本土決戦か、長期政権か
自民党4役と閣僚の顔ぶれを見れば、麻生派を除く8派閥のトップ・準トップが政権につき、派閥の総動員体制になった。
象徴的なのは、伊吹文明幹事長が「チーム自民党の力を最大限に発揮する」と述べたことだ。これは、チーム安倍に対するアンチテーゼで、安倍は「私の指示で」や「私の判断で」と言い、小泉も「小泉改革に反対するものは・・・」と言った。つまり、“1人称政権”だったものを、福田内閣では“自民党”という“総称政権”に切り替えている。
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自民党4役と閣僚の顔ぶれを見れば、麻生派を除く8派閥のトップ・準トップが政権につき、派閥の総動員体制になった。
象徴的なのは、伊吹文明幹事長が「チーム自民党の力を最大限に発揮する」と述べたことだ。これは、チーム安倍に対するアンチテーゼで、安倍は「私の指示で」や「私の判断で」と言い、小泉も「小泉改革に反対するものは・・・」と言った。つまり、“1人称政権”だったものを、福田内閣では“自民党”という“総称政権”に切り替えている。
退陣の原因は、体調不良による気力喪失でしょう。
そのなかでも明らかになったのは安倍さんの政治判断のまずさです。
総理のみならず政治家としての資質は2つしかありません。1つは、「政策を実現する能力」。もう1つは「政治判断をタイミングよく出す能力」。
安倍首相電撃退陣の理由として、与謝野官房長官は「総理は仕事と健康の両立に苦悩していた」と語り、健康面が辞任の理由の一つであることを明らかにしました。
そういわれてみれば、11日には報道各社のインタビューを1時間繰り上げ、公務を早退したばかり。永田では昔から政治家の病気は「風邪は癌、入院は危篤」と言われ、二木氏は以前から安倍首相の健康面の不安を指摘していました。
今回は、安倍首相の健康問題について二木氏が昨年11月に《ざ・こもんず》に寄せた文章を再掲載します。
(《ざ・こもんず》運営事務局)
■政治家と病気 ~大丈夫か安倍さん?~ (2006年11月25日)
朝日新聞が今月11、12日に実施した全国世論調査(電話)によると、安倍内閣の支持率は53%で、前回調査(10月)の63%から10%下がった。
また、安倍首相が自分の政治的な信念や考えを「あいまいにしている」は13%増の55%と、「きちんと説明している」の31%を大きく超えていて、安倍首相の説明不足に不満を感じている世論の様子が伺える。
各メディアにおいて、このままでは来年の7月まで安倍内閣はもたないのではないかという声も聞こえ始めているが、実はもう一つ不安材料がある。
それは安倍首相の健康問題だ。
麻雀をやらない人にはピンと来ない例え話だろうが、安倍首相は本当に下手クソな雀士だ。
① 回し打ちができない……配牌で「上がり役」を決めてしまう。組閣は「オヤの詰め込み配牌」みたいなものだが、麻雀は卓の流れで状況は変わる。それが駆け引きの面白さだが、安倍雀士は流れを無視。最初に「三暗刻」と決めたら、いい牌でもどんどん切っていった。場の空気が読めず、いくつかあった上がり目(政権浮揚)のチャンスを逃しつづけた。
②クソ牌を「裏ドラ」と信じる……仕事をする前に醜聞が発覚した閣僚がボロボロ出たのに、捨てられない。「女は産む機械」大臣や、「還元水」大臣を後生大事に抱えた。やがて大化けして役満になると思っていたらしい。最後は出来損ないの「七対子」。
③悪いツモ牌……松岡牌の後に赤城牌を並べたものの、役立たずどころか、上がり手を遠ざけた。しかも、ギャラリーが「それじゃ上がれないだろう」と言われて、放了後に捨てた。切るのが遅い。
結局、ハコテン!
