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国会の消費税問答

 足の引っ張りに終始するのが野党の務めだと錯覚した自民党のお陰で、最近の国会は極めてレベルが低い。そこにレベルの低い新聞とテレビが加わり、低レベルの質疑を大ニュースであるかのように報道するから、それを意識した政治家がさらにレベルを下げる。あの与野党馴れ合いの「55年体制」時代がまともに思えてくるから困ったものである。

 従って最近は国会の議論をあまり期待しないようにしていたのだが、4月4日の参議院予算委員会の議論には面白いものがあった。公明党の草川昭三議員が「消費増税の今国会成立に政治生命を賭ける」と言い張る野田総理の真意を質したのである。

 まず草川議員は消費税のこれまでの経緯を説明した。最初に消費税を上げようとしたのは大平総理だが、それによって選挙で大惨敗した。そのため次の鈴木総理は「増税なき財政再建」をやり、その次の中曽根総理は「三公社の民営化」で行政の無駄を省き、さらに所得税、法人税、住民税の引き下げをやった上で竹下総理が消費税を上げた。つまりかつての政権は国民に了解を求める努力を丁寧に行なってきた。しかし野田内閣は今国会で成立させると言っているがさっぱり展望が見えない。

 これまで消費税を上げる法案を審議したのはいずれも秋の臨時国会である。通常国会で成立させようとした内閣はない。通常国会には予算を審議するという重大な使命があり、さらに今国会では震災復興やエネルギー問題の解決が急務である。それなのになぜ臨時国会ではなく通常国会で成立を図ろうとするのか。草川議員はその事を問うた。

 すると野田総理はいつものように「平成21年の税制改正法付則104条に平成23年度末までに消費税法案を国会に提出すると書かれているから」と答えた。平成21年度の税制改正法を作ったのは民主党ではなく自公政権である。野田内閣は対立する政党が作った法律を頑なに守ろうとしている。これに草川議員は「だから民主党の中で無理な議論を重ねる事になったのでは」と応じた。

 麻生内閣がこの法律を成立させたのは平成21年3月末である。政権交代がかかった総選挙の直前であり、当時の情勢では既に自民党が下野する可能性が取り沙汰されていた。見方によっては民主党政権に「消費税」という難問を押し付けようと企んで仕掛けたのが「付則104条」だと見る事も出来る。それを民主党が守れば民主党は選挙に負け、自民党が再び政権を奪い取る事が出来るからである。

 逆に民主党が守らなければ自公は民主党を非難し、自公対民主党という対立の構図が強まる。ところが民主党がそれを守って、成立する筈のない法案に自公を巻き込もうとすれば困るのは自公である。自分たちの作った仕掛けに自分たちが引っかけられる。消費税政局の狙いは実は自公の分断と自民党内部の分断ではないかと私には見えるのである。

 そのせいかどうか知らないが草川議員はそれ以上の追及をしなかった。「付則104条」問題はうやむやのまま終る。次に草川議員は消費税の値上げの時期を問題にした。野田内閣は値上げを再来年の4月と、さらにその翌年の10月に予定している。しかし今の衆議院議員の任期は来年まで、参議院も半数は来年までの任期しかない。今の議員が次の選挙で選ばれてくる議員の政策を決めてしまって良いのか。しごくもっともな疑問である。

 これに安住財務大臣が答弁したが全く意味不明だった。「具体的な制度設計を提案するのである」とか「決まれば値上げの準備に入るが、その前に選挙の洗礼を受ける」としか言わない。すると草川氏も「理解がいかない」、「これはよく議論しないと誤解を受ける」と言いながら意味不明のまま深入りしない。なかなかに意味深長なやり取りであった。

 単純なメディアや国民は消費税政局を「小沢抜き大連立」とか「話し合い解散」とか言って、小沢対反小沢の構図ばかりを注目するが、以前から私にはこの政局がそれほど単純には見えていない。野田総理の「不退転の決意」を鵜呑みにするほど単細胞になれない。

