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« 「日本一新運動」の原点(11) ── 民由合併の真相
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「日本一新運動」の原点(13) ── 偽造された「世論」は国を滅ぼす! »

「日本一新運動」の原点(12) ── 西松・陸山会問題の真相

 民主党代表選挙に小沢一郎氏が出馬する可能性が強まるにつれ、党内外から暴論・珍論が噴出している。「検察審査会の結論が出る前に出馬すべきでない」という意見だが、これがマスメディアも交えて「小沢排除」の世論づくりに利用されている。

 そこで、坂本龍馬の「四観三元論」を活用して、西松・陸山会問題を私の立場で総括しておく。

■西松・陸山会問題の真相

 今年4月、私は『小沢一郎完全無罪』(講談社刊)を緊急出版した。その目的に、自民党政権と特捜検察、そして巨大メディアがタッグを組んだ「検察ファッショ」であり、これでは日本の議会民主政治は崩壊すると警告しておいた。

 特捜検察は、西松事件で1年間にわたり10億円を超えると言われる税金を使い、総力を挙げて小沢一郎を逮捕起訴すべく捜査を行った。結果は、逮捕起訴できず、政治団体「陸山会」の収支報告書の虚偽記載で、秘書を逮捕起訴した。従来の政治資金規正法の運用では、問題にされなかったことだ。起訴となった案件について、総務省の担当から何の注意も行政指導もなかった問題である。

 しかし、敢えて強制捜査を行ったのは、特捜青年将校の暴走である。官僚支配政治を改革し、検察の特権を縮小しようとする小沢一郎を葬ろうとする政治的謀略であった。さらに、麻生元首相らが、政権交代を阻止するために「指揮権発動的」なことを行ったが、それでも賢明な国民は、昨年8月の総選挙で、政権交代の民意を明確に表明した。

 そして本年1月、特捜は水谷建設がらみで石川知裕衆議院議員(元秘書)を逮捕し、小沢の「政治とカネ」は新しい事態を迎える。月が変わった二月四日、特捜は「小沢不起訴」を決定した。

 これで一段落かと思いきや、翌5日には、ある人物たちが地検判断を不服とし、東京第5検察審査会に「審理の申立て」を行ったが、あまりにもその手際の良さというべきか、事前に謀られたと邪推すべきか、胃の腑に落ちない思いをするのも私一人ではないだろう。

 そして4月27日、「起訴相当」を全会一致で議決し、小沢を「絶対的独裁者」と、その理由書に書いたことが話題となり、小沢の「政治とカネ」が再びメディアからの攻撃の標的となる。私は「指揮権発動的行動」の傍証を得ており、5月22日、高野孟氏が主宰する、「THE JOURNAL」に『西松事件・大久保秘書逮捕の真相を究明すべし!』を寄稿した。これはネット上で大反響を呼び、その余韻は今でも残っていて、グーグルで検索すると、3万件強もヒットするとのことである。

 実はこの問題に関して、6月2日は民主党の「司法を考える会」に招請され、詳細な説明を行う手筈になっていたが、折悪しく鳩山首相の辞意表明で会合は中止となった。

 話題の中心は「第5検察審査会」の奇っ怪な動きである。いずれ真相は明らかになろうが、専門家が現在問題にしていることを紹介しておく。

1)陸山会の職員宿舎建設のための土地購入を「利殖目 的のための土地購入」と誹謗し、政治資金を利殖のための土地購入代金にあてるという反社会行為を断罪するために東京地検特捜部は起訴すべきであるとする名誉毀損の誣告によって小沢一郎と陸山会の正当な政治活動の妨害を図ることを策した人物は、反社会的活動団体所属であり、かかる「申し立て」を受理したことそのものに問題があったこと。

