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除名処分を迫る自民党の愚かさ

 消費税法案の衆議院通過を巡り、民主党内から70人を越える造反者が出た事について、自民党は造反者を除名処分にしなければ参議院での審議に応じないと主張している。貧すれば貪する。自民党もここまで落ちぶれたかとため息が出る。審議に応じなければ自民党は民主党のペースにはまっていくだけで民主党を利する事になる。

 およそ民主主義国家の政党があらゆる政策で一致することなどありえない。政治家の仕事は選挙民の負託に答える事で、選挙民の声と政党の方針が異なった時には選挙民の側に立つのが民主主義の基本である。国民を優先するのが民主主義だから、それを勘案せずに政党が所属議員を除名追放などすれば政党は先細りして消滅する。

 レーガン政権時代のアメリカには「レーガン・デモクラット」と呼ばれる民主党議員がいた。彼らは民主党議員ではあるが共和党のレーガン大統領の政策を一貫して支持した。それは自分の選挙区の有権者にレーガン支持者が多かったからである。それこそが国民主権の政治で民主党は「レーガン・デモクラット」を党から追放などしていない。

 日本は議院内閣制の国だから、総理大臣は国会議員によって国会で選ばれる。従って国民の選挙によって過半数を制した政党の党首が内閣総理大臣に選出される。その選挙で政党の中から造反者が出ればそれは国民の声を無視した事になりこれは除名される。内閣不信任案に与党議員が賛成した場合も同じである。しかし政策や法案となれば話は違う。

 今回の消費税法案については、選挙で国民に「やらない」と約束した政策を国民に断りもせずにやろうとしているのだから、それに対する造反者を処分するのは民主主義の筋道に反する。その事を自民党はつい先日まで主張していた。「マニフェスト違反だから解散しろ」と言うのは全く正しい主張である。そこまでは自民党も国民の側を向いていた。

 ところが3党合意をした現在、「3党合意を無視して造反したのは政党間の信義に反する許せない行為だ」と自民党は言う。3党合意は国民が求めたものではない。政党の勝手な合意である。国民を無視して政党の勝手な都合を優先し、それによって国民との約束を守ろうとした議員を処分しろと言うのは恐ろしく反民主主義的な言い草である。

 その自民党に迎合し、「民主党は政党の体をなしていない」などと批判するメディアも民主主義を知らない。小泉政権時代の郵政選挙を思い出せば、そんな事が言えるはずもない。「バカを言うのもいい加減にしろ」と言いたくなる。

 小泉総理は「郵政民営化」を政権の最重要課題と位置づけ、それに「政治生命」を賭けた。野田総理における「消費税法案」と同様である。しかし自民党内からは轟々たる反対論が出た。衆議院の採決では自民党から反対37票、棄権14票の造反者が出たが5票の僅差で可決され、参議院では自民党から反対22票、棄権8票が出て17票差で否決された。

 総理大臣が「政治生命」を賭けた法案を自民党は造反によって否決したのだから、今回の消費税に対する造反よりも造反の程度は重い。これに対して小泉総理は「国民に聞いてみたい」と言って衆議院を解散し、造反議員を公認しなかった。しかし除名などの処分を行なったわけではない。

 選挙の結果、自民党は296議席を獲得する大勝を収め、国民は郵政民営化を支持した。その結果を受けて開かれた特別国会では造反議員の多くが賛成に回り、郵政民営化法案は成立する事になった。造反議員に処分が下されたのはその後で、衆議院の採決で造反が出てから3ヵ月後の事である。

 選挙の前に新党を作って自民党を飛び出していた9人と、首班指名選挙で小泉純一郎氏に投票しなかった1人が除名され、27人が離党勧告、党員資格停止1年が3人、党役職停止1年が16人、そして戒告が23人であった。つまり除名は自民党を離れて別の党に所属していた議員に下された。

 そして自民党はそれから1年も経たないうちに離党を勧告した議員を復党させる事にした。首班指名選挙で自民党の安倍晋三氏に投票した事などを理由に誓約書を書かせるなどの条件を課して11人を復党させた。処分は厳しすぎたという事になる。この二転三転振りを見てメディアは自民党を「政党の体をなしていない」と批判したであろうか。

