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« 「日本一新運動」の原点(48) ── 菅政権では東日本大震災の救済は絶望だ
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「日本一新運動」の原点(50) ── 巨大震災は20世紀文明への警鐘だ! »

「日本一新運動」の原点(49)── 幻の『救国非常事態対策院』の設置

■幻の『救国非常事態対策院』の設置

 有史以来最大の災害となった「東日本大震災」、その対応の最高責任者であるリーダーとしての菅首相の資質、というより人間としてのあり方が問題となっている。民主党内はむろんのこと、内閣・官邸から悲鳴が聞こえてくる。内閣も国会も機能不全という事態に、私は「日本一新の会」の多くの会員から、絶叫のような叱責を受けていた。

 私は衆議院事務局に33年間勤め、その間、10年ぐらい災害対策の仕事をしていた。災害対策基本法の制定にも関わり、日本の災害の特殊性や明治以来の官僚国家の中で、災害対策が国民のために行われていなかったことを熟知している。現在でも官僚制度の発想の原点に「原型復旧」という哲学が生きている。そもそもわが国で、「災害復旧基金」のようなものが始まったのは、日清戦争の賠償金であったという歴史を知ればわかろう。

 平成4年に参議院議員となり、小沢一郎氏のもとで「国民の生活が第一」を目標に、新しい国づくりのために活動していた。

 平成16年に参議院議員を引退後は「日本一新運動」を中心に政治評論活動をしている。

 思うに、日本の災害の歴史は社会的弱者が常に被害を受けるという構造であった。社会的強者や支配層が被害を受けることは少ないという歴史であり、今回の福島原発災害の背景には、大都会の繁栄のため、過疎地と、そこに住む人々が犠牲となるという社会構造を忘れてはならない。

 昨年、後期高齢者となった私は、堪え性がなくなったのか、国会・政府・政党の「非常事態」認識が不足していることに怒りを募らせ、旧知の自民党元参議院議員会長・村上正邦を、3月25日(金)に訪ねた。村上氏は原発災害でフランス大使館の支援に関わったことで、菅首相に強い不満を持っていた。私の顔を見るなり「わしに会いにきた狙いはわかっとるよ。国家非常事態で中曽根元首相に会わせろ、ということだろう」と言い当てた。

 ずばりであった。私は東日本大震災は非常事態であり「国家の危機」と認識していない菅首相の対応をきわめて憂慮し、「メルマガ・日本一新」でも提言を続けてきた。笹森清内閣府顧問も私の提言を取り上げ、菅首相に直言したようだが、摘み食いに利用されただけであった。衆参両院議長も国家の危機という認識はなく、この事態に指導力を発揮できるのは中曽根元総理をおいて他にないと確信した。

 ところが中曽根元総理と私は逆縁で、保守政界の中で私が指導を受けた政治家の全てが、中曽根政治と対立関係であった。その関係は中曽根さんも承知していて、私も距離を置いていた。しかし、この大惨事に対し、そんな小事にとらわれてはいかんと、村上正邦という国士に相談したわけだ。

 村上さんは「よし、中曽根さんと会おう」と3月28日(月)午後4時をセットしてくれた。中曽根さんと会うことが決まったことはよかったが、どんな話をするかは考えていなかった。この非常事態で菅首相を直ちに退陣させることはできない。与野党の挙国体制をつくる必要があるが、大でも小でも連立となるとポストと利権争いとなる。国家と国民のため、真の挙国体制をどうつくるか。村上さんと私は、国会決議で内閣とは別に各党・政府・地方自治体・民間諸団体などの代表者で「救国非常事態対策院」を設け、ここの提言を菅内閣が実行するということで意見が一致した。

 構想の叩き台はできたものの、村上さんと私だけではこれを動かすことはできない。どうするかというところで、村上さんから「亀井に相談しよう」とのことで、翌26日(土)に、村上・亀井・平野・南丘(月刊日本主幹)の四人で会うことになった。会談では、亀井国民新党代表のきわめて有用な提言に基づいて、次の構想をまとめた。

○救国非常事態対策院の設置(案)要旨
(目的)東日本大災害による非常事態に対処するため、挙国体制により、緊急対策本部の緊急対策と復興の基本方針、政策の立案及び実施を提言し、本部長を補佐する。
(構成)各党を代表する者、政府を代表する者、地方自治体を代表する者、経済界・労働界・言論界を代表する者、その他。
(設置)国会決議による。

 この構想のポイントは、政治・行政機能不全となった菅首相を、大災害の中で退陣させることは総合的な判断として適切でないという認識に立って、非常事態に対処するため国会決議という方法で、救国体制をつくろうというものであった。これだと大連立とかという党利党略なしに、真に国家と国民のための対策と、新しい国づくりが可能となる。

 緊急対策に見通しがついたところで、菅首相の花道として退陣してもらう。どの道、在日韓国人の違法献金問題の責任もあるという期待があったことも事実である。

 この構想をどう生かすか。亀井代表の意見は「菅首相が納得することが前提だ。説得するのは仙谷副長官をおいてない。平野さん、そのことは了承してくれるのか」と、小沢--仙谷関係を心配して、私に意見を求めてくる。「いろいろあるが国難のときだ。戦略的に仙谷さんに動いてもらって結構です」と言うと、亀井代表はその場で仙谷副長官に電話をした。状況を説明し同日、亀井--仙谷、村上--仙谷会談がセットされた。

 ふたつの会談で仙谷副長官は「これは戦前の枢密院だ」と叫んだとのこと。その通りだ。こんな非常事態には非常時体制で臨むべきであり、この構想は「超法規行為」を断行する腹がなくてはできない。そのため国会決議で設置し、憲法の原理に反しないようにしたのだ。仙谷副長官は賛同し、菅首相を説得することになる。村上氏は「3月28日(月)午後四時に中曽根元首相と会う予定なので、それまでに返事をもらいたい」と要望した。

 結局は、中曽根元首相との会談時間までに仙谷副長官から菅首相を説得したとの返事はもらえなかった。村上氏と相談して、中曽根元首相には経過報告中心の説明となった。中曽根元首相は、「非常事態には総理が命を懸ける気になれば何でもできる。それができなければ辞めるべきだ。そのことがわかる人間が総理になっているはずだ。構想のような組織はかえって邪魔になるのではないか」との意見であった。

