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私のやろうとしたことは間違っていなかった

鳩山由紀夫氏(前内閣総理大臣・衆議院議員)
マル激トーク・オン・ディマンド
第488回(2010年08月21日)
私のやろうとしたことは間違っていなかった
ゲスト:鳩山由紀夫氏(前内閣総理大臣・衆議院議員)

プレビュー

 「やり方には至らない点も多々あったが、私がやろうとしたことの理念は間違っていなかったと思う。」

 これが鳩山前首相自身による鳩山政権8ヶ月の総括だ。

 国民の期待を一身に背負って政権の座についた鳩山内閣は、8ヶ月余の短命に終わった。そして、その後を継いだ菅内閣は、昨年の政権交代時に民主党が掲げた旗をことごとく降ろしてしまったかに見える。政治主導にしても然り、国家戦略室にしても然り、新しい公共にしても然りだ。

 しかし、その事に鳩山氏は大いに不満を感じていると言う。

 「政治家が理念を掲げ、国民と一緒になってそれを実現していく。(鳩山政権が)その道筋は付けたと思う。それだけは誰が何と言っても守っていきたい」。鳩山氏はこう語り、民主党が掲げてきた理念をここで降ろすべきではないと主張する。

 その理念とは、鳩山氏が好んで使う「友愛」の言葉に凝縮された「公平・公正・透明」な社会の実現であり、「機会均等」であり、「地域主権」であり、「共生社会」だ。そのような社会を実現するために民主党は政権交代を実現し、またその青写真を作るために「国家戦略室」を設け、政治主導確立法案を提出した。

 ところが、菅政権になって戦われた参議院選挙では、そうした理念が民主党のマニフェストからはことごとく影を潜めた。また、国家戦略室を政権の要に据えた上で、政府の意思決定のあり方や国のカタチを変えていくという当初の壮大な構想も、早々と諦めてしまったように見える。鳩山氏は菅政権のそうした姿勢に対する不満を隠そうとしない。

 実は鳩山政権が掲げた理念は、民主党が1998年に発足した際の結党宣言にほぼそのまま記されているものだ。いわば民主党のDNAと言ってもいい。なぜそれが、今になって出たり引っ込んだりするのか。これに対して鳩山氏は、「われわれはその理念を必ずしも常に党内で十分に確認をしてこなかった。だからそれが党内に浸透していなかったかもしれない」と、反省の弁を述べる。いずれにしても、自らが掲げた理念の正しさには揺るぎない自信を見せる鳩山氏だが、それを実現する手法には数々の問題があったことは率直に認める。

 まず、政権交代前の準備不足だ。総選挙の1ヶ月ほど前から政権移行チームを発足させたが、議員の大半は選挙に駆り出されていたため、十分な議論も準備もままならないまま内閣を発足させることになってしまった。

 そのため、何よりも最初に実現すべきだった国家戦略室の局への格上げ、そのための設置法の作成が遅れた。鳩山氏は、「結果的にそこにいろいろつけ込まれたと思う」と、準備不足が最後まで祟ったことを悔やみ、その隙をついて官僚たちは「束になってかかってきた」とも語り、激しい官僚の抵抗に遭ったことを認める。

 そうした自らの失敗を顧みた上で、「たとえ2、3ヶ月政治の機能が止まったとしても、今からでも政権の仕組みを根本から練り直す作業をやるべきだ」と主張する。

 9月の民主党代表選については、「2~3ヶ月、あるいは1年に2人も3人もトップがかわるのは良いことではない」として、基本的には菅代表を支持する意思を示している。だが一方で、「この政権が果たしてどういう理念を持っているのかが、あまり見えてこない」ことが問題であり、「私はこの代表選が理念のぶつかり合いの中で行われることに期待したいし、そうなる可能性が出てきている」と、菅代表に対する対立候補擁立の可能性に初めて言及した。

 鳩山政権はなぜ自らが掲げた理念を実現できなかったのか。政権の前に立ちはだかったものは何だったのか。鳩山氏とともに鳩山政権の8ヶ月を総括し、その反省を民主党は今後どのように生かしていくべきかを議論した。

今週のニュース・コメンタリー
•グラウンドゼロ近くのモスク建設計画が憲法論争に発展
•虐待防止法要件緩和と同時に議論すべきこと
•ビデオニュースに鳩山前首相がやってきた