 さらにそれから6年が経ち、今年の4月に小泉政権の郵政民営化法案を見直す郵政民営化法改正法案が民主党政権の手で上程され自民党の賛成も得て可決された。小泉政権の最重要政策を自民党自身が葬り去ったのである。この時、自民党から造反者が4人出た。小泉政権時代に幹事長であった中川秀直氏、総務大臣であった菅義偉氏、小泉元総理の息子の小泉進次郎氏が反対票を投じ、平将明氏が棄権した。

 郵政選挙で国民に民営化を訴えていた自民党議員が一転して改正案に賛成した事に「恥を知れ」と言いたくなったが、この時に造反組に対して自民党執行部が下した処分は「口頭での厳重注意」という軽いものであった。その自民党が国民との約束を守ろうとした議員を「除名しろ」と言うのは如何なる論理からなのか。

 しかも小泉進次郎氏は党の青年局長という役職にあり、党議拘束に違反するなら役職を辞してから造反するのが普通である。それをお咎めなしにした事にも「恥を知れ」と言いたくなる。野田総理は処分問題について「他党からとやかく言われる問題ではない」と言ったがそれはその通りで、それを審議と絡めてとやかく言う自民党は愚かというしかない。

▲  ▽  ▲

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田中良紹さんによる「政治の読み方・同時進行編」を、美味しいお酒と共に。

ぜひ、奮ってご参加下さい!

【日時】
2012年 7月25日(水) 19時〜 (開場18時30分)

【会場】
第1部:スター貸会議室 四谷第1(19時〜21時)
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 302号室
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

※第1部終了後、田中良紹塾長も交えて近隣の居酒屋で第2部を行います。

【参加費】
第1部:1500円
※セミナー形式。19時〜21時まで。

第2部:4000円程度
※近隣の居酒屋で田中塾長を交えて行います。

【アクセス】
JR中央線・総武線「四谷駅」四谷口 徒歩1分
東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩1分

【申し込み方法】
下記URLから必要事項にご記入の上、記入欄に「年齢・ご職業・TEL」を明記してお申し込み下さい。

21時以降の第2部に参加ご希望の方は、お申し込みの際に「第2部参加希望」とお伝え下さい。

http://www.the-journal.jp/t_inquiry.php

(記入に不足がある場合、正しく受け付けることができない場合がありますので、ご注意下さい)

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コメント (27)

野田=小沢=興石連合軍の思うつぼに嵌った自民党。

参議院は民主党+公明党で過半数を獲ることが出来るので、自民党は実は要らない。

自民党と公明党では意見(利益)が分かれる、公明党垂涎の

衆議院の比例代表連用制導入

でもって、民主党のマニフェストに則った消費税増税法案の修正案が成立するだろう。

田中さんが前回お書きの通り、連用制導入で自公の選挙協力は終わり、自民党はこのまま・・・

=選挙民の声と政党の方針が異なった時には選挙民の側に立つのが民主主義の基本である。=

まさにその通り、この前の土日に、民主党のれんほう氏がテレビに連日登場し、

「政策決定のプロセスに則って党で決めたのだから、これに従うのが当然」

と述べていた。では訊くが、これが消費税増税法案ではなく、

「徴兵制導入法案」
「●●国との戦争開始法案」

だとしても、同じようなことが言えるのか?

民自公の談合によって戦争を行い、国民を犠牲にすることを、法案成立の「プロセス」の正しさだけで決めて良いのか?

バカも休み休み言え!

