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百年の孤独

 正月に高級焼酎「百年の孤独」を飲みながら百年前の世界を考えてみた。

 1911年の日本は、その前年に韓国を併合し、朝鮮半島を領有して帝国主義列強に伍す存在となり「東洋唯一の一等国」と言われた。しかし国内では平民が中心の政治を訴える社会主義への弾圧が強化され、1月に大逆事件で幸徳秋水らが死刑となり、8月には警視庁に特別高等警察課が設置されて「特高」と呼ばれる秘密警察の活動が始まった。

 中国では共和制を訴える辛亥革命が起こり、清朝が倒れて孫文が中華民国初代臨時大統領に選出された。辛亥革命を支持する団体の多くは日本国内で組織され、多くの日本人が中国の革命運動に参加した。右翼思想家・北一輝もその一人である。メキシコでは映画「革命児サパタ」で有名なエミリアーノ・サパタが「土地は人民のもの」と主張して政府との武装闘争を開始した。

 そしてこの年イギリスでは下院(庶民院)が上院(貴族院)より優越するという議会法が制定され、「国民主権」の政治が始まった。議会法の成立過程は、「ねじれ」に悩む日本政治にも参考になると思うので少し詳述する。

 イギリス議会は「議会制度の母」と言われる。1265年(文永2年―鎌倉時代)、戦費調達のための重税政策に反発した貴族が、貴族や聖職者、騎士などによる「諮問会議」を国王に開かせたのが起源とされる。議会のメンバーにはその後市民の代表も加えられ、1341年(暦応4年―南北朝時代)には生涯貴族や聖職者からなる上院(貴族院)と騎士や市民で構成される下院(庶民院)の二院制が確立した。

 上院と下院の違いは前者が非民選議員であるのに対し、後者は選挙で選ばれた議員で構成される。ただ性別や納税額などの制約がない「普通選挙」が実施されるのは20世紀に入ってからだから、当時の市民は今の市民と同じではない。

 議会の起源が戦費調達のための重税政策に対する反発だったことからもわかるように、議会の重要な使命は税金の使い道を決めることである。その税金を稼ぎ出して収めるのは国民だから、税金に関わる法案については貴族院よりも下院に優越権があると考えられた。17世紀の半ばから財政法案については下院に優越権が認められている。

 とは言っても、イギリス議会の長い歴史は貴族院と下院との闘いの歴史である。下院議員は権力を持つ国王や貴族に逆らう発言はやりにくい。別々に分かれて協議をし、下院の決定を貴族院議員のいる本会議に出向いて伝える役を下院議長が行ったが、議長は権力者から睨まれる危険を覚悟しなければならない。そのため今でも下院議長に選ばれるといったんは就任を嫌がる仕草をするのが慣習になっている。

 1909年(明治42年)、自由党のアスキス内閣の蔵相ロイド・ジョージは、ドイツに対抗するための莫大な軍事費と社会福祉の財源を捻出するため、地主に増税する予算案を議会に提出した。地主貴族が多数の貴族院はこれを通常の予算案と認めず、社会革命法案だとして否決した。それまで自由党内閣は213法案のうち18法案を貴族院の否決で潰されていた。

 アスキス内閣は貴族院と全面対決する。対決の方法は下院を解散して民意を問うことであった。1910年1月に行われた総選挙は政府与党の勝利となり、貴族院は譲歩を迫られ、やむを得ず予算案を可決した。しかし政府はそれで矛を収めなかった。さらに貴族院の権限を制約する議会法案を議会に提出して下院で成立させた。当然、貴族院はこれに大幅な修正を加える。下院はこの修正案を否決し、再び政府が伝家の宝刀を抜いた。

 こうして1911年8月、議会法が成立し、下院を通過した法案は貴族院の承認なしに成立することになった。貴族院は下院の決定をチェックすることはできるが決定する権限を失った。事実上の一院制になったと言っても良い。それが百年前のイギリスである。

 戦前の大日本帝国議会はイギリス議会を真似て作られ、貴族院が圧倒的な力を持っていた。大日本帝国憲法下の33人の総理はほとんどが貴族院出身で、国民に選ばれた衆議院出身は原敬、浜口雄幸、犬養毅の3人だけである。貴族院は「不偏不党」を掲げて政党政治を嫌い、国民から選ばれた政治家の政治を抑圧することを目的とした。