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<ゲスト プロフィール>
鳩山 由紀夫(はとやま ゆきお)前内閣総理大臣・衆議院議員
1947年東京都生まれ。69年東京大学工学部計数工学科卒業。76年スタンフォード大学大学院博士課程修了(工学博士)。81年専修大学経営学部助教授などを経て、86年衆院初当選(自民党)。93年自民党を離党、新党さきがけ結成に参加。細川内閣で官房副長官。96年旧民主党結党、菅直人氏と共同代表に就任。98年新民主党結党。09年第93代内閣総理大臣に就任。10年6月に辞任。当選8回(北海道9区)。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

鳩山氏、小沢氏と菅氏の政権交代にかける方向性の違いが、今明確化したに過ぎない。
その前兆は、鳩山政権発足時にさかのぼる。小沢氏の起用について、マスコミの二重権力支配批判と菅氏仙谷氏などの意向を考慮すると、内閣と党を無理に分離しなければならなかった。
菅氏仙谷氏などの意見と小沢氏などの党側の意見を調整するのは、平野官房長官の重要な使命であったが、極めて役不足、何もできないため、どちらかに軸足を移してしまうことは、自然の成り行きであった。どうしても内閣にいる大臣の意見、官僚の意見が重視されざるを得なかった。
政権の命を決めたのは、普天間の処理であり、福島氏の辞任に終わらず、社民党の連立離脱が、鳩山内閣の死命を制してしまった。
鳩山氏の悲劇は、小沢氏を副総理格兼務にするべきであった。鳩山氏の性格が、みなの意見を取り入れる「友愛の精神」が、政治という場に合っては、困難なことであることに気づかず、政治に対して甘かったともいえる。
「友愛」は大事であるが、民主主義国家にあっては、51対49であっても、多い意見が政治の主体になることの、民主主義の基本認識が不足していたように思えてならない。これからも政治活動を続けることにしたようであるが、是非誰にもよく思われようとする姿勢は改めないと、鳩山悲劇は続くと思う。
菅氏、小沢氏、どちらにもいい顔をしようとするのでなく、グループの意見を聞く姿勢を第一にしないと、周りにはおべんちゃらしかいなくなる。

そう!間違えてはいない。

官房長官を平野氏にしたことと小沢さんを党に閉じ込めてしまったことを除けばだけど。

菅さんを見ていると返す返すも鳩山さんの辞任が悔やまれる。

理念も理想も持たないリアリストは直ぐ官僚の言いなりになってしまう。
そんな政治家は政界に必要ないことが良く分かった。

videonewsにも同じコメントを書きました。

鳩山さんの言われること、一々ごもっともで、
聞いていてとても心地よいお話しだった。
1年足らず前に思ったのと似た気持ちだ。
理念、素晴らしい。人柄も好ましい。

だが何とも言えない不快感が残る。

それは匿夕さんの指摘にあるように、また普天間や記者会見オープン化の件などから、彼の並べる理想の言葉の数々を信用するのが空しくなっているからだ。

いくら鳩山さんの言うことが正しくても、素直に相づちをうつ気になれない。

どなたかも書いていたが、オープン化すらできない人間に、また最低でも県外とあれほど公言した問題で、周囲に止められたから沖縄に行けなかった(!?)人間に、
菅さんがこの苦境にあってもがいている状況を理想(理念)が足りないなどと批判できるものなのか。

第一主要閣僚はほとんど鳩山さん時代の面子を踏襲している(外された松井さんと松野さんが小沢支持の先頭に立っているようだが)。

いずれにせよ、菅さんも鳩山さんと相談してといっているのだから、小沢さんなんかと会って気合いを掛ける暇があれば、どんどん菅さんに直にアドバイスをすればよい。
どうしてこんな場や軽井沢できれい事を並べながら、暗に批判するような行動をするのか。

嫌いではないが、根本の部分で信用できない人(になってしまったのが悲しい)。

神保さん、非常に有意義な報道に敬意と謝意を申し上げます。
神保さんのご評価は別にして・・・:

鳩山由紀夫氏の新たな側面

「やり方には至らない点も多々あったが、私がやろうとしたことの理念は間違っていなかったと思う。」

この表現の部分部分は正しいが、全体として間違っている。
有るべき的確な表現は、【私がやろうとしたことの理念は間違っていなかったが、やり方には至らない点も多々あった(「思う」ではなく「断定」)】だと。