田中様

確かに、今回の消費税法案については、正に、あの小泉首相の時の郵政民営化の時と同じ様に思えるのは、おっしゃる通りだと感じます。
また、民主党の中からの造反があったことも、想定通りのことでもありますが、賛成票を投じた議員の中にも、騙されたふりをして賛成した方も、おられるのでは無いかとも予想されるところですが、この点だけは何とも申し上げられません。
しかしながら、民主党の造反議員を処分しろと言う自民党の言い分には、相手にするまでも無いことで、国民からすれば、自民党に勝手に言わせておけば良いだけのことでは無いでしょうか。
ただ、国民としてみれば、あの郵政民営化の時は、自民党にまんまと騙されてしまったと言うことも言えるし、違うのは、あのときの自民党は与党であったところが、今は野党の立場になっただけのことでしか無いと思えば、民主党としては、逆に騙されたふりをすることで、自民党を逆転の罠に嵌めて、幾らでも追い詰め、自ら崩壊させることも出来るのでは無いかとも考えられるのですが、そこは、今後の中盤の攻防や遅くとも来年には総選挙もあることを考えれば、そっと静かに見ていかなければならないと思います。
だが、それにしてもマスコミの報道には、騙されたふりをして見ると、逆の意味で大いに楽しませて貰った様な気がします。
新聞記事についても、まともに読むのでは無く、騙されたふりをして読むのが望ましいのでは無いかとつくづく感じており、実家では、読み終わった新聞は、廃品回収に出すことで、トイレットペーパーと交換出来ることを思えば、ニュースペーパーでは無く、リサイクルペーパーとして購読してあげると言うことも、一つの参考になるかも知れません。

 んー、それにしても小泉進次郎は、親父の政策だからとはいえ、造反していたとは・・・。

 感情的にはわからんこともないが、彼の論理が自己都合によって捻じ曲げられるいい加減なものだと、今さらながら再認識したね。彼も期待できないね。

 さて、小沢氏の離党予定行動だけど、政権を奪取したのはマニフェストのお陰であり、しかもそれは国民の側に立って既得権を奪う政策だった。
 だから既得権者の財界官僚マスコミが反対の合唱をするのは明らかで、それで政策信念がぐらつく連中は、最初から素人未熟議員だろうね。

 今回の消費税導入政策は、論議と手順をしっかり経ても踏んでもいない暴挙であり、これに同調する風見鶏議員連中は、民主党という沈没船を占領しながら、国会から消え去るだろうね。

 次の政治の舞台は、自民民主の惨敗の後に登場する、維新とかかな?


 明治維新は、中央集権国家の建設を目指していたが、平成維新は地方分権国家の建設が目標にならねばならない。

 それが歴史の大きなうねりだね。

自民党の劣化は目を覆いたくなるレベルに達していると思います。

そして民主党の今の執行部の連中も。

小学生でもわかる事を口先でごまかし、嘘を言いて国民をだまし、自分の言った事には何の責任も持たないで権力で自分たちに都合のいい法律を勝手に成立させ、反対する議員を造反したと糾弾する。

まったくとんでもない人間が権力を振り回している現状。

国民を舐めきっている。

今にみていなさい。
この反動は次回の選挙にはっきり出で来るのだから。

田中様
今回の3党合意における、民主党に対する自民党の主張は郵政選挙における自らの行動に矛盾するものです。
しかし、思い返せば菅前首相が両院議員総会で退任表明を翻し首相に居すわったことも言動が矛盾するものでした。
与野党問わず日本の政治は、無責任になってしまったことを物語っています。
ソ連はチュルノブイリ事故で崩壊したのと同様、日本は福島第一原発事故で崩壊する日が近いかもしれません。

田中様

自民党も、野田総理が小沢氏を処分したくてしょうがないことがミエミエだから後押ししているだけでしょう。
野田総理もあのときの小泉総理のように怒り心頭と思うが消費税が可決されているから我慢しているのです。

自分の意見は反対にも関わらず、消費税に賛成した議員の行動には理解に苦しみます。
こう言う人は衆議院を解散されたら困るでしょうから、解散は当分ないですかね。
それまでに改革の実績をどこまで積めるかにかかりますが、期待できません。増税が決まっているのに身を切る改革など出来る訳がありません。
今はむしろ増税し公共事業の積極推進路線に舵は切られました。

""
除名処分を迫る自民党の愚かさ""

その通りです。自民党は党議拘束を無視した自民党議員を除名してから文句を言えと言いたい。


それにしても民主党の「11人の勇者」の勇気ある御子ちゃま行動を褒めてあげましょう。

さすがに民主党議員と!・・・・次の選挙では華々しく散り二度と赤い絨毯を踏む事はないでしょう!