 その貴族院出身の松本丞治が戦後の新憲法を作る担当大臣となり、GHQの反対を押し切って参議院を作った。この時GHQは「イギリス議会の長い混乱を日本は繰り返すことになる」と反対したが、松本の抵抗で最後は世襲にしないことを条件に参議院を認めた。これがイギリスよりも複雑な「混乱の政治構造」を生みだす。

 総選挙で選ばれた与党は内閣を組織する。ところが参議院選挙で過半数を失うと、衆議院で可決した法案が参議院で否決され、不成立になる。これを覆すには衆議院の三分の二の賛成が必要で、それは極めてハードルが高い。衆議院の可決が民意なら参議院の可決も民意だから、日本の政治は民意で真っ二つに分断される。

 そこにイギリス流の「マニフェスト選挙」が加わってさらに複雑になった。衆議院選挙のマニフェストを選んだ国民が、それと対立するマニフェストを参議院選挙で選べば、どちらの政策も実現できないことになる。与野党が話し合って妥協しろと言っても、異なるマニフェストにはそれぞれ支持する国民が付いているから妥協も簡単でない。「政局よりも政策」と言うのが馬鹿に思えるほど、「政策よりも政局」を何とかしないと何も始まらない仕組みなのである。

 その政治構造を熟知して手を打てる政治技術がない限り、いかなる政策も、いかなる目標も「絵に描いた餅」に過ぎない。ところがそれをわかっているとは思えない政治家の発言が相次いでいる。年初以来の菅総理の発言も谷垣自民党総裁の発言も、まるで現実をわかっていないと私には思える。現在の日本政治を病気に例えれば重篤というのが私の診断だ。

 ただし菅総理が言った「政治とカネの問題にけじめをつける」は、総理とは逆の意味で望むところだ。ロッキード事件以来の「政治とカネ」のマインドコントロールで日本は民主主義の根本を見失った。その「愚民状態」から早く脱しないと重篤は危篤になる。

 議会は国民の税金の使い道を決めるところである。いかに国民生活を守るかを議論するところである。それを官僚任せにして「政治とカネ」の議論に終始してきたわが国の国会の馬鹿馬鹿しさを私はこれまで嫌というほど見てきた。証人喚問だの、議員辞職だのとさんざん騒いで大事な国民生活に背を向けてきたこれまでの阿呆な政治には反吐が出る。

 百年前から「政治とカネ」が官僚権力の民主主義を抑圧する仕掛けであったことに気付かないとこの国は沈没する。その意味で今年はぜひ「政治とカネ」にけじめをつけ、「国民主権」の政治が始められるようにして欲しい。「百年の孤独」を飲みながらそう思った。

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コメント (17)

田中良紹さんによる「居酒屋田中塾」の第12回日程が、1月26日(水)に決定しました!

田中良紹さんによる「政治の読み方・同時進行編」を、美味しいお酒と共に。

ぜひ、奮ってご参加下さい!

【日時】
2011年 1月26日(水) 19時〜 (開場18時30分)

【会場】
第1部:スター貸会議室 四谷第1(19時〜21時)
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 302号室
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

※第1部終了後、田中良紹塾長も交えて近隣の居酒屋で第2部を行います。

【参加費】
第1部:1500円
※セミナー形式。19時〜21時まで。

第2部:4000円程度
※近隣の居酒屋で田中塾長を交えて行います。

【アクセス】
JR中央線・総武線「四谷駅」四谷口 徒歩1分
東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩1分

【申し込み方法】
下記URLから必要事項にご記入の上、記入欄に「年齢・ご職業・TEL」を明記してお申し込み下さい。

21時以降の第2部に参加ご希望の方は、お申し込みの際に「第2部参加希望」とお伝え下さい。

http://www.the-journal.jp/t_inquiry.php

(記入に不足がある場合、正しく受け付けることができない場合がありますので、ご注意下さい)

  ★   ★   ★   ★

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。投稿される方は、投稿前に下記のリンクの内容をご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