2)市民代表の審理補助員に、米澤俊雄弁護士という人物を選任した経緯や行動に問題があるといわれていること。

 漏れ聞くところによると、関係当局は検察審査会のあり方を含め、小沢問題の処理に困惑しているとのことである。

 以上が「西松・陸山会問題の真相」であり、「検察審査会の実体」である。小沢一郎の代表選出馬について、渡部恒三前顧問、岡田外相、蓮舫大臣らが検察審査会がらみで、小沢氏の出馬を妨害・阻止する発言を繰り返しているが、じつに滑稽である。さすがに原口総務大臣が「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」として、検察審査会の政治利用を批判している。認知症が心配されている渡部老人の発言は評の外に置くとして、岡田外相と蓮舫大臣の発言は憲法の原理に反する。このことは、彼らよりも数倍の年月、そして、彼らよりも深く、強く憲法と向き合ってきた私からの警告でもあることを明記しておこう。

 国民から多数の負託を受け、聡明であるべき民主党国会議員が、これらの讒言に影響されるようでは近代政党とはいえないし、負託された国民への裏切りであることも明確に指摘しておく。

■小沢氏が「政治とカネ」で追求される理由

 小沢氏は、田中角栄、金丸信、竹下登の後継者といわれる負の遺産を背負いながら、自民党政治を崩壊させてきた。その恨み・辛みと、嫉妬の固まりが虚像となって、いわれなき攻撃を受けているのが、「小沢攻撃」の本質である。

 小沢一郎の政治資金についての考え方は、父親・小沢佐重喜氏の信念に基づいており、誠実に法を守っている。

政敵やメディアが垂れ流す情報は断じて事実ではない。政治団体が不動産を購入することも、法に基づいた浄財の有効活用のためであり、俗説・風説に惑わされるべきではない。

 「政治とカネ」で小沢氏が批判される切っ掛けとなったのは、平成十二年四月、自由党が保守党と分裂した時である。政党助成金を含む党の資金を保守党にも分配するという小沢党首の意向に、私が強く反対して分配できなかったことがその要因である。

 強い批判を受けたが、すべて自分の責任として一切弁解しない。こういうことが誤解されて、メディアの標的になり続けているのである。

■民主政治を危うくする情報操作

 8月23日の夜から、小沢一郎の代表選出馬はないとの情報が流され始めた。菅支持派からのもので、鉢呂氏を入閣がらみで選対本部長にすることで旧社会党を取り込んだ。仙谷官房長官と川端氏の関係で旧民社党の支持を取り付けたというものだ。

 これに影響されて、各メディアも口を揃えて「小沢の出馬はない」とのコメントを始めるようになったが、これほど議会制民主政治を冒涜するものはない。このメルマガで幾度も述べてきたが、代表選挙は理念・政策で争うべきであり、旧来の手法である人事で離合集散をくり返せば、これこそ官僚支配に終始した自民党政治の復活でしかない。

 菅民主党政権が発足して約3ヶ月、この間、政権交代の党是を放棄し、官僚支配の自民党政治より一層悪質化した。代表選は、菅首相のままで国家と国民の存立ができるか否かを問う唯一の機会であるとともに、大多数の国民の意思である政権交代の大義を全うするのか否か、政権与党を構成する人々の覚悟が問われている。

★   ★   ★

◎日本一新の会事務局からのお願い

「日本一新運動」の原点として連載している平野論説は、「メルマガ・日本一新」の転載であり、日本一新の会が週一で発行しています。配信を希望される方は、http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi から、仮登録してください。折り返し案内メールが届きます。

 登録したのに届かない方は、info@nipponissin.comあてに、メールをお願いします。少数にはなりましたが、相変わらず不着メールがあり事務局には連絡の術がありません。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

<政策の小沢、政局の菅>
おっしゃる通りです。マスコミは「民主党は政局ばかりで、何をしているんだ」と、殊更、小沢氏を政局の人と捉えた発言に始終しています。
小沢氏は本日の政経塾でも、国際状況・わが国の状況を述べています。
政局で動いているのは、一に菅総理側であり、一年生議員を総理大臣名で赤紙招集したり、国務大臣が小沢氏は金の問題があるから、出馬すべきではない、などの「民主党」とは名ばかりの民主的ではない発言、醜態を見せています。
政策オタクといわれた人たちの本性は、見事に衆目の元に明らかになりました。
一方、小沢氏は黙して語らず、卑怯な発言もなく、堂々としています。
政治家としての格の違いは明らかです。
弱い犬ほどよく吠えるという諺は人間社会にも当てはまる様です。
この際は、菅総理にはぜひ代表選挙に立って頂き、小沢一兵卒との政策論を戦わせて頂きたい。
サポーターとして、公平に判断・投票します。

