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« PIGS問題は本当に対岸の火事なのか
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なぜわれわれは社会の敵を求めるのか »

マル激スペシャルウィークin沖縄

マル激
マル激トーク・オン・ディマンド
第465回(2010年03月13日)
マル激スペシャルウィークin沖縄

 今週のマル激トーク・オン・ディマンドは、マル激スペシャルin沖縄と称して、神保、宮台の両キャスターが沖縄を訪れ、現地のキーパーソンたちとシリーズで「普天間基地移設問題」を始めとする沖縄をめぐる様々な論点を議論した。

 まず、トップバッターとして、神保、宮台両キャスターは沖縄出身の民主党衆議院議員の玉城デニー氏を、沖縄市に訪ねた。一年生議員ながら、名護市長選の結果を「斟酌」する必要は無いと発言した平野官房長官に噛みつくなど、物申す沖縄選出議員として知られる玉城氏は、沖縄からみた「東京政治」のおかしさを厳しく指摘した。米兵と日本人女性の間に生まれ、父親を知らずに育ったという自身の出自にも触れながら、政府が沖縄に基地負担を求めるのであれば、それがどのような安全保障論に基づくものなのかをはっきりさせることが必要だと主張する。さしたる明確なビジョンもないまま、単に負担だけを沖縄に強いる現在の米軍基地のあり方が沖縄からいかに不合理なものに見えるかを、玉城氏の歯に衣着せぬ発言が浮き彫りにする。

 次に、マル激は、建築家ながら平和運動家として長年にわたり独自の活動を続けてきた真喜志好一氏の那覇の事務所を訪れた。真喜志氏は辺野古に新たな海兵隊の基地が建設された時、米軍はそこにオスプレイという新型の航空機を配備する計画があることを、独自の調査で突き止めた。しかし、真喜志氏がその事実を明らかにした直後に、その情報は米国防総省のホームページから削除され、実際には今日にいたるまで、米側からも日本政府側からも、オスプレイの配備計画は発表もされていないし、確認もされていない。しかし、オスプレイはこれまで事故が多く、騒音も従来のヘリコプターよりも大幅に大きくなるため、オスプレイ配備が事前に明らかになれば、沖縄で大反対運動が起きることは必至だ。そうした重大な事実を隠したまま、今も続く「普天間の代替地探し」の虚構に、沖縄の人々はとうに気づいていると真喜志は言う。

 真喜志氏はまた、米国防総省は既に1960年代から辺野古に軍港を含む大型の基地を建設する計画を持っており、この「普天間基地移設計画」は、米側から見れば、老朽化した普天間をかねてから希望していた辺野古の新しい基地へと差し替える良い機会に過ぎない、と指摘する。にもかかわらず、日本政府はこれを、危険な普天間基地の返還を実現するためのやむを得ない代償として国民に説明してきた。

 真喜志氏は更に、沖縄本島北部の東村高江で進められている米軍ヘリパッド建設も、オスプレイの練習施設になることを、豊富な資料をもとに説明する。

 その後マル激は、元『噂の真相』の編集長で、6年前に同誌を休刊させた後、沖縄に移り住んだ岡留安則氏を、岡留氏が沖縄で居城としている那覇の居酒屋「瓦屋」に訪ねた。沖縄移住以来、ゴルフ三昧の悠々自適な生活を送っているという岡留氏だが、今や伝説の雑誌となった噂の真相亡き後、メディアの劣化が更に進み、いよいよタブーに挑戦するメディアが一つも無くなったと嘆く。

 その後インターネットやツイッターなど新しいツールの登場で、噂の真相と同じようなことが、遙かに安価にできるようになったことを指摘する岡留氏は、いずれ何らかの形で噂の真相を復活させる計画にも触れる。