 私たちは菅内閣が大震災発生後、機能しなくなっており、災害の国難とともに、政治がもたらす国難が発生しており、国際的にも日本国家の劣化が著しくなった状況を説明した。中曽根元首相は「菅首相が腹を決めて私にアドバイスを求めてくるなら、相談にも応じるし、指導もする」と、さすがの見識を見せてくれた。この話は村上氏から仙谷副長官に伝えられ、菅首相の対応を見ることになる。

 ところが、これらの動きに刺激されたのか、菅内閣・民主党執行部内で、自民党との連立構想が出てくる。同時に自民党内部でも百鬼夜行のように民主党との連立への蠢きが始まった。菅政権側は延命策としての連立、災害復旧利権に関わろうとする自民党化石グループ、そして自民党中堅からは菅抜き、谷垣首相が条件だとか、百家争鳴の状況となった。

 村上・亀井・南丘(前出)・私の4人の構想は、連立論となると利害利権の政争となるので、それを避けるために、超法規的発想による『救国非常事態対策院』による各党・各界の、真っ当な人材を活用した「枢密院」の設置であった。

 右往左往の連立論は泡のように消えたが、百鬼どもは、いつ自己の利益を求めて発酵してくるかも知れない。非常事態はより深刻になっているのにである。しかし、時間の経過とともに忘れられるようになった。私たちの構想も、早咲きの桜のように散り、さらに劣化し方向性を失った菅内閣は続いていく。このままだと日本は崩壊し、取り返しが付かない事態を迎えることとなる。

★   ★   ★

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この論説は「メルマガ・日本一新」の転載で、日本一新の会が、週一回発行しています。購読を希望される方は、「 http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi 」から仮登録してください。折り返し案内メールが届きますので「規約」をお読み頂き所定の手続をお願いします。

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コメント (34)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。投稿される方は、投稿前に下記のリンクの内容をご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

平野様。蔦と申します。

色々と心を砕かれ、奔走なさったことと想像いたします。

「この非常事態で菅首相を直ちに退陣させることはできない。与野党の挙国体制をつくる必要があるが、大でも小でも連立となるとポストと利権争いとなる。国家と国民のため、真の挙国体制をどうつくるか。村上さんと私は、国会決議で内閣とは別に各党・政府・地方自治体・民間諸団体などの代表者で「救国非常事態対策院」を設け、ここの提言を菅内閣が実行するということで意見が一致した。」

この構想は、この非常事態において、長い政治経験を持つ方々の中から湧き上がってきた一つの智慧であり、優れた判断だったであろうと、若輩が僭越ながら思います。

しかし菅首相は大連立の方向へと動こうとし、自民党の中からも、百鬼夜行のように民主党との連立への蠢きが始まったのですね。

平野様たちが「まっとうな」と考える方向に、この国が動くことはもう無いのではないでしょうか。

私は昨年の代表選で、小沢一郎氏に投票しました。開票までの経緯に、なんとも腑に落ちぬことが多々あり、菅政権を信任したつもりはまったくありません。
けれども、すでに代表選以前から、この国はとっくに腐りきっていて、政権交代も何もかも手遅れだった、と今、思います。

菅政権の原発事故の対応は本当にとんでもないと思っていますが、今は菅政権だけでなく、これまでこの国の中枢に居座ってきた多くの人々(役人・政治家・電力会社&経済団体・御用学者)について、どうにもならないほどの絶望と軽蔑を感じています。

強欲・無能・嘘つき・権力欲・保身、それらがセットになった尊敬に値しない人物ばかりが、この国の権力構造の中心に群がってきたのでしょう。

もう、こんな国は潰れてしまえばいいと思います(国民ではなく、こんな国家)。
いや、私がそう思わなくても、事故が拡大すれば、潰れるに等しい状態になるかも知れません。

これだけの地震大国にろくな耐震設計もせず、津波の来る海辺に原発が54基。原発推進の国策のもと、「原発は安全です」という標語とともに、平野様も、小沢さんも亀井さんも中曽根さんも、原発を容認または推進してきたのではないでしょうか(違っていたら申し訳ありません)。

すでに、パンドラの箱は開きました。もう、事故以前の日本には、二度と戻れません。
すでにチェルノブイリ級の事故になるだろうという専門家の声もあり、甲状腺ガンや奇形の子供たちが増えるであろうことは、悲しいことですが、ほぼ確定しました。

こんな国にしてしまったのは、結局、これまでの政治家であり役人であり、経済界ですね。

もう私は、政治に何も期待致しません。
これからは、放射能汚染という苦難を乗り越えて、自分や家族の身を守らなければならないからです。
水も懐中電灯も携帯ラジオも、すべて品切れ。戦時中のような気分です。

この国は(ひどいとは思っていましたが)、想像以上にひどかった。国民の命や安全を守る気はまったくなかった。事故が起きてからの対応を見ても、「ああ、国家というものはいざとなれば平然と国民を殺すものなのだ」と、かつて学んだ国内外の歴史を思い返すのみです。

原発から20km圏には被爆した遺体が数百~千も転がり、津波に襲われた地域の海の中には何千もの死体があるのに、自衛隊員すら回収ができないで、腐らせていく。
次は、震災と津波で生き残った者たち(庶民)が、放射能で苦しむ番でしょう。


平野 様

今までのご経験からあらゆるつてを求めて、救国内閣を組閣しようと努力されておられる姿に感銘を受けています。

現実はからまわりして、意に反した方向を取ってしまったり、嘆きが良く伝わってきます。

戦略は、大将である小沢氏のドンと構えて、鳥瞰的に世界、国内の状況を把握し、行動の時期を探って居られる軍師的思考を信頼しようではありませんか。

我々がしなければならないのは、民主主義の唯一の行動的実行ではないか。

幸い二見氏が16日にデモを計画しておられるようなので、二見氏と一緒に「菅総理は即刻辞任せよ」と、叫ぼうではありませんか。

「知」と「行」は一体的であってどちらに偏ってはいけないことはもちろんですが、一新会は、そろそろ「知」に重点を置く評論家的立場は代えてもいいと思いますが、如何お考えでしょうか。

平野さん、倒閣ではだめなんでしょうか?