 この日の質疑でも自民党の宮沢洋一議員が辞表を提出した小沢グループの4人の副大臣と政務官の問題を取り上げ、小沢氏の側近の一人と目される奥村展三文部科学副大臣や中塚一宏内閣府副大臣に消費税法案に対する賛否を問うたが、二人とも「賛成です」とはっきり答えた。そして小沢グループの閣僚は誰一人辞めるとは言っていないのである。

 さらに面白かったのはスキャンダル追及で名を上げた自民党の西田昌司議員が、消費税を巡って次のような意見を開陳した事である。西田議員は大事な事はデフレからの脱却だと主張した。デフレと言うのは所得が減る事である。国民の所得が減れば税収は減る。日銀が貸し出しを増やしても誰も金を借りない。民間はバブルの苦い経験があるから借りようとしない。すると投資も増えない。これを解決するには政府が借金して使う事だ。政府が使えば民間も金を借りようかという気になる。政府が借りて使わないと借り手のない金は海外に流れ海外の経済を成長させ、日本は民間も政府も潰れて海外のハゲタカに食われる。

 これはリチャード・クー氏が主張する「バランスシート不況」の理論で、「減税日本」の河村たかし名古屋市長と全く同じ考えである。これを自民党議員が主張しているという事は消費税を巡る対立が自民党内部にも出てくるという事だ。このまま消費税法案の審議に入れば、様々な問題や矛盾が浮き彫りにされ、小沢対反小沢の構図など吹き飛ぶ。3年前の「官僚主導と政治主導の戦い」が役者を変えて再び幕開けすると私には見えるのである。

▲  ▽  ▲

■お知らせ

これまで田中良紹さんが講師をつとめる「壬辰田中塾」が、4月25日(水)に開催されます!

田中良紹さんによる「政治の読み方・同時進行編」を、美味しいお酒と共に。

ぜひ、奮ってご参加下さい!

【日時】
2012年 4月25日(水) 19時〜 (開場18時30分)

【会場】
第1部:スター貸会議室 四谷第1(19時〜21時)
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 302号室
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

※第1部終了後、田中良紹塾長も交えて近隣の居酒屋で第2部を行います。

【参加費】
第1部:1500円
※セミナー形式。19時〜21時まで。

第2部:4000円程度
※近隣の居酒屋で田中塾長を交えて行います。

【アクセス】
JR中央線・総武線「四谷駅」四谷口 徒歩1分
東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩1分

【申し込み方法】
下記URLから必要事項にご記入の上、記入欄に「年齢・ご職業・TEL」を明記してお申し込み下さい。

21時以降の第2部に参加ご希望の方は、お申し込みの際に「第2部参加希望」とお伝え下さい。

http://www.the-journal.jp/t_inquiry.php

(記入に不足がある場合、正しく受け付けることができない場合がありますので、ご注意下さい)

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そのほか、詳細は下記リンクにも掲載していますので、投稿前にご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

田中 様

国会予算委員会審議を通じて政局の流れを伺うと極めてよくわかります。野田総理、谷垣氏の消費税増税に望むスタンスが極めて短絡的で、とても政治家の発想とは理解しがたくなってきます。

野田、谷垣両氏のように消費税を金科玉条のように考える財務省代弁者が、両党をまとめて大連立など成し遂げることができるわけがありません。法案採決時が近づけばいくつかのGに分かれて行くのでしょう。

亀井氏が喋りまくっている高齢者主体の石原新党と若い人を主体とする橋下新党が手を組むのは少し無理がありそうだ。一番大きなポイントはやはり小沢氏の公判であり、その結果如何によって、グループの編成が大きく変わるのではないか。

国内政治の岐路というより、日本の大きな分かれ道のような気がしています。いずれにしろ、野田氏、谷垣氏のグループは官僚主導であり、この最悪のパターンにならないことを願っています。

!!
レベルの低い新聞とテレビが加わり!!