 政権与党の党員の覚悟も野党の党員としての自覚も持たない議員ばかりであり、日本民族としての誇りや正義はこの日本から葬り去られようとしているシャバである。任侠も外道もすべて金次第の世の中か?国も地方も議会なるものが異常な状態にもかかわらず、一向に改めようとしない議員ども。米国が自業自得により恐慌への階段を下りて行くように日本もまた道ずれか?
 ここは腹を括ってもらってシャバの悪党どもを一新すべく戦いに
打って出るべきである。日本の未来に対し一筋の光の見せなければならない。希望のある日本の子供たちの為に。

日本一新運動の原点との表題での評論だと思いますが、内容が反小沢氏側へのネガティブキャンペーンのような内容になっているのが、非常に残念です。そのような後ろ向きの事などどうでもいいので、これから政治がどうすべきかについて、長く国会活動に携わっていた視点から様々な考察をして頂けるとうれしく思います。

平野様
連日ご苦労様です。
私は昨日の鳩山会談や桜井氏との面談での小沢氏のひ弱な心を心配しています。
鳩山および鳩山派の菅支持で小沢が出馬取りやめすれば官僚下僕のオリジナル民主党連中の思うつぼです。
今日の菅・鳩山会談で小沢の幹事長云々とあるが、小沢は党務ではなく、国政を担当すべきです。
総理でやるべし、最悪の挙党一致でも国家戦略室と官房長官を兼務して官僚と対峙すべきである。
この国の問題点は官僚国家ということは欧米の有識者の指摘の通り。
菅や仙石、鳩山では無理。
官僚友愛鳩山が官僚と大臣を統率できず、国を停滞させ、民主党をつぶしたのであり、第一戦犯、現実主義者、その場主義の理念のない菅が財務省の下僕として竹下二世を狙い消費税に乗っかり、民主党の議席の大幅減を招き第二戦犯、そして裏こそで官僚に媚びる権力主義者仙石が第三戦犯である。
鳩山が仲介にしゃしゃり出るなんてお笑いだ。麻生が出てきたのと同じでないか。引っ込んで謹慎しているべきだろう。
小沢は一切仲介を拒否して出馬して政策論議で国民を覚醒すべき。
平野様主戦論でお願いします。
政治と金の問題など我々は問題にしていません。
小沢が立つことだけが希望です。
万一負ければ西岡発言を堂々と実行すべきである。

平野様
 やはり、小沢さんは鳩山氏に、又も欺かれたのでしょうか。 鳩山グループが、今回の代表選の帰趨を制するほどの影響力が有るのでしょうか。
 もう、姑息な鳩山氏に振り回されるの図は、やめられた方が良いと思います。総理を辞めたら次の選挙には立候補しないとまで言った人が、今なお影響力を行使しようとしている光景は醜悪の限りです。 鳩山グループの支持が無くても道は開けると思います。
 様々な憶測が飛び交う中、又意図的な悪意に満ちた報道がなされる中、どんなことが有っても小沢さんには、総理大臣をめざして、民主党の代表選に立候補していただきたいと思います。      小沢さんは、側近の方々はどのような情勢判断をされようとしているのでしょうか、気がかりでなりません。
 
 

平野様

平野先生の切々たる思いよく伝わってきます。
検察問題も正規の判断は終わっているのである。ただその検察捜査が妥当であったかが問われるべきであって、検査不服申請はあっても,検察に代わって民間人が強制起訴するなどは異常な民間裁判といえる。このようなことが、党内で論議されず、一時問題提起した辻氏が、あらゆるところから袋だたきにあってしまった。
信義を重んじる小沢氏と議論、言葉を多用する仙谷,枝野氏では体質的が全く異なっている。
残念ながらこの時代に、信義、心,誠意だと、今の人に言っても、何ら説得力がない。
平野先生のような方が、側近にいれば小沢氏の行動も違ったものになったかもしれない。今の人との話はかみ合わないものになっているのでしょう。行動を共にする人が知恵者でないと、どんなに優秀な人でも力を発揮できないのだなとの思いを強くしています。
人数が少なくなっても良い、志を同じくする人だけでいいではないか?
敢然と立候補してほしい。菅グループ他のグループも小沢氏を理解する人が多く、以外に票がまとまり、勝ち取れる可能性のほうが強い。小沢氏のような政治家は、日本の政界の宝です。今回だけは妥協はしてほしくないのです。戦うことによって必ず道が開けると思います。