今こそ、国民に対して、
同僚議員に対して、
そして官僚に対しても
「信頼」できる政治家が
求められています。

小沢さんと菅さんの一番の
大きな違いは、その「信頼」
できる存在か、否かだと思います。

倒閣で、もし小沢さんが
総理になっていただけたけたなら、
国の内外から、
日本に対して、まったく違う
イメージに変わるのではないでしょうか。

もし、小沢さんが総理なっただけで、
「日本は復活できる」と
多くの国民も、諸外国も
イメージを変えるでしょう。

私は倒閣に踏み切るときだと思います。

日本一新

平野様                                           震災が発生で明光が失せてしまいがっかりしていましたが、此の所また小沢さん復活の話チラホラで希望が湧いてきました、民主党ほか小沢さんに期待している皆さん此処で大きな声を挙げて欲しいとおもいます。平野先生宜しくお願いします。

平野様

確かに地震直後は管さんを退陣させることは出来なかったでしょう。

しかし,管さんには自分が長く首相を続けることしか頭にないようです。

小選挙区制の下では,首相が辞める気にならない限り,外から辞めさせるのは非常に難しいのはご承知のとおりです。

内閣不信任決議で倒閣するしかないのでは無いでしょうか。

どうか,その為の旗印を立てて下さい。
そしたら,デモでも何でもやって,倒閣運動に参加しましょう。
皆がそこに集まるために,既にある程度社会の尊敬を集めている方が,
倒閣をマスコミで呼びかけて欲しいのです。

もちろん,可能ならご提案の枢密院方式でもかまわないのですが。

[ 蔦 ] 氏 ( 2011年4月 9日 02:34 ) のコメントの基底に流れているニヒリズムを, 不当である, と非難する事はできない。 1945年の敗戦情況と今回の震災情況とが, 決定的に異なる点は, イデオロギーや国家の政治体制を超越した放射能汚染という, 人類のみならず, 地球上の動植物全体の絶滅に関わる根源的な危機に瀕している情況である。 戦時における核兵器が使用不可能である事は常識だったが, 日常生活利用の原発で, 過去にその例があるにも拘わらず, 日常生活そのものが, 破滅に見舞われる状態となってしまった。 蔦氏のニヒリズムを克服するプラス思考があるとしたら, 放射能の殺人的脅威を抹殺する科学者の学問的追究と成果である。 放射能を生み出した現代科学のレベルで, 放射能を消滅させる手段と方法が, 発見できないはずはない。 全世界は科学および科学者の能力に期待するほかはない。 なぜなら, それが科学の本質であり, 科学者の存在理由だからである。 その方法と手段を実現実行するために, 政治家や経済人は全精力を傾けなければならないだろう。  

菅内閣も民主党もすでに内外から批判されまくっているではないですか。

なのに、なぜ「こんなときに総理を変えるのか」という批判だけは受けたくないのでしょうか?

私は批判など起こるはずはないと思いますが、もし批判が起きたとしても一時的なものであると思います。

総理の外国人からの違法献金問題だって忘れている人のほうが多いのではないでしょうか?

できるだけ早く内閣不信任決議により倒閣すべきと思います。

野党の出方を待つより、もうどうせ民主党の看板を背負ったら次はないのですから、民主党の1年生議員たちに行動してほしいです。

良心派さま、 哀しい話です。

勿論、原発も原子力も核爆弾も皆「科学の成果」です。そして結果として兵器化された原子力を見て多くの科学者達は恐れおののき、核兵器反対、原子力の平和利用を願ってきました。
 しかしその結果的な力学は、地球上に数万発の核爆弾と、国を滅ぼす「原発」であり「チェルノビイリ」であり「スリーマイル」であり「フクシマ」なのでした。
地球内生物にはただでさえ、地球ゆえの「天災」を避けることができないうえに、いま、こうして人類自ら「人災」を作り出し母なる地球を汚し父なる大気を汚染し、いきとしいけるものを死の渕に追いやろうとまっしぐらです。

 「科学が悪い」「科学者が悪い」といくら叫んでも、科学は悪い為政者に利用される宿命にあります。そしてそれゆえ「破滅への序曲」に導かれるがために「宗教」は存在するのでしょうか。

「罪深きもの汝は人間なり」

蔦 ] 氏 ( 2011年4月 9日 02:34 )の叫びに、今すぐには何もできません。
しかし「よかれ」という願いがある限り、なにがしかの意思を持ち行動に移す、という知恵をまだ我々は持っています。どんなに時間がかかるか、もうそれは最低でも数十年は決定されたようなものですが、後の未来のために、子らの未来のためにこそ、我々が現在において果たすべき試練ではないでしょうか。

原発のみならずもしこれが「天罰」であるならば、神は更なる試練を我々に次々と与えるのではないかと心底案じ、東海沖地震や火山の大噴火、日本分裂、沈没などを危惧しています。この八百万の神の怒りをなだめるための「生贄」とは一体なんなのでしょうか。恐いことに、もはや地震学的にも「余震」の概念が否定され始めています。プレート大移動に伴う大激震の序章、ということすら否定できません。地学的には、極軸反転さえ何度も繰り返されているのですから、その「いつ」がわからない限り、何でも起こりえるのです。恐竜の滅んだ大彗星の衝突、ノアの大洪水、イエローストンや阿蘇の大カルデラの大爆発とそれに伴う大規模気候変動、皆、実際に大地に記録された「天災の歴史」です。その「序章」でないことを祈るばかりです。

大津波の際に目撃された多数の未確認飛行物体に搭乗している地球外生物もしくは地球内違次元人類には、何らかの「神のご託宣」の意図はないものだろうかと、本気に考えています。少なくとも彼らは、こんな旧式の動力エネルギーなんぞはるかに超越しているわけですから。

      小沢総理待望論の幻想

 小沢氏は、政治家として過去何度も総理大臣になるチャンスがありなかがら、ナゼ引き受けようとしなかったのか。政治家である以上、自分の政治理念を実現する上では、自らが総理大臣になることによってしか果たせないことは自明ではないか。         
小沢総理待望論者は、この理由をしっかり検討すべきだ。私が見たところでは、小沢氏は「自分は総理大臣に適していない」という自覚があるからだ、と察している。彼は、政権・与党の幹事長職をもっとも適した役職であると認識している。つまりは、政権・与党を維持するために多数の議席を確保すること、そしてそのための選挙資金(政党交付金)をしっかり掌握するということだ。幹事長は、あくまでの任意団体としての政党の一員であるから、国会での答弁の矢面に立たされる立場にはない。
 小沢氏には、「ウラ方意識」というものが、しっかり根付いている。この小沢氏の「ウラ方意識」をつきつめて行くと「(ウラ方には自信があるが)オモテ舞台に立つ自信がない」ということを意味している。党代表時代でも、党首討論は苦手であった。鳩山政権時代でも、与党・幹事長の代表質問には立たなかった。(異例の事態)小沢氏は、自らを「口ベタ」ということで言い訳をしているが、別な言い方をするならば「自分は質疑応答の場に立つ自信がない」というということなのだ。とにかく、彼には「オモテ舞台に立つ自信がない」ということなのだ。                          

