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「日本一新運動」の原点(69)── 巨大メディアの「小沢排除」が国を滅ぼす »

「日本一新運動」の原点(67)── 脱原発とエネルギー問題

 7月29日(金)、私が顧問をしている「志信会」(会長・大西信弥)の総会が東京で開かれ、「脱原発とエネルギー問題」で話をした。時の問題でもあり、以下にその要旨を転載するのでメルマガ会員諸氏のご意見をいただきたい。

○脱原発とエネルギー問題

■田中元首相の思い出

 田中角栄さんが、昭和49年に首相を辞めた直後だったと思うが、前尾衆議院議長の用事であったとき、こんな質問で困ったことがある。

「平野君、東京電力と東北電力でつくる電気で、質の違いがあるがそれがわかるか」と。「わかりません。そんなことあるわけがないでしょう」と答えると、「まだ勉強が足りないぞ」と叱られ、その後ずっと気になっていた。

 私が参議院議員となって、新進党時代の勉強会(平成8年頃)に東北大学学長を務められた半導体の世界的権威者・西澤潤一郎博士を招いたことがある。講演が終わって誰か質問しろということになり、司会者が私を指名した。丁度よい機会と思い、田中首相から「勉強が足りない」と叱られた「東京電力と東北電力がつくる電気で、質の違いがあるか」と質問してみた。

 西澤博士の答が勉強になった。「さすが角栄さんだ。最近の先端科学技術は、それに関わる人間の精神性や倫理性によって、製品の質に微妙な差が出る。例えば半導体の優れた製品は、儒教文化社会の日本・韓国・台湾で仕上がり率が高い(当時中国は先端技術は後進国だった)。その原因は電気の質にある。先端技術というものはそういった目に見えないもの、人間の心理的なものの影響を受ける世界なのだ。角栄さんは天才だ」という話だ。

 この時、思い出したのは、昭和55年頃衆議院科学技術委員会担当課長時代に、四国の伊方原発を視察に行った時のことだ。所長との懇談で私が、「原発で事故が発生する場合、回数の多いのは何か、原因と対応はどうしているか」と質問した。所長は「技術面では100%とは言いませんが、事故を起こさない自信があります。事故が発生するとすれば、原発に関わる人間の過信・怠慢・油断・傲慢などが原因です。そのため人間の教育を徹底的にやっています」と答えてくれた。

 田中角栄さんの話、伊方原発所長の話といい、昭和時代にはこういう心情で生きる指導者たちが数多くいた。それに比べ平成時代になって、世の中の指導者たちのほとんどがフリーズ多発のパソコンに似て、人間の思考をしなくなった。その代表が菅首相といえる。

■私とエネルギー問題

 平成6年6月に非自民連立政権が崩壊して、村山・自社さ政権ができた頃、ある会合で宮沢前首相と田中秀征企画庁長官(当時)と顔を合わせたことがあった。その時2人に「永田町の鯰がいる。この次はいつ地震を起こすのか」と冷やかされたことがある。世間では、今でも私のことを『永田町の嫌われ者』と思っている人が多いが、実は私は「エネルギー問題」ではそれなりの見識を学んでいると自負している。

 衆議院事務局に勤めて2年目にした仕事は、昭和36年頃の「石炭対策委員会」だった。石炭から石油にエネルギー転換する社会の激動を石炭合理化で体験した。昭和48年の石油ショックの時期には、前尾衆議院議長秘書で、石油外交でエジプトやクエートなどを議長のお伴で訪問し、石油問題の深刻さを勉強した。昭和55年頃は科学技術委員会担当課長で、原発問題を中心にエネルギー資源の確保を勉強した。ソーラー発電が実用化した頃で、つくば科学博の正面に京セラのソーラー発電でネオンを付けるアイデアは私が提案したものだ。

 平成4年の参議院選挙に高知地方区から出馬したときには、室戸の海洋深層水の温度差を活用して発電する構想を専門家から教わり、地元を啓蒙したが失敗した。参議院議員となってから、原発行政の改革の勉強会を立ちあげ、現在のウラニウム原発の危険性、特にプルトニウムを使用する「もんじゅ」や「プルサーマル」の廃止を訴えてきた。そして研究中止となっている「トリウム溶融塩炉」原発が、安全性からも安い経費でつくられることからも日本に適切で研究再開をすべしと運動をやっていた。「トリウム原発」は、プルトニウムを発生させず焼却することができるので、日本が核武装しないとの宣言になること。テロリストが手に負えないこと。米国やロシアでも核弾頭のプルトニウムを焼却させるため研究を再開した。

