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麻生内閣を解散に追い込む最後の手段

 麻生さんは意地でもこのまま首相を続けるのだろう。とはいうものの、支持率はどんどん下がっていく。与党内では当然「次は首相は誰か」といった話になってくる。ところが、次の人材はいないので、このままでは任期満了まで選挙が延びる可能性も出てきた。そのため、自民党内はすでに「党が下野するのは仕方ないが、私は当選したい」といった状況である。

 では、民主党はこの局面をどう打開すればよいのか。

 民主党内には、不人気の麻生さんにこのまま続けてもらえば選挙に勝てるという雰囲気があるようだが、そうではなく、ここは民主党の衆院議員全員が議員辞職届をまとめ、議長に提出すればいい。そうすれば議員の定数割れが一気におき、さすがに解散となるだろう。これが民主党に残っている最後の方法だ。

 なんといっても最近の民主党の悩ましいところは、与党を追求をすればするほど支持率は下がるものの、解散も延びてしまうことだ。かといって、麻生政権の追及をせずに「法案を早く通しなさい」と言うと、政府は4月に「大型補正の20兆~30兆を組む」と言い出す。その繰り返しである。

 これほど景気が落ち込んでいるのに、このままダラダラとこの政権が続くのはとんでもないことだ。であるならば、最後の手段で解散に追い込むしかないのではないか。よく国民の負託を得て当選した議員が自ら辞職するのはおかしいという議論がある。しかし、議員は辞職したあとにその是非を選挙で問えばいいだけだ。

 辞表提出のタイミングは、予算成立後である。

(構成:THE JOURNAL運営事務局)

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コメント (2)

おっしゃる事は理解できるし、もしそうなったら、そざかし胸のすく思いだろうとは・・・
TVタックルで同様の趣旨を政治評論家の三宅氏もおっしゃっていた。
たしかに、今なら予算通過後、辞職したとしても国民の批判は少ないだろう。
しかし、残念ながら、官房機密費などがない野党の悲しさ、次の4/20の政党助成金をもらわないと、選挙ポスターすら刷れないのではないか。
本当にカツカツしいですよ。

国民の意思とこれだけ乖離した政権というのも、昨今ではなかなかあるまい。
ここは是が非でも、引きずりおろす方策に打って出る以外になし。

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Profile

二木啓孝(ふたつき・ひろたか)

-----<経歴>-----

1949年、鹿児島県出身。
明治大学在学中から出版社勤務。
1979年、小学館「週刊ポスト」専属記者。
1983年、「日刊現代」入社。編集局配属。
1995年、編集部長。政治、企業事件、宗教問題をテーマに取材・執筆。
2007年、「日刊現代」を退社。現在、BS11編成制作局長。

-----<出演>-----

『インサイドアウト』
(BS11)
『NEWSゆう+』
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『おはようコール』
(大阪ABC)
『パックイン・ジャーナル』
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『アクセス』
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-----<著書>-----


『宗男の言い分』
2002年7月、飛鳥新社


『殺人心理』
2000年10月、アスキー


『永田町の通信簿』
1996年12月、作品社

『手に取るように政治が分かる本』
かんき出版

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