 続いて神保、宮台両キャスターは、今回の基地移設問題の発端となった普天間基地を抱える宜野湾市に伊波洋一市長を訪ねた。伊波氏は独自の調査で、アメリカが沖縄駐留中の海兵隊をほぼ丸々グアムに移す計画を持っていることを、アメリカの様々な公文書を通じて明らかにしている。普天間の海兵隊を移す先として辺野古に基地が必要とする日米両政府の主張は、実は中身が空っぽなのではないかというのが、伊波氏の主張だ。実は伊波氏はそのことを民主党政権の中枢に伝えるために、12月に上京しており、その際にビデオニュースでも短い緊急インタビューを行っているが、このたびその話をより詳しく聞いた。

 真喜志氏の話と伊波氏の話を併せて聞くことで、現在の「普天間基地移設問題」がいかに虚構に満ちているかが、次第に明らかになっていった。

 同じ日の夜、われわれは沖縄音楽をベースに世界に向けて新しい音楽を発信し続けるりんけんバンドのリーダー照屋林賢氏を北谷の林賢氏のスタジオ「アジマー」に訪ねた。照屋氏が語る沖縄音楽とそのルーツへの熱い思いに、自分たちの音楽と共同体を守り通して来た沖縄への誇りと、それをとうの昔に失ってしまった本土が、様々な不合理な要求を突きつけている構図の背後にある、憧憬と差別の混じった感情を感じ取らずにはいられなかった。

 佳境を迎えた沖縄取材は、少女暴行事件に端を発する沖縄の激しい怒りを背景に、当時の橋本政権がアメリカから普天間基地の返還の合意を取り付けた当時の沖縄県知事大田昌秀氏を氏の那覇の事務所に訪ねた。

 知事時代、米軍用地の強制収容の代理署名を拒否して沖縄の意思を明確に示した大田昌秀氏は、普天間返還が決まったその瞬間から、政府はその代替基地を提供することを念頭に置いていたのではないかと推測する。大田氏の懸念は的中し、その後普天間返還問題は辺野古への代替施設建設問題へと大きくシフトし、大田氏の知事選落選によって沖縄県が新基地計画を受け入れた結果、今日に至っている。

 大田氏は歴代の自民党政権は、最初から普天間に変わる海兵隊の基地を提供するつもりだったとの見方を示す。そして、アメリカ側は既に沖縄に兵力を置いておく必要性が無くなっているが、日本側がそれを強く望んでいるために、まだ一定の勢力が沖縄に残っているのではないかと主張する。それが思いやり予算であり、辺野古への新基地建設だと言うのだ。

 大田氏に知事時代に遡り、普天間移設問題が辺野古新基地建設問題にすり替わっていった経緯を聞いた。

 沖縄取材を締めくくる最後に、いわゆる沖縄密約の存在を裏付ける文書を米公文書館で発見した我部政明教授を那覇の琉球大学に訪ねた。

 奇しくもその2日前、日米密約問題に関する外務省有識者委員会の調査報告書が9日に公表され、4つの密約のうち3つが「密約」と認定されたところだったが、我部教授は密約が必要だった理由として、当時の日本政府の二枚舌外交を指摘する。つまり、日本はアメリカの軍事力にはすがりたいが、日本の世論がそれを許さないため、その間に齟齬ができる。そこを密約という形で、アメリカには「どうぞやってください」と言う一方で、日本国民に対しては「それはできないことになっている」と説明する、そんなことを繰り返してきたというわけだ。

 しかし、結局それは嘘をいかに隠すかということに他ならない。我部氏は、外務官僚が「国民をいかに騙すか」の一点にその能力を傾注してきたことに、怒りを隠さない。そして、その嘘をつき通す大前提に「最後は全部沖縄に押しつければいい」とする安直な考えがあったのではないか。

 我部氏に密約問題が露わにする日本外交の暗部と、沖縄問題との接点を聞いた。

マル激スペシャルウィークin沖縄

現在放送中>>> (2010年03月11日)
沖縄密約と普天間移設問題の接点
我部政明氏(琉球大学法文学部教授)

現在放送中>>> (2010年03月11日)
普天間問題のボタンのかけ違いはここから始まった
大田昌秀氏(元沖縄県知事)

現在放送中>>> (2010年03月10日)
照屋林賢が語る 沖縄音楽とそのルーツ
照屋林賢氏(りんけんバンド・リーダー)