マスコミは、総理を1,2年でコロコロと変えてはいけない!といって、昨年9月に菅総理を支持した。今は、大連立推進の旗振りか。このような構想は、マスコミによってぼろ糞に中傷される餌食となろう。まずは歩く放射能と化した人類の敵「無能な菅直人」を一刻も早くどうやめさせるか?である。
自己愛の菅直人に花道は無い。
不信任案を自民党になんとか出してもらい引き摺り下ろすしかない。

> 緊急対策に見通しがついたところで、菅首相の花道として退陣してもらう。

なぜ、こんな条件が必要なのでしょうか。
次の衆議院選挙後までは菅首相を支えるという条件ならともかく。
体のいい倒閣運動にとられても仕方がないでしょう。

1年に期間を限定して、亀井静香を総理大臣にして、民主党と自民党の議員がこの間党籍を離れて、「復興.救国内閣」作る以外、良い方法は無いと思います。原子力発電所の事故はこれからエネルギー問題では終わらずに、日本製品の不買運動に広がって行く恐れをはらんでいると思います。資源のない日本がどうやって行くつもりでしょう。原発反対、火力発電所でできるでは済む筈のない話です。
この一事でも国が、産業面から亡ぶのが容易に想像できます。買い物をして気が付くのは客の数が少ない、店員が減っていると言う印象です。既に経済の縮小が始まっていると見るべきです。twitterで菅政権への攻撃的批判をし続けています。菅直人が日本を滅ぼすといったダイレクトな表現方法です。ニュースも菅総理大臣に対する辞任要求が趨勢になって来ていると思います。
菅政権の後に、1年に期限を決めて格別な国難の時であるから、格別な方法で事態に対処する事が必要な筈です。国民がそれを支持できる事が大事です。現状でこれ以外の判断が有るとは思いません。このままズルズルとどれもできないまま日本の信用が失われて行けば、輸出も輸入も出来ない状況になってしまうのでは有りませんか?

 チェルノブイルを凌ぐ原発事故に世界中から同情が寄せられたのも束の間。放射能汚染を増幅しかねない政府、東電側の不手際には、批判の声に変わっています。今回の災害も言ってみれば無能な菅内閣が引き起こした人災と思えてなりません。 前にも申しましたが、政府はドサクサに紛れて、治安管理を口実に、コンピューター監視法案の閣議決定を行い、さらに言論統制の強化に乗り出すとは、国民も舐められたものです。いつの世も権力亡者が考え付く悪法で、ネット市民に対する挑戦です。   ところで、どうなるかと案じてましたが・・国会のご意見番である平野先生の折角のご提案にも関わらず。不調であったとは残念です。私たち「日本一新の会」会員としては、平野代表の次の一手を待つばかりです。 国民を裏切り続ける菅政権には見切りをつけ強行手段に転ずるほかないのでは ? 小鳩グループ国会議員先生方は余りにも紳士的です。 国益を損ずる菅首相を一日も早く退陣させて欲しいというのが、国民の偽らざる悲壮な願いです。
  

良心派さま
科学は決して万能ではないです。
確かに科学の成果は人間の生活スタイルを大きく(プラスにもマイナスにも)変えてきましたが、科学そのものは、単に人間の「論理的思考」を純粋に追及したもの、というだけのものだと私は考えています。「放射能が生命体にとって危険なもの」は科学の結論で、決して科学が克服する類の命題ではありません。(癌が医学の進歩で将来100%治癒される、という類のステートメントではありません。)
それに、今回の福島の問題で、いわゆる専門家(科学者を含めて)の視野がどれほど狭いかがよく判ったのではありませんか?まあ人にもよるのかも知れませんが。

小沢総理待望論の幻想 (二)

 小沢氏はきわめてクレヴァーな政治家であるから、総理大臣というオモテ舞台に適していないということ十分に自覚している。小沢氏が総理を目指して立ったのは昨年9月の民主党代表選挙だけである。この時も周囲の小沢グループの議員たちに煽られてやむなく立候補したのであって、自ら積極的な行動ではなかった。確実に勝てる選挙以外には立たないというのが今までの小沢氏の行動パターンであったが、しぶしぶ立候補したものの結果は敗北であった。                                        
小沢信奉者の誤りは、「ウラ方としての実力者」である小沢氏を「オモテ舞台の実力者」でもあると勘違いしているところである。そこが小沢自身と小沢信奉者との意識のズレがある。オモテ舞台に立つ自信のない小沢氏を、何とかオモテ舞台に引っ張り出そうとして、盛り上がっているだけということではないのか。                     
小沢氏の政治家としての最大の欠点は、メディア戦略が欠落しているということだ。選挙戦も地元作戦は非常に長けているが、メディア戦略はまったく重視していない。昨年の政権交代も(地元作戦の小沢+メディア対策は中堅政治家)という分業論が総選挙を勝利に導いたというのが正解である。                              
つまり小沢氏には、メディアを活用した発信力が全く欠落しているのだ。小沢氏は自らの言葉で発信することがきわめて少なく、側近たちが小沢氏の意向を斟酌(しんしゃく)して、発信させていることがほとんどである。小沢政治献金問題に対してメディアの責任を問う声も大きいが、小沢氏自身の発信力の欠如の責任も大きいのである。小沢氏は、政治献金問題に対しても対メディア戦略ではことごとく敗北している。これも政治家として問われる能力であり、小沢氏がオモテ舞台に立つ上では、不可欠な能力でもあるのだ。

平野殿
貴殿ご自身が指摘されているように、貴殿らが提起された構想は大日本帝国憲法にある枢密院に相当し、現行憲法では無理です。
またこのようなものを作る必要はないでしょう。
時間はかかっても大連立をするか復興院を立法措置により設置し、必要な施策を実行すればいい。
超法規には反対します。

