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真っ当な組閣

 鳩山新政権が誕生した。新内閣の布陣を見ると、小泉政権以来続いてきた「奇をてらう」要素が微塵もなく、久しぶりに真っ当な人事を見せられた思いがする。これを鳩山総理が一人で考えたとしたら、鳩山氏に対する認識を改めなければならない。それほどに政治に熟達した知恵を感じさせる人事である。

 人事は最高の権力行為であり、権力者の力量を余すところなく知ることが出来る。人事によってあっという間に求心力が衰える事もあれば、逆に求心力を高めて組織が生き返る場合もある。それは権力者が組織の中にどのような欲求と力関係とが存在しているかを読み解けるかにかかっている。その上で力関係と欲求との連立方程式を解かなければならない。人事は簡単なものではない。

 池田内閣で総理主席秘書官を務めた伊藤昌哉氏から聞いた話だが、昭和37年に第二次改造内閣を組閣する際、伊藤氏は池田総理から組閣案の作成を依頼された。箱根に籠もって色々考えたがどうしても収まりが悪い。1週間経っても満足な案が出来なかった。山から下りて「こんな案しか出来なかった」と総理に謝ると、池田総理は「こんな案を持って来た奴が居る」と言って1枚の紙を見せた。そこに書かれた人事案は伊藤氏を驚かせるほど見事だった。作成したのは田中角栄衆議院議員で、角栄氏はそれによって自らを最年少の大蔵大臣として入閣させた。伊藤氏は政治家としての田中氏の力量を思い知ったと言う。

 しかしいつの頃からか自民党の派閥政治は躍動感を失い、派閥順送りの人事が政治を停滞させた。それを壊したのが小泉純一郎氏である。党内力学を無視するためにメディアが喜ぶ「サプライズ人事」を行い、国民にアピールすることだけを考えた。人物の力量も資質も関係ない。とにかくメディアが喜ぶ人物を登用し、自民党と対決するパフォーマンスで支持率を高めようとした。

 党と対立するならそれでも良いが、ポスト小泉の総理たちはそうではない。ところが党と対立もしないのにスタイルだけは小泉政治の真似をした。メディアが大きく扱えば国民に支持されるとの錯覚に陥り、党内力学も本人の資質も無視して、メディアを向いた人事ばかりを行った。「お友達内閣」や「論功行賞内閣」を見せられて、「権力者の資質ゼロ」と思わざるを得なかった。今回は久しぶりにそのうんざりから解放された。

 人事の特徴の第一は党内力学への配慮である。ここまでしなくともと思うくらい党内グループに配慮をし、あらゆるグループから人材を抜擢した。第二は即戦力になりうる実力議員を配置した。女性を多く登用するとか知名度の高い民間人を抜擢するとかを一切やらなかった。民主党議員と連立相手の党首だけで組閣した点は、まさに小泉流に対するアンチテーゼである。

 さらにアンチ小泉を強調し、小泉構造改革のキーマンであった竹中平蔵氏と同じポジションに、全くそれとは逆の役割で国民新党の亀井静香氏を起用した。まるで漫画のような対比である。小泉政治の消滅が目的だと思わせる組閣となった。これなら亀井氏は張り切らざるを得ない。一方、社民党の福島党首には、小渕優子少子化担当大臣と野田聖子消費者担当大臣の二人分の仕事を与えた。それなら文句はつけられない。自民党が分断工作を仕掛けても二人の党首は動く筈がなくなった。

 そして鳩山・小沢体制に距離を置く人間には難しい仕事を与えた。前原国土交通大臣や岡田外務大臣には難問が山積している。仙谷行政刷新担当大臣は「脱官僚政治」を象徴するポジションで、これも鼎の軽重が問われる。長妻厚生労働大臣も同様である。攻める側では優秀でも本当に官僚を使いこなせるか。その真価が問われる。彼らはいずれもこの大役をやり遂げれば次代の民主党のリーダーになれる。いつまでも「反小沢」を叫ぶだけではいられないだろう。

 菅直人氏が副総理兼国家戦略担当大臣に就任した事は、鳩山総理に万が一のことがあればすぐにも交代できる布陣である。今回の人事は先々のことまで用意している。そして政治の知恵を感ずるのは、藤井財務大臣の起用である。一時は小沢氏が反対であるとの情報が流れ、藤井財務大臣が実現すれば、鳩山総理が小沢氏に屈しない証になると言われた。これは「二重権力論」を否定するための永田町らしい仕掛けである。

 政権発足と同時にスタートする最大の仕事は予算編成と補正予算の組み替えである。これをやれるのは藤井氏を置いて他にない。藤井氏の起用は以前から決まっていたと私は思う。小沢氏にも異論があるはずはない。ただそれが鳩山総理の主導権を強調する仕掛けに使われた。この組閣は様々な角度から練りに練られているのである。

 しかし組閣が見事でもそれで政治がうまくいくとは限らない。いかに能力ある閣僚を配しても、藤井氏を除いては全員が「未知との遭遇」をする事になる。結果がどうなるかはまだ分からない。ただ新政権が来年度予算を成立させ、次期参議院選挙に勝利すれば、かつて社会現象にまでなった小泉政治は影も形も消え失せる。これからの10ヶ月が日本政治の未来を決める事になる。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 私をジャーナルに導いてくれた田中さん。羅針盤のようなご寄稿に触れるたび、頭の中がすっきりとリフレッシュされます。
同じものを見ても、感じ方は様々。田中さんの目に映った鳩山内閣。期待してもよさそうですね。

大臣会見を見ていて、一番危惧を覚えたのが社民党の福島大臣の会見です。

「消費者庁を大きく育てたい」などと、役人が権限と予算を拡大することを認めるようなことを不用意にも発言しています。まっさきに役人に取り込まれないことを祈ります。

民主党の閣僚は、仕分け作業などをきちんとやっているからか、発言内容は自公時代よりもしっかりしていたように思います。

そして、藤井財務大臣の「経済は国民生活のことで、国民生活を犠牲にして財政再建はありえない」という決然とした発言には大いに感動しました。

藤井氏はホントの意味で「最後の奉公」でしょう。細川政権時の無念を是非晴らして欲しい。
個人的に一番あの面子で仕事をやらされる、いややる事になるのは長妻さんでしょうか、本人は年金問題がライフワークでしたが、恐らく先んじて新型インフル問題に手をつける事になるでしょうね。
不謹慎ながら一番面白そうなのは亀井vs金融業界でしょうか、モラトリアム発言が出ましたが、この辺は私も思うところがあるので今後の動向を興味深く見たいと思う次第です。
上でも書いている人がいますが、社民は目立つし人が必ずしも…だから。(苦笑)
まぁ、あの政権の肝は菅vsキャリアなので、その辺がどうなるかが見物でしょうか。