一般に多くの場合、方法論(「遣り方」)を軽く見過ぎる傾向が有る。拙い方法論が原因で失敗した場合の一般的な言い訳が論理の摩り替え、典型例が冒頭の低次元で反省のない台詞になる。嘗て私はこの現象を、「未熟で無邪気」と表現したが・・。
また、人(此処では菅さん)を批判や非難すると自分(此処では鳩山さん)が偉くなった錯覚するのも、世上に一般的な現象ですね。私は、特に名指しで言う訳ではないが、「卑怯」という形容が当て嵌まる性向と思っているが。

鳩山さんの引け際が際立って見事だったのに、此れで台無しになった。あの見事な決断を積み重ねて行けば、将来再び舞台は用意されただろうに・・・、再帰の可能性のある人を失った。私は惜しいとは思わないが。

冷静に考えて菅は気がふれたとしか言いようがない。長年かかってやっと政権交代した。国民の生活が第一は国民が民主党を支持した根拠です。自民党政権を倒し明治維新に匹敵する新しい時代を築くと、菅直人も言い続けていた。何故国民を裏切ってまで変節したのか私には理解が出来ない。何故だろう?政治主導は絵に描いたモチ、天下りは容認、挙党一致どころか小沢グループ排除と強権政治、参議院選で国民の信を問うと言いマニュエスト違反の消費税増税を持ち出し惨敗。にも拘らず誰も何の責任もとらない。正気の沙汰ではない。いろいろ考えてみると菅政権は国民の事は全く無視している。せざるを得ない状態に追い込まれている現状では、反小沢の脳無し7奉行は反省したら枝野や安住は首になり二度と浮かばれないからわが身の事しか考えられない政治家失格の状態に追い込まれている。特に仙谷は必死です。代表選で小沢が出たら負けるから、出さないように気がふれたように、出馬宣言もしていない小沢を意識した発言ばかりになってきた。まさか小沢が出馬すると想定していなかったのか,渡部痴爺や岡田は小沢も出て戦うべきだと心にも無い事を言っていたのに現実味を帯びるととたんに渡部は昨日出るべきでない人が出れば検察からの起訴逃れが目的などと出鱈目を言っていた。すでに小沢は検察によって不起訴になっている。菅政権は小沢政権だけは死んでも阻止したいと言う自己保身だけの政治家ばかりで武士の風上にもおけない懐が狭く度量が無い連中ばかり、従って菅政権はすでに死んでいる。狂人の暴走は何としても阻止しなければ日本は終わる。国民無視の鳩山政権と全く反対の事を狂ったようにやっている。鳩山さんが再登板するか小沢さんが総理になるほかない

民主党のDNAは確実に引き継がれていると思います、鳩山さんの杞憂でしょう。
理念や理想を現実の政治・行政に落とし込むことの困難さを身をもって体験したのですから、陰に陽に協力を惜しまないでいただきたい。
総理をお辞めになったのですからグループとやらは解散されるべきだと考えますが如何でしょうか。国会議員の立場も、そろそろ確実に勝てる後継者を選挙区で選考を始めるべきだと思います。
党の相談役あたりで大所高所で働くとかがよろしいのでは。まさか次期総選挙に立候補するなんてことはないでしょうね。同じことは菅さん・小沢さんにも望みます。

余談になりますが、菅・仙谷・枝野体制は、存立しうる最もリベラルな体制(難しいことは抜きにして自民党からは立候補をしなかった人)だと思いますので、そういう意味においてもマニフェスト以上に党内外の保守系にアレルギーは強いのかと感じています。
私は選挙権を得てから40年近く自民党に一度も投票したことはないものですから何の違和感なしですが。知ってる限りでいえば、以前除名になった大阪の西村議員以外なら小沢党バリバリでも民主党なら投票します、無所属でも石川議員には投票します、より良い明日のために。

鳩山さんの理念は正しかった。しかし、それを実現しようとする意思が極めて弱く、あまりにも経験不足であった。と、感じています。特に、普天間問題の扱い方には呆れかえるほど弱弱しく、指導力のなさが露呈していました。

鳩山さんの支持者として、最後まで信じていたのです。考え抜かれた”何か”があるのだろうと。オペレーションズリサーチの専門家のやりかたを今か今かと思い、素晴らしい結果を期待していました。しかし、・・見事に裏切られました。