そんなに事は単純ではない。
公明党にとって最も恐れる事とは何か?それは自分達が「風見鶏」だと思われることである。自民党を切り民主党と手を組む、一時的には良くても長い眼で見ると公明党外しの始点となりうる(少数政党の悲哀だ)。理由が党利党略ミエミエゆえに逆に動きづらいのである。母体が宗教法人である後ろめたさからか、なるべくエゴを見せないように努める側面が公明党にはある。

田中 様

「貧すれば鈍す」といいますが、自民党は、昔の「杵柄」というか、旧態然とした政策しか取れず、民主党に押し付け衆議院で増税案に賛成し通過しました。

全くの茶番であるのに、ごますり評論家、マスコミが消費税増税を最大限に評価しています。茶番はさらに進みアンケートで小沢氏Gの行動を評価するのは20%以下などと、わけのわからない論理を展開しています。

田中先生のお話の通り、国民に公約した政策をかなぐり捨て、国民の望んでいない政策を実現しようとしたら解散して国民の声を聞くべきです。民主党は、菅総理が消費税を公約化しようとして、参議院で散々な結果となりました。

反省したと言うのか、ずるくなったのか、今度は国民不在で自民党、公明党との野合で実現しようとしました。民主党の意図もほめられたものではないが、解散を担保にした自民党の消費税増税賛成は、野党としての使命を果たしているとは言えない。実質的な大連立である。解散が遠のくと自民党は何をやっているのか分からなくなってしまう。

輿石幹事長は流石に老獪であり、ほとぼりを冷まし現実の姿を直視させようとしています。中間派は声を高らかに党が割れるのは避けなければならないと言っており、参議院での法案修正が現実化していくのではないか。法案修正の話が表面化せず小沢氏と輿石氏の連携が、公明党を引き込みながら自民党を追い込んでいくのか、或いは小沢Gが離党し、数か月のうちに同調者がどんどん増えていくのか分からないが、選挙が目前に迫れば、小沢氏の手腕に期待するというより、頼る人が増えるのは避けられない。

党を超えて国民に聞く。つまり内閣不信任案を提出することですか。
内閣不信任案が提出されたら三党合意で反対できるかな。

田中良紹さん  ≪善き政界再編≫
引用【貧すれば貪する。自民党もここまで落ちぶれたかとため息が出る】
全く同感ですね。まあ、正確に云えば、貧し貪し落ちぶれたのは「谷垣・石原主導の自民党」だと思います。
現在の自民党議員の全員が、そのような無様な状態にある訳では断じてないのは明白ですから。
因みに、現在の民主党議員の全員が、未熟歪の状態にある訳ではないのも明白だと。
まあ然し、今の「谷垣・石原主導の自民党」のまま解散・総選挙に突入すれば、自民も民主も惨敗、少数で非力な弱党が林立、という絵図が思い浮かびます。

この絵図が案外に善いかも知れません。
政界再編が余儀ないものになる。
然りとせば、次なる課題は「善き政界再編」か「悪しき政界再編」かになる。
「善き政界再編」が出来れば、日本政治は漸く「決められる政治」を手に入れることになる。
因みに、私見では「決められない政治」の原因は、衆参ねじれにあるのではなく、広深永な方針を打ち出せない与党、その資質知見のない与党」にこそあると。
其れらを備えた政治勢力が、「善き政界再編」を経て政権与党に付けば、「決められる政治」を手に入れることになる。
日本政治に絶望する前に、「善き政界再編」に期待を繋ぎたいと思っています。
草々

落ち目の自民党に言われるまでもなく、また民主党内の愚か者11人衆に言われるまでも無く、口先お化けの外国人献金魔に言われるまでも無く、来週には胸を張って飛び出して欲しい。


新党名はいろいろ噂になっているが、「生活第一党」でも「反消費税党」でも「小沢新党」でも良い。


マスコミは被告の身では党首になれないだろうと言うが、小沢さんが党首になるのがわかり易い。


小生の周りでも分かり易いと言う応援団が多い。


下手な党首を担ぐより、以外に正攻法が成功すると思われる。

自民党の作戦は基本的に正しいでしょう。
民主党内の処分に口出しするのは筋違いという指摘はもっともですが、自民党の目的は民主党の弱体化です。処分して分裂すればよし、処分せずに党内野党を抱えたまま支持率を下げるのもよし。

