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天皇陛下即位20年

091112_1.jpg天皇陛下の即位20年を祝う政府主催の「天皇陛下御在位20年記念式典」が12日、天皇、皇后両陛下を迎えて東京都千代田区の国立劇場で開かれた。

鳩山由紀夫首相、衆参両院議長、最高裁長官、駐日各国大使ら約1000人が出席し、鳩山首相は「天皇、皇后両陛下、どうかこれからも、ますますご健康であられますようにと心から申し上げたいと思います。これは、両陛下を敬愛する国民すべての偽らざる気持ちであると確信しているところでございます」とあいさつした。

天皇陛下は「今日、我が国はさまざまな課題に直面しています。このような中で、人々が互いにきずなを大切にし、英知を結集し、相携えて努力することにより、忍耐強く困難を克服していけるよう切に願っています」と述べた。また90年11月12日の即位の礼を振り返り、「あの日沿道で受けた国民の祝福は、この長い年月、常に私どもの支えでした。即位20年に当たり、これまで多くの人々から寄せられたさまざまな善意を顧み、改めて自分の在り方と務めに思いを致します」と心情を示した。

お言葉全文

即位20年に当たり、政府並びに国の内外の多くの人々から寄せられた祝意に対し、深く感謝します。
今年(こんねん)は平成生まれの人が成人に達した年で、スポーツその他の分野でも、既に平成生まれの人々の活躍が見られるようになりました。20年という時の流れを思い、深い感慨を覚えます。ここに即位以来の日々を顧み、私どもを、支え続けてくれた国民に心から謝意を表します。
この20年、さまざまなことがありました。
とりわけ平成7年の阪神・淡路大震災をはじめとし、地震やそれに伴う津波、噴火、豪雨等、自然災害が幾度にもわたり我が国を襲い、多くの人命が失われたことを忘れることはできません。改めて犠牲者を追悼し、被災した人々の苦労を思い、復興のために尽力してきた地域の人々、それを全国各地より支援した人々の労をねぎらいたく思います。

即位以来、国内各地を訪問することに努め、15年ですべての都道府県を訪れることができました。
国と国民の姿を知り、国民と気持ちを分かち合うことを、大切なことであると考えてきました。それぞれの地域で、高齢化をはじめとしてさまざまな課題に対応を迫られていることが察せられましたが、訪れた地域はいずれもそれぞれに美しく、容易でない状況の中でも、人々が助け合い、自分たちの住む地域を少しでも向上させようと努力している姿を頼もしく見てきました。これからも、皇后と共に、各地に住む人々の生活に心を寄せていくつもりです。

先の戦争が終わって64年がたち、昨今は国民の4人に3人が戦後生まれの人となりました。この戦争においては、310万人の日本人の命が失われ、また外国人の命も多く失われました。その後の日本の復興は、戦後を支えた人々の計り知れぬ苦労により成し遂げられたものです。今日の日本がこのような大きな犠牲の上に築かれたことを忘れることなく、これを戦後生まれの人々に正しく伝えていくことが、これからの国の歩みにとり、大切なことではないかと考えます。

この20年間に国外で起こったこととして忘れられないのはベルリンの壁の崩壊です。即位の年に起こったこの事件に連なる一連の動きにより、ソビエト連邦からロシアを含む15ヶ国が独立し、それまでは外部からうかがい知ることのできなかったこれらの地域の実情や歴史的事実が明らかになりました。より透明な世界が築かれていくことに深い喜びを持ったことが思い起こされます。しかし、その後の世界は人々の待ち望んだような平和なものとはならず、今も各地域で紛争が絶えず、多くの人命が失われているのは誠に残念なことです。世界の人々が、共に平和と繁栄を享受できるようになることを目指して、すべての国が協力して努力を積み重ねることが大切であると思います。

今日、我が国はさまざまな課題に直面しています。このような中で、人々が互いに絆(きずな)を大切にし、叡智(えいち)を結集し、相携えて努力することにより、忍耐強く困難を克服していけるよう切に願っています。

平成2年の即位礼の日は、穏やかな天候に恵まれ、式後、赤坂御所に戻るころ、午後の日差しが、国会議事堂を美しく茜(あかね)色に染めていた光景を思い出します。あの日沿道で受けた国民の祝福は、この長い年月(ねんげつ)、常に私どもの支えでした。即位20年に当たり、これまで多くの人々から寄せられたさまざまな善意を顧み、改めて自分の在り方と務めに思いを致します。
ここに、今日の式典をこのように催されたことに対し、厚く感謝の意を表し、国の繁栄と国民の幸せを祈ります。

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