最近のテレビはひどい!テレビをつければ、お笑いタレントがどこの局にも頻繁に出ている。おまけにキャスターまがいやコメンテイターまでしている。トンチンカンな事を言っている。芸人でなくても、スポーツ選手上がりにもひどいのがいる。バレー出身・野球出身などのコメンテイターにもひどいのがいる。

テレビや新聞が商業主義に走るのもわかるが、昨夜のボクシングはひどかった。新聞もテレビもアンフェアなジャッジという者はいない。ジャッジペーパーを読み上げた時、余りにも大差がついていたので、挑戦者が勝ったと思ったが、チャンピオンが勝者になったのにはぶったまげた。それに対して、テレビや新聞がさらっと流してしまっている。

一時が万事政治でも、原発でも同じ事が行われている。

政治家の質の悪いのも頂けないが、国民を直接悪い方に誘導するマスゴミは本当に困る。早くマトモな記者達がマトモな報道をする世の中になって欲しい。

田中様

もっとはっきり書いてもらったほうがいいのでは。
この国の政治家には政策を作るのは官僚と割り切り、国会は人格攻撃の場と官僚に逆らう政治家の攻撃の場と位置付けているのではないですか。
それだけでなく、大手マスコミも官僚よいしょで政治家の人格チェックと官僚反逆の政治家攻撃にまい進しています。
小沢支持者の一部がミーハー政治家小泉新次郎並みに扱う橋下がツイッターで朝日新聞の社説小沢流-民主主義を潰すに対して、
橋下に対する朝日の批判と対照させ、その御都合主義を批判した上、民主党野田を徹底批判し、小沢が理にかなっていると論じている。
①朝日が党で決めてことに従わないのはおかしいというが、それではなぜ橋下が議会で決め、職制で指示した国歌斉唱や起立に対してなぜ批判するのか、
②民主党は代表選で消費増税の野田を代表に選んだ時点で政策変更というが、それは民主党内部の問題で、国民との選挙ではしないとマニフェストで約束している。
国民との約束が上位でそれを変えるなら選挙をすべき。それが民主主義である。
その点で小沢氏のほうに分がある。
といった内容である。

小沢の民主主義と同一である。
注目すべきは消費税を全額地方税にして地方交付金をなくすということに小沢が取り組もうとしていると書いている点、小沢と橋下が政策のすり合わせをしたのかとまがうほどである。

橋下の周りには堺屋がおり、民主、自民の大阪都構想は堺屋指摘で総務省のひも付きと論破しており、地方分権ないし主権とは程遠い内容を提示している民・自は官僚下僕と割り切り、特に現民主党幹部に対しては徹底攻撃をしている。

民主は野田総理ならぬ葬儀委員長のもと消滅への歩みを加速しだした。
消費税増税が第一歩、原発再開が第二歩、とどめは維新の会と小沢がさすだろう。
さらば民主党。

小沢対反小沢

これは、最大の政治的影響力を誇る小沢氏の宿命とも思うが・・。

小沢氏が無罪になれば、次の総裁選への立候補の動きも見られるようになると思えるし、それを期待するものと阻止せんとする勢力との争いが先鋭化するのは当然だろう。

しかし卑怯な冤罪で政治的力をそがれていてさえ、今のような影響力を維持している小沢氏は、無罪放免となったら太刀打ちできるものは少ない、と見るのが自然だろう。
 だから小沢対反小沢という構図は、前面に出てくる。


さて「消費税は、税が足りないから導入する。」というが、経済が活性化してこそ税収が増えるのに、消費税で経済を停滞させ税収を減らす、という可能性が高い確率で予想される。

 国民の反消費税の投票行動は、景気という気運を落ち込ませるというものを防ぐ動きであり、ただ単に税金を払いたくないからだ、エゴだ、という消費税推進派の推理の本音とは違うものだと思える。
 官僚は、経済対策より自分たちの収入が最大の関心事であり、そのための短絡的な税の増収策である消費税を、福祉目的等の他の理由をつけて導入不可避と与党に働きかけ、信じ込んだ政治的勢力を利用して、実現しようとしている、最終的には官僚の取り分も減るだろうに。

