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消費税の政治学2

 野田総理と小沢元代表の会談が揣摩臆測を呼んでいる。揣摩臆測を呼ぶのは当然で、会談はそれを狙って設定されたと私は見ている。周囲を疑心暗鬼にさせながら、誰がどう言うか、世の流れはどうかを見極めて、両者はそれぞれ対応を考えるのである。野田総理が輿石幹事長に命じて設定させたというところを見ると、会談を必要としているのは野田総理である。

 両者を対立軸でしか見る事のないメディアは、会談が決裂するか、合意するか、協議継続となるかの三通りをシミュレーションして、民主党が分裂するか、野田総理が窮地に陥るかどうかだけを見ている。そして増税推進の立場から、野田総理が自民党と手を組み小沢切りを決断すべきだと主張する。しかし両者がのっぴきならない対立関係にあるならそもそも会談は設定されない。そうでない事を前提にすれば自民党分裂とか自公分断とかのシナリオが出てくる可能性もある。

 とにかく予算を成立させて国民生活に支障が出ないようにするのが最大使命の通常国会で、予算執行に欠かせない赤字国債発行法案が成立してもいないのに、増税の議論をしているのだからこの国会は普通でない。だから普通でない事が起きても不思議ではない。二人の会談が行なわれる週には、他の重要法案の審議が始まる事もあり、会談はその行方とも当然に絡んでくる。

 先週の国会は「社会保障と税の一体改革特別委員会」の審議を中心に動いたが、野党が追及していた点を私なりに整理してみる。まず野党は野田総理が「法案成立に政治生命を賭ける」という言葉とは裏腹に全く本気度を見せていない事を追及した。

 「ねじれ国会」だから法案成立のためには野党の協力が絶対に必要である。しかし野田総理にその姿勢がまるでない。参議院で問責を受けた2閣僚の更迭を迫っても応じない。増税は09年総選挙のマニフェスト違反であるのにそれも認めない。与野党間には社会保障政策に違いがあるのにひたすら協力を迫ってくる。成立させる気があるならば民主党の法案を撤回して自民党案を丸呑みにしろと野党第一党の自民党は迫った。

 町村信孝議員は激しい調子で「言葉だけで行動が伴わない松下政経塾流政治家」と野田総理をこき下ろし、竹下亘議員は「兄の竹下登が消費税を導入した時は所得税減税もやり、トータル2兆6千万円の減税だった。橋本内閣が消費税を上げた時はプラスマイナスゼロ。今回は13兆円を越える初めての大規模増税だが、全く国民に説明する努力がない」と今回の増税がこれまでとは違う純粋の増税であることを強調した。

 こうした議論を聞くとメディアが言うように野田総理が自民党と組んで消費税法案を成立させる事も難しいように思える。自民党は民主党が09年に国民を騙した事を認めて国民に謝罪をした上で自民党案を丸呑みしない限り協力しないと言っているのである。民主党は自民党に吸収されてしまえと言わんばかりである。

 しかし一方で自民党は野田総理の「不退転の決意」を千載一遇の好機と捉えている。特別委員会の自民党筆頭理事である伊吹文明議員は「野田総理が勉強されて我々と同じところに来ていただいた事を大歓迎している」と評価した上で、消費税問題で自民党の司令塔となっている立場からタテマエではない本音の部分を開陳した。

 まず消費税は社会保障のためではない。財政赤字を解消するために行なわなければならない。社会保障費がどんどん伸びてきて国民には分かり易いから社会保障のためと言うだけで、お金に色がついているわけではない。

 本当は小泉政権が人気があった時に消費税を上げておくべきだった。ところが税金を上げないで社会保障費をカットしてしまった。これが自民党の大失敗である。09年の選挙でいつもは選挙に来ない子供づれの若夫婦が大勢来た。そして自民党が選挙に負けた。