田中 様

英国の2院政の歴史、日本の2院政の始まりなど、大変興味深く、読ませていただきました。

政治の根本に触れる議論から離れ、「政治とお金」に終始している国会のありようは,異常です。今のままでは、政治家は全くいらないことになります。

特に、代表的な事例は、仙谷氏の尖閣問題に対する官僚への丸投げです。政治家が判断を降さないなどは、政治家不要論に繋がる最たるものではないでしょうか。批判されると、自衛隊は暴力装置などと支離滅裂なことを言っています。

わが国にとって最重要な領土問題を官僚に依存して、責任放棄しながら,現職にしがみつき、法律的に問責は有効でないとか、小沢氏は政倫審に出席するべきだなどと、仙谷氏には、まったく反省する気配すらありません。

この方の感覚は、何でも悪いことは官僚で、実績は民主党でなく、ご自分の手柄ということでしょう。

このように、菅政権は、外交は全面的にアメリカ依存、内政は官僚依存、政敵排除も官僚依存であって、自主的行動が皆無に等しいといえるのではないか。

「政治とお金」なるスローガンには全く中身がありません。官僚は、自分たちの利権、すなわち行財政組織、天下り人事システム、高額給与などにメスを入れられない前に消費税をあげて利権組織を護りたいからです。

田中様の述べておられる「政治とお金」は「行財政改革」と裏表の関係にあると見ています。「行財政改革」の政治家主張が収まれば、自然に「政治とお金」も納まるように見ていますが、間違っているでしょうか。

この程度が、日本の民主主義のレベルではないか、本質的な変革に移行するとは、残念ながら、考えられないのです。

 小沢氏がもし仮に贈収賄をしていたならば,それは私たち国民への裏切りなので,それは許されないでしょう。

 また,もし仮に多額の政治資金をもっていて,かつ,それが政治資金規正法に違反した裏の金だということならば,その資金について説明を求める,というのも理解できます。

 しかし,単に多額の政治資金をもっているにすぎず(それで複数の不動産を保有していても),かつ,それが政治資金規正法にのっとり公表されているのであれば,それをもって批判されるべきだとは思いません。批判する側は具体的な疑いを示して追及すべきです。

 千数百兆円の個人資産を保有するといわれている日本において,日本を代表する政治家の一人が何億円かの資金をもっているだけで何がいけないのでしょう。それは果たして本当に国民に説明すべき事柄なのでしょうか。

 もし「自分はわずかな政治資金しかもっていないから,クリーンだ。自分とは異なり,多額の政治資金をもっている政治家は汚い政治家だ。そういう政治家によって日本の政治は汚されている」と言う政治家がいるならば,私はその人に言いたい。「あなたに日本の政治を心配してもらう必要はありません。あなたはまず自分の家計を立て直すことに専念すべきです」と。

 具体的な疑いもなく,イメージだけで他人の金について疑いを差し挟む政治家・マスコミ・国民こそ,金に振り回される汚い人たちなのではないでしょうか。金にクリーンな人は,他人の懐具合を気にしません。他人の金が気になる人こそ,実は金に振り回される人たちなのではないでしょうか。

 田中さまのおっしゃるとおり,逆の意味で「政治と金」の問題に決着をつけて,「愚民政治」から脱却したいと思います。

百年の孤独のラベルには、エリックドルフィーのメッセージが印刷されている。
わたしも手に入れたい百年の孤独。

今、ケーブルTVのTBSニュースハードで、時事放談を放送しています。

海部元首相と藤井元財務大臣が小沢さんの「政治と金」問題を、昔話をしながら本人が居ないのを良いことに言いたい放題です。

さすが捏造TV局。本当に恥ずかしげも無く、醜い放送をしてますね。

海部さんは以前、河本サンが総裁選に出るとき派閥の仲間に300万円づつ配ったと。立たない札束はお金でなかったと。そんなことはしたくは無かったがと弁解しながら・・

それを昨年、小沢さんが衆議院選で配った500万円が大問題だと言う論調で問題視している。

河本派のお金って、表の金だったの?
昨年の衆議院選で、自民党はお金配らなかったの?
小沢さんの、お金は法律的にアウトなんですか?