今でも、鳩山さんが好きですが、信用はしていません。いや、できないのです。鳩山さんでは、あの戦争中毒の米国相手に鳩山流は全く無力です。百倍くらい逞しくならないと総理大臣は務まらないでしょう。

菅内閣にはやり方以前の理念が全く感じられません。小沢さんに期待する声が大きくなっているのは当然の成り行きです。本来、小沢さんが先に総理になって政権の基礎固めをすべきだったのに、民主党が、小沢さんの改革を恐れた検察官僚、マスコミからの、言いがかりにも似た攻撃から小沢さんを守ることはしませんでした。

日本国民は、今は、完全に雑音でしかないマスコミの報道などに惑わされずに、新しい指導者を選択する絶好の機会なのです。

菅さんを支持してきた人達は、市川房枝さんのイメージと重ねて見ていた。公正であり、平和であって、権力とは一番遠い所に位置する人だ。しかし、彼が総理の座に就いてからの言動を見ていると疑問符が付き、今まで持っていたイメージとどんどん離れていく。

「自分が見誤っていたのかもしれない」と口にする人もいた。故 竹下登氏に自民党の総裁候補にならないかと声を掛けられた事があると、彼の元秘書氏が週刊誌で話している。欲望と権力志向の強さを竹下さんは見抜いていたのかもしれない。

再選に意欲らしいけれど、どんなイメージで出るのだろう。ずる賢しこく、独裁的で、表裏を使い分ける?  主演 菅直人、脚本・振り付け 菅 伸子 

イメージといえば、松下政経塾も故松下幸之助氏のイメージでとらえている人がほとんどだと思う。しかし、出身者も様々だから、個々に見ないといけない。イメージで判断するのって、本当に危険だ。

>「やり方には至らない点も多々あったが、私がやろうとしたことの理念は間違っていなかったと思う。」
私も、そう思ったが、彼の海兵隊抑止力発言を聞いたときから総理の器にあらずと思うようになった。
そして今まだ、菅総理に期待する姿勢をマスメディアに流すようでは、真剣に理念を追求しているのか疑問に思える。
もし理念追求を諦めないのなら、代表戦には自分の側近を立候補させて小沢氏に支援を頼むべきだし、
さもなくば小沢氏に立候補を要請すべきでしょう。
今の政権が鳩山氏自身の理念に合わないのが分かっていながら、態度を曖昧にしている姿勢は卑怯であり、失格総理そのままのようだ。

「私がやろうとした事の理念は間違っていなかった」。しかし学べば学ぶほど色々障害があって実現できなかった。

立派なお題目は唱えるがひとたび障害に直面すると簡単に放り投げてしまう野党的、評論家的行動パターンはオリジナル民主党共通のDNAである。
例え小沢氏が総理になろうとも今の人材では官僚やメデイア、米国を相手に日本改造などとてもじゃないがおぼつかない。仲良しクラブで育ち組織経営の厳しい経験がない者にリーダーシップを発揮して官僚を巧く使いこなせというほうが無理な相談である。
広く有能な人材を求める為にも此処は大連立を組み一気呵成に問題解決を図らざるを得ないのではなかろうか。
政界再編など其の後の問題として考えればよい。

「至らない点も多々あったが」。ありすぎだと思います。1億人の国家の首相になる人として、最低限詰めておかなければならないことをどれだけ軽視したのか?理念を語ればいいのであれば、私の友人のNGO関係者が誰でもいくらでも語れます。
「首相」という立場の重さをどこまで軽く考えるのか、、

鳩山さんは小沢代表の下で幹事長をしていたときが一番輝いていました。今後もその形が一番いいのではありませんか?

鳩山さんだからこそ「友愛」からの東アジア共同体構想を耳にした時、これまでの首相になかった『理念の人』という印象がとても魅力的でした。   普天間基地移設問題では、岡田・北沢(長島)前原大臣らのテロ集団による「アメリカとの合意ありき・・」と、大メディアが二言目に言う「日米同盟の危機」云々・・で退陣を余儀なくされた鳩山前首相の胸中を察し残念というほかありませんでした。 然し、沖縄基地問題はまだ終わってはいない。  11月の知事選を控えて、沖縄県民のためにも、鳩山民主党としても『弔い合戦』だと、前にも申しておりますが、その意味においても小沢
・鳩山ラインを期待したい。!!