今回の福島の原発事故で図らずも原発というものがいかに脆弱な物であるかが分かった、例えば空襲を受けた時に緊急停止を成功させても、補助電源等を破壊されればそれだけで国家が崩壊します。
この事をテロ国家が見過ごすはずがない。
多少の不便を我慢してでも原発を停止させて原子炉の冷却を急ぐべきだ、同時に使用済燃料棒の分散も図るべきだ。

ここが
[一皮むけた人達が組成するコミュニティ]
ということは承知していますが、敢えてひと言反論させていただきます。

>[ 蔦 ] 氏 ( 2011年4月 9日 02:34 ) のコメントの基底に流れているニヒリズムを, 不当である, と非難する事はできない。<

氏の極めて的確な現状認識をニヒリズムと捉えるんですか・・3.11以降、未だに以前の概念を振り翳すとは・・滑稽のそしりを免れません

[放射能を生み出した現代科学のレベルで, 放射能を消滅させる手段と方法が, 発見できないはずはない。]
できるわけが無い・・でしょ
可能性があるなら核開発と同時進行していたはず
現代科学は無駄な抵抗はしないということです

愚かな人類は、放っておけば次なる超エネルギー源「神の素粒子」にも手をつけるでしょうね
まあ、恐らく、手中に収めるまでの時間は無いとは思いますが

昔、原発反対を唱えた組織の実行委員に名を連ねただけで、公安に指揮された所轄おまわりさんの監視をうけました・・交通違反の切符も何枚切られたことか・・その都度彼らは喜々として右の人差し指の指紋を採取しました

「朝日ソーラー」の突然の解体も、その辺りの影を感ずるというのは穿ち過ぎでしょうか・・

人類の営みを存続させたいのであれば、ここはなんとしても全面廃炉への舵を切るしかない

駿河湾辺りの活断層に、大地震の起きる可能性を誰も否定できないだろうし、その時、浜岡原発が耐えられるなどとは誰も思っていないはず
東工大あたりの先生の検証など待つまでもないこと


ヨウスケさんの気怠くなるような「一郎バッシング」にもちょっと噛み付きたくなりますが、愉快犯の挑発に乗ってられるような余った時間もありません


民主党国会議員の皆さん!

統一地方選の結果を真摯に受け止め、もう貴方方の中から菅さんではダメだという声を出す方はいないですか?

岡田幹事長のノウテンキな発言。こんな男が幹事長のままで良いと思いますか?

国民はもう怒りと諦めで民主党から離れていっています。

菅さんが辞任するだけで、そして岡田さんが辞任するだけで、枝野さんが止めるだけで被災地の方々に希望と勇気を与えます。


今、亀井さんが総理でも、或いは復興全権大臣でも、小沢さんが総理でも、小沢さんが復興全権大臣でも被災者は明日に希望を持つでしょう!


一日でも早く眼を覚まして下さい。残念ですが、所詮総理の器で無かった人間をえらんでしまった責任は議員の皆さんにあります。早く目を覚まし、勇気を出して行動に移して下さい。

中性子さんのおっしゃる
[それに、今回の福島の問題で、いわゆる専門家(科学者を含めて)の視野がどれほど狭いかがよく判ったのではありませんか?]は、視野を広げたら成功の覚束なくなるエキスパートを目指した者の限界が露呈しているのであって、そこを責めるは酷なことです。(中性子さんが責めているということではない)ただ、余りに多数の頑なな人材を輩出し過ぎた感もあり、今後は、エキスパート至上主義の功罪検証は急務かもしれない。
エキスパートの最大のデメリットはバランスの欠如であり、かかる危機の対処においては致命的である。

人間は目覚しいほどに知恵を発達させてきたが、英知の結集は叶わなかったようだ。まあ、想定内のことではありましたが、”いざ鎌倉”に、エキスパートがこれほど頼りにならないとは・・。

何度でも言うが、人間が真の英知を結集していたなら、ウランを発見してもそのおぞましき光景を予見しそのまま闇に葬ったはずである。

極近しい人にさる電力会社のOBがいるのだが、この件で話す機会が最近あった。
この誰が見ても人格者の大先輩OB氏は私を諭すために静かに言い放ったのである・・
「原発がなければ日本は何れ又石油を巡って戦争を引き起こす」「そうなれば原発事故どころか数千万という人が犠牲になる」「原発反対とはそこしか見えない者の戯言だと思ったほうがいい」加えて、「電気料は今とは比べ物にならないほど高くつく」「原発は視野を広げて考えなければならない」

「原発至上主義」や「安全神話」が骨の髄まで染みこんでいる頑なな人は全国には思いのほか大勢いるのではないか・・巨大地震が起きた直後というのにだ・・もう一つの信仰宗教といってもいい。

今又、蔦さんの投稿コメントを反芻している。


平野先生へ、

民主党は大敗したが、自民党も負けた、勝ったのは、橋本派や河村派や渡辺みんな党だ、
つまり民主も自民も役人の支配下では駄目だと言うことです。

石原都知事は役人に期待しているようだけど、原子力保安院の体たらくを見れば役人に期待するのは無理だということです。

大手マスコミの馬鹿さ加減も明白に
なってきました。

この事態を契機に政党の融合分裂つまりガラガラポンをやってください。

平野様

組織でなく強いリーダーが必要です。
大阪維新の会は府議会で過半数、市議会で第一党と躍進しました。
これも強いリーダー橋下に期待してのものです。
大阪都構想がスタートします。
国民は大改革を求めています。
しかるに民主党には弱いリーダーしかいません。強いリーダーを座敷牢に閉じ込めています。
そのつけを民主党議員は払わされています。統一地方選挙で壊滅しました。
実質的には二大政党の一つから少数野党に転落です。
民主党議員の皆さん、強いリーダーを選ぶことです。206名の議員は責任を痛感してください。
官僚と同じく想定外と逃げていませんか。菅に投票した地方議員は責任を取らされました、サポーターはどう責任を取るのですか。
民主党は強いリーダーを選び、日本復興ビジョンを打ち出せば良いのです。
今こそチャンスなのです。
民主党が進める地方主権と分散型国土構造に変えると打ち出し、官僚を大幅リストラすれば良いのです。今なら反対もできない。

