「こう来るか」と思った今日(11日)の「スポーツ報知」。
「二木啓孝氏 参院選出馬へ」
「今月退社」
「新党日本から立候補濃厚」
この記事には本人が一番ビックリした。
確かに、私は今月をもって25年勤めた「日刊ゲンダイ」を退社する予定だ。
さしたる決意があるわけではないが、まぁ“取って出し”の日刊記者から、自由な立場になって(いや、これまでも十分フリーだったが)、“熟成吟醸”モノにでもトライしてみようかという軽い気持ちの退社だが、タイミングが悪かった。
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本日13時頃、松岡利勝農水相自殺のニュースが飛び込んできた。
日刊ゲンダイで松岡農水相の数々の疑惑を追いかけてきた二木啓孝氏は、この事件をどうみているのか?現時点での分析を聞いた!
(文責:《ざ・こもんず》運営事務局)
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続きを読む "<速報!>『松岡農水相自殺』を私はこう見る " »
●福島県会津若松市 母親殺害・遺体切断事件
私は、この事件を〝突飛な事件〟として位置づけている。〝突飛な事件〟とは、類似する事件が続発する可能性が低い事件のこと。一方、事件に社会的な構造問題が隠されている場合(たとえば「いじめ自殺」など)、報道などの影響によって類似した事件が連続的に発生することがある。だが、この事件ではそういった社会的な構造問題は見あたらない。
過去には被害者の首をチョン切る衝撃的な事件として、87年の宮崎勤による連続幼女殺害事件と97年の酒鬼薔薇事件があった。今回の福島の事件も含め、3つの事件は10年周期で発生している。ということは、福島の事件も10年に一度発生する〝突飛な事件〟として位置づけておかないととんでもないことになる。
報道では、逮捕された少年は中学時代は成績優秀の優等生で、福島県内トップクラスの高校に進学してから落ちこぼれたという。とはいっても、高校時代に落ちこぼれた人間全員が母親の首をチョン切るわけではない。
続きを読む "先週おきた3つの凶悪事件で思うこと ──福島県 母親殺害・遺体切断事件/大阪府 幼児メットイン死亡事件/愛知県 元暴力団組員籠城事件" »
原宿の公務員高級官舎に、政府税調の本間正明会長が愛人と住んでいたという週刊ポストの記事は、久々に週刊誌らしいスクープだった。
月刊文藝春秋の田中金脈研究以来(※1)、雑誌編集者の合言葉は「新聞は総理をつくり、雑誌は総理を潰す」である。そして、本間氏は会長を辞任した。実質、更迭である。
しかも、本間氏が辞任するまでの過程で安倍首相のチョンボが明らかになった。
なぜか安倍首相は世間の空気が読めない。事態が悪化することを見こせず「職責を全うしていただきたい」。塩崎官房長官も「手続き上に問題はない」というノーテンキ。
結局、辞表を出させる形で落ち着いたが、その会見でも「一身上の都合×13連発!!」。
世論の批判や自民党の声の大きさでブレることがわかった。
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10月31日、米中朝3カ国は6カ国協議を再開することで合意した。協議は、早ければ11月中にも再開される見通しで、北朝鮮による追加核実験の可能性も当面は減少しそうである。当然、日本は当事国として協議再開前に国会で北朝鮮問題を論議すべきなのであるが、なぜだか一向にその気配がない。少なくとも、安倍首相は、北朝鮮の核兵器が日本にとって、どの程度の脅威となりうるかを国会で説明する責任がある。にもかかわらず、国権の最高機関であるはずの国会が、この問題の集中審議をしないのはなぜなのだろうか。
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きのう(25日)、シンガポールから9日ぶりに帰国するはずだった村上ファンドの村上世彰氏(46)が搭乗名簿に名前を載せながらドタキャン。阪急HDとの阪神電鉄株の買い取り交渉が大詰めだというのに、この不可解な行動に様々な揣摩憶測が流れている。
阪神電鉄を巡る阪急側と村上ファンドの交渉は、今週末にも大詰めを迎える。帰国は交渉テーブルにつくためと見られたのに成田空港で待ち受けていた報道陣はもちろん、阪急サイドもビックリだろう。それで関係者からはこんな声がささやかれている。
「村上ファンド側の言い値は1株1200円から1000円(25日終値964円)まで譲歩している。しかし阪急側が1株800円の買い取りから一歩も引かない。村上氏は阪急側を焦らせようと帰国を遅らせた。こうなると、29日の阪神電鉄の株主総会まで株を手放さず、役員として乗り込むこともありうる。長期戦に突入しそうな雲行きです」(証券関係者)
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