今月27日に、新たな「詰め込み配牌」が決まるが、今度はどんな麻雀を見せてくれるのか。「戦後レジュームからの脱却」という上がり手は、もう読まれていますよ。
願わくば、安倍さんと一度、麻雀をやってみたい。下手な私でも勝てるかも……。
先週の火曜日(10日)に、北九州市で生活保護を打ち切られ、52才の男性のミイラ化した死体が発見された。
この男性は肝臓を患い生活保護を受けていたが、北九州市の担当者から「働く意欲があるなら働いてほしい」と言われ、4月から生活保護を打ち切られた。残された日記の最後のページには「おにぎりが食べたい」。
北九州市では生活保護を打ち切られた人が昨年と一昨年で一人ずつ死んでいる。
生活保護を考える際、北九州市のケースは象徴的だ。
安倍小学校には保健の先生がいない。永田町には〝身体検査〟という言葉がある。いうまでもなく、身長・体重を測るものではない。入閣予定者の身のまわりをチェックすることである。
検査のポイントは3つ。「金」「女」「黒い人脈」。
安倍政権が昨年9月に発足以来、この3つをクリアできない人がボロボロ出ている。
並べてみると・・・
22日に自民党からの出馬表明をした丸川珠代元アナ。記者会見では「私はこの国に生まれてよかった。この国に育てられてよかった」と、はやくも“安倍チルドレン”ぶりを発揮していたが、周囲の誰もが「そもそも、なぜ自民党なのか」とアキレ顔だ。
安倍首相は26日の施政方針演説で「戦後レジームを大胆に見直し、新たな船出をすべきときが来ている」と表明し、首相就任直後の所信表明での原点回帰路線を改めて強調した。
最重要課題に掲げる「教育再生」を前面に押し出し、「安倍カラー」で支持率続落を乗り切ろうということだろう。
24日には教育再生会議に「ゆとり教育」の見直しなどを盛り込んだ第一次報告を提出させ、教育3法案を成立させると言っていたが、教員免許の更新には愛国教育の指導ができるかどうかも含まれてくる。
これには、当然、教師からの反発がでる。
11月29日、いじめの社会問題化を受け、教育再生会議(野依良治座長)がいじめ問題への緊急提言をまとめた。
もともと安倍首相は、臨時国会において野党から「教育基本法の改正が行われれば、いじめ自殺や、やらせタウンミーティングはなくなるのか」との質問を受けて、「それと教育基本法とは別問題だ」と答弁していた。
つまり、教育基本法改正でいじめ自殺がなくならないということは、国会の中ですでに明らかになっているのだ。
2006年11月27日、永田町の星陵会館で行われた「団塊ネット“団塊世代を地方議会に送るネットワーク”発足決起(血気!?)集会」のパネルディスカッションの模様をダイジェスト版で配信します。
パネラーは、浅野史郎氏(元宮城県知事)、加藤紘一氏(自民党衆院議員)、残間里江子氏(メディアプロデューサー)、田中康夫氏(元長野県知事)、吉永みちこ氏(作家)、山田厚史氏(ジャーナリスト)、蓮舫氏(民主党参院議員)、司会は、《ざ・こもんず》ブロガーの二木啓孝氏\(^_^です。
2007年には、およそ700万人といわれる団塊世代の定年退職が始まります。
そんな団塊世代の人々が、これまでの仕事や人生で培ってきた経験を活かし、地方議員となって地方政治を活性化しようというネットワークを立ち上げました。
すでに、団塊地方議員として出馬の名乗りをあげる人が数人。
各パネラーたちが『出でよ!団塊地方議員』をテーマに熱く語ります。
小泉チルドレンの片山さつきと佐藤ゆかり両議員が、委員会の採決に欠席したり、河野洋平衆院議長が「本会議中に新聞や雑誌を読まないように」と注意をしたり。国会のタガが緩んでいる。
どうやら、国会内は「学級崩壊」のようになっているらしい。
ケシカランのは事実だが、では、議員が無遅刻・無欠勤であればいいのかと言えば、それは違う。
朝日新聞が今月11、12日に実施した全国世論調査(電話)によると、安倍内閣の支持率は53%で、前回調査(10月)の63%から10%下がった。
また、安倍首相が自分の政治的な信念や考えを「あいまいにしている」は13%増の55%と、「きちんと説明している」の31%を大きく超えていて、安倍首相の説明不足に不満を感じている世論の様子が伺える。
各メディアにおいて、このままでは来年の7月まで安倍内閣はもたないのではないかという声も聞こえ始めているが、実はもう一つ不安材料がある。
それは安倍首相の健康問題だ。
デモをしろとか、老人行動隊とか昔とった杵柄とか・・・。
そんな物騒なことは考えていません。(やれと言われればやりますが!!!)
あらためて、団塊地方議員のシンポジウムについてお知らせします。
公式には次のサイトをご覧あれ『団塊ネット事務局』(03-5228-2961)。
ほらね、おとなしいもんでしょう。
先週土曜日(13日)午後、東京・新宿「ネイキッド・ロフト」で行われたシンポ「人権派弁護士批判に答える」に行ってきた。これは安田好弘弁護士への急速なバッシングが何に起因しているのかをテーマにしたもの。安田弁護士はオウムの麻原彰晃の元主任弁護人だけでなく、光市の母子殺人の上告審弁護人、和歌山毒入りカレーの林真須美被告の弁護人、ヒューザーの小嶋進社長の相談人と、まぁ難しい事件の駆け込み寺状態の人だ。その安田氏が世間のバッシングを受け、さらにお上から狙われているという不気味な情報があって、「これは何だ?」というシンポだった。
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