現在放送中>>> (2010年03月10日)
普天間返還に代替基地は不要
伊波洋一氏(宜野湾市長)

現在放送中>>> (2010年03月09日)
タブーに挑まずに何のためのメディアか
岡留安則氏(元『噂の真相』編集長)

現在放送中>>> (2010年03月09日)
もう沖縄は騙されない  普天間移設問題の真相
真喜志好一氏(建築家)

現在放送中>>> (2010年03月09日)
『東京政治』への不信感の根底にあるもの
ゲスト:玉城デニー氏(衆議院議員)

今週のニュース・コメンタリー
•マル激スペシャルin沖縄から見えてきたもの
•密約が露わにした日本の二枚舌外交の限界
•温対法、痛み分けのなぜ?
 官僚、産業界、組合のどれにも弱い民主党政権の限界


関連番組
マル激トーク・オン・ディマンド 第459回(2010年01月30日)
なぜ普天間問題がこじれるのか
ゲスト:鈴木宗男氏(衆議院外務委員長)

マル激トーク・オン・ディマンド 第246回(2005年12月07日)
アメリカ依存から卒業するためにも憲法改正は必要
ゲスト:石破茂氏(元防衛庁長官)

マル激トーク・オン・ディマンド 第156回(2004年03月19日)
『噂の真相』的ジャーナリズム論と日本メディアの衰退
ゲスト:岡留安則さん (『噂の真相』編集長)

永田町コンフィデンシャル 第10回(2007年08月07日)
沖縄の声は、未だ届かない
ゲスト:下地幹郎氏(衆議院議員)

ニュース・コメンタリー (2010年02月27日)
保坂展人リポート 普天間移設問題は普天間移設問題に非ず

ニュース・コメンタリー (2009年12月12日)
アメリカは本当に怒っているのか
普天間移転問題で抜け落ちている論点

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この一覧は、次のエントリーを参照しています: マル激スペシャルウィークin沖縄:

» 厳しい普天間基地移設 送信元 闇夜を照らすニュースと武器
3月中には移設先を明確にしたい鳩山内閣ではありますが、かなり厳しい状況におかれています。元々は合意案というのでスムーズに運ぶはずだったことが、政権交代によ... [詳しくはこちら]

コメント (12)

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

神保哲生さん

八面六臂の大活躍、お慶びし多謝申し上げます。

多数のインタビューの中で我部さんのご主張とご認識が、私には非常に強い印象として残りました、就中「外務官僚は、また其れに止まらずに日本人全般には、戦略思考がない従って戦略がない。」

そう言われれば・・、
1.太平洋戦争も、戦略もないまま無闇に突っ走ったし・・、戦略どころか「真に適切・的確」に値する」ものは戦術レベルでさえなかったのかも知れない。
2.過去の自民党政権で戦略的に「国家の将来像」を具体的に描いて成功に近い成果を収めたのは、池田勇人、田中角栄だけ位かなあ。小沢一郎氏は描きはしたが実践と成功への道筋を自ら困難にしている(良し悪し、好き嫌いは別に事実として)
3.現在進行形で、「民主党には国家の将来像がない」と厳しく批判され続けている。この原因は、日本人性とは無関係であり民主党の個別的要因だと言って仕舞うことも可能だが・・

日本人を止めた)無国籍人様

ご指摘の件、内田樹著「日本辺境論」を読むと、その構造が浮かび上がってきます。

本城さん | 2010年3月14日 10:51   内田樹著「日本辺境論」

あれまあ!(笑)
内田樹著「日本辺境論」は、私が宣伝し回っている本です、このTheJournalの別の板でも。好い本だと。

1.私も予て次の認識を持ちこのTheJournalにも書き込んできました。
1)日本人全般には戦略思考がないし、戦略性は持ちえない、
2)従って戦略的に動くGlibalizationの現代では例えば経済的には『喪われた20年』は必然ともいえる、今後もGlibalizationは変わらないので日本人が変わらなければ『喪われた30年、40年・・』が続いて行く。だからこそ、「ことを改めるに、決して遅過ぎることはない」と、「変われ!!」と、厳しく然し楽観的に。