まあ官僚は、損をするのは最初が国民で最後が自分たち官僚で、それにしたってできるだけ損しないように方策を講じるから、損するのは国民だけだ。
とにかく安定的な収入源である消費税の実施は、官僚の収入を確保するために必要だ、と官僚たちは考えているのだろう。

官僚対党人 霞ヶ関対・親霞ヶ関議員 対 国民代表議員

この構図かな

増税なのか、景気回復による税の増収なのか。消費税を増税しても、一時的に消費税だけが増えるだけ、しかもデフレ下の増税は避けてほしいものです。

自民党の西田議員は委員会でも「小泉構造改革には、反対だ。」と公言しています。

予算委員会での西田議員と安住大臣との議論の中で出てくる馬牛論争は、面白いお話でした。

馬を水辺に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることは出来ない。どうするか。

牛を連れてきて、水を飲ませる。それを見て安心した馬も水を飲み始める、というお話を西田議員がしていました。

ここでいう馬とは民間で、牛が政府に例えられています。一考に値する議論と思い聞いていましたが、日本の場合には、馬が水を飲みすぎていても、負けじと牛も水を飲み続けるんですよね。そんな点が心配です。

自民党もけして一枚岩ではないが、現在の谷垣執行部は三役そろい組で、野田総理は小沢切りと早期解散総選挙の約束を要求し、輿石幹事長へ野田がその意を固めれば党を纏めよと 消費税増税の条件を飽きもせず交代してしゃべっている。もし万一にも4月26日の判決で有罪判決が出れば、野田は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、自民党要求を飲み、党分裂と解散総選挙覚悟で消費増税成立へ突き進むと思っているのだろうか

さて、 国民新党に連立維持の権力の魔力と党資金を確保を狙いクーデターが発生しました。4/6両亀井氏は離党を表明し、表面上では乗っ取りクーデターは成功したように見えます。しかし、クーデター派が政党助成金を抑えられるか見通せません。

また、クーデター6人派が公式に党権力を掌握したのは4月5日付けであり、それ以前は亀井代表であったことの証でもあります。
3月末の自見大臣の閣僚署名と閣議決定の有効性には疑問が出てくるのではないか。
この渦中にあった野田総理と官房長官の責任問題へ発展しないか。

http://hightree.iza.ne.jp/blog/entry/2648318/

もう一つは、大阪府を中心に関西で人気を誇る大阪維新の会の橋下市長が 小沢氏の主張に正統性があると表明したことである。

仮に今年中遅くとも来年夏までは国政選挙があるのだが、これは事実上大阪維新の会は小沢氏陣営と連携する見通しを示したと言えるだろう。

その選挙の時に、小沢陣営が民主党に留まっているか、霞ヶ関官僚依存を是とする現在の党と袂を分かっているかどうかは、消費税増税問題の行方次第である。

4月26日判決の中身と共に、この橋下大阪維新の会の意向は 野田総理の不退転の決意に大きな影響を与えるだろう。

年始め以前より、消費増税反対を主張してきた小沢氏の決意は堅い。

流れが決する日まで二十日を切った。

野田政権は、およそ政党の体をなしていない民主党の党内事情とねじれ国会での少数弱体与党という状況下での至難な運営をせざるを得ない誠にお気の毒な政権です。
鳩山と菅政権からの課題と震災・原発という未曽有の災害が重なったが故に、過去からの積もり積もった問題の対応に追われて、結局、自己の政権で消費税を上げることで財政再建に道筋を作ることを政権の唯一の成果にしょうとしていると思います。ですがこれほど複雑に絡まってしまっては、5月の連休明け頃には行き詰ってしまうと予想しています。国民新党の小さな分裂は、これから胎動する大きな分裂に続くのではないでしょうか。そうあって欲しいと思います。もう民主・自民の2大政党の時代では無く、もう一度政界再編成をと考えます。日本の政治が溶解するのを黙って見てはおれません。

テレビのコメンテーターが酷いという意見を良く見かけますが、彼らが言っていることは彼ら自身には関係ないことをご存知ですか?