 自民党が消費税法案に協力する見返りに「話し合い解散」をするなどという子供じみた話を私はしない。野田総理は今国会で消費税法案を通すと言っているが実施の前に総選挙が必ずある。そこで民主党が負けると消費税は実施できなくなる。だから民主党案では駄目なので、野田総理は自民党案を成立させる方法でしか消費税を上げることは出来ない。

 つまり伊吹氏は野田総理が消費税法案を成立させる時に、中身は自民党案でなければ実施にたどり着けないと言っている。だったら自民党は民主党政権を終らせて、自分で消費税法案を提案すれば良いと思うが、それは出来ないのだ。それをやると自民党が選挙に負けてしまう。だから「不退転の決意」の野田総理に成立までやらせ、民主党が選挙に負けて自民党が政権についても、中身を自民党案にしておけば継続して実施できると考えている。野田総理に選挙の防波堤になれと言っているのである。

 自民党の税制調査会長である野田毅議員は、自自連立の時に小沢氏が作らせた消費税増税案の内容を示して、野田―小沢会談で総理が小沢氏を説得する材料に使うようアドバイスしたが、「総理は小沢さんを説得しきらんと思う」と悲観的見通しを述べた。そして「民主党内から66人が造反すると消費税法案は衆議院も通らない」と小沢グループに対する警戒感を露にし、野田総理には厳しい選択が待ち受けていると同情してみせた。

 こうした議論から見えてくるのは「社会保障と税の一体改革」とは国民向けの目くらましであり、実体は民主党が無駄を削る事をやめた事と、金融市場の動向を恐れて財政均衡に走る政府の姿である。要するに国際社会の恫喝に恐れをなしている話である。

 また「話し合い解散」も「大連立」もメディアの願望に過ぎず、与党も野党も政治家は消費税と選挙が絡まる事を恐れ、誰も野田総理の本気度を信用していないのに、それに付け入るしかないと考え、一方で消費税を推進してきた小沢氏が反対する真意を読み解いてはいないという事である。政局の入り口でみなまだ手探りしている。

▲  ▽  ▲

■お知らせ

田中良紹さんが講師をつとめる「壬辰田中塾」が、5月30日(水)に開催されます!

田中良紹さんによる「政治の読み方・同時進行編」を、美味しいお酒と共に。

ぜひ、奮ってご参加下さい!

【日時】
2012年 5月30日(水) 19時〜 (開場18時30分)

【会場】
第1部:スター貸会議室 四谷第1(19時〜21時)
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 302号室
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

※第1部終了後、田中良紹塾長も交えて近隣の居酒屋で第2部を行います。

【参加費】
第1部:1500円
※セミナー形式。19時〜21時まで。

第2部:4000円程度
※近隣の居酒屋で田中塾長を交えて行います。

【アクセス】
JR中央線・総武線「四谷駅」四谷口 徒歩1分
東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩1分

【申し込み方法】
下記URLから必要事項にご記入の上、記入欄に「年齢・ご職業・TEL」を明記してお申し込み下さい。

21時以降の第2部に参加ご希望の方は、お申し込みの際に「第2部参加希望」とお伝え下さい。

http://www.the-journal.jp/t_inquiry.php

(記入に不足がある場合、正しく受け付けることができない場合がありますので、ご注意下さい)

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コメント (19)

田中良紹さん
ブログのご更新、有り難うございます。

起承転結の道筋を引き当てれば、「起、承」の繰り返しには刺激もワクワク感もありませんが、「転」に踏み込んだ下記の部分には強い興味を惹きました。残念ながら、私にはそのシナリオが十分には理解出来なかった。就いては、次回にでも現実が許す範囲でご解説を戴けると幸いです。
特に、このご示唆は、私が待望する「政界再編」を指しているのか?と。肝心要である「善き政界再編」か「悪しき政界再編」かは、後で考えれば好かろうと。
-----記-----
両者(野田某&小沢さん)がのっぴきならない対立関係に‥ない事を前提にすれば、自民党分裂とか自公分断とかのシナリオが出てくる可能性もある