田中さま、なるほど。党内力学のバランスは大臣の配置によってはかり、その結果 一部の大臣の能力について問題があるとみられるところでは、副大臣や政務次官などで補完するというやり方をするのでしょうね。 さすが 理工系で、 ORをやった 鳩山さんらしい 精妙な人事ということなのでしょう。 
あっ、そういえば、田中角栄も理工系というか、工学系でしたね。(笑

田中氏のコメントを読むことができて幸せです。
「真っ当な組閣」のタイトルの通り,驚くほどひねりがない内閣人事だと思いました。小泉氏以来のひねり人事に慣れてきた国民にとっては逆に意外な感がありますが,自民党内閣のひねり人事も小泉氏以降は本質から外れて形骸化してきていた,という田中氏の指摘には非常にうなずくものがあります。
会社勤めの長い方などにもお聞きしてみたい気がしますが,人事が真っ当でありすぎると活力を失うことってありますよね。鳩山首相はおそらく定石通りに事を進める非常にまともな,政治家にしては珍しい人物と見受けしましたが,この内閣の布陣は,戦力に圧倒的に優る軍が小細工なく進軍するイメージがあります。この場合,政権の浮沈は総大将の指揮というより各部隊が既存の十分な戦力を持って,当たり前に活躍できるか否かにかかってくると思います。大部隊の影に隠れて怠ける部隊が目立ってくると負ける反面,各部隊には十分な戦力(議席数から来る自信?)があり,暴れ回るのに不足はありません。
今後を期待しながら見守りたいと思っています。

■今はもう秋。寒い冬は足早にやってくる。神に頼んでもそうそう季節の到来を遅らせることはできない。ホームレスの人々や働きたくても職にありつけない人たちにとって冬はことさら辛い。国民のみなさまにしばしのご猶予を願う前にやるべきことは幾らでもあるはずだ。

 「まず私たちは自ら国会議員数、議員報酬、国会経費を半分にします。中央官庁のみなさまも率先してこれに呼応してください。この改革の波は近く地方へも波及させます。国民のための政治を行うためには避けて通れない政策です。」

記者クラブ制度廃止の公約を撤回したことでやや鳩山内閣への期待感は無くなっていますが、各大臣の方針を聞く限りはまだまだ挽回は可能であるとは考えています。自民党54年の悪弊を取り除く実績を期待したいですね。

はじめて投降します。

今回の組閣には期待できるのでは?というくらいに、皆引き締まった顔をしていました。

また、これから決まってくる、副大臣の顔ぶれで、大臣の起用の意味がわかってくるのでは? とも思っております。
前原国土交通大臣がどのような仕事をするのかも興味深いところですね。

2~3人微妙な大臣はいますが、副大臣に知恵者を入れるでしょうから、概ね問題はないのでは?
 でも各人とも身体検査はあまりやれてないだろうから、その時には更に微妙な事もあるかも知れない。
 記者クラブの事は、岡田さん(外務省)で何も無かれば小沢会見で質問するしかない。できたら、鳩山氏と巧く仕掛けができれば良いのだが…。平野さんのような人が邪魔をすると微妙ですね。

■透徹した解説,有難うございます■

鳩山内閣の閣僚構成についての田中様の解説で,本内閣の実力を改めて認識しました.
有難うございます.きっと精一杯の仕事をして貰えると思います.
それにしても,国家の安定と繁栄には,民主主義の定着/発展が不可欠です.
今までは,政治は,利権がらみの政治家と庶民に無縁の霞ヶ関官僚や,同じ仕組みの地方の政治家や役人がやるものとの「悪しき常識」に,国民は洗脳されていました.今からは政治は国民一人一人の意思の合計で決まるものであるという,民主主義の常識が通用する社会にして行って欲しいです.
公職選挙法/政治資金規正法を抜本改正し,国民の自由闊達な意見表明,政治参加の体制を作って貰いたいと思います.また個人的にもその為に努力したいと思っています.

人事の神様と言われたのは 佐藤英作ですが、そのためか8年間という最長期間の内閣を維持しましたね。
自民党内の二人のエースを配置して競わせるというようなことをやっていたようですが、 ここでも やはり 人事の妙が均衡にあることなんでしょう。仮に 若手のエースを一人だけ閣内に入れれば、 自分の地位がいずれ脅かされるかもしれない。 二人入れれば、 二人はライバルになり、 首相の自分にたいしては忠誠心を競うようになる。
ということで、人事は人が悪くないと出来ない(笑

「西松建設事件での小沢幹事長への捜査は検察の暴走と思うか?」
千葉法務大臣曰く
「そうは思いません。」

>>ちょっとがっかりしました。

田中氏のコラムはいつも胸がすく思いで読み終えます。

今回の組閣は私も鳩山総理のセンスを端々に感じております。

しかし、今朝の新聞では「古い自民党に逆戻りしたような組閣人事」と批判をした某大手新聞社がありましたが、まさに田中氏がおっしゃっておられる、”メディアだけが喜ぶサプライズ人事”がなかっただけのことだったんだなと、今納得いたしました。

確かに「権力」という視点で見ればすばらしい人事かもしれないが・・・。
「政策」の視点で見れば戦慄します。特に亀井氏を金融につけたあたり。
これじゃあまるで泥舟が氷山に猛スピードでつっこむようなものだ。

この布陣で、4年間しっかりと国政を担当していただきたい。

誰かが、来年の参院選の後に内閣改造があり、そこで本格的な人事が決まる、というような寝言を語っていたが、そんなアホウなことはないと期待している。
(確かTVでの、馬鹿コメンテーターのお話だったと思う。ほんと、奴らはくだらない)
日本には、人事遊びをしている余裕はない。
菅、亀井両氏をはじめ、実務型であってかつ革新的な布陣だと思う。
公約実行に向けてまい進されることを望みます。