2.然しながら、内田論が衝撃的なことは逆に「戦略性がないのが日本人であり、変わる因子がないのだ」としている点です、帰納法か演繹法かしりませんが。

3.衝撃を受けながらも・・(笑)、次のような反論を仕掛ける積りで思考を練っている最中です(笑)。
--記--
内田さん、そうは仰いますが・・、内田論には希望や期待を繋ぐべき「解決策」について示唆でさえもないですねえ!其処は大きな不満です。
1) 日本の経済人の中で2割前後(国民の1割程度)の人達は、概ねは戦術的にだが一部には戦略的思考で変貌を遂げて、嘗て経済大国を造り上げましたよ。
2) 例外が過去に現実に存在したということは、現在はその存在が希薄になっているとは言いながら、将来も減少し続けて行く(=内田論に収斂して行く)と諦めるのは、尚早であり軽率ですよねえ?
3) 私には不満はありますが、内田論を反論したり否定しているのでは決してありませんよ。その論には例外的に該当しない人達が存在すると、常識的な認識に焦点を当てているだけなのです。
原則が「戦略性がないのが日本人」であったとしても、例外的に戦略性を持った少数が存在し、その他の絶対的多数を引っ張って(Drag)経済的再興を果たす道は残されているんだと、嘗て実現したように。

4. 但し、論理的に可能性の議論は可能なのですが、現実の世界を眺めてみると、肝心の実現の蓋然性は極めて低いですね。肝心の例外でさえもが、「少数」ではなく「極々少数」にしか存在しないのではないのか?「極々少数」では、分厚い中間層が形成されず、局地的な成功者グループが生まれて貧富の格差が極大化するのでは?


止めましょう! 悲観的になって行くので(笑)。想像力と創造力を理知力を鍛え直して、楽観論者に成らなければ!!(笑)

<神保様>
オスプレイの配備は規定事実です。危険で騒音がスゴイからキャンプシュワブ陸上案は最悪の選択肢です。アメリカが当初海上フロート案にこだわったのは、実は沖縄県内に置く前提なら正解なのです。そこから沖縄利権の目論みが動き出し、沖縄の土建に金を掴ませるには、埋め立てか陸上案しかないと迷走した。
今また下地氏はその様な動きをしており、地元の支持者集会で「沖縄県外・国外を主張している連中は沖縄を知らない人だ」と主張、支持者から「やはりグアムがいい」と反撃を受けていました。(笑)
彼の親族が土建会社を経営していて自民党利権から国民新党利権にシフトしようと突き進んでいます。結局、最後は沖縄の人々が土建の仕事を得たいのか、県外を望むのかの意思を強く持って県民集会を盛り上げなければなりません。
本来、昨年の衆議院選挙で沖縄の意思は明らかなのだが、アメリカの外圧を利用して、利権を得ようと暗闘する勢力がまたぞろ巻き返しに出ている現状ですので、もうひと頑張りをお願いします。
私は、キャンプシュワブに軍港を造り、陸上に滑走路を造る事は、基地の固定化に繋がり、避けるべきと強く思うものです。キャンプシュワブの軍港に空母が入れば、沖縄=海兵隊と佐世保=空母が一体となり、米軍の運用上のメリットは大きい。メリットが大きい程、固定化に繋がる。
私は一義的には自衛隊長崎大村基地に海兵隊を移し、海兵隊と空母の一体化を提示してアメリカを納得させるしかないと思う。
黒鳩か白鳩か?利権優先か?国民の命を守る政治を言葉だけでなく、実行できるかが、試されている。平野ヌラリヒョンの首を差し出して、自らが総理を続ける筋書を考えているなら笑止である。鳩山は口だけ男のレッテルを貼られ、誰も彼の言葉を信用できなくなり、政権は持たない。

玉城議員、真喜志氏、伊波市長のトークを聴いた。
特に真喜志氏、伊波市長の主張では、普天間と辺野古移設は別問題として、切り離して考えなければならないことがよく理解できた。