其れにしても登場した自民党議員達(登場順:町村信孝議員、竹下亘議員、伊吹文明議員、野田毅議員。そして彼らの傍に佇む谷垣さん)を並べると、その古さと歪みにウンザリさせられる。
「善き政界再編」がないまま、または今の政党枠組みのまま、または「悪しき政界再編」を前提にする限り、来るべき総選挙は再び「駄目さ競争選挙」になって仕舞う。
「善さ競争選挙」にしなければ、本当に此の国は立ち直れなくなる。猪瀬某の名前はどうでも好いが彼の「昭和16年夏の敗戦」の表現に倣えば、「2009年夏の敗戦」に続き「「2013年夏(?)の敗戦」を重ねることになる。
草々

<田中良紹様>
こんにちは。「消費税の政治学2」、興味深く読ませて頂きました。前作においてマスコミのバイアスを除くと見えてくる、という趣旨の教えを守り現状を考える時、田中様の本作は、永田町の真実を知る上で、大変役立つものです。
まずは「小沢元代表は野田総理と対立している」という考えを捨てねばなりません。対立の構図を作りたいのはマスコミと野党自民党であり、願望や妄想の類かもしれないからです。
>小沢・野田会談は憶測を呼ぶことを念頭に行われる<
その通りです。水面下で秘密裏に話し合いをする事も可能だったのに、わざわざ輿石幹事長が「総理から指示された」と述べるに至っては、アッピールが目的と感じておりました。
「不退転の決意」の消費税増税に小沢氏が賛成することすらあるのです。そうなれば、梯子を外されるのは自民党の財務族になります。
または、外圧に対するストッパーの役割を野党ではなく民主党内に造った可能性すら感じております。「消費税を上げて景気を悪くしたかったけど議会の反対で奏効しなかった」という言い訳で、55年体制下ではフツーに行われていました。
これでもか!と小沢グループが反対意見を表明し署名活動をやり、三役辞任まで行った。場合によっては「国際金融機関の恫喝」を跳ね返すひと芝居かもしれません。実際、国際格付け機関が格下げしようとも、日本国債の金利は低く安定しており、市場は逆の反応を示しています。
時々、ジャパンハンドラーの米国関係者が「日本国債の金利低下はいつ逆バネが働いてもおかしくない。消費税増税ができなければそうなる」などとテレビ出演するに至っては、胡散臭さ満開です。
電気代が上がり消費税が上がれば、中小企業がダメージを受けるのは確実で、日本経済の屋台骨がおかしくなります。
あえてそうさせる意思が働いているとしか思えません。しっかりしてくれ、野田さん。

<問わず語りで出てくる本音>
小沢氏は終始一貫して「選挙で国民に約束したことを実行しなければならない。」と言い続けているだけだ。
しかし、反小沢の自民党それから民主党執行部及びメディアは増税賛成になびかない国民世論に焦ってかどんどん本音が飛び出してくるようになっている。
先ずは民主党の政権幹部からは「党で正式に決まったこととか小沢氏も理解するだとか」脅したり、すかしたりの無意味な発言が多くなっている。
本音が最も出てきたのが自民党。「小沢氏を切れば消費税増税法案に賛成する。」と野田首相に迫る発言が総裁と幹事長から相次いでいる。
メディアもNHKの日曜討論で司会者が消費税増税に反対する小沢氏を「棘」としてこれを抜けと民主と自民の両党に迫る状況だ。
要するに消費税増税の為には小沢一郎の存在が唯一の障害であるということ問わず語りに述べているのだ。
彼らにとって膨大な税金を食い尽くすシステムを維持する為には増税が不可欠であり、それに抵抗する小沢一郎排除こそが至上命題であったわけだ。
西松事件。陸山会事件の背景・動機が実にはっきり浮かび上がったと思う。
この3年間「お天道様が見ている。」と言って、余計な発言はしなかった小沢氏、多くの言葉を吐き続けることで寧ろ隠れた真の意図を露顕させてしまう既得権側の人達。
検察審査会もアリバイ作りでリークした情報によって、返って存在そのものに疑惑が持たれることとなった。
しかし、最後に判断するのは主権者である国民。
勝っても負けても小沢氏いや我々の闘いは終わらない。