中央政府は
   外交と防衛と財務
道州政府は
   産業政策とインフラ整備
自治体は
  福祉、教育、生活基盤の整備


東京を中心に新幹線で二時間内、名古屋、仙台間に金融、工場、企業本社の80%以上を集め、全て東京に直結さす体制であることが地震で明らかになった。東京一極集中ではなく、東京=日本、完全な西日本切捨てである。
北九州、阪神、中京、関東の四大工業地帯から中京、関東の二大工業地帯へ、金融、企業本社は東京集中へと完全な集中型国土構造に変わっている。
仮に東京が被災すれば、日本壊滅である。
復旧ではなく、復興を成し遂げるには官僚を説得できる強いリーダーが求められるのである。
弱いリーダーのもといくら組織をつくっても混乱が起こるだけである。
堂々と正道を進み、正面突破を図ることを臨みます。
平野様邪道はいけません。
民主党の強いリーダーは小沢氏です。日本の復興は小沢氏に託すしかかありません。

居直るのはお手の物

「この緊急時にコロコロと首相を交代すべきでない。」

国民には「不安をもたらすから」といって秘匿していたデータは米国には正式に通報されて、米国経由で世界に公開されていた。知らぬは自国民ばかり、である。

どうしてこのような「由らしむべし、しらしむべからず」という「賎民思想」がまかり通ってしまうのであろうか。

「民主党おまえもか」と呆れるばかりである。
一体、この国の政治家とか官僚、為政者、東電のような企業人の倫理観、哲学観はどうなっているのだろう。その根底にあるものはなんなのだ。

「もう計画停電はしません」で許されるのか。
あるいは、あの「計画停電」の背景の「愚民思想」のロジックに潜んでいるいやらしさは問われないと思うのか。それも「民主党」がやっている。

スポンサーから「排除」を促されたマスメディアの「抵抗」は微塵も存在しないのか。

横暴な政府を倒して樹立したと思った「民主党政府」が更に横暴に国民を騙し愚弄し悲劇のどん底に引きずり落として平然としている、この「感覚」は一体なんなのだ。


   小沢総理待望論の幻想 (三)

 今回の地方選挙で躍進した大阪府知事の橋下新党(大阪維新の会)、名古屋市長の河村新党(減税日本)の成果を見て、強いリーダーシップを待望する意見もあるようだが、国政レベルでの議論としては無理がある。橋下・河村両氏に共通している強いリーダーの要件は、「発信力の強いリーダー」であるということだ。小泉元首相・石原都知事もそうであるが、「人気者(タレント性)」「言いたいことをズケズケ言う」タイプが、強いリーダーの要件であるということがわかる。つまり強いリーダーとは、「オモテ舞台で活躍できる強いリーダー」としての資質を備えていなければならないのだ。                 
こうしてみると、小沢氏の政治家としてのふるまいが、いかに強いリーダーの資質に欠如しているかがわかる。小沢氏の態度を見ていると、党首討論や質疑応答の場に出ることなど自分が苦手とすること、自信がないこと、を実行するということは、大きなストレスであるということは誰が見てもわかる。                           
橋下・河村・石原・小泉氏らは、性格的に「オモテ舞台でこそ伸び伸びと行動する」タイプである。そこに彼らの人気があり魅力がある。また彼にとっては、そのような人気度(国民的支持)が強いリーダーシップの源泉となっているのだ。                  
小沢氏の場合は「ウラ方の立場でこそ伸び伸びと行動できる」というタイプであるから、「オモテ舞台で伸び伸びと行動できる」タイプではないことははっきりしている。むしろ小沢氏にとって「オモテ舞台での活動は過重なストレス」以外の何物ではない。

その(三)と歯止めが利かないようですのでひと言

>「人気者(タレント性)」「言いたいことをズケズケ言う」タイプが、強いリーダーの要件であるということがわかる。つまり強いリーダーとは、「オモテ舞台で活躍できる強いリーダー」としての資質を備えていなければならないのだ<

定義付けがバカバカしくて議論の余地は無いのだが、それがマスコミの祭り上げた虚像であったとしても、確かに、小泉ジュンイチロウには発信力という資質は見受けられた(次男のそれも血統だろう・・)
しかし、如何せん発信した中味は国を誤らせるものであり、5年間という長期政権も徒花となって終わったのだが、国家の被った失われた時間の長さを思えば、歴代でも最悪の最上位にランクされる総理大臣であった。自信喪失で放棄した安部や、事態の把握能力に重大な欠陥のあった麻生辺りは別にして、そうなるのを避けて自ら降りた福田は、さすがに名総理とはいかないものの、その聡明さは多くの人の記憶に刻まれた(無論、スッカラ菅の場合は論外です)

小泉信奉こそが(都知事でも、橋下でもそのまんまでも同じ)は、「小澤一郎」の政治家としてのふるまいを、強いリーダーとしての資質の欠如に繋げる人達の幻想である。

(敬称略)

拙文失礼いたします。

■菅首相への退陣要求書 -及び「救国政権」についての骨子-

◆退陣理由◆
3月11日の東日本大震災発生から1ヶ月が経った。
これを初期対応の区切りとして菅首相は勇退すべきである。
退陣理由は、以下の3点である。
(1)初動を含めた対応の誤りで福島第一原発事故拡大の人災を招いた責任
(2)省庁間の調整や指揮がとれず、震災復旧が停滞している事
(3)原発事故等への情報隠蔽体質による実害と、それにより国際信用を失っている事

菅首相始め政権各員がこの1ヶ月、震災対応に骨身を削り尽力された事は認めるべきだ。
しかし、色々言い分はあろうが、結果として電源喪失に続くベントや海水注入の措置が遅れ、原発事故の拡大を招いたことは菅政権の最終責任と言わざるを得ない。
また、これまで当初「脱官僚」を謳いながら官僚依存に舵を切って両極端を振幅した菅政権は、結局官僚機構を道具として、或いはシンクタンクや有機体として使いこなす事が出来ていなかった。
平時に出来ない事が有事に出来るはずも無く、結果は官僚に怒鳴り散らすだけで指揮系統が混乱し震災復旧が停滞した。
更に、原発建屋での一回目の水素爆発から発表が5時間後になった事に象徴される情報隠蔽体質は、外部検証の遮断による適切な対策の遅れという実害に加え国際信用を失わせた。