よく分からない新聞の論調(特に日経)で、亀井氏の郵政ポスト就任に対する「改革が逆行する」という懸念があるのですが、はたして郵政民営化は本当に重要な改革だと言えるのでしょうか? かんぽの宿売却の件でその一端が垣間見えましたけど、国民財産340兆でアメリカに引き渡すための民営化であることは郵政民営化前から言われていたことで、こんなものを改革と言うのであれば日経は経済新聞を名乗りながら、経済に関わることであるにも関わらず多方向から見ていないことになる訳で『経済新聞』を名乗るに値しない報道と社説の区別もつかない産経新聞並みのゴシップ紙に等しいことになるし、また、郵政省は国交省、厚労省、財務省ほどの予算が付いていたのかすら疑問を感じます。加えて郵便貯金、簡保は任意であり、厚労省や財務省と違って国民は強制的に搾取される財産はなく、不必要な道路利権にまみれ天下り先を多発させた国交省と違い、国債を異常なほど発行させた訳でもありません。ならば、三大害悪省(財務省、国交省、厚労省)を改革してこそ、真の改革でしょう。郵政民営化は改革の本丸でも何でもなくて小泉の私怨とアメリカ・ブッシュの思惑が合致しただけの姦計に御用達マスコミが共謀した愚策と見るべきであり、真っ先に手を付けるべきは郵政よりもはるかに国民財産を食い漁った国交省、財務省、厚労省です。
亀井氏には金融、郵政を担当するにあたって、元警察(検察でしたっけ?)の経験を如何なく発揮し、郵政民営化の闇を暴いた上で本当に郵政の民営化は必要だったかを証明してもらいたいです。そして真の改革をできなきゃ党内で力をかなり失う羽目になってしまった前原氏、長妻氏のお手並み拝見といきましょうか。
財務省改革はもうちょっと後になるかな?

■田中宇氏情報では9月12日米国ワシントンDCで前代未聞の100万人規模のデモがあったと伝える。彼の国でも御用マスコミは真実を伝えないとも。期待されたオバマ大統領も8ヶ月ほどで国民から抗議を突きつけられたわけだ。それも当然だ。金融危機を引き起こした張本人を粛清せずに巨額の財政でのうのうと生きながらえさせている。今頃になって規制を口にしてはいるが失業と生活破綻で苦しむ国民の怒りは治まらない。

 私は本サイト他稿で新政権は半年で相応の成果を出すべきだと何度も主張してきた。そのためには初動1ヶ月の働きが成否を決める。ビジネスでは至極あたりまえのことだ。新政権には「大臣なりたがり症候群」の閣僚はいないだろうが、仕事が出来ないものは即座に駆逐される。米国でいま起きていることは中国でも英国でも、そして日本でも早晩起きる。鳩が豆鉄砲を食らわないように全力で働いてほしい。

私も、平野氏の簡潔で聞きやすい組閣の発表、鳩山新総理の記者会見、そして真夜中の記者会見まで聞き入りましたが、従来の同様な中継に比べ、いずれも誠実さを感じて、ますますこれからが楽しみになりました。
初めて与党となったことによる試行錯誤への見守りを訴えた新総理・鳩山氏の会見はその誠実さを国内外に示したでしょうし、当初からの主張通り官僚支配を脱しようという政治家自身の思いで語られた各閣僚の所信表明も、個人差はあれ、それなりに見事だったと思います。感動すら覚えました。
百戦錬磨のお顔でもあの手の会見は苦手そうな亀井氏や、やや上気しながらも意を伝えようと頑張られた福島氏などもおられましたが、総じて、これまでの棒読み・切捨てのような就任会見よりは、ずっと高得点をあげていいでしょう。
むしろ、司会者が不慣れだったとはいえ、質問制止を無視するクラブ所属記者の傍若無人な質問態度に腹が立ちましたが、その姿が放映された分今後の改善が際立つというものではありませんか。
新政権発足当日に、記者クラブ制を廃して完全開放ができないからとしても、私は公約違反とは思えません。明治以来、初めて政治制度にメスを入れようとしているこの時点で、“あれもこれも、全て100点を取れ!”という昔の教育ママでなく、子供自身の自主性とその成長を信じて見守る応援はできないものでしょうか。いくら何でも、140年はかからないでしょう。それに4年一期で記者クラブ制を含めて成果が無ければ、落第点を付ければよいのです。
勿論、及第を切望する親としては、次の参院選の勝利だけは最低条件ですが…。

いつもながらさすが田中さん。ですね。

私も党内の力関係をどう閣僚にまとめるかという点において組閣について注目しておりました。

特に気になっていたのは、前原氏、岡田氏、仙石氏のポジションの意味。「党内力学への配慮」という意義付けと田中さんの考察で、頭の中がスッキリしました。

早速の記者クラブの件、15日、CS朝日ニュースターの上杉さん、神保さんの対談視聴しましたが、彼らの意見尤もです。
党としての対応を含めて今後見守っていきたいと思います。

亀井静香氏の郵政・金融担当大臣は興味深い。
かんぽの宿などの郵政民営化に関わる闇の部分の解明をぜひやって欲しい。
亀井氏は金融の専門家ではないと思うがりそな銀行の国有化のさいの疑惑解明にも期待。
りそな銀行は破綻の危機から小泉政権のりそな国有化により救済された。その後りそなは自民党への融資を増やし07年の自民党への融資残のうち半分以上がりそなからのものであるという。自民党は税金の投入により救済した銀行に支えられている。
亀井氏の郵政・金融担当大臣起用は小泉氏・竹中氏追及のためであると考えられる。
竹中氏は恐怖の日々が続くのではないか。

「絶妙?」な人事


昨夜の各大臣の記者会見は、面白いものでした。


藤井財務相の「決然」とした、切れのいい、官僚の役割論は極めて分かり易く、民主党の「脱・官僚依存」コンセプトが狭量な「官僚敵視」ではないことを覗わせて秀逸でした。


仙石行政刷新相は、元々は正義感・公平さ・公正さを有した常識人であることが覗えました。
また、この役職に適材であるという安心感を感じました。
彼の常日頃の言動に「士道不覚悟」感が漂うのは、惜しむらくは、「小沢氏が嫌いだ」というただ一事に由来するのでしょう。