 おはよううございます。

 鳩山さん お疲れ様です。内閣広報室発の“鳩山由紀夫の「ゆう&あい」 メール”は止められても仕方が無かったと思いますが、鳩山さん個人発の“鳩山由紀夫の「ゆう&あい」 メール”は、政治家を辞められるまでは続けていただきたかった。私は

< 「友愛」は「yuai」でよいと思う >2009年9月25日 20:24

などで 「友愛」=「You & I」 を提案して以来、鳩山さんの「友愛」理念を探る手立てとして、それをトテモ楽しみにしていました。上記投稿内にもリンクしてありますが

< 「愛」について、「友愛」への異論 >2009年05月19日 12:33
< 「愛」について、「友愛」への異論 2 >2009年05月24日 06:12
< どうも気になる「友愛」と「共生」 >2009年9月 1日 06:18
< 「共生」≒「共存 coexistence」? >2009年9月 1日 21:42

などで「友愛精神」や「共生」理念についての分析・批判を試みていました。ここに至っても未だ、私には納得できない理念であります。例えば、「共生社会」は、「社会」がそもそも人々が「共存」する集合機能を指すはずですから、鳩山さんが英語論文で「共生」を「coexistence:共存」とすり替えている以上、同義語反復(後の「人間のための経済」なども)でしかなく、その表現、含意に意義を見出せるものではなさそうです。

 鳩山さんは

「やり方には至らない点も多々あったが、私がやろうとしたことの理念は間違っていなかったと思う。」

と、方法論についての自らの失敗は断定的に認められ、一方で、理念については未だにその正当性を主張されています。しかし、私には、そもそも鳩山さんの理念が全く曖昧であった、或いは、理念に見える主張が理念として成立していなかったように思います。

 また、先のダブル辞任への鳩山さんの説明、今回の民主党党首選への鳩山さんの関わり言及には、何か利己的意図が隠されているようで、トテモ気持ち悪い思いを募らせています。鳩山さんは、小沢氏を梃子に、自己正当化しようとしてはいませんか?私は次のように考えています。

「民主党に『governability統治能力』を!」2010年6月 4日 05:51
♂ 小沢氏の戦略的撤退⇔新政権の正当性 ♀2010年6月 5日 07:36
★ 小沢氏失敗の報い。小沢バッシングの報い。 ★2010年6月 7日 07:46

 鳩山さんも菅氏も、小沢氏の存在を踏み台にしてここまで、お二方とも総理大臣まで登りつめました。政治の世界は、そもそもこんなものでしょうが、分不相応な地位に就いて己の能力を勘違いし、独善的自己主張による失敗を繰り返されては迷惑至極です。現在、鳩山さんは

小沢氏を出しに使って、自己正当化の為の条件闘争

をしていませんか?小沢氏を玩具にしていませんか?

 最近、ハーバード大学マイケル・サンデル(Michael Sandel)政治哲学教授による「JUSTICE(正義、公正)」講義が話題になっていますが、彼は個人のバックボーンとなる共同体を重視する共同体主義(コミュニタリアニズム)の中心的論者だそうです。私が鳩山さんの論文などに触れて、真っ先に違和感を抱いたのが「共存社会」、共同体の源泉とも言うべき『家族』への言及が殆ど無かったことです。従来のコンサバティズムやリベラリズムの限界を感知したかのような鳩山さんは、コンサバ-コミュニタリアンに見えますが、政治的言動の動機に「JUSTICE(正義、公正)」がありますか?

鳩山さんの友愛の理念は最高にすばらしい!
私はそれを強く賛成するものです。

この友愛の理念なしに、革命的政治改革・無血の平成維新はありえません。

宮台さんがおっしゃる、民主党内での友愛の理念を共有される必要があるという、きわめて正しい指摘に私も強く同感します。
鳩山さんも大賛成とおっしゃっていましたね。

国家戦略局の機能がまったくないがために、安全保障について、外務、防衛省の思うがままに事が運んでしまうのでしょう。
普天間についてもそうでしょう。

鳩山さんは、本当に、最後の最後まで粘りに粘って、何とか、最低でも県外を実現しようとしました。その並々ならない強い思いは私は理解しているつもりです。
外務、防衛、アメリカに鳩山さん一人、包囲されてしまった。孤立無援であったのでしょう。結果として、あのようなことになってしまった。