 平成15年1月には、参議院本会議の代表質問で、日本付近の海底に埋蔵する「メタンハイドレート」(メタンガスが氷状になったもの)の開発促進を取り上げた。平沼通産大臣が「平成28年(2016)までに商業化する」と答弁して話題となった。メタンハイドレート問題を本会議の代表質問で、テレビ中継したのはこれが初めてで注目された。

 これにはおまけがついた。4ヶ月後、祥伝社から『燃える氷』という書物が出版された。日本周辺に分布しているメタンハイドレートを採掘すれば、地震を誘発し日本を沈没させることになるという小説であった。石油業界はじめ、エネルギーの国内確保を阻止しようとするグループの謀略であったと思う。

■エネルギー確保の中長期計画の策定

 平成19年の参議院議員選挙の頃、高知県東洋町でプルトニウムの燃えかす(ガラス固形化したもの)の埋蔵を引き受けることを、町長が了承し住民投票が行われた。私が民主党高知県連代表の時であり、反対運動を行い住民も許さなかった。この時、私たちは「反原発だけでは国民生活の向上が実現されない」という考えで、エネルギー確保のあり方について中長期計画を策定することになった。

 問題の中心は「原発のあり方」であり、原子力の専門家から意見を聴取し、次の構想をつくった。

1)現在のウラニウム原発は安全性に問題があるものから可能なかぎり早期に廃炉とし、20年〜30年間で全廃する。トリウム溶融塩炉の開発を直ちに再開し、10年以内に実用化する。ウラニウム原発からトリウム原発に順次移行させ、30年以内に原発はトリウム原発を主力とする。

2)その間、石油による発電も残るので、CO2対策もありメタンハイドレートなど天然ガスの確保や活用を積極化させる。自然エネルギーの開発促進など、国内でのエネルギー確保を最重点政策とする。

3)核融合発電が実用化できるのが、60〜70年後と想定して、その間、エネルギー確保は(1)から(2)の他、従来の水力・火力を先端技術により改良し、経済産業の供給に応えていく。

 というものであった。

 平成19年の参議院選挙でエネルギー確保の中長期計画をマニフェストに入れるべきだと思ったが時間がなかった。取り敢えず「原発行政の改革として、トリウム原発の研究再開」を入れるべきだと小沢代表に提案したところ大賛成で、菅代表代行を説得するよういわれ説明したところ、「トリウム」という用語も知らず、聞く耳を持たなかった。(当面の問題)

 菅首相の「脱原発・太陽光発電活用」論も方向性はよいとして、具体的構想がないところに、無責任さと延命策の嗅が強い。太陽光発電を健全に発展させるためには、保全やメンテナンス技術の向上と基準がなければ不可能である。

 私たちは、社団法人「太陽光発電保全協会」を8月に設立の予定である。発起人で日本学術振興会の次世代太陽光発電システム第175委員会に所属している東洋メカジェニック工業の国府田代表取締役に、「太陽光発電の現状と今後」について、私の話の後、志信会の諸君のために話をしてもらうことにする。

 以上が志信会総会での私の話の要旨である。

────────────────────────

■日本一新の会事務局からのお知らせ

 皆さんにご愛読いただき、そのコメント数も少なくなかった平野論説、そして地方行政の現場からの発言であった達増論説は、いずれも「メルマガ・日本一新」(有料)からの転載でした。

 全号がTHE JOURNALに転載された「メルマガ・日本一新」はさまざまな階層の方に読まれている様子が事務局や平野代表の元に届いていますが、以後は随時転載となります。

 継続して全号のご購読(有料)をご希望の方は、 http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi からの仮登録、または問合せ窓口、 info@nipponissin.com までご一報をお願い申し上げます。

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そのほか、詳細は下記リンクにも掲載していますので、投稿前にご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

エネルギー問題は確かに大切な問題ですが、今は一日でも早く数兆円とも言われる賠償問題を処理して頂きたいと思います。

と同時に、3月11日~12日の政府の対応の拙さがこれほど大きな被害につながったのではないかと思われるので、その検証をして欲しいと思います。

また東電から1基5000億円・4基で2兆円の損害を防ぎたいとの官邸への要請があったかも調査する必要が有るのではないだろうか・・・?

