Calendar

2006年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Recent Entries

Recent Comments

« INSIDER No.353《FROM THE EDITOR》
メイン
INSIDER No.355《IRAN CRISIS》イラン攻撃に前のめりになる米国——戦術核兵器使用を真剣に検討 »

INSIDER No.354《FROM THE EDITOR》

●小沢一郎“待望”論が広がっている!

 イスタンブールからロンドン乗り継ぎで成田に戻って自宅に一泊、翌12日は読売TV『激テレ金曜日』の生放送で大阪へ。新横浜駅でリクルート社のビジネスマン向け情報誌『R21』を何気なく手に取って車内で開くと、その巻頭記事が「13年前に知識人が絶賛した1冊、小沢一郎代表のベストセラー『日本改造計画』を今こそ読んでみる」というものだったので、ちょっと驚いた。

 当時、政治家の著書としてはまったく異例なことに80万部を売ったこの本の新版を出してほしいということは、私が番組などで小沢に直接言い、また鳩山にも9月自民党総裁選前にそれを出して、さて安倍なり福田なり与謝野なりの“国家論”はどういうものなんだ、テレビ映りがいいとか悪いとかじゃなくて、この次元で論争しようじゃないか、とこちらから仕掛けて行かないとダメだ、と進言したりしてきたことなので、一般誌にこういう記事が出てくるのは我が意を得たりというところだ。

 それで新大阪で降りて1Fの大きな本屋を覗くと、何とその『日本改造計画』が平積みになっている。いやあ講談社も抜け目ないね。奥付を見ると、初版1993年5月30日、本体価格1500円のその本を06年5月8日、第23刷発行、価格はそのままで増刷している。

 14日のサンプロも、田中眞紀子久々登場で、かつてコンビというか“母と息子”のような関係だった小泉をボロクソに言う反面、今度は小沢一郎を「小泉の5年間で日本社会のバランスが悪くなって、右に寄ってしまった。それを真ん中に戻せるのは小沢さんしかいない」と持ち上げることしきり。「じゃあ田中さんは民主党に入らないと」と言う田原総一朗に、真紀子は「いやあそれはありません。私はあくまで自由な立場で」とかわす。田原がさらに「入らなくてもとにかく小沢を応援するんですね」と畳み掛けると、「いや、だってまだ応援してくれと言われている訳でもないし、うるさいから来ないでくれと言われたりして、ワッハッハ」とはぐらかしてはいたけれども、やる気は満々のようだった。

 こういう番組をやると、すぐに「小沢を持ち上げ過ぎだ」「不偏不党を逸脱している」といった批判や抗議が来るけれども、そうではないんで、小沢代表を得て民主党がようやく野党らしい野党になって選挙を通じての正々堂々の政権交代が実現することが、日本の民主主義にとって望ましいし、何より政治を面白くするという観点から「小沢頑張れ!」と挑発するのが、田原および番組のスタンスである。小沢は、暗い、言葉が少ない、分かりにくい、人が付いてこないのに対して、真紀子は、明るい、おしゃべり、分かりやすい、人を引きつける力がある。いいコンビになるのではないか。

 真紀子の舌鋒は相変わらずで、ポスト小泉の自民党候補たちについて「あんな程度の議員はいくらでもいるし、経済界とかにはもっと優れた人がたくさんいる。安倍なんて、耳学問だけで政治信念も何もなく、森永発売のヘナチョコでしょう」と一刀両断。森永のヘナチョコって分かりますよね、安倍夫人は第3代森永製菓社長森永太平の孫なんですね。これはちょっと、森永製菓の広報室から「当社のチョコにはヘナチョコという商品はない」とクレームが来るかもしれないなあ。冗談ではなくて、前に財部誠一がリポーターになって中国市場をめぐる自動車戦争を特集したときに、財部が「ワーゲンは…」と連発したら、フォルクスワーゲン・ジャパンから「当社の社名はフォルクスワーゲンであってワーゲンではない」と強硬な抗議があって、番組プロデューサーはそのお詫びに1週間も2週間も同社に呼びつけられて大変な目に遭った。私を含め出演者は勝手なことを言っているが、その陰でプロデューサーは年がら年中、信じられないようなバカバカしいクレームへの対応に飛び回っているものなのである。▲

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/458

Profile

現在、INSIDERニュースレターの内容は、ご覧の《THE JOURNAL》内でブログの形で公開されております。
誰でも無料で閲覧し、またそれについて感想や意見を書き込むことが出来るようになっておりますが、従来通り、お手元に電子(Eメール)版配信もしくは印刷版郵送の形で講読を希望される方は、引き続きEメール版:年間6,300円(税込)、ペーパー(紙)版:年間12,600円(税込)をお支払いください。[法人購読の場合は年間105,000円(税込)になります]
ウェブ上で無料で閲覧できるものが、Eメール版・ペーパー(紙)版が有料なのはどういうわけだと思われるかもしれませんが、後者の場合、読者名簿管理と請求の事務、配信と郵送の手間が必要であり、とりわけ印刷版の場合は紙代、封筒代、印刷代、郵便代のほか宛名を印刷して封筒に貼り、印刷されたものを三つ折りして封入し、糊付けし、紐で束ねて郵便局に運び込むのに膨大な手間とコストがかかっていることをご理解下さい。
また、無料で閲覧できるならそちらに切り替えたいという方もおられると思いますが、残余の購読期間は引き続きEメール版もしくはペーパー(紙)版を配信させて頂き、購読料を途中返還することは致しませんのでご了解下さい。

BookMarks

TOKYO KALEIDO SCOOP
http://www.smn.co.jp/

INSIDER(インサイダー)
http://www.smn.co.jp/insider/

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.