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INSIDER No.514《Administrative Vice-Minister》「事務次官ポストを廃止せよ」という片山善博の提言──国家戦略局で実現して欲しい!

 9月28日付の日経「領空侵犯」欄で前鳥取県知事の片山善博=慶応大学教授が「事務次官ポストを廃止せよ」との持論を改めて展開している。その通りで、事務次官会議を廃止したくらいでは不足で、事務次官のポストそのものをなくしてしまうのが官僚体制改革の早道である。片山は、国家戦略局(今はまだ国家戦略室)の「予算編成のあり方検討委員会」に参加しているが、それにとどまらず、是非ともこの実現に取り組んで貰いたい。

《発言要旨》
▼今までは事務次官が省庁の実質的な責任を取っていて、大臣はトップではなかった。大臣などの政治家が責任を取り、幹部職員の人事もやるようになれば事務次官はいらない。
▼官僚は、税や国際金融など専門分野でそれぞれ局長を目指せばいい。現在の富士山型の組織を連峰型に変える。その方が職員も幸せだと思う。そして本当に役所のトップになりたいなら政治家になって大臣を目指せばいい。優秀な人材なら政治任用で副大臣や政務官になれるかもしれない。
▼今の事務次官は省庁の権益の守護者にすぎず、国民の利益に反することばかりしている。得意なのは根回しと場つなぎぐらいではないか。ピラミッド型組織を改めれば天下りもいらない。優秀な人は定年まで勤めてもいいし、大学で研究者になってもいい。
▼大臣が幹部人事をやるようになれば組織はすぐに変わる。

 同期の中で事務次官になれるのは1人だけだから、それ以外の人には残念賞としておいしい天下り先を用意して定年前に退職して貰うという慣行になっていた。しかし、片山も言うようにこれは「半分うそで、次官が一番楽なおいしいポストに天下っている」。だからどうしても次官に勝ち残るのが官僚の夢になってしまう。専門領域を持った実力本位のプロフェッショナルとして局長を勤め上げたら、後は次官か天下りか、どちらかの安楽が待っているという官僚人生の設計思想がおかしいのであって、実力局長として定年まで国家・国民のために働くことが夢ということになれば、むしろ意欲と情熱に溢れた若者が官僚を目指すのではないか。▲

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コメント (1)

ここやザ・ジャーナル(田中良紹氏)を読んで、やっと色々なことが判りはじめて来ました。まったくいい年して、こんな政治にに無知でいたこと(現在も中途半端ですが)が恥ずかしいです。
官僚のやりたい放題や自民党のふがいない政治に、イライラしつつも民主党も同じじゃないかと思っていました、政治家は皆一緒と。もう、日本は終わりなんじゃないかと諦めと不安だけが募り、正直、老後は豪州あたりに移住した方がいいかなと(笑)思っておりました。(逃避の心理、非現実的です)しかし、きれいごとだけでは、ことは進まず、深い闇のようなものもあるのも事実で、清濁併せ持っている、それが政治と言うものなのでしょう。
高野さんの今日の意見は、自分で自分が持ちきれなくなっている感のある行政人に、誠実な指針だと思いました。
この国を立て直してもらうには、優秀で政治家と協力もしくは、意見のやり取りがきちんとできる官僚を育てていかなければならないでしょう。それは国民(人類の)の利益を考えられる人間ということなんでしょうなえ。
高野さんのこの意見は、若い人が、目標を持てることにも繋がると思います。
私の娘は今、国立理系の大学2年生なのですが「公務員なんか目指してどうなるの?」と言います。私と同じにあきらめ派なのです(OH 若いのに!まったく!)専攻にかかわらず、ちゃんと、政治を学ばせようと思いました。これは有る意味、成人者の義務ではないかと思うのです。
こんな国にしてしまったのは、私のような無知で無責任な大人のせいでもあるわけで、無知は罪でもあるのだと思いました。
ここや、田中さんを読んで、何が害をなしていて、どういう力関係や対立があるのかもよくわかりました。
また、コメントを投稿している方々の御意見も素晴らしいです。(全部ではありませんが)
これからも、しっかり読んで、政治のあり方見方を学んでいこうとと思いました。
稚拙な物言いを、ダラダラと書きました、すみません。所信表明みたいなことが、したかったのかもしれません。

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