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2007年8月29日

INSIDER No.405《NEW CABINET》「自民党をブッ壊さない」がメッセージ?!──安倍新内閣の顔ぶれ

 一見すると、「エッ、こんな政治家いたっけ」という無名閣僚が1人もいない、ベテラン実力派揃いの、適材適所とは言い切れないもののそれなりに安定感のある閣僚・党人事で、これでトップが安倍晋三首相でなければ「なかなかいい内閣じゃないか」と言われたことだろう。御厨貴=東大教授が「本来なら一番取り替えなければいけない人が上に座っている」(28日付朝日)と言っているのは、その通りである。ということは、これは安倍の求心力の表れというよりも、むしろ逆で、トップが空虚であり、その下で近々総選挙を迎えて政権を失うことになりそうな切迫した危機感の中で派閥の論理が大復活して、派閥代表者会議のような内閣ができたのである。その意味では、「ポスト小泉なんか誰もやりたくない」という自民党全体を覆う無気力状態の中で、ほぼ満場一致のようにして安倍が総裁に選ばれた1年前の状況は、本質的に変わっていないどころか、一層深刻化して、何があろうとせめて我が派閥だけは生き残らなくてはという古い自民党の派閥政治の岩盤のようなものが露呈してきた姿と言える。

●消えた安倍カラー

 この人事が世間に発しているメッセージを一言で言えば、「自民党をブッ壊さない」ということである。元々安倍が、小泉改革路線の後継者であるかどうかは疑わしい。それでも彼は彼なりにこの1年間、憲法改正を真正面に掲げ、それへの地ならしと言える教育基本法の改定や国民投票法の成立を成し遂げ、また公務員制度改革にも取り組むなど、政治偏重でしかもタカ派色の濃い方向ではあったけれども、安倍流の改革イメージを打ち出そうと腐心してきた。その辛うじての安倍カラーも、それを担った「チーム安倍」がほぼ解体されたのに伴って消え失せて、後に立ち現れたのは森政権以前の古い自民党でしかなかった。

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2001年5月 9日

INSIDER No.15《NEW CABINET》小泉内閣の前途多難──疑似改革派政権の限界

「小泉首相は大変ですね。金泳三前大統領と同じで、何もやらないうちから余り人気が高いと、あとは下がるしかない訳ですから。何かをやらなければたちまち人気が落ちるし、何かをやっても最初の期待通りではないからといってまた人気が落ちて、最後は焦ってくだらない人気取り政策に走ることになる」

 在ソウルの知日派知識人は、発足早々の小泉内閣が87%の史上空前に達したとの読売新聞調査を聞いて、そう述べた。初めての軍人出身でない大統領として93年に登場した直後の金泳三の支持率は、奇しくも87%で、以後は何をしてもしなくても人気は下落する一方となり、それを何とか挽回しようと任期半ば過ぎに打った手が、旧朝鮮総督府の建物を取り壊して韓国民の“愛国心”に媚びるという低劣な政策だった。

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