人類は否応もなく原発と共存しています
いまさら「脱原発」を訴えたところで、世界中に何百基と原発が存在しています
核兵器の廃絶のほうがよほど簡単でしょうね

太陽光や風力で文明はまかなえません

お隣の中国ではどうですか?高速鉄道の事故も真新しいが、どんどん原発をつくるとさ。恐ろしいとは思いませんか

平野 様

エネルギーの問題は、大切なことであるが、菅氏辞任政局が緊迫感につつまれているのに、菅氏辞任に関する小沢氏の考え方が皆目分からない目隠し状態に置かれている。

菅氏辞任は、野党に言われるまでもなく民主党の意志のよう見ているが、8月末辞任にこだわる小沢氏側近の伝聞は、よく理解できない。

政権交代の主要政策を自民党によって排除されるのを、鳩山氏は異議を唱えているが、小沢氏からは聞こえてこず、ただ菅氏辞任を求めている声のみが聞こえてくる。

菅氏が辞任すれば、岡田執行部の手柄になり、自民党と連立体制が組まれれば、民主党の初期理念が排除された新しい枠組みが形成されたことにほかならない。

小沢、鳩山Gは、数字的に取るに足らない勢力になっていくことは明らかであって、現在の菅政権より距離がでてきて、極端にいえば不要な勢力になり下がってしまう。

このような単純な連立展開でなく、小沢氏が仕掛ける別の政界再編の展開が期待できるのかもしれないが、責めることなく待ちの政治では、政治の流れに抗することは不可能に近く、平野氏まで、緊迫感のかけたエネルギー問題に逃げているような気がしてならない。平野氏にも見放されたかと、残念でならない。

<8.15に注目>
平野先生、こんにちは。枝野官房長官が官邸付きの記者に「8.15に総理の重大発表がある」と語ったと報じられています。
終戦記念日がついに菅政権の終戦記念日となるか、注目です。それは、民主党という政党の存在の終戦記念日でもあります。
菅に辞められては困る自民党は、ゴネてゴネて退陣三条件を整えまいと必死だ。野党としては、当然の戦略であり、私が自民党でもそうする。
菅よ辞めるな、祈る気持ち。菅総理で選挙を戦えば、政権の再交代が可能だから…。
それより、政党の魂を支持者に断りなく売り渡す民主党にどんな存在意義が残るというのだろうか。
今日は前原がついに本性を現した。曰く、最初から自分はマニフェストに賛成ではなかったそうだ。
政治詐欺そのものである。こんな党を小沢さんは、どうするつもりなのだろう。民主党支持者ほど、民主党に反感を高めている。誰も民主党を庇うことはできない。
それは、もはや政策の問題ではない。人間としての信義の問題です。
政権交代の原動力であった民主党支持者を足蹴にしたのです。
自民党が何と言おうと、参議院で捻れていても、そんな事は判っていた話で、ならばせめて衆議院で2/3を目指さなければ、ならないのだから、執行部は手を拱いていて今まで何もやらなかったのが信じられない。
消費税を上げます。子供手当も縮小します。そうすれば自民党は乗ってくると信じた甘さは、経験がありませんでした、で済まされる問題ではない。
ヤクザ映画なら組をズタボロにした功績で敵対していた組に移籍すれば金バッチです。
まさか、彼らの転職活動?
民主党は増税ニッポンと党名をかえればいい。財界の覚えもめでたく、議員さんたちの実入りも増えること間違いなし!国民は実入りが減っても詐欺にあった自らの不明を恥じるしかない。

 平野貞夫様
お疲れさまです。いつもながらのご高説に安心して読ませていただいてます。
 過日、「SAPIO」を読んだら、原発研究学者たちに金がバラまかれていて、『寄付・奨学金制度』の一覧表が載っていました。まさに「原発とカネ」ですね。
 話は変わりますが、北海道の私のまちに「地元産の野菜を売る店舗」がありますが、これは原発放射能の影響で、産地偽装がささやかれていますので、しっかり地元産がわかる、この類の店舗が人気なのだと思います。昨日も野菜を買いに行きましたら、最近は混雑が著しいです。
 チエリノブイリ原発事故で1年間住民を調査しましたら、放射能汚染で無頓着な人は内部被爆の値が800で、食物に気をつけていた人は500程度の値です。この300の誤差の意味はありそうです。

