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2008年6月14日

INSIDER No.444《INSIDE OF MY BAG》鞄の中身(2)──水ボトル SIGG Clasic

 日本には555万台のペットボトル飲料自動販売機があって、国民1人当たり年間168本を消費するという。1人2日で1本ということで、これはもう「リサイクルすればいいじゃないか」という次元を遙かに超越している。そこで「マイボトルを持とう」ということで、私も以前から、そのへんのホームセンターで買った安物の魔法瓶や水筒を持って歩いたり忘れて出てしまったりしていたが、最近知人から「マイボトルならこれしかないですよ!」と勧められて欠かさず持ち歩いているのが、スイスのSIGG社のアルミ製ボトル。軽くて堅牢、安全、そして何よりフォームとデザインが美しい。

 SIGG社は社員わずか60人ほどの小企業で、1908年に創業してレジャー用品、台所道具などを地味に作ってきたが、その製品の1つであったレジャー用の水筒が、環境保護意識の高まりに乗って90年代から世界的に大ブレーク。そのため98年からは同社はこのボトルの生産・販売だけに事業を集中して製品の質の改良とラインナップの拡張を図り、今では欧州市場を完全に席巻したばかりか、数年前から米国でも大流行を引き起こし、いま日本でも愛好者が急増中という、まさに水筒の世界No.1企業に躍り出た。

SIGG:http://www.sigg.ch/default.htm

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INSIDER No.443《INSIDE OF MY BAG》鞄の中身(1)──ウィスキーボトル GOLD PFEIL/WEST GERMANY

 私はけっこう道具マニアなので、いろいろなものを鞄に入れて持ち歩いていて、よく人から「えっ、これって何なんですか?」と珍しがられたり興味を持たれたりする。有田芳生などその典型で、たまたま私が新しい鞄を持っていたりすると、「これ、どこで買ったんですか?」と訊くから「鎌倉西口の小さなブティック」と教えると、翌週にはそこへ行って同じ物を買ったりして、体のいい追っかけである。そういうわけなので、たいした物を持っている訳ではないのだが、面白がってくれる人もいるので、これから折に触れ、鞄とその中身をなす身の回りの小道具類を紹介し、それにまつわるエピソードや蘊蓄を語ることにしたい。写真入りの紙面は《ざ・こもんず》に掲載しているのでそちらをご覧下さい。

 第1回は旅行用のウィスキーボトル。仕事や宴会を終えて夜の10時か11時に家に帰っても、旅先でホテルに戻っても、「よーし、もう一頑張りするか」と気を取り直して、寝るまでの間に、溜まっているメールを処理したり、書きかけの原稿を仕上げたりするのが常で、そういう時にはまずウィスキーのロックを一杯用意する。それが「気を取り直す」ための儀式なのだ。だから旅行鞄にはいつもウィスキーボトルがいつも入っている。

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