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2008年8月 9日

日本のゴルファーはバックスイングに執着しすぎ!?

ここ最近ラフが伸びてきたせいか、やたらと「叩くスイング」のゴルファーを目にします。


あぁ体にもスコアにも悪いな(笑)と思いながら見ています。


で、そういう人に共通しているのが「スイングのどこを気にしていますか?」と聞くと、まず間違いなくバックスイングに関わるポイントを丁寧に教えてくれます。


「テークバックは・・・」、「トップの位置は・・・」。


ちょっと待った!テークバックでボールを打つわけじゃないのに何でそこまでこだわるの?と思うほど。

しかし、打つための準備をちゃんとしないといいショットが出ない、それはわかる。


だが所詮バックスイングはインパクトのための準備、つまりメインであるインパクトからフィニッシュのイメージや意識がなくては、結果にはつながらないのだ。


そうやって努力が報われない人への効果的なレッスン、ミドルアイアンを持ち


「まずアドレスをとって、そこからバックスイング無しでフィニッシュを取りましょう」


「ね!簡単に取れるでしょ?」


「では実際のショットの時に何故フィニッシュが取れないと思います?それはバックスイングが必要以上に大きいか、無駄な動きをしているからです」


次は実際にティアップしたボールを打ちます。


「フィニッシュで3秒止まりましょう、ダフろうがトップしようが絶対に止まってください」。


最初は上手くあたらない人も続けるうちにいい当たりが続くようになります。


この段階でバックスイングへの意識より、フィニッシュへの意識のほうが強くなり、結果としてバックスイングも適度な大きさ、適度な力加減へと変化しています。


ここまでくれば8割方OK!仕上げはティアップ無しで同じ事をします。


初めは“上手く当てなきゃ”と先ほどと違う事をしがちですが、進めていくうちにボールをクリーンにヒットできるようになります。


実際にコースで上手く打てないケースでは、フィニッシュを意識させることによってショットの成功率が大きく変わります。


次はアプローチ!これもやたらと大きなバックシングをしたがるようです。私から見れば¥1,000の品物を¥3,000も出して買っているようなもの。


ここは¥980いや¥900で買っちゃいましょうよ。


そうするとピタッと止まるアプローチが皆さんも打てますよ。


何を言いたいかと言うと、必要最低限のバックスイングの大きさで、しっかり打てばボールはスピンが効いて止まりやすい!ということです。


経営に関わる多くの方はゴルフをします、そこで私はそんな方達へ効果的かつ有効的なアドバイスを発見しました。まず、アドレスが損益分岐点、そしてテークバックが負債で、フォロースルーが純利益。


皆さんはアプローチするたびに赤字で、そのうち倒産しますよ。もっと負債を小さくして利益を増やす効率的なストロークを実践しましょう!と。


こういうアドバイスの方がピンと来るようです。


さすが経営のプロ!

Profile

石渡俊彦(いしわた・としひこ)

-----<経歴>-----

プロゴルファー&フィジカルトレーナー。
スポーツコンディショニング研究所代表。
1965年千葉県生まれ。
高校時代、野球で甲子園をめざすも肩の故障で断念。
地元のゴルフ練習場で働きながらプロをめざし、その練習場で知り合った中嶋常幸プロの門下生に。
95年、30歳でプロテストに合格したが、3年後に背中を痛めツァープロの道を断たれる。
しかしその体験を元に専門学校に通って整体、運動医療を学び、スイングのことも体のことも分かるフィジカル・トレーナーとして独自の世界を拓く。
中嶋や服部道子のコーチとして復活・優勝を助けたことが高く評価され、04年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
現在ヴィクトリアゴルフ五反田店、青山店、世田谷店において「けんこう寺子屋ゴルフスクール」を主宰。
また05年10月に千葉駅前に「Golf Studio "f"」を開設した。

BookMarks

石渡俊彦のスポーツコンディショニング研究所
http://www.sc-labo.com/

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