梅光さん

原発を新規に建設する場合は、1基5千億円程度になるのでしょうが、事故を起こした福島原発4基は全て30年以上前に建設されたもので、残存簿価は1千億円以下ではなかったでしょうか。
逆に言えば、減価償却の済んだ原発だから表向きのコストが安い電力を生産できる。だから生かしたい、との考えはあったかもしれませんね。

官邸への要請をしたかどうか、それは承知しませんが、現場を預かる者は、どういう基準で何を判断したのでしょうか。
それが明らかにならないと、事故が拡大したのか、それともこの程度は必然だったのかは分らないのではないでしょうか。

とおりすがりさん

>太陽光や風力で文明はまかなえません

本当にそうでしょうか。

日本で自然エネルギーによる発電量が少ないのは、利権にまみれた原発推進派によって、自然エネルギーによる発電を妨害されてきたからです。

日本は技術力に優れた国です。これまで原発推進のために費やされてきたお金を自然エネルギー発電の研究にまわせば、地熱等の風力や太陽光以外の自然エネルギーもあり、また、蓄電技術が今以上に高まれば、夜間などの比較的電力が余っている時間帯の電力を昼間に有効に使えるようになるので、マスコミが言っているような原発がないと電力が足りないなんていうことはありません。
そして、発電と送電を分離し、電力会社による独占体制を撤廃し、電力業界への新規参入を容易なものにすれば、自然エネルギーによる発電は今の原発の発電量を上回るようになるでしょう。
もし、あなたが言われるように、原発がないとやっていけないとしても、これからも出続ける放射性廃棄物の処理の問題はどうするのですか?そして、日本はこれだけ地震が多い国です。また日本のどこかで福島のようなことが起きることは十分に考えられることです。であれば、今の文明を維持できなくても原発などない方がはるかにましです。
ウランは数十年後には枯渇する資源です。そういう意味でも、地球がある限り存在する自然エネルギーを有効に活用するほうがいいと思います。
他国に原発が多くあることは、私達にはあまり関係のないことだと思います。もちろん、他国の原発もない方がいいのは言うまでもないことですが・・・

これから日本を支える電力は、当面コンバインドサイクルの一択。ただし、原子力の技術を維持する必要は認める。電力会社の金に群がる政治屋とマスコミ、そして新たな利権を狙う孫さんのような商売人が社会を歪めている。

投稿者: hamatora | 2011年8月 7日 07:42様

1基5000万億円であろが、1000億円であろうが、どうでも良い事です。要するに少なくとも東電側の誰かがそれをおしんで管政権に働きかけたか否かが重要です。

残存簿価は実態とは何の関係もないと思います。

<五里霧中>
 日本の政局のみならず、世界経済も本当に先行きが不透明に思えます。
しかし、振り返って自分の周りの人々の生活をみれば、そんなこととは全く無関係に日々の生活が送られています。私事で恐縮ですが、先日、生まれて初めて弘前と青森のねぶた祭りを楽しんできました。震災の影響で人出は例年を相当下回ったようですが、そこに政治の影を感じることは正直ありませんでした。
 60年安保以降、日本の国民がデモ等で直接政治的意思を表すことは無くなっていますが、選挙においてはそれなりに明確な意思表示をしていると思います。勿論、小泉選挙のように私からみればとんでもない選択をしたこともありますが、その後の選挙で国民はそれを修正してきたと思います。
政治を見る視座を決めてしまっている私と違い、多くの人達は政治家あるいは政党の言葉の信頼性で投票先を判断しているように感じます。
かっての社会党が自社連立後消滅したように民主党もいくら多弁を弄しようが、政権選択選挙で約束した政策の実行を目指す行動もせずにそれを放棄すれば支持する人はいなくなるでしょう。
私も約束を平気で破る人とは決して付き合う気はしませんので。
どうやらアメリカも菅首相を見放したようで、訪米日程協議に応じていないと報じられています。彼の脱原発パホーマンスが宗主国の逆鱗にふれているようで、アメリカにおけるドイツと日本の位置づけの違いを私は感じます。
しかし、小沢氏以外は自民、民主両党にまともな政治リーダーがおらず、従米路線を継承してくれる政治家をさがしあぐねていることと推察します。記者クラブメディアを通じて前原氏を押していますが、やることなすこと全て中途半端な彼では心もとないでしょう。
しかし、そんな短期的視点でしか外国との関係を考えられないところに今日のアメリカ衰退の根本原因があるように私には思われます。
いづれにしても盆明け後の国内政局、小沢氏がどんな局面でどのように動くかが大変楽しみではあります。