また、自民党が郵政民営化反対の議員を復党させたときにはメディアは自民党叩きをしたと思いますが。

田中様

道理は田中様のいう通りですが、民主党の増税派は三党合意の過程で、野田始め、仙石、岡田は自民党の長老を先生として奉り、教えを乞い、指示に従うという姿勢で合意をしてもらったのである。
自民党が怒るのも無理はない。
これに対して輿石は、自民でなく、公明だけと組み、自公の仲を裂き、民主党としての主権を確立しようとしているが、仙石始め主流派は屈するはずがない。仙石は大島べったりで自民党をけしかけている可能性もある。いわば民主党は日教組対全共闘の戦いなのだ。内ゲバ得意の仙石全共闘の方が勢いがあり、無手勝流何でもアリで、小沢夫人の手紙を全議員に送付したりと相手を倒すために陰湿な手段で追い込んでいる。これに対して輿石日教組は組織的に動いているが、劣勢である。小沢としてはこのままずるずる引きずられて処分されてから離党よりは、先に早く離党すべきである。そして小沢氏としての政策を発表すべきである。特に財政再建をどうするのか国民が期待していることである。反増税だけでは国民は納得しない。それができるなら小沢は選挙の主役となれる。
今までの小沢氏では無理だが。
まぁそれ以上にマスコミのお粗末さにはあきれているが、それを真に受ける国民も多く、日本は沈没するばかりである。

今の政権の状況、どこかで見たような・・・と思っていたら、自民党末期の安部晋三、福田康夫両氏の政権末期とそっくりな打つ手がない状況。

「週明けに処分だぁ!」と、無理に強気を見せているのもそっくりだ。

ならば現在の総理も、この両氏と同じ運命を辿るのかもしれない。

マスコミに対しては、「あなたたちとは(頭のレベルが)違うんです(by 福田康夫)」とでも言っておけばいい。

さあ、7月は「民自公大連立増税派」と「マニフェスト遵守派」による民主党の代表選だ!

福島原発事故とマニフェスト違反の消費増税は、マスコミの世論誘導を大きくクローズアップしています。
西松事件までは、検察への一般的な信頼がマスコミの問題をわかりにくくしていましたが、今回は身近なテーマであることもあり、国民の認知が徐々に広がってきました。
これは大変に重要なことと思います。
今後はともかく今の時点では、マスコミは民主政において大きな役割を果たしているのですが、日本のマスコミは大本営発表の時代からその本質は変わっておらず、国民の世論誘導とガス抜きを行ってきたのだ、と言う認識が広まることが、大切と思います。
日本人にとって一番大切なのは信頼です。毎週金曜日夕方におこなわれる、首相官邸前の原発再稼動反対デモに、高齢の参加者も見られます。こういう方たちは、過去の経験を思い出し、最早信頼を失ったTV・新聞で誘導するのは難しいでしょう。

さまざまな情報がきちんと入れば、国民の判断は、何回かの選挙を経ることで少し時間がかかるかもしれませんが、国民に目を向けたマニフェストを訴え、実行しようとしてくれる候補者だけを国会に送ることができるようになると思います。

選挙の時にだけ増税しないことを国民に約束し、政治生命をかけてマニフェストをやぶる不届き者は、野田佳彦だけでなく、これからも現れることでしょうが、千葉4区の選挙民の良識により次の選挙で是正すれば済むことです。

組織票という一部関係者への利益誘導だけで選挙に勝てないことは、小選挙区で公明党が議席を失ったことでわかります。利益誘導を受けていない選挙民(マスコミは、浮動票と呼ぶようですが、組織されていないことに何の問題があるのでしょうか?)の方が遥かに多いからです。

マスコミの問題点を広く国民の共通認識にするという為にも、さらにマニフェストを守る重要性に関する国民の理解を深めるためにも、小沢・鳩山Gへの処分の議論が長く続いて欲しいものです。

田中様
先日の壬辰塾に出席し、29日の官邸デモに参加して感じたことを以下記します。再稼動反対のデモでしたが消費増税への不満も多くの人を動かしたと思われます。ごく普通の人が自主的にあれだけ集まった現実は国民が腹の底から怒りと生命と生活に対し不安を本能的に感じだしたしるしではないか、311以降の従来にない一般市民の動きがあるのではないか。次回選挙に反映されるのではないか。感のいい政治家は感知しているのではないか、そんな感想をもちました。私の住む長野県でも普通の市民、特に女性が不安と怒りを感じているように思われます。週末も官邸デモをどのように思われますか。