自民党議員は何を考えているのだろうか?政権与党の中にまで土足で入り、「小沢を切れ」と・・・。


小沢氏を切って大連立が本当に出来ると考えているのだろうか?今の小選挙区制では消費税だけで手を結んでも選挙になれば、民主党と増税派で票を分け合う事になる。

最も今の自民党の「勘違い議員」も民主党の空管や腐ったドジョウ政権を支持した議員も票を取り合って落選してもらいたい。


増税に慎重な小沢・橋下・河村連合が間隙をぬって当選してもらいたい。

だから小沢氏がいようといまいと
どうでもいい話なのです

それがヘタに存在感を発揮しようとするからこじれる

ひっこんでろ

自民党党首の消費税審議入りの条件とやらを読むと、消費税はこうあるべきだとかの税に関する条件は一切無く、解散を約束しろなどのひたすら党利党略しか書いていない。この論理矛盾というか自らの存在意義の否定を自覚していない政党は滅亡するしかないだろう。

政府の増税のための広報宣伝費に加えて、選挙の広報宣伝費も貰って稼ぎにつなげようとするマスコミも同様である。

要は野党との論議、マスコミの報道には何も重要なことは無く、すべては政府の中であれこれ折衝されていると言うことだ。それらが決着付けば、赤字国債も増税もなにもかもすべて一般国民に「申し渡し」されるのだろう。

マスコミの愚かな議論、野党のジコチューな主張を見るに、やはりこの国においては

「民には知らしむべからず」

は正しいことのように思われてならない。

民は野党やマスコミの垂れ流すゴミに惑わされることなく、素直に決定を待つ、飼い犬のように口を開けてえさが放り込まれるのを待つ姿勢こそが本分だと思う。

小沢元代表は、鍔迫り合いを演じ、与野党の敵味方を振い分けしている、新政党を生み出す、同志の見分けをしている、
と田中さんは言いたいのですか?
とすると、
首相は無意識に操られている?
承知の上で、掌の上で踊っている?

野田-小沢会談について、時の最高権力者の口から「一期一会」という言葉が出ました。

ウィキペディアの解説をどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%9C%9F%E4%B8%80%E4%BC%9A

この解説の中の、

●おもてなしをするのは誰?
●二度と会えないかもとは?

(マスコミや自民党の)憶測を呼びますなあ・・・(爆笑)

なんといってもこの言葉に関連するのが

●千利休・・・秀吉の逆鱗に触れて切腹
●山上宗二・・秀吉に誅殺される
●井伊直弼・・桜田門外の変

という人物たちというのが、なんとも・・・発したのが小沢氏ではなく首相その人というのが意味深ですなあ・・・

御説、納得です。
小沢氏は消費増税に絶対反対ではなく、いま現時点での増税に反対なのだと思います。すなわち政権交代選挙で国民と約束した公約(マニュフェスト)を公然と破棄し国民を裏切ることに反対なのだと。国民への裏切り者にはならないという至極もっともな主張で大義があると思います。おまけに党内での消費増税の議論も民主的な決定(採決)がなされておらず正義も欠いているのですから。小沢氏から見れば野田の主張など言語道断であり論外だと思います。かような野田の変節と国民に対する裏切り行為をマスメディアが非難どころか擁護する様は異様としか思えません。
マスメディアは再び「国を誤らせる」つもりでしょうか?

田中様
「社会保障と税の一体改革」は菅直人前首相が言い出したことで、菅直人前首相が財務大臣時代財務省に洗脳されたのでしょう。野田首相も財務大臣時代洗脳されたことは想像するに難くありません。これらの事実から推測すると、「社会保障と税の一体改革」は財務省が裏で糸を引いています。したがって、小沢一郎氏が消費税率アップに反対するのは当然です。やはり小沢氏が首相にならないと、我が国は官僚政治から脱することはできないようです。

な〜んだ、そういうことか!