2000年前後の頃から中国では、西部地区開発の一環として広大な砂漠地帯に太陽光発電、風力発電を検討していましたが、太陽・風力は中核エネルギーになり得ないので、これらは補助的エネルギーとし、中核エネルギーにはトリウム原発を選択して開発に取り組んできたとのことです。
今、世界の原発はウラニウム原発ですが、トリウム原発は溶融の危険がなく、放射能の発生もないのでテロ攻撃などに遭っても危険がないとのことです。
菅政権は時代遅れのウラニウム原発を輸出すると云っていますが、中国では既に研究開発の主眼を次世代原発(トリウム原発)に置いています。
そして20年間で40基を稼働させるとのこと。この技術開発がなると、これは21世紀の中国が先導するエネルギー革命になるかも知れませんね。

平野様

>現在のウラニウム原発は安全性に問題があるものから可能なかぎり早期に廃炉とし、20年〜30年間で全廃する。トリウム溶融塩炉の開発を直ちに再開し、10年以内に実用化する。ウラニウム原発からトリウム原発に順次移行させ、30年以内に原発はトリウム原発を主力とする。<

トリウム原発など到底、国民を納得させられないと推察します。エネルギー自給率4%の日本のエネルギー政策には幅広い層の意見が必要で、政治家や行政官僚だけで、意志決定してよいような問題ではないことは福島第一原発の爆発事故で明らかになった筈です。全てのステークホルダーの意見が欠かせません。

3.11をもって世の中、変わりました。国民の原発に対する安全意識が完全に変わりました。最近になり厚労省は数十年間にわたる累積被曝線量が5ミリシーベルト以上で放射線被曝障害が現れている患者に因果関係を認め、労災認定を行った。311以降、日本中、いな世界中に、大気、田畑をはじめ大地、海、山、河川すべてに、放射性物質をばらまいた。先祖からの受継いだ故郷には二度と戻れない人もいます。外部被曝、吸入および経口による内部被曝は今後、何十年と続くことになる。特に子供達の晩発性被曝障害が非常に懸念されます。

原子力推進派はウラン原発、プルトニウム高速増殖炉がだめなら、トリウム原発と言う人がいます。しかし、プルトニウムが生じないから核兵器転用はなくなり、安全というのは原発推進の詭弁です。

結論から先にいえば、トリウム溶融塩炉原発の核分裂後の生成物にプルトニウム239は確かに含有していませんが、その他の死の灰である核分裂生成物の合計質量はウラン原発より多くなります。
http://blog.sizen-kankyo.net/blog/2011/05/000895.html

例えば、トリウム溶融塩炉原発では従来のウラン原発に比し、質量比で放射性ストロンチウムでは約2.4倍、放射性セシウムは約2倍多く生成されます。

トイレ無きマンションとして安全な埋設法、安全な埋設地すら決まっていない現況で、トリウム原発は危険な放射性廃棄物処分問題を更に抱え込むことになり、これこそが原発の致命的重大問題の一つであり、この解決には到底なり得ないということです。

全原発を止めても、困ることは何もありません。現在、日本の火力発電、水力発電、自家発電の総発電能力は日本の需要電力を十分に上まわっています。100歩譲って、数十年かけて段階的に原発を停止させ、その間に再生可能エネルギー総合技術による安心安全な持続可能なエネルギー社会を構築すればよい。地に足つけた詳細なロードマップを作成、実施をすればよい。日本の技術力をもってすれば十分に可能である。

発送電分離制度、固定価格全量買取制度のもとで、スマートグリッド構想に適した分散型再生可能エネルギー、燃料電池、蓄電池等々の要素技術のさらなる研究開発、実用化がその鍵となる。いずれは21世紀を牽引する新たな雇用を生む産業群の誕生ともなりましょう。21世紀の日本、世界のエネルギー安全保障政策実現へ向けて、平野様には是非ともご尽力をお願いしたい。失礼ながら、トリウム原発はご勘弁願いたく存じます。

