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1980年・4月5日・久保講堂

RCサクセションの新アルバム『ラプソディーNaked』を聴いて、見た。2枚のCDと1枚のDVDの組み合わせ。ジャケット写真が実にいい。清志郎や仲井戸麗市のこの不敵な面構え。当時は、こういう奴らがロックをやってたんだよな、と今更ながら思う。この新アルバムの発想は、ビートルズの『Let It Be Naked』にあるとのこと。裸のありのままのRCを晒すことに意味があると。その通りだ。ビートルズの『Long and winding road』なんかはNakedの方を聴くと、何でああしちゃったのかと思った。RCは本当にライブがいいのだから、そのエッセンスをナマで裸のまま再現するのが一番いい。映像をみると、当たり前のことながら若い! みんな若い! でもそれ以上に切なくなるのはアンコールの最後の曲『指輪をはめたい』だ。言うまでもないけれど、タイトルの「指輪を」は当局をダマくらかすための方便で、内容はもっと直截そのものの歌だ。『はめたい』。こんなに純粋なラブソングはない。この曲のあまりの純粋さに会場の1980年4月5日の久保講堂では「泣きじゃくっている女の子の姿が印象的だった」(森川欣信のライナーノーツより)そうだ。その清志郎、先月にはアメリカのテネシー州メンフィスを訪れ、地元紙Greater Memphisの1面記事になっていた。Soul man of Japanという大見出しのその記事では、オーティス・レディングのテレビ・ドキュメンタリー撮影のために訪れ地元のひとたちと交流する清志郎の姿が大きく報じられている。元気だよね。ホンモノは、いつでも。

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コメント (1)

私は久保講堂の前段階の「渋谷屋根裏」に通った後、日本を後にしたので、ラプソディはレコードでしか聞いてません。
あの屋根裏は、その年暮れのバースデイパーティのシドニー大学講堂に匹敵する熱さ、でした。
はあ、あれからもう、そんなにたつんですね。どうりで年とるわけだ。

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Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

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