がいえますか?彼らは票をくれる下々だと考えていませんか?
我が選挙区の民主党代議士は、絶対に支持者の声は聞かない、献金だけは受け取る人です。
もう、たくさんだ。解散してくれ!選挙期間の2週間の空白など、ロクでもない議員に国を任せる空白に比べれば、どうという事はない。
これから手つかずの瓦礫からは沢山の蝿や蚊が飛び立つ。東北は感染症の一大発生地になる可能性がある。瓦礫の撤去に東北の人々で元気な男手を使え、仕事を与えて金を出せ。そして、徹底した消毒を。暖かくなってきた。一刻の猶予もない。
政府は刻一刻と変わる被災地の要望にスピーディにきめ細かく応えなければならない。
なのに、次の補正予算は7月だそうだ。菅総理はフランスサミットで、政府専用機に乗り現地でワインでも飲むのだろうか。番記者は政府専用機の同乗して、フランスのホテルでゴージャスな食事をするのだろうか。
宮崎さん、国って何なんでしょうね。

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Profile

宮崎 学(みやざき・まなぶ)

-----<経歴>-----

1945年、京都のヤクザの家に生まれる。
早稲田大学法学部に進むが、学生運動に没頭して中退。
週刊現代記者として活躍後、京都に戻り家業を継ぐが倒産。
「グリコ・森永事件」ではキツネ目の男に擬され、重要参考人Mとして警察にマークされる。
自身の半生を綴った「突破者」で作家デビューを果たした。
2005年には英語版「TOPPA MONO」も翻訳出版された。
最近は、警察の腐敗追及やアウトローの世界を主なテーマにした執筆活動を続けている。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://miyazakimanabu.com/

魚の目(魚住昭責任編集)
http://uonome.jp/

-----<著書>-----


『ラスト・ファミリー 激論 田岡由伎×宮崎学』
2010年1月、角川書店


『談合文化論』
2009年9月、祥伝社


『近代ヤクザ肯定論―山口組の90年』
2007年6月、筑摩書房


『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』
2006年9月、同時代社


『法と掟と』
2005年12月、洋泉社


『近代の奈落』
2005年12月、幻冬舎


『TOPPAMONO』
2005年9月、Kotan Pub


『万年東一(上)』
2005年6月、角川書店


『万年東一(下)』
2005年6月、角川書店



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