今日の小沢=野田会談直後にTBSで放送された首相ぶらさがりを見てすべてがわかった。

・消費税
・原発再稼働
・社会保障改革

これらをすべて争点とした「総選挙」を7月あたりにしようということなんだよ!
田中氏が書いているように、今回の消費税増税は決定後に総選挙をするという順序を逆にしたスケジュールが公開されているけれど、これは手順としておかしい。自民党はそこにつけ込んで「増税決定後の総選挙」などと党利党略でほざいているが、ここにきて、民意を問うべき課題が山積したので、ここらで「国民投票的総選挙」をしようということだ。

対立軸は 野田「賛成」派vs小沢「反対」派 の民主党内の争いになる。自民党他の野党、大ブームの地方政党は動きがとれずに崩壊するか、どちらかと連携して選挙後に吸収されるしか道は残されていない。

民主党政権を継続するための対立抗争「芝居」なんだよ、これは。

野田ソウリ・・小沢氏と会談

天下国家を語り合った?
それを反芻しながら今後を考えたい?
口が減らないことでは、歴代ソウリの上位にもランクインしそうな、まあ、ギリギリ百歩譲ったとして、その任が相応しいのは、精々ウガンダ国辺り(あくまで規模的にということで彼の国を誹謗するものではない・・)というこのトーシローの引き起こす著しい嫌悪感は、とても始末に負えるものではないが、小沢さんに対する失望も禁じえない。(無論、問題はこちらの方)「二八国家」の生んだ瑣末議員に対して、あまりにまとも過ぎる。何事も須らく過ぎたら駄目です小沢さん・・何時になく衆目を集めた此度の一件は、自身の見識と胆力を馬鹿国民に知らしめる千載一遇のチャンスであったはず。そのあまりに平凡過ぎるメッセージと覇気のなさは、論外というほかない。

今日一つ確実に分かったことは、「小沢一郎」は終わったということ。本懐を遂げられなかったのは歴史に見放されたということであり、何人たりとも時勢に逆らうことは叶わないということ。然しながら、八割方にも及ぶ馬鹿国民のバッシングを一身に浴びながら、ここまで耐えてきたことだけを以って、間違いなく大政治家として歴史には残る。この国の行く末?なるようにしかならない、というしかないが、実際、この国の未来の形など誰にも断言できまい。何でもありというか・・未曾有の天変地異による崩壊(放射能塗れ)なども絵空事ではなくなっているし、もしかして、元寇の際に吹いた”神風”のようなものだって起きないとも限らない・・

今想うことは、小沢さんには静かなる余生を送ってもらいたい、ということだけである・・

以下は、小沢さんが民主党の党首に選出された際に、事務所へFAX送信した原稿です・・

「小沢一郎殿
腐敗した国政を変える唯一の政治家としての存在を見守っていますが、もはや、この国は不可逆性の可能性すらあります。「まつりごと」の術を持たない宰相を五年余も支持して止まない「認知症化」した国民の犠牲にだけはならないことを切望します。 平成十八年七月十二日 」

消費税を増税しなかった場合,喜ぶのは誰か。

韓国・中国ではないのか。

以前,韓国はくだらない内輪もめ(地域対立)ばかり繰り返していたが,現大統領が強いリーダーシップでそれを乗り越えた。

韓国と日本は国民性は「熱さ・情熱」という面で若干異なるものの,基本的には似ている。

そう,内輪もめをして喜ぶのは隣国である。

それを分かっていて,党内野党に徹する小沢一派は,一体誰の味方なのか。

小沢一郎は自分がやっていることの意味を自覚している。

自分が勝てば,小沢が勝って国は滅びる。

小沢の言う地域主権で日本は韓国・中国に対抗できるのか?