コメンテーターの発言内容はすべてあらかじめ用意されているのです。

つまり、テレビ番組にはすべて台本というものがあり、それに沿って制作・放送されているわけです。

ですから、その日にどのような話題を取り上げるのかも、あらかじめ決められ、それをどういう風に伝えるのかもあらかじめ決められてから放送されます。

コメンテーターは、いうならばアナウンサーみたいなもので、局側が内容を決めたものを話しているだけの存在です。アナウンサーがそれをすると「平等・中立な報道」というお題目が損なわれる恐れがあるので、外部の人間を起用しているだけです。

コメンテーターに求められるのは、局の決めた内容を、さも自分の意見のように言うことが出来る能力です。そしてその人が映っている間の視聴率が稼げることです。

たまに、話がたどたどしいコメンテーターがいますが、その人は映っている時の視聴率が良い人です。話の内容は本人には関係なく決まるので、視聴率さえよければ、話し方が明らかに台本やフリップの棒読みでもかまわない・・・というのがテレビ局の方針なのです。

また、コメンテーターの起用にはスポンサー(広告代理店)も係わるので、その線に沿った発言もなされるわけです。なぜ、自然を愛するはずの山登りの人が原発の早期再稼動と電力会社擁護を強く主張するのか?・・・などの数々の疑問の答えはこういうことです。

なぜ報道の真反対の意見が出てこないのか?報道の方針そのものに疑義が出されないのか?は、テレビ局の台本作りに報道の人間も係わっているので、自身に対する批判を受け付けないからです。

田中良紹さん

閑話休題、
以下は先般発見した勝海舟の言です。
深沈重厚、是第一等、
磊落雄豪、是第二等、
聡明才弁、是第三等

日本の現実の多くの政治家は、何等に位しているか?
因みに、ご披露戴いた西田昌司某が「日銀が貸し出しを増やしても誰も金を借りない」と宣った由ですが、昨年は凡そ十数人と連なって無知にも「日銀は大胆な金融緩和を躊躇しデフレ脱却を邪魔している!」と日銀糾弾の急先鋒を担っていた無恥軽輩に過ぎない。勝海舟に倣えば、四等五等にも入らず番外だろうと。その種の軽輩が国会で多くの議席を占めている。

野田某の他にも多数見掛ける「聡明は薄く才弁のみの輩」は何等でしょうか。

19-20世紀的な「磊落雄豪を模す輩」は、21世紀には何等だろうか。

深沈重厚の士は此の国にありや?
ポテンシャルは備わっていても未だ「襷のご仁」と
此処では評価の高い「帯のご仁」しか見当たらない。

沈鬱なことです。
草々

マスコミについては、記者クラブ解体や電波オークション導入などの抜本的改革を断行しない限り、今の官僚・財界・アメリカ寄りの偏向報道はなくならないでしょう。
およそ先進国といわれる国で、正論を言う人達がマスコミに叩かれたり、冤罪で有罪にされる国って、日本ぐらいでしょうね。
日本は非民主主義で、非法治国家。
悲しいけれど、これが現実。

