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INSIDER No.22-1《FROM THE EDITOR》

●『JSA』が凄かった!

 韓国で史上空前の興行記録を達成した『JSA』を遅ればせながら観て、こういう凛々しい映画は、何もかも緩みきったような今の日本ではもう作れないのかなあと、映画そのものも切ないのですが、そのことのほうがもっと切なくて、唇を噛む思いで映画館を後にしたのでした。平日の午後とはいえ、入替制のその回の観客は30人ほど。現実の 「38度線」を目の前に抱えている韓国と切迫感が違うのは仕方ないとして、戦闘アクションであり謎解きミステリーであり男の友情ドラマであり、そして何よりも韓国の若い世代(監督も主役たちも30代から20代)の南北問題の受け止め方の表出でもあるという、4次元方程式をいっぺんに走らせるかのような高等数学的な構成力を持ったこうした映画を、面白いと思う日本人はもう少なくなっているのでしょうか。同映画のサイトはhttp://www.jsa-movie.com/

●『原典・メディア環境』が役に立つ!

 月尾嘉男・浜野保樹・武邑光裕編『原典・メディア環境』(東大出版会)は、720ページ余りの大冊で値段が1万円というのはちょっと重いですが、メディア論に関心ある向きは手元に置かざるを得ない貴重な文献集。「1851-2000」と副題が付いているように、1851年ロンドン万博の開催に前後して始まった電信・放送・コンピュータ・インターネット(理論)の歴史にまつわる必読基礎文献141点の抄録を採集・翻訳・配列して解説を加えたもので、今の電子的地球村がどんな先人たちの試行錯誤の上に築かれてきたのかを鳥瞰することが出来ます。

●玉木正之『日本人とスポーツ』が面白い!

 NHK教育テレビ「人間講座」(水曜日夜11:00〜)で放映中の玉木正之「日本人とスポーツ」が面白い。第1回「スポーツの現在と未来」から始まって、以下「日本人と」体育、スポーツ・ナショナリズム、アマチュアリズム、企業スポーツ、プロ・スポーツ、スポーツ芸術、スポーツ・ジャーナリズム……という具合に、明治以来の「富国強兵」策の下での日本人のスポーツ観の歪みを跡付けつつ、最終回では「国家・企業・学校スポーツ」から「地域・市民スポーツ」への転換を提言します。再々放送が金曜日深夜で、それも第1回は終わっていますが、13日26時頃から第2回が放送されます。また日本放送出版協会からテキストが発売されています(560円)。

●読者からのお便り

■Yさんより「宗男は十勝の恥」

「小泉はどのくらい“反自民”なのか」の分析は読み応えありました。なるほどです。人間はやはり過去からなかなか脱却できないですね。小泉政権はこの夏までもたないでしょう。自民党のゾンビが甦ってくるからです。田中外相と激論している鈴木宗男も自分にも人権があるといいますが、彼の政治手法が評判を悪くしているという自覚が足りませんね。崇高な?政治理念や倫理の希薄な彼は、人間の弱みでもある「利益」を巧みに滋養として太って「政治力」を増してきた方です。地元選出議員として十勝の恥です。いままでの自民党を体現している方です。

■Kさんより「有線ブロードに期待」

 有線ブロードネットワークスの記事、興味深く拝読させていただきました。韓国に後れを取ってしまった、日本のブロードバンド情報通信網の発展に関して、NTTのISDN普及戦略がADSLの普及を阻害してしまったことは、まさにNHKのHDTV開発での失敗と重なり合います。

 有線ブロードネットワークスに関しては、確かに非合法に有線放送事業を展開してきた過去があります。一方で、NTTによる通信事業の独占化、NTTと電力会社による電柱の独占化が有線事業の非合法化を招いたと考えられませんか?

 リクルート事件は当時のリクルート社長江副氏が通信ビジネスに参入したいがために、政治家にリクルートコスモス株を配りました。江副社長は10年以上前から現在のIT革命を見通していたのでしょう。そこで有線ブロードの2代目社長、宇野康秀氏に注目しています。1989年に人材派遣会社インテリジェンスを起業、昨年店頭公開し本年長者番付4位にランクされました。先代の社長の死によって、次男である康秀氏がその実力をかわれ、有線ブロードの2代目社長に就任しました。社長就任後に、有線事業の合法化、ITビジネスへの展開などベンチャー企業家としても今後注目に値する人物だと思います。

 先代社長とリクルートの江副氏は、旧知の仲だったとのこと。宇野康秀氏はリクルート・コスモスで1年間働いていたことを考えると、リクルート事件からの因縁を思い起こします。

 私自身は有線ブロードおよび関係会社のインサイダーではありません。宇野氏の会社に投資をしている者です。NTTに独占されてきた通信業界にベンチャーで切り込んでいった男たちという視点でのレポートをこれまでに読んだことが無かったので、貴殿の今後の取材に期待しています。

■Kさんより「スクープです!」

 NTTの「iモード」で使われている、数字・文字変換装置の権利売買を巡って殺人が起っているのに、闇に葬ろうとしています。HPを見て下さい。
http://members.aol.com/kaccyan/okamura1

■Tさんより「バリアフリー情報専門サイトをリニューアル」

 突然、電子メールをお送りし、失礼いたします。昨年12月に開設した「ばりあふり〜情報屋」が、完全自動版として大幅リニューアルいたしました。ぜひお見知りおきいただきたく、ご案内申し上げます。
http://www.ibunka.net/

 地域別のバリアフリー情報のほか、製品、書籍、各種PRなどの日常生活情報をご投稿いただくと、サイト管理者の手を介することなく瞬時に、不特定多数の人に向けて公開できる仕組みです。その他、疑問を書き込んでおくと、サイト利用者から寄せられた回答が自動的に電子メールに届く「Q&A」コーナーなども設置いたしました。

 バリアフリー関連の情報は無数に発信されてはいるものの、専門誌などがないために、必要とするすべての人には届いていないのが実情です。「ばりあふり〜情報屋」は、あらゆる情報が不特定多数の人に二次利用、三次利用されることを目指した私設サイトです。ぜひ一度、今お持ちの情報を投稿してください。

 なお、当サイトでの情報掲載はすべて無料です。ご利用料などをご請求するものではございません。どうぞ、安心してご利用ください。▲

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