平野様、お説とおり、、

我々は、十分理解しているつもりです、、

小沢氏の代表選、立候補が微妙な状況になりかけてる様です、、、

仙石機密費をフル出動している感があります、、、、
それと菅氏のニンジンぶら下げ方式(6月の時は政調復活、今回は解散は任期満了までやらない)
マクロの話さえ、原稿ペーパー(秘書官及び官僚が作成)を見ながらでしか発言できない、、、

ほんとこんな総理は倒すしかないと思ってます、、

菅総理及び執行部が続投すれば、次の総選挙はおそらく民主党はボロ負けすると思います、、(国民を舐めてます、参院選での敗戦でわからなければ、衆院選で更に解からせるしかない)

それでも小沢氏には立候補してほしいと私は考えます、、、

たとえ今回、敗れたとしてもハッキリ色分け出来ていいのではないかと思います(マスコミ的には負ければ政治生命終わりみたいに言ってるが)、、
むしろどのくらい票を獲得するかが問題です、、
小沢票をいれる人は、覚悟の有る人で、今後も余程の事が無い限り裏切らないと思うからです、、

現在、多数派工作、切り崩しが行われていると思いますが、
むしろ女性議員の方が腹が据わっている様に見えます、、

鳩山G(菅Gも同様)は、もともと優柔不断で、全体的に覚悟のない議員が多いと見てましたが、ここへきて簡単に切り崩しにあってます、、

石井ピンさん、谷岡さん、あたりも切り崩されてそうな気配です、(ピンさんは作戦かもしれません)
輿石さんは、(話だけは聞いとく)との事で踏み留まっている様ですが、、

取り留めのない話になり恐縮ですが、
要はここまで来たら、白黒つけるしかないと思います。

小沢さんには代表選に出馬し正々堂々と政策論争で相手を打ち負かし総理になっていただきたい。ここで弱気になって挫けるようでは小沢支持者は離れていきます。闘う以上万が一負けることがあっても闘ってこそ勇者です。これまで小沢さんを支持し続け希望を託してきた多くの国民のためにも立ち上がってください。この国をどう導くのかその理念を語ってください。二度とないチャンスです。

<国民は『政権与党を構成する人々の覚悟』を見守っている>
ー代表選挙は理念・政策で争うべきであり、旧来の手法である人事で離合集散をくり返せば、これこそ官僚支配に終始した自民党政治の復活でしかない。ー
平野さま、おっしゃる通りです。前の衆議院選のとき、自民党の崩壊はまさに離合集散”でした。ポストにしがみつき、餓鬼のごとくポストを欲しがる議員達の姿に国民は愛想を尽かしたのです。鳩山氏や党の側近が小沢氏の離党を恐れ、党内亀裂を恐れて小手先の策を弄しても国民は信用しないでしょう。もちろん民主党の議員も信用されません。かつての自民党の角福戦争のようにこれだけ血なまぐさい対立があっても、なお自民党が鉄壁だった事を思い出すべきです。健全な戦いは党を強くするのだと私は思いますが。
これだけサポーターの小沢氏の支持者の主戦論が高まる中、議員同士の条件闘争で菅が無投票再選になれば次の選挙に民主党は壊滅的な結果を出すでしょう。まだ、党が割れた方が立て直す機会がある。そんな事が判らないようなら民主党は滅びた方が良いのです。
菅氏には政策も理念もないからむ投票再選で行きたいのは山々でしょう。しかし一介の市民の言葉など梨の礫にもならないだろうけれど、菅氏とそのグループには警告したい。あなた達の主は官僚でもメディアでもなく、国民なのだと言う事を。

平野 様

『小沢一郎完全無罪』ではなく、『小沢一郎完全冤罪』と、言って頂きたかったです。

理由は、こちらをご覧ください。
小沢さんのつぶやき!『出馬しにくいよなー。だって、完全無罪では、ダメだから!』
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/183.html

