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2009年7月11日

INSIDER No.499《SUMMIT》温暖化ガス削減目標の迷走──日本は率先、「無炭素社会」実現を!

 イタリアのラクイラで開かれたG8サミットとMEF(主要国経済フォーラム)は、ホストのベルルスコーニ伊首相が離婚騒動の真っ最中なのはご愛敬として、麻生太郎首相は政権崩壊状況で2国間首脳会談の相手探しに苦労する有様だし、世界経済でも地球温暖化でも実質的な主役であるはずの胡錦涛中国国家主席は新疆ウイグル自治区の争乱で途中で帰国してしまって、それでなくとも前々から指摘されていた「G8は世界の問題を解決できない」という酷評に一層力を与える結果となった。

●2050年温暖化ガス半減論の空しさ

 中心テーマの1つである地球温暖化対策については、昨年の洞爺湖サミットで「世界全体で2050年までにCO2半減」の合意形成に失敗したことの反省に立って、今回はG8側が一歩踏み出して「先進国全体で50年までに80%以上削減」を打ち出すことで、途上国を含めたMEFを説得しようとした。しかし、肝心の中国が不在である中で主にインドが反対論の急先鋒となり、またも合意に失敗した。

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2008年7月14日

INSIDER No.449《SUMMIT》予想どおり“失敗”に終わったサミット──なのに「共有」「合意」という見出しを乱舞させるメディアの罪

 言葉のお遊びはいい加減にして貰いたい。毎日新聞を例にとれば、G8の結果について報じた9日付一面トップが「2050年半減『世界で共有』/G8合意/中期目標は数値盛らず」、翌日のMEMについて報じた10日付が「『長期目標共有』で合意/温暖化でG8と新興国/『50年半減』盛らず」と大見出しがついているが、これはどちらも「『50年半減』で合意成らず」でなければおかしい。

 9日付の見出しだけ読めば、「2050年CO2半減」の長期目標についてG8が合意したという印象しか浮かばない。ところが実際には、記事の中身は誰もが理解できるように、米国は明らかにこの長期目標に反対で、G8は合意に失敗した。また「半減」をいつを基準年にして達成するのかについて欧州と日本との間で大きな食い違いがあり、それを埋めることにも失敗した。従ってさらに、それを達成するための現実的な目標として2020年の中期目標を確定することが長期目標への真面目さを占う試金石として注目されたが、もちろんそれにも失敗した。

●メインテーマにしたのが間違いの始まり

 そもそもから順を追って言えば、まず日本国内でさえも確かな合意がない。安倍晋三前首相は6日のサンプロに退陣以来初めてTV出演して、終始にこにこと愛想よく、饒舌に、「昨年のドイツ・サミットで《2050年にCO2半減》を提案して『真剣に検討する』という議長総括を引き出したのは自分だ」と語った。しかしその中身のことになると、半減というのがいつを基準年としての話なのかについては曖昧のままに留まっていて、「数値目標というよりビジョンを共有しようという呼びかけだった」ことを認めた。

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