この反省を活かし、菅政権か、他の政権かは、国家戦略局をしっかりと作り、本来なすべき機能を果たしていかなければならないでしょう。外務、防衛省の思惑のままでさせてはならないでしょう。

官僚に政治が包囲されてしまう仕組みを変えていかなければならなのでしょう。

民主党の政治家のみなさんが、民主党の原点に戻るというならば、当然、友愛の理念に基づいた政治を行っていくことでなければならないでしょう。

東アジア共同体、地域主権、新しい公共はその理念を基にした大変重要な項目です。

今回の代表選はその理念がどうであるかに注目したいと思います。

私は友愛の理念を掲げる鳩山さんことを深く、深く尊敬します。
この友愛の理念が民主党内で共有されていくように、ぜひとも、お力を尽くしてくださることをお願いしたいです。
鳩山さんは外交の場でいろいろとご活動されていくようなので、私としては大変ありがたいし、強く強く応援しています。

鳩山さんには、これからも、ビデオニュースやザ・ジャーナルなどの優れたネットメディアに積極的に参加されて、われわれ大衆に対し、その理念を熱く語ってくださることを強く希望します。

""
私のやろうとしたことは間違っていなかった""


過去はどうであれ、今の鳩山さんの行動には疑問が残ります。管と小沢の和解を画策するのは止めて頂きたい。例え中立を保っても良いから、この際は政策で二人を堂々と戦わせて下さい。

管さんでも総理が勤まるくらいだから、小沢さんに出来ない事はない。いや、小沢さんなら今のねじれ国会や世界的経済の不安定な状態をも乗り切れるものと信じている。

下手に仲裁して、何となくまとまった感じに収めても政権は益々不安定になり、国民は白けてしまう。ここは徹底的に二人を戦わせ、その政策や政治手法に賛同したものが投票すれば良い事で、いい加減な妥協で菅さんの続投が決まれば、ガス抜きのないまま民主党は屁たれてしまう。

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Profile

神保哲生(じんぼう・てつお)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。
15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。
クリスチャン・サイエンス・モニター記者、AP通信記者を経て独立。
ビデオジャーナリストの草分けとして、日米の放送局に映像リポートやドキュメンタリーを多数提供。
2000年1月、世界初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を立ち上げ代表に就任。
2001年4月より『ビデオニュース・ドットコム』で宮台真司氏と人気ニュース番組「マル激トーク・オン・ディマンド」のキャスターを務め、現在にいたる。
2005年4月より立命館大学産業社会学部教授を兼務。
2008年4月より、早稲田大学ジャーナリズム大学 院非常勤講師を兼務。
専門は地球環境問題、開発経済、メディア倫理、日米政治関係。

BookMarks

ビデオニュース・ドットコム(有料会員登録制)
http://www.videonews.com/

ビデオジャーナリスト神保哲生のブログ
http://www.jimbo.tv/

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-----<著書>-----

新刊!
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『格差社会という不幸』
2009年12月、春秋社、共著


『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』
2009年7月、ダイヤモンド社


『オルタナティブ・メディア―変革のための市民メディア入門』
2008年12月、大月書店、翻訳・解説


『教育をめぐる虚構と真実』
2008年10月、春秋社、共著


『ツバル―地球温暖化に沈む国』
2007年7月、春秋社、増補版


『ビデオジャーナリズム―カメラを持って世界に飛び出そう』
2006年7月、明石書店


『中国―隣りの大国とのつきあいかた』
2007年6月、春秋社、共著


『アメリカン・ディストピア―21世紀の戦争とジャーナリズム』
2003年9月、春秋社、共著


『天皇と日本のナショナリズム』
2006年11月、春秋社、共著


『ネット社会の未来像』
2006年1月、春秋社、共著

『粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器』
2004年3月、インフォバーン、監訳

『プロパガンダ株式会社―アメリカ文化の広告代理店』
2004年8月、明石書店、解説

『漂流するメディア政治―情報利権と新世紀の世界秩序』
2002年10月、春秋社、共著

『地雷リポート』
1997年11月、築地書館

『ビデオジャーナリストの挑戦』
1995年11月、ほんの木

『重要政策全比較―シリウス・日本新党・平成維新の会』
1993年7月、ほんの木

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