問題は、これらの事が現在も進行形で続いており、今後その体質、思考パターン、能力資質の面で菅政権に改善を期待出来ない点である。

◆菅政権の体質◆
体質の面では、例えば今年1月に原子力安全・保安院の上部組織の資源エネルギー庁長官から将来の副社長含みで東京電力の顧問に天下った石田徹氏について、政府は国会で天下りに当たらないと答弁している。
単なる天下り容認を超え、原発への監視機能の空洞化を意に介さないようでは、官僚機構と原発政策を御すのはそもそも不可能だ。

また、例えば政権中枢の枝野官房長官は、記者会見で「原発事故の事態収拾の見通しは申し上げられる状況ではない」と繰返しているが、官僚の答弁や弁護士の法廷弁術としては及第点でも、政治家の言葉としては言質を取られまいとする責任回避の態度と言わざるを得ない。
収束の見通しを努力目標としても国民に何らか示すべきであり、 また外に向かってそれを言うことによって、東電はじめ内部が引き締まりそれに向けて対応が具体化して行く。
こういった事は、目標達成のための組織管理の要諦のひとつであり、菅政権が根本的に誤った思考パターンを持ち、資質を欠いている象徴である。

今後の原発事故の収束と震災復興のため、菅政権は自ら退陣すべきである。
さて、その場合の受け皿をどうするかが次の問題となる。

◆「救国政権」骨子私案◆
受け皿としての「救国政権」について、筆者は以下を骨子とすべきと考える。

●先ず、民主党が全与野党に協議を呼び掛け、民主・自民の二大政党以外から首班を出す事を決め、閣外協力を含め極力全党参加の下「救国政権」の枠組みを作る。
(なお、もし民主・自民両党から首班を出さざるを得ない場合は党籍離脱を条件とする)
●「救国政権」の期限は1年間とする。
●民主のこれまでの震災対応と原発事故対応、自民の過去の原子力政策等の問題点の検証は別途委員会を作り、今後の震災復興、原発事故対応とは切り離して行う。
●「原発事故担当相」を副首相兼任で任命し、事故処理及び今後の原子力行政の改革に当たらせる。
●大規模な「東北復興院」を仙台に設置し、現役政治家以外から選出した院長の下、政党、地方自治体、経済界、労働界、言論界からの参加及び官僚の割り当てにより、複数省庁にまたがる復興事業を計画・実施する。
●「東北復興担当相」を副首相兼任(前述「原発事故担当相」とは別途)で任命し、「東北復興院」及び内閣、各省庁の調整に当たらせる。
●震災復興は、東北が復興後食べて行け、かつ日本の全体が浮上するような先進的なアイデアを民間、海外含め広く募り、特区として10年程度の優遇措置を与えて実施する。
●復興資金は、何百年に一度の大惨事であることを考慮し、当面は「復興国債」の発行を持って当て、少なくとも5年間は増税による穴埋めを図らない。
●新政権は、官僚をシンクタンク、実行部隊として使いこなす事を宣言し、官僚には復興への全面協力を宣誓させる。
●新政権は、情報のオープンで迅速かつ正確な発信を行う事を国内外に宣言する。

統一地方選の結果を受け、政局に様々な動きが予想されるが、原発事故収束、震災復興に向け、原理原則に従い党利党略を超えて各界および国民一致団結で進む体制が出来る事を望む。

平野様

いつも拝見しています。平野様のブログでもマスコミの問題点を常に論じておりますが、マスコミの抱える問題点をわかりやすく解説している番組(独立系メディア)がありました。

日本のメディアのありかたがほかの先進国と違い、ガラパゴス化している点、そしてメディアを信頼しすぎる国民性、メディアにより世論が操作される危険性がある点、記者クラブなどの問題など、メディアの全体構造が抱える問題を誰にでもわかりやすく紹介しております。小沢氏の事件の問題についても論じており、マスコミ抱える種々の問題の全体像がわかりました。
ここに紹介記事をあげておきます。

◎Ustream にて
制作・放映は 独立系メディア E-wave Tokyo
(東京都品川区、4月10日より)

http://www.ustream.tv/channel/aoyama-live1
◆「日本の大マスコミが抱える深刻な問題」
環境総合研究所所長、
東京都市大学教授の青山貞一氏
日本の大マスコミが
抱える諸問題、とくに記者クラブ制度、クロスオーナーシップ
制度、電波利用料問題はじめ、小沢一郎氏と大マスコミ問題、
原発報道、それに日本国民自身が抱える諸問題などが忌憚なく
話されています。
(阿修羅に紹介)

ヨウスケ氏の小沢総理待望論の幻想 (一)~ (三)は、優れた小沢一郎論だと思う。
ここに集う小沢ファン・信者の中にもうすうす感じている人もいるだろうが、決して認めたくない、しかし事実から導き出された小沢氏の政治家としての欠陥が明確に描かれている。
特に私が着目した個所は、
1.小沢氏はきわめてクレヴァーな政治家であるから、総理大臣というオモテ舞台に適していないということ十分に自覚している。
小沢氏はきわめてクレヴァーな政治家であるから、総理大臣というオモテ舞台に適していないということ十分に自覚している。                       
2.小沢信奉者の誤りは、「ウラ方としての実力者」である小沢氏を「オモテ舞台の実力者」でもあると勘違いしているところである。そこが小沢自身と小沢信奉者との意識のズレがある。オモテ舞台に立つ自信のない小沢氏を、何とかオモテ舞台に引っ張り出そうとして、盛り上がっているだけということではないのか。                   
3.小沢氏の政治家としての最大の欠点は、メディア戦略が欠落しているということだ。小沢氏は自らの言葉で発信することがきわめて少なく、側近たちが小沢氏の意向を斟酌(しんしゃく)して、発信させていることがほとんどである。                   
小沢氏自身かつて「自分は大臣になることを望まない。大臣は国会出席に縛られて自由に行動できない。幹事長が一番合っている」と語っている。党首討論を見ても口下手であることは明白で、大臣等の表舞台を嫌う一因かも知れない。

そして、平野氏のような側近の語り部が「小沢かく語りき・・・・」と通訳しなければ、彼が何を考えているのかもわからないのが現実である。しかも、その通訳も「小沢ならばきっと国民の生活が第一と考えているはず」等々膨らまし粉を振りかけることを忘れない。
直接思いを国民に語れない政治家は民主社会では表のリーダーには不向きであろう。

数ヶ月前にフジテレビの「報道2001」に小沢氏が出演した際、司会者がある質問を小沢氏にしたとき、彼は画面外のプロデューサーかディレクターの方に顔を向け「この質問はしないはずだろう・・・・」と一瞬不機嫌そうな表情をしていた。
かれのファンによると小沢氏の記者会見は日本一オープンでだれでも参加して質問できるとのことであったが、もしかしたら、テレビの生出運時には質問に制限を付けているのだろうか?