これまで私は、「原発事故」と「小沢事件」は、その背景からして、『コイン現象』だと云ってきた。どちらも日本の国益を大きく損ねた災難。いや、人災ともいえる。 国民を裏切った、往生際の悪い菅政権と。実質、デフォルト宣言したアメリカの膨大な国債保有高を考えると無性に腹が立ち、やりきれない。特に癪にさわったのが、「子ども手当て」だ。自分も親戚、知人、元職場仲間に気遣いしながら、民主党立候補者を精一杯薦めた手前、今も合わせる顔がない始末。 09年総選挙マニフェスト5つの約束の目玉政策であった。その財源は「官僚の天下りと税金のムダづかいをなくし、税金を官僚の手から国民に戻す」とあり、小沢氏「子どもと自衛隊のどっちが大事だ・・」との談話もあったやに聞いている。また、所得制限の議論も当然出てくるだろうと考えておられた由。さすがに小沢さんは、常に、国内外の大局を読み、政治理念と政策は一貫してブレは全くない稀有の政治家である。 さしもの検察の迷走も止み、小沢氏批判一色のマスコミも鳴りを潜めたこの時期。期せずして随所で「小沢復権」が叫ばれている。"山“が動き始めたのだと思う。

平野先生 さきに投稿したばかりですが、菅首相の「残り二法案成立時」を条件とした退陣発言があったので追加させて頂きます。 民主党執行部が早ければ今会期中の8月28日と、党代表選の日程に言及したことを大手紙も報じており、同時に『小沢被告初公判10月6日』春に判決見通し・・東京地裁。 この記事を見てさらに怒り心頭です。まるで、小沢氏には法的拘束力があるため立候補できないのだと犯罪人扱いで国民を煽っているようである。しかも菅直人は、辻恵議員の質問に対して、党員資格停止は変えないとほざいてくさる。 また、今朝の毎日新聞では、下馬評にあがっている野田財務大臣が次期代表に相応しいような提灯記事まで書いている。そもそも、素性の怪しい桜井某なる人物たった一人が手順を踏まず告訴し、受け付けた東京第5検察審査会が凡そ実態が虚構であると、国の司法そのものが今問われており、強制起訴から11ヶ月も掛かっているなんて,好い加減にもほどがある。これをでっちあげた前仙谷法相や、菅一派の江田法務大臣の罪は重い。責任をどうとるつもりだ。小沢氏が代表選にでられないこと自体が不条理というものである。ある外国の評論誌が、世界の指導者を、一位・湖錦濤、二位・オバマ、三位・小沢としたが、阿修羅だったかの記事に、湖錦濤とオバマを指導できるリーダーは小沢氏だと載せていた。  国難に喘ぐ日本の復興と、今後の原発の在りかたについて道筋をつけられる政治家は小沢一郎氏しか見当たらないのだ。結局、それもこれも小沢さんが手がけなければ解決しない。だから自分はコインの裏表と言っている。なにはともあれ国民が、正統小沢、鳩山民主グループ政治家を動かすしかないのでは・・。!!

南アフリカの黒人初代大統領ネルソン・マンデラは、若き日、黒人解放軍事組織の司令官になり、それらの活動で国家反逆罪終身刑の罪に問われ収監されました。
彼は検察権力の長期の横暴に耐え、黒人初代大統領となり、その後の南アフリカ発展の礎となりました。
我が日本の小沢一郎氏は検察権力を筆頭とした利権複合体の横暴に耐えています。
小沢先生に検察権力利権複合体との闘争に必ずや勝利して、政治改革を成就させて貰いたいと思います。

小沢先生の身代わりとなり出馬する人物には、共生社会・自然エネルギーをビジョンとして貰いたいと思います。

マグネシウム文明論;http://blogs.yahoo.co.jp/noayt777/26389680.html
世界のエネルギーを解決するマグネシウム循環で、、「マグネシウム循環社会の提案」海水中のマグネシウムを取り出しエネルギに変える科学技術が実用化されようとしている。」

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Profile

平野貞夫(ひらの・さだお)

-----<経歴>-----

1935年、高知県生まれ。
法政大学大学院政治学修士課程終了。
衆院事務局に入り、副議長(園田直)秘書、議長(前尾繁三郎)秘書などを経て委員部長となる。
1992年、参院高知地方区で当選し、小沢一郎と行動を共にする。
2004年、参院議員を引退。
以降、言論執筆活動に専念する。

BookMarks

-----<著書>-----


『坂本龍馬の10人の女と謎の信仰』
2010年1月、幻冬舎


『平成政治20年史』
2008年11月、幻冬舎


『虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実』
2006年9月、講談社


『ロッキード事件「葬られた真実」』
2006年7月、講談社


『公明党・創価学会と日本』
2005年6月、講談社

→ブック・こもんず←



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