都合の悪い話はスルーして、小沢悪だけを必死にイメージ付けしています。

藤井さんは、民主党議員はほとんどがクリーンな議員ばかりだと言い、鳩山政権のトップ二人だけがお金の問題で悪い議員なんだと。

鳩山さんは、これはもう言い逃れが出来ない事実がある。しかし、小沢さんの問題は冤罪です。

たとえ強制起訴が行われても。それをもう犯罪者のように笑いながら喋る姿が醜い。

もし本当に犯罪事実があるなら、喋ってください。想像で言ってるなら大問題で、人として最低ですね。

投稿者: 私流 | 2011年1月 9日 15:23さん、まったく同感です。追加して言わせて頂きたいのは「小沢氏の一連のカネの話は政権交代よりはるか昔で、その頃まだ民主党は予算執行に口を出せる立場ではなく、そもそも贈収賄など有り得ない」という点です。
普通の感覚で考えて、わざわざ権力の無い野党議員に賄賂を渡す企業があるでしょうか?それこそ長年政権与党だった所にこそ、臭いカネが集まっていると思います。

この板で、小沢氏への献金が贈収賄に繋がるかも、と考える人がいるのは驚きだ。
問題にされているのは2004年の分(つっても、会計処理としては何の問題もない期ズレだけで、記載もあるし、ちゃんと総務省に報告済み)なんだから、当時、小沢氏は野党議員であり、予算に対する権限は絶対に存在しないわけだから、贈収賄も口利きも斡旋利得にも繋がるはずがないのに。


ちなみに私は強制起訴でも何でもして、さっさと裁判で結審させればいいと思っている。どうせ無理矢理有罪になろうが罰金刑程度に過ぎないし、たぶん、有罪判決が出れば、これ以上茶番に付き合いきれない小沢氏は控訴しないだろうから。
と言っても、起訴しようが裁判が開かれるのはいつになるかは分かったもんじゃないけどさ。石川氏にしたって、1年以上経ってやっと一審開始だもんな。
この異常さに気づかない日本人は本気でどうかしているんじゃなかろうか。
いやまあ、全国で検察糾弾デモが頻発しているようだから、70年前に比べれば、分かっている人も増えてはいるんだろうけど、それでもまだまだ絶対数は少ない気がしてならない。
つくづく思うのは日本人の程度の低さだ。上っ面だけに目を奪われて中身を検証することもしなければ顛末を求めようともしない。想像だけですべてを分かった気になっている姿があまりに滑稽だ。
これでは真実どころか事実にすら到達できないと思うのだが、今回の小沢氏の一件が本当に国中大騒ぎするようなことだと思える神経が正直言って理解できない。

 重ねてで申し訳ありません。

1 4億円のキャッシュがあるのに,4億円を借りて,年間400万円の利息を支払うのは不自然だという政治家,マスコミの方がいます。

 もし本当にそう思い込んでいるならば,あまりに世間知らずで非常識です。政治家なり,マスコミ人としての基本的な資質を欠いています。銀行は,金(の裏付け)のない人に金は貸しません。銀行取引ができる企業や個人は,キャッシュを手元に残しておくため,銀行に利息を支払って資金の融通を受けているのです。そういった取引は,日常において世間では当然に行われていることです。それを知らない政治家・マスコミ人は,基本的な社会”生活”が欠けているとしかいいようがありません。一人の社会人として,小沢氏のいう”生活”を取り戻しましょう。

 そのうえ,裏金を隠そうとしたなどというのも,まったく馬鹿げています。もし本当に裏金が原資なら,それを政治資金規正法にのっとって表に出すようなことはありえないでしょうし,またミスもしないでしょう。

2 政治資金で複数の不動産を保有することがおかしいという批判があります。

 もちろん,今後,政治資金で不動産を保有してはならないと決めるのであれば,それも一つの考え方です。

 しかし,そのような制約を設けていないのに,道義的な問題として批判するというのは,一方的です。批判者は,国民の政治資金を蓄積するのはおかしいといいますが,ならば,批判者は,集めた金は,国の予算と同様,使い切ってしまえ,というのでしょうか。批判者には,どこか”ごっつぁん”体質があるのではないでしょうか。また,実際に特定の政治家に寄付をする人たちはどう思っているのでしょうか。なかには,使途を特定して寄付をする人もいるでしょうが,どう使ってもらってもかまわないと寄付する人もいるでしょう。自分では寄付をしないくせに,人の金の使い方を批判だけするというのであれば,それは無責任です。

