Calendar

2009年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« 石川遼君、今季初優勝で全英オープン出場へ!
メイン
宮里藍ちゃん米ツアー初優勝 »

第138回全英オープンゴルフ観戦記

ターンベリーで行われた今年の全英オープン。
石川遼君の出場で戦前から大いに話題となった。
しかも予選ラウンドはあのタイガー・ウッズと同組、遼君本人も緊張したようだ。
初日、本人は震えたと言いながらも堂々たるプレー振りで2アンダー21位タイフィニッシュ。
彼はここでも自分のスタイルを貫き通し、ターンベリーのコースに正面から立ち向かった。

特にアイアンの切れが素晴らしく、ピンをデッドに攻めるショットは多くのギャラリーを魅了したであろう。
ボギーが出るもののバーディー先行のいい形で進められたこと、またタイガーの歩く姿
(今回遼君が学びたかった部分)を目の当たりにしながら、いいリズムをもらえたのではないだろうか?
今の遼君は全てを自分の力に変える力がある。


2日目はさらに期待を持って観ていた。
しかしこの日は風に寒さが加わり、徐々に全英オープンらしさが顔を見せる。
地盤1つ落としてしのいだ10番ホール、ここでタイガーがロストボールに見舞われる。
ここ数年タイガーはバックスイングの早い時期にクラブフェースを開く動きを取り入れているが、
正直その真意が分からない。現に右へのミスは依然として多い。

ここから2人がともにリズムを崩すのだが、10番のセカンドが遼君の全英のキーショットの1つに
なったのは間違いないのではないか?
ライが悪かったのか?ボール探しで体が冷えてしまったのか?いずれにしろ、それまでの彼からしたら
大きなミスショットだ。あのダブルボギー後に15番までボギーを重ねるのだが、この経験は次の全米プロの糧にしてくれることを信じている。
石川遼の初全英オープンは+6の85位タイで幕を閉じた。

しかし昨年のG・ノーマン以上に世界を沸かせた59歳のT・ワトソンの快進撃!
結果的にはS・シンクにプレーオフで敗れたが往年のプレーを知っているゴルフファンは連日連夜大いに
興奮したであろう。
実は私も今から25年前に中嶋プロのキャディをした際、同組の彼のプレーを目の当たりに見ていた。
丸太のような二の腕、ヒールアップを伴う二ーアクションから繰り出される綺麗なドローボールは
日本人の球筋とは全く違った。ちなみにトップでのシャットフェースも以前よりは落ち着いているように見えたが。
ただ時折アップで映るパターヘッドの動きには依然ハラハラさせられる。
何故あそこまでインサイドにあげちゃうの?と言いたくなる程だ。
あのテークバックではスライスラインは難しい、時にショートパットになるほど。
それが1つでも入っていればチャンピオンになっていたのに!
いやゴルフに「たら」「れば」は禁句、辞めておこう。

こんなあことを思い出した。
以前マッシーこと倉本プロが「日本人が勝つ可能性があるメジャーは全英だ」と言っていたが、改めてそう感じた。
日本で覚えたゴルフで戦える場所、それが全英オープンだ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/3450

コメント (2)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクに書かれている文章を必ずご確認いただきますよう、お願いします。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

なお、投稿されたコメントは、このサイトを構築するシステムの関係上、「毎時5分と35分」に自動更新されるよう設定されています。投稿されてもすぐに反映されませんが、上記の時刻になれば自動で書き込まれます。

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

石渡さん

わたしも近年になく「全英オープン」をはらはらどきどきで観ていました。

前半は石川遼君とT.ウッズ選手。遼君にはいい勉強になったのではと思います。また次に期待しましょう。T.ウッズ選手はどうしちゃったんだろうと観ていました。過去の彼を見ているだけに神業というか、観客を唸らせてくれるプレーが全く観られず残念でした。年齢とプレースタイルの過渡期なのでしょうか。これで終わる選手とは思えませんが。

何といってもT.ワトソン選手の頑張りは観ていて感動しました。最後まで首位をキープしていたのに、最後の18番ホールのセカンド・ショットがオーバーして、返しのパットも微妙なオーバー、そして運命のパー・パット! このパットで勝負がついてしまったと思いました。残念至極! しかし、彼も人間なんだと変に納得してしまったことでした。

それにしても、T.ワトソンのように59歳、今年60歳でも、遼君のように17歳でも対等に競えるスポーツって他にありますかねぇ。凄いスポーツを考え出したものだとつくづく感心した次第。また、そんなゴルフとはいろいろな意味で正反対ともいえるサッカーとかラグビーとか、これはとても年寄りにはできんわ、という激しいスポーツをも生み出した英国というクニの文化にほとほと敬服してしまいます。高野さんではないですが、スポーツは文化だと感じたことでした。

コメントを投稿

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

石渡俊彦(いしわた・としひこ)

-----<経歴>-----

プロゴルファー&フィジカルトレーナー。
スポーツコンディショニング研究所代表。
1965年千葉県生まれ。
高校時代、野球で甲子園をめざすも肩の故障で断念。
地元のゴルフ練習場で働きながらプロをめざし、その練習場で知り合った中嶋常幸プロの門下生に。
95年、30歳でプロテストに合格したが、3年後に背中を痛めツァープロの道を断たれる。
しかしその体験を元に専門学校に通って整体、運動医療を学び、スイングのことも体のことも分かるフィジカル・トレーナーとして独自の世界を拓く。
中嶋や服部道子のコーチとして復活・優勝を助けたことが高く評価され、04年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
現在ヴィクトリアゴルフ五反田店、青山店、世田谷店において「けんこう寺子屋ゴルフスクール」を主宰。
また05年10月に千葉駅前に「Golf Studio "f"」を開設した。

BookMarks

石渡俊彦のスポーツコンディショニング研究所
http://www.sc-labo.com/

→ブック・こもんず←

当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.