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改革の本丸は国会にあり(1)

「脱官僚政治」を掲げてスタートした鳩山政権にとって最初の重要課題は来年度予算の編成である。通常なら夏から始める作業だが、組閣が9月中旬だったために短い時間でやらざるを得ない。概算要求の提出まで1ヶ月足らずであった。いよいよこれから絞り込みが始まる。

 鳩山政権はその作業を官僚に任せず政治主導で行うと言う。しかも公開すると言っているので、国民は予算案が作られる過程を知る事が出来る。年末に出来上がる予算案を見れば国家の目指す方向が分かる。予算案は通常国会で野党の追及にさらされるから、国民はさらに多角的に予算の意味を考える事が出来る。これまで遠いところにあった予算が初めて身近になるのではないかと私は思う。これからの編成作業と来年の通常国会が新政権の力量を推し量る最初の見せ場になる。

 ところがその作業が始まる前からメディアは「95兆円の概算要求は史上最大」で「なぜ無駄が切れないか」とか「官僚に丸め込まれた」とか騒いでいる。政治を知らないと言えばそれまでだが、バカ丸出しである。概算要求の段階で結論を出してしまったらまるで政治にならない。予算を決めるのも、外交交渉を行うのも、政治が初めから本音を出す事はありえない。反対する相手がある中で目標に到達するためには目標と異なる所から始めないと到達できない。周囲に解決は難しいと思わせ、ハラハラドキドキさせながら最後に周囲を納得させる。古今東西それが政治というものである。

 メディアは何でも騒げば国民が喜ぶと勘違いしているが、国民はそれほどバカではない。メディアを冷たい目で見ていることに早く気付いた方が良い。新政権を評価するのはまだ早い。少なくも予算案が固まってから、もっと言えば野党に活躍の余地を残してやるのも政治だから、通常国会でのやりとりを見てからでないと本当の評価は出来ない。「権力批判をするのがジャーナリズムだ」などと子供じみた事を言うメディアにはそういう事が分からない。だからこの国の民主主義は「ちいちいぱっぱ」の世界になる。

 臨時国会は政府も野党も共に初体験だからまずは「顔見せ」である。本格的な攻防は通常国会から始まる。臨時国会で自民党は鳩山総理の献金問題や日本郵政の社長人事で政府を追及するそうだが、そんな事より臨時国会と平行して行なわれ、臨時国会終了後に最終段階を迎える予算編成作業の方が国の将来にとって重要である。

 鳩山総理の献金問題は東京地検が捜査しているので基本的にはそれを見守るしかない。その結果犯罪性が立証されれば政治責任を問われるが、それまでは追及してもただのパフォーマンスに過ぎない。自民党が斉藤次郎元大蔵省事務次官の社長就任を「天下り」と批判するのは、かつて自民党によって排除された大物官僚の復権を認めたくないからである。何故ならこの復権は現職の官僚たちを動揺させる。斉藤氏とは逆に民主党に排除された官僚は次の政権交代まで復権できない事を思い起こさせ、保身のため自民党から民主党へのシフトが始まる。

「天下り」が問題なのはそれに伴って国民の税金が無駄に使われている実態があるからである。有為な人材を有効に働かせる事に問題がある訳ではない。その事は自民党の方が分かっている。日銀総裁人事の時に硬直的に「大蔵省出身者は駄目だ」と言った「ちいちいぱっぱ」が民主党にはいた。それを自民党は批判していたから自民党の方が大人である。しかし自民党が斉藤氏を退任に追い込む計算もなく、ただのパフォーマンスで追及すると大人だった筈の自民党も民主党の中の「ちいちいぱっぱ」と同列になる。

 ともかく自民党がパフォーマンスに力を入れたりすると昔の社会党とそっくりになり、万年野党になる恐れが出てくる。政権奪還を狙う本格野党なら、あくまでも予算をテーマに民主党とは異なる国の進路を提示して論戦を挑むべきである。だから通常国会が与野党本格攻防のスタートになると私は考える。

