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アンバランスを保つ!?

ゴルファーにとってのコンディショニングとはなんだろう?うちのレッスンでは「○○さん今日はバックスイングで体が回っていませんね。ではトレーナーに動きを変えてもらいましょう」、するとトレーナーは動きを妨げている部分へのアプローチをし"動きやすさ"を改善してから再びスイング指導に入るという具合。

しかし難しいのは、可動域を広げすぎてもスイングバランスを崩すという点である。
経験の浅いトレーナーは「柔軟性はあったに越したことはない」「左右のバランスは整っていた方がいい」と、ある種の固定概念でとりかかる。しかし、さっきよりも当たらない・スイングバランスが崩れるなどの結果になってしまうケースが多いようである。
これが「ゴルフのプレー前にはマッサージなどは受けない方がいい」という言葉が多く聞かれる理由でもある。

本当にそうなのか?私はNO!である。
以前、男子・女子ツアーに帯同し○年ぶりの優勝、に携わっていた際に何をしていたのかというと、スタート前に選手の体をチェックし、「このままではボールが右へ曲がるから○○の動きを変えます」「この骨盤の捻じれではパッティングのラインが出ないだろうから○○しよう」などの"ゴルフの改善"につながるコンディショニングをして成果を出してきました。
選手曰く「これをしてもらうとスイングが若返る」「これをしてもらうとなぜかボールがまっすぐに飛ぶんですよね」などの言葉をいただいた。

何をしてきたかというと、各プレーヤーの「いい状態(スイング)のアンバランスを保つ」ということでした。選手ごとにそのアンバランスは様々です。脊柱に出やすい人、骨盤に現れやすい人などなど・・・。
この前見たNHKの「ミラクルボディ」ではフィギアの男子選手のバランスの素晴らしさを解明していました。しかし、一見して左肩が明らかに下がってる、このような場合は左ろっ骨と左骨盤をつなぐ筋肉が右に比べ緊張した状態を意味しており、いわいる"歪み"の状態である。しかし動的バランスや片足立ちでは見事な重心の保持が示されていた。

結論、人は歪みのバランスを保つことで姿勢や動きを保っている。理想のコンディショニングとは、その人にとって理想のアンバランスを保つことである。またアンバランスの許容範囲は基礎体力のある方が大きいのも覚えておきたい。

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Profile

石渡俊彦(いしわた・としひこ)

-----<経歴>-----

プロゴルファー&フィジカルトレーナー。
スポーツコンディショニング研究所代表。
1965年千葉県生まれ。
高校時代、野球で甲子園をめざすも肩の故障で断念。
地元のゴルフ練習場で働きながらプロをめざし、その練習場で知り合った中嶋常幸プロの門下生に。
95年、30歳でプロテストに合格したが、3年後に背中を痛めツァープロの道を断たれる。
しかしその体験を元に専門学校に通って整体、運動医療を学び、スイングのことも体のことも分かるフィジカル・トレーナーとして独自の世界を拓く。
中嶋や服部道子のコーチとして復活・優勝を助けたことが高く評価され、04年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
現在ヴィクトリアゴルフ五反田店、青山店、世田谷店において「けんこう寺子屋ゴルフスクール」を主宰。
また05年10月に千葉駅前に「Golf Studio "f"」を開設した。

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石渡俊彦のスポーツコンディショニング研究所
http://www.sc-labo.com/

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