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2007年5月20日

INSIDER No.392《COUNTRY LIFE》半農牧半電脳生活の根拠地としての書斎──安房鴨川に移住して田舎暮らしを始めるの記・3

 私が始めつつあるのは、「半農半X」の自分流の形としての「半農牧半電脳」の暮らしである。「農」とは、ここから車で5〜6分の距離にある農事組合法人・鴨川自然王国でこの十数年来取り組んできた米作りを中心とした農作業や都市農村交流の活動を続けつつ、自分でも家の脇に小さな畑を作って自給自足度を高めることである。「牧」とは、いずれここで馬を飼って周辺の山々を乗り回し、あるいは近所の居酒屋に乗り付けたいという夢である。帰りは、眠りこけても落ちさえしなければ馬が家まで連れて帰ってくれるはずだ。馬は道路交通法上、軽車両扱いなので、厳密には酒酔い運転になるが、今まで馬で検問に引っかかった事例は聞いたことがない。とはいえこれは、私が全国を飛び回って月の半分も留守にしているようでは馬の世話が出来ないので、もう少し落ち着いてここで過ごせるようになってから実現を図る。

 「電脳」とは、言うまでもなく、ネットを通じて連絡しあったり、調べ物をしたり、原稿を書いて送ったりして仕事をすることで、この僻地には光ファイバーが届く予定は全くの未定なのが残念だが、基地局が近いのでADSLでもさほど回線速度に不満を感じることはない。テレビがすべて光ファイバー回線に収まってしまい、地デジだBSだスカパーだといちいちアンテナとチューナーを買いそろえなくてもいい時代が来るには、まだ3〜5年はかかるだろうから、それまでにはいくら何でもここにも光ファイバーが届くと思いたい。ちなみにここは、地デジ以前の地上波アナログの段階ですでに僻地で、地上波テレビを見るにも、勝浦にある局からUHFで送信される地アナを村の共同組合のアンテナで受けてそれを有線で自宅まで引かなければならず、その組合加入料と工事費が30万円ほどかかる。地上波を見るのにですよ! それでその勝浦の局が地デジ対応になると、また負担金を取られる羽目になる公算が大きい。しかもそれではBSデジタルは見られないから、それは別途にアンテナを立てなければならない。テレビを見るにも田舎では手間も金もかかるのだ。

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2007年4月14日

INSIDER No.386《COUNTRY LIFE》どういう家を造りたいか──安房鴨川に移住して田舎暮らしを始めるの記・2

 前回に樹木の形をした奇妙な図を添付した。これが、私がどういう家を鴨川の山林に造りたいかを設計家や施工者に伝達するために、昨年の正月に一杯飲みながら作成したイメージマップである。

 この図は、世に「マインドマップ」と呼ばれる手法があるが、それを私流に勝手に変造して「心象曼荼羅図法」と自称している方法によって描いている。マインドマップそのものは、英国のトニー・ブザンが開発して世界的に普及したもので、ご存じの方も多いと思うが、実はかなり厳密な決まりごとがあってそれに従わないとマインドマップとは呼ばせないというような高飛車な姿勢がどうも気に入らない。そうまでしてマインドマップという名称を使わせて頂くよりも、もっと自由な発想で自分の心の中にあるものを好きなように表現すればいいわけで、私は、仏教とともにアジアで何千年も用いられてきた曼荼羅をイメージしつつ自分流にやっていて、これを大学のゼミ授業や各種のプレゼンテーションなどに盛んに用いている。

●榎の大樹に囲まれて

 私がこの土地をほとんど一目惚れのようにして購入した最大の理由は、その1800坪の山林のあちこちに生えている榎(エノキ)の大樹の枝振りの見事さである。ちょうど今頃になると、柔らかい黄緑色の若葉が芽吹いて、日々緑の濃さが増していって、敷地全体に春らしい風が吹き渡る。土地の古老に聞くと、昔はその榎の若葉を尊んで、少しだけ摘んでご飯に混ぜて炊き、春の訪れを味わったのだという。

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2007年3月29日

INSIDER No.385《COUNTRY LIFE》いよいよ念願の田舎暮らしが実現する──安房鴨川に移住して田舎暮らしを始めるの記・1

 3月26日に長年住み慣れた横浜市戸塚区から千葉県鴨川市に住民登録を移した。生まれてからこれまでに9回引っ越しをしているが、間違いなく10回目の今回が最後で、ここが終の棲家となるだろう。

 鴨川の山中に建設中の新居はすでに9割方出来上がっているが、実はまだ完成・引き渡しに至っていない。昨年8月末に地鎮祭を執り行って当初予定では2月末に完工するはずが半月延びて、さらにその段階で一部の家具・建具の施工が終わらなかった上に、建築家が細部に渡って監査して厳しい手直し要求をいくつも提起したため、もう1カ月延びて4月15日に引き渡しということになった。横浜の家がすぐになくなる訳ではないので、こちらとしてはじっくり丁寧に仕上げて貰ったほうがいい。4月から5月連休にかけて、まさに五月雨的に引っ越しを進め、念願のエセ(?)田舎暮らしが始まることになる。

 ここに至る経緯の途中までは、土地を入手した直後の03年10月20日付「インサイダー」No.154から約1年後に家のプランニングに入った頃の04年10月28日付No.236まで、「人生二毛作開墾記」と題して14回に渡り断続的に連載(サイドメニューのCATEGORY「DOUBLE-CROPPING」にまとめてあります)したが、その後は事情あって中断していた。いよいよ引っ越しが実現することになったので、上記の連載を一部補正の上、アーカイブとして収録すると共に、改めて「安房鴨川に移住して田舎暮らしを始めるの記」と題して、中断後の進展、実際にこれからそこで暮らし始めて何が起きるのかを「インサイダー」紙上で順次報告していくことにする。

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