 その通常国会では予算審議と並んで公職選挙法や国会法の改正という重要法案が審議される見通しである。実は国会の改革こそが「脱官僚政治」の本丸である。これまで「脱官僚」と言えば「行政改革」に力が注がれてきた。官僚の数を膨張させないように定員を決め、不要と思われる部局を廃止し、省庁の統合・再編を行ったりした。しかし「行政改革」によって「脱官僚政治」が実現する事はない。

 官僚主導の仕組みは明治以来140年も続いてきたから、まるで空気のように国の隅々にまで及んでいる。行政府は国民生活に直結している組織だから目に見える部分が多く、「行政改革」は国民にもイメージがしやすい。そのため「行政改革」ばかりが叫ばれてきた。しかし司法府も立法府も官僚主導の統治構造に組み込まれ、それを支えているので「行政改革」だけでは何も変わらないのである。

 国会は「国権の最高機関」と言われる。司法や行政の権力に比べて国民の代表が構成する国会が優位にある事は国民主権の証である。しかし実態はそうなっていない。官僚主導の国家では国会が官僚の手のひらに乗せられているのである。何故そうなるか。法律を作るのが官僚だからである。概ね課長補佐クラスの若手が法案を書き、それを与党に説明して了解を取り付け、若干の修正はあっても役所が国会に提出する。

 国会の委員会は役所に見合う形に作られている。財務省には財務委員会、外務省には外務委員会という具合である。役所から見ると委員会は自分が作った法案を成立させるためのいわば出先機関である。委員会に所属する議員達に対しては法案を成立させて貰うため与野党共に丁寧にお付き合いして「飼い慣らす」。

「言論の府」と呼ばれる国会に丁々発止の議論はない。「討論」は法案の採決前に各党が一方的に意見を表明するだけのセレモニーとして行なわれる。ほとんどの時間は法案の「質疑」と「答弁」に費やされる。「質疑」とは法案の字句の意味を問い質す事で、「答弁」とはその答えである。要するに国会審議とは議論ではなく字面を問い質す作業なのである。

 無論それに意味がないとは言わない。官僚は自分たちに都合の良いように法案を書き、それを誰にも分からないような表現で作文するから「質疑」は必要である。しかしややもすると重箱の隅をつつくような「質疑」になる傾向がある。一方の「答弁」は官僚が行うから意味不明になる。官僚に最も求められる能力とは意味不明を言い募る能力なのである。こうして国会では重箱の隅をつつく「質疑」と意味不明の「答弁」とが延々繰り返され、国の未来を議員同士が議論する場はまるでない。

 新政権が「脱官僚政治」と言って予算を政治主導で作るなら、法律も政治主導で作らなければおかしい。立法作業が官僚主導でなくなれば、官僚の答弁がなくなるのは当たり前である。ところが官僚答弁を禁止する動きが出てきたら、与野党の議員から反対の声が上がった。反対する議員は法案の作成をこれからも官僚にやらせようという考えなのだろう。それ以外には考えられない。

 行政府の内部の話を国会で説明させる必要があれば、官僚を証人か参考人として国会に喚問するのが普通である。その際の「証言」を間違っても「答弁」とは言わない。「答弁」とは法案の字句の説明をする事だから、官僚が法案を作成する事が前提となる。それにしても立法府の議員が立法のための「答弁」を行政府の官僚にやらせてきたのだから不思議な話である。

 しかしそれほどに国会というところは国民の理解を越えた不思議な世界なのである。この際国民に知らされてこなかった国会の不思議さを順次紹介してみようと思う。

銀座田中塾のお知らせ
「映像で読む世界と日本」日本と日本人を考える(2)雅弘と清水次郎長
日時:11月5日(木)18:30~20:30
会費:3,000円(弁当・お茶付き)
場所:東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館8階C
申し込み先:銀座モリギャラリー
Tel:03-3357-0828
E-mail:morim-p@gol.com