小沢一郎は分かっている。絶対に無理だと。

彼の主張は一見正しいが,実現できないまま,時代は過ぎ去り,韓国・中国の中央集権体制が再び盛り返そうとしている。

マスコミはなぜ小沢に振り回されるのか。

この掲示板で,覚醒を望みたい。

さらに一言言うならば,小沢一郎は誰の味方なのか,明らかにしてもいいころだと思う。

野田、小沢会談が終わったが、予定通りで、マスコミは小沢切り決定、自民との連携と大喜びしている。
党内も前原、仙石は小沢に厳しい言葉を浴びせている。しかし、代表選で野田は前原、仙石に梯子を外されたのである。簡単に信用できない関係ではないか。
来週大飯の再稼働を行う野田である、会談では野田の消費税増税の成立は譲らず、小沢派の欠席は認めたのでないか。その分自民を引き入れ成立させる。
しかし、話し合い解散も連立もしない。自民は利用して捨てる。
民主も話し合い解散であれ、任期解散であれ、惨敗は確実であるから、代表選後小沢三条件実施体制を作り、マニフェスト原点回帰で維新対策を行う。
いくら野田でも民主を潰して、自民に政権を渡すというバカなことはしないとみるが。
これなら野田の総理としての顔も立て、民主党として党の存在意義も出てくる。大飯は暫定利用として夏場だけの利用として原子力規制庁の安全基準で再審査すればよい。
消費税については統治機能の変革後に実施と変更すれば、選挙で戦える。
野田が小沢と会談したのは党内の危機感が異常に高まっているためではないか。といって法案成立の延期もできず、小沢を悪者にして自民を引っ張り込み、成立を図るためと見た。それにしても昨日のNHKでも小沢の発言もお粗末である、抽象的で説得力がない、オリンピックの財政の評価好景気のトルコより上など例を持ち出して説明すれば説得力もある。リストラももっと詳しく数値を挙げて、例えば英国の例など出して説明すべきであった。大越にツッコマれぱなしで情けない。あれではマイナスであった。
それはともかく複雑な政治を読み解くカギは民主党政権の維持である。
野田が常識ある人間と期待しての話だが。

田中様

消費税増税に限らず、小沢氏への党員資格停止解除を見ると、鳩山政権にしても管政権にしても、まるで「国民の敵」に騙されてきたと言う様に感じるし、今回は、「国民生活が第一」の政治の原点に改めて仕切り直したいとする民主党内が、騙されたふりをして、野田政権をはじめ自民党を揺さぶろうとしている様な動きに見て感じるのですが、如何でしょうか?

「税と社会保障の一体改革」というものを本気でやるならば、行き着く先は消費税増税は止むを得ないところは間違いありませんが、政策の優先順位という面から見れば、財政再建をはじめ日本経済の再生(規模拡大による成長戦略では無く、質的改善による成熟戦略)に基づく富の公正な再分配による逆進性対策や少子高齢化をはじめ、再生可能な自然エネルギー対策等による新たな雇用創出と、それに必要な人材確保や育成と言った政策を最優先に考えなければなりませんよね。

田中宇の国際ニュース解説の中で、日本が原発再稼動が出来ない状況にあるのは、アメリカからの強い圧力で、事実上禁止されている状況にあるとの記事を見て、やっぱりかと思うと、大して驚くことでは無いとしか言い様がありませんし、こうした状況を踏まえれば、野田政権を総辞職に追い込んで、民主党が本来の「国民生活第一」の政治の原点に立ち戻り、被災地復興をはじめ全力を尽くすべく、騙されたふりをして自民党等の守旧派勢力を揺さぶる様な動きに進展して行けば、返って面白い展開になるし、日本の国民全体にとって明るい希望に繋げて、皆で自分の利益が他人の利益になることだけをして、国民自ら、それなりの豊かさで幸せに暮らせる社会に変えて行くと共に、喜んで税金や社会保険料を払ってあげると共に、会社の利益に貢献してあげる様に協力してあげると言う姿勢に覚醒して行くことで、地域を支え、日本を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、日本経済の安定成長と財政赤字の削減に繋げて行くことにより、それが日本の国益になると同時にアメリカの国益となり、中国やロシアにとっての国益になるばかりか、アジア太平洋地域全体を乗り越え、世界中の全ての国の国益に結びつくことが出来ることになって、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合うと共に、資源や食糧の浪費をはじめ、廃棄物を幾らでも減少させるべく国際的な分業体制と循環型経済を通して、地球環境全体の破壊を食い止めることに繋がり、国際社会全体の平和と安定に寄与することに繋がるのなら、日本はもうただひっそりとした国となっても構わないし、それを逆に誇りとして、正しいメッセージを発信することが出来れば、これに越したことは無い様にもつくづく感じるのですが、如何でしょうか?