ノンフィクション作家の保坂正康氏は『AERA』8/30で、「いまは世論が暴力化。メディアにあおられた世論が政治をゆがめている」と述べている。8月19日軽井沢での鳩山集会に、小沢氏側100名が参加した翌日辺りから、メディアの小沢代表選出馬阻止を標榜したかの誇大報道は異様である。誰かさんではないが、菅内閣の実質権力者・仙谷官房長官が、特定のメディア向けに公金である機密費を流用している疑いもあり? と。 若し事実が後で発覚したら大問題だ。刑事訴追もありうる。党是で定められた代表選は、理念と政策を論じ合い正々堂々と実行すべきで、党内談合は国民に対して失礼で、明確性も欠く。 『小沢首相を見てみたい』党員・サポーターのたっての願いである。そんな「声」を無視しないで欲しい
 あれっ、朝刊一面に、小沢氏立候補の方向・・と出ている。 よかったよかった!!

「小沢首相」と聞くと、また活字を見ても、うれしいですね。え~あんな人が、というような人がふさわしくない地位について、その後も一向に地位が人を作っている様子でもないのを見続けているので、ほんとうにうれしいです。

既にここの他のスレッドに投稿したコメントなのですが、理論派の平野さんに見ていただければと思って、転載させて頂きます。

世間では小沢首相になると検察審査会の起訴相当の議決による「起訴を免れる(逃れる)」ので許されないという意見があるが、これは全くの間違いだ。

「起訴を免れる(逃れる)」のではない。

「起訴を(首相を辞任するまで)延期する」だけだ(下記の読売の記事を参照)。

起訴相当の議決があっても首相が承認しなければ「起訴が延期」される。

これは、一国の首相にはやることがたくさんあって、裁判対策までやる暇はないので、起訴は首相を辞めるまで延期してくれ、というだけのことだ。

その起訴を延期する間、時効は停止するので、首相を辞めれば(又は首相を辞めて他の閣僚になっても新しい首相が起訴を承認すれば)、そのときから起訴される。

だから、小沢氏が首相になっても、「検察審査会の議決をないがしろにする」というような問題は全くない、と考える。

2010/8/26付け読売新聞の記事より

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100826-OYT1T00752.htm
以下引用

 国務大臣の起訴を巡っては、憲法75条が、首相の同意がなければ大臣の訴追はできないと定めている。

 この条文によれば、小沢氏が代表選に当選し、指名を受けて首相となった場合には、仮に東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と判断しても、小沢氏自身が同意しない限り、強制起訴されないことになる。憲法学者の間でも、「首相が自身の訴追に同意するとは考えにくい」との理由から、首相は起訴できないとの意見が強い。(中略)

 憲法75条は、国務大臣在任中は首相の同意がないと起訴されないとしているだけで、その間は時効の進行が止まり、辞職後に起訴が可能になると理解されている。このため、検察審査会が起訴議決した場合は、大臣退任後、裁判所が指定した弁護士が、議決に基づき起訴すると考えられる。
引用終わり

wiki B層 一番下に記載されているブロガーです。日本一新の会の発信する情報を「転載」させていただくことは可能でしょうか?毎日100人から300人の同志たちが覗きに来てくれていますので、貴方様のいくばくかのお手伝いになれるかもしれません。

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Profile

平野貞夫(ひらの・さだお)

-----<経歴>-----

1935年、高知県生まれ。
法政大学大学院政治学修士課程終了。
衆院事務局に入り、副議長(園田直)秘書、議長(前尾繁三郎)秘書などを経て委員部長となる。
1992年、参院高知地方区で当選し、小沢一郎と行動を共にする。
2004年、参院議員を引退。
以降、言論執筆活動に専念する。

BookMarks

-----<著書>-----


『坂本龍馬の10人の女と謎の信仰』
2010年1月、幻冬舎


『平成政治20年史』
2008年11月、幻冬舎


『虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実』
2006年9月、講談社


『ロッキード事件「葬られた真実」』
2006年7月、講談社


『公明党・創価学会と日本』
2005年6月、講談社

→ブック・こもんず←



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