<田中良紹様>
程度の低い国会論戦、程度が高かったことがあるでしょうか?国権の最高機関ならぬ国権の最低機関=役人の使いっ走り、利権の調整機関そのものでしょう。
さて、それよりも気になるのは、小沢一郎よ、どこにゆく。という心配です。戦略なきままに漂流している様にしか思えません。政権与党内野党の立場とはいえ、野田さんは小沢さんの言葉に聞く耳を持たない訳ではありません。
それなのに、いつでも会うと言ってみたり、党大会にも招待されない私が何故会わなければならないのか、といってみたりメチャクチャです。
いつもは泰然と構えている小沢一郎が、右往左往している様にしか見えないのです。そして、党を二分しかねない動き。政務三役及び党役員の辞任騒ぎ。100人の小沢グループの内、30人しか呼応しないのですから、凋落を印象づけるだけですし、そもそもまずは野田さんと会談してからでも遅くなかった。強行すればグループ内に亀裂を生みかねない動きを何故やるのか?政界再編・新党を狙った動きなら今は結束こそが第一であり、バラバラと逐次投入など最もまずい戦略です。
もし、誰かが軍師役をしているなら最低の軍師でしょう。小沢さん、気を確かに持って、いつものスタイルを貫いて欲しいと願います。それから、若くて有能な方々も周囲にいるのですから、いつまでも古参軍師の指示に従ってどうする!という話です。それを見ている支持議員の気持ちを少しは忖度したらどうですか!と強く強く思います。数人の身内的な人間で周囲を固めるほどに世間は狭くなる。碁盤ではありませんが、局地戦では勝てません。
与野党巻き込んだ混迷の現況を鑑みれば、今は広い場所で全体の動きを俯瞰しては如何でしょうか。小沢さんは「選挙において敵を味方につける達人」。グループ統治においても、危うい議員こそを近くに置き、胸襟を開いて接するべきでしょ。そうすればバラバラと次々にクループ議員の離党などないはずです。
また、選挙があるあるお化けの発言は如何かと思いますよ。実際は解散なんてないのですから・・・。昨年は今年の三月と言っていましたね。解散と聞けば、経験の浅い・選挙が厳しい新人議員が当選を目掛けて離党する局面が多発するはず。
田中良紹さん、どうか教えてください。いったいどうなっちゃったの?

無理が通れば 道理が引っ込む

諺にあるくらいですから、世の中これで通ってきたのでしょうね。現代は、それが目に見えるようになっただけでは。。。

福井県ではイノシシが畑を荒らして年間500万円ほどの被害が出るため、県は18億円かけてイノシシよけのネットを設置。これが原発マネーの力。福井県の県議会議員の9割以上が大飯原発の再稼働を容認しているそうです。
((きっこさんのツイッターから)

消費税を何故上げるかを考えると、こういう考え方にも原因があるのではないでしょうか。

年間500万円の被害を、例えば被害額だけ保障していくと、18億円では、360年間分です。
迷惑代を入れて、1000万円支払うとしても、180年分ありますよね。 こういうのはばらまきになるのでしょうか。

もっと正直に、政治家になるのはお金が欲しいからであって、国のことなど一度も考えたことなどなかったから、あれこれ云われても答えようがありませんと言えばいいのに。
ひた隠しに隠そうとするから、精神に異常をきたしてしまうのです。

田中 様

何を目指して新党を立ち上げようとしているのか全く視界不良な石原新党が頓挫したようです。

政界孤児(ホームレス)でおしゃべりな自己顕示欲ばかりが目立つ亀井氏が、同じように少数派の平沼氏、園田氏とロートル軍団の代表として石原氏を担ごうとしたがうまくいかなっ方というのが実情でしょうか。

石原氏は、貴族的玉の輿的発想をする人であって、何とか総理になりたいのであろうが、まわりの人間が多くの人を束ねる能力にかけては成り立つわけがありません。20人位集まっても石原氏の目標である「総理」は、画に描いた餅にすぎないのであるから。

高齢者が社会を支配しては、次の時代が切り開かれず、さまざまな批判はされても橋下氏など若い人を中心としたグループが多くの支持を集めて行くことを期待したい。

同じ小沢氏支持者からは非難を受けることは分かっているが、橋下氏を育て社会を変えるために、小沢氏が表面に出ることなく、選挙参謀として選挙対策に取り組み、政策的精神的主柱として抜本的公務員改革を主導していけば、この国の形が少しずつでも変わっていくのではないかという期待が湧いてきます。政治家が官僚の代弁者にすぎず、独自な政策が立案できないのであれば、国家は衰亡の道をたどることが歴史的に分かっているのであるから。