「あれれ」と心配になったのは、ただ一人、以外にも前原国土交通相でした。
「論客」という評価が定着していますが、民主党マニフェストの目玉の1つである高速道路無料化に関してきちんと勉強して、消費者のベネフィットを自分自身が確信しているのか疑われる答弁に終始していました。
態度留保的、「社会実験」、「慎重に」の繰り返しでした。
自民党の企業への「利益誘導」から、「消費者への直接配分」という民主党の革命的な基本コンセプトの転換の意義を理解しているのか、まことに心もとない会見でした。
裏で画策したり、好き勝手攻めるのは特技のようですが、公の場に引っ張り出されて攻められる立場に代わった訳ですから、これからが彼にとっての初めての正念場なのでしょうね。
実に、見事な配置だと、「天の」配剤に思わず唸ってしまいました。

田中理論を読んで、改めて組閣人事を見てみれば至極納得の鳩山内閣ですね。
反小沢イコール実力者です。実力なくして小沢さんに反旗など振れる筈も無い。その方々をあえて困難が予測される部署に配置し、全力で取り組ませることで、民主党はより強く一致団結できるでしょう。官僚政治打破という大きな目標を達成した暁には鳩山総理、小沢幹事長の胴上げを閣僚みんなでやって欲しい。そう、高校球児が甲子園で優勝したかのように。その時には、今の民主党内の小さな反発、いざこざ等 何処かに吹っ飛んでるでしょう。大きな目標を達成できた時のチームの団結力、仲間意識って素晴らしいですよ。私は小さな小さな目標達成(市の中学野球の優勝)しか知りませんが、それでも30年経った今でもその仲間が同士、親友に思ってます。ちょっと比較に無理があり過ぎだな。(笑)

---16日の会見をインターネット ライブで-----

田中さんの論旨にはいつも感心していますが、今回の鳩山政権の対応には納得できませんでした。

私は「西松問題は地検のテロ」だと思っています。少し過激ですが!

ですから、鳩山内閣には、権力側の横暴をやめさせるべき姿勢が欲しいと思っていました。
しかし、今回の3例で、鳩山内閣も権力側になると、「権力の特権」と「巨大メディヤと馴合い体制」の2点を旨く使いこなそうとする姿勢が見えた気がして、

(1) 鳩山総理が西松問題は国策捜査でないと宣言したこと
(2) 千葉法務大臣が鳩山総理と同意見であること
(3) 記者クラブを残したこと

昨日深夜、私の予想が全く違った事で本当に驚きました。知人には「16日の会見をインターネットで見よう」と吹聴していた私が、まるでピエロに思えて恥ずかしかったです。

昨晩は結局最後まで各大臣の就任記者会見を見ちゃいました。従来と違い大臣と党の想いを語る決意表明ともいえるもので、各大臣の覚悟のほどが、視聴者側に素直に伝わってくるものでした。

私が期待していた政策のひとつである記者クラブの廃止等のメディア改革が後退したと昨日の記事で読みがっかりしていました。
しかし昨日の会見でも明言されたように官僚幹部による定例記者会見の廃止など早速変化が見えだしたことは喜ばしいことです。これにより官僚による情報操作の幅はぐんと狭まると思われ、政治家主導には欠く事の出来ない事だと思います。
この件について記者側は各大臣に繰り返し質問していましたね、「言論統制とは思わないのか?」と、各大臣は明確に否定していましたとても良い事です。
記者クラブと言う狭い枠の中の報道機関だけが情報を独占できる現状のシステムの方が大手メディアによるメディアの言論統制なのではないのでしょうか。
仙石議員が記者クラブの見直しめいた発言をした後は急に静まり返っていましたね。これを第一歩としてメディア改革を成し遂げてください期待しています。

追伸、質問者である記者達の礼儀のなさ、座っている姿勢・態度の悪さが非常に目につきます。彼らには、国民の負託を受けた大臣たちに対する敬意が欠けていると思います。
厳しい質問をする事は、良いことですが、世界中に配信されている記者会見にはもっと礼節をわきまえ品位のある記者を質問者にする方が良いのではないでしょうか?大臣が入ってきてお辞儀しているのに最前列で足を投げ出して座っている記者の人格を疑います。
記者としての評価は社内では良いのでしょうが人としての評価は三流だと思いました。

今回の組閣については、鳩山代表は何も話していない様子なのに、人事に関する事前報道が連日繰り返されていることを不思議に思っていました。田中さんの解説のとおり、これらが鳩山サイドの「仕掛け」であったとするならば、今までの報道にも全て納得がいきます。佐藤優さんを真似て解説をするなら、「民主党の仕掛けた情報戦にマスコミ各社が踊らされ、そして敗北した」ということなるのでしょうか。考えてみれば、私達も一杯食わされたというような話なのですが、私は痛快な気分になりました。民主党もなかなかやるな、と。
改めて思うのですが、公開の場で当事者から発信された情報は別にして、出所不明の情報、報道に対しては、私達も慎重に向き合っていく必要があるのではないでしょうか。

以下は余興のようなものですが、私の便乗解説(妄想?)を披露させていただきます。
今回の組閣人事に関する様々な事前報道で、これまで事あるごとにマスコミを通じて執行部批判を繰り返してきた議員達の名前が早くから取り沙汰されていました。私は最初、入閣したい議員本人のマスコミを通じた自己アピールなのかと思っていたのですが、田中さんの解説を読んでからは、組閣人事への党内からの横槍を防ぐために、鳩山代表と周辺の人達が仕掛けた情報リークだったのではないかと思うようになりました。実際、以前はTVカメラの前で調子のいいことを喋っていた議員達が、苦笑いしながら「何も聞いていない」と繰り返すだけで、私の見る限りでは鳩山代表の足を引っ張るような発言をする議員は見当たりませんでした。私の推測が当たっているかどうかは分かりませんが、一連の事前報道により、結果として党内のうるさ型議員達からの雑音を鎮める効果はあったと思います。
長文失礼いたしました。

核兵器密約問題。
有るかもとは思ってはいたけれど本当に文書が出て来たら自民党は参議院選挙の前に飛んじゃうかもも。
岡田外務大臣、頑張って欲しいやらそこそこで納めて欲しいやら、微妙。

この短冊に関係ないですが、この内閣で故石井こうき議員刺殺事件の解明、できるでしょうか?