しつこいようですが・・・・、
私の日本史観を一くさり。

鎌倉時代の一所懸命は自らの土地を尊重する地方各々の特色を築いてゆき、江戸幕藩体制で地方の個性ある発展は頂点を迎えた。

 そこで欧米無法世界侵略強盗団がアジアに押し寄せ、日本は中央集権の必要に迫られ、「明治維新」が成立した。
 その中央集権体制は、戦前の欧米に倣った富国強兵政策から、敗戦後の経済戦争体制へと継続し、バブル期の経済社会の爛熟期まで続いた。

 そして、中央集権という「一部の連中の発想のみが生かされる」「或る意味効率的」な体制は、世界のトップに立った時点で限界を露呈した。

 そこで、地方振興の必要性を感じ取った人々が「地方分権」を唱え始めたが、これが「東京への利権集中」「東京に拠点を置く財界」「その手下の官僚及びマスコミ」どもの抵抗を生み出し、見苦しい無法が跋扈するようになった。

 最近のマスコミの偏重報道や魔女狩りのような小沢裁判。そして庶民に過重な負担を押しつける消費税騒動である。


 しかし、時の流れは地方分権に向いている。
 名古屋や大阪の動きは、橋下や河村といった個人の力によるものではなく、大きな時代の潮流が生み出しているものだ。

 中央政界での小沢氏と維新の会の動きは、こうした共通の時代的要請に沿うものだ。

 維新の会の事務局長の府知事による小沢氏との連携否定発言は、マスコミの評判を繋ぎ止めたい姑息な人気取り策にすぎず、彼の橋下氏への従属性、主体性のなさを表しているようだね。


 まあ、大きな潮流を見据えていれば、三寒四温はあれ、行きつ戻りつしながら、地方分権は進行してゆくだろうね。

消費税率アップはイヤだけど、小沢はもっとイヤだ!
こういう心理が醸成されていることは間違いないです。田中様のお説に聴くべきところは多々ありますが、小沢斬り-消費税率アップのコースを変えるのは難しいのではないでしょうか。

消費税率アップの議論では、2度までも前原政調会長に「一任」しています。いろいろな意見をくみ上げた考えを出せる人(かつての自民党の副総裁はそれに近い)に一任するのならまだしも、消費税率アップまっしぐらに凝り固まっている人物に一任すること自体が間違っています。
どんなにヘンテコリンなことでも、執行部が言うことにはどこまでもつき従うべきだ!(戦前はそれで終戦)という考え方に取り憑かれているとしか言いようがないです。

確かに朝日新聞ご推奨のように「それほど消費税率アップがイヤなら、賛成議員を落とせばいい」という手段はありますが、いったん決まった制度・しくみを変えるのは並大抵のことではありません。

この調子では、原発再稼働も、TPPも、「小沢(や共産・社民党)が反対しているから、おかしな考え方だ」に矮小化されてしまいそうです。

もう自民党の愚かさだの、民主党の稚拙さだのを論ずる時点は過ぎ去って久しいのですよ。

今、話題とすべきは、
政党間の約束(密約?)と、国民との約束の、どちらが重要なのか。
この一点につきます。
また、批判するなら、
その重要な一点を無視するマスゴミをこそ批判すべきで、今更自民党がとか、谷垣がどうのなどと云う事は、それこそ枝葉末節の問題であるのです。
いつまでたっても政策を語れと云ってはインチキ政局しか語る事しかできないマスゴミと一緒になって、自民党や民主党を書くのは、いい加減に止めましょう。