田中様
消費税政局の狙いは実は自公の分断と自民党内部の分断ではないかと見えるというご意見ですが、私にはそうではなく、野田の自民党への抱きつきとしか思えません。
そのために社会保障と税の一体改革といいながら、社会保障改革については提示せず、現状維持の自民案を丸呑みするように思えます。
財務省も自民への指示は社会保障の改革ストップと消費増税法案の経済成長の文言取り消しと報道されており、民主党反増税派との議論は自民党との調整で反故にするというのが野田にとってもベストの案です。
野田や管、岡田得意の戦術です。
党内では議論をさして、反主流派の意向を組んで、野党調整で葬るという寝技、さすが政治屋集団です。
野田や岡田のドンは藤井、仙石ですから官僚にとっては盤石の態勢です。
政界は小沢判決が焦点で、自民は早く小沢追放をと消費税の条件にしている。対する野田は小沢が無罪ではない、有罪と読んでおり、悠々と原発再稼働に血道をあげている。
私は小沢の判決日以降、政局は一気に動くとみている。自民は消費増税に賛成して、法案は通るが、解散はなく、選挙は来年衆参同時選挙となる。これを機に反増税勢力がまとまっていく。みん党を核に維新と小沢新党がまとまる。オリンピック利権の石原は国政にはやる気なし。
近畿は維新、首都はみん党、地方は小沢新党、政策は維新八策を軸に調整、代表は渡辺、裏方は小沢部隊、国民への広宣・マスコミ対策は橋下という布陣。
消費増税派対反増税派、官僚派対反官僚派、体制派対体制改革派、民・自対維新・みん党、小沢新党。
一気に政界再編が進む。
その可能性が日に日に高まっている今日この頃である。

小倉摯門さん

以下は、無論、軽輩の独断と偏見に過ぎません。

深沈重厚=小澤一郎 
磊落雄豪=亀井静香 *此度はチョンボだが・・
聡明才弁=石破茂
番外
唯我独尊=石原慎太郎

その人間の備えし資質の問題だから、聡明才弁の士は深沈重厚にはなり得ず逆もまた然り。今国情が深沈重厚の士を求めていることはご承知のとおりですが、時が巡れば、聡明才弁の士こそが重宝がられることはあるやも知れません。今は只管深沈重厚かと・・

それにしても、「聡明は薄く才弁のみの輩」のオンパレードを見せ付けられる日々は体調異変をも招き、個人的寿命に係る問題にも発展為兼ねない・・返す返すも凄まじき世の中を実感する日々でもあります・・このままでは、大戦まで身が持たない・・

陽出国さん | 2012年4月14日 03:55

聡明才弁=石破茂のご裁断、有り難うございます(私がお礼をいう立場には全くないけれど(笑))。
深沈重厚=小澤一郎のご裁断は予想通りです(笑)。
いずれにも、共鳴する部分は多分にしてあります。

特に複雑怪奇な政治家の人物評価は困難を極める作業であり、前回選挙での慙愧を想えばその影響たるや巨大であり覚悟と勇気が要ります。
「理想の宰相像」の視座から現状を眺めると、私見はご想像の通り、石破さんは一寸短い「襷のご仁」(果断な乱暴さが足りない)、小沢さんは長過ぎる「帯のご仁」(多くの敵など無用で有害な要素を抱えている)です。
ご両人共に、「今は」ぴったりと云う訳ではない。

大きな違いは【その人間の備えし資質の問題だから、聡明才弁の士は深沈重厚にはなり得ず逆もまた然り】の動態的な判断でしょうか。私は、賢明であれば人は成長進化するものだと思っています。勿論、人夫々に宿命もあり程度問題もありますが(笑)。
肝心なことは、今後も宰相就任後も変貌し続け「ぴったりサイズ」になる可能性(期待の実現性)だと思っています。ご両人共の君子豹変する資質に懸念はありませんが、周囲にその資質発揮を邪魔する力があるか、逆に後押しする力があるかがキーワードになると。
まあ、此れ以上は蛇足ですので省略(笑)。

別の蛇足を付け加えますと、私には亀井某は此度のチョンボがなくても「磊落雄豪の風はあるが、古いだけまたはメッキ」だと、メッキを剥がせば「歪み」が現れると観えます。宰相には「箸にも棒にも懸らない仁」。石原父より下位の番外です。
まあ、以上は全て、軽輩の独断と偏見ですが(笑)。