それから言うと解決策は、
普天間閉鎖。
辺野古キャンセル。
代替施設不要。

と、極めてシンプル。元外務相情報局長の孫崎氏が提案した長崎案すら必要ない。

そして、この問題を如何にマスコミベースの知識でしか理解していなかったのかがよく分かった。

それと三氏のトークを通じて感じたことだが、沖縄の基地問題が日米間の問題と言うよりも、日本の国内問題であるということだ。

伊波市長は、「鳩山さんとは幹事長の時から何度も会っているので理解はしてもらっていると思う」と言っている。

さて、鳩山さんの判断はどうなるのか。四月の超党派の県民大会のエネルギーは何処へ向けられるのだろうか。

政権へ向けられることがないことを祈る。

>真喜志氏はまた、米国防総省は既
>に1960年代から辺野古に軍港を含
>む大型の基地を建設する計画を持っており
これの事ですね。質の高いドキュメンタリーで、どのような問題なのかよく分かります。
狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年~(1)
youtube.com/watch?v=UrLM3hkd5cY
狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年~(2)
youtube.com/watch?v=ERhCNuSW4CQ
狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年~(3)
youtube.com/watch?v=y9GZ-COUDXU

若し基地建設が行なわれ始めたら、持続的に基地反対運動が起こり、反安保・反米運動へも繋がっていくだろう。沖縄だけでなく、東京でも永田町近辺でも日本広くでもだ。これは民主党へ持続的に大打撃を与える。しかも弁解の仕様が無い。辺野古(海・山)など幾つかへの地点への移転決定は、民主の時限自爆装置発火と同義になるだろう。

普天間はグアム移転でいい。あの部隊に殆ど意味は無い。大した仕事はできないし、そもそも殴り込みと米人・欧米人救出が役目。意味が無いとは本当はアメリカ側の多くも思っている。

そもそも、これが欧州になら同じ事が出来たか?現在アメリカでは殆ど普天間移転などの問題は知られてないが、欧州で同じケースがあったら物凄く大きなニュースになるし喧々囂々の議論が起きる。だが、それ以前に欧州(白人)の地域でその様な事をする筈が無いが。アジア・アジアンは非常に格下故に、この様な事象が起きる。現下の世界のシステムでは常に、どんな事でもこういう構図が起きます。

普天間跡地はカジノ導入がいいでしょう。日本人は海外のカジノに行くが、国内で回るようにすべきだ。しかも海外からも客が来るようになるだろう。付属し幅広い産業が誘致・活性化されるし、観光業は大きく活性化する。沖縄の自立が観光で出来るなら、それが最も良い方策だ。

そして沖縄の経済力・来沖観光客数(海外からも含む)が増えれば、沖縄・沖縄文化が好きな・興味関心がある・やってくる・移住する外国人(日本人も)も増え、投資も増え、これらに重要度注目度も増し、外国もおいそれとは手を出せなくなる。これは正に総合的な国防です。今のやり方では無駄に税金を使い、自然を誇りを壊し、他国のなすがまま思惑に左右されるだけだ。そこから脱しなくてはならない。グアム移転で普天間カジノ化、これこそが最も良い方策だと考えます。

(日本人を止めた)無国籍人さま
大変失礼しました。しばらく日本におりませんでしたので浦島太郎状態でした。

こと恵美さま
そういえば下地議員、辺野古の地主さんの一人でしたね。

伊波市長の、一度グアムしてから辺野古へ戻ってくる計画があるとの説明に、たいへん驚きました。
そうだったのか。
だから、アメリカはあんなに拘っていたのか、と思いました。