3 個人の資産ではなく,政治団体の資産であることを明確化するための「確認書」を日付を遡って作成したことはおかしい,といった指摘があります。

 しかし,それもそんな騒ぐ話かというのが実際です。

 小沢氏は,そもそも正式な「契約書」は別にあるということは公に説明していますし,そもそもその契約書でさえ,日本では当事者の間で後日正式に作成しましょう(日付を遡らせて),ということはしばしばあります(売買契約は当事者の約束だけで成立するのが原則です)。小沢氏個人と政治団体の代表者としての小沢氏との間で,その法的な意思が明確ならば,「確認書」がなくとも,不動産は政治団体の資産です。「いつも確認書を作っているが,当該不動産についてはたまたま作成し忘れた」といった小沢氏の説明も,たとえ仮にそれが嘘だとしても,それで鬼の首をとったかに振る舞うような嘘とはいえません。しばしばよく分かっていない人たちが取り繕うとした程度のよくある説明の仕方にしかすぎません。マスコミから疑いを差し挟まれたので,対外的に説明するため,また,個人の資産ではなく,政治団体の資産であることを説明するため,日付を遡って「確認書」を作成した,結局はそれだけのことです。これは何ら不自然でも,違法なことでもありません。

 小沢氏の政治と金についてことさらに批判する政治家・マスコミ人の皆さまには,一人の社会人として,法律の基本と社会の常識にしたがった,”正当な”批判なり指弾ををしていただきたいと思います。

 小沢氏の政治と金の問題は,検察審査会を通じて,裁判の場で明らかにすべきだいう国民の意思が示されたのですから,政治家・マスコミ人には,本分にかえって,ぜひメリハリをつけた仕事をお願い致します。

 政治資金規正法にのっとって適法に公表した人間を指弾するならば,それ相応の具体的な根拠を示して指弾すべきです。適法な行為をした正直者を血祭りにあげるような「愚民政治」からは,早く脱却しましょう。

こんな正義の無い国にした、役人官僚達の罪は消えませんね。
国民は目を覚まさなければ子々孫々の代で日本は落ちるところまで落ちるでしょう。
不正が堂々行われても、この【官僚マスコミそれに群がる既得権益者】永遠にうまくいくと勘違いしている。
田中さんが述べるように。国民のお金【税】を配る役目は選ばれた議員がすべきですが。
過去から今まで洗脳されてきた、国民が目を覚ますまでマダマダ
駄目でしょう。
小沢さんのお金の問題より。
官僚達の不正税金使用が問題でしょう。【彼らは責任は取らずにこの100年は我々国民を騙してますね】
目を覚ませ善良な国民。

少しずつですが、田中先生のおかげで政治教育が大衆に広まってきていると思います。

大変意義深いことです。

願わくは、塾に出席したいのですが、平日の東京にいくことはなかなか仕事の都合でむずかしいです。

何人かで募って、旅費、お礼を作って、地方にお呼びすることが可能であればいいのですが。。。

>議会は国民の税金の使い道を決めるところである。いかに国民生活を守るかを議論するところである。それを官僚任せにして「政治とカネ」の議論に終始してきたわが国の国会

田中様
結局は全てはここに集約されると思います。
小沢さんの金はあくまでも税金をネコババしたカネではありません。しかし、仙石が領収書なで、何に使っているのか判らない官房機密費や、エコポイントやTPPなど事業努力もしない業界に配る金には頓着もせず、人の懐の金ばかり気にする日本人の貧乏根性は救い難いものがあります。ましてや、税金の使い道は議論しても、決算報告のない国会に誰一人文句を言ったのを聞いたことがありません。まして各省庁は歳出歳入の報告を公開しているんでしょうか?また、情報公開法の立場から本来、項目だけでなく、どのようなものに税金を使っているのか、例えば科学技術費なら、どのようなところにどれだけ配分しているのかを公開するべきで、メディアもそういう報道をしてしかるべきです。
昨今文教予算で新聞を教材として各学校に配るという話を耳にしましたが、売り上げの落ちている新聞への救済措置の側面が見え見えでしょう?だいたいこんなことに税金を使うことが許されていいんでしょうか?新聞など教科書の一項目に乗せれば国語の授業としては十分足りることではありませんか。