なかなか感心した組閣と思いました。各大臣が官僚の原稿を棒読みにしないで、自分の言葉で国民に分かり易い記者会見で有ったと思います。これまでの自民党の大臣よりどれだけ有能な大臣がそろったかと思います。マスコミ・評論家・自民党サイドは「民主党には政権担当能力が無い」「人材がいない」などとキャンペーンを張って来たが、自民の方がどれほどお粗末であったか、、、、。国民は自民の張子の虎に騙されてきたと思います。


ただ、法務大臣を引き受けた以上は自分の職務を充分果たし、死刑廃止論者と言う事で署名をしない事はいかがかと思います。以前、自民党の法務大臣で、キリスト教徒だから、署名しなかったと言って野党から追求された法務大臣がいたと思います。

なんの政治力も持たないアパレル業界で細々と営んでる個人事業主としましては、亀井大臣の言葉に雲間から一筋の光が射した思いです。非常に期待したいところですが、有ればラッキーというぐらいに気持ちを抑えつつ注目していきます。

田中さんの明快な解説、ありがとうございます。
見事な組閣であると感心しました。
社民、国民新や反小沢派、菅氏のポジション、なるほどと思いました。
各閣僚のこれからの活躍、期待しています。

田中様の書かれることには いつも触発されることが多いですね。

年代、派閥、能力という軸で見てみると、

党全体の平均年齢は、 自民党よりも 民主党は 若返ったにもかかわらず、今回の内閣は 麻生内閣よりも
平均年齢が高いということですね。 ということから分るのは、鳩山さんが年功上列にかなり気を配ったということなんでしょう。それと、各グループから万遍なく取っていることから、派閥均衡にも目配りしている。 
反面、能力という点では、 抜擢ということがほとんどなかった。 長妻さんくらいですね。その点が、人々からすると
拍子抜けという感じをもたらすのかもしれない。

年齢と派閥均衡に力点を置くと 抜擢が少なくなるのは 当然。(年功序列+派閥均衡) ⇔ 抜擢 は
トレーでオフの関係にある。

日本は、伝統的に (年功序列+派閥均衡)型の人事が 主流で(例: 徳川家康)、 たまに抜擢人事をするリーダーが歴史上に出てきますが(例: 織田信長)、まれですね。 
抜擢人事は 組織内に強烈な摩擦を起こすので、 リーダーに強いリーダーシップが求められる。日本は、強いリーダーシップを持ったリーダーというのは敬遠されることがおおい。

大統領制では抜擢人事でシステム上 問題はないが、日本の議院内閣制では 常に均衡に気を使わないと 統治がうまくいかない。ただし、議院内閣制だからということではないです。(参照→イギリスの議院内閣制。けっこう抜擢が多いと思います。)

小泉さんは 党内の反対を押し切って竹中平蔵を起用し、それがつねに摩擦の原因をとなりましたが、この事例からすると、日本では 抜擢人事は 過大な摩擦を引き起こすということなんでしょう。

その点では、鳩山さんは 日本人にあった人事をしたということなんでしょう。

相変わらず田中さんの解説は、解りやすい解説なのでいつも頷くばかりです。
しかしこの人事には、その影に何かもうひとつの意図が有るような気がしますが、如何でしょうか?

反小沢グループの人事は、頭でっかちの連中で近々壁にぶつかると思います。
連立のお二人は、希望のポストでしかも何かと忙しくむづかしいポジションです。
そして国家戦略局や行政刷新会議は郵政改革の時の特融絡みに似て本質は単純な物と思いますので、小沢さんの本意は様子見の構えではないのでしょうか?

それよりも、原口氏と細野氏の方が私は気になってました。
今現在では原口氏が総務大臣に就任されましたが、細野氏が幹事長代理ではないかと勝手に思ってます。
また、反小沢の領袖組では野田氏のポジションだけが決まってませんが、政調会長代理あたりの党の幹部かと思ってます。
彼は思いの他、TVやマスコミの前での小沢批判が少ないので小沢さんが党で優遇するかもしれないのでは...

なるほどね。さすがは、田中さん。
藤井氏財務大臣就任の裏には、小沢氏の二重権力批判を封じ込めるための演出があったということなのですね。
しかし、それにしては、西松問題での記者の質問に対しての「国策操作と言ったことを反省している」という鳩山氏の答弁は、いただけません。
一国の総理大臣ともあろうものが、其の地位に着いたとたん、かつての重大な発言を簡単に反省してしまうなんて、総理大臣として
軽すぎる。
早くも、官僚とマスコミに媚を売ったと、みえてしまう。
それでほんとに、これから官僚政治の打破ができるのだろうか。
マスコミと検察官僚は、言質をとって、大満足でしょう。さそっく真夜中のNHKニユースで、其の部分だけビデオで強調して、「鳩山氏国策操作発言、事実上撤回」と流してしていました。
いま、鳩山氏にマイナスの批評をするのは、みんなちょっと差し控えているのでしょう。私もこんなこと、書きたくはありません。
でも、私は、西松事件は国策捜査だと、思っていますから、このめでたい新政権出発の日だというのに、鳩山氏の発言がトゲのように胸に刺さっています。
それが、鳩山氏の本心であろうとなかろうと、藤井氏就任での演出力があるのなら、なにも記者の質問に、このようにナイーブに反応してしまうことはなかろうに、という思いを禁じ得ません。 

鳩山氏にくらべて、千葉法務大臣は、記者の質問に立派に答えていたと思います。
西松問題と故人献金問題に、どう対応するのかと、質問されて
「特別な問題としてではなく、一般的な問題として、扱ってゆく」と正論を述べ、指揮権発動についても「指揮権は、行政機関である検察の暴走をふせぐために法務大臣に与されていると、考えている」と堂々と答えています。
私の故人的な願いは、もう一言、
「私は、法治国家としての日本を守ります」と、言ってほしかった。

記者会見が公開されていなかたことは、ショックでした。
記者クラブ問題と情報公開は、別の話だ、という意見もありましたが、そうは、思いません。
情報を発する側と。情報を受けて報道する側とが、記者クラブという既得権のひとつのお鍋に仲良く入っていて、両者どちらかに都合の悪い情報が、どうして国民に知らされることがあるでしょうか。
小沢氏が、鳩山氏が、口にされた「革命的改革」が始まるのであれば、記者クラブなどに、とりこまれては、お話にならない。
次の民主党首脳の記者会見が、キシャクラブ主催でなく、官邸主催、各大臣主宰で公開されるの待っています。
それが、実現されないようであれば、いくら鳩山氏が国民のに政治への参加を希望しても、情報公開なしには、参加のしようがありません。民主党政権は、もっとも基本のプリンシパルを失って、存在意義を失うでしょう。
脱官僚は、どの大臣もくりかえしていましたが、脱記者クラブ、脱既得権マスコミは、いくらか匂わせている大臣はいたが、あからさまには、語られなかった。
それだけ、強大相手だということでしょう。
でも、マスコミは、第四4の権力です。もしかしたら、官僚以上に力をもった第一の権力なのです。
ここを変えることない革命など、革命ではありません。
権力とマスコミが結託して、偏向報道を流して世論を誘導しようとしたあの西松事件に揺れた、出口のないような恐ろしい日々を忘れることはできません。