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

初めて書き込ませていただきます。
同感です。
ちょっとずれますが、
所信表明直後の谷垣氏の「ヒトラー・ユーゲント」発言。
ちいちいぱっぱ 以下。
いっしょにやろうぜ とお誘いを受けていましたが、
自民党は終わりましたね。
この言葉を聞いた瞬間の記者団の無反応さも 以下です。

紹介、楽しみにしています。

いつもながら、誠に腑に落ちるご論で、もっと広く多数の人に、今読んで欲しいと思いました。
昨日の鳩山首相の所信表明も、このような素地があって本当の理解が出来るのではないでしょうか。
野党各党の「国の方向について国民へのメッセージが無い」とか「具体性がない」などの批判は、全く当たらず、政治を預かる一国の総理としての思いを述べたものとして、絶賛すべきと考えます。
具体策は、田中様の仰るとおり、これから予算を始めとする審議を通じて国民の前に明らかにされるべき事柄でしょう。私達は、その審議過程から眼を離すことなく、政権公約が果たされているかを判断する責務を負うのだと思います。
今後わが国が目指す方向は明確に示されているにもかかわらず、見えないと言われる御仁は、もはや代議員としての資質を疑わざるを得ません。
多くのいい加減な解説者と共に、ご退場を希望します。

立法機関の仕事は国民のための立法を行うこと。
 行政機関の仕事はその忠実な執行。
 予算は、立法と行政をつなぐ、法の具体的な執行計画です。

 長らく続いた、官僚と族議員及び業界のための政治が如何変わるのか。
 「人々の、人々による、人々のための政治Government of the people, by the people, and for the people
」が、如何どう第一歩を踏み出すのか。

 田中先達の国会探検を期待します。

田中良紹氏へ
ご高説いつも拝読しております。ご指摘のように概算要求をこれからどう絞り込むかが正に政権の見せ場です。これだけマスコミが前宣伝してくれたわけですから、「サヨナラ満塁ホームラン」が打てないようでは新政権の力量が疑われてしまいます。予算だけでなく特別会計にどう切り込むか注目しています。
 国会改革ですが、まず小沢幹事長が与党の代表質問を取りやめたことを評価します。私は従前より自公両党の「太鼓もち質問」の意義を疑っていました。昨年の臨時国会の自民党代表質問は、あの細田幹事長による下品な「小沢代表批判」でした。与党と政府は一体ですから、与党の代表質問は、正直、政府のよいしょと野党の批判しかすることがないでしょう。
 「与党は議員立法原則禁止」というのも実にわかりやすいです。議院内閣制ですから、与党議員は政府として法案を提出すべきで、これに反対している方々は、田中氏ご指摘のように「法律は官僚が作成するもの」という既成概念から脱し切れていないということでしょう。
 また答弁を大臣以下3役が行うというのも興味深いです。自民党は質問の事前通告をしないそうですから、国会議員同士の本音論戦が聞けそうです。不勉強な議員は下手に質問に立つと馬脚を表すことになるでしょう。
 いずれにせよ、正常な言論の府に戻る姿をこれから検分できるわけで、大いに楽しみです。

いつもながら、目からウロコが落ちるお話をしてもらい、ありがとうございます。    所信演説の後、自民党の重鎮は、おおバカ発言してましたね~。昨日、私と私の家族が、NHKのニュースウォッチ9を見てて、記者が、「ひな壇を見て、感想は?」との問いに、谷垣総裁は、「ヒトラーの演説に歓喜する人たちや、ヒトラーユーゲントの人たちに、似てましたね~。」との発言をしたり、古賀誠議員が、記者との問いに、「鳩山総理は、社会主義国家を目指しているんでしょうかね~。」との感想をしていて、すかさず私が、家族にフォローしましたけどね~。こんなことを言い続ければ、視聴者の支持が得られるとでも、思っているんでしょうかね~。ここで、私は、自民党は再生できないと、あらためて思いました。ここで、河野太郎議員に言いたい、例え、河野氏1人でもいいから、来年の参議院選挙に鞍替えしなさい!!