これで、右派論壇の論調である「海兵隊の抑止力」がまったくの幻想であることがはっきりしたと思います。

辺野古は居場所としての理由であって、抑止力の意味ではまったくない。
このあたりまえのことが、これではっきりしたと思います。

ということで、「辺野古は沖縄県民が強く反対しているので、完全にダメです。普天間は危ないからすぐさま撤去してください」と日本政府はアメリカに言えばいいのです。

それと、県外も無理でしょう。だったら、国外しかないのです。

朝日に掲載されていた、ローレス元米国防副次官のインタビューは恫喝を混じえつつ、アメリカの本音を語っていると思います。
「辺野古案でなければ海兵隊は撤退しなければならなくなる」と言っています。
どうぞ、グアムへ移転してください。辺野古は絶対に無理です。

超党派の県民大会が近く開催されるそうですが、沖縄県民の怒りは頂点に達しつつあると聞いています。

アメリカはこの事態を見て、どう思っているのでしょうか。

アメリカにとって、こんな小さい問題に拘っていると、日本の国民から反米感情が高まってくることにもなってくる。
そうなれば、両国にとって、とても損なことです。それを避けるべきでしょう。

それを日米とも弁えて、アメリカはそろそろ、妥協したほうがいいのではないでしょうか。

政権交代したのだから、日米は新たな友好関係を築いていけばいいのです。

どうでもいいことですが、私の個人的な考えは、海兵隊がいらないだけでなく、在日米軍基地はいらないと思っています。
各地で、反基地運動が起こってくる可能性は十分あるのではないでしょうか。

<本城様>
レスありがとうございます。
下地は、自分以外の地主を平野ヌラリヒョン官房長官に合わせています。ニコヤカに面談する姿がテレビニュースにでました。
急遽上京した仲井眞知事の面談を断ったくせに、本当に使えない奴です。仲井眞知事も自民党ベッタリで、利権を貪っていたが、県民の意思に従って最近は県外・国外に傾いている様です。知事の面談を断る政治センスの無さは、断トツです。

沖縄県民の無念な発言を鳩山総理や平野官房長官は何と聞くのか。
もはや単なる反対ではなく、怨念と化すのではないか。
民意に生きる政党が民意を踏みにじっては存在基盤を自らつぶすことであるという論理さえ見えなくなった政権・政治家に明日はあるのだろうか。
今日も共同通信にはホワイトビーチ案と辺野古陸上案が出ているが、下地議員を除いては、沖縄県民は納得しない。
日米安保以上の反対怨念運動が展開されよう。
総理の首だけでは済まない。
まして鳩山には岸ほどの老練さも人脈も、修羅場を潜り抜けた人生経験も、米の援護もない。
岸は小沢や角栄も及ばない歴史上の超大物だ。明治の伊藤や山形並みで大悪人でもある。
そんな修羅場に民主党をさらすとは鳩山は全くの大馬鹿である。
それとも米軍のグアム移転への補償金の国民に対する吊りあげ交渉か。
相変わらずテレビはブッシュ関係者に日米同盟の危機を話させる稚拙さ、いうたら自民党が出てきて子供手当に反対させているようなもの、なんで米の代表なのか、国民をだますのもいい加減にしてほしい。
それはさておき、なぜ鳩山総理は平野案を認めているのか、本当に辺野古沖でも良いと考えていたのか。
総理の政治家としての信条はどうなったのか。
当初は駐留なき安保と言い国外移転を目指していたが、総理はどこで変わったのか。変わっていないのか。私には血の通わない不思議な人物としか見えない。
小沢氏はマスコミ、前原始め七奉行から辞任論が噴出しているが、ひたすら裏方に徹して参議院選勝利に邁進している。
ちなみにあの夕刊フジさえ参議院民主党勝利を予測しているが、普天間で躓けばどうなるか。
政局は大混乱である。
それでも選挙は心配はないかも。
借金地獄、金欠病の泥船自民党からは、早く逃げたい議員が多く、解体寸前である。

しかし民主党はお粗末なのは鳩山、平野、前原、枝野等内閣首脳は自らの失策に何の反省もなく、支持率低下の全ての責任を小沢氏におっかぶせている点である。
全くノー天気なのには困ったものである。馬鹿につける薬はなんとかである。

普天間問題はいずれにしろ沖縄県内案は県民の大反対で頓挫する。
そうなれば日米両首脳の海外移転への政治決着しかない。
問題を大混乱させた鳩山が首脳会談で露払いして、小沢訪米で決着することを希望する。

