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2008年5月31日

INSIDER No.441《SENGOSHI》私たちの若かった頃──森詠『黒の機関』文庫版への解説

 作家として活躍する森詠は、私より3つ年長で、私たちがまだ若かった30年余り前には週刊誌のライターをしていて、一緒に仕事をした。彼のその当時の初期作品で、戦後史の闇の部分に迫ったドキュメンタリー『黒の機関』がこのほど祥伝社から文庫として復刻されることになり、その解説を書いた。当時の時代の空気が多少は伝わるかもしれないのと、ジャーナリズム論に触れる部分もあるので、ここに再録して参考に供したい。

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 「ロッキード事件」と言っても、今の若い読者には何の感慨も湧かないだろう。3分の1世紀前のことで、歴史として教えられるには新しすぎるし、事件として知るには古すぎて、どうにも中途半端である。しかし、当時30代そこそこの、目をギラギラさせて取材に走り回るばかりの若手フリーライターだった森詠や私にとっては、その事件は、まさに青天の霹靂という古くさい表現でしか言い表しようのないほどの衝撃だった。喩えられるものがあるとすれば、9・11同時多発テロ事件かもしれない。あのWTCビルが崩落する映像をテレビで見て、それがハリウッドの劇映画ではなくリアルタイムの中継画像なのだと知って、脳天をブチ割られたかの衝撃を受けて、この出来事をいったいどう受け止めればいいのか、頭が回り始めるのに数日間を要するという体験を誰もがしたと思うが、それに匹敵するほどの、日本の政財官界を震撼させた一大疑獄事件がロッキード事件だったのである。

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