国会改革を楽しみにしていたところでしたが、東京新聞に、「首相官邸が官僚に首相・官房長官用の答弁メモ作成を指示」という記事がありました。インタビューでは、鳩山首相は「指示していない」と言っていたそうですが。
個人的には、平野官房長官の動きが危うく見えることがしばしばあります。行政刷新会議に新人議員を使うことも、党本部と連携を取らずに進めたことに驚きです。窓口の官房長官がきちんと手続きを踏むべきだったのではないかと。そしてまたマスコミが好む「黒幕・小沢」説にエサを与えてしまいました。
平野氏は通常の会見を聞いていても、知識がそれほどあるようにも思えないので、大丈夫かと心配になります。彼から見えてくるのは過剰に鳩山首相を守ろうとする姿勢ばかりです。

福島民社が議員立法原則禁止や官僚の答弁禁止に反対していました。連立組んで、大臣になって結局は自民党的な発言をTVを前にする。何とも甘い党首ですね。質問事項の事前提出は無くて良いです。民主党が与党として国会運営をする上で、どうして足並みを揃えようとしないのか不思議でなら無い。又予算の件もマスコミの姿勢はいかにも勉強不足だ。概算要求なんてあくまで概算、これを仕分け、精査するのがこれからでしょう。自民党の意見はそのまま過去の自民党に返してやりたい。顔ぶれが変わらないという事は、やはり故人献金、郵政社長人事、よっぽどスキャンダル追求が好きなんですね。今最も重要なのは予算案のはずです。神奈川参議院補選で自民党は国民の目線で民主党云々と言っていたけど、選挙用トークだったという事ですね。もう国民にウソはやめましょうよ。

田中様

初めて投稿します。 後期高齢者です。 ネット情報を探索するやり方やっとわかりました。 各界の論客のコメント知る機会が増えましたが、貴方様の見解が最も優れています。 リップサービスではありません。 内容だけなく表現力が素晴らしい。 もっと活躍の場を広げて頂けませんか。
楽しみにしております。

<田中良紹様>
こんにちは。いつも勉強になる記事をありがとうございます。
>新政権が「脱官僚政治」と言って予算を政治主導で作るなら、法律も政治主導で作らなければおかしい。立法作業が官僚主導でなくなれば、官僚の答弁がなくなるのは当たり前である。ところが官僚答弁を禁止する動きが出てきたら、与野党の議員から反対の声が上がった。反対する議員は法案の作成をこれからも官僚にやらせようという考えなのだろう。それ以外には考えられない。<
その通りですが、官僚答弁の禁止は大賛成ですし、官僚が法案をつくるなどあってはならないと思います。しかし、私は、もう一歩先に行政府の政治家による立法も減らすべきではないかと思うのです。
立法府は国会なのだから、基本的には法案は全て議員立法にすべきと考えています。
内閣は議員内閣制の基で、与党の政調が作成した法案に基づき、行政を行う為にあると思っています。
もちろん、予算の編成権は内閣にあり、内閣と連携を図りながら、政府立法ではなく、党で予算・及び関連法案を策定すべきと考えています。
国会が最高意思決定機関なのですから、議会及び議員が最も尊重されるべきで、官僚の答弁を禁止したからと言って、小さな一歩にしか過ぎません。政府立法であっても、与党議員への説明・訂正はすべきです。族議員が影響を及ぼして法案が捻じ曲げられると危惧するのは、族議員が実質的な支配をしてきた自民党だからです。
民主党が同じ轍を踏めば、選挙で落選させればいいのです。
政高党低は、憲法の意思とは異なり、党高政低、言い換えれば議高内低であるべぎてす。