「大戦まで身が持たない‥」 ⇒ご健勝を念じます。
草々

小倉摯門前稿の追補:
偶々見付けたP.F.ドラッカーさんのご託宣【人を見分けることは、限りある身の人間に与えられた力ではない】 ⇒人物診断ミスは、或る意味で必然なんだと。
このご託宣の後に彼がどういう言葉を続けたのか不知だが、「其れでも、失敗を恐れず、人智を尽くして人品骨柄の診断に挑戦しなければならない」だと思う。
草々

小倉摯門さん

「人間の備えし資質」とは、たとえ賢明なる人が懸命の努力をして変えられるというものではない、は自論ですが、その資質自体に磨きがかかるというのは当然あると思います。時代(民ではない)の要請する国家リーダーに代役が利かない所以です。深沈重厚、磊落雄豪、聡明才弁、の資質は等級を以って評価するのではなく、時々に求められる資質は変わって然る可きかと。

古今東西、時代が激動したとき、必要な人材は必ず現れ出でてきたように思います。今この国は、間違いなく過渡期に入っているのだが、人材を輩出する素地が危うくようとして進まない(大阪市長は未だ偶然の産物の域を出ない)のは、偏に民衆の所為です。もし、小沢さんへの判決が無罪であったとしても「二八国家」が変貌を遂げない限り光明はさしてこない・・この国のキーパーソンは一個人というよりも民衆なのであるが、肝心の当事者群に気づく気配さえない・・

磊落雄豪=亀井静香
さしあたり同氏くらいしか思い浮かばず、安易な決定に至ったことは否めませんが、実際、同氏の資質については良く分からないというのはあります。荒々しさを標榜して実は資質はその対極にあるかも・・少なくとも、現時点で見限るつもりはありません。むしろ、魑魅魍魎の域に差し掛かった感のある都知事の方に違和感ありです。権力=麻薬の禁断症状・・そういう臭気を放ち始めたように感ずる者の一人です。

em5467-2こと恵美さんのような方までが右往左往し始めたら不味いんじゃないでしょうか。かかる情勢に外野席から何かができるでもなし、今は体力を整えつつ来る出番まで只管待つのみ、と思います。まして、活動家の詮索は滑稽に映ります・・評論家に転出されるのであればご随意にという他ありません。

陽出国さん 2012年4月17日 16:54
「深沈重厚、磊落雄豪、聡明才弁、の資質は等級を以って評価するのではなく、時々に求められる資質は変わって然る可きかと」には、完全に同感致します。
然し、「本人の資質だけが仕事をする訳ではない」という点が、気になる処です。

嘗ての持論の繰り返しになりますが、私は何日まで経っても「“二八国家”は自力では変貌を遂げない、その限りに於いて光明はさしてこない」と思います。強さ(健全な乱暴さ?)に欠けても健全なリーダーが“二八国家”の座標軸の位置を引き上げるのが、此の国の問題を解決する現実的かつ早道だと。

一方で冒頭の「“人間の備えし資質”とは、たとえ賢明なる人が懸命の努力をして変えられるというものではない」にも、完全に同感致します。
私の前稿「人夫々に宿命もあり」に通じます。

まあ、心地よく異と同が観えた処で、今回は此れ位で店仕舞いとしませんか。又、何処かでお手合わせをお願い致します(笑)。
草々

<陽出国様>
レスありがとうございます。しかしながら、私は小沢支持一本道、右往左往はしておりません。
右往左往している様に小沢さんの言動が見える、と危機感を抱き書かせて頂きました。
私は一介の会社員であり評論家ではありません。

 小沢氏に無罪判決、という当然の結果が出ました。

 しかし司法がここまで民主主義を踏みにじってよいわけがない!

 違法な司法界での言いがかりの犯罪を、明らかにすべきだろう、早急に。

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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

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国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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