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2006年7月 9日

INSIDER No.361《MISSILES》北朝鮮ミサイル連射の狙い──ブッシュに米朝協議への決断促す?

 「まるで花火大会」(韓国政府高官)のような北朝鮮の長・中・短距離取り揃えた7発のミサイル発射について、ライス米国務長官が「意図は分からない」と言ったのはおとぼけで、狙いはハッキリしている。第1に、これだけ一遍に発射する派手なパフォーマンスで世界の耳目を引きつけ、存在感を誇示すること。第2に、テポドンII(射程3500〜6000キロ?)の発射実験を通じて米国に「このまま我々を無視し続けると本当に米本土に届く大陸間弾道弾を完成させてしまうがそれでいいのか?」と揺さぶりをかけ、またノドンA(同1300キロ)とスカッドC(同300〜500キロ)の発射訓練を通じて日本と韓国に「お前らなんかいつでも撃てるんだぞ!」と脅しをかけること。第3に、とりわけ米国に対して、昨年9月以来の金融制裁を解除して米朝2国間協議に応じるよう決断を促すこと——である。

●テポドンIIは“失敗”だった?

 今回初めて姿を現したテポドンIIは、韓国の国家情報院の発表では「発射から42秒間エンジン燃焼を続けて正常軌道を飛行し、その後発射から7分間惰性で499キロ地点まで飛行した。不完全燃焼による振動衝撃か、燃焼室の内部亀裂など、エンジンの欠陥が原因で失敗した」。また日米両政府の分析でも「(飛距離を伸ばそうという)開発目的に沿った飛び方でなく、速度や高度が推定能力より著しく低かったことから、1段目のロケットに何らかの異常が発生し失敗に終わった」と考えられている。そうだとすると、北は本当は北海道上空をかすめて北太平洋もしくはハワイ沖まで飛ばすつもりだったということになる。普通なら、最低数分あるいは6〜7分は第1段目のエンジンが燃焼し、高度200〜300キロに達したところで第2段目を分離してそのエンジンに点火してさらに飛び続けるはずだが、その分離地点に達する遙か手前で第1段目のエンジンがトラブルを起こしたということなのだろう。

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