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今こそ「実録・連合赤軍」をみよ

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東京国際映画祭の会場の六本木ヒルズは、いつ行っても嫌な場所だと思う。朝10時前、映画館の前には当日券を求める人の列が出来ているではないか。なぜ、いま、連合赤軍などという、しんどいテーマを扱った映画をみようという人たちがこれほどいるのか。とりわけ若い観客たちが多いのに驚く。3時間10分という上映時間の長さなんか全く感じさせない緊張感が続く。山岳ベースでの壮絶なリンチ=総括のシーン、とりわけ、重信房子の親友だった遠山美枝子(坂井真紀のすさまじい演技!)の総括シーンは、この映画のもっとも揺さぶられるシーンだ。胸が締めつけられる思いがする。あさま山荘に籠城し銃撃戦を闘った加藤三兄弟の末弟(当時、高校生)が最後に絶叫したことばに、若松監督の若い世代への希望が託されているとみた。30年前の今日、学生たちが防衛庁に突入していた。ベトナム戦争のさなか、米軍へのジェット燃料輸送を市民・学生らが実力で止める抗議行動があった。この日本でのことだ。熱い時代だったなどというノスタルジックな物言いをする前に、今現在続いているイラク戦争への給油活動との連続性を問う想像力がもとめられている。今こそ「実録・連合赤軍」をみよ。

『実録・連合赤軍』制作委員会
http://wakamatsukoji.org/

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コメント (1)

連合赤軍事件については「突入せよ!あさま山荘」とかはテレビで見ましたが、こっちの方も是非みてみようと思います。いつやるんですか?

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Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

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