国民は税の使われ方にいい加減すぎます。もう、メディアの騙されるのを大概にしたほうが良いと思います。彼らに流れている莫大な税金を国民は認知すべきです

<田中良紹様>
本年もよろしくお願いいたします。いいですねぇ~百年の孤独。
さて、日本はいつまでアメリカの靴の底を舐めなければならないのでしょう。
ロッキード以来、国民から選ばれた代議士が「政治と金」で特捜にやられます。最近では政治家や学者他世の中の影響力がある方が特捜にやられると、きっと素晴らしい方に違いないと思っちゃいます。
そして、それは大概当っているのです。いっそのこと、特捜にやられた方々で内閣を構成すれば、素晴らしい日本になるかも知れません。
小沢総理の元、外務大臣は佐藤優氏、財務大臣は植草氏、官房長官は鈴木宗男氏、総務大臣は村上兼造氏、厚生労働大臣は辻元清美氏・・・冤罪オールスター内閣、死ぬまでに一度見てみたい。

<緊急告知 小沢氏テレビ生出演>
スレ違いですみません。本日、小沢さんがテレビに生出演するという情報をお知らせします。
本日11日20:00~朝日ニュースター「ニュースの深層」に小沢さんの生出演が決定しました。
小沢支持者の皆さん、大拡散をお願いします。

簡単ではありますが、今回のブログの内容をHPの掲示板で紹介させていただきました。このブログを介して有志がつのり、日本を動かしていくことを願っております。田中塾にも時おり参加させていただいており、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

田中良紹様

「百年の孤独」は読んで居りませんが、百年のおさらいをさせて頂きました。

 >>その政治構造を熟知して手を打てる政治技術がない限り、いかなる政策も、いかなる目標も「絵に描いた餅」に過ぎない。<<

政権交代を望み、歯がゆいながら民主党を応援してきた一般国民は、辣腕と言われる小沢さんによって始めて、自分の持つ一票の力を知りました。
そして、小沢さんを知ると、辣腕と云うのは実は、いつも丁寧に生きていると言うことだと知りました。
そして、田中さんも同じように、ご自身を丁寧に生きていらっしゃるようです。 真似の出来ない高みに居られますが、奇しくも「きっこのぶろぐ」でも、きっこさんが、
>>
「目的」だけを最優先して、その「過程」を排除することが、人間にとっての最善だとは思えなくなってくる。<<
続いて、>>煎じ詰めちゃえば、生まれてきた人間の「目的」は「寿命を迎えて死ぬこと」であって、そこに到達するまでの人生なんて、すべてが「過程」なんだから<<と。

選挙を経て議員になり、次の選挙があるまでが全て「過程」。目標(政策)以外のことはやりませんて、その近道が自民党化だったんですね。
未だ、菅内閣の目標は見えませんが。

 金額の多寡で判断するのは妥当である。

 官僚の無駄遣い金額は、数兆円或いは長く辿れば数十・数百兆円であり、冤罪の田中賄賂金額は五億円。しかも田中氏のは事実である可能性は低いものだった。

 官僚の横領額は兆円単位だ。それを隠蔽するために、政治家のスキャンダルをねつ造し続け、国民は官僚の横領から目を逸らされ続けている。
 それを応援する財界とマスコミは、既得権者、支配者層として、ガッチリとスクラムを組み、逆らう者を冤罪で葬る。


 江戸時代「百姓は生かさぬよう殺さぬよう」にするのが統治の要諦だった。
 また、知らしむべからず寄らしむべし という言葉にも、国民を欺き続けることの隠れた意図が見える。

コメントではありませんが! 勝手なお願い。

いつも田中先生のコラムを拝読させております。ありがとうございます。ついては、この度
一部有料制のサイトが設けられましたが、このサイトを一定期間過ぎたら、開放願いませんでしょうか。

理由:1.先生の解説は、時間が経過しても貴重なもので、一部の者だけにするのはもったいない。一定期間経過後に開放することは、より多くの人に知ってもらうというコラムの趣旨に一致している。

2.以前このサイトにあった音声サイトで随分勉強させていただきました。
以上

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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

BookMarks

日本初の政治専門チャンネル!
↓ ↓ ↓
国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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