<田中様>
お疲れ様です。歴史的な昨日、ついつい深夜の閣僚の会見まで観てしまい、少し寝不足です。閣僚人事、良かったと思います。
金融庁と亀井静香氏との闘いが見物です。
反小沢の人ほど難しいポジションについているのが、いいですね。反小沢など言っている暇がないほど忙殺されるのでしょう。
今日はさすがに普段買わない新聞を二紙も購読しました。朝日新聞の記事に面白いものがありました。真偽は明らかではありませんが、反小沢の中でも選別があった様で、小沢氏のチカラを削ぐ為、岡田氏の幹事長の留任を話しあった中堅幹部たちがいて小沢幹事長が「やるなら、やってみろ」と激怒したと...。そのメンバーは、今回の閣僚人事からはキレイに外されたと書かれていました。
誰とは書かれていませんでしたが、野田グループだけが完全に外されたのですから想像はつきます。やるなら、絶対にバレない様にすればいいものを脇が目茶苦茶甘い。
さて、私が一番感じたのは、官邸を側近だけで固めて大丈夫なのか?という事です。官房長官、官房副長官の計三名が官僚枠の一名を除き全て鳩山総理の最側近である事です。
とかく、側近は総理の耳に痛いことは入れないという傾向があるのではないか?安倍総理に対する井上秘書官の例もあり、忠誠心が強ければいい訳ではありません。杞憂ならいいのですが...。

田中氏の投稿にある、民主党新政権組閣事情について、まったく同感します。
俗に一流と認められる方々は、あまり、テレビをはじめとしたマスコミに登場しませんが、小沢氏にも同様の事が言えると思います。
今回の人事も、小沢氏の手腕が発揮されているでしょうが、ほんとうに上手いと思います。
「出る杭は(世間に)抜かせる」ということで、初戦の布陣を敷いたということでしょう。

また、小泉氏の劇場型にも功績はありますよ。私のような、政治に関心があっても意見は発しなかった者が、こうやって、投稿するのですから(笑)。そこに、小沢氏の台頭が加味された事で、現代の政局にも、戦国時代を彷彿とさせるものを感じる事が出来たのですから。
ところで、鈴木宗男氏と田中眞紀子氏の采配も絶妙だと感じておりますが、田中康夫氏の駒は、どうなっているんでしょうかね?(私の情報不足かもしれませんが…)。

いつもながら、目からウロコが落ちる解説を投稿していただき、さらに、私たちを導いていただきまして、ありがとうございます。                                     鳩山総理は、議員なりたての頃は、「政治を科学する」といっていたが、時が経つに連れて、「政治をアートする。」に変わったんでしょうかね~。                                       でも、最初の記者会見のフリ―ジャーナリスト等の締め出しは、がっくりでした。しかし、それだけじゃ即、民主党不支持にはなりません。まだ始まったばかりじゃないですか~。先の選挙区で民主党に投票した以上は、気を長くもって支持していくつもりです。

どこが真っ当な組閣のかわかりませんね。

>人事の特徴の第一は党内力学への配慮である。ここまでしなくともと思うくらい党内グループに配慮をし、あらゆるグループから人材を抜擢した。

これって、自民党時代なら派閥均衡人事とたたかれましたけど、時代が変わったんですね。本当は適材適所より派閥均衡の方が良いことだったんですか。

亀井は顔が風船のようにふくらんでいますが、うつ病にかかっていて、飲んでいる薬の副作用のせいという情報が流れています。真偽のほどはわかりません。もし、本当だとすれば、そんな人物を大臣にすべきではありません。

千葉景子は指揮権発動をにおわせましたが、小沢と鳩山の疑惑追及を中止させるんでしょう。とんでもないことです。こんな社会党生き残りの極左のどこが真っ当なんでしょうか。

福島みずほは「産まない選択―子どもを持たない楽しさ 」の著者ですが、少子化担当大臣は何かの冗談でしょうか。

話は変わりますが、最近は温暖化説への疑問がささやかれています。実はCO2の影響はほとんどなくて、太陽活動が地球の気温を支配しているという説です。これからは寒冷化に向かうと昨年から言われていました。そして、今年は冷夏。1年だけでは寒冷化説の証明にはなりませんが、少なくとも、CO2削減25%など宣言しない方がいい、と健全な知性を持つ人なら考えるでしょう。鳩山由紀夫は馬鹿か、あるいは情報弱者ですね。

田中様へ
1996年に竹下さんの呼びかけで発足した「政・財・新聞・TV・週刊誌・評論家」を網羅した「三宝会」についてこのサイトに書いて頂けませんか?この後に及んでまでの「アンチ小沢」への記事の根深さはこのあたりにある気がします。生き残りのメンバーが連綿とやっているんですかネ。「さむけ」がします。

芦田欣二 様 (投稿者: 芦田欣二 | 2009年9月17日 20:34)

私は鳩山政権を応援しています.
芦田様のアンチ「鳩山政権」のご意見について,以下に反論させて頂きます.

■福島大臣の著書について
1992年(17年前)の刊行の「産まない選択-子どもを持たない楽しさ」ですが,この連想で「産む選択-子どもを持つ苦しさ」のタイトルが浮かび,「子どもを産まない運動」の提唱者とも受け取れます.しかし子どもの居ない社会は,滅亡する社会です.福島大臣が「滅亡する社会」の論者とは思えないので,これは本のタイトルの付け間違いだと思います.
連想のついでですが,残りの2つのケース,「産まない選択-子どもを持たない苦しさ」,「産む選択-子どもを持つ楽しさ」も有ります.ということで,これらの4ケースを4冊シリーズで編集すれば,分かり易かったと思います.

■亀井大臣について
事実関係を知りませんので,ノーコメント.