【どうにかならんか、平野・山岡】

内閣:鳩山首相の提灯持ち平野氏、民主党サイド:小沢幹事長の提灯持ち山岡氏、二人は「事業仕分け人の選任」問題についてそれぞれの調整機能を全く何も果たしていないことを露呈した。
「事業仕分け」の作業が官僚による予算から国民による予算に変革する為の最重要課題であるにも拘わらず、スタートを躓かせた極悪人・犯罪人はこの二人である。
己の保身ばかりに汲々としているので、優先順位の高い肝心の仕事を認識できないようだ。
このような能力のない人間を側近として任命する鳩山・小沢両氏にも大きな問題がある。能力のない官房長官によって右往左往させられている鳩山氏に対し、狭量と専横を見せて平然とする余裕の小沢氏が浮かび上がる。小沢さん、党内権力を奢っていては民主党の国民的支持を失うだけだ。貴殿は実質上内閣副総理との認識が欠落しているのではないか。国民を舐めてはいけない。
仙石・枝野氏は躓いたけれども、めげずに最善のご尽力を願いたい。そして国民の希望をつないでいただきたい。

メディアをバカ呼ばわりするのは構わないが
バカがバカに向かってバカ呼ばわりは笑えないな

40兆円しか税収が見込めないのに95兆円以上予算を要求されて
騒がない方がバカだろう

改めて言う事でもないが
まず民主党は選挙前マニフェストの財源について聞かれるたびに
ムダを削減すれば確保できると、何度も繰り返して答えている

そして鳩山の発言
選挙前、「これ以上国債を増やし続けていたらこの国はもたない」
それよりだいぶ前の、国債発行枠30兆円を公約に掲げた小泉に対して
30兆円を超えた事を徹底的に批判し、しかも
2001年に公債発行額(30兆円とする)限度に関する法案も提出している
それが自分達の政権では50兆近い増発はどう考えてもおかしい

また概算要求発表前後には
赤字国債の増発を容認する考えを示唆してみたり
国債増発に批判が強くなれば
国民の意思として公約の一部断念もありえる
などと言っている
鳩山が本当にかなりの額を削減できると思っているなら
この発言はない

ムダの塊である補正予算でも3兆円以下しか削減できなかったのだから
期待する方がそれこそムダである
別だからと言って、95兆円を下回らないとは思ってない
しかし景気に悪影響が出ないムダがどれだけあると言うんだ
景気を底上げしつつ削減するんだぞ

>解決は難しいと思わせハラハラドキドキをさせながら納得させる

そうであるなら、わざわざ事項要求など始めから削除されるものとして
数字を低く見せかけることはないのではないか
95兆円が90兆円になるより98兆円が90兆円になるほうが
よほど効果的だ

俺は全く期待していないが、90兆円を割り込んでも全く驚かない
民主党は特別会計を1割削減できれば20兆円は確保できると平気で言っていたんだ

さあ、やってもらおう

ちょくちょく拝見するブログでココが推薦してあったのでやってきました。
がっかりしましたの気になったことを書いてみました。

>ところがその作業が始まる前からメディアは「95兆円の概算要求は史上最大」で「なぜ無駄が切れないか」とか「官僚に丸め込まれた」とか騒いでいる。政治を知らないと言えばそれまでだが、バカ丸出しである。概算要求の段階で結論を出してしまったらまるで政治にならない。

 バカ丸出しで騒がなければ、ユルユルの予算になってしまう可能性もあるでしょう。一種の観測気球でしょう。
 また、大きな数字を最初に出してしまえば、あとあと落としどころが大きくなってしまっても大目に見てもらいやすいという計算もあるでしょうし、大幅に削ることができれば「民主党ががんばった」というパフォーマンスにもなりますしね。
 政治家が「バカ丸出し」なことをしないように早めに騒いでおくのも当然の動きでは?
 「概算要求の段階で結論」を出すことも悪くないはずですよ。無駄のない、充実した要求が出されていれば、そのあとが楽では? 不要な時間や費用をかけることはないはずです。


