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殺したいほど愛しているぜ~チェリスト坂本弘道の激情

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ダンスパフォーマンスと坂本

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坂本のチェロ独奏

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吊され燃やされるチェロ

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ピアニカ大団円

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状況劇場的

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喝采

木場公園の特設テントに入ってみると、こりゃあ昔の状況劇場っぽい仕掛けだな、と。僕らは会場到着が開演ギリギリだったので、何と立ち見だった。2時間40分。ちょっときつかった。年だから。上々颱風の白崎映美とのコラボ。ずいぶん久しぶりに聞く、みる姿。ちょっと妖艶度が増したかな。上々は西川郷子とのハーモニーが美しかったものなあ。ダンスも存在感のある特異なパフォーマンス集団で面白い。そしてお目当ての川上未映子の朗読と歌。肉声での歌を聴くのは初めてだ。こういう世界を知っているから、小説世界の奥行きとか拡がりがものすごくデカいんだと勝手に思ってしまう。遠藤ミチロウは相変わらずのアナーキーさだったが、ちょっと長すぎる気がした(ごめん)。チェロという「音を出す器」はよく女性のからだに例えられることがある。坂本弘道のチェロに対する振る舞いは、その過剰な想いゆえに、あまりにも暴力に満ちた愛の直接表現となっていた。グラインダーで削る、マッサージ機でいたぶる、鉛筆で突く、終いには、ああ、そこまでやるか。「殺したいほど愛しているぜ」の最終表現は、ドリルで傷つけた上、ロープで吊して燃やすに至る。その間隙に流れる優美な甘美な切ない旋律。大団円では、状況劇場! 後方のテントがめくれ上がり、その彼方に拡がる現実界。いいぞ!風の旅団!これこそは究極の愛のコンサートだ。

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Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

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