■千葉大臣の発言について
指揮権発動について,大臣は「恣意的、党派的なものを排除する。国民の視点に立ち検察の暴走をチェックする点で対処すべきだ」と述べたとのことです.
検察/警察は官僚そのものです.検察の暴走とは即ち官僚の暴走です.こんなものを許したら,官僚天国です.脱官僚が鳩山政権の遺伝子です.千葉大臣の発言はもっともです.私は公選法/政治資金規正法の抜本改正を主張する立場ですが,現下の選挙運動は官僚(検察/警察)監視下であり,国民の政治的自由が完全に束縛されています.上記法律の早急の改正を強く望みます.

■CO2の25%削減について
地球温暖化について,CO2原因説と対立する,ご指摘の説も有ると聞いています.しかし現時点では国際的な常識はCO2原因説ですので,当面この立場しか取れないでしょう.

数分前ににコメントした大野保志です.
1項記載漏れしていました.以下に追記します.

■党内力学への配慮について
党内力学への配慮と適材適所の2つの事柄を共に満たしたと言うことでしょう.

大意として筆者が言いたい事は分からなくも無いです。党内力学等を考慮して良く練られたものではあるのでしょう。
しかし、亀井氏を金融担当大臣に就けたのは明らかに誤りでしょう。強制的にモラトリアムを行わせるなどという、憲法で保障された財産権を侵害するような異常な政策を主張しており、銀行株が暴落するなど、既に悪影響が出ています。民主党のマニフェストにもINDEX2009にも書かれていない政策であり、民主党として、亀井氏の主張する異常な政策を是認する事は、国民への説明責任が果たせないでしょう。

まっとうな組閣?
おもしろい発想ですね。意味がわかりません。民主党の皆さんのウケを狙ってるんですか?

あいさんはわかっていて煽っているんでしょうが…。
ちゃんと本文をお読みください。
「小泉以降マスコミのウケ狙い組閣を
繰り返したお笑い自民党内閣」と比べて
「まっとうな組閣」なのですよ。
この文が理解できないのは自民党内閣が
続くことに何の疑問も持たずに来た
麻痺した人ぐらいでしょうね。

佐々木毅さま 同意します。

第一 亀井さんというのは、金融について専門知識はないでしょう。こういうひとが、G20の金融相会議に出席するのですかね。

昨日、韓国政府が零細企業支援として寄付を募って 10000億円の支援をおこなうと発表したが、まだこっちのほうがましでしょう。少なくとも贈与だから、焦げ付きの心配はない。(笑

亀井さんの 返済猶予というやつは、銀行の不良債権を増やし、90年代の失われた10年の再現になりかねない。
石原慎太郎の作った東京の銀行、名前なんと言ったかな、あれと同じことになりますよ。

中小企業を助けるためにマネーを流すには、政府保証をつけて やるのが妥当な方法。 政府が保証するから、銀行さん金を貸してやってくれ、というやつですね。

G20に出席するのは財務大臣だと思います。

田中良紹さま
こんにちは
組閣後、経済、マーケット関係のブログは、亀井氏の金融省担当で、ほとんどムンクの「叫び」状態でした。このコラムが出た後、なんと言ったら良いのか首をかしげていましたが、昨日亀井氏の発言で銀行株が売られたという新聞記事を見て、何か面白い事が起こるような予感がしています。
亀井氏の、政策、経歴を小沢氏も鳩山氏もご存じない訳が有りません。論功行賞なら国民新党は総務省を要求していた訳で、まさか、この事態、織り込み済みだとしたら、何をするつもりなのでしょうか。(笑)
農業所得保障とFATの抱き合わせが、経済学上理論的に正しいという事を知っている小沢氏が、亀井氏の発言で緊急事態が起きたということなら、なにかアクションが有るはずですが、何も有りません。おかしいのでは?大体、亀井氏が大臣就任直後の発言で、急にマーケットが動揺するなど、胡散臭く感じます。何故なら、こちらもやはり亀井氏の発言や考えをリークしていないはずが無いからです。銀行株が急激に売られるなど、単なる金持ちの抗議行動なのではないでしょうか。
高野さんの記事も読んで、私はこの組閣、本気で既得権益をぶっ壊す仕掛けがされているような気がしてなりません。これから面白くなりそうです。銀行は政府に泣きつくでしょう。官僚が影響力を行使する道が徐々に狭まりそうですね。

おっしゃるように権力の二重構造!!と一生懸命書いてきた新聞の論調が表面的に鳩山がゴリ押しした、となったらそのような論調では書けなくなり、事実書いてなかったですよね。
ここ最近、自分的には民主vs自民、先に民主を書くとゆうものの見方がしっくりしてきました。今までなかなかできなかった、だけど、やっとそのようになったらなんだかあっさりしています。
わぁーっと盛り上がるのではなく、むしろ静かに変わっていく、、日本らしいなぁって思います。

昨日ニュースZEROに藤井さんが出演されていました、大臣になる前はどちらかといえば「年齢的に激務はこなせない」的なことをおっしゃっていたので、あー命を懸けて大臣受けたのかなぁーって胸が熱くなりました。

野田氏の財務副大臣が正式に発表されました。
反小沢グループがオールで政府入りです。
猟官運動もかなり激しかった様ですし、彼らはよほど権力が欲しいと見えます。
浅ましい限りで、民主圧勝はどうやら間違いだったようです。
このままでは、民主が自民化するのも間もなくでしょうか?

また日テレNEWS24で「小沢幹事長で暗黒時代だ」とまだ騒いでいるとの報道ですが、反小沢グループは、小沢さんが無役でないと納得しないようですね。
小沢さんが無役などという事は、それこそ国民が納得しないのですよ。
私は、いっそのこと小沢さんが党を割って自民と大連合をする方が良いと思い始めてます。

政権自体も発足直後に全閣僚大号令のパフォーマンス、内容の有る発言は原口・長妻氏ぐらいで、まだ何も現状把握しない内に大号令とは...平社員が、役職に就き上司面を吹かしてるのと全然変わらないのではありませんか?
まさか、これほどのたわけ者の集まりとは夢にも思いませんでした。

田中氏の論評、いつもながらはっとさせられました。党内力学と政策的な実力のバランスをとった適切な人事ということですか。
しかし、例の「記者クラブ」問題で槍玉にあげられている平野官房長官についてはコメントがありませんね?
彼はどうなのですか?
田中さんが最もよく知っているであろうメディア談合政治をやめないと、国民の世論操作構造は終わらないし、本当の意味で「教育」が変わらない。政治的意見の対立やイデオロギーの多元性を認めてこそ、民主主義だし、そこに「透明かつ健全な競争を確保するルール」を確立するのが「真っ当」なのでは?
メディアが変われば、硬直的な「教科書問題」だってオープンになっていくだろうと思いますし。重要なのは「正しい答え」を権威が押し付けるのではなく、「何が正しい答えなのか」を考えて、自分たちで決める力や手段を人々に与えることです。