平野貞夫 様へ

昨日の地方選挙後の結果を待っての原発事故評価レベル7への変更発表を行った今の政府については
もはや救いようのないバカ内閣としか言いようがない。

 小沢氏も腹を決めたようだがこれ以上、アホ菅に政権を預けていては国民に更なる苦難をもたらしてしまう恐れが十分に考えられるので、

 民主党衆参両議員総会をを持って何としても、アホ菅、枝野、仙石、岡田を引きずり降ろすべく

行動に出るべきである。

 「国民の刹那の声が聞こえないのか?この国難の時に貴様らでは手に負えないのである。ここは大人に任せて貴様らはボランテアの手伝いでもしていろ!」

 啖呵を切ってとっとと追い出してしまえばよい。

 小沢氏一郎氏と亀井静香氏が
タッグを組んでこの国難の日本を救うべく奮闘することを願うものである。

 ここは国士となって日本国民の為、子供たちの為に断固とした決意を持って、官僚も政治家も民間の業者も総動員が必要の時である。
    
    平成維新の会 小林 進

あらあら、
三浦晴彦さん、ヨウスケさんの荒唐無稽なお話を「優れた小沢一郎論」とは・・・・。

まず小沢氏はメディア戦略が無い、と言うのが間違いだね。
 改革を好まない古いマスコミ体質が小沢氏を排除しようとしているだけ。

 最大のマスコミ対策は、既得権益層を受け容れ改革を止めること、だが、有り得ない。それをメディア戦略が無い、と言うのは、単に事態を理解できない愚論である。


 ヨウスケ氏が挙げた小泉、石原等の連中は、現状の既得権益層とつるんだ連中で、楽なもんだよ、彼らの活動は。しかし、彼らが存続すればするほど、日本の損失は拡大するばかりだ。
 
 ヨウスケ氏の論の先には、明石家サンマやビートたけしが首相に相応しい、発信力がある、という結論が見えてくるね。


タレント議員バンザイ!バンザイ!バンザーイ!!!

投稿者: 理駅遊道さま 2011年4月14日 07:41

>改革を好まない古いマスコミ体質が小沢氏を排除しようとしているだけ。

マスコミは改革を好まないのは事実だけど(つらい仕事は下請け任せ、自らは高給取りだから、私もその立場だったら改革なんか考えないね)
固定ファンが付いていて、怖いもの見たさのお気楽視聴者も多い日本だから、小沢氏が、口下手であっても本当の事をお話すればマスコミは取材はするし、放映もしますよ。
現に、報道2001は、小沢氏からシバリを入れられたにも係わらず?
生中継しましたよ。

マスコミ、特にテレビは視聴率第一主義だから、ある種人気者の小沢氏を排除なんかしていませんよ。
ヨウスケ氏のおっしゃる通り、口下手を自覚している小沢氏自ら接触を避けているのでしょう。

> ヨウスケ氏の論の先には、明石家サンマやビートたけしが首相に相応しい、発信力がある、という結論が見えてくるね

注意深く文章を読めば、そんなことは少しも論じていないのに、小沢氏の政治家としての欠陥を指摘されると頭に血が上って、冷静に文章が読めなくなるみたいですね。

      G8サミットで日本は国際的責任を果たすべき

 このたびの菅総理、サルコジ仏大統領による日・仏首脳会談は、菅総理にとって、理科系・首相としての本領が発揮された記念すべき外交舞台となった。ニュースで報道される限りでは、サルコジ大統領は、いくつかの質問への菅総理の原発事故に対する詳しい説明に対して、非常に高い評価を下したようだ。
ドヴィエール・サミットを原発サミットとして位置づけることが、議長国であるフランス・サルコジ大統領の構想であり、サミット冒頭において菅総理に発言を依頼したことは、菅総理に対する大きな信頼を証明している。  
ここでまた総理を変えたなら、G8サミットにおける日本政府の責任放棄をしたことになり、議長国である仏・サルコジ大統領に対しても大きな信頼を裏切ることになる。 
 福島原発の教訓を伝えるということは、国際社会に対する日本の大きな責任ではないか。来月のG8サミットにおいてその役割を全うできるのは、理科系の菅総理しかいない。

三浦晴彦さん

>小沢氏が、口下手であっても本当の事をお話すればマスコミは取材はするし、放映もしますよ。<

ってのはその通りで、小沢氏を招いた視聴率第一主義と小沢氏を排除するフジ社の方針の2律背反が見えて、画面に緊張感がありましたね。
 ただ、小沢氏を迎えるにあたって互いに了解したはずの最低限の約束を守らないフジの不良性をたしなめた小沢氏の言葉を、シバリを入れたなどというのはフェアではありませんね。

 あれほど一方的に「反小沢的感想」を繰り返す場に足を運ぶからには、最低限の公平性を要求するのは当然でしょう。

 三浦晴彦さん
どうやら、あなたこそ反論されれば、>頭に血が上って、冷静に文章が読めなくなるみたいですね。<

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Profile

平野貞夫(ひらの・さだお)

-----<経歴>-----

1935年、高知県生まれ。
法政大学大学院政治学修士課程終了。
衆院事務局に入り、副議長(園田直)秘書、議長(前尾繁三郎)秘書などを経て委員部長となる。
1992年、参院高知地方区で当選し、小沢一郎と行動を共にする。
2004年、参院議員を引退。
以降、言論執筆活動に専念する。

BookMarks

-----<著書>-----


『坂本龍馬の10人の女と謎の信仰』
2010年1月、幻冬舎


『平成政治20年史』
2008年11月、幻冬舎


『虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実』
2006年9月、講談社


『ロッキード事件「葬られた真実」』
2006年7月、講談社


『公明党・創価学会と日本』
2005年6月、講談社

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