>メディアは何でも騒げば国民が喜ぶと勘違いしているが、国民はそれほどバカではない。メディアを冷たい目で見ていることに早く気付いた方が良い。新政権を評価するのはまだ早い。少なくも予算案が固まってから、もっと言えば野党に活躍の余地を残してやるのも政治だから、通常国会でのやりとりを見てからでないと本当の評価は出来ない。「権力批判をするのがジャーナリズムだ」などと子供じみた事を言うメディアにはそういう事が分からない。だからこの国の民主主義は「ちいちいぱっぱ」の世界になる。

 田中さんがTBSを自らやめたのか、追い出されたのか、存じませんが、いずれにせよ田中さんが批判しているメディアとご自分も無関係だったわけではないので、田中さんも「ちいちいぱっぱ」な気がします。
 「野党に活躍の余地」って優しい世界なんですね。そんなやり取りにもお金はかかってるんでしょうにね。

>鳩山総理の献金問題は東京地検が捜査しているので基本的にはそれを見守るしかない。その結果犯罪性が立証されれば政治責任を問われるが、それまでは追及してもただのパフォーマンスに過ぎない。

 「パフォーマンス」も「野党に活躍の余地」では? 優しく許してあげましょう。

>「天下り」が問題なのはそれに伴って国民の税金が無駄に使われている実態があるからである。有為な人材を有効に働かせる事に問題がある訳ではない。その事は自民党の方が分かっている。日銀総裁人事の時に硬直的に「大蔵省出身者は駄目だ」と言った「ちいちいぱっぱ」が民主党にはいた。それを自民党は批判していたから自民党の方が大人である。しかし自民党が斉藤氏を退任に追い込む計算もなく、ただのパフォーマンスで追及すると大人だった筈の自民党も民主党の中の「ちいちいぱっぱ」と同列になる。

 「ダメ」と言っていた本人が「ダメ」なことを行えば、まあ、たいていは批判されるでしょう。
 「パフォーマンス」も「野党に活躍の余地」では? 優しく許してあげましょう。


 気になったところは、本筋と関係ない部分かもしれませんが、まあ一事が万事のような気もします。
 バックナンバーも読む気がしませんでした。

 あと、あくまでも個人の感想ですが、「ヨイショ」的コメントが多いのはちょっと気持ち悪いです。

 以上です。

田中さんのお見立ての通りであることを祈るや切です。
省庁別委員会でなく院独自の仕分けで委員会を設置するのも賛成です。
役員と従業員が仕事奪い合いする会社はガヴァナンスなき会社と言われます。
ガヴァナンスもコンプライアンスも法改正するまでは現行法遵守で
いっても国民は「法の適正手続き」遵守として理解します。
ユメユメ立法論的解釈のないように願います。
予算はRFPをしっかりお示しになればご注文どおり作成するでしょう。

国会の「あるべき姿」に関する議論が、ようやくお茶の間の話題にあがるようになりました。政権交代がちらつく緊張感のある国会議員と、我々の政治への意識の高まりによって、日本の政治も新しいフェーズに入りつつあると思います。なかなか入ろうとしない頑固な勢力ももちろん健在ですが、そういった諸々を俯瞰して、自分なりの判断が出来るだけの基礎を提供してくれる田中さんのようなジャーナリストには、頭が下がります。今後も独自の視点からの貴重な解説を宜しくお願いします。第二編も楽しみにしています。

お前もマスコミの一員だろうが、といいたくなる。何様のつもりだんだろうか?
政治もマスコミもあんたが考えているほど甘くはないよ

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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

BookMarks

日本初の政治専門チャンネル!
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国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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