田中様のご意見は正論ですが、今の谷垣、野田一派は何でもありの政治家で、マスコミが更に何でもアリですから歯止めが効きません。
世の中勝てば官軍正論もくそもありません。
こういう風潮を小泉が作ったのに、小泉は処分には慎重だったとは自民党はまだ王道を行っていたのですね。今や覇道の時代。その典型が読売と巨人です。日本の社会も野球界もルールはナベツネ。
契約金も不倫も巨人選手にはルールなし、巨人軍は紳士たれとは、暴君たれの間違いだろう。
さて小沢はいつものごとくぐずぐずしているが、早く離党してストップザ消費税を実行するため、内閣不信任案を出すべきである。
すでに先行離党している渡辺グループや新党大地、新党日本、亀井氏を集めれば、単独で不信任案を出せるはず。そうなれば、自公は悶絶である。三党合意を優先して、大連立で野田を支えるのか、野田を不信認するのか、今度は自民の大分裂である。一気に政局は流動化する。
民主からも不信任賛成が出るし、自民の動向次第ではわからなくなる。
そこまで小沢に胆力があるのかが今問われている。
小沢氏よ、壊し屋として最後のご奉公をしてほしい。
ピンチは最大のチャンスである。
乾坤一擲大勝負をしてほしい。
野田は退陣大連立するか、解散するかであるが、大連立でも民主、自民とも分裂してぎりぎり過半数だろう。仕切り直しで増税に踏み切れなく、一気に行政改革、政治改革が政治課題となるはず。
小沢頑張れ。日本再生の最後のチャンスだ。民意に背き、官僚下僕となったぬるま湯密談政界を叩き直せ。

田中良紹 様
この阿修羅への投稿を読んで頂ければ、野田首相一派の方を「除名処分」できると思いますよ。
「本件4億円」に新事実。これで、政局は、“大ドンデン返し”です。それでも、離党ですかァ?
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/403.html
★【新事実のキモ】
実務上、「本件4億円の不記載」は、“ありえない”ということです。
ぶっちゃけて言うと、平成16年10月12日に入金時、石川氏は担保に差し入れる定期預金の名義を、“陸山会名義”とするつもりだったのなら、普通預金出納帳に記載すると同時に「収入簿」に「本件4億円」を記載していたハズだったということです。
★尚、普通預金出納帳から「収入簿」に転記しない場合には、「翌年への繰越額」がマイナスになってしまいますので、収支報告書が作成不能となります。

政権交代の3年前から、この投稿欄にコメントを寄せてきた一人です。

この【ザ・ジャーナル】が、つまり『野田政権を支えるツール』なら、バカバカしくって自分の不明を恥じています。

田中 様

参院での採決後が一番ベストな時期と見ていたのですが、ついに離党しました。過激な反執行部の方たちの意見に押されて動かざるを得なかったのでしょう。

勝負は参院の採決後であり、第二弾の離党が現実化し、自民、公明が解散に持ち込もうとするのではないか。大連立が具体化するかどうかは、選挙結果によって起きる可能性は否定できない。

民主党は、解散大連立を画策しているものと、総理たらいまわし待望組と割れ、離党組が入り乱れての解党が一気に進むのではないか。

自己中心が先行する民主党に、国民のことなど眼中になく、今までの行動をなかったかの如く行動する無責任な輩が跋扈するのが目に見えるようです。自民党も同じたぐいである。

政党が期待できないため、信念なき、国民不在の人たちを選別しふるい落とす必要性が生じるため、私たち国民の責任が今まで以上に重く期待されるようになった。

もう、うんざりですよ高野さん。

高野氏のコメントにも書いたが、どうせどっちも消されると思いながら、
もう一回。

消費税なんかどうだっていいじゃないか。
小沢にばかりとらわれなくたっていいじゃないか。

一体、何に怒っていると思っているのか、高野さん。

何もかも嘘をつかれて、それでも選挙まではじっと耐えているしかないのが国民だ。
(それともテロでもやれってか?)

怒りを代弁してくれるのなら、誰でも支持するさ。
違うかね。

小沢批判は、
もううんざりですよ高野さん。

もううんざりですよ小沢さん」という前に、
小沢嫌いでは、人後に落ちる事のなかった白川勝彦氏のブログでも読んでみたまえ、
高野さん!!

少しは、民主主義でも勉強しろ!

あんたまで事を小沢に矮小化しようと云うのか。
小沢じゃないだろ!
民主党こそが
「もううんざりですよ」なんだろ!!

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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

BookMarks

日本初の政治専門チャンネル!
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国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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