明日3日の、小沢=野田の再会談の前に重要な記事が夕刊フジのこれ、

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120601/plt1206011811004-n1.htm

アテにならないマスコミですから相変わらずの読み違いをしていますが、複数人選出区に民主党が複数の候補を擁立するというのは、小沢氏が党首の時に主張していたことで、互いに切磋琢磨して投票を集めて勝利することが目的ですが、静岡や千葉のスレスレ候補が自分かわいさに強硬に反対していました。

今回の選挙でこの手法を準備中というのは、今回の衆議院選挙の目的が

・衆議院での3分の2獲得

だからでしょう。つまり、参議院のねじれを意味のないものにするためです。

争点は消費税・原発・社会保障で、民主党内は 野田=賛成派 と 小沢=反対派 の争いで、複数選出区では互いに1候補ずつが当選すること(民主党2議席獲得)を目的とするわけです。

自民党は正々堂々と「消費税10%」を公約として消滅して貰いましょう。自民の参議院鞍替え組が衆議院に出馬すれば、参議院の勢力図も変わるので、ねじれも解消されるかもしれませんし・・・民主党、特に小沢陣営の選挙対策は万全ですね。

まあ、意味がないとまでは言わないが、ここでの議論も所詮は五十歩百歩。今、庶民がなすことはその次のことだろうが、制約の無い国では、井戸端に安住を求めるのも全然平気なのである。人材の枯渇の著しいこの国は、終焉の地に向かうしかなくなった小沢さんとともに今わを迎えるしかないのであろう。指導者不在で変革を遂げた国など、古今東西どこにも存在しない。もっとも、この国では、最初から真の変革を求める者などどこにもいなかったのかもしれない・・それなら得心がいく。

同調者を得て、海外移住を本気で考え始めた今日このごろである。

陽出国さん 2012年6月 3日 03:50
【同調者を得て、海外移住を本気で考え始めた‥】
ああぁ、そうですか、精神を安定させるためには良い方法かも知れませんね。

中国の優れた訓えを捩れば、「上に(愚かな)政策あれば、下に(非伝統的で決然たる)対策を迫られる」と。
私は、物理的な居所や身柄を移すことは見合わせて、以前の筆名「(日本人を止めた)無国籍人」の通り精神的な居場所を移すだけに留めますが‥。

まあ、行間を読むと、実際の移住には未だ月単位の準備期間があるようですが、陽出国さんの心身共のご健勝とご活躍を念じます。
草々

小倉摯門さん

お気遣いに深謝いたします。

「(日本人を止めた)無国籍人」
そうでした・・
浅はかな私の場合、かなりの厳しさを感じながらも、何とかなるのでは、という淡い期待のほうを優先しつつ今日まで来てしまいましたが、これ以上の足掻きは仰るように精神の安定を著しく阻害します・・まあ、修行が足らないと言ってしまえばそういうことになりますが、人間、半世紀以上も生きてしまうと、良し悪しは別にして一端の考え方を装備します。要は、余生においてその装備品がどこまで通用するのか、或いはしないのか、ですが、私などは単なる一刻者の謗りは免れず、小倉さんのような国を見切って尚励まれる真摯な生き様には、正直感嘆しています。

国外脱出計画は、思いがけない反響を呼んで、同調者の決意を揺さぶり始めていますが、一刻者の具体化への動きについて来てくれているのは幸いです。今、一番留意していることは、新天地における同調者の適応へのシミュレーションだけです。


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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

BookMarks

日本初の政治専門チャンネル!
↓ ↓ ↓
国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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