<副大臣人事>
ご存知の方も多いとは思いますが、一応アップしておきます。ご参考までに...。
内閣府/大島敦、古川元久、大塚耕平(参)
総務/渡辺周、内藤正光(参)
法務/加藤公一
外務/武正公一、福山哲郎(参)
財務/野田佳彦、峰崎直樹(参)
文科/中川正春、鈴木寛(参)
厚労/細川律夫、長浜博行(参)
農水/山田正彦、郡司彰(参)
経産/松下忠洋(国民)、増子輝彦(参)
国交/辻元清美(社民)、馬淵澄夫
環境/田島一成
防衛/榛葉賀津也(参院)

鳩山由紀夫は死を覚悟している、そうな。

「私は『友愛』こそ21世紀の世界に日本が生きる最高の理念であると確信している。(中略)『日本列島は日本人の所有物と思うな』などという発想は、日本人の意識を開くことであり、死を覚悟せねば成就は不可能であろう。私はそこまで日本を開かない限り、日本自体の延命はないと信じる。だから、私がその先兵を務めたいのだ」
(14年8月8日付夕刊フジコラム、民主党代表)
ソース: http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1215392/

『日本列島は日本人の所有物と思うな』という発言は、だいぶ前からしているんですね。
最近ちょっと思いついた、といった程度の発言ではなく、ものすごく根が深い。
しかも、死を覚悟してでもやりとげる、らしい。
狂信者ですね、これは。

狂信者ということでは鳩山由紀夫はヒットラーに似ています。
どんな理屈をならべても「東アジア共同体構想」を翻意させることはできないでしょう。

「東アジア共同体構想」とは、一言で言えば、日本を中国の植民地にするという構想です。『日本列島は日本人の所有物ではなくなる』わけです。

私たち日本国民には何のメリットもない。というより地獄が待っています。

よほどの覚悟を決めて対決しなければならないようです。

鳩山由紀夫内閣が発足した。積極的に支持したいと考えている。こちらは匿名の投稿ながら、地縁もつながりも何ひとつないが、中井洽衆議院議員(三重1区、当選11回)が、国家公安委員長となられたことに安心した。漸進的な社会改革を掲げてこられ、マルクス・レーニン主義に基づく左翼思想とはまったく無縁であり、あるいは、近現代史のなかに針の先ほどの瑕疵もないとする右翼思潮に対しても厳しく対峙してこられた極めて穏健な中庸な議員と目してきた。民主党政権はいかにも派手やかな鳴り物入りでスタートをきったが、こうした決してマスコミが派手に報ずることもない一見地味で堅実な議員の方である。地味なしぶい表紙をめくれば、中身がぎっしりと詰まっているといったような政治を民主党はこれからめざすべきであるし、その牽引車となられる方と思っている。

ちょっと面白い情報がありますので、以下に引用します。

信ぴょう性については保証いたしかねますが、「真っ当な組閣」の実態がどんなものかわかるような気もします。

こんな内閣を「積極的に支持したい」人が存在することは、宇宙の7不思議の一つに数えてもいいのではないでしょうか。

http://www.nikaidou.com/2009/09/post_3492.php

(引用開始)
■ 藤井財務大臣はワンカップに目がない

<相模原の住人さんより>藤井裕久はアル中を通りこしてワンカップが燃料です。元来、相模原が藤井の地盤でちょくちょく相模大野には顔を出していますが、ジイサン(地元ではヒロちゃんとある意味馬鹿にされています)はワンカップの自販機を見つけると自分で財布から小銭を探して買い旨そうに、ホントに旨そうに一気飲み…サラリーマンのアル中が朝の通勤時に隠れて一気飲みと一緒です。

 藤井の弁護はしませんがいつも酒は抜けていません。但し中川の様に酒には飲まれないのが立派と言えば立派。ちなみに相模原は自民党地盤だけど藤井が自民党離れたら有権者も自民党離れました。決して本人の人徳は無いが相模原市民は~。

(コメント)アルツハイマー入っているともっぱらの噂ですよ。いわゆる「まだらボケ」の初期段階ですかね・・・。財務大臣で大丈夫なんでしょうか。財界の某氏も不安視してうちに電話をよこしましたが、「今の内閣は何を考えているのかわからない。国民受け、マスコミウケすることは言っているけれど・・・」としか答えようがありませんでした・・・。
(引用終わり)

 

しかし、自民党政治って楽だったなーと思いますね。鳩山政権発足数日で過去の自民党政権の業績を遥かに凌いでるもんなー。

■神聖なまつりごとを付託された者が政治をバラエティーショーでもてあそぶ低俗なTV番組にのこのこ出てくること自体がおかしいと思いませんか。企画するプロデューサーやスタッフの不見識を想いながら司会者はじめ出演者の人品骨柄をとくとみるがよい。一見まともそうな容姿や語りでごまかしても映像は正直だから心の歪みは隠し切れない。「真っ当な組閣」であったか否かはいずれ明らかになる。

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Profile

田中良紹(たなか・よしつぐ)

-----<経歴>-----

1945年宮城県仙台市生まれ。
1969年慶應義塾大学経済学部卒業。
同年(株)東京放送(TBS)入社。
ドキュメンタリー・デイレクターとして「テレビ・ルポルタージュ」や「報道特集」を制作。また放送記者として裁判所、警察庁、警視庁、労働省、官邸、自民党、外務省、郵政省などを担当。ロッキード事件、各種公安事件、さらに田中角栄元総理の密着取材などを行う。
1990年にアメリカの議会チャンネルC-SPANの配給権を取得して(株)シー・ネットを設立。
TBSを退社後、1998年からCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局するが、2001年に電波を止められ、ブロードバンドでの放送を開始する。
2007年7月、ブログを「国会探検」と改名し再スタート。

BookMarks

日本初の政治専門チャンネル!
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国会TV
http://kokkai.jctv.ne.jp/

-----<著書>-----


『裏支配─いま明かされる田中角栄の真実』
2011年1月、電子書籍


『メディア裏支配─語られざる巨大マスコミの暗闘史』
2005年3月、講談社

-----<編書>-----


『憲法調査会証言集─国のゆくえ』
2004年7月、現代書館

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