神保哲生氏のマル激トークスペシャルin沖縄の企画・・

有り難く視聴させていただきました。前線の取材を敢行した取材センスに脱帽です。
タイムリーにオキナワの情報を当地で生活する知識人が発信する情報は、刺身の鮮度があり机上の東京サイドのメディヤから知る内容と大きく異なる事に,感謝と興味が倍加いたします。

余りにテレビと既存メディヤと霞ヶ関文学に?毒された私はビデオニュースで政治・普天間・辺野古・オキナワ・米軍基地・安保アンポンタンへの認識を新たにしております。

神保氏、宮台氏のプロフェッショナルな論説、議論に興味を持ちながらも、論説・議論が難しく理解するのに困っていましたが、今回は取材受けた方々のオキナワ当地の識者の見解を直接拝聴できた情報は勉強になりました。

私の勝手な印象ですが両氏とも 専門的な知識とTalkセンスが長けており、饒舌・論客者だと思っております。 てな訳で他方では取材のタイミングは、取材される側に大きく時間を提供し話題をいかに引き出すのが賢明かと思っていた次第です。
頭脳明晰な 神保氏、宮台氏の知的掛け合い漫才、では無くて高度な議論を視聴していましたが、高校出の自分にとって理解・付いていくのが精一杯で興味が半減するのが多かった。

誤解を畏れずに言いますとご両名の長い饒舌な会話・議論の?対立軸が見えず、どうしていつも一緒かなと思った次第です。 益々のご活躍と時代を先取りする情報発信をされますようお願い申し上げます。有難う御座いました。


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Profile

神保哲生(じんぼう・てつお)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。
15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。
クリスチャン・サイエンス・モニター記者、AP通信記者を経て独立。
ビデオジャーナリストの草分けとして、日米の放送局に映像リポートやドキュメンタリーを多数提供。
2000年1月、世界初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を立ち上げ代表に就任。
2001年4月より『ビデオニュース・ドットコム』で宮台真司氏と人気ニュース番組「マル激トーク・オン・ディマンド」のキャスターを務め、現在にいたる。
2005年4月より立命館大学産業社会学部教授を兼務。
2008年4月より、早稲田大学ジャーナリズム大学 院非常勤講師を兼務。
専門は地球環境問題、開発経済、メディア倫理、日米政治関係。

BookMarks

ビデオニュース・ドットコム(有料会員登録制)
http://www.videonews.com/

ビデオジャーナリスト神保哲生のブログ
http://www.jimbo.tv/

マル激!メールマガジン
↓ ↓ ↓


-----<著書>-----

新刊!
↓ ↓ ↓

『格差社会という不幸』
2009年12月、春秋社、共著


『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』
2009年7月、ダイヤモンド社


『オルタナティブ・メディア―変革のための市民メディア入門』
2008年12月、大月書店、翻訳・解説


『教育をめぐる虚構と真実』
2008年10月、春秋社、共著


『ツバル―地球温暖化に沈む国』
2007年7月、春秋社、増補版


『ビデオジャーナリズム―カメラを持って世界に飛び出そう』
2006年7月、明石書店


『中国―隣りの大国とのつきあいかた』
2007年6月、春秋社、共著


『アメリカン・ディストピア―21世紀の戦争とジャーナリズム』
2003年9月、春秋社、共著


『天皇と日本のナショナリズム』
2006年11月、春秋社、共著


『ネット社会の未来像』
2006年1月、春秋社、共著

『粉飾戦争―ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器』
2004年3月、インフォバーン、監訳

『プロパガンダ株式会社―アメリカ文化の広告代理店』
2004年8月、明石書店、解説

『漂流するメディア政治―情報利権と新世紀の世界秩序』
2002年10月、春秋社、共著

『地雷リポート』
1997年11月、築地書館

『ビデオジャーナリストの挑戦』
1995年11月、ほんの木

『重要政策全比較―シリウス・日本新党・平成維新の会』
1993年7月、ほんの木

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