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「羊に率いられた獅子」を描く愚直さ »

 やっぱり何を描くかだよね。

根津の小さなギャラリーで、内澤旬子さんの原画展が今日から始まるというお知らせをいただいていたので、出かけてみた。『庫の中』という本の挿絵の原画展だ。内澤さんといえば『世界屠畜紀行』だ。あれはすばらしい本だった。今回のは、神奈川近代文学館(あれれ、正確かな?)に所蔵されている日本の作家たちの私物を丁寧に丁寧に描いたものだ。埴谷雄高の自宅の木製の郵便箱とか夏目漱石のハンコ(彼は印鑑マニアだったそうな)とか大岡昇平の復員当時の服とか。これがとても面白い。ディテールに神は宿りたまいき。萩原朔太郎の『月に吠える』や永井荷風の『ふらんす物語』が発売当時、発禁になっていたとはね。その小さな画廊には、ご本人がいらしたが、「強烈な意志のひと」とみた。どう描くかもあるけれど、この人の場合は、何を描くかが圧倒的に重要なファクターだなと再認識した。それにしても根津